一億総リモートワークで浮き彫りになった「情報弱者」が生まれる構造

リモート社会を見据え、昨年4月から埼玉と名古屋、新潟を結んだ「遠隔講義」に取り組み、手応えと課題を感じてきたシャローム大学校の引地達也さん。その最中に起こったコロナ禍による急激なリモート化は、恐れていた「情報弱者」を生む構造になっていると、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で訴えています。引地さんは、インクルーシブという概念などなく「健常者」中心になってしまう日本社会の問題を認識すべきと論じています。

リモート社会は「高速道路」情弱化リスクは誰にでも

8月16日に名古屋で予定されていた全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会の実践研修講座はウエブでの開催となった。私も登壇者として「遠隔授業を通した学びの連携」と題した発表を行ったが、その中身は新型コロナウイルス前から始めた新潟と名古屋と埼玉を結ぶ遠隔授業から出発したリモート講義の実践と、現状を受けての可能性、その「危惧」であった。

コロナ禍前に始めた遠隔授業はウエブ上でのテレビ会議システムの機能が充実し、静かにテレビ会議が浸透していた時期に、要支援者の福祉や教育の活動の中でもリモートでのコミュニケーションの手法を学び、テレビ会議が一般化する際には「情報弱者」にならないようにとの目標も掲げて始めたものだった。

そして起こったコロナ禍によるリモート社会。怒涛のようなリモート会議、リモート授業、リモート飲み会、リモート出演、リモート討論など、一億総リモート化社会にあって、やはり、ますます障がい者が「情報弱者」になる構造が浮き彫りになり始めている。

この社会、とりわけ日本社会は「健常者」中心に設計されており、その中心円の中にインクルーシブという概念はなく、健常者以外は周縁に置かれてしまう体質にある。だから、リモート社会の始まりとともにその様式が浸透していく社会は、マイノリティを置き去りしてしまうのにためらいがない。これを私はアスファルトに舗装された真っすぐに伸びた道路のような社会であるとの説明をしている。

アスファルトは走ってスピードを出すには申し分のない環境である。人の能力さえあれば、どんどん効率性も生産性も上がる道。ただし、条件がある。それは必要な道具があること。車両ならば、エンジンの性能やタイヤの質がスピードに大きく影響を与えるし、歩行者であれば走り易い靴を履かなければ、不便極まりない。サンダルではスピードはでないし、裸足でアスファルトの道を行くには、現代人の足はあまりにも貧弱だ。

このアスファルト社会は靴を履かない人、持たない人を自然と排除することになる。それが今、「情報弱者」に起こっているのだと思う。

インクルーシブ教育の概念は静かに関係者の中で取り組まれているが、生産性を高めようとするマジョリティの築く道は、「誰もが」通りやすい道として提示しているのかもしれないが、それが「心地よい」かは別問題であるし、その通りやすい道でさえ不親切な構造であることを再度認識する必要があるだろう。

中国・習近平体制に赤信号か?「政敵粛清」に見えた焦りと危うさ ほか3本

中国の習近平国家主席が政権に不満を抱いている勢力に対する排除を行っています。米中対立が加速している中、党と軍に吹き荒れる激しい粛清の嵐。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、激しい党内闘争は習近平政権の行く末を危うくしていると分析しています。その他、秋元司議員逮捕で揺れるIR計画、未だオンラインのみの大学授業、次期米大統領候補のバイデン氏の話題も。

「危うい習近平政権」ほか、新聞各紙の報道を比較(8/21)

【ラインナップ】

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…秋元議員を逮捕
《読売》…秋元衆院議員 逮捕
《毎日》…秋元議員を逮捕
《東京》…藤井2冠

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…英語民間試験 コロナで混乱
《読売》…IR計画 暗礁
《毎日》…クラスターすぐ全検査
《東京》…王位戦 4局のドラマ

【プロフィール】

*きょうのテーマは「危うきものたち」です。立憲民主党と国民民主党が合流する「合流新党」は十分「危うきもの」ですが、きょうに関しては“次点”ということで(笑)。

■危うき習近平体制■《朝日》
■カジノ計画の蹉跌■《読売》
■危うし!知の未来■《毎日》
■バイデンという選択肢■《東京》

危うき習近平体制

【朝日】の記事に見える「危うきもの」は中国の習近平体制。9面国際面に気になる記事。見出しから。

中国公安部 また粛清
今年3人目 政権不満勢力を排除か
習氏の求心力に影?

中国で、公安当局の幹部が相次いで粛清されている。反腐敗キャンペーン中で失脚させられた周永康氏(元政治局常務委員。無期懲役)の影響力が残っていて、次々に排除されている形。

今、取り調べを受けている上海市副市長兼公安局長で3人目。3人には、周永康氏の部下の部下という共通点。

朝日が取材した党関係者によれば、摘発は「今なお周氏を支持し、現政権に不満を抱く勢力がいるため」で、今年4月にも公安省内では「組織から徹底して周永康の毒を取り除け」と発破が掛けられたという。

●uttiiの眼

習近平体制は、周永康に対する独裁という意味合いもあるのだろう。共産党内部の激しい党内闘争の一端を見せられているように感じる。

周永康氏の汚職が「冤罪」ということはなさそうだが、逆に言うと「汚職」だけなら、周永康氏が摘発されたあとも信奉者が残っているのは理解しにくい。どっちもどっちの「勢力争い」という印象が拭えない。

このようなガタガタした状態が続けば、22年の次期党大会で習氏がトップの座に留まれるかどうかが焦点だという《朝日》の分析は非常に興味深い。

「深まる米中対立に加え、深刻さを増す香港情勢、インドなど周辺国との摩擦など難問が山積。新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を回復軌道に戻す手腕も問われる」という。

最も重要なのは「経済」に違いない。そのためには米中対立をどう軟着陸させるのかも重要。その点では米国大統領が誰になるかという要素も大きいはずだ。

私の恋人はサイコパス?尽くすと人生が台無しになる危険な男を見抜け

あなたは「サイコパス」という言葉をご存じですか? 「サイコパシー」は、反社会的人格の一種を意味する心理学用語ですが、そのような性質をもった人のことを「サイコパス」と呼びます。恋愛や人生で成功する方法を指南するメルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』の著者・マキトさんが、そんな「サイコパス」について解説。その特徴や考え方について具体的な例をあげながら、彼らとの付き合い方についても指南しています。

サイコパスはぜ善人嫉妬するのか

マキトです。今回は、あサイコパスの気持ちを「バーチャル体験」していただきます!

あまり知られていませんが、サイコパスとって最大の快感とは、

「善良人を苦しめ、人生を台無しすること」

です。( ̄Д ̄;)

彼らは、ほとんど無差別他人迷惑をかけますが、こと善人対しては意識的狙い撃ちし、人格と人生を破壊しようとします。

普通人の脳は「善悪」「損得」「好き嫌い」、この3種の物差しがありますが、サイコパスの脳は、このうち「善悪」の物差しが存在しません。

損得と好き嫌いが判断基準の全てです。まさ爬虫類レベルですね。

つまり、彼らの中で純粋善意どフィクションすぎいのです。何しろ生まれてから一度も実感することができいのですから。

一応、サイコパスも表面上は善良ふるまいますが、それは、あくまで損得計算よるものです。

彼らは善良人を自らの物差しでしか評価できません。

純粋善意で行動する人々は自然周囲から感謝され、尊敬を集めます。

しかし、サイコパスとって全ての善人は偽善者見えています。

つまり、

「偽善者が世の中をだまして尊敬を集め、裏で利益をむさぼっている」

としか思えいのです。(゚д゚lll)

これは本来、サイコパス自身とっての理想です。

それを実現している(よう見える)善人は、サイコパスとって最も妬ましい存在であり、「罰を与える」の十分動機とります。

善意が自ら向けられたものであっても、決して感謝どしません。

むしろ、とことん利用し苦しめてやろうとします。

彼らを信じれば信じるほど、メンタルを破壊され、人間不信陥る羽目ります。

「恩を仇で返す」という諺は、サイコパスのためあるようものです。

売るのはステーキでなく、焼く音。セールスが成功する5つの法則

1937年の出版以来、セールス書のバイブルとして世界中のビジネスマンに読み継がれてきた、『ステーキを売るな、シズルを売れ!』。エルマー・ホイラーが発見し、80年以上経っても十分に通用するモノを売るための「公式」とは、一体どのようなものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では営業実務コンサルタントの島田基延さんが、その5つの公式を解説しています。

ホイラーの公式「シズル感」

ステーキを売るなシズルを売れ ―ホイラーの公式』という本を皆さんも、読まれたことがあると思います。

エルマー・ホイラーという人は、1903年生まれです。コンサルタントをされていたようですが、今でいう、「セールスコピーライティング」の神様のような存在です。

シズルとは、ステーキを焼く、ジュージューという音のことです。その音が食欲をそそり、ステーキを注文させているということなんです。

つまり、シズルとは、お客様が欲しくなる主要な理由のことを指します。

もう少し解説すると、人間は感情の動物なので、「欲しい!」って思うから購買します。欲しい!って思わせるカギになるものをシズルと呼んでいます。

久々に、この本を読み返しました。素晴らしい本です。ぜひぜひ、ご一読ください。

さて、5つの法則を簡単にご紹介します。

1.ステーキを売るな、シズルを売れ!

これは、先程お話した内容です。感情を動かすためのキーフレーズを探すことが重要だという話です。直接、感情を動かすものを探すイメージです。

2.手紙を書くな、電報を打て!

これも重要な考え方ですが、ながながと説明をするのではなく、短い文章で、お客様の心を、感情を動かせ!特に、最初の言葉が重要だ!言い換えると、

  • キャッチコピーが重要

だということです。キャッチコピーでお客様のハートをつかんで、その先を読み進めさせる感覚です。最初が非常に重要で、しかも、短く、ハートに刺さるように作り込め!素晴らしいです。

3.花を添えて言え!

花を添えるとは、言葉の証明をしろ!ということです。気持ちを表す的なことです。

言葉だけじゃなく、ボディーアクションでも表現するとか、以前私が書いたように、実物を持って歩いて見せるなど、単に口先だけじゃなく、よりお客様に分かり易く、よりお客様の心を動かすようにすることです。

4.もしもと聞くな、どちらと聞け!

クロージングの話で紹介しましたが、選択させるクロージングです。

やるやらないを聞くと、「やらない」が50%です。そうするのではなく、「焼き肉がいい?」「寿司がいい?」と、聞くようにすると、一緒に食べに行く前提で、どっちがいいの?となりますので、「No」が小さく打ち消されます。また、決定率も66%にアップします。

5.吠え声に気をつけろ!

これは意味不明だと思いますが、子犬が「ワン」と吠える時に、しっぽを振り振り甘えた表情でやれば、子犬が何を伝えたいか、よく理解できます。

これと同様に、あなたが営業を行う時に、どんなに1から4の公式通りに行ったとしても、一本調子だったり、顔がブスッってしていたら、何の効果も無いということです!

声に抑揚をつけたり、ボディーアクションを使ったり、表情豊かにすることで、お客様の感情を動かしやすくするのです。ここは、トーク練習の最終段階の演技練習をやればマスターできます。ぜひぜひ、出来るようになることをお勧めします。

これだけじゃなく、細かくいろいろな話が出てきます。特に、トークを作成したり、コピーライティングをすることの、ヒントになる話が沢山出てきます。ぜひ、ご一読して、参考にしてください。

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羽生結弦と武田鉄矢の共通点。モチベがグンと上がる「予祝」の効果とは?

夢や目標に近づくため努力は欠かせないものですが、そのモチベーションを維持するのは容易ではありません。一流の芸能人やスポーツ選手はどのような「テクニック」を用いているのでしょうか。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では著者で現役弁護士の谷原誠さんが、武田鉄矢氏や羽生結弦選手も実践した「予祝」という手法を取り上げでいます。

予祝でモチベーションアップ

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

目標に向かってモチベーションを維持し続けるのは難しいものです。くじけそうになることも多いでしょう。そんな時、モチベーションを維持するのに、どんな方法があるでしょうか。

歌手でタレントの武田鉄矢さんのお話です。彼は20代のころ、歌が売れず、歌手を辞めようとして、一度九州に帰ったことがあるそうです。そして、母親に相談したところ、母親は、「やめるな」と言って、黙って冷酒を持ってきて、2人で酒をついだそうです。そして、「鉄矢さん、おめでとう!」と言って乾杯をしだしたそうです。

そして、母親は、彼に「あんたの顔は貧乏くさいんじゃ。貧乏神は貧乏くさい顔の人に憑くものだ。ニコニコしている人に貧乏神は憑かない。貧乏神が来ても、ニコニコしているうちに、貧乏神は去って行く」と言って、2人でずっと乾杯を繰り返した、と言います。

そして、彼は、東京に戻り、その後大成功を遂げます。

フィギュアスケートの羽生結弦さん。彼は、2014年のソチオリンピックに向かう飛行機の中で、一人泣いていたそうです。

なぜか。

彼は、飛行機の中で、オリンピックのイメージトレーニングをしていて、最高の演技が出来たことで、思わず号泣してしまったそうです。その場にいたら、ちょっとあぶない人です。

これらを、夢を叶えるための「予祝」と考える場合もありますが、私は、モチベーション維持のためのテクニックとしても考えたいと思います。

私も、司法試験受験生の時に、このテクニックを使っていました。あらかじめカセットテープに、司法試験に合格した場面、その時のとんでもなく嬉しい気持ち、皆に祝福されている場面、などを言葉にして録音しました。そして、やる気が出ない時に、外に出て歩きながらそれを聞き続けるのです。そうすると、またやる気がフツフツと湧いてきて、勉強に取り組むことができるようになりました。

歩く理由は、感情は身体の動きに引きずられるためです。身体の動きと予祝によって、モチベーションを引き上げる、というテクニックを使っていました。自分の怠惰に嫌気が差している人は、ぜひ試してみてください。

人を信じよ、しかし、その100倍も自らを信じよ。
(手塚治虫)

今日は、ここまで。

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和菓子からスイーツまで!最小コストで「最高の名店」を見分ける方法

ある程度仕方がないこととは思いつつも、購入金額の多寡により態度を変える店員さんに対して複雑な気持ちになった経験のある方、少なくないと思われます。そんな販売サイドの姿勢を戒めているのは、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。坂本さんは自身の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で今回、その「当たり前すぎる理由」を記しています。

1つだけ買ってみると

あるお店に行って、その店が良いお店かどうか、良い接客をしてくれるかどうかを見るための見方と言うのは色々あると思います。私も以前からいくつかお伝えしていますね。

そんな見方の中に「1つだけ買ってみる」という見方があります。商品を何か1つだけ買ってみるということです。

別に評論家ではないので、あえて1つだけにする必要も決してありませんが、時にそういう状況になることもあります。例えば、街中の和菓子屋さんなんかは、イメージしやすいかもしれません。

先日も書いたように私は甘いもの好きなので、時折街を歩いていて見つけた和菓子屋さんに入ることがあります。ちょっとだけ甘いものを食べたいなーとか思っているので、お饅頭とかどら焼きとか、何か1つで良かったりするのです。

その1つをオーダーすると、お店によっては、喜んでお会計をしてくれるところと、あまりそうはならないお店とがあります。単純にたった1つという売り上げなので、客単価は低いわけですが、「美味しいから食べてみてね!」という雰囲気でお会計をしてくれるところと、「たった1つですか」という雰囲気を出して来るお店とがあるわけです。

これが面白いのは、たいてい前者のお店の方が味が良くて、後者のお店はそうでもないというところかもしれません。

前者の場合は、商品に自信があるので、たった1つでも食べてもらえれば違いがわかってもらえて、他に買ってもらえたり、また次に来てもらえるという感覚があります。後者の場合はその自信があまりないので、次に来てもらえるかどうかもわからず、その場の客単価をいかにあげるかばかり考えています。

実際、美味しければ家族や取引先へのお土産にと買うことも多いのですが、前者のような気持ち良い対応をされると、それもまた買いたくなる気持ちを促進してくれるのです。こういうことがあるから、たとえ客単価が上がらない時でも、良い対応を心がけることがとても大事だと思っています。

当然の話ですが、和菓子屋さんはあくまでも例え話です。他のどんなお店でも同じことは当てはまります。

目の前のお客様を接客していて、その1回はうまく客単価が上がらないということもあります。しかし、その場面で残念そうな態度だったり、「1つしか買わないんですね」という雰囲気を出そうものなら、そのお客様が次に来店してくれることはなくなります。たとえ来店してくれたとしても、その販売員に接客してもらうことを望むお客様はまずいないでしょう。

客単価を上げることは常に考えているべきですが、もしそうならなくても構いません。次に来てもらってまた買ってもらえれば良いですし、誰かに紹介してもらっても良い。1回限りの単価で見ていると、そんなことすらわからなくなってしまいます。

客単価が上がらなかった時の接客について、どんなことに注意しておかなければいけないか、スタッフ全員で考えておきましょう。

今日の質問です。

  • お客様が自分の想定よりも購入してくれない時、どんなことに注意をしておかなければいけませんか

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『魁!!男塾』詐欺被害のウラ。なぜ宮下あきらは儲け話でなくフェラーリに釣られた?

時価3300万円相当の高級外車フェラーリをだまし取ったとして20日、自称会社員東本哲次容疑者(56)が逮捕されたが、被害に遭ったのは人気漫画「魁!!男塾」の作者・宮下あきらさん(66)だったと共同通信が報じた。なぜ宮下さんはフェラーリ詐欺に遭ってしまったのか?

芸能人も被害に遭うフェラーリ詐欺

そもそもフェラーリ詐欺とは何なのか?朝日新聞によると、宮下さんは「フェラーリの売却を東本容疑者が持ちかけ、宮下さんが車を預けたところ売却金の一部しか入金されず、宮下さんが2015年11月に告訴していた」という。

つまり、売却しようとしていたフェラーリをだまし取られてしまったということになる。

実は宮下さんと同じような被害に遭う人は多くいて、芸能人では過去にバルセロナオリンピックの体操銀メダリスト・池谷幸雄さん(49)もフェラーリを持ち逃げされている。

当時親しい関係にあったマイケル富岡さん(54)に紹介してもらったディーラーにフェラーリの売却を頼んだところ、その後は音信不通に。1200万円もの大金をだまし取られてしまったという。

フェラーリの購入を持ち掛けてだます

フェラーリ詐欺には別のパターンもある。宮下さんや池谷さんは、フェラーリを売却する際に被害に遭ってしまったケースだが、フェラーリを購入しようとして詐欺被害に巻き込まれることも多くあるようだ。

これまでにあった事件だと、「限定版のフェラーリを買うことができる」「世界に〇〇台しかないフェラーリの特別者が購入できる」などと、持ちかけてくるパターンだ。

特別な人しか手に入れることができないという優越感からか、売却パターンとは被害額も桁違い。過去には1億円や2億5000万円もの大金をだまし取られる詐欺事件が発生している。

なぜ、このようなフェラーリをめぐる詐欺事件が頻繁に起きてしまうのか?そこには、高級車フェラーリならではの理由がある。

中国が恐れるドル経済圏からの永久追放。1.1兆ドル凍結で共産党消滅も?

香港への国家安全維持法導入により中国が払う代償は、予想以上に大きなものとなりそうです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、米国が定めた香港自治法により中国がドル基軸体制から締め出される可能性を示唆。その事態が現実となった日には、「中国は死を迎えるしかない」と断言しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年8月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】ドル経済圏から追放される中国の焦り

焦点:「鉄のカーテン」再びか、ドル圏から締め出し恐れる中国

新型コロナ以後、アメリカは中国通信大手のファーウェイや監視カメラメーカーのハイクビジョンなど、中国企業を国際市場からの締め出す動きを加速させ、さらには動画投稿のTikTokやメッセージ交換のウィーチャットなど中国製アプリを使用禁止する方針を打ち出し、中国への攻撃を強めています。

そして、今度は、基軸通貨ドルを中心とする国際通貨システムから中国が締め出される可能性が高まりつつあります。

ロイターの記事によれば、「中国がドル決済の枠組みから遮断されたり、米政府が中国の膨大なドル建て資産の一部を凍結ないし差し押さえたりするような最悪シナリオが、中国の当局者やエコノミストの間でここ数カ月、公然と論じられるという異例の光景が見られるようになった」といいます。

アメリカは7月14日、香港自治法を成立させました。これは、中国が香港に国家安全維持法を強制的に施行したことを受けたもので、香港の自由や自治を侵害した個人や団体に対して、ドル資産凍結などの制裁を課すことができるというものです。そして、その個人や団体と取引がある金融機関も、アメリカの制裁対象になります。

米、ドルで中国締め付け 香港巡り8つの金融制裁検討

いうまでもなく、国家安全維持法の施行にかかわったのは中国共産党の幹部たちであり、とくにアメリカ共和党は制裁対象として、中国共産党・最高指導部の韓正副首相(香港担当)らを視野に入れているとされています。

こうした中国共産党幹部らを制裁対象に指定した場合、彼らと取引している銀行も、アメリカから制裁対象とみなされるということです。中国共産党の最高幹部が指定されたら、ほとんどの中国の銀行がアウトになるのは必然でしょう。たとえば、彼らの給与振り込みを扱っている銀行などが制裁対象になるわけです。

香港自治法で定められている具体的な制裁手法としては、

  1. 米銀による融資の禁止
  2. 外貨取引の禁止
  3. 貿易決済の禁止
  4. 米国内の資産凍結
  5. 米国からの投融資の制限
  6. 米国からの物品輸出の制限

などの8項目です。つまり、制裁対象に指定された中国の人物や団体も、それらと取引する中国の銀行も、アメリカでの資産が凍結され、さらにはドル決済が一切できなくなるということです。

6億人の貧困層を抱え台湾に侵攻する中国にV字経済回復は可能なのか?

新型コロナウイルスの感染拡大をいち早く封じ込め、経済活動を再開させた中国は、4-6月期のGDPがプラス3.2%と成長に転じました。しかし、中国経済の展望は決して楽観できるものではなく、「V字回復はできない」と厳しい見方を示すのは、エコノミストとして40年の経験をもつメルマガ『マンさんの経済あらかると』著者の斎藤満さんです。斎藤さんは長江流域で続く大雨や15日の予定が先延ばしになった米中貿易協議に加え、台湾の香港化だけは断固阻もうとする米国の動きなど、数々の理由を上げています。

中国がV字回復できないわけ

2Qは一見V字回復だが

中国で昨年12月に新型コロナウイルスの感染が確認されてから、1月に感染が急拡大。1月下旬には海外旅行の禁止から武漢などの都市封鎖へと、感染抑止のために強硬策がとられました。この結果、1-3月の中国のGDP(国内総生産)は前年比6.8%のマイナス成長と、昨年10-12月期の6.0%成長から急落しました。

3月には早くも経済を再開したため、3月以降生産は前年比プラスに転じ、4-6月のGDPは前年比3.2%成長となりました。前期比にすれば2桁の急成長で、中国経済にはV字回復との評価が高まりました。もっとも、国家統計局のPMI(購買担当者景気指数)などからみると、わずかに50を超えた程度で、前期比2桁成長には多くの疑義があります。

さらに、その後中国経済をめぐっては様々な制約が重なり、ここからのV字回復期待を大きく後退させるものとなっています。具体的な制約を以下に紹介します。

長江周辺での豪雨災害

まずは自然災害です。日本でも7月は全国的に豪雨災害が発生しましたが、中国でも長江(揚子江)周辺地域で長期間豪雨に見舞われ、ダムの氾濫、洪水も含めて、流域では広く浸水被害が出て、犠牲者も多くなりました。揚子江沿いの省では、6月後半から7月いっぱい、この豪雨災害で経済活動が大きな制約を受けました。

これで家を失った人、仕事を失った人が少なくなく、もともと地方労働者の賃金が安く、李克強首相が指摘した「6億人の貧困層」の多くがこの犠牲になっています。7月の個人消費(小売り)が伸びなかった背景に、こうした事情もうかがわれます。

8.15米中閣僚会議

明8月15日には、5月以来の米中閣僚会議が予定されています。米国からはライトハイザーUSTR代表が、中国からは劉鶴副首相が参加し、ビデオ会議の形でなされる模様です。主題は今年1月に合意した「第一段階合意」のチェックとなります。

中国は米国からの輸入を、2017年の1300億ドルを基準に、ここから21年までの2年間に2000億ドル上乗せすることになりました。単純に考えても年間1000億ドルずつ乗せる計算となります。2000億ドルのうち、工業製品が777億ドル、大豆などの農産物が320億ドル、エネルギーが524億ドル、などとなっています。農産物は2年間で800億ドル(20年は365億ドル)輸入することになります。

もし昭和天皇の玉音放送が1日遅れていたら日本はどんな国になったか?

今年、終戦から75年という節目を迎えた日本。あの日以来「不戦の誓い」を守り続けている我が国ですが、玉音放送があと1日でも遅れていたら、現在のこの国の姿はなかったかもしれないという事実をご存知でしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、「君側の奸」と呼ばれながらも日本を終戦に導いた鈴木貫太郎内閣の足跡を、巧緻な筆致で記しています。

8月15日の意味を今一度かみしめたい

国際法上でいうなら、日本と、ソ連を除く連合国との終戦が成立したのは、サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日のことである。

一方、米国が「対日戦勝記念日」としているのは、重光葵外相が戦艦ミズーリ号で降伏文書に署名した1945年9月2日だ。

そして、日本では昭和天皇の玉音放送が流れた1945年8月15日を「終戦の日」とし、今年で75回目の記念日を迎えた。

ベトナム反戦運動、大学紛争の時代を駆け抜けた「戦争を知らない子供たち」はもはや老人になり、その子や孫たちにとって「戦争を知らない」というフレーズに、とりたてて意味はないだろう。

しかし戦争のない平和な時代がいつまで続くかはわからない。世界の国々にはいつの間にか独裁的な指導者がのさばり、自国エゴを正当化したり、批判的な人物を抹殺したり、民族や人種への偏見を煽ったりしている。国家レベルの疑心暗鬼が広がり、大国は軍事力増強に余念がない。

いつも人は危険と隣り合わせだ。コロナにうち震えている間にも、南海トラフ地震や、富士山大噴火の起きる刻限が迫ってきていることは歴史が物語っている。福島第一原発事故だって、もっと運が悪ければ、首都・東京を死の灰で覆っていたかもしれない。

日本は75年前、やっとのことで、平和への切符を手に入れただけである。あたりまえの命、当然の平和だと思ったら大間違いだ。

もしあの日、陸軍の中堅将校らのクーデターが成功し、玉音放送の録音盤が保管場所だった宮内庁から奪われたとしたら、戦争はさらに長引き、本土決戦で多くの人々が命を失い、それを継ぐ新しい命も生まれなかっただろう。

玉音放送にまつわる話は、映画『日本のいちばん長い日』や、原作者である半藤一利氏の同名のノンフィクションなどでよく知られているが、玉音放送を録音した当事者によって、終戦直前の政府と軍部の葛藤が克明に描かれた著作があるのは、意外に知られていない。

終戦時の鈴木貫太郎内閣で情報担当大臣(情報局総裁)だった下村宏の『終戦秘史』である。

下村情報局総裁は玉音放送の録音を終えた後、宮城(皇居)から出ようとしたとき、陸軍の将校たちによって二重橋畔の衛兵所に監禁された。その間、将校らは玉音放送の録音盤を入手すべく、宮城内を血眼になって探し回ったものの、日本放送協会の職員や侍従らの機転によって阻止された。

下村氏は1945年4月7日、枢密院議長だった鈴木貫太郎の内閣が発足すると同時に国務大臣となった。日本放送協会会長が前職である。

サイパン失陥で辞職した東條英機首相の次が小磯國昭首相。そのあとを受けた鈴木貫太郎首相の使命は、終戦という難事を成し遂げることだった。軍部の強硬派から「君側の奸」と呼ばれた昭和天皇の重臣グループの1人が、鈴木貫太郎だ。

すでに日本の連合艦隊はフィリピン沖でほぼ全滅し、硫黄島の戦いにも敗れ、米英は沖縄に上陸して戦闘を始めていた。和平の必要性は明らかだった。だが、それを言い出すには勇気を要した。陸軍は本土決戦を想定して「本土決戦完遂基本要綱」を作成していたのである。

しかも、和平の仲介を、日ソ中立条約の相手国というだけでソ連に頼むという見当外れな計画に政府はこだわっていた。その年の2月には、チャーチル、ルーズベルト、スターリンのヤルタ会談で、ソ連がドイツの降伏後3ヶ月以内に対日参戦することまで話し合われていたというのに、悲しいかな、大和魂を鼓舞するばかりで情報分析力に乏しい軍部には世界の動きが見えなかった。