松井玲奈、「意味の無い、なんとなくの横顔」に称賛の声

女優の松井玲奈が13日、オフィシャルブログを更新。“意味の無い、なんとなくの横顔”公開し、ファンから話題を呼んでいる。

「8/13」と題して更新したブログは、

「1つ作品が終わりました。初めましてがあって、また自分もお芝居も考えるきっかけが貰えました。撮影はスケジュールが久しぶりに大変で、目が回りそうだったけど、最後は笑って終われたから良かったな。来年になると思いますが、見ていただけるのを楽しみにしています」

と近況の報告。

続けて、

「ファンクラブライブが近づいております。急ピッチで歌詞を覚え、歌を練習し、ギターもやってるけど、ま、間に合わせなくちゃ。」

と、9月2日からスタートする『松井玲奈 ファンクラブライブ ”SPICA TOUR 2018”』について触れ、

「リハがもうすぐ始まります。リハは楽しみだなー。やっと歌うことが楽しくなったから、全力で今年は楽しみたい!」

と意気込みを綴った。

ブログの最後は、

「意味の無い、なんとなくの横顔ー笑」「髪の毛伸びましたね。私」

と綴り、横顔写真を公開し締めくくっている。

横顔写真にファンからは「横顔までも美しい」「横顔もまた素敵」「爽やかな横顔」「横顔も上品だね!」「“天使”のようにキュートで晴れやかな玲奈さんの横顔」「自然な横顔が良いですね!」「めっちゃめちゃ可愛いー」「かわいい横顔」と称賛の声が殺到したり、「歌声を早く聞きたい」「最高のライブになるように一緒に楽しもう」「楽しみ~」「もうわくわくが止まらないぜ(笑)」「歌にギター楽しみにしてる」「ライブ期待!」「9月が待ち遠しい」とファンクラブイベントを楽しみにしている声などが相次いでいる。

松井は、女優の安藤サクラが主演する次期NHK連続テレビ小説『まんぷく』(10月1日スタート、月~土曜前8時)の追加キャストとして発表されている。同ドラマは、今や私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した、日清食品創業者の安藤百福(あんどう・ももふく)氏と妻の仁子(まさこ)氏の知られざる半生をモデルにした作品。何度も失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく──人生大逆転の成功物語。

■松井玲奈 ファンクラブライブ ”SPICA TOUR 2018”
開催日程は、9月2日(日)マイナビBLITZ赤坂(東京)、9月9日(日)梅田CLUB QUATTRO(大阪)、9月15日(土)福岡DRUM Be-1(福岡)、9月16日(日)名古屋ダイヤモンドホール(愛知)となっている。

<関連サイト>
松井玲奈、27歳BDの誓い「1歩ずつ確実に前に…」
http://www.entameplex.com/archives/44599

松井玲奈「やったー!」次期NHK朝ドラ『まんぷく』出演
http://www.entameplex.com/archives/43648

松井玲奈、すっぴん写真にファン悶絶「かわいすぎるぞ」
http://www.entameplex.com/archives/43399

 

記事提供EntamePlex

【動画】度胸ありすぎ!シロクマを正面から追い払う写真家に驚愕

陸上における最大級の肉食獣・シロクマ。動物園などではたくましさと愛らしさを両方併せ持つ存在だが、もし実際に遭遇したら恐怖でしかない。

そんなシロクマをなんと正面から追い払うという命知らずな男性がここにいた・・・

 

 

彼はロシアの動物写真家。野生の動物に接近して撮影してなんぼの写真家だが、今回の相手はシロクマ。危険すぎる・・・

シロクマを撮影するためにカメラの近くにおびきよせ、近づいてきたところでシャッターを切る。

そして近づきすぎると、なんと自らシロクマに近づいて威嚇し、シロクマを遠ざける。

野生の生物からしたら人間もまた未知の生物。怯えて逃げるよりも威嚇した方が良策とはわかっていても、一歩間違えれば死に直結する状況で実行できるその度胸は計り知れない・・・。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Daily Mail)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

2020年東京五輪の夏開催はやめよ。このままでは選手も客も倒れる

東京は2020年オリンピックへの盛り上がりをみせつつありますが、高温が予測される真夏の開催という日程はオリンピック費用負担者の都合に合わせているようです。危険なレベルの酷暑のなか開催という日程に意義を唱え続けているジャーナリストの嶌信彦さんは、自身の無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の中で、「アスリートや観客らにとって快適な季節を選ぶことを最重要課題に据え直さなければ、日本は酷暑被害で世界中の笑い物になる」と指摘しています。

五輪の日程変更を!

全国で猛暑が止まらない。7月23日は埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1度を記録。23日までに熱中症で亡くなった人は少なくても30都道府県で94人(毎日新聞)、救急搬送者は16~22日の1週間で2万2,647人に上った。

各紙の見出しも「異次元猛暑 深刻」「気象庁 災害と認識」「大暑列島、もはや災害」「炎暑、迫る危険 室内で高齢者死亡」「水泳教室、祭り中止、命にかかわる」「この暑さ、青天井?」──と警告を発している。

今後も猛暑予想が続くなか、20年東京オリンピックは同年7月24日から8月9日までの17日間、パラリンピック8月25日から9月6日までの13日間にわたって行なわれることが決まっている。2回目の東京開催で期待もあるが、最近の異常な暑さからまともにスポーツの祭典を挙行できるのかという懸念の声のほうが強まっている。本当に素晴らしいオリンピックにしたいなら、開催日程を晩秋か早春に変えるべきではないか。

1964年の初の東京オリンピック10月10日から始まった。敗戦から立ち直った日本の姿を世界が注目するオリンピックの舞台から世界に示すのだというのが当時の日本人全体の思いであり願いだった。それだけに当時のオリンピック委員会は期間、特に初日の開会式をいつにするか、について国をあげて真剣に検討した。数年間の気象状況を調べ、期間中に最も気候が安定、晴天の日が続いて選手や観客が最も過ごしやすい季節と日々を気象庁や学者などが総力をあげて調査したのである。

その結果「10月10日開会式」が決まったのだ。その努力と思いが通じたのか、10日は真っ青に晴れ渡りまさに秋晴れのオリンピック日和となった。成功の条件には会場施設や国民の受け入れ対応など様々なソフト、ハード面のもてなし方が求められるが、何といっても関係者が気にしたのは気温や湿度、晴天か雨天か──など天気の状況だった。その意味でも主催国アスリート観客などにとって最も快適な季節を選択することが最重要課題だったのだ。

しかし2020年東京五輪真夏の8月に行なうことを選択した。秋は欧州のサッカーシーズン、アメリカの大リーグ野球などの最盛期とぶつかり、欧米のプロスポーツ界莫大なオリンピック費用を負担することを申し入れたので日本が欧米の人気スポーツシーズンを忖度し避けたとみられている。

しかし欧米のプロスポーツに遠慮して世界のアマチュアスポーツの祭典の開催日をずらし、期間中に熱中症などで選手や観客が数多く倒れたりしたら、それこそ日本のスポーツ界は世界からスポーツに対する考え方に対し、根本的批判を浴びよう。

折しも環境省は五輪期間中の「新国立競技場 熱中症最悪25日超』」(1月4日付読売)と公表。同期間中の熱中症を示す国際指標の「暑さ指数」も最も高い危険性がある「暑さ指数31」のレベルに達した日が新国立競技場など4ヵ所で25日以上あったという。日本体育協会は指数25~28を警戒、28~31は厳重警戒、31以上を運動の原則中止と定めている。

五輪組織委員会は約100億円かけて道路の遮熱舗装や競技開始時間の調整などの対策をとるというが本当にそんなことで対応できるのか。熱中症でバタバタと選手が倒れたら日本のスポーツ界の指導者、主催者は世界の笑い物になり非難されることだろう。(電気新聞 2018年8月8日)

※ブログには、消防庁が発表した救急搬送状況のグラフを掲載しておりますのでご興味をお持ちの方は合わせて参照下さい。

時代を読む

image by: Ned Snowman / Shutterstock.com

日本の短い「長期休暇」はキケン。なぜ海外は1ヶ月近く休むのか

平成最期の夏、皆さんお盆休みはきちんと取れましたか? 「かえって疲れた」という話もよく聞かれますが、それは「疲れを自覚できるようになっただけで、溜まった疲れを取る作業はそこからスタート」、その疲労を除去するには最低2週間は必要だと語るのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の中で、日本では分割基本の有給休暇取得が世界では原則「連続」しか認められていないという事実を紹介した上で、「なぜまとめて取るのが大原則なのか?」について解説しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年8月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

疲れの借金と有給休暇の関係

先週金曜日(10日)にIT mediaで公開した「1カ月の夏休みは夢? 日本人の“有給の取り方”がズレている、歴史的背景」には、多くの反響が寄せられました。

日本では有給休暇取得は「分割」が基本ですが、世界は連続が基本。国際労働機関(ILO)は、原則として有給休暇の分割取得を認めていないのです。

先のコラムではILOが1936年に定めた「有給休暇」に関する条約(第52号条約)の内容と、そこに至るまでの経緯を説明。一方、日本が戦後労働基準法を制定したときの役人たちの「世界に追いつこう! 追いつきたい!」という高い志と、敗戦時の厳しいリアルを伝えました。

詳細はコラムをお読みいただくとして、本メルマガでは「なぜまとめて取るのが大原則なのか?」についてお話します。

みなさんは「蓄積疲労」という言葉、知ってますか

これは「頭痛、肩こり、イライラ、やる気がでない、眠れない、ケアレスミス、疲れやすい」などの症状として現れる疲労で、最悪の場合、うつや突然死につながる極めて深刻な状態をいいます。

蓄積疲労を訴える人は、1980年代後半以降急増しました。

原因は精神的緊張や心的負担を伴う仕事が増えたことに加え、企業でのリストラの加速、成果主義の浸透、さらにはインターネットやスマートフォンの普及などでストレスの質が変わってきたことに起因しています。

精神的緊張や心的負担を伴う仕事には、適度な運動、精神的なゆとり、遊び、お喋り、笑い、など、心的疲労を癒す“資源”と、「仕事を忘れる時間」が必要不可欠。食べて寝るだけで自然に消えていくものではないのです。

例えば、お盆休み明けはやる気が出なかったり、夏季休暇などで休むと「余計疲れが出る」という経験は誰でもあるはずです。これは疲れが蓄積し機能障害に陥っていた“疲れのセンサーが回復したことを意味しています。

つまり、「休んで疲れが出た」のではなく「疲れを自覚できるようになった」だけ。溜まった疲れを取る作業は、そこからスタートするのです。

あくまでも私の主観ですが、疲れのセンサーが回復するには1週間。心身の疲れを取るのにさらなる1週間。最低でも2週間は休息に必要です。

貯蓄できぬまま65歳を迎える、団塊ジュニアたちの「2040年問題」

少子高齢化という未曽有の危機が長いこと叫ばれ続けているものの、未だ解決策を得られない日本社会。様々な研究データの中には、「就職氷河期世代」いわゆる団塊ジュニアが2040年以降に一番割を食うのでは?という分析が出ているようです。これまで、事業仕分けや女性活躍など20以上の有識者会議に参加してきた株式会社コラボラボ代表の横田響子さんは、自身のメルマガ『【オモシロ会議百景】現役・次世代リーダーと横田響子でゆるっと語るボーダーレスな社外会議』の中で、総務省の有識者会議で出ている「2040年問題」という大問題について、女性起業家かつ就職氷河期世代の目線で詳しく解説しています。

2040年、日本で何が起こるのか?

昨年秋から9ヶ月16回にわたり参加してきた有識者会議が、総務省「自治体戦略2040構想研究会」です。この2040という数字は、2040年を指しています。

2040年という年、国の偉い人たちが「なんとなく区切りがいいから」と決定したのではなく、ちゃんと意味があります。この年、実は人口減少と高齢者人口のピークで行政の運営が一番厳しくなる年と言われています。

2008年に人口が約1億2800万人でピークを迎えてから、はや10年。人口減少の速度は毎年加速しており、2040年ごろにはなんと毎年90万人程度減少、更に2040年の人口は約1億1092万人までの減少が予測されています。

そして、高齢化。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2040年65歳以上の高齢者人口は3920万人超と今後においてほぼピークとなります。そしてこの時期の高齢者は団塊ジュニア世代(1971~74年生まれ)が当てはまります
とはいえ、少子化による急激な人口減少と高齢化―日本の今の時代を生きる私たちからしたら、数年前から何度も報道等で取り上げられているため、耳にタコのような話。「未曽有の危機」と言われても、もはや危機感を持つことさえ難しいかもしれませんが…。

報告書は、コチラ。

総務省 自治体戦略2040構想研究会

これから、法整備も含めて検討する審議会がまさに今月からスタートしています。

2040構想で議論されている中で、横田的に新鮮な話!と思ったわれわれが直面する課題もあります。

  1. 集団移転
  2. 大都市、東京の高齢化人口爆発、実は東京がピンチ?!
  3. 就職氷河期世代が割りを食っている説

などです。

2040年戦略について「就職氷河期世代が一番割を食っている説」

さて、2040年構想で直面する課題の内の一つ「就職氷河期世代が一番割を食っている説」について。

2040研究会の隠れた成果の一つは、就職氷河期世代に光を当てたことだと研究会で話されました。最近、徐々に話題になっている件です。

ある委員の方が、就職氷河期世代に関する考察を以下で示されています。

  • 団塊ジュニア世代の所得の低さが経済政策学会でも話題になったが、不況期に就職した層が先までずっと所得が低いという傾向は日本に限ったことではない。
  • 就職氷河期世代の中でも、大学卒業者の90数%は正社員となっていて、元通りのレールに乗れている。
  • 一方で、グレーカラー、ブルーカラー層など、非正規雇用の人、またフリーターの人々は、技能と経験を積みあげきれておらず、人材不足の際にも即戦力を求める場では避けられがち。

バブル崩壊後の就職氷河期に就職した世代の男性一般労働者(特に1972~76年生まれ)は、その前後の世代と比較して給与が低いのですが、このことに関して、問題は職能を十分に発揮できず、正社員ルートに戻れていない非正規フリーターの人が他の世代より多いということ、そしてたとえ正社員ルートに戻れていたとしても、管理職につけず収入が比較的少ないのではないか、との見解がありました。(ここから統計(PDF)をご覧いただけます。世代別給与比較グラフについてはp.17)

2040年ごろにかけての危機というのは、無職や低賃金で経済的に自立できなかったり、収入が少なく老後の蓄えが十分にない彼らがそのまま高齢化すれば社会全体のリスクにもなりかねない、ということ。

今のままでは、政策の失敗が引き起こした就職氷河期の被害を被った人々が、死ぬまでその被害と向き合わざるを得なくなってしまっている。

だからこそ、彼らが抱える、忘れられていた問題に対して、保障という形で真摯に対処する必要がある。

現在、少子高齢化が急速に進み、今の若い世代が生産者世代になったとき、1人あたり1.4人の高齢者を支えなくてはいけないという非常に大きな負担があると注目されています。

子供とシニアに注目を向けがちなところを、今まで日の目を見ることのなかった就職氷河期世代にも焦点が当てられるようになったことは非常に画期的なことじゃないか、と思ったのでした。

この点について先日出張でお邪魔した某地方都市の職員とも話題になりました。

うれしいことに、打合せ時「自治体戦略2040構想研究会」のとりまとめ資料を読み込んでくださり、まさに就職氷河期世代の件に赤線が!たまたま就職氷河期世代で、さらに共働き比率が増え、介護も育児も仕事も全てを無心にこなす世代。「なんとなく割を食っている気がするけれど自身では声をあげるのはちょっと…と思っていたのでとても納得した」というコメントでした。

さてさて、今後どうなることやら。私自身も議論に加わることもあると思うのでデータと向き合いながら参加しますが、各所で議論と対策が深まることを祈るばかりです。

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台湾最後の日本語世代が語り継ぐ、あの戦争と変わらぬ日台の絆

15日に73回目の終戦記念日を迎えた日本ですが、この時期メディアでよく目にするのが、第2次世界大戦における「日本悪玉論」。しかしこれに異を唱えるのは、台湾出身の評論家・黄文雄さんです。黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、台湾の人々が日本統治時代にどれだけの教えを得たかを改めて紹介。さらに台湾人が独立の精神を保ち続けられるのは日本のお陰だとし、日台の絆は不動のものだと記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年8月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【日本・台湾】終戦記念日を迎え、戦後73年の日台関係を考える

今年も終戦記念日がやってきました。このメルマガの読者の皆さんは、私と同年代の方も多いのではないでしょうか。戦争を知らない世代が主流となってから久しく、メディアは戦争の悲惨さを忘れるなとばかりに毎年終戦記念日になると、戦争当時を振り返る報道が目につきます。

終戦を迎えたのは幼少期ですが、一応私も当事者であったはずですが、メディアによる戦争の振り返りにふれるたびに、気持ちも新たに戦争というもののやるせなさに心を痛めます。ちょうど今、TBSテレビで『この世界の片隅に』というドラマをやっています。この作品は映画のほうが先に上映されましたが、夏のドラマで戦争体験ものをやるのはとても意義があると思います。

ただし、日本のメディアが伝える戦争とは、まず間違いなく「日本が悪かった」「日本は侵略国家だった」というものです。さすがに最近では、日本が完全な悪玉で、中国・韓国・連合国が善玉だったなどという、善悪二元論で考える人は少なくなったでしょうが、テレビ・メディアなどは、まだまだ単純に「日本悪玉論」を唱えています。

私は台湾生まれですから、戦争前後は台湾の歴史とともに生きてきました。私は、台湾が通ってきた激動の時代の生き証人としての自負を持っています。日本時代には日本の教育を受け、終戦を迎えて日本が台湾から去り、代わりに蒋介石と国民党の残党がぞろぞろと台湾に押しかけてきて、「犬が去って豚が来たと言われた時代がありました。

その後は皆さんご存知のように台湾に受難の時代が訪れます。二二八事件、国民党による白色テロ時代、美麗島事件、鄭南榕焼身自殺事件などを経て、李登輝時代が訪れ台湾は好転していきました。まさに激動の時代でしたが、今の台湾人の戦争を知らない世代はこうした台湾の過去をどれだけ知っているでしょうか。

私は青年時代からずっと台湾独立運動に身を投じてきました。日本に渡ってきてから、ブラックリスト者として台湾に帰ることが許されなかった時代も、仲間とともに日本から台湾独立を叫び、運動を支援してきた自負もあります。そして今、人生を振り返ると、運動を共にしてきた仲間たちは一人、また一人と減っています。

かつては、私も後世の育成に責任を感じ、後世を育てようとしましたが、なかなかうまくいかず、結局これといった人材とめぐりあうことができず、仲間はどんどん年を重ねて減っていく一方です。戦争を知らない世代が、戦争世代と同じような温度で戦争を見ることができないのと同じで、戦後の台湾を知らない世代が熱心に独立運動に参加できるかといったら、なかなか難しいのでしょう。

台湾もかなり変わりました。李登輝時代が終わり、陳水扁時代、馬英九時代、そして蔡英文時代と、台湾は進退を繰り返しながらも確実に中国とは一線を画した独自路線を歩んでいます。

アメリカに不協和音か。北に激怒の「死神ボルトン」が発した警告

トランプ大統領が米中間選挙まで様子見を決め込んでいるとも言われる北朝鮮の非核化に対し、その「遅れ」に痺れを切らした米のボルトン大統領補佐官が8月9日、重大警告を発しましたが、事態の進展はあるのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、フセインやカダフィの悲惨な最期を目の当たりにしている金正恩がアメリカを信用しないのも当然とし、トランプ大統領が今後、戦争以外の解決策を探すことに期待すると記しています。

北朝鮮、アメリカの提案をすべて拒否!

金正恩さん、アメリカの提案を【 全拒否 】しているそうです。

北朝鮮、米国の提案全て拒否 非核化交渉進まず

CNN.co.jp 8/11(土)11:42配信

 

ワシントン(CNN) 北朝鮮の非核化をめぐる交渉で、米国が再三にわたり北朝鮮側に提案を伝えているものの、いずれも拒否されていることが11日までに分かった。複数の外交筋が明らかにした。

外交筋によれば、米国側は「完全に検証された非核化という終着点」に至る道筋について具体的な提案を行ってきた。だが、北朝鮮側は「強盗的」だとして、こうした提案をすべて拒否したという。
(同上)

どうして、こういう話になるのでしょうか? RPEでは、金正恩の意図について、以下のように書いてきまし
た。

  • 金正恩は、父の成功を真似しようとしている。つまり
  • 「非核化します!」と宣言する
  • 「制裁解除」「経済支援」「体制保証」を得る
  • でも、ちゃっかり核兵器は保有しつづける

こういう意図をもって、彼は6月12日、シンガポールでトランプにあった。そして、ディールは以下のようになりました

  • 完全な非核化すれば、体制保証
  • 体制保証すれば、完全な非核化

金正恩は、「制裁解除(少なくとも緩和)」も、「経済支援」も勝ち取ることができなかった。世界中のマスコミが、「この会談は大失敗だ!」と合唱していましたが、RPEだけは、「大成功だ!」と書いていました。

というのも、トランプは、金に実質何も与えていない。制裁も緩和しないし、経済支援もしない。体制保証の約束はしましたが、「完全な非核化」が前提なので、「完全な非核化がなければ体制保証もなしです。結局、金は何も得ることができず、一方で、「完全な非核化を約束したのです。

そして、案の定、彼は約束を守ることができません。父・金正日の成功パターンを、そのまま規模を大きくして真似てみた。ところが、アメリカも、過去の失敗体験から学んでいるのです。

米国側は完全かつ検証可能な非核化を求めており、これが実現するまでは制裁を維持する方針。一方、北朝鮮側はさらなる措置を取る前に、制裁解除や平和協定締結を要求するとしている。
(同上)

RPEで大昔から書いてきたこと、今では北朝鮮自身が「公言」するようになっています。つまり、「完全な非核化の前に制裁解除しろ!」と。で、制裁解除すれば、経済が潤い、「もう非核化はやめましたとなるに決まっています

タワレコに「求婚」の落し物。店員「落ちてました」Tweetに賞賛

探すのをやめた時に見つかることもよくある話の「落し物」。すでに落としたことさえ忘れることって、よくありますよね。

さて、そんな中「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャッチコピーでおなじみのCDショップ「タワーレコード」のタワーミニ ダイバーシティ東京プラザ店の公式ツイッターアカウント(@TOWER_Divercity)が、同店内で「大変なもの」を拾ったとして落とし主を探すツイートを投稿し、「返しが見事だ!」「粋なツイート!」と話題になっています。

一体、どんな落し物が落ちていたのか、一体、どんなことをつぶやいたのか、まずは当該ツイートをさっそくご覧ください。

な、なんと、「結婚してください」という愛の告白文とおぼしきポストイット的な紙片を店内で拾ってしまったようです。。

しかも、15日中に落とし主が見つからない場合は、同店スタッフの求婚とみなして「お友達」から始められてしまうようです!! なんという落し物のお知らせツイートなんだ!!! さすがタワレコ、遊び心が違いますね。

しかし、この求婚メモ、どうやら数時間後には落とし主が現れて無事にご本人の手に渡ったようです。

タワレコのスタッフさん、告白じゃなくて残念そうですが、無事にご本人の元に帰ってよかったですね。

大事な大事な「愛」の告白文、落とし主さんが今度は落とさないようにと「アイ」フォーンケース(実はアンドロイドだったりして)にしまったようですよ!

image by: Osugi / Shutterstock.com

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

それは勧告じゃなく退職「強要」。会社が裁判に負けた4つの判例

会社が従業員に対していつでもできる退職勧告ですが、対象とした従業員が自由に意思決定できない状況下で行った場合、無効になるのはご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で社労士の飯田弘和さんが、過去の裁判で「退職強要」と判断された判例を分析、その中でも身近で起こる可能性の高い「4つの例」を挙げ解説しています。

御社では、退職強要していませんか?

事業を長く続けていると、当然、景気の変動、得意先や受注量の減少、ライバル企業の出現等あると思います。経営が厳しくて、従業員に辞めてもらわなければならない時もあるでしょう。また、ブラック社員やモンスター社員と呼ばれるような、一刻も早く辞めさせたい従業員がいるかもしれません。

そのような時であっても、即「解雇」というのは難しい。「解雇が簡単にはできないことは、みなさんもご存知だと思います。

解雇を行うためには、「客観的に合理的な理由」と「社会的相当性」が必要です。懲戒解雇を行うためには、さらに、就業規則に具体的な懲戒解雇の事由が記載されていなければなりません。これらの条件がそろっていない「解雇」を行えば、裁判などによって「解雇無効」と判断されます。

ですから、通常、従業員に辞めてもらいたい時には、「辞めてもらえないだろうか?」という伺いを立てます(言い方は、もっと厳しいものでしょうが…)。これが、「退職勧奨」あるいは「退職勧告」といわれるものです。会社側が、従業員に対して退職を促す行為です。

この「退職勧奨」は、会社側は自由に行うことができます。「客観的に合理的な理由」や「社会的相当性」などといった、ややこしいものは必要ありません。まったくの自由に行うことができます。いつでも、大した理由など必要なく行うことができます。

しかし、従業員側はこれに応じる義務はありません。従業員自らの意思で、自由に決断することができます。退職勧奨に応じるか断るかは、従業員次第、好きに決断すればよいのです。逆にいうと、自由に決断できない状況で行った退職勧奨、「退職強要として無効となります。

日本の「海水浴離れ」が深刻化。それでも湘南・三浦が賑わう理由

いま、日本全国で海水浴客が激減しています。その数は、ピークだった33年前の2割にも満たないとのデータもあり、猛暑の続く日本の夏から「海水浴」という娯楽が消える日も遠くないのかもしれません。そんな状況にあって、徐々に客足を取り戻しつつあるのが神奈川の湘南・三浦半島の海水浴場です。新しい「海の家」、騒音問題の解決など、そこには並々ならぬ努力と苦悩、そして巧みな戦略がありました。フリー・エディター&ライターでビジネス分野のジャーナリストとして活躍中の長浜淳之介さんが、現地に直接足を運び、海人気「復活」の理由とその奮闘ぶりを詳しく分析しています。

プロフィール:長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)、『バカ売れ法則大全』(SBクリエイティブ、行列研究所名儀)など。

日本の「海水浴離れ」が進む中、賑わいを取り戻した湘南・三浦半島の奮闘

海水浴客は全国的に減少している。ピークだった1985年に3790万人だったのが、なんと2016年には730万人へと2割以下に激減している(日本生産性本部「レジャー白書」より)。しかも昨年は、日焼けしないナイトプールが話題をさらったうえに、8月が雨天続きで、集客を減らしてしまった。各海水浴場はかき入れ時のお盆から8月下旬の天候に気をもんでいる。

夏のレジャーで海離れが進んでいる中、神奈川県の湘南から三浦半島の海水浴場は、家族で楽しめるファミリービーチとしての魅力アップをはかり、「去年の2割近く客数が増えている」(三浦海岸海水浴場組合)、「クラブ化問題の解決が進み基本的に昨年並み。昨年も梅雨明けが早く7月は良かった」(鎌倉市観光課、逗子市経済観光課)と前半戦は順調に集客している。特に三浦海岸は東京に近い立地を活かして、関東で最長の9月30日まで海開きを行い、攻めの姿勢で大幅な集客増を狙う。

関西最大の海水浴場、須磨海水浴場(神戸市須磨区)が昨年の6割程度の客数にとどまるなど、外出を控えるほどの猛暑の影響もあり、全国的には苦戦している海水浴場が多い。そうした中で、神奈川勢は全般に健闘が目立っている。また、猛暑対策として、テラスで食材を焼いて、クーラーの効いた室内で食べる“涼しいBBQ”を提案するレストランも現れている(後述)。海水浴場を借景とした、熱中症の不安のない新しいBBQのスタイルとして注目されているようだ。

海に賑わいを取り戻す、神奈川県の主要海水浴場の奮闘を追った。

ピーク時の10分の1まで激減した三浦海岸海水浴場

三浦半島の南端部に位置する三浦市の三浦海岸海水浴場は、神奈川県とはいえ東京から遠いイメージがあるが、京浜急行線で品川駅から快特に乗って1時間10分程度と、手軽に行ける行楽地である。横浜駅からだと45分ほどである。

神奈川県の海水浴場では、片瀬西浜・鵠沼(藤沢市)、由比ガ浜(鎌倉市)、片瀬東浜(藤沢市)に次ぎ4番目に客数が多く、昨年は41万人を集めたが、一昨年の43万人よりも2万人減ってしまった。

過去に遡れば、1971年には過去最高の客数399万人を集めており、ピーク時のほぼ10分の1にまで減ってしまった。

その背景にはレジャーの多様化、過度の日焼けを嫌う傾向、海水のべたつき感が好まれない、東日本大震災の原発事故による海洋汚染の懸念などの理由がある。全国の衰退している海水浴場に共通する課題として、海の家の飲食店化、ブラッシュアップに後れを取ったことも挙げられるだろう。

事実、藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場では、旧来型の海の家を改革して、夏限定のビーチカフェのような大人が楽しめる海の家を積極的に出店した結果、東京から多くの観光客が訪れ、客数が2000年の104万人から07年には360万人にまで3倍の増加を見せている。

しかしその後、後述するクラブ化の問題により、音楽を規制するなどの対策を行ったため、15年には112万人へと、07年の3分の1以下に再度激減してしまった。このように海の家のレストラン化には賛否両論あり、光と影の両面があるが、同様のチャレンジを、藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町、茅ヶ崎市といった相模湾沿岸東部の各海水浴場は続けてきて、若者にとって行きたいビーチというブランドイメージを確立しているのも事実である。

海の家という概念を覆した「夏小屋」、スポーツで差別化も

停滞した三浦海岸の状況を変えようという鏑矢は、2013年に放たれた。この年初出店した「夏小屋」はIT系企業関係者をバックに持ち、東京資本で、片瀬西浜、由比ガ浜、逗子にあるようなおしゃれ感ある海の家を、三浦海岸に持ち込んだ第1号店だ。三浦海岸の海の家の経営者は全般に高齢化しているが、こちらはスタッフたちの年齢も若い。

三浦海岸夏小屋

昔ながらの海の家は、浮き輪やラーメン、かき氷などを売っていて、大人数を一括して収容する脱衣場兼休憩所という感じだ。しかし、海の中よりも海辺で遊びたい今の海水浴客は、水着にならなくてもリゾート気分に浸れる、リラックスできる空間を求めていて、海の家も外国にいるようなトリップ感や、プライベート感ある雰囲気づくりが必要である。

海水浴客は水着を来て波打ち際でも遊ぶが、泳いだり潜ったりはあまりしない。日焼けする日光浴より、ビーチパラソルの下や海の家でのんびりと過ごすのを好む。

「夏小屋」はミュージシャンを呼んでのライブ開催、ブラジル・リオデジャネイロ発祥のビーチでプレイする卓球とバドミントンの中間のようなスポーツ「フレスコボール」を発信するなど、多彩なイベント企画により三浦海岸の活性化に取り組んでいる。フレスコボールは三浦海岸ではよく見るスポーツで上手い人も多いが、他所の海岸ではまだあまり見ない。その意味で差別化に成功しており、売りになっている。

2014年から三浦海岸海水浴場は京急と組んで、「みうら海水浴きっぷ」というお得な切符を売り出している。効果も出ていて、昨年は1万7,000人以上が利用した。この切符を使うと、品川駅から三浦海岸駅までが大人1人で往復1,800円。それにプラスして、海の家6施設から1つ選んで利用でき、コカ・コーラ300mlのペットボトルの引換券も付いてくる。

通常なら運賃と海の家利用代を合わせて3,220円になるので、通常の6割以下の出費で海水浴が楽しめる。

今年は昨年より18%増ほどのペースで売れており、首都圏の他の海水浴場でやってない鉄道会社とタイアップした集客作戦が実を結びつつある。駅から浜まで歩いて7、8分程度で、案外と近い。海水浴場組合では「サッカー、テニス、バレーボールなどビーチスポーツの楽しさを体験してもらいたい」と、先ほどのフレスコボールを含めて、スポーツ関連のイベント、教室を積極的に誘致し、リピートにつなげたい意向だ。

三浦海岸は今年、6月29日から9月30日まで、3ヶ月間海を開く決断をした。組合によると昨年は9月10日まで開いて、手応えを得たうえでのさらなる延長とのことだ。

「夏場の天候が悪いと海の家がペイするのは難しい。そのリスクを考えて9月末まで延長した」と三浦海岸海水浴場運営委員会委員長で、地魚料理「魚敬」社長の大島敬三氏。

「同じ三浦市内でも、三浦海岸は三崎港と違ってマグロも獲れないから、活性化するには海水浴場が頑張らないと未来はない。客数が30万人を切ったら地域の死活問題だ」と、厳しく現状を見据えている。