日本を“暗黒の40年”に導く防衛増税。クソメガネ岸田を止める方法はあるか?

先日掲載の「天下の愚策。岸田首相の『日本経済を破滅に導く増税』を阻止する方法」では、政府に防衛増税を思いとどまらせるため私たちが取るべき行動を提示してくださった、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さん。では、なぜこの増税に国民が反対の意思を表示すべきなのでしょうか。今回北野さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、28年間居住したロシアの状況を例に挙げつつその理由を解説しています。

【関連】天下の愚策。岸田首相の「日本経済を破滅に導く増税」を阻止する方法

防衛増税、ここで抵抗しないとどうなるか?

先日、「なぜ日本は【暗黒の30年】になったのか?」というお話しをしました。「最悪のタイミングで3回消費税率が引き上げられたからだ」と。GDP成長率の推移と、消費税率引き上げのタイミングを見比べれば、この結論の正しさは明白に思えます。まだ読んでいない方はこちら。

天下の愚策。岸田首相の「日本経済を破滅に導く増税」を阻止する方法

そして、また同じ過ちが繰り返されようとしています。そう、岸田さんが企画している【防衛増税】のことです。

1991年のバブル崩壊と、1997年の消費増税で、【暗黒の20年】が確定しました。2014年と2019年の消費税率引き上げで、【暗黒の30年】が確定した。そして岸田さんは、防衛増税で【暗黒の40年】を確かなものにしようとしています。

2020年、2021年、新型コロナ大不況で、本当に大変でした。2022年、ウクライナ戦争によるエネルギー、食糧価格の高騰、そして円安で、インフレが進行しました。日本国民も企業も、心身共に疲弊し、まだ立ち直っていません。

それでも、ようやく、がんばって立ち上がり、一歩を踏み出そうとしたその時、岸田さんが、「また増税するんでよろしく!」と。

具体的には、たとえば「法人税の納税額に4%から4.5%を一律に上乗せする付加税を科す」そうです。その一方で岸田さんは、「賃金もあげてください!」。経営者の方は、「そんなことできるか!!!」と怒っておられることでしょう。

私は、こういう状況について、前々号のメルマガ(「天下の愚策。岸田首相の『日本経済を破滅に導く増税』を阻止する方法」)で、「総理官邸にメールを書いてください」とお願いしました。書く方法はこちら。

ご意見募集(首相官邸に対するご意見・ご感想)

そして、「書きました!こんなことができるなんて知りませんでした!」とお礼のメールがたくさん届きました。なぜ私は、「総理官邸にメールしてください」と書いたのでしょうか?国民が政治に関心を失うと、国はどんどん悪くなっていくからです。

条件あり。病院の「予約したのに1時間待ち」を回避する裏技とは?

予約時間に合わせて病院に行ってはみたものの、診察してもらえたのは1時間近く経ってからなどというお話、よく耳にするものです。技術が発達した現代に、なぜこんな事態が頻発するのでしょうか。今回のメルマガ『バク@精神科医の医者バカ話』では、現役の精神科医で内科医としての実績を持つバク先生が、そのカラクリを紹介。さらに待ち時間を短くするための「早すぎる来院」が、誰の得にもならない理由を明かしています。

この記事の著者・バク@精神科医さんのメルマガ

 

外来の予約時間と「何もしてないように見える外来の診察室」は何をしてるのか?

さて今回は「病院行くとなんであんなに待たされるん?」問題を見ていこうと思います。例えば9時に予約を取っていたとしましょう。9時に行っても即呼ばれません。予約ってなんなんだ……と思ってしまう時間ですよね。こういった時間中では何が行われているんでしょうか。

9時の予約をとって行ったのに9時55分に呼ばれた!

外来が9時に開始する病院の場合、医者は9時前から診察室にいることが多いです(病棟に呼ばれていると時間がズレます)。なのに何で待たされるのか!?というと、「9時枠」の定義が病院によって違うことが原因の一つなのかもしれません。

「9時枠」と一口に言っても「9時0分~5分」の枠をとっているのか、「9時~9時15分」の枠なのか「9時0分~9時30分」の枠なのか「9時~10時」の枠なのかによってかなり違います。細かく枠を設定している病院の場合(5分10分刻みだと患者さん一人一人で1枠設定と思われる)「9時予約」は「9時~9時10分」までの予約なのでそこまで待たされなさそうです。

しかし「9時~9時30分」という枠に4人入る場合(これが私の勤務先では一番多い分け方だったけれどたまたまかもです)、9時に到着しても先に3人すでに受付を済ませてしまっていた場合は「9時枠の4番目」なのでかなり待つことを覚悟しなくてはなりません。

これが「9時~10時」枠で8人に枠を開放している場合は9時についても9時55分に呼ばれたら「予約時間通りに呼ばれている」状態になります。

なので待ちたくない人は予約枠の取り方が細かい病院に行く方が良いかもしれません(患者さんに聞かれたら私はお伝えします。しかし皆さんが受診される病院が教えてくれるかはわかりませんが……)。

また、病院は急に調子が悪くなった人も診ています(自分が体調不良になった時に診てもらえなかったらかなり辛いですよね……)。そういう急変した患者さんはこの予約枠の隙間時間で診たりしています(外来の診察室ではなく処置室(点滴する部屋)や救急室だと外来は見た目止まってしまいます)。そういう対応や、病棟や外部から電話で問い合わせがきて電話対応をしていると医者は働いているのに待合室からすれば「さっきの患者さんが出て行ったあと、全然何もしてなさそうな謎の診察室」が完成します。

採血や心電図などの検査を実施してその日に結果を見て治療方針を決める場合も結果が出るまで待つことになります。こう言った検査の結果は混み具合によって出るまでの時間が左右されるので「1時間くらいかかります」と言われて待っているのに1時間半経っても呼ばれない、ということがしばしば発生します(そしてその逆もあり)。

自分の場合はなるべく同じ時間帯の患者さんに検査が集中しないように(当日出ない場合はそこまで気にしなくて良いのですが)予約時から分散するなどして待ち時間を減らそうと一応工夫はするものの、「急に採血が必要になった」というケースが出るとお待たせする時間が爆発的に増えるきっかけになります。1時間くらいで結果がスムーズに出たとしても3人が検査に行っていると3人一挙に結果が出て、一人一人に検査結果を丁寧に説明していると3人目の人が物凄く待つことになってしまいます。

この記事の著者・バク@精神科医さんのメルマガ

 

子供が独立後のマイホーム、住み心地が悪いのはなぜ?「二階の部屋は物置状態」「膝が痛くて階段がキツい」60代夫婦が下した決断

居酒屋を営むCさん夫婦(60代)は約30年前、千葉県の郊外に4LDKの一軒家を購入しました。職場である店舗へのアクセスはまずまず、静かな環境も気に入っていたのですが、一緒に住んでいた2人の息子が結婚を機に次々と独立。それから丸5年が経った今、この家に住むのはCさん夫婦だけになってしまいました。初めの頃は気ままな生活を楽しんでいましたが、いざ夫婦だけで暮らしてみると、広々とした家は使わない部屋でも掃除しなければならず、以前ならそんなに感じなかった買い物エリアへのアプローチにも不便さを感じるようになりました。

「今の家は広すぎる」子供の独立後に夫婦が下した決断

「父さん、母さん。長い間お世話になりました。たまには実家にも顔出すから」

「たまになんて言わずに、ちゃんと顔を出せよ」

「気をつけてね、何かあったら母さんに電話ちょうだいね」

トランクいっぱいに荷物を積んだ乗用車が見えなくなるまで、夫婦は玄関先で手を振り続けていました。

長男に続いて次男も家を出て、夫婦二人きりの生活が始まった日から、もう5年の月日が流れました。

ここは千葉県のとある郊外ベッドタウン。東京都心までは電車で1時間と少しで行ける便利な街です。

Cさん夫婦(60代)は、40年近く前から自宅近くの駅前で小さな居酒屋を経営しています。結婚後は男の子2人の子宝に恵まれ、当時住んでいたアパートを手狭に感じたことから、90年代前半に念願のマイホームを購入しました。

一軒家の間取りは4LDK、うち子供部屋が2つ、夫婦それぞれの部屋もあります。購入当時の価格は土地代を含めて約3000万円。

郊外ならではの開放感と、都会の喧騒から遠く離れたのんびりとした街の雰囲気が気に入っていたCさん家族。しかし、息子たちは結婚を機に独立し、広々とした家にはCさん夫婦だけが残されてしまいました。

「なんだか家の中ガランとしちゃったわ。子供が2人とも独立しちゃうとねえ」

「静かになって助かると思っていたが、一軒家に夫婦だけっていうのも寂しいもんだな」

今でも居酒屋の経営を続けているとはいえ、最近では夜9時には閉店。コロナ禍の影響もあって、定休日は週3日にしています。夫婦水入らずの時間が長くなったのはいいのですが、空いてしまった子供部屋は今や物置状態。

「マイホームを買った頃は一国一城の主になった気分だったが、いいかげん階段の上り下りもキツくなってきたし、2階の部屋はあってないようなもんだ。2人暮らしに一軒家は広すぎる、か」

長年の立ち仕事がたたってか、夫は変形性膝関節症を患っていました。今のところ通常の歩行に支障はないものの、階段を降りるときの痛みが特に強く、ゆっくりとしか移動できません。

「……ねえ、いっそのこと隣町のマンションに住み替えるっていうのはどう?お店までは車で通えるし、東京にも少し近くなるから便利よ」

「ああ、あの最近建ったキレイな駅前の大きなマンションだろ? たしかに、うちら夫婦だけだったら2LDKもあれば十分かもしれないが」

不動産屋のサイトで調べると、より都心に近い隣町の新築マンションの「2LDK」のお部屋は2700万円で売りに出されていました。

「ただ、うちの預貯金からだと、老後のことも考えて……頭金として出せるのは1400万円くらいが限度かな」

「残りの1300万円は借り入れしないといけないわね。私たちみたいな60代には、住み替えなんて現実的じゃないのかしら……」

半ばあきらめかけていたCさん夫婦。何か良い方法はないかと検索サイトで調べてみたところ、偶然あるページが目に止まりました。

「リ・バース60か。初めて知ったが、住宅購入や建て替え資金に使えて最近人気らしい」

「あなた、これなら大丈夫じゃない。60歳以上向けの住宅ローンって書いてあるわよ。私たちの場合、毎月の支払額も利息のみで安く済みそうだし、一度お問い合わせ電話にかけてみましょうよ」

「そうしてみるか。けど、もし引っ越しになったら、息子たちにも手伝ってもらって、子供部屋に残ったガラクタを持って帰ってもらわないとな(笑)」

Cさん夫婦が久しぶりに子供部屋へ入ると、息子たちが「そのうち取りに来るから」と残していったオモチャ類や携帯ゲーム機のカセットが段ボールいっぱいに積んであるのが目につきました。油性ペンで息子の名前が書かれたカセットを手にしながら、Cさんは部屋の天井を見上げて、我が家に感謝の気持ちを込めてこう呟くのでした。

「今まで、ありがとう……」

シニア期の住み替えは難しい?

子どもの独立や定年退職によるライフスタイルの変化をきっかけとして、老後をより快適に過ごすために、自宅の住み替えを検討する人が増えています。

「子どもの近くに引っ越したい」
「いまより利便性の高い場所に住みたい」
「バリアフリー化したい」
「趣味を満喫できる家にしたい」
「スローライフをはじめたい」 そんな住まいの夢を叶えるため、シニアが賢く住み替えするには、「3 つのステップ」が大切です。

001

002

003

SBI シニアの住まいとお金

 

シニアの住み替えは、資金計画が重要!

 

近年では、Cさん夫婦も検討していた 60歳からの住宅ローン「リ・バース 60」や「リバースモーゲージ」、自宅を売っても済み続けられる「リースバック」など、シニア向け商品やサービスにより、選択肢も広がっています。

そんななか、どのような商品・サービスを使い、貯金を使い切らないような余裕をもった資金計画を立てるかが重要です。自身の総資産を把握し、借入可能額と毎月の支出額を算出したうえで、資金計画を策定し、予算を決定しなければなりません。

SBIシニアの住まいとお金では、シニアの皆さまの相談サポートを無料で行っています。

004

「いくらの家が買えるか分からない」「貯金を使い切ってしまうのは怖い」といった悩みをお持ちの方は多いはず。そんな悩みは借り入れやシニア向け商品を活用し、無理のない資金計画を策定することで解消できます。「SBIシニアの住まいとお金」なら、無理のない資金計画と資金調達先を相談できます。

005

SBI シニアの住まいとお金

「住み替え資金」のご相談に関する詳細はコチラから

PR:SBIエステートファイナンス株式会社

image by: shutterstock.com

キーエンスの「仕組み」を可視化。平均年収2200万円&超高収益率の源泉とは

キーエンスという会社をご存知でしょうか。脅威の高収益を誇り、社員の平均年収は2,200万円という圧倒的な強さを見せつける企業です。今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、そのキーエンスの強さについて詳しく分析した一冊です。

驚異の高収益を支えるしくみ⇒『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』

71IBEAQfr0L
キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

西岡杏・著 日経BP

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、営業利益率55%、平均年収約2,200万円という驚異の高収益を長年持続している、キーエンスを徹底取材した一冊。

BtoB企業なので、知名度は低いかもしれませんが、同社の創業者・滝崎氏は、フォーブスの22年版世界長者番付で国内2位。あの孫正義氏を凌いでいます。

あまりの高年収ゆえに、事業や商品は知らないけれど、社名だけは知っている、という方も多いのではないでしょうか。

本書は、そんなキーエンスの高収入の理由、こんなご時世なのに「30代で家が建ち、40代で墓が建つ」と言われるほど社員が働く理由、そして何といっても、顧客に選ばれる理由を明らかにした、注目の一冊です。

著者は、日経ビジネスの記者で、電機・IT・通信を中心に取材・執筆活動を続ける西岡杏さんです。

『日経ビジネス』2022年2月21日号特集「解剖キーエンス 人を鍛える最強の経営」の取材に協力したキーエンス社員や経営陣、取引先、OBなどへの取材をまとめたもので、謎のベールに包まれていたキーエンスの強さの秘密に迫ることができます。

「仕組みと、それをやり切る風土がすごい」とOBが語る、キーエンスの経営のすごさとは何か。丁寧な取材と分析が光ります。

目的と、相手のロジ(兵站)を把握する、顧客の取引状況やお困りごとを正確に把握して情報をシェアする、国境を超えて営業チームが協力する、圧倒的に速い納品スピード、相手の真のニーズを掴むヒアリング力…。

営業に自信のある企業でも思わず舌を巻く、キーエンス営業の強さが明らかにされており、読書中、何度か絶句してしまいました。

中小企業の“老化”を早める、間違った「売上至上主義」4つの問題点

利益よりも売上を重視する「売上至上主義」。これを中小企業がやりだすとどうなるのでしょうか。今回は、メルマガ『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 by 吉田猫次郎』の著者で事業再生コンサルタント、作家、CTP認定事業再生士の顔を持つ吉田猫次郎さんが、 その仕組みと懸念事項について語っています。

売上至上主義に走るとどうなるか!?

売上至上主義とは、要するに、利益よりも売上を重視する経営方針です。例えば、10億円の売上高を達成するために11億円の経費をかけているような、そんな図式ですね。

売上のことを英語でsales amount とかamount of sales とかgross incomeなどと言いますが、このほかに、TOP LINE という言い方もあります。損益計算書(profit and loss statement)の一番上の行に書き記されているから top line と言うのでしょうか、語源はよくわかりませんが、まあとにかく、トップラインと称されるくらい、売上高は大事なことは確かです。

人間でいえば、売上高は食事に相当します。利益は栄養ですね。

しかし、何事もバランスが大事。サッカーの試合でも攻守のバランスが欠かせないのと同じで、攻め(売上追求)ばかりで守り(経費節減や管理会計など)を怠ると、試合に負けてしまいます。では、売上至上主義に走ってしまうと、どうなってしまうのでしょうか?

人間の健康に喩えれば、売上至上主義は食事至上主義のようなものです。食べてばかりいて、健康が伴わない状態と言えるでしょう。

会社経営でいえば、売上至上主義に走ると、次のようなことが懸念されます。

1.資金不足

これが最も懸念される点です。売上を伸ばすためには、仕入れを増やしたり、在庫を増やしたり、店舗数を増やしたり、人員を増やしたり、なにかと資金がかかります。また販売費一般管理費(とりわけ販売費)が多くかかります。利益率が高ければそれでも回るのでしょうが、薄利多売で売上至上主義に走ると、いたずらに運転資金ばかりかかる体質になり、その割には金融機関からの資金調達がうまくいかず、資金不足に陥るおそれがあります。

2.成長の伴わない拡大

「拡大」と「成長」は違います。利益の伴わない売上拡大は、いわば肥大化のようなものと言えるでしょう。そういうのは、金融機関や投資家も容易に見抜きますから、きっと資金調達もうまくいかなくなるでしょう。

飢える北朝鮮。金正恩「食糧難でも日本にミサイル発射」の限界点は?

北朝鮮の金正恩は見ればわかるほどに太っていっているように思えますが、実は北朝鮮国内では凍死や飢え死にしている人たちが続出しているといいます。韓国在住歴30年で韓国の大学に勤務する日本人教育関係者が発行のメルマガ『 キムチパワー 』で、現在の北朝鮮の内情について語っています。

金正恩の脂太りと住民生活のあまりもの乖離

最近、寒波と慢性的な食糧難で北朝鮮で凍死したり飢え死にする住民が続出しているという。自由アジア放送(RFA)は21日、複数の現地消息筋の話として、行方不明者の大半が餓死したり凍死したものとみられると報じた。

咸鏡北道(ハムギョンプクト)のある住民消息筋は、「最近、1日1食食べる食糧がなく、風すさぶ中をさまようコッチェビ(ホームレス児童)が増えている」とし、「主に駅前のように多くの人が集まる場所で、借りて食べたりしながら耐えてきたコッチェビが死体として発見されている」と伝えた。

続いて「該当地域の安全部では住民たちに『社会主義の外貌を曇らせるコッチェビは適時に申告し救護所に送ること』と注文した」とし「これに対し住民たちはコッチェビをなくすためには彼らを食べさせる食糧問題から解決しなければならないのではないかと批判している」と指摘した。

黄海北道(ファンヘプクト)のある司法機関幹部消息筋は、「最近、冬の寒さに見舞われ、食糧事情が悪化し行方不明になった住民が増えている」とし、「これに対し司法当局では行方不明になった住民を探している」とし、「彼らの人的事項が書かれたチラシを各地域の安全部と人民班に配っている」と話した。

消息筋は「栄養失調に苦しめられたある労働者が7月に家出し便りが途絶えて摘発されたが、11月に再び行方不明になった事件が発生したりもした」とし、「司法当局ではすべての行方不明者を、国境を越えて脱出しようとする犯罪者と決めつけて手配令を下した」と付け加えた。

これに先立ち韓国政府は、北朝鮮が今年、全住民がかなり多くの期間食べられるコメを購入できる費用をミサイル発射に浪費したと分析している。

財務省のウソを垂れ流す岸田文雄の魂胆。年間1兆円の防衛増税など必要ない理由

大混乱の末に一応の決着を見た、大幅に増額される防衛費の財源。年間4兆円のうち1兆円を増税分で賄うとの決定ですが、果たしてそれは妥当と言えるのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、財務省が「防衛増税」にこだわり国債発行を嫌う理由を解説。さらに危機的状況にある少子化対策を先送りしたに等しい岸田首相の施策姿勢に対して、大きな疑問を呈しています。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

 

【関連】公明党に配慮した激ユル中身。抜け穴だらけの統一教会「被害者救済法」

防衛費倍増と増税をめぐる嘘八百

ウソがまかり通っている。「国家安全保障戦略」など3つの文書を閣議決定したあとの記者会見。岸田首相は言った。防衛力を5年かけて抜本的に増強するために、毎年4兆円の安定財源が必要で、そのうち3兆円は歳出改革で賄うが、あと1兆円は税負担をお願いしたいと。

3兆円が予算の組み換えでなんとかなるのなら、なぜ4兆円までがんばらないのか。無駄な予算は掃いて捨てるほどあるだろう。それを削って回すのにわざわざ3兆円までという限度を設ける。そして、その数字に確たる根拠があるわけではない。どの予算を切るかの検討は今後の作業であるからだ。

つまりこれは、財務省のウソである。岸田首相は言われるがままに垂れ流し、メディアはメディアで、どうしても1兆円足りない理由を問い詰めようともしない。不思議な物語を素直に受け入れ、せいぜい、国債発行で賄う手もあるのではないかと言う程度なのだ。

いうまでもなく財務省の“力の源泉”は、各省庁が要求する予算を査定する権限にある。そういう立場からすると、財源となる税収は多いほどいいわけで、理由が見つかりしだい課税し、取り立てる。

一方で、国債発行について財務省が嫌がるのは、税収という限られた財源のなかから予算を捻出するありがたみが失われ、財務省の権限低下につながるからであって、必ずしも「財政健全化」というお題目のためだけではない。

防衛増税に対して安倍元首相のシンパ議員から反対の声が上がっているが、これもまた国民のためというよりは「防衛をワルモノにするな」というのが本音であろう。要するに誰もかれも、自分たちのことしか頭にないのである。

岸田首相は自民党本部で開かれた党役員会で防衛増税について「責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任として、しっかり重みを背負って対応すべきものだ」と語ったと報道された。実は発言を紹介した茂木幹事長が、今を生きる「国民」ではなくて「われわれ」だったと報道後に修正したのだが、大意はさして変わらない。

これを聞いて、終戦直後の1945年8月17日、当時の首相、東久邇宮稔彦王が敗戦の原因について語った発言内容を思い出した。

「事ここに至ったのは勿論政府の政策がよくなかったからであるが、また国民の道義のすたれたのもこの原因の一つである。この際私は軍官民、国民全体が徹底的に反省し懺悔しなければならぬと思う」

国民が政府の言うとおりに動くものと思っている。これに似たようなニオイを岸田首相の財務省的発言からも感じるのだが、どうだろうか。防衛力は必要だが、その膨張には賛否がある。「今後5年間で43兆円の防衛力整備計画を実施し、2027年度にはGDPの2%の予算を確保する」と岸田首相は語るが、選挙で国民に問うことも、国会での審議を経ることもなしに、「われわれ国民」に責任の重みを押しつけるのは、まさしく“おかみ”の発想である。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

 

憲法に抵触しないのか。防衛省がSNS“ステマ”工作研究に着手の危険

SNS全盛の現代社会において、時に憧れの眼差しさえ向けられることもあるインフルエンサー。しかし彼らは気づかぬうちに、意図していない「企て」に加担させられる恐れもあるようです。今回のメルマガ『モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)』ではジャーナリストの伊東森さんが、防衛省が研究に着手したというSNSで国内世論を誘導する工作の内容を紹介。インフルエンサーに「防衛省にとって有利な情報」を発信させるよう仕向ける手口を明らかにしています。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

 

防衛省が“ステマ”工作研究? 自称インフルエンサー、所詮は利用される運命

防衛省がAI(人工知能)の技術を使い、SNSで国内世論を誘導する工作の研究に着手していたことが分かった。

研究の主眼は、インターネット上でとくに影響力ある「インフルエンサー」が、無意識のうちに防衛省に有利な情報を発信するように仕向け、防衛政策への支持を広げたり、有事の際に特定国への敵対心を醸成させたり、国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりする、ネット空間におけるトレンドづくりを目標とするもの(*1)。

一方、防衛省は、「AI技術を使って国内世論を誘導する工作の研究に着手した」などとする一部報道について、「全くの事実誤認であり、防衛省として、国内世論を特定の方向に誘導することを目的とした取り組みを行うことはありえない」
と明確に否定。

そのうえで、「厳しさを増す安全保障環境やIT技術を含む技術革新の急速な進展等に伴い、認知領域を含めて、これまでの戦い方の抜本的変化に対応していくことが重要となる中、防衛省としては、情報戦対応も含め、必要な体制整備を適切に実施していく」とした。

目次

  1. 憲法に抵触? 日本も「ゲームチェンジャー」図る
  2. 自称インフルエンサー、所詮は利用される運命
  3. 防衛省や自衛隊によるインターネット発信活動、2020年の夏ごろから活発に

憲法に抵触? 日本も「ゲームチェンジャー」図る

今年4月、SNSを使った発信の真偽や意図を分析し、フェイクニュースによる世論誘導を防ぐ役割を担う「グローバル戦略情報官」が防衛省に新設。

防衛省では、こうしたフェイクニュースによる情報戦に対処できる体制の構築と対外発信の強化、あるいはAIを活用した公開情報の自動収集・分析機能を整備することなどが検討されている。今後改定される安保関連3文書に中にも盛り込まれる見通しだ。

防衛省が、このような姿を隠したまま世論誘導を図る行為は、基本的には、「ステルスマーケティング(ステマ)」と同様の行為。

防衛省は、「企業のコマーシャル技術と同じで違法性はない」(*2)とするが、しかし研究段階であっても、憲法が保障する個人の尊重(13条)や思想・良心の自由(19条)に抵触する可能性がある。

中国やロシアなどは、人間の心理の捜査やかく乱を図る「情報戦」にすでに積極的に取り組んでいる。防衛省は、日本においても、このように戦闘形態を一変させる「ゲームチェンジャー」の一形態とみて、この分野における能力の獲得が必要であると判断した。

ゲームチェンジャーとは、これまでの考え方や事態の推移を一変させる役割を果たす言葉 (*3)。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

 

「熱意がある社員」たった6%の衝撃。人を大切にしないニッポンの現実

日本のサラリーマンを揶揄する「社畜」という言葉がありますが、そこに熱はないようです。アメリカの調査会社によれば、「熱意溢れる社員」はたった6%で調査した139カ国中132位、70%が無気力という驚きの結果が出ています。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』著者で、健康社会学者の河合薫さんは、90年代以降に「人」を大切にしてこなかったツケが出ていると主張。賃金が上がっていない国として問題視する声への反応がようやく見え始めてはいるものの、まだまだ「人への投資」が足りないと訴えています。

プロフィール河合薫かわい・かおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

「熱意あふれる社員」たった6%の衝撃。日本は「人」を大切にしなかった

2021年の日本の時間あたり労働生産性は49.9ドルで、経済協力開発機構(OECD)に加盟する38カ国中27位だったことがわかりました。20年の26位からさらに順位が後退し、米国(85.0ドル)の6割弱の水準にとどまり、エストニア(51.0ドル)やラトビア(48.6ドル)と同水準です。

また、日本の一人当たり労働生産性は、8万1510ドルで、OECD加盟国中29位。日本の“お家芸”だった製造業の労働生産性も、9万2993ドルとOECD加盟国中18位と低迷しています。

データを分析・検証した日本生産性本部は、今回の結果について「新型コロナウイルスからの経済活動の回復が遅れたのが一因」としていますが、コロナがなくても同様の結果が出たのでは?というのが私の見解です。

日本の生産性の低さはこれまでも度々指摘されてきました。「長時間労働」が原因とされたり、「無駄な作業が多い」と効率化の推進が叫ばれたり。しかし、至極シンプルに考えれば、生産性が低下し続けている原因は、付加価値が生まれる“現場”の衰退です。現場の弱体化こそが根本的な問題なのです。

いい現場は「人」を育てます。いい現場は、人生の質を高め、人生に意味を与えます。しかし、日本は「人」を大切にしなかった。現場はズシッと重たいものであり、「いい現場を残す」のが一番の成長戦略なのに。

1990年代以降の日本は、人への投資を惜しみ、「カネ」だけを追い続けました。流動化より大事なのは、その地域でじたばたやっている現場を残していくことなのに。「流動化、流動化」と、人を残すことより、動かす=切ることばかりに躍起になった。

リーマンショック以降、米国はグローバルではなくローカル、カネより人と、19世紀の古典的経済学に舵をきったのに、日本はグローバルにこだわり、カネばかりを追いかけた。その末路が、今の日本企業の生産性の低さであり、安い日本であり、やる気を失った会社員です。

アメリカギャラップが実施した従業員のエンゲージメント調査で、日本は「熱意溢れる社員」がたったの6%で、米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位という残念な結果もでています。しかも、この調査では「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%、「やる気のない社員」は70%と壊滅的だったこともわかりました。

最近は、やっと「人への投資」に力を入れる企業もでてきました。しかし、その動機になっているのは「世界の潮流」です。つまり、流行り(というには遅きに失した感ありありですが)を取り入れたところで、会社組織の隅々まで蜘蛛の巣をはるように、「人」へ投資を徹底しない限り、矛盾だらけの組織に成り下がります。

今こそ「経営の根幹は人」という当たり前に気づいて欲しいのですが、賃金上昇の動きの鈍さを見る限り…、日本の生産性が改善される見込みは…ほぼありません。みなさんはどのようにお考えですか?ご意見、お聞かせください。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

サッカー家庭教師が教える、チームでレギュラーになれない子を持つ親が考えるべき事

懸命に練習に打ち込んでいるのに、所属するチームでレギュラーになれないというサッカー少年や少女は少なくありませんが、もしかしたらそれは「売り込み方」に問題があるのかもしれません。今回のメルマガ『サッカー家庭教師:谷田部のブログでは書けない話』では、サッカーの悩みを改善する動画サイト(谷田部真之助.net)を主宰するサッカー家庭教師の谷田部さんが、プレーの上手い下手は「認めさせたい相手によって変わってくる」という事実を紹介。評価されたいターゲットを理解し攻略する重要性を解いています。

この記事の著者・谷田部真之助さんのメルマガ

サッカーの下手と上手いの違いとは?

サッカーにおいての上手いと下手。について考えていこうと思います。

そもそも私としては上手な子に教える必要はないと思っています。現時点で上手い時点で勝手に上手くなりますから。

ただ、危ないのは下手くそなのに、上手い。と思って間違った方向へ積み重ねる子と逆に「下手」と思っていても実はちゃんとしたところに行ったらめちゃくちゃ評価されるというパターンの多いこと多いこと。

実は下手くそなのに上手いと思い込んでいるのは大体“アク”が強いから埋もれる。というのもあると思います。

本当の上手さとは何なのか?

今回のワールドカップもそうですが、各国の代表選手ばかりの大会。下手くそはいないはずなのに下手または上手いという評価は誰しもがしたはずです。

それは客観的に感じるものです。

さらに言えばそのレベルの中で通用しているかいないか。を客観的に思った評価でしかありません。

主観で決めることではないのが、上手い。と下手。のこの2つ。

期待している通りの動きをしてくれないと下手

客観的な評価。と上記しましたが、傍から見て思った通りのプレーであればその評価は「普通」です。

逆に思った通り以下であれば「下手」、思った以上のプレーが出れば「上手い」になります。

ただし、いえるのは“最低限のプレー”をした上での話です。思った通り=最低限のプレーということ。

だから本当であれば最初からドリブルばかりでなく、ポジションごとに求められる能力や技術を理解し、守備や動き方、走りというものから理解し身に着ける必要があるのです。

ボールタッチばかりを練習するのがサッカーではありません。ボールタッチばかりに偏っているとサッカーというよりもフリースタイルやフットサルなどいいか悪いかではなく、サッカーからずれていきます。ずれていくだけならまだいいんですが、サッカーから離れてやめてしまうというのが一番残念なケースです。

この記事の著者・谷田部真之助さんのメルマガ