大手メディアは一切無視。小池百合子都知事と三井不動産の「癒着」関係と都庁元幹部14人の天下り
7月7日の投開票に向け、熱い選挙戦が繰り広げられている東京都知事選。現在小池百合子氏のリードが伝えられていますが、「しんぶん赤旗」の現職知事を巡るスクープを報じる大手メディアはほとんどないのが現状です。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、そんな記事内容を要約し紹介。その上で、現在大問題となっている神宮外苑再開発を始めとする「政官業のべたつきの構造」を白日の元に晒すとともに、その打破の必要性を訴えています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:東京を食い物にしてきた小池知事と三井不動産の癒着/なぜ大手マスコミは6/16「赤旗」報道をフォローしないのか?
プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
小池百合子氏と手を組み“再開発利権”で東京を食い物に。三井不動産へ天下りした14人の都庁元幹部
6月16日付「赤旗」の「都幹部14人、三井不動産天下り」は時宜を得たスクープだが、これをフォローしたのは「アサ芸プラス」(17日付)や「日刊スポーツ《政界地獄耳》」(18日付)など一部のネットメディアだけで、大手マスコミは今に至るも無視したままである。もちろん、20日の告示を目前にして、自分らで取材を重ねて固めてきた訳でもない事柄を他紙が軽々に追っかけて取り上げることなど出来るはずもないのだが、それにしてもマスコミが、小池百合子知事の8年間に日本の首都で一体何が起きてきたのか、その構造的な問題性をほとんど何一つ掘り下げようとしてこなかったことを改めて浮き彫りにしたのがこの一件である。
このままでは、「赤旗」報道の事実さえ多くの人々に知られずに都知事選が進んで行くことにもなりかねないので、以下でまず同報道の要点を紹介し、さらにそれに関連するいくつかの問題点について他の資料をも適宜、私の古いファイルボックスから引っ張り出して参考に供することとする。
この記事の著者・高野孟さんのメルマガ
極めて“不適切”な2つの点。文科省「重大事態いじめのガイドライン」改定案を“いじめ探偵”が厳しく指摘
「いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」とされる「重大事態いじめ」の定義。文部科学省は先日、このいじめ重大事態の調査に関するガイドラインの改定素案を公表し各メディアが大きく報じましたが、識者はこれをどう見たのでしょうか。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、「不適切と断定できる点がある」としてその部分を指摘。さらにこのままでの「改悪」を許さないために、いじめの被害当事者サイドが取るべき行動を提示しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:文科省、命にかかわる重大事態いじめのガイドライン改悪か?
黙っていればこのまま改悪?文科省が公表した「重大事態いじめのガイドライン」改定素案
6月19日、いじめ防止対策推進法に基づく「いじめ重大事態の調査に関するガイドライン」の改訂素案が公開されニュースとなった。
日常的に「重大事態いじめ」に対応している私にとっては、常に触れるガイドラインであり、不正や隠ぺいが頻発する環境下においては、被害者の拠り所ともなる重要なガイドラインである。
ちなみに「重大事態いじめ」とは、生命や財産などの被害といったまさにニュースになるような酷い被害が生じた疑いがある「いじめ」のことを指し、多くの場合は犯罪行為が確認されたり、著しい人権侵害行為が発生しているもののことだ。
当初のものは、平成29年3月版のもので、表紙を含めて18ページであった。簡素にまとめられており、読んだ印象としては、国がちゃんとやろうぜと言っているのに、なぜ隠蔽をするのだ、いい加減にしろというものであった。例えば、いじめの調査をしていないのに「いじめではない」と言ってはならないという内容が記載されていたりする。一方で、年間1,000件を超える相談や100件近い重大事態いじめの対応をする私からすれば、ガイドラインではやってはダメと具体例で示されている行為を学校が行っている率はかなり高い。
当然、自らの仕事に直結する僅か18ページのガイドラインに目を通していない教職員は存在しないであろうし、管理職ともなる校長副校長、指導や監督をする教委の職員が知らぬはずもないという前提から、率直に「日本語読めますか?」と質問してしまうのだが、浮き彫りとなるのは、読んでいない、知らないという率が圧倒的に高いのだ。
だから、はじめて重大事態いじめに関するガイドラインを見た教育側の職員は、自らの言動を事前に予見していたマジックショーを見るように、唖然として押し黙ってしまう。
一方で、知っていますという者は、わかっていながらダメだと書かれている行動をしているのだが、「ガイドラインはガイドライン、破っても罰はないし、法律ではない」と開き直るのだ。
「3.6倍のちゃんとやれ!」というメッセージか
さて、改定素案はといえば、そのページは表紙目次を含めると66枚もある。内容もかなり細かく分類されており、当初の18ページのものと比べれば、「3.6倍のちゃんとやれ!」というメッセージではないかと思われるほどだ。
ただし、文科省のホームページで公開されているとはいえ、探しづらい。ホームページ内の検索機能を使ってやっと多辿り着けたという印象だ。
念のため、リンクを貼っておく。
特に被害当事者やその関係者の方は、本記事を読んだら、すぐに読んで、これはダメだというところをチェックし、以降予定されているパブリックコメントで指摘をしなければならない。
この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ
「ニコニコ」サイバー攻撃は「自民党潰し」の総仕上げなのか?とんこれ事件関係者が次々失脚の怪、黒幕めぐりネット憶測
「ニコニコ」を突如襲った大規模サイバー攻撃。犯人の狙いは金銭目的と見られているが、一部では「自民党安倍派潰し」の一環ではないかとの憶測も飛んでいる。仮にそうだとして黒幕は一体何者なのか?
ニコニコ潰しは自民党潰し? 一部で憶測
株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコ」のサービス全般が、大規模なサイバー攻撃によって6月8日早朝から利用できない状態になっている問題で、今回の騒動を「自民党潰し」の一環と解釈する見方が一部ネットで注目されている。
今回のサイバー攻撃では、「ニコニコ」のみならず親会社のKADOKAWAグループ全体で障害が発生。重要データに管理者がアクセスできないように細工したうえで“身代金”を要求する「ランサムウェア」も使われたと発表されており、金銭目的のネットワーク犯罪という見方が一般的だ。
それが「自民党潰し」とは穏やかではない。そもそも「ニコニコ」には、一体どのような「政治性」があったのだろうか。ネットメディア編集デスクが説明する。
「あくまでネットの仮説ですが、今回のニコニコ停止によって誰が最も損をするのか?それは自民党にほかならない、という考察が一部で有力視されています。自民党とニコニコの“癒着”を疑う声は相当以前から存在し、ニコニコ動画は政権与党によるネット世論工作の“拠点”になっているとの批判がありました。当時は陰謀論の類とみられていたのですが、安倍さん暗殺をキッカケに“状況証拠”が次々に明るみに出た格好です。中でも『とんこれ事件』は、ニコニコの『政治性』を人々に強く印象づけるものだったのではないでしょうか?」(ネットメディア編集デスク)
「とんこれ事件」で露呈、自民・ニコニコ・統一教会のいびつな政治性とは?
2022年7月8日、安倍晋三元首相が山上徹也容疑者に自作の銃で撃たれ死亡した。2日後にせまる第26回参院選の応援演説のため、奈良市を訪れた最中の悲劇だった。
この暗殺事件について、直後の新聞は「民主主義に対するテロは決して許されない」という論調で各社足並みを揃えた。山上容疑者が主張する「安倍元首相と旧統一教会の関係」が団体名入りで報じられることは国内ではほぼなく、ある種の報道管制が敷かれていた。
そんな異常とも言える空気の中、ニコニコを舞台に決定的な「事件」が発生する。
「ニコニコは参院選当日の2022年7月10日に『【参院選2022】開票特番|三浦瑠麗、東浩紀、石戸諭、夏野剛と見守ろう』を放送しました。その番組内で、社民党の福島瑞穂党首が安倍さんと旧統一教会の関係に言及したところ、批評家の東浩紀さんをはじめ出演者らが一斉に『問題発言』として謎の福島氏批判にまわり、旧統一教会を擁護しはじめたんですよ。これによってニコニコの『自民びいき、カルトびいき』な一面が世間に知れ渡ることになりました」(前同)
同番組内で東氏が発した「これとんでもねぇ話だなぁこれぇ!?」というセリフは、「常識レベルの話に無理矢理イチャモンをつける滑稽さ」や「発言者の余裕のなさをどんな場面においても表現できる汎用性の高さ」から大いに注目され、またたく間にネットミーム化。そこから本事件は「とんこれ事件」と呼ばれるようになった。
【関連】岸、児玉、笹川にCIA。統一教会と自民を繋いだ「黒幕」たちの魂胆
さらに現在は、出演者らによる福島氏への難癖に飽き足らず、それに同調していた多数のユーザーコメントにも、あらためて注目が集まっている状況だという。
「一部報道によると、今回のサイバー攻撃を仕掛けたハッカーはドワンゴ社に対して、ニコニコユーザーの個人情報やコメント履歴を晒すと脅迫しているようです。世間の反応は『エロ動画の閲覧履歴を晒されたら恥ずかしい』など素朴なものが主ですが、一部では、政治関連のコメント履歴のほうがよほど怖いとの指摘があがっています」(前同)
昔から、政治と宗教と野球の話は人前でするな、とよく言われる。ただ、たとえ自分の政治思想がハッカーに暴露されたとしても、言論の自由が保障されている日本では何ら恥じる必要はないはず。エロ動画の嗜好やクレジットカード情報のほうが何倍もつらい気がするが――
「ユーザーおのおのが、本当に個人の考えを投稿していただけなら、それが誹謗中傷などに該当しなかぎり、どんな政治思想を持っていたとしても、何党を支持していたとしても、何ら恥じることはありませんよね。でも、いま巷で心配されているのは、『もし万一、政治関連のコメント履歴で、一部ユーザーや内部による“自民党擁護”の自作自演などが暴露されてしまったら…』ということなんですよ」(前同)
なぜ、ほとんどの人は話が「脱線」するとスピーチに失敗してしまうのか?話し方のプロが解説
スピーチやプレゼンの最中に話題が本筋からずれてしまい、そのまま本題に戻れず失敗の憂き目を見てしまうというエピソード、よく耳にするものです。そのような状況に陥るのを避けるために、話し手として「脱線」は厳に慎むべきものなのでしょうか。今回のメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』ではスピーチのプロである森さんが、多くの人が脱線により失敗してしまう理由を紹介。さらに森さんが「横道にそれることをむしろ推奨する」とする訳を解説しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:話の脱線のススメ <横道に逸れることの効果>
話の脱線のススメ <横道に逸れることの効果>
小中学校の授業中に教科書から脱線して先生がエピソードを話してくれた経験、ありませんか。
先生の経験談や過去の教え子のエピソードは成績には関係がない?だからかもしれませんがひたすら楽しんで聞けました。
でもそれは教科書に書いてあること以上にリアルな人生勉強だったように思います。
教科書の内容は誰でも教えても同じような効果を生まないといけません。
でも、先生の個性が出る脱線話には共感が持てますよね。
脱線エピソードがあったからこそ、数学の方程式が覚えられた、なんて人もいるでしょう。
結果的に横道に逸れたことで、その瞬間の「記憶」を強いものにしたわけです。
そんな学校の先生なら問題ありませんが、ビジネスマンの方からは「話が横道にそれてスピーチに失敗した」とよく聞きます。
ふとした瞬間に本題からずれてそのまま話が流れていってまとまらないまま、ぐずぐずで終わる…当の本人、そんなつもりじゃなかったのに、どうしてなんでしょうね?
言葉はアドリブである
スピーチやプレゼンの観点からすると、書くにせよ話すにせよ、言葉というのは相手や環境の影響を受け、反射的に出てくるものだからです。
つまり、言葉はアドリブ。
今、会議内容を音声で録音し、それを文字に自動的にしてくれるシステムがあります。
会議での録音音声を文字で見ると、
え、なにこれ?
と首を傾げるほどに、かなりめちゃめちゃで、そのまま議事録としては活用できません。
実際に聞いていたときは違和感がなくても、改めて文字で見ると、文法や「てにをは」、語順や言葉選びも、びっくりするくらいです。
これ、会議参加者の言語力レベルの問題ではなく、ほとんど全員が、そうなのです。
すなわち、話し言葉は、相当にテキトーなんです。我ら人間。そんなにカッチリ、キッチリ、ちゃんと話していない。
なのに、相手に伝わってるんですから、人間てやっぱりAIよりもず~っと、奥深く、かしこく、寛容ですよね??!
おっと、AIネタに話が逸れそうになりましたが、戻します。
話し言葉は、みんな相当にテキトー。これが人間のリアルな言語コミュニケーションにおける現実です。
なぜテキトーなのか?
そんなにカッチリ、キッチリ、いちいち文法を正しくなんて、話していないから。習慣で、瞬間的に、即興のアドリブで言葉を繰り出して生きているからです。
だから、うっかり横道にだって、逸れる!
今日はこの筋道1本に沿って話すんだ!
と決めていても目の前の聞き手を見るとつい別の考えがふと浮かんできてつい横道に逸れたくなる。
だから横道に逸れるのはダメでもないし、やってはいけないことでもない。
スピーチコーチとしても横道に逸れることを禁止しません。
むしろ、私は、横道は推奨したい!
なぜなら先ほど書いたように、共感力が強い内容になりやすいから。
しかし!脱線すると、多くの人が失敗する。
それはなぜか。
この記事の著者・森裕喜子さんのメルマガ
頭の痛い習近平。ロシアと北朝鮮の“軍事同盟”締結を中国が快く思っていない理由
24年ぶりに平壌を訪れたプーチン大統領を歓待し、ロシアとの間に包括的戦略パートナーシップ条約を締結した北朝鮮。両国に強い影響力を持つ中国は、この動きをどのように受け止めているのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、ニューヨーク・タイムズが「中国の本音」を報じた記事を紹介。その上で、日本が中露朝3カ国の「亀裂」を利用できるような戦略を身につける必要性を説いています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:プーチンと金正恩と習近平
プーチンと金正恩と習近平
プーチン大統領が北朝鮮を訪問しました。24年ぶりです。
空港では金正恩総書記が異例の出迎えを行い、プーチン氏と抱擁を交わしました。
ロシアはウクライナで使える武器弾薬を必要としています。一方、北朝鮮はロケット技術や食料、燃料などの支援を必要としています。お互いに緊急の必要性があるのです。
その後、ロシアの通信社は、両首脳が包括的戦略的パートナーシップ条約に署名したと報じました。
そのロシアと北朝鮮に決定的な影響力をもつのが中国です。
大局的に見れば、独裁者が支配する「ロシア・北朝鮮・中国」が軍事的・経済的な結束を強めているようにもみえます。
しかしながら、中国はこのロシア・北朝鮮の交流をあまり快く思っていないようです。
ニューヨーク・タイムズの6月20日の記事をみて見ましょう。
中国にとって新たな頭痛の種となるロシアと北朝鮮の防衛協定
中国と北朝鮮は公式には緊密な関係にあるという。
しかし隣国同士の関係は長い間、相互不信と共通の利害が入り混じり、険悪なものであった。
2011年に政権を奪取して以来、金氏はミサイル発射実験の回数を急速に増やし、北朝鮮の核兵器プログラムを拡大することで、中国を不快にさせてきた。
習近平氏は金氏との会談を拒否していた。
トランプ大統領が北朝鮮の独裁者と会談する計画を発表したため習近平は方針を転換し2018年、トランプ大統領との首脳会談の前後に金氏と会談した。
今回のプーチン訪朝に関して、延世大学のジョン・デリー教授(中国学)は言う。
「プーチンと金正恩の新しい協定は、中国にとって良いニュースではない。金正恩の攻撃的な傾向を助長することを心配する理由が増えている」
ロシアがウクライナで使用する軍需品と引き換えに、平壌の核兵器プログラムを強化する技術を北朝鮮に提供するのではないかという懸念はすでに溢れている。
習近平は2つの亡国と手を組むことで、予測不可能な指導者の行動から影響を受ける危険性をもつ。
この協定はまた、中国、ロシア、北朝鮮の三国間の関係を深めるように見えることで、中国にとってさらなる頭痛の種を生み出す。
この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ
日本が誇る魚食をビジネスに。寿司屋でも使える「うんちく風」の名著
日本の魚食文化は世界のセレブにも注目されており、今や魚ビジネスはインバウンド需要も多く見込まれる分野となっています。そんな、魚ビジネスと魚に関するうんちくまでを詳しく語った一冊を、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが詳しく紹介しています。
【これぞ『魚ビジネス』の世界】⇒『魚ビジネス』

『魚ビジネス』
ながさき一生・著 クロスメディア・パブリッシング
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、タイトル通り、魚ビジネスを扱ったロングセラー。
周りであまりに評判がいいので、手に取ってみましたが、これは「当たり本」ですね。
著者は、ドラマ「ファーストペンギン!」の監修者で、一般社団法人さかなの会理事長・代表、東京海洋大学非常勤講師のながさき一生さんです。
サブタイトルにもあるように、まさに「食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める魚の教養」ですね。
刺身と寿司のビジネス的な違い、メリット・デメリットで見たさまざまな漁法、鮮度を保つための職人技や冷凍技術、缶詰や燻製、練り物、発酵などの加工技術、魚の流通、養殖や培養魚肉などの最先端トレンドなど、魚について知りたかったありとあらゆることが書かれています。
読んだ後、よくこんなことも知らずに都内の有名寿司店に行っていたもんだと、恐ろしくなりました。
次に寿司屋を訪れた際には、「ああ、一本釣りで神経締めしてるんですね」とか「やっぱり西日本のブリはコリコリしていていいですね」なんて言ってみようと思います。
いわゆる「教養としての○○」本と違うのは、本書がちゃんと『魚ビジネス』そのものにもスポットを当てていること。
魚ビジネスのトレンドや今後の課題などがわかりやすくまとめられているため、進路の参考にしたい学生さんにもおすすめできる内容だと思います。
これからの魚ビジネスの生き残りの鍵についても議論されており、その流れで注目の名店情報なども紹介されているので、グルメ情報としても重宝すると思います。
魚食は今や、世界的ムーブメント。
インバウンドで稼ごうとする方も、ぜひ教養として読んでおくといいでしょう。
日本にも欲しい?韓国の老後資金の“足し”になる住宅年金の仕組みとは
韓国の老後、貯蓄もなく、年金も少ない状況で生活費を払っていくのも苦しい人たちが大勢います。それを解消するために2007年に発売した住宅年金というものについて無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が詳しく紹介しています。
ちょっと便利、住宅年金。日本にもある?
職場を定年退職した後、10年間警備員として働いているチェ某氏(72)の最大の心配は、この仕事をいつまでできるか分からないということ。最近、膝の手術まで受けて厳しい警備業務をするのが手に余るが、だからといって月給なしで100歳時代を生きていく自信がないと言う。
子供たちが結婚してゆき子供たちの賃貸マンションなどを支援するためにお金がかかっているし、貯めておいたお金もあまりない状態だ。家庭を築いたばかりの子供たちに「金を少々送れ」というのも恥ずかしいし、チェさんは毎日ため息ばかりついている状況だ。
チェさんの事例のように引退後、最も大きな心配は当然ながら毎月入ってくる月給が途絶えるという点だ。サラリーマン生活をしながらなんとか手に入れた自分らの家一軒以外には、財産になるようなものもない。収入源のない引退者は心配がさらに大きくならざるを得ない。
問題は、引退したからといってお金を使う必要がなくなるわけではないということ。むしろ体のあちこちが痛くなったりするわけだから、むしろ出費はますます増加するものと考えなければならない。だからといって、住んでいた自分らの持ち家を売って、安いところにチョンセ(韓国式の方式で大きな頭金を入れれば出るときにその金額が全額帰ってくるもの)を借りて引っ越すのも簡単ではない。
一生生きてきた生活半径を変えなければならない問題からはじまり、余生を借家人として転々とするはめになることも、頭に描いてきた引退ライフとは距離がある。夫婦基準の老後最小生活費は月231万ウォン(264000円)という。国民年金受給者の月平均受給額は62万ウォン(7万円)。最小生活を維持するために必要な170万ウォン(19万4000円)はどうやって手に入れるべきか?
見かけるたびにうんざり。SNSに配偶者の愚痴を書き込む人の心理とは?
SNSのおすすめ機能でしばしば目にするようになった配偶者の悪口にうんざり。結婚そのものが憂鬱になるという30代独身男性が抱いた疑問に答えるのは、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江さん。愚痴アカウントが溢れ返る理由を単刀直入に答え、配偶者やパートナーに対してだけでなく、お店の人がお客さんの悪口を書くケースも増えていると呆れます。また、結婚相手に避けるべき人や、結婚後の夫婦の関係性についてもアドバイスしています。
SNSで配偶者の愚痴を書き込む人の心理とは?
Question

永江さんこんにちは、いつも有益なメルマガをありがとうございます。XやThreadsで溢れ返る愚痴アカウントについて質問です。
わたしは30代独身で結婚願望もなく、これからする予定もないため、たまにこういった投稿がおすすめに上がってくるたび不思議で仕方がありません。なぜ配偶者やパートナーの悪口をSNSで書き込むのか、それでストレスを発散しているのか。匿名だから出来ることだと思うのですが、見かけるたびにうんざりし、ますます結婚が憂鬱になります。
これから40代に突入し、身内からのプレッシャーなど強くなれば考えますが、結婚するならSNSで悪口を書き込まない女性がいいです(笑)。
永江さんからの回答
なぜSNS(特にXやThreads)で配偶者やパートナーの悪口を書き込むのかというと簡単で、賛同を得たいからです。「大変だね、可哀想に」「そんな人とは別れなよ」と自分の意見や境遇に共感して欲しい、慰めて欲しいという気持ちからSNSに書き込むのであって、おそらくそういう人は周囲に友達がいないのでしょうw
配偶者やパートナーだけでなく、飲食店や美容室の公式アカウントでお客さんの悪口を書き込む人も多いです。中には個人が特定されるような詳細な出来事を呟いている人もおり、非常に気分が悪いのでわたしはそんな店には絶対に行きたくありません。身内にLINEで愚痴るならともかく、全世界に公開する意味はどこにある?と思いますね。
わたしがよく見かける愚痴アカウントは、特に子育て中の主婦の方が多いです。「夫が家事・育児をしない」という内容が主ですが、育児のストレスをSNSで発散しているのか見るに耐えないものが多いですね(実はアシスタントのゆらさんも一度Twitterにご主人の愚痴を書き込んで離婚危機を経験していますwゆらさんが何を書き込んだかはこちらから)。
そもそも結婚前にそんな相手だと見抜けなかったの?と思いますし、愚痴を言う前に夫婦で話し合いの時間を持つべきだと思います。おそらくご主人も初めての育児で右も左も分からない中、どう動けば良いか慣れていないだけかもしれませんので、一度マニュアル化したり手順を確認し合ったりして夫婦で話し合う時間が必要でしょう。
質問者さんはまだ結婚願望がなくても、相手を選ぶなら感情的に怒鳴る人だけは避けた方が正解だと思います。w
この記事の著者・永江一石さんのメルマガ
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インバウンド客を取り込みたいなら知っておくべき「尺度」のインプット方法
私たちが当たり前のように使っている、メートル、グラムなどの単位。しかし、アメリカでは異なる単位を使っていますよね。そこに注目したのは、無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさん。世界の文化を切り取る、その「物差し」について語っています。
世界を切り取るのは度量衡
私たちが世界を見る時、認識する時にアタマの中で何をしているのかというと、基準となる尺度を使って世界を切り取っているんです。この建物って大きいんだなと認識する時には、基準となる尺度、容積の場合には立方メートルですし、面積の場合には平方メートルがアタマの中にあって、その物差しを使って世界を切り取っているわけです。
つまりそんな基準とは、度量衡のことなんですよ。これが我々の感覚に染み着いているから、その物差しで世界を認識するんです。そんなの当たり前だと思います?確かに日本はメートル法を使っているので、他国に行ってもそれが特殊だという感覚になりにくいんですよね。
でもかつての日本は、尺貫法を使っていたわけです。今の人に、1貫の重さって言って、これくらいだなとピンと感覚が立ち上がる人はほとんどいませんよね。でも匁(もんめ)という単位は今でも真珠を計量する時に使われているんですよ。ちなみに1000匁が1貫で、3.75キロです。その尺度で重さの世界をイメージする人と、1キロでイメージする人は別な世界に生きているのと同じなんですよ。
今でもお酒は、1合、1升、1斗という単位を使いますよね。灯油なんかは1斗缶が現役で使われていますからね。
この尺度の感覚を複数持つということは、フツーの生活ではありません。しかしこれを持てると世界の見え方がより複雑に、解像度が高まって認識できるんですよ。
そのことに気付いたのが、アメリカで暮らしていた時です。あの国は、ポンドヤード法を使っている珍しい国です。
長さはインチ、フィート、ヤード、マイルですし、重さはオンスにポンドです。さらに容量はパイントにガロンですし、気温は華氏であるファーレンヘイト度ですから、留学当初はみなさん非常に苦労します。当然ですがここで簡単な換算表を使って、すぐにメートル法に直して認識しようとするわけです。
しかし、1年もいたら、ポンドヤードをメートルに変換しなくても、なんとなくこれくらいだという感覚が育ってくるんです。
そうすると、世界を見る目が2種類になったわけです。同じ長さを移動しても、キロメートルで理解する時と、マイルで理解する時とでは、実は使っている脳みその場所が微妙に異なることに気付くんです。
ガソリンを入れる時に、5ガロンって言われるとなんとなくタンクの1/3くらいだなとか、次の町まで15マイルって書いてあると、フリーウェイで15分、下道で25分くらいかなという感覚が育ってきます。それがアメリカ人の感覚を認識するということです。
アメリカで「投獄から解放された後に自死リスクが高まっている」という研究結果
投獄され、解放されたあとの人たちはどのように生きていくのでしょうか。アメリカにおける「投獄から解放された後の自死リスク」に関する研究を、今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』で紹介しています。
投獄後の自死について
要約:『投獄解放後に自死のリスクが高く、特に解放後2年間の割合が多いかもしれない』
今回は、アメリカの投獄後における自死について調べた研究をご紹介します。
投獄から開放された後の自死に関して
Share of Adult Suicides After Recent Jail Release
アメリカにおける研究で、投獄後に開放された7,091,897人(アメリカの人口の2.8%に相当、76.7%が男性)が対象となりました。
結果として以下の内容が示されました。
・解放後、1年間の自死のリスクは8.95倍(リスク比)、2年間では6.98倍でした。
・自死全体の27.2%が解放後2年間で、19.9%が解放後1年間で発生していました。
・0.8%は投獄中に発生していました。
社会への適応を援助し、自死を予防する上で、解放後特に2年間の経過に注意する必要性を感じる内容でした。
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