スジや袋は捨てちゃダメ?カラダにもっと美味しい「みかん」の食べ方

冬の果物といえば「みかん」。

一般的に言う「みかん」は「温州(うんしゅう)みかん」をさします。

正確にはミカン科のミカン属など数属の総称を「柑橘類」と呼び、その中の一種が温州みかん、その他にもさまざまな種類があります。

柑橘類の栄養やその特徴を知りましょう。

柑橘類に属する代表的な種を挙げると、温州みかん(うんしゅうみかん)、ポンカン、いよかん、清見(きよみ)、デコポンなどがあります。

これらは、旬、大きさ、色の濃さ、糖度などそれぞれ特徴があり、その種類は100以上にもなり、好みの種類を選ぶことができます。

一方、黄色の色味、爽やかで甘酸っぱい酸味、小袋が放射状に並んだような形状などは共通しています。

実はこの共通する特徴は、それぞれ栄養的なメリットをもたらすのです。

色素成分の「βクリプトキサンチン」

クリプトキサンチンはカロテノイドの一種です。

カロテノイドは赤や黄色の色素成分で果物や野菜に含まれます。

そのひとつであるβカロテンはがん細胞の分裂・増殖を防ぐ効果があることは広く知られています。

βクリプトキサンチンは、その効果がβカロテンの5倍という研究結果もあり、低濃度でも効果が大きいと期待されています。温州みかんに多く含まれています。

白いスジと袋の「ヘスペリジン」

ビタミンPとも呼ばれるポリフェノールの一種。

抗酸化作用や末梢血管を強くするため、血流を良くしたり、血圧の安定や動脈硬化の予防などに期待されています。

袋には実の約50倍、スジには約100倍も含まれています。

白いスジと袋の「ペクチン」

水溶性食物繊維。

腸の中で水分を調節し便秘解消や下痢を抑えるなど整腸作用があります。

また、一緒に摂った糖質や脂質の吸収を緩やかにして、血糖値や中性脂肪の急上昇を抑えるのに働きます。

袋ごと食べると、果肉だけに比べて約4倍も多く摂れるという報告もあります。

酸味の「ビタミンC」

風邪や感染症予防、抗酸化作用によるがんや老化予防、抗ストレス作用などに働きます。

ビタミンCは熱に弱く調理で壊れたり、水溶性のため尿に溶けて排出されてしまいます。

こまめに摂ることが重要なビタミンCを手軽に摂ることができます。

スジを一生懸命取ったり、袋から果肉を出して食べていませんか?

甘くてみずみずしい実にも、エネルギー源となる糖質、むくみや血圧の安定に働くカリウムなどの栄養素が含まれますが、健康維持に有効な栄養素を除いてしまうのはもったいない!

ぜひ、お好みの柑橘類をスジや袋ごと食べましょう。

執筆者:山本 ともよ(管理栄養士)

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アメリカ人は「I love you」を乱用しすぎ!と各国から批判

アメリカ人は「I love you」を言いすぎるー。確かにアメリカの映画やドラマなどでよく耳にする“I love you”ですが、恋人、友人、家族から、はたまた寿司やペットにだって使っているのです。一方で「I love you」を全く言わない文化というものもあります。そんなアメリカに、各国から批判の声が多く挙がっているようです。

ペットや寿司にまで使う“Love”の定義

米情報サイトAtlanticでは、「アメリカ人は“I love you”を言いすぎる?」という見出しで、寿司に、フットボールに、ベンジャミンフランクリンに対しても使う、アメリカ人の“I love you”(愛している)という言葉に対する価値観について説明しています。

アメリカでは “愛している”は高貴な言葉でもあり、価値の低い言葉にもなりえます。

愛を表現するということになると、アメリカ人は見境なくこのI love youを多用するとのこと。

2014年に中国の研究者が発表した研究によると、米国では“I love you”の使用が日常的な現象になってきたという報告がされています。

ペットやフェイスブックの友人に対して、あるいは電話を終えるときに謝る際など、さまざまな場面で使われているのです。

また、アメリカ人とアメリカで勉強する留学生をオンライン調査した2006年の研究では、アメリカ人の学生と比較して、留学生は恋人や親子のあいだで“I love you”という言葉を頻繁には使わないことがわかりました。

英語がネイティブではない言語の学生は、母国語よりも英語で“I love you”を使うとのことです。

心地よい愛情表現は文化によって大違い

先述した2006年の同研究では、異文化によって“I love you”の使い方や受け止め方が違うことが指摘されています。

【中国系アメリカ人の場合】

「私が帰宅すると、父はキッチンで私の食べたいものを作ってくれます。父がしてくれるのは、とても感動的で嬉しいことです。愛を口頭で表現しなくても伝わってきます。中国では、男性が家族の大黒柱です。女性は父親、夫、息子に従います。したがって、男性はとても支配的になります。男性の権力を示すために、彼らは“I love you”をそう簡単には言いません。なぜなら感情的だと思われるからです

【シリア系アメリカ人の場合】

「他の文化では“I love you”はもっと真剣で約束の言葉です。中東の女性はこの言葉を男性から聞くと、結婚を想像しますよ

【ポーランド人の女性の場合】

「親や妹に“I love you”といったら、彼らは心地よくないと思います。言葉に出して言わなくても、愛しているということはわかっています。言葉に出して言うのは夫や妻にだけですね。私は息子にこの言葉を言います。息子はここアメリカで生まれたので、英語で愛しているというのは私にとっても、彼にとっても言いやすいのです。ポーランド語ではいいづらいのですが

【ハンガリー出身の女性の場合】

「“I love you”ということは、自分をコントロールできずに感情を爆発させる人の弱さを表します。私のパートナーはアメリカ人ですが、彼の私に対する愛を言葉や言葉以外で頻繁に表します。彼は私のリアクションのなさに傷つきます。それが彼に取って重要なことであるということを理解するまで4年かかりました。彼に言わせて、私もそれに答えるようにしています。英語は私の言語ではないので、“I love you”ということはなんの意味もないんです。ハンガリー語では、絶対誰にも言いません。最近では状況が変わりつつあります。きっと30年間たったら、テレビでは“I love you”しか聞こえなくなるんじゃないかなと思います。米国に留学してからというもの、父はメッセージを送ってくるのですが、文の終わりに“I love you”を入れてきます。母も同様に。これは私の家族にとっては革命的なこと

人種や文化によって、 “I love you”というものに対する捉え方がこれだけ違う、ということがわかりましたが、この背景には米国の文化人類学者エドワード・ホールが提唱した「高文脈文化」と「低文脈文化の影響があるようです。

高文脈文化のコミュニケーションでは、“実際に言葉として表現された内容より、言葉にしていないのに相手に理解される内容のほうが豊かな伝達方式である”という考え方であり、低文脈文化のコミュニケーションでは “言葉に表現された内容のみが情報としての意味を持ち、言葉にしていない内容は伝わらないとされる”ようです(Wikipediaより)。

ちなみに、日本語は高文脈文化に属します

2010年の研究では、米国における愛の宣言の広がりは感情的な寛容さと結びついており、この傾向は最近になってからで、1960年代のラブフェストや、フェミズム運動の影響もあるかもしれないということです。

各国から批判の嵐

これについて、ネットユーザーからは、さまざまな反応がでています。 

「ヨーロッパでは、アメリカ人はいつでも笑顔過ぎる、と思っているよ」

「イギリス出身なんだけど、友達が電話の最後に“愛してる”っていってくるんだけど、寒気を覚えるよ」

「テレビの番組や映画で登場人物が“I love you”を子供、親、恋人、妻、夫、友人にいつでも言っているんだけど、とてもゾッとしちゃうよ。言葉ではなく、行動で示せって思うんだよね。本当に誰かを愛してるなら、彼らはその言葉を聞かなくても感じるもんだよ。私は親にそんな馬鹿げたハリウッドのクソみたいなことは言わないよ。ほとんどのアメリカ人は“I love you”を使いすぎて、その言葉を殺したも同然だよ」

「僕らイタリア人だって同じ意味の言葉をイタリア語では言わないよ、アメリカ人ほどにはね。アメリカには“愛のインフレ”があるんだ。本当に心から愛していると言ってるのかって思っちゃうよ。これよりもウザいのが、知らない人からの“How are you today?”っていう挨拶。別にご機嫌いかが?なんて思っていないのに、彼らはとにかく言うんだよね」 

「その“愛のインフレ”って最高だね! 言葉は多いが、意味がない」

「確かにアメリカでは使い過ぎだよね。偽善的というか信用できないよね」

このように、各国からアメリカ人に対しての不満の声が大集合。

世界の人たちがこのように感じていたなんて、意外でした。

日本も「愛してる」を言わない国だとは思いますが、ハンガリーほどではないような気もします。

みなさんは「愛してる」と言っていますか? 

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Source by: Atlantic

文/MAG2 NEWS編集部

【書評】アインシュタインも明言した「バカな奴は成功する」理由とは

当然ですが、「バカ」と言われるとムカッときますよね。でも、「それが褒め言葉になるんだ」という本が今回の『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介されています。タイトルの勢いにちょっと驚きますが、中身は珠玉の言葉たちでいっぱいです。バカ、大いに結構!

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「バカ?」と言われて大正解』リッチー・ノートン、ナタリー・ノートン・著 パンローリング

こんにちは、土井英司です。

長く書評をやっていると、「どうしてこんなによい本がこんなに売れていないんだ?」と驚く本にしばしば出会います。

その多くはタイトルが間違っていたからで、事実、本田健さんと土井が絶賛していたにもかかわらず絶版となった「箱」は、「自分の小さな『箱』から脱出する方法」と改題されてから20万部を超えるベストセラーとなり、最近ではラグビー選手の五郎丸歩さんも絶賛し、話題となっています(ちなみに、装幀家の寄藤文平さんは、「これまで装幀した本の中で一番面白い本かも」と述べています)。

※参考:「自分の小さな『箱』から脱出する方法

編集者にとっては苦い思い出でしょうし、事実タイトル付けは本当に難しい作業ですが、それでもよい本が売れないのを見ると、胸が痛みます。だからこそ、そんな本に出会ったときは、声を大にしてその良さを伝えたい。それが書評家の務めでもあると思うのです。

ということで本日ご紹介する1冊は、「『バカ?』と言われて大正解」。アマゾンでダウンロード数トップを飾った電子書籍『Resumes Are Dead and What to Do About It』の著者であり、人気ブログ「Start Stuff」の作者でもあるリッチー・ノートンとその妻が、「バカげたアイデア」を実行して成功した偉人たちのエピソードや言葉を集め、充実した人生を歩むためのヒントを示しています。

本書によると、

偉大な成功には共通点がある。それは「バカバカしさ」だ

そして、愚か者が成功する理由として、アインシュタインがこんな言葉を残しています。

天才と愚か者の違い、それは、天才には限界があるということだ

(アルバート・アインシュタイン)

われわれの多くは、本当はリスクを冒してやりたいことに挑みたいのに、その挑戦を避けて一生を終えてしまいます。それは「後悔する人生」であり、その後悔する人生を送る人には、共通の言い訳がある。それが、以下の3つです。

  1. 時間が足りない
  2. 必要な教育も受けていないし、経験もない
  3. 十分な資金がない

本書では、これら3つの言い訳を退ける考え方が示されており、成功した偉人たちのエピソード、言葉がそれに説得力を添えています。

自信がなくても、あるように振る舞う。これで交渉は格段に上手くなる

あなたは交渉が得意ですか? 「いや、ちょっと苦手で…」という人は、相手から想定外の質問を投げかけられると答えに詰まってしまい、いつの間にか不利な立場になってしまうことがよくあるのではないでしょうか。無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では、どのような状況でも自信をもって交渉を行う方法をご紹介。このポイントをつかんでおけば、ビジネスでもプライベートでも、交渉ごとが上手くいくこと間違い無しですよ。

無駄なことでしょうか?

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

ビジネスやプライベートで交渉することが多いと思いますが、慣れていないと、自信のなさが表に出てしまうことがあります。そんな時は、どうしたら良いでしょうか?

交渉に臨む際は、なるべくなら相手に触れてほしくない、こちらに不利な情報都合のよくない事実があるものです。このような場合、その事実があることそのものによる不利もさることながら、そのことが頭を離れず、不安な状態、自信があまりない状態で交渉に臨むことにより、交渉をより不利な状況にしてしまうことがあります。

自信がないことが相手にわかってしまうと、相手は強気になります。強気な相手には、許容できるレベルまで相手に譲歩してもらうことができず、最終的に自分が譲歩するしかなくなる危険性が高くなります。

交渉上手は、相手の細かい変化に敏感です。口調や表情、しぐさ等を細かく観察し、相手の心理を読んでいます。自信の無さが外見に出てしまう人は、交渉家としてのレベルが低いと言わざるを得ません。

私は25歳で弁護士になりましたが、当初はベテランの弁護士等が交渉相手となった時、この自信の無さが伝わってしまい、芳しい結果が得られないことが多くありました。今回は、その経験から学んだ、どのような状況でも自信をもって交渉を行う方法を紹介します。

まず1つ目は、言うまでもないことですが、交渉の事前準備を怠らないこと。自分が弱い部分には目をそむけたくなるものですが、ウィークポイントこそ徹底的に洗い出し、調べつくさなくてはなりません。

そして、交渉上手であれば突いてくるであろうポイント、投げかけてくるであろう質問を想定し、1つ1つ答えをシミュレートし、あらゆる問答が想定内といえるようにします。

しかし、どんなに準備しても、交渉の現場では、「うっ」とうろたえるような、想定外の言葉があります。そこで、様々な想定外の出来事にも動じず、表情やしぐさに出さないために重要なことがあります。

それは、「自信がなくてもあるように振る舞う」ことです。

しかし、それは単なる「演技」や「ハッタリ」ではないことに注意してください。取ってつけたように自信満々であるかのような演技をしても、経験値の高い人にはやはりバレます。

重要なのは、実は交渉をしている時以外の生活です。仕事だけではなくプライベートでも、1日中自信があるようにふるまうことが大切です。そうすると、心にはある変化が生じます。

心理学には、不協和解消理論というものがあり、心と行動が矛盾する行動をした場合、その矛盾を解消しようと、心が外面について来ます。

良い意味で自信家であることは、成功するビジネスパーソンが共通して持つ資質でもあります。もちろん、一朝一夕にできることではありませんが、普段の生活から言動を見直してみるとよいかもしれません。

「確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動せよ。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる」(ゴッホ)

今回は、ここまでです。

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赤を好む妻と白を好む夫。2人の落とし所はなぜピンクではないのか?

結婚をすると、相手と自分には「第3の個性」とも呼べる新しい個性が生まれます。この第3の個性をどう扱っていくかで結婚生活は変わっていく、と語るのは、プロの算命学鑑定士でありながら元科学者、投資家、翻訳家など様々な顔を持つ、磯野はまぐりさん。自身のメルマガ『占い中毒にご用心』の中で、この第3の個性について興味深い話を紹介しています。

結婚の相性

様々な個性の組み合わせで成り立つ個人全体の個性。そんな2人の個性をさらに組み合わせると、そこには第3の個性が生じます。

もちろんそこに第3の人間は存在しませんが2人が結婚して作る新しい家庭にはこの第3の個性が生まれることになるのです。これから2人はこの第3の個性と一緒に生きて行くことになります。子供ができればその子はこの第3の個性に影響を受けて育っていくことになるのです。

結婚生活がどのようなものになるかは、この第3の個性を2人がそれぞれ、どう扱っていくかにかかっているのです。

家庭の個性

第3の個性とは、本来は存在しない個性です。2人の間に産まれたヴァーチャル個性です。がしかし、それは確かに存在します。

独身の頃は好きにできたことも結婚すると、すべてが同じようにはいきません。なぜでしょう?

今までの自分とは別に配偶者としての役割があるからです。これには家庭における現実的な役割と宿命上の目には見えない役割があります。

そのような役割を果たすためには自分の好きなようにはできないことが色々とでてきます。心のありようも影響を受けます。そしてこのことは、相手にとっても同様です。

こうして2人がそれぞれの役割を果たすことでなりたつ家庭は◯◯家として、親戚や、ご近所さん、そして時には仕事仲間をはじめとした社会とかかわっていくことになります。そのときのあなたは、ご自身の個性よりも、第3の個性をより強く出しているのです。

赤と白で緑

第3の個性の中で生活していていままでより楽に生きていける人もいれば、どうもどこか息苦しい、と感じる人もいます。

配偶者の影響でしょうか? ご本人と配偶者の宿命、そしてそこから生じる第3の個性の影響です。

色の好みで例え話をします。私は赤が好き、ボクは白が好きだからきっと、第3の個性はピンクが好きなはずだというような、単純なことではないのです。

この状況で、第3の個性は緑色を好むかもしれません。だから、ピンクを選ぶことで対応しようとしても上手くはいかないのです。

そして…私はできるだけあなたにあわせるように妥協している! と主張しても、理解しあえないことがおこり得るのです。

お2人の宿命と結婚した時期を観ると「緑色」がどういう色かが見えてきます。

私は赤が好きだけど、2人一緒なら緑にしましょう。

ボクは白が好きだけど、2人一緒なら緑がいいね。

という「落としどころを探し出せるのです。

ところで、なぜ赤と白でピンクにならないのでしょう?

甘利氏のTPP交渉は「本物」だったのか?公開された条約文でわかった恐怖

2月4日に署名式が行われ、発効にまた一歩近づいたTPP。国内メディアは好意的に報道していますが、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』ではこの協定を「アメリカ流のグローバリゼーションを唯々諾々と受け入れ、日本国民からの富の収奪に手を貸すだけ」と手厳しく批判しています。

タフ交渉を自賛する甘利氏が残したTPPの恐怖

2月4日の署名で条文が確定したTPP協定。日本語の仮訳が出たので目を通した。付属書を含め3,000ページ近くもあるうえ、やたら言葉の定義や、同じような文言ばかりで、読むのがおそろしく苦痛だった。

くらくらする頭に、口利き疑惑で辞任した甘利明の顔がちらついた。昨年10月5日、TPP交渉の大筋合意にこぎつけた甘利担当大臣はアトランタの会場で大口をたたいていた。

「米国に対してモノを言えるのはやはり日本が一番なので、かなり私も直接に色々なことを申し入れたし、それはある部分、他の国を代表している言葉にもなった…」

先日のテレビ番組で、御用コメンテーターが「甘利さんの交渉がみごとだったので口利き疑惑が発覚しても内閣支持率は下がらない」などと語っていた。甘利は、ほんとにタフネゴシエーターだったのか。彼を交渉の立役者と呼ぶほど、TPPは日本にとってありがたいものなのか。

政府はTPPによる経済効果をこう分析している。

「TPPが発効し、その効果により我が国が新たな成長経路(均衡状態)に移行した時点において、実質GDP水準は+2.6%増、2014年度のGDPを用いて換算すると、約14兆円の拡大効果が見込まれる」

だが、この14兆円の経済効果がいつになったらもたらされるのかとなると、政府は答えを持っていない。言い換えると、「新たな成長経路」に移行する時点について見通しが全く立っていないのである。

2月4日の衆院予算委員会で民主党の緒方林太郎が石原担当大臣にこう質問した。

「いつTPPによる14兆円の増収効果があるのか。米国の車の関税がゼロになってからだとしたら、30年以上も先になる」

これに対し石原は「時間軸を設定していないモデルです」と繰り返して、煙に巻くばかり。新入りの大臣にして、この厚かましさである。安倍内閣の閣僚たちはみんな、親分に倣うようだ。

どうした日銀? 今や日本人にも信じてもらえぬ歴代総裁の影響力

就任当初こそ思い切った政策で話題を集めたものの、その後は今回の「マイナス金利」を含めパッとしない日銀黒田総裁。無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』では、昭和の日本を動かした日銀総裁2人に焦点をあて激動の時代を振り返りながら、現在の日銀の問題点を探ります。

どうした日銀!? 統治力の疑問が残る総裁の力

日銀の「マイナス金利」導入が始動。この政策導入決定発表後から株価が乱高下したり、果たして効果があるのかということが言われている。どちらかというと今のところ必ずしもプラスの効果ではなく、「黒田氏は本当にどうしたのか? 黒田氏は大丈夫なのか?」という声もある。それと同時に「マイナス金利政策」を決定した際の日銀政策委員会の票は5対4とギリギリで可決しており、「ちゃんと日銀の中を統治できているのか」という声もあり心配になってくる。それが消費が増加しないことにつながっているのではないかという思いもあるので、ここで日銀総裁の歴史を中心に紐解いてみたい。

一番印象に残っている日銀総裁

日銀総裁で一番印象に残っているのは「一萬田尚登(いちまだ ひさと)氏」。戦後直後1946年(昭和21年)から54年(昭和29年)の10年近く日銀の総裁を務めた。これほど長期で総裁を務めた人はいないが、謹厳実直な顔をして、恐そうな感じでいかにも「日銀法王」と言われるような人だった。ローマ法王に例えられるほど権力をもっていた。なぜ権力を持っていたかというと、当時戦争直後でおカネが不足しており、日銀が許可を出さないと銀行もなかなか貸出ししなかった

日銀法王と川鉄の闘い

その中で今もなお語られているエピソードだが、川崎重工業の元にあった川崎製鉄が念願の高炉を千葉県に建設しようとした際、当時の西山弥太郎社長は何カ月もかけ金融界、製鉄業界、通産省(現・経済産業省)、千葉県などの関係部署の合意をとりつけていた。最後は「日銀法王」の許可だと一萬田氏を訪問すると、有名な「資金は今ない。川鉄だけに巨額の融資をするのはムリ。どうしても借りると言うなら、工場用地にペンペン草をはやしてやる」という言葉を言われ、日銀の力はそれくらいすごかった。

マッカーサーとも渡り合う

最終的には政治的なこともあり認可されるが、それくらい日銀総裁の力は強かった。それと同時にマッカーサーともやりあった人である。戦後直後の占領化、マッカーサーを訪問し「日本は資金不足で苦労している。日本経済の実情を言うから、私の意見を聞いてくれ。気に入らないことがあったら聞き流しても結構だ」、「今、日銀はインフレを無くし通貨を安定させ、貯蓄を推進させることによって日本を成長させたい。かつてのドイツのようなハイパーインフレのようにはしたくない」ということを述べた。マッカーサーとサシで話合ったということも一萬田氏が実力があるといわれた背景にあった。物事をはっきり言うのでマッカーサーと信頼関係を築き、謹厳実直で怖い顔だったので恐いという印象を世間にも与えており、名実ともに実力があった

入浴中の死亡率は交通事故の5倍。覚えておきたいヒートショック防止策

入浴事故で亡くなる方の数が増えています。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』では、中村獅童さんのお母様の命も奪ったこの「ヒートショック」について詳しく解説、命を落とさないための4つの防止策を紹介しています。

ヒートショック:入浴中の死亡率は交通事故の5倍

ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が大きく変動することによる健康被害のことです。シニアの人や高血圧、糖尿病、脂質異常症の方のリスクが高く、入浴時に急激な血圧低下により失神、死亡するケースはヒートショックの典型的な例です。冬場が特に危険で、夏の時期のおよそ11倍に急増すると云われています。

さて、つい先日に発表された秋田市消防本部の調査によると、2014年までの3年間、秋田県内の入浴事故による死者は毎年200人を超え、交通事故死者の5倍近くに上っているそうです。県内全13消防本部の統計をまとめたところ、県内では2012年に226人、13年に224人、14年に206人が入浴事故で死亡しました。

また、秋田市では15年188件の入浴事故が発生し、38人(うち65歳以上は34人)が死亡、死亡事故の約6割は11~2月の厳寒期に発生しているということです。

お風呂につかっていて意識を失い、そのまま死に至るケースが多いそうで、「気持ちよく、スーッと意識が失われてしまう」ため、症状が現れたときにはすでに自分で助けを呼べない状態になるのだそうです。

同本部は、体調が悪いときや飲酒したときは入浴を避けるなど、自分の身は自分で守ることを意識してほしい、と呼びかけています。

具体的な防止策としては、

  1. 脱衣所と浴室内を暖かくする
  2. 湯船につかるのは10分以内
  3. 湯の温度は41度以下に設定
  4. 入浴前後の十分な水分補給

──などが有効だそうです。皆様くれぐれもご注意ください!!

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あのプリンスが自ら公開したパスポート写真がアフロすぎる

世界的スターのプリンスのパスポートが公式ツイッター上で公開されました。偉大なアーティストのパスポート写真にメディアやファンからは称賛の声が聞こえてきます。

さすがプリンス、パスポート写真もかっこいい

アメリカを代表するミュージシャンであり、世界的スターのプリンス

彼の公式アカウントで、彼のパスポート写真を披露して、世界で話題になっています。

そのパスポート写真がこちら

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image by:公式ツイッター@Prince3EG

情報サイトのE Onlineでは、「プリンスのパスポートはあなたの想像通り」という見出しで、ニュージランドとオーストラリアのツアーでパスポート写真が必要だったことを報じています。

ビルボードは「プリンスのパーフェクトなパスポート写真を覗いてみよう」というタイトルで、「彼のパスポートは本当に信じられないくらい欠点がなくパーフェクト」と称賛。


一方、米CNNは「プリンスは平凡なことは決してしない

そして今回のパスポート写真も」としパスポートを解説。

肌については「60歳近い男性の肌とは思えない。このしなやかな肌、ユニコーンの特製美容液を使っているのかも。すべての人たちの希望と夢だ」とし、眼差しについては「だれも悲しませることはないこの男から、完璧な平穏と伝説を感じる」と分析しています。

ファンからも様々な反応がでています。

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「なんてグラマラスなんだ。安全な旅を祈ってます」

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「そのアフロは本当素敵だよ、プリンス」

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「なんでそんなに天才で、才能に溢れ、そしてプリティーなんだ。神様がすべてをあなたに与えたの?フェアじゃない!」

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「すべてが素敵すぎる」

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「これまでに見たことないくらいクールなパスポート写真だよ!」

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「初めて見た時からあなたはセクシーだった」

ローリング・ストーン誌「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にも選ばれ、アルバムやシングルの総売上が1億5000万以上超えるビックスターのプリンスは、パスポートの写真でもスター性が溢れ出ていますね。

Image by: Northfoto / Shutterstock.com

Source by: 公式ツイッター@Prince3EG, E Online , ビルボード, CNN,

文/MAG2 NEWS編集部

スーパーの売れ残りは貧しい人に寄付、フランスで義務化。日本は?

今年の節分、売れ残って大量に廃棄される恵方巻きが話題になった。同じ2月3日、フランスではスーパーなどの小売店で食料品の廃棄を禁止する法律が可決された。この案を通そうと奔走した人物は、ゆくゆくは欧州連合にまで広げたいとしている。

下院も上院も満場一致

フランスのこの法律は、消費期限や賞味期間が切れた食料品の廃棄を禁止するもの。2015年12月に、下院にあたる国民議会で満場一致で可決され、上院でも2月3日、同じく満場一致で可決されて法律として成立した。売り場面積が400平方メートル以上のスーパーは、食料品を廃棄せずに寄付する契約を慈善団体と締結しなければならなくなる。さらに、「食中毒防止」として廃棄食品に漂白剤や水をかけるなどの慣行があったが、こうした処置も禁止となる。この処置は表向きには食中毒防止とされていたが、実際は廃棄食品が漁られるのを防止するためだったと言われている。今回成立した法案に違反した場合、最大3750ユーロ(約48万円)の罰金となる可能性がある。

まだ食べられるのに廃棄される食品は「食品ロス」と呼ばれる。こうした食品を引き取り、食べ物に困っている人たちに配る組織は「フードバンク」と呼ばれる。フランスのとあるフードバンクの代表者が英ガーディアン紙(2月4日付)に語ったところによると、フランスでは法案成立前から、スーパーが食料品をフードバンクに寄付する流れがあった。しかし集まる食品の栄養バランスは偏りがちで、肉や野菜、果物といった生鮮品が不足していた。そのため、今回の法案でこうした不足をまかなえるようになると期待しているという。さらに、食品の品質が上がりバラエティも増えるだろうとしている。

本法案を可決させるために奔走した議員は、「次のステップは、この法律を欧州連合全域にまで拡大するよう、オランド大統領に依頼すること」という。さらに、スーパーのみならず、レストラン、パン屋、学食、社食での食品ロスにも取り組んでいきたいという。

英は食料廃棄新案審議中。米は後ろ向き?

同紙によると、イギリスではサプライチェーンでの食品廃棄を減らすために、政府と小売業者が自主協定を結んでいるが、目標値などはなく法的義務もない。しかし英議会には現在、食料廃棄を削減するための法案が出されており、今年3月にさらに詳細がつめられる予定だ。

一方でアメリカでは、米版ギズモード(2月5日付)によると、毎年、製造された食品の40%が食べられずに終わるという。2010年に廃棄された食品は467億ドル相当で、そのほとんどが、腐るどころか賞味期限が過ぎてもいなかった。しかしフランスのこの新案が最初に仏下院で可決された2015年5月、29日付けの米雑誌アトランティックは、アメリカはフランスのようにはいかないと主張していた。アメリカにはすでに、かなりしっかりとした食品寄付の制度が存在するというのだ。例えば同国最大の食料支援組織フィーディング・アメリカは、年間4,650万人に食事を提供している。また、食品を寄付する税の優遇措置がすでに存在している。さらに、例えば寄付された食品を食べた人に害があった場合でも、善意から寄付した場合は寄付した者は罪に問われない「善きサマリア人の法」もある。アトランティックはまた、アメリカ農務省の職員の話として、安全で体にいい食べ物を届けるための物流は非常に難しく、わずかばかりの食料を無駄にしないために高価なシステムを構築しても、誰にとっても利点はないという考えを紹介している。

「もったいない」は日本のお家芸だが……

それでは日本の状況を見てみよう。日本には、2000年に施行された食品リサイクル法が存在する。ただしこれは、フランスのように食品ロスを貧しい人たちに寄付することを目的にしたものとは異なり、食品廃棄物の排出を抑制したり、出た廃棄物を飼料や肥料、油脂製品などに加工して活用することを目指すものだ。

また、フードバンクは日本にも存在し、寄付した場合に税制上の優遇措置がある。しかし設立されるようになったのは2000年以降など、1967年に世界に先駆けてフードバンクが設立されたアメリカと比べるとかなり遅い。日本のフードバンクは通常、集めた食品を児童養護施設や福祉施設などに配ったり、炊き出しに使ったりするという。ただ組織によっては、消費期限や賞味期間が切れた食べ物や生鮮品は受け付けないというフードバンクもある。

消費者庁では、食べ物の無駄をなくすプロジェクト「食品ロス削減国民運動」が立ち上げられている。消費者庁によると、日本では年間500万〜800万トンの食品ロスが発生している。その約半数が一般家庭から出るため、このプロジェクトは「もったいない」を合言葉に、その削減に取り組んでいる。

というように、日本では食料廃棄を削減したり活用したりするための制度はわりと整備されているように思える。しかし冒頭の恵方巻きの大量廃棄で見られたように、まだまだ膨大な量の食品が捨てられている現実も存在し、取り組みが十分とは言えないかもしれない。

ところで、消費者庁の「食品ロス削減国民運動」によると、現在世界では約8億人が栄養不足の状態にいる。ここでは国内の数字には触れていないが、この「栄養不足の人たち」や「貧しい人たち」は、遠いよその国のことだろうか?米中央情報局(CIA)によると、「貧困線」以下で暮らしている人の割合は、日本の場合16.1%。フランス(8.1%)やアメリカ(15.1%)と比べて高い。同じアジアの国と比較しても、中国(6.1%)、韓国(14.6%)とやはり高い。フランスとは気候や湿度が異なる日本では、食品ロスをそのまま食品として活かすことは衛生上難しい点も多くあるかもしれない。しかし食べられない人がいるなか、「もったいない」の言葉を生んだこの国で、大量の食品が廃棄されていく現状にできることは他にないだろうか。

(松丸さとみ)

 

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