M-1予選で堂々ヘイト?漫才コンビ「ゆかいな議事録」が披露した中韓揶揄ネタにネット上は賛否両論。所属の吉本興業から漂う“怪しいニオイ”

日本社会をじわじわと蝕む「ヘイト」だが、ついにお笑いの世界までをも侵食し始めたようだ。吉本興業所属の漫才コンビ「ゆかいな議事録」が、今年の漫才の頂点を決めるショーレース「M-1グランプリ2023」の予選3回戦で披露した、中韓を揶揄するネタの内容が物議を醸している。件の漫才はM-1グランプリの公式動画でも視聴可能だが、ネット上では「笑えない」という声も多いようだ。そんな「ネトウヨ漫才」を舞台にかけることを許している吉本興業は、安倍政権時代から自民党との、そして大阪発祥の日本維新の会との距離が極めて近いことでも知られている。彼らは何の意図があってお笑いにヘイトを持ち込み始めたのだろうか。

ボケ担当には選挙活動の手伝いをしていた過去が

「ネトウヨ漫才」が披露されたのは、11月8日に東京神田のKANDA SQUARE HALLで行われたM-1グランプリ2023の予選3回戦。2020年結成の「ゆかいな議事録」は、今回が初めてのM-1予選3回戦進出だったという。この日のネタはボケ担当の山本期日前が、相方の長島聡之に向け次々と中国ヘイトを繰り出すという内容で、漫才というよりむしろコント色の強いものだった。

吉本興業の公式HPに掲載されている彼らのプロフィールを見てみると、立ち位置左のメガネをかけた山本期日前の趣味の欄には、「選挙(全国の選挙観戦、選挙ポスター集め等)政治/ニュース/歴史/柏レイソル」とあり、M-1予選3回戦の冒頭でも長島から「選挙活動の手伝いをしていた過去があり、政治のことが大好き」と紹介されている。ネタともども公式動画で確認できる。

ヘイトではなく「表現の自由」という認識

処理水問題、密漁、アニメキャラクターのパクり、習近平、PM2.5、黄砂、韓国の反日等々、中韓ネタで笑いを取ろうと必死だったが見事にスベっている様子が見て取れる。しかし本人たちはご満悦のようで、長島は自身のX(旧Twitter)に当日、こうポストしている。

彼らにとってはヘイトではなく「表現の自由」という認識らしい。ちなみに予選3回戦突破はならなかった模様だ。そんな「ゆかいな議事録」のネタをいち早く記事にしたのが「女性自身」だった。

「日本人の8割が中国嫌い」M-1三回戦での“中国揶揄”漫才が「流石に笑えない」と波紋

同記事では「とあるコンビのネタが波紋を呼んでいる」とした上で、「自分がピンチのときに、相手の怒りをより嫌いなものにそむけさせたら回避できる」から始まるネタの一部始終を紹介。その上で、「一方的に中国を批判するような内容に批判の声が集まっていた」としている。

「絵に描いたようなたいこもち」「事実ですから納得します」ネット上で割れる声

SNS上には「絵に描いたようなたいこもち。醜悪」「いよいよお笑いも日中戦争当時のそれに肉迫しつつあるということか」「お笑いとしてはどうなんだろう」といった今回のネタを非難する書き込みが多数見られるが、その一方で「事実ですから、納得します」「反日教育、歴史捏造の中国にいつまで遠慮してるのか」「タブーを笑いに変えるのが漫才や落語の芸」といった、彼らを擁護・称賛する自称ネット保守のユーザーたちもまた多い。

自民党や維新の会とは「昵懇の仲」

吉本興業といえば、2019年にはなんばグランド花月での吉本新喜劇の舞台に当時の安倍晋三首相が立つなど、自民党政権と近いことで知られるのは前述のとおりだ。

【関連】安倍首相、吉本新喜劇に出演「四角い仁鶴がまあるく…」

また日本維新の会とのただならぬ関係については、かつて当サイトでもお伝えしている。

【関連】吉村知事を露骨にヨイショ。民主主義を脅かす「吉本興業」と維新の浅からぬ関係

政権与党や関西地方で隆盛を誇る政党から、何らかの便宜が図られることなどないと信じたい。

仮に、である。今回「ゆかいな議事録」の2人が披露したヘイトだらけのネトウヨ漫才が、所属する吉本興業の「意図」を汲んだものだとしたらあまりに恐ろしく、そして由々しき事態である。

ネットユーザーの中には「(政権批判ネタで知られる)ウーマンラッシュアワーの村本が許されるなら、こいつらもオッケーだろ」といったコメントを書き込む向きもいる。村本大輔も所属は吉本興業。いっそのこと、「ゆかいな議事録」の2人と新トリオを結成してみてはどうだろうか。不思議なケミストリーでノンポリ漫才に見える可能性もなくはない。知らんけど。

Google日本元社長が苦言。日本のために今すぐ辞任すべき岸田“増税メガネ”

時事通信が11月10日から13日にかけて実施した世論調査で、21.3%という過去最低の支持率を記録した岸田政権。伝家の宝刀とも言われる解散権も実質的に封じられ、もはや二進も三進も行かない状態にあることは誰の目から見ても明らかです。そんな政権を「学級崩壊状態」とするのは、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野晃一郎さん。辻野さんは自身のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』で今回、何がかような状況を招いたかを検証するとともに、首相に対しては即座の辞任を求めています。

学級崩壊状態の岸田政権

まあ、もう今の日本の政治については、心底呆れ返ることばかりで、本当に嫌になります。

9月13日に岸田改造内閣が発足以降、立て続けに3名の政務官や副大臣が辞任しました。第一号は山田太郎文科省政務官。女性との不適切な交際が文春で報じられたのがきっかけになりました。第二号は柿沢未途法務副大臣。東京都江東区の区長選での公職選挙法違反に当たる行為が発覚しました。そして第三号が神田憲次財務副大臣。税理士資格も持つ財務副大臣でありながら、過去に4度もの税金滞納で資産を差し押さえられていたことが明らかになりました。資産公開法違反の疑いも出ています。

岸田首相は、人事については常に適材適所という説明を繰り返してきましたが、派閥などから押し付けられた通りの人事をしているだけで、もちろん自分で吟味した人事ではありません(吟味したところで適材適所を選べるとも思えませんが)。また、任命責任についても都度「重く受け止める」と言うだけで、実際に責任を取ることなど一切ありません。神田財務副大臣の件など、発覚と同時に即刻罷免が当たり前という言語道断な内容でしたが、いつも通り優柔不断なまま遂に罷免することはなく、数日かかってやっと辞任させたというありさまです。

それ以外にも、「増税メガネ」と揶揄されることを気にしてのまやかし減税や、相変わらず河野太郎大臣が強引さだけで押し切ろうとするマイナ保険証問題、破綻が目に見えている関西・大阪万博を強行せんとする維新のバックアップ、旧統一教会問題への中途半端な対応、セクハラ問題や旧統一教会との関連などに関する説明責任を一切果たさずに亡くなった細田博之前衆議院議長への勲章授与、ヘイト発言で知られる自民党比例代表の杉田水脈衆院議員が最近また言いたい放題ですがその放置等々、人心は離れる一方で、支持率もダダ下がり状態が続いています。

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接客のプロが警告。ドラマや映画に出てくる「職業」を鵜呑みにしてはいけないワケ

ドラマや映画で見た「職業」の中身を鵜呑みにしてはいませんか? 今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、特に接客業に携わる人なら注意しなければいけないエンタメから得る情報について語っています。

エンタメで得る情報

販売の仕事をしていると、普段自分が接している業界以外のことを知る機会は少なくなります。

例えばアパレルショップで働けば、アパレルショップの販売員としての仕事が普通になります。

となると、他の仕事をしている人が具体的にどんな仕事をしているのか、その時にどんな格好をしているかなど、なかなかわからなくなりがちなのです。

ここで気をつけなければならないのが、エンタメで情報を得てしまうことです。

例としてあげると、ちょうど今日の研修でも「〇〇というドラマでこんな格好をしていた」という話が出てきました。

そのドラマの中で女優さんが着ていた服装が、その仕事で着る服装のイメージになっていたというわけです。

でもよく聞いてみると、実際にそんな格好でその仕事をしている人はまずいないだろうという話でした。

つまり、実態とは違うイメージでその人は覚えてしまっていたわけですが、これが今日の研修の内容にも問題を生んでしまっていました。

(直接本人にも伝えはしましたが、読んでたらごめんね)

エンタメの中、映画やドラマなどはいろんな事情から脚色が入っています。

営業マンがどこそこへ営業に行くという設定なのに、そんな髪型や格好で行く人はいないでしょうといったことです。

実態とは違うとしても、映画やドラマはそれが本筋なわけでもなくて、よりわかりやすくさせるためにあえて脚色していることも少なくはありません。

でもそれを信じ込んでしまう人もやっぱりいるんですね。

これはまぁしょうがないとは思います。

子育てや女性の活躍に意欲的な企業は今後「減税」されるかもしれない

賃上げ促進税制について岸田首相が語ったことで、多くの人たちの間で話題となっています。今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』では著者で現役税理士の今村仁さんが、賃上げ促進税制について現行と改正をわかりやすく解説しています。

賃上げ促進税制の≪現状と改正≫

■現行の賃上げ促進税制(中小企業)

現行の中小企業向け賃上げ促進税制では、雇用者全体の給与総額を前年度と比べて1.5%以上増加させると、「増加分×15%」の法人税が控除されます。

給与総額を2.5%以上増加させると、「増加分×30%」の法人税が控除されます。

更には、セミナー研修費などの教育訓練費を10%以上増やすと10%の上積み減税が実施されます。

結果として、最大「給与増加分×40%」の法人税が控除されます。

但し、「適用年度の法人税×20%」が上限となっています。

■現行の賃上げ促進税制(大企業)

一方の、現行の大企業向け賃上げ促進税制では、継続雇用者の給与総額を前年度と比べて3%以上増加させると、「雇用者全体の給与増加分×15%」の法人税が控除されます。

継続雇用者の給与総額を4%以上増加させると、「雇用者全体の給与増加分×25%」の法人税が控除されます。

更には、セミナー研修費などの教育訓練費を20%以上増やすと5%の上積み減税が実施されます。

結果として、最大「給与増加分×30%」の法人税が控除されます。

但し、「適用年度の法人税×20%」が上限となっているのは中小企業と同じです。

※資本金10億円以上かつ従業員数1,000人以上の企業については、他に「従業員への還元や取引先への配慮の方針を公表していること」が適用要件となっています。

“幸福創造企業”と称する二社「坂東太郎」と「南薩食鳥」の経営者が語る、幸せとは何か?の答え

幸福とは何か?それを考え、創り続けるふたつの企業があります。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、幸福創造企業を目指している和食レストランの坂東太郎と種鶏処理業界トップを走る南薩食鳥の経営者二人のインタビューを紹介しています。

一番大切なのは社員。和食レストラン坂東太郎、鶏肉加工・販売の南薩食鳥が目指す幸福創造企業

関東で和食レストランを中心に直営84店舗(取材時)を展開する坂東太郎。鶏肉の加工・販売を手掛け、種鶏処理業界トップを走る鹿児島の南薩食鳥。

共に幸福創造企業を目指し、社員・取引先・お客様の幸せを追求した経営に邁進しています。

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〈坂東太郎 青谷〉 

……あと、私が大事にしているのは働いている人への信用です。かつては事業計画を私一人でつくり、来年はこの売り上げを目標に頑張ってほしいと数字を提示していましたが、やはり皆の意見を入れようと。店長が現場のスタッフと話して意見をまとめ、事業計画書や予算書を自分たちでつくる。

そのための勉強会や研修も実施し、いくら売っていくら利益を出すか、自分たちの給料もその範囲の中で決めてもらうんです。調整やアドバイスは当然しますが、そうやって皆が納得する形でガラス張りの経営を20年近く続けています。

やはり私が一番大切にしているのは社員です。二番目が取引業者さん、三番目がお客様だと考えています。経営者が社員を大切にすれば、この社長のためにも頑張ろうと思いますし、満たされた社員がお客様を大切にするからです。

次は取引業者さん。私どもは他で売れている商品を持ってくる業者とは付き合わないようにしています。まだどこにも出していない商品を持ってきてくれると、お客さんに自信を持って提供できる。お客様を喜ばせてくれる業者さんを大切にしてあげなければならないと思っているんです。

三番目がお客様です。これは決してお客様を蔑ろにしているということではなく、お客様を大切に考えるからこその順番なんです。社員と取引業者さんを大切にすることによって、お客様に満足していただけるサービスを提供できるわけですからね。

〈南薩食鳥 徳満〉 

全く同感です。私どもの「経営の心得」第六条に「顧客満足の追求は第一義なれど、社員満足無くして顧客満足は無いものと知れ。又企業発展の礎は全て和親一致の精神からもたらされるものであり、その為にも相互信頼・融和協調を基本に、個人の創造力と組織の強みを最大限に高め、活かし得る企業風土を創らなければならない」とあるように、当社も社員第一を謳っています。また、毎年正月に鹿児島市の城山観光ホテルで謝恩会を開催しています。

それから、当社も予算計画は各部署でつくります。もちろんヒアリングとチェックを私が経理と一緒にして、計画が甘かったりきつかったりすれば、その都度調整を加えています。そして、計画を達成した部門には経営計画発表会で必ず達成賞と賞金を出す。

「誤解があったとすれば遺憾」を謝罪の定型句にする失言政治家の“大誤解”

書き手や話し手であれば、受け手に真意が伝わらず誤解されるのは極力避けたいもの。メルマガ『前田安正の「マジ文アカデミー」』著者で、朝日新聞の校閲センター長を長く務め、ライティングセミナーを主宰する前田さんは、どんなときに誤読が生まれるのか考えるにあたり、失言を指摘された政治家がよく使う言い回し「誤解があったとすれば、遺憾です」についてまず考えます。受け手に責任転嫁する不遜な言い回しを「謝罪」の言い回しとして乱用。元々言葉を吟味しない失言政治家たちによって誤解が誤解を生み、日常語としても浸透してしまうパターンの一つとして紹介しています。

誤読を招かない文章を書くために

どんな文章であろうと、誤読は必ず起こります。それは、読み飛ばすことに原因があったり、読み手の読解力が不足していたりなど、様々です。日常の中にあることばに対する意識によっても、左右されるものだからです。

失言を巡って、次のような発言を見聞きすることがあると思います。誤解があったとすれば、遺憾です。これを「謝罪」と取るか「釈明」と取るか。これによって、発言の意味は変わってきます。

「誤解があったとすれば」という言い方は、「~であったとすれば」という仮定で表現しています。つまり失言内容については「基本的に間違っていない」という意識が働いています。聞き手(読み手)が、話し手(書き手)の真意を理解していないということが前提になっています。

さらに「遺憾」ということばの真意も見えてきません。「遺憾」ということばは「申し訳ない」という謝罪を意味しません。これは「思っているようにならなくて心残りだ」という意味です。これも、失言については「自分の責任ではなく、思っていることがうまく伝わらず残念だ」という心残りを言っています。

それは聞き手(読み手)の問題か

つまり「誤解があったとすれば、遺憾です」は、全てを聞き手(読み手)の問題だとしているのです。ところが、これを「謝罪」とするところに、すでに誤解(誤読)があるのです。

話し手(書き手)も、意識するしないに関わらず、こうしたことばを使って「謝罪」の定型に置き換える作業を繰り返します。すると、この言い回しが定着して、こうした状況ではこうした言い方(書き方)をするものだという日常語となるのです。

通常使われていることばの中に、いくつもの誤解(誤読)の芽は潜んでいます。それをすべて取り除くことはできません。僕たちはことばの一つひとつについて、その意味を辞書で調べて理解することはしません。状況のなかで使われることばを「そうしたものだ」と理解しているからです。いわば日常の言語環境がことばの意味を生み育てていくからです。

「日本語の乱れか変化か」という論議が起こったり「最近の若者はことばを知らない」というステレオタイプの批判がおこったりします。しかし、それは日常の言語環境が大きく影響しているということを除いて話を進めることはできません。

この記事の著者・前田安正さんのメルマガ

北朝鮮が11月18日にもミサイル発射など「軍事挑発」か? 日本が警戒を強めるしかない理由

北朝鮮が15日、新型の中距離弾道ミサイル用に開発された固体燃料エンジンについて地上燃焼実験を初めて行ったと発表しました。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では宮塚コリア研究所副代表の宮塚寿美子さんが、北の「労働新聞」に記載された写真を分析し、固体燃料エンジンというものについても解説。そして18日にはミサイル発射など軍事挑発の可能性があるとして警戒を呼びかけています。

北朝鮮 新型弾道ミサイル向けの固体燃料エンジン実験

北朝鮮は、新型の弾道ミサイルに使用する固体燃料エンジンの燃焼実験を初めて行ったと発表した。 2023年11月15日付の労働新聞は、新型の中距離弾道ミサイル用に開発された固体燃料エンジンについて、11月11日と14日に地上燃焼実験を初めて行い、「非常に満足する結果が得られた」と報じた。エンジンの噴射試験の様子を伝える写真も掲載されている。

この2枚の写真では、屋外に水平に取り付けられたエンジンの噴射口から、炎がスカートのように広がり大量の白い煙が吹き出していて、固体燃料式の特徴が確認できる。

試験はエンジンの技術特性を評価するためのもので、1段目・2段目の両方のエンジン噴射試験で「満足できる結果」が得られたとしている。ミサイル総局はこのエンジンを用いて中距離弾道ミサイルを更新し「地域情勢に備え戦略的攻撃力を高める」としていて、最新のICBM「火星18」とともに重要な兵器になると主張している。

固体燃料エンジンは、従来の液体燃料より迅速に発射することが可能だ。以前からこの固体燃料エンジンには注目されており、今回北朝鮮はこの課題を克服したのであろう。

また、ミサイル総局は、日米韓3か国を念頭に「敵の軍事的結託の策動がより悪辣(あくらつ)になる軍事情勢に備えて戦略的攻撃力を向上させる」と強調。北朝鮮は「国防5か年計画」に基づいて、従来の液体燃料式に比べて迅速な発射が可能な固体燃料式の弾道ミサイルの開発に力を入れていて、すでにICBM=大陸間弾道ミサイル級や、短距離の弾道ミサイルについて、固体燃料式への置き換えが進んでいる。

北朝鮮は11月18日を新たに「ミサイル工業節」に制定し、ミサイル開発を進める姿勢を示している。この日にミサイル発射など軍事挑発が行われる可能性がある。日本をはじめ関係諸国は警戒を強めるしかない。

(宮塚コリア研究所副代表・國學院大學栃木短期大學兼任講師 宮塚寿美子)

※本記事は有料メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』2023年11月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料お試し購読をどうぞ。各月550円です。

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【訃報】歌手のKANさん(61)死去。「愛は勝つ」が200万枚超えの大ヒット、ネットに悲しみの声あふれる

「愛は勝つ」の大ヒットで知られる、歌手・作曲家、シンガーソングライターのKANさん(本名・木村和)が亡くなったことがわかったと17日に、スポニチやNHKなどが報じた。61歳だった。KANさんは今年3月、日本では数十例ほどしか症例がない「メッケル憩室がん」であることを公表し、闘病中だったが、死因は明らかにされていない。KANさん自身のX(旧ツイッター)も10日前まで更新されており、ネット上には悲しみの声が多く溢れている。

KANさん最後のX投稿

KANさんは、1962年生まれの北海道・札幌出身。1987年に「テレビの中に」でデビューもヒットに恵まれず、90年7月に出したアルバム『野球選手が夢だった』に収録されていた「愛は勝つ」が、大阪のFMラジオ局でのオンエアをきっかけに人気が高まり、通算6枚目のシングルとしてたった1万枚のみ発売。その後、フジ系「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(山田邦子MCの人気番組)の挿入歌として使われたことでヒットし、200万枚を超えるダブルミリオンを達成した。

私生活では99年に結婚、2001年から音楽活動を休止し、01年からクラシックピアノをいちから勉強するためにフランスへ移住し音楽学校に入学。04年に帰国し、その後は日本国内で音楽活動を続けていた。

突然の訃報に、音楽界、芸能界から哀しみの声が多くあがっている。

麻生か、茂木か、萩生田か…岸田「年内解散なし」をリークした“真犯人”

これまで何度も永田町に吹きすさび、そのたび議員たちが右往左往させられてきた解散風。しかし今月9日、首相が年内の解散を見送ったとの新聞報道がなされました。いったい誰が、どのような狙いを持ってこの情報をリークしたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、その出所を考察。さらに窮地に立たされた岸田首相の今後の行く末を推測しています。

官邸発の情報ではない。誰が衆院「年内解散なし」をリークしたのか

内閣支持率が危険水域に入り、自民党内ではポスト岸田をにらんだ動きがはじまったようだ。

11月9日早朝、朝日新聞、読売新聞の報じたニュースが、それを感じさせる。岸田首相が年内の衆院解散を見送るという内容。むろん、岸田首相がそのように表明したのではない。誰かがリークしたのだ。

その「誰か」だが、両社の記者とも同じ人物から聞いたと考えるのが自然だ。朝日は「政権幹部が明らかにした」と書いた。読売は「与党幹部」である。

これでわかるのは、官邸から出た情報ではないということだ。官房長官や官房副長官なら「政府高官」、岸田首相の秘書官なら「首相周辺」などとするだろう。

読売は、「与党幹部」が岸田首相から聞いた内容について、次のように書いている。

首相は、複数の与党幹部に対し、経済対策の裏付けとなる2023年度補正予算案の早期成立や経済対策の実施に「集中したい」との考えを伝えた。

与党といっても、公明党ではなく、自民党幹部ということだろう。首相が直接会ってそんな話をする相手といえば、ごく限られてくる。麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長、萩生田政調会長…。彼らなら朝日のように「政権幹部」と言っておかしくない。そのうちの誰かが、自民党を担当する平河クラブの記者にリークしたと考えられる。

ここからは、筆者の“勘”になるが、ずばり言って茂木幹事長ではないだろうか。衆院解散のタイミングは彼の利害にかかわると思うからである。

岸田首相を支え続けると相変わらず茂木氏は言う。幹事長としての表向きはそうせざるを得ない。だが、年齢も岸田首相より上の68歳に達し、岸田政権がレームダック化したといわれる今が、総理をめざすラストチャンスかもしれないのだ。来年の総裁選への出馬を問われると決まって茂木氏の口から飛び出す「令和の明智光秀にはならない」という言葉じたいが、じつにキナ臭い。

ともあれ、自民党幹事長がオフレコで「年内の解散はない」という趣旨の話をしたとすれば、それを聞いた記者が記事にしない手はない。9日の朝日、読売の朝刊に掲載されるや、その日のうちに主要メディアがこぞって後追いしたことからも、情報源の“重量感”が伝わってくる。

実際には、予算案の成立や経済対策に集中したいとだけ岸田首相は語ったのだろう。それを聞いた自民党幹部が「年内解散はない」と解釈するのは当然のことといえる。しかし、岸田首相も、さっそくメディアに漏れるとは想像していなかったにちがいない。

記事を読んで、岸田首相はリークした人物を想像し、してやられたと歯がみしたのではないだろうか。年内の解散はないからゆっくりしてくださいとなったとたん、首相の求心力はゆるむ。解散する気はなくとも、反乱を抑え込む「解散権」は持っておきたい。伝家の宝刀を奪い取られたようなものである。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

全ての日本人が拘束の危機。中国が「言いがかり」で外国人を次々と投獄する日

2014年に反スパイ法が施行された中国で、17人が拘束され10人が実刑判決を受けている日本人。しかしいかなる行為が反スパイ法に抵触するのかは明らかにされておらず、中国では日本人を含めた全ての人間が拘束されるリスクに晒されているのが現状です。そんな隣国の横暴を伝えているのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で今回、台湾人が中国で逮捕もしくは拘束された複数のケースを紹介するとともに、日本政府に対しては、邦人保護の観点から早急なスパイ防止法の制定を提言しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2023年11月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

すべての日本人がスパイ拘束されるリスク。中国で繰り返される「文字獄」

中国で拘束の日本人男性 上訴棄却され懲役12年確定

4年前に中国湖南省長沙で国家安全当局に拘束された日本人男性に対し、今年2月、スパイ行為に関係したということで懲役12年の判決が下されましたが、男性は上訴していました。しかし11月3日、この上訴が棄却されたということで、懲役12年が確定しました。

反スパイ法が制定された翌年の2015年以来、中国当局にスパイ容疑で拘束された日本人は少なくとも17人に及んでいますが、中国当局はスパイに関連しているということで、逮捕や裁判の判決理由などについて、ほとんど情報を出していません。

そのため、どのような行為がスパイ行為に当たったのかということが、ほとんどわからないのです。町中で何気なく撮影した写真、あるいは誰かと交わした言葉がスパイ行為とみなされたのかもしれないですし、あるいは政治的な理由からの冤罪かもしれないのですが、その実態はまったくわかりません。

今年3月にはアステラス製薬の日本人男性がスパイ容疑で拘束され、その後、正式に逮捕されています。理由はまったくわかっていません。また日本の非鉄専門商社の中国法人で働いていた中国人も、今年3月に拘束されていたことが先日発覚しました。こちらはレアメタルを巡って外資企業への情報流出が疑われたのではないかとも噂されています。

「社員みな萎縮」動揺する中国の日系企業 非鉄商社の中国人社員拘束

2015年以降、拘束された日本人17人のうち、12人が逮捕され10人が実刑判決を受けています。拘束されてから逮捕されるまでに解放された日本人は5人しかいないそうです。

中国、アステラス社員を逮捕 スパイ容疑で3月拘束

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