【書評】暴行、ストーカー、売春…老人たちはなぜ半グレ化するのか

そこに描かれているのは、半グレ化する不良老人の恐るべき実態―。無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんが今回紹介されているのは、そんな老人たちに迫った渾身のノンフィクション。長寿大国日本に生きる者すべてが読むべき、まさに「必読の書」と言っても過言ではありません。

老人達たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春……他人事ではない長寿社会のリアル
新郷由起・著 宝島社

新郷由起『老人達たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春……他人事ではない長寿社会のリアル』を読む。最近こういった高齢者関係の本をよく読むが、長寿はマイナスの面が多いとつくづく思わされる。半グレ化する不良老人が急増している。老齢者による殺人、暴行、性犯罪などもはや珍しくなくなった。従来の老人像にはあてはまらない「ネオ老人」とも呼ぶべき彼らの言動の裏にあるものは何か。そのエネルギーの源泉はなにか。未曾有の高齢化社会で噴出する諸現象を、著者(女性)は体当たりで取材する。シニアストーカーの凄まじい思い込みと執念に翻弄される恐怖の実体験も。

6章にわたる「ネオ老人」たちの実態は、万引き、ストーカー、暴行・DV、売春、ホームレス、孤立死である。ストーカー加害者の約9割は男性。女性にとってはまさに生命の危機で、勘違いさせる曖昧な態度や優しい言動は文字通り命取りになる。彼らが決まって口にするのは「やり残したことがあった。それは恋愛だ」だという。おぞましい実態。老人は「性のない存在」という認識をあらためなければならない。高齢者の暴行検挙は20年間で45倍になったという。売春、長寿時代に「女の業」はさらに深まる。「いつ発見されるかが大問題」なのが孤立死で、時間が経つにつれて凄まじいことになる。これは避けたい。

日本中から批判殺到。経産省「温泉マーク」変更中止のドタバタ劇

今年に入って、経産省が温泉や案内所などの場所を示す案内表示用のマークの国内規格約70種類の改正を検討すると発表したことをご存知でしょうか? 誰もが知る「温泉マーク」が変更されるとあって、ネット上で大きな話題となり、全国の温泉組合も猛抗議。同じく反対の立場をとるメルマガ『『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』の著者で元『旅行読売』編集長の飯塚玲児さんは、反対の声が多かった「温泉マーク」の変更を断念したとのニュースを受け、机上の空論しかできない経産省へ苦言を呈しています。

温泉マーク、存続へ!当然でしょう?

12月7日のヨミウリオンラインの記事に以下のようなことが載っていた。

案内用図記号の改正を検討する日本工業規格(JIS)の委員会が6日、経済産業省で開かれ、見直しの対象となっていた3本の湯気を記号化した「温泉マーク」について、存続を求める声が相次いだ。 当初方針から一転しておなじみのマークは今後も使い続けられる見通しが強まった。

経産省は7月、温泉マークが国際標準化機構(ISO)の記号と異なり外国人観光客に分かりにくいとして、見直す検討を始めた。 温泉マークは料理店と勘違いされる場合があった。

これに対し、別府(大分県)や由布院(同)といった温泉地の観光業界から「現行マークは幅広く定着している」などとして、反対の声が上がっていた。

経産省は今回の議論をふまえて登録マークの改正案を取りまとめ、来年7月にJIS登録を改正する。

 

存続は当然だと思うし、そもそも、この問題は『温泉批評』の最新号でも取り上げている。 この企画を編集会議で出したのは他ならぬ僕で、今年の7月2日に企画案を出して、7月21日の企画会議で決まったものだ。

そのとき編集長は「変わる、という情報もそうだけど、変えるなというスタンスで記事を」といい、最終的に現在発売中の『温泉批評』での記事につながった。 記事を書いてもらったのは旅行作家でカメラマンの藤井勝彦氏。

僕は写真集めなどで経産省に電話をしたり、温泉マーク発祥の地とされる群馬県磯部温泉の観光担当に連絡したりして、諸々情報を集めていた。

記事掲載前から、この磯部温泉も反対の声を上げたし別府や湯布院も反対の意見書などを提出したりしていた。 ニュースで見ると、おんせん県・大分の反対が変更を覆したみたいになっているが、そうではないと思う。

日本人はみんなこのマークを変えて欲しくなかったのだ。

トランプ・ショックで厚みを増した、米国を分断する高く重い壁

今回の米大統領選のトランプ当選は世界中に多くの衝撃を与えましたが、一方でヒラリーに「デプロラブル」(嘆かわしい人たち)と揶揄され怒っていた人々はトランプの当選を喜び、かつての「強いアメリカ」に戻ることを期待しているようです。なぜ「自由の国・アメリカ」のスローガンでまとまっていた国民に、このような距離が生まれてしまったのでしょうか? 無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の執筆者のひとり、米シアトル在住の英日翻訳家・TOMOZOさんから、現地リポートが届いています。

911以来の衝撃

この数週間、わたしは無関心すぎた。トランプがまさか勝つとは思っていなかった。わたしは間違っていた。もっと関心を寄せなかったこと、もっと行動しなかったことが悔やまれる。今は残念としか言えないことが残念だ。でもこれからは、トランプと彼に投票した人びとに標的にされている人びとを守るために、わたしは全力で働く。これからはもう無関心ではいない

選挙の翌日、シアトル在住の知人の白人女性(30代、弁護士)はフェイスブックにそう書き込んだ。 

超がつくほどのリベラル都市であるシアトルでは、選挙当日までほとんどの人がヒラリーの勝利を確信していただけに、トランプの勝利にとてつもないショックを受けた。大学キャンパスでは選挙結果について話し合いながら泣き出す女子学生も多かった。 

まるで世界大戦の開戦かなにかが宣言されたかのような、1日にしてそれまで当然だと思っていた世界が変わってしまったような衝撃。
まさに、911の同時多発テロ以来の衝撃だった。 

トランプは就任早々に不法移民を一斉に排除すると公約しており、オバマ大統領が実施した、年少時に不法移民として米国に来た学生に一時的な法的権利を与える大統領令も就任早々撤回すると宣言している。友人や知人の身の上を案じる人も多い。 

選挙戦中にトランプが振りまいた暴言に本気で怒り、しかしこんな馬鹿者がまさか本当に大統領になるはずがないと失笑していた西海岸のリベラルな人びとは、自分たちが何よりも大切にしてきたはずの価値観をまったく尊重しようとしないその暴言王と追随者たちに国政のトップが握られてしまったという事実に、心底打ちのめされている。 

選挙後、シアトルでは大人や大学生だけではなく、中高生のデモも行われた。(反対デモはほかの都市のような破壊活動に発展せず、平和的な行進にとどまっている。) 

誤解している人もいるようだが、これはヒラリー支持者のデモではない。多様性の尊重、マイノリティや女性の権利といった、トランプが鼻で笑ってバカにした価値観を自分たちは絶対に守るという意思表明だ。オバマ政権の8年間の間に成人したミレニアル世代にとって、特にその衝撃は大きかったのだと思う。 

とにかく街に出て集まってまだ世界が変わっていないことを確認しなければいられないほど、リベラルな都市の人々は動揺していたのだ。

合成着色料をなくせ。地方スーパー「いちやまマート」のブレない信念

スーパーの安売り競争が激しさを増す中、「健康的な食生活を提案するスーパー」という独自の路線を確立し、支持を集めているローカルスーパーが、山梨県を中心に展開する「いちやまマート」です。「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mine)では、放送内容を読むだけで分かるようにテキスト化して配信。なぜ、いちやまマート三科社長はここまで健康にこだわるのでしょうか? そこには商売という枠を超えた「信念」がありました。

減塩に糖質カット……山梨発の健康スーパー

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南アルプスなどの山々に囲まれた山梨県甲府市。ここに熱烈ファンを持つスーパーいちやまマート徳行店がある。店内をのぞくと、各種のミニパン49円、鳥の胸肉は100グラム39円と、かなり大胆な値付けだ。でもこのスーパーの最大の特徴は安さではないという。

店内で目立つのが膨大な量のノボリやポップ。「減塩」と書かれたノボリの下を見てみると、そこには塩分を40%もカットしたあじの干物に、イカの塩辛も塩分50%オフ。血圧を気にしている人には嬉しい品揃えだ。体重が気になる人にもってこいの「糖質カットコーナー」も。ズラリと並んだお弁当はすべて炭水化物などの糖質を抑えて作っているという。カツ丼も糖質4%カットだ。

どうやってカツ丼の糖質をカットしているのか。まず違うのが豚肉を包む衣。普通は小麦のパン粉だが、いちやまは大豆のフレークを使う。これで大幅に糖質を抑えられる。さらにご飯にも秘密が。普通のお米に、ある物を加えているのだ。プルプルした丸い粒はこんにゃく米。割合はお米4に対しこんにゃく米6。これで糖質を抑えながら、美味しいご飯になる。こうして生まれた「カツ煮丼」だが、それでも値段は430円。

「他の商品より手間ひまはかかりますが、お客様の健康のために作っております」と、デリカ部の最上勇紀は言う。

いちやまマートの特徴をひと言で言うなら「健康的な食生活を提案するスーパー。熱烈ファンを抱え、現在、山梨県を中心に13店舗を展開。売上高は232億円(2015年度)。地元では一目置かれたスーパーなのだ。

そんな健康スーパーを作った三科雅嗣には、時間と情熱をかけて作った特別な商品がある。無添加をコンセプトに作ったいちやまマートのプライベートブランド、「美味安心」だ。

未来を担う子供達のために」と書いてあるのは、国産小麦にこだわった、かりんとうやクッキーなどのお菓子類。「美味安心」ブランドはお菓子だけでも60種類以上ある。

パンはグルテンフリーの「コシヒカリパン」。グルテンフリー食品は食材から小麦などを抜いた健康食。米粉だけで作った食パンだ。この米粉パンは1斤で538円。プライベートブランドといえば、メーカー品と同じような物が安く買えるイメージがあるが、「美味安心は決して安くない

例えば一番人気の「和豚もちぶたジャンボ焼売」は6個入り430円。無添加にこだわり、肉も良質な国産豚を使っているので、どうしてもこれくらいの値段になる。「グルテンフリー カレー・ルー」は1瓶625円。小麦を抜く代わりに果物や野菜をふんだんに使用。肉を入れれば簡単に美味しいグルテンフリーのカレーが味わえる。こうした美味しくて安心な商品が店内のいたるところに。その数400アイテムを揃えている。

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山梨から全国に広がるプライベートブランド

いちやまマートの魚の粕漬けの製造を請け負うのは、甲府市内の食品メーカー「中部食品」。「美味安心」の商品は地域のメーカーに委託して作ってもらっている。このメーカーとはいちやまマートが創業した時以来、50年以上の付き合いだという。

この日は、今までにない大幅に減塩した魚の粕漬けを作るための打合せ。もともと塩分控え目にはしていたが、三科はさらに3割塩分カットしたいとリクエストした。しかし、これがなかなか難しい。塩分を減らせば、味がぼやけてしまうのだ。

そこでまず、塩から変えてみることに。わざわざ取り寄せたのは長崎県の五島灘の塩味はそのままに塩分を30%カットできるという。さらにうまみを増すため、魚をつける酒粕にカツオや昆布のエキスを加えた。やり直しを繰り返し、今回が4回目の試作だった。

試食をした三科の反応は、「ずいぶん美味しいですね。塩分が下がっているにもかかわらず、うま味が増している。すごくいい商品になりましたね」。中部食品の有野義人社長は、「食べ物は命に通じるもの本来の食べ物を作るという原点に返れる。作るのは大変ですが、楽しいです」と語る。

今まで世の中になかった発明品を作り手と一つになって作る。「美味安心」はそんなプライベートブランドなのだ。

そんな「美味安心」の最近の自信作が、青森産のリンゴを1本の中に6個も詰め込んだ「りんごジュース」だ。人工甘味料や香料は一切使わず素材の味を活かした贅沢な逸品だ。1本409円と、値段はメーカー品の2倍するが、「美味安心」の売り場で試飲をすると、ほとんどの客がこちらを選んでいく。

この「美味安心」、実は東京のスーパーでも買うことができる。四谷にある「ショッピングセンター丸正総本店」。中をのぞいてみると、人だかりができていた。開かれていたのは「美味安心」の試食会。お客が試食していたのはグルテンフリーのカレー。このスーパーが「美味安心」を扱うようになったのは6年前から。最近は特に手応えがあると言う。

「扱い始めた当初より売上が300%アップしています。やはり食べていただくと、納得していただける」(鳥居圭介店長)

現在、「美味安心」の販売契約をしているスーパーは全国80社。1000店舗以上で売られるようになった。

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なぜ健康スーパーに? 転機は身内に起きた出来事

山梨県中央市にあるいちやまマート・イッツモア玉穂店の中に本社がある。その会議室でプレゼンが始まっていた。月に1度、メーカーの担当者を招いて行われる新商品の説明会だ。

メインとなる新商品はやはり食品。カルビーの「かっぱえびせん」は、塩分50%カットの減塩タイプ。次に手に取ったのは乳酸菌入りタブレット、森永製菓の「食べるマスク」。これを食べれば、マスクをするのと似たような働きがあるというふれこみだ。いちやまマートには、こうした大手メーカーの健康を意識した商品も集まりやすいという。

「通常のスーパーと比べると、私どもの店では健康的な商品を2倍、3倍は平気で売る。そういう商品を期待するお客様が来て下さっているんです」(三科)

三科はなぜここまで健康的な食品に取り組むようになったのか。

三科の父・十三が1964年に設立した、いちやまマート。山梨一の店を目指そうと命名した。1976年、24時までの深夜営業を山梨県で1番に開始。さらに100円均一セール、パンの店内調理、郊外型店舗の出店など、いち早く導入してきた。

そんな父親の背中を見ていた三科は、大学卒業後、東京の商社に勤めたが、3年後に帰郷。父親の会社に入った。当時はどうしたら売上が上がるかばかりを考え、健康への興味はほとんどなかったという。今のように変わったきっかけは身内に起きた出来事だった。

父が55歳兄は46歳で亡くなりました人生最大のショックでした」(三科) 

父親は大腸ガン、その後を継いだ兄は膵臓ガンで若くして命を落とした。以後、三科は、ただ物を売るのではなく、食品を通じて健康的な生活を生み出そうと考えるように。そして関係のありそうな本を片っ端から読みあさり、独学で勉強した。

しかし何から始めていいか分からず、専門家にアドバイスを求めると、「全部の食品添加物を外すのは難しいから、とりあえず合成着色料からなくしたらいかがですか、と言われました。合成着色料というのは、原料が当時はタール系色素といわれ、石油からとったんです。それをまずやめよう、と」(三科)。

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合成着色料を一掃~立ちはだかる厚い壁

三科は合成着色料を使った商品の一掃を決断。しかし、食品スーパーにとってそれは簡単なことではなかった。当時、商品の仕入れ担当だった徳行店の保坂賢司店長は言う。

「合成着色料を使った商品には、人気商品や売上の大きい商品もあったので、正直言うと『大変なことをやるな』『売上減るな』と」

「現実的ではない」と、なかなか本気になって取り組まない社員たち。すると三科は驚きの行動に出た。会議室に社員を集め、「半年後に新聞広告を出すことにしました」と宣言。その内容に社員たちは衝撃を受ける。

半年後の2001年9月、実際に地元紙に掲載された広告がある。全面広告の真ん中でタール系色素完全撤廃と宣言し、さらにその下には「もしタール系色素使用の商品を見つけられた方にはいちやま商品券(壱万円分)を贈呈いたします」という一文が。

社長は本気だ」と気づいた社員たちの半年間の奔走が始まった。

売り場からは合成着色料を使った商品がはじかれ、それに代わる商品を探しては入れる作業が延々と続いた。しかし、大きな壁が立ちふさがる。

それが大手メーカー製の、合成着色料入りの魚肉ソーセージ。当時、加工食品の中で、売り上げナンバーワンを誇っていた。まだ「美味安心」は作り始めていない時代。メーカーに対し、合成着色料なしのソーセージを作ってほしいと頼み込んだが、「営業の人は『分かりました』と元気よく言ってくれましたが、実際には部長とか取締役会とか、どこかの段階で却下されていたんです」(三科)。

しかし、事態は急展開する。メーカーのいちやま担当の営業マンが社長に直訴すると、「これからの世の中必ず健康志向に向かうよ。いちやまさんの言う通りに作ってあげようじゃないか」という鶴の一声で、一地方スーパーのために合成着色料を外した魚肉ソーセージが誕生したのだ。

以後、いちやまマートには健康や安心を意識した商品が集まるようになっていく。大手メーカーまでも巻き込んだイメージ戦略はこうして確立した。

生き残りをかけて~地方スーパーの戦略

人口が減る中、地方のスーパーはどうやって生き残っていけばいいのか。その答えを出すべく三科が開いている勉強会がある。「美味安心」情報交換会。全国から「美味安心」の取引先スーパーが集まり、それぞれの成功した取り組みを情報交換する。こうした会を年に3回開き、生き残り策を共有しているのだ。

例えばこの日、ある人は年末商戦で役立つアイデアを発表した。年越しそばで大量に用意しなければいけないかき揚げを、なんとボウルごと揚げてしまう。これで油の中で具が広がらず、効率アップ。実際、このスーパーでは販売個数が3割増しになったと言う。

参加者のひとり、「東武」(北海道)の太田雅之専務は「すぐモデリングするのが大前提。私たちもそういう形で実践させていただいています」と言う。太田さんのスーパーは、北海道・中標津にある。いちやま流をどんな風に実践しているのか。

「東武サウスヒルズ」の売り場には、地元で揚がったサケや有機栽培のジャガイモなどが並ぶ。そして「美味安心」も。このスーパーでは200アイテムを揃えている。

「私どもでも、体に悪いものは基本、販売しないということをひとつのコンセプトにしています」(太田専務)

この店ではタール系色素を含む食品をできる限り販売中止にしている。

さらに「いちやま流」はこんなところにも。事務所のデスクの横には大量のカラーペン。簡単レシピのポップを作っていた。

「お客様は細かい説明文は読まないんです。完結して短く分かりやすくお伝えする。お客様に寄り添った、『料理が苦手な人でも美味しく作れます』とか」(滝本寛子店長)

いい商品でも、その良さが伝わらなければ買ってもらえない。これもいちやまの影響だ。

スーパーの情報交換はいちやまマートのためでもある。三科は、参考になりそうな取り組みを行う店があれば自ら出かけて行く。

視察に訪れた中標津の「東武サウスヒルズ」で三科が注目したのは「七分づき米」のお弁当。「七分づき米」とは、玄米を七分ついて精米したお米。白米より栄養価が高く、しかも食べやすい。しかし水につける時間が長く必要になるなど、作るのに手間がかかる。それでもこの店は「客に健康が提供できる」と、「七分づき米弁当」の導入を決めたのだ。こうした地方の新たな試みは、三科にとって生きた情報源となる。

次に見つけたのは、子供が作った学校新聞。そこには子供が書いた美味安心の記事が載っていた。このスーパーは、地域の小学生を招き、食品の見学会を定期的に開催。安心な食とは何かを、地道に伝え続けている。

「本気になって地域のお客様の健康を考えた活動をされている。ものを売るのではなく考え方心を売るのが一番大事だと思います」(三科)

スタジオで地方スーパーの現状について問われた三科は、次のように答えている。

いいスーパーと悪いスーパーがはっきりしてきた時代です。どっちの方向に行こうか、自分で決められないところが多い。そういう中で『地域のお客様に健康で奉仕したい』『今はいいけど将来は不安がある』というスーパーには、我々はお手伝いできる」

地方のスーパーができることを考えいい取り組みは共有するそれこそが生き残る術だと三科は考えている。

~村上龍の編集後記~

本来「ローカル」には「田舎」というニュアンスは含まれない。

「その地域特有の」というポジティブな意味合いを持つ言葉であり、まさに「いちやまマート」にふさわしい。

三科さんは、誇りと自信を持ってローカルを自称する戦略家だ。

「美味安心ブランド」は全国に浸透しつつあり、無添加の価値を啓蒙するが、目線は庶民に合わせてある

不味いものはオーガニックでも売らない。ナショナルブランドも売っているし、ディスカウントストアの攻勢も受けて立つ。

柔軟でしかもぶれがない。わたしは「風林火山」という軍旗の文字を思い出した。

 

<出演者略歴>

三科雅嗣(みしな・まさし)1952年、山梨県生まれ。1975年、慶應義塾大学商学部卒業後、加商(商社)入社。1978年、いちやまマート入社。1991年、社長就任。2008年、PBの「美味安心」販売開始。

source:テレビ東京「カンブリア宮殿」

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25年前と変わらぬ体質。電通が学ぶべきだったハインリッヒの法則

大手広告代理店「電通」に勤める女性新入社員の自殺。実は25年前にも電通は同様の事故を起こしていましたが、「表沙汰にならない」努力のみをした結果が生んだ今回の悲劇でした。無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では、このような事件を二度と起こさないために企業が知っておくべき「ハインリッヒの法則」が紹介されています。

ハインリッヒの法則

みなさんもご存知のとおり、「電通」の新入社員の女性が昨年末に自殺しました。長時間の過重労働によるものです。パワハラがあったという報道もあります。

電通では、25年前にも同様の事件を起こしています(これが有名な「電通事件」と呼ばれるものです)。

従業員の安全・尊厳・命を軽視する企業姿勢は、25年前と何一つ変わっていなかった。25年前の事件を教訓に、二度と同様の事件を起こさないよう努めるのが、良識ある企業です。しかし、「電通」に限っては、25年前と同様の事件が二度と表面化しないよう、表沙汰にならないように努力してきたとしか思えません。企業体質を変えるのではなく、ただただ、事件の表面化を隠すための努力を重ねてきたのではないでしょうか。

みなさんは、「ハインリッヒの法則」というものをご存知ですか? ハインリッヒの法則とは、1つの重大労働災害の背後には、29の軽微な事故があり、その背景には300のヒヤリとするようなことが存在するという法則です。「1:29:300の法則」とも呼ばれます。

今回の電通の事件では、自殺という最悪の労働災害が発生しましたが、この法則に従えば、その背景には、29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットが発生していることになります。軽微な事故が起こったときに、再発防止に真剣に取り組んでいれば、「という最悪の労働災害は防げたはずです。

「電通」においては、この「死」という重大災害以外にも、おそらく多くの従業員が体を壊したり、心を病んだりして、働き続けることができずに退職したり、長い闘病生活を余儀なくされたりしていることでしょう(これらも当然、重大労働災害にあたります)。

焼いて載せるだけ。たった12分で作る男の「とん平焼き」レシピ

発祥地の大阪のみならず、今では全国区の知名度を誇る「とん平焼き」。大きな鉄板で作るイメージがありますが、実はフライパンでも作れちゃうんです。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で紹介されているのは、たった12分で作れる「ズボラとん平焼き」。半熟のトロトロ卵の作り方も写真入りでわかりやすく説明されています。

野菜たっぷり!とろとろ玉子のとん平焼き

gatugatu佐藤です。今回は、「豚バラ肉で酒のアテ」を伝授します。今回の料理、以前に公開した料理ですが、鉄板焼き専門の特別な技術なんかいりません。フライパンで簡単に作れます。焼く、のせる。だけ誰でも早く作れて、そして旨い! そんな、ズボラな「とん平焼き」を公開したいと思います。

作り方と出来上がりを見ると「とん平焼き」というネーミングが当てはまりません。見た目はぺい)」ではないからです。完成すると「平ら」でない。ドームのような山です。「とん山(やま)焼き」といった方がいいのかもしれません。

が、そんな名前なんかどうでもよく、あなたが、この料理をマスターすれば今まで食べたことのない、野菜たっぷりで食べごたえのある豪快な「とん平焼き」が味わえます。マスターするとか、しないとか、そんな表現すら必要ないカンタンな料理です。キャベツ、玉ねぎ、人参、もやしと豚肉の野菜炒めを作りお皿へ盛る。次に、半熟トロトロの玉子を焼いて、野菜炒めの上にのっけます。後は、マヨネーズとお好みソースぶちまける。これだけ。

本格的な鉄板焼きの「とん平」のように豚肉を玉子で包んだりしません。豚肉入り野菜炒めにトロトロ玉子をのせるだけ。12分あれば作れるズボラ料理です。お好み焼きソースとトロトロの玉子と野菜炒めが口の中で旨味と甘さをバランスよく感じます。

前回も言いましたが、この料理も、私が大阪で最後に働いた居酒屋でマスターした大人気の一品です。しのごの言わさず、とにかく料理のスピードを強く要求する店のオーナー。お客さんを待たせない! 早く食べてもらいたい! 一杯目のビールの後にすぐ食える! そんな居酒屋でしたので、豚肉入り野菜炒めに玉子がのっかてるだけの「とん平焼き」の形ができたようです。

ズボラな料理でしたが宴会の幹事さんには、「コース料理に加えてくれ!」といわれるほどの人気料理でした。お客さんから注文が入って平均6分以内に作って提供。丁寧さより「スピード」。なので、作る過程ははっきり言って「雑」です。あなたには、丁寧に綺麗に作って食べて頂きたと思っています。早くて6分で作れるので、2倍の12分あれば丁寧で綺麗に作れます。私的には料理は「雑」に作ると少し不味くなるような気がします。丁寧に作る=心がこもっている私はそう思っています。と、思っていながら「ぶち込む!」とか「ぶちまける!」とか言ってレシピの説明をしているので矛盾してますが……時に、男料理は、豪快さも必要じゃないかと。では、詳しいレシピ、大量の写真で説明します!

レシピ

【材料】
豚バラ肉スライス……150g
(すぐ熱が通せるように薄切りのスライスがいいです)
キャベツ……100g(1/6個)
玉ねぎ……1/2
人参……20g
もやし……1/3P
卵(M玉)……3個
サラダ油……5cc+5cc+25~30cc(オリーブ油、胡麻油でもOK!)
マヨネーズ、お好み焼きソース……適量
刻みネギ……少量(市販のパック入りのものでもOK)
削りかつお節……少々

 

1.玉ねぎは、皮を剥いて5mm厚のスライスにします。

厚みが薄いと早く熱が通り過ぎて軟らかくなり過ぎます、少し分厚く切ってください。

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2.キャベツは、大体4cm角に切ります。

重なっている部分は、1枚づつバラします(重なっていると熱が通りにくい)。茎の部分は薄く刻みます(熱の通りが遅いので)。

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3.人参は、3~4枚薄く輪切りにして、それをずらして重ねて端から薄く刻みます。

もやしは、流水でササっと洗い、水気をよくきっておきます。

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4.豚バラ肉は、8cmくらいの長さに切ります。
焼くと小さくなるので大きく切ります。豚肉がメインですので存在感を出すために大きく切ります。

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5.卵は、ボウルに割り入れ白身が消える程度に混ぜます。
混ぜすぎるとトロトロ感が薄れます。

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6.フライパンを強火で熱します。

サラダ油を5cc入れ、豚肉を炒めます。豚肉の赤いところがなくなり、熱が通ったらお皿などに取り出します。

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7.フライパンは、洗わずそのまま使います。

再度サラダ油を5cc加えて、強火で玉ねぎと人参を炒めます。

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8.人参が少し軟らかくなったら、キャベツを加えます。

水50ccも入れて強火のままよく炒めます。

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9.もやしも加えてさらに炒めます。

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10.もやしが少し軟らかくなり、炒めた豚肉も加えて混ざったら、お皿(写真は鉄板にのせてます)に山盛りにします。

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11.フライパンを流水で洗います(洗剤はつけない)。

再度強火で熱します。サラダ油を25~30cc入れ、煙が出だしたら溶き卵を流し入れます。

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12.菜箸で素早く回すように混ぜて、固めていきます。

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13.卵が半分固まった(半分は生)ところで(10.)の上に形を崩さないようにゆっくり、そろ~っとのせます。

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14.お好み焼きソース、マヨネーズの順で互い違いにかけます。

少なめにかけて、食べて味が薄い時に足して下さい。刻みネギ、かつお節をぶっかけて完成です!

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野菜炒め作って、その上に「とろとろの玉子焼き」をバサッとのせる、後はマヨネーズ、お好みソースをぶっかけるだけ!

すぐにできる「ズボラとん平焼き」です。ズボラですが、酒のアテになる食べごたえ抜群の旨い一品です。是非! 作ってみて下さい。

【書評】ベテランは褒められたくはない。年下部下との仕事の仕方

年配の非管理職のベテラン社員さんとの接し方になんとなく戸惑いを覚えるというお話、よく聞かれます。そんな思いを抱いたことがある、もしくは現在進行形で抱いているという方にお勧めしたいのが、今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介されている一冊。ベテラン社員とどう接したらよいのか、どうすれば彼らのやる気を喚起させお互い気分よく仕事ができるのかという具体的な方法が書かれた良書で、土井さんも強く推薦しています。

なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキと動き出すマネジメント』片岡裕司・著 日本経済新聞出版社

こんにちは、土井英司です。

先日もコメントしましたが、リンダ・グラットンの『ライフシフト100年時代の人生戦略』は、これからの日本人の生き方の指針になると思っています。

というのは、「人生100年」を前提とした場合、キャリアも資産運用もパートナーシップもすべて変更を余儀なくされるからです。

かつての価値観であれば、みんなが出世を目指し、家庭を築いて、ある程度資産を構築したら、あとは余生を送る、で正解でした。定年が60年で、寿命が70歳であれば、働く年数は30数年、子育ては50代後半には終了、老後も10年程度生きるためのお金があれば十分だったからです。

でも、人生が100年になると、話は違います。子育てが終わっても人生はあと30年以上あるから、よほどの資産家じゃない限り、働き続けることを余儀なくされる。何より、30数年も働き続けたら、時代も変わるし、本人も変わる。同じ職場、同じ仕事でモチベーションを保ち続けることは、極めて難しいでしょう。

女性の場合、これに子育てや介護、夫の死(通常女性の方が長生きする)が加わるので、さらに複雑です。

再就職の60代、70代に加え、子育て終了後の女性、介護中の男女、夫の死後、働く女性が加わると、キャリアは変更・中断するのが当たり前」「出世よりも働きがい」となるのではないでしょうか。

本日ご紹介する一冊は、そんな時代に向け、すべての人に読んで欲しい一冊。

これから増える「ベテラン社員(年配の非管理職)」に、マネジメントがどう接して行けばいいか、どうやって彼らの働きがい、生きがいを促進するかを説いた、画期的な一冊です。

なかでも、ベテラン社員を深く知るための「仕事年表のしくみは目からウロコ。ここだけでもチェックしていただきたいと思います。

どうやってベテラン社員のプライドをシフトするかという視点、具体的なツール、実際に大企業がどう取り組んでいるかという事例まで、この未解決の課題に、見事切り込んだ一冊といえます。

これでネイティブっぽい発音に!英語学習のプロが教える「ワルツ音読」

日本人が英語を学ぶ時、最も苦戦するのが発音ではないでしょうか? 読み書きはできても、なかなかネイティブのような発音は難しいですよね。「伝わらなかったらどうしよう・・・」と思って、分かっていても敢えて英語を話さない、なんていう経験がある方もいるのでは? 英語のスペシャリストで、無料メルマガ「カリスマ英語ナレーターユッキーがお届けする!週間ラジオ英会話♪」の著者ユッキーさんが、発音が一気に上達する「7つのコツ」を伝授してくれています。誰でも楽しく学べて、発音が良くなる「ワルツ音読」とは何なのでしょうか?

日本語と英語の違いを押さえましょう!

発音、よくしたい!

実は英語の発音って意識するポイントを押さえれば誰でも簡単に、楽に「通じる発音」を身につけることができるんです。

でも単調なトレーニングはイヤ!

そんな方のために、今日は楽しく取り組める上達法をお伝えします。

例えば「ありがとう」という言葉。

日本語では「あ・り・が・と・う」

どの文字も同じ声のボリューム、文字と文字の感覚も均等に発音されますが、

英語では「Thank you.」[θǽŋk]  [júː]

単語にはアクセントがあります。

もちろん、日本語も

「あ・・が・と・う」

アクセントがついたように強調されることもありますが、英語のように絶対的なものではありませんよね。

アクセントを「強調」するには?

「発音がいい!」

「聴き取りやすい!」

「あの人、英語上手い!」

英語力を評価される人の共通事項は「アクセントを強調している」こと。

言ってしまえば、ネイティブのようにクリアな音で発音出来なくてもしっかりと強調さえできていればそれだけで一気に英語らしくなります。

  1. 声は大きく
  2. 息の量を多く
  3. 遠くにボールを投げるイメージ

“Thank you.”

「やりすぎ!?」くらいがちょうどいいです

米国人との交渉には最後にこの台詞でキメる。実践ビジネス英語

日本人は交渉が下手、とよく言いますが、異文化摩擦を防ぐより良いコミュニケーションのための英語表現ヒントをお伝えするメルマガ『心をつなぐ英会話メルマガ』で、ビジネス交渉シーンで使える英語表現と交渉の心構えを解説しています。

今週のテーマは、

英語の決まり文句、Here is a deal. という一言

です。

この一言は、相手と話し合いをした末に、「こうしよう」と解決策を表明するときのきっかけとなる言葉です。つまり、compromiseをしようともちかけるときの表現です。

ところで、このcompromiseという言葉。辞書をひけば、「妥協」という意味で訳されています。そして、「妥協」という言葉は「肯定的」な意味の言葉ですか、それとも否定的な意味の言葉ですかときけば、多くの人が否定的な言葉と捉えます。

日本では、「妥協」という言葉は、妥協の産物という言葉に象徴されるように、何か自分の意思や信念に反して利益のために相手に歩み寄るといったイメージがこの言葉の中に含まれます。また、政治家が政治的利害のために歩み寄るというイメージもあるはずです。

では、compromiseはどうでしょう。 アメリカ人はほとんど誰もが、これを積極的で肯定的な言葉と捉えます。その理由は、お互いの違いを認めながら、そこからより高い解決方法を見つけることを意味していると思うからです。

英語圏、特にアメリカにはbrain stormという文化があります。これは、テーブルの上に意見を出し合って、遠慮なく戦わせることで、より建設的な結論を導き出そうという議論の方法を指します。compromiseはそうした行為の末に導き出されたソシューションをも意味しています。このbrain stormというコミュニケーション文化のない日本では、欧米流のcompromiseの概念そのものが希薄なのかもしれません。

このように、言葉の辞書的な意味の背景に隠れる意識の違いを理解しないと、それが思わぬ誤解の原因となりかねません。例えば、meetingを会議と訳しますが、会議の持ち方自体が欧米と日本とでは異なります。会議の席上でどんどんbrain stormをして議論を重ね、結論を導き出す行為(アメリカと、根回しなどで事前にコンセンサスを構築して、ミーティングでそれを確認する行為(日本)とでは、同じmeetingといっても、その方法が大きく異なるからです。

Here is a dealという一言。

これは、まさにbrain stormといった行為を経て、複数の意見を吟味した上で提案を行うときの一言なのです。

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日本の「ゴミの分別」は本当に役に立っているのか?武田教授が苦言

話題となった「日本はゴミの分別をもうやめよう。武田教授が指摘する日本人の悪癖」という記事で一般論を覆す事実を明かした、メルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』の著者で、中部大学教授の武田邦彦先生。私たちが日頃から自治体のルールに従って厳格なルールに縛られている「リサイクル」や「ごみの分別」は本当に必要なのかをテーマに、実際の数字を見ながら今後数回に渡って検証していきます。

分別は役に立っているのか?(1) 食べ物はリサイクルできるか?

「ゴミの分別は役に立つのか」を科学的に見る

毎日、多くの人が「ゴミの分別」をしています。地域によっては「分別されていなければ収集しない」というところもありますし、ある自治体では「他人が出したゴミ袋の中身をチェックして、正しく分別されていなければその家に返す」などという「自由に生活して良いと憲法に書いてあることと矛盾するようなことも行われています。

でも、本当に分別が大切で、分別しなければ日本の環境が破壊されるとか、子供の時代に汚染を残すというなら、強制的にでも分別をしなければならないでしょう。

そこで、このシリーズでは「分別するのは本当に役に立つのか?を科学的に整理して考えてみたいと思います。

人間が生きる事というのはどういうことでしょうか? お母さんが赤ちゃんを産み、多くの人がかかわってすくすくと育ち、やがて成人になって社会に出て行きます。社会人として結婚し、家庭を持ち、仕事で社会に貢献し、そして老年になってやがて他界します。この間、多くの生物と違い人間は多種多様のものを使います

人間と比べて、たとえば樹木はほとんどを自分でやります。大草原に一粒の種が落ちると、それがやがて芽を吹き、双葉になり、さらに成長してやがて大きな樹木になります。

ところが人間は生物が誕生してから37億年後に誕生した欠陥生物なので周りのあらゆるものを使いながら人生を送ります。動物はおしめも使いませんし、ご飯も調理しません。学校も、受験勉強も、結婚式も、洋服も、電車も……すべていりませんが、人間にとってはとても大切なものです。だから、たとえば日本人は一年に一人当たり約20トンもの資源を使います。一年に必要な食料は約200キログラムですから、動物に比較すると実に100倍の資源を使っていることになります。

だから、あまりにもったいない、少しでもリサイクルして再利用したいと思うのが人情というものです。でも、それは「できること」なのでしょうか?