お待たせ。マクドナルド新作「ごはんバーガー」を実食してみた

いきなりですが、みなさんはご飯派ですか? パン派ですか? 「朝食はパンだけど、夜ご飯はライスがいい!」「パンもライスも大好き…!」わかりますわかります、その気持ち。しかもジャンキーなものも食べたい気分…。

そこで今回ご紹介したいのが、欲張りな想いを叶えてくれるぴったりメニューが大人気ファストフードチェーン店「マクドナルド」に本日2020年2月5日、17時から新登場! さっそく新発売と同時にマクドナルドへ駆け込んできたのでご紹介していきますね。

ライス好き、歓喜。マックから「ごはんバーガー」新登場!

マクドナルドからバンズがライスになって初登場したのがコチラ、「ごはんバーガー」です! 人気メニューである「てりやき」「ベーコンレタス」「チキンフィレオ」の3種類のバンズがオリジナルの特製ご飯バンズに大変身しました。

この「ごはんバンズ」は100%国産米で炊き上げたご飯を香ばしい醤油風味に仕上げており、和と洋のハーモニーを同時に楽しむことができるバーガーです。原材料にこだわり、100%国産米を使用したごはんバーガーは全3種類。

ウマみたっぷりのポークパティに、しょうが風味の甘辛いてりやきソースを絡めた「てりやきマックバーガー」をサンドした「ごはんてりやき/単品390円(税込)」。ソースとごはんの相性が抜群で人気になること間違いなし!

100%のビーフパティに、ベーコンとレタス、まろやかなチェダーチーズを合わせた「ベーコンレタスバーガー」をはさんだのが「ごはんベーコンレタス/単品410円(税込)」。ベーコンとパティのダブルミートが大満足です。

サクサクとした食べ応えのあるチキンパティに、レタスとオーロラソースを加えた「チキンフィレオ」をごはんでサンドした「ごはんチキンフィレオ/単品410円(税込)」。同商品は一番厚みがあり、ボリューミーで食べ応えのある1品となっています。

この3種類のごはんバーガーはいずれもディナータイムに楽しむことができます。編集部のライス大好き・お肉大好きなメンズ3人(合計体重300kg)に与えてみたところ、「米うまい…」と語彙力を失うほど。もちろんパンで挟んだハンバーガーも美味しいですが、たまにはライスバーガーもアクセントになるのではないでしょうか。

マクドナルドの公式サイトによると、マックフライポテトやコカ・コーラとの相性も抜群なのだとか。夜ごはんに「お米を食べたい」というライフスタイルのかたでも注文しやすく、意外な組み合わせが食欲をそそりますね。

販売期間は2020年2月5日(水)から同年5月中旬まで。販売時間はディナータイムに合わせた17時〜閉店まで(24時間営業店舗では翌午前4時59分まで)。

こちらのメニューは閉店まで販売されているので、飲み会のあとのシメにコーラと一緒にかきこんでみるのもいいですね。パン派もご飯派も楽しめる新商品「ごはんバーガー」、みなさんもぜひ試してみてくださいね。

● 公式サイト

image by:編集部

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

中国が新型肺炎で日本の対応に感謝も「真の狙いは?」懐疑的な声

中国が日本に感謝する違和感

中国での死者数は400人を超え、感染者は2万人にものぼると見られている、新型コロナウイルスによる肺炎。世界的な感染が拡大する中、日に日に中国政府による対応の遅れが批判されている。その一方で、少し驚くようなコメントを中国政府が発表した。

4日、中国外務省のSNS上で行われた会見で、武漢のある湖北省の記者が「多くの日本人が中国大使館のSNSなどに応援メッセージを送っている」としてコメントを求めたことに対し、華春瑩報道局長は「私も関連の報道を見て非常に感動した」と述べたうえで、「寄せられた同情や支持に対して心から感謝し、心に刻む」と表明したとテレビ朝日が伝えている。

また、華報道官は「新型のコロナウイルスの感染が発生すると、日本政府はすぐに中国に対して全面的な協力を表明してくれた。また日本政府と日本の多くの自治体や企業は、自発的にマスクや防護服などの医療物資を贈ってくれた」と述べ、日本各地から中国に対し幅広い支援が行われていると指摘。

そのうえで日本のドラッグストアで、商品に「中国がんばれ、武漢がんばれ」と書かれた紙が貼られている写真を見たことや、日本と中国の交流が長い間続いていることを表す漢詩の一部が書き込まれた支援物資もあったことなどを紹介し、「多くの中国人は私と同じように、日本の人たちの温かい行動に注目している。困難な時期にあたって、同情や理解、支持をしてくれたことに心からの感謝を表し心に銘記しておきたい」と述べ感謝の意向を示したとNHKが報じている。

中国が日本に対して感謝の気持ちを述べたことに驚きの声が挙がる中、時事通信では「習近平国家主席の国賓訪日に向けて国民の対日感情を和らげるとともに、厳しい対中防疫措置を取る米国をけん制する狙いがありそうだ」と見解を述べている。

2020年、サイバーセキュリティ専門家が引く手あまたな訳

政府与党内で、国内企業に対し5G普及投資額の税率15%を控除する優遇措置を施そう、との意見が出たのは昨年末。しかし「5Gに対応できるサイバーセキュリティー専門家」はどれくらい存在するのでしょうか? 社会として本当に5G普及に対応できるのでしょうか? IT本場のアメリカ在住で人気ブロガーのりばてぃぃさんは『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の中で、5G 普及と専門家不足の相関性について触れ、さらに、人材業界や就活生のヒントになる新情報を教えてくれています。

この先、食いっぱぐれないのはサイバーセキュリティ職??

特集で5G普及の現状と今後の可能性について取り上げたが、技術的な問題から最高パフォーマンスの5G導入はなんだかんだと数年後になると言われている。

しかし、すでに5G普及に伴って必要とされるサイバーセキュリティ人材が不足するとして早急の対応が求められているので、お伝えしておきたい。報道によると、2019年8月時点ですでにサイバーセキュリティに関する人材募集はニューヨーク州だけでも2万人もあった。しかし、サイバーセキュリティは新しい分野であり、しかも日々進化している。インターネットの本場アメリカですら実践で活躍できる人材はほんの一握りしかおらず、しかもすでに不足気味に陥っているのだ。

大学院に専門の学部を設ける話も進められているほど育成体制も整っていない状況で、専門カンファレンスで議論するほど問題となっている。

(ご参考) New York struggles to fill 20,000 cybersecurity jobs

しかも、もし大学や大学院で学んだとしても、大手企業や政府系のオフィスで必要とされるのは外部(アメリカ国内外)に絶対に漏れてはいけない情報を柔軟に管理できる人材。理想は、実践を積んだ対応力のある人材だが、現時点で専門家は少なく、急いで育成体制を整えてもどれだけ不足分を補えるか不明。そのため、サイバーセキュリティ人材の不足が原因で企業や政府機関での5G導入は遅れる可能性もあると見られている。

新しいスマホが発売されても、企業内で使っているソフトウェアのセキュリティが対応しないため新機種に変更できない、という人は多いと思うが、それに近い事情なのだ。

じゃあ、セキュリティ問題がクリアになってから5G導入したら良いだろうと思うかもしれないが、5G導入によるビジネスの発展を考えると早めに対応したいところなのだ。

サイバーセキュリティ人材不足を裏付けるデータとしては、防衛や国家安全保障を中心とするシンクタンクの戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies)によるものがある。

欧米8カ国を対象に実施した調査によると、雇用主の82%がサイバーセキュリティ技術者が不足していると回答しており、71%がこの人材不足が原因で企業に直接的かつ測定可能な損害をもたらしている、と答えている。

(ご参考) The Cybersecurity Workforce Gap

なお、以下リンクはサイバーセキュリティ求人のアメリカの州ごとのヒートマップ。企業の集まるニューヨークや政治の中心のワシントンDC、金融機関が集まるノースカロライナ州などに求人が集中している。

(ご参考) Cybersecurity Supply/Demand Heat Map

なお、ワシントンDCの政府機関向けにサイバーセキュリティ関連の仕事を請け負っている会社の人に聞いたところ、新しい分野なのでサイバーセキュリティを学んでおけば就職に困らないとのこと。ただし、新しい分野であるため、学ぶ学校は慎重に選ぶ必要があるそうだ。できれば、大学や大学院などの単位を取れるところのほうが良いという。

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「法の下の平等」は幻想か。IR汚職5議員が少額理由に立件見送り

「100万円は少額」であった点を考慮して、IR事業の賄賂を受け取った秋元司容疑者(48)以外の5人の衆院議員の刑事責任を問わないと東京地検特捜部が方針を出した。時事通信北海道新聞などが報じている。1円でも賄賂は賄賂、罪は罪であるはずが、額の大きさで立件を見送るという判断には疑問が残る。


秋元議員は収賄罪で追起訴

東京地検特捜部はIR事業をめぐる汚職事件で、中国企業「500ドットコム」側から計385万円相当の賄賂を受け取ったとして、衆院議員秋元司容疑者(48)を追起訴した。すでに起訴されている分と合わせると、立件額は760万円になる。秋元容疑者は昨年12月25日早朝、毎日新聞の記者に「はした金は、もらわねえよ。あり得ねえよ。ほんと、ばかたれ」「1億、2億なら別だが、俺は正面から堂々ともらうんだから」「地検は、はしゃぎすぎだ。こんなことで身柄拘束しやがって。徹底して戦ってくるわ」と高圧的な電話を入れていた。次々と問題が明らかになる秋元容疑者から今後も目が離せない。

女優・鈴木杏樹に不倫報道。元宝塚の夫を奪って喰らった文春砲

女優の鈴木杏樹(50)が、元宝塚トップ女優を妻に持つ俳優、喜多村緑郎(51)と不倫関係であることがわかったと週刊文春が報じた。鈴木は、舞台「罪のない嘘」に出演中。次の公演は2月18日の広島公演である。また、ラジオ「music10」の水曜日のパーソナリティを務めており、今夜の放送ともに注目が集まっている。

2度のデート現場

2人の出会いは、昨年10月に京都南座で行なわれた舞台での共演。全公演終了後、東京在住の共演者が都内で打ち上げを行なった際、ふたりは意気投合し、喜多村は「本当に良い子」「あの子の舞台は全部観に行きたい」と周囲に公言するようになったという。

週刊文春は、1月14日、1月30日の2度にわたってデート現場を確認した。30日のデートでは、昼過ぎから1時間半、千葉市美浜区の海岸で人目もはばからずハグやキスを繰り返していたという。その後は、鈴木の運転でラブホテルへと消えていったとしている。

明言避ける

週刊文春は、1月14日、30日の2度にわたって2人のデート現場を確認した。文春は2月3日、ふたりに直撃。鈴木は、「喜多村さんとはどのような関係か?」との問いかけには、「皆さんと時々お食事をいただいたり…」「ちょっと急に言われても。何を申し上げていいか…」と明言を避けたという。喜多村は、「交際というか」など不倫は否定せず、言葉を濁した。

元宝塚トップ女優から略奪

鈴木は1998年6月に外科医と結婚するが、2013年に死別。一方の喜多村は、2013年に元宝塚歌劇団宙組のトップスター、貴城けい(45)と結婚している。披露宴には、香川照之など500名を招待し、盛大に祝われた。

“おひとりさま”ぶりを心配?

鈴木は、「music10」内のブログで「共演者の皆様が”私のおひとりさま”ぶりを心配してくださり今度ごはんに誘っていただいてます♡」と投稿。果たしてこの「共演者の皆様」の中に、喜多村は含まれているのか。

Twitterの声






※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:週刊文春、「music10」内ブログ

image by: Junpei Abe [CC BY]

電話が鳴ると身体が震える…話題の「固定電話恐怖症」に共感の声

日本テレビ系「スッキリ」で2月5日に特集された「固定電話恐怖症」が日本のネット上で話題になっている。「固定電話恐怖症」とは、その名の通り会社の固定電話に出るのが「怖い」「苦手だ」とストレスを感じてしまうことである。具体的な症状としては、「電話が鳴ると心臓がドキドキする」「体が震えてしまう」など。なかには、電話の相手からのクレームや暴言などから仕事が手につかなくなったという人もいるという。


なぜ「固定電話恐怖症」が増えているのか?

スッキリの取材では、なんと71%の人が「会社の固定電話を取るのはストレス」と回答していた。「固定電話恐怖症」の人が増えた理由は、メールやラインでの文字情報に慣れている人が増えていること、固定電話がない家庭や、あっても「知らない人からかかってきても出たらダメ」という家庭が増えていることが考えられるだろう。

他にも、「電話対応くらいできるのでは?」と思い込み、十分に研修を行なわない企業があるという点も問題といえそうだ。実際に、「大学の授業での研修経験はあるが、現場で電話対応を教わったことがなく、自信がない」という声もあがっていた。ネット上では、この話題が大きな話題となり、共感を呼んだようで、Twitterのトレンドで上位にランクイン。苦しんでいる多くの人々の声を取り上げてみた。

密告者に「報復人事」も可能。ブラックな法改正案に怒りの声殺到

自民党の消費者問題調査会は3日、不正を内部通報した人が不当な扱いを受けないよう守る「公益通報者保護法」の改正案を消費者庁に提言したと毎日新聞共同通信NHK東京新聞などが報じた。主な改正点は、担当者や役員に罰則付き守秘義務を課し、内部告発者に報復人事など不当な取り扱いをした企業に対する罰則は明言しないなど、企業にとっては都合良いが、「公益通報者」が「保護」されないため働く者にとっては理不尽極まりない内容。消費者庁は提言を基に改正法案を作成し、3月にも国会に提出する方針だ。


我々は、一切守られていない

改正案の内容は、内部通報の担当者などには罰則付きの守秘義務を課し、退職後1年以内の通報については保護の対象とすべきというもの。しかし企業側の義務は、通報者に関する情報が漏れることに対して事業者に守秘義務を設けたのみ。報復人事など、不当な取り扱いをした企業に対する罰則は名言されていない。不正の密告は阻まれ、立場が守られないなか、それでも声をあげる者は現れるのだろうか。

論点がズレている。死者数ばかり煽る日本の新型肺炎報道の違和感

ニュースやワイドショーで連日大きく取り上げられている、新型コロナウイルス感染症。マスコミは冷静な対応を求めてはいますが、結果的には彼らの過熱ぶりが不安を煽るという悪循環を招いています。そんな状況に違和感を示すのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、日本における新型肺炎報道を様々な角度から検証し、その問題点を指摘しています。

ここがヘンだよ、新型肺炎報道

一番の違和感は、死者が300名を超えたとかいう種類の報道です。この病気ですが、結果論としての致死率はあるのですが、相当程度レベルで救命は可能と思います。

高齢者や既往症との併合で危険になるというのは事実でしょうが、仮に肺の炎症が相当に進行した場合は酸素を送って持たせておけば、体力と免疫力の回復で救命可能な症例は多いのだと思います。

腎臓に問題が行った場合に、透析でつなぐと回復するかというとネガティブだということなら、これは救命困難ということになりますが、その症例は少ないはずです。

ということは、死者が出ているとして、その大半の問題は武漢の救命体制にあるわけです。隔離しつつ酸素吸入と点滴で持たせて回復へ持っていく、その体制が取れずに亡くなった方が出ているということで、その意味で当局の「病院突貫工事」には十分な意味があります。

反対に、日本では「300人も死ぬ病気だ」などと怖がる必要は薄いと考えられます。

子供の死亡例は非常に少ないようですが、危機感が「だらける」のを恐れてか、余り報じられていないのは不思議です。

もっと言えば、強毒性のインフル(H5N1)の場合はこんなものではありません。肺炎は肺胞炎になって喀血まで行くし、胃腸の炎症は多臓器不全にまで行きます。頭痛から脳膜炎発症という可能性もあって、致死率は60%と言われているわけです。それと比較すると、今回のウィルスは弱毒性に近いと言って良いように思います。

例えば2009年に流行した「新型インフル(H1N1亜型)」は強毒性ではなく、日本での死者は198人と「非常に少なかった」わけです。通常、インフルの死者というのは日本の場合に年間5,000人とかであれば想定内であり、これが7,000とか(2006年)、15,000(2005年)とかになれば、役所が色々と動きます。

さて、新型肺炎ですが、そう考えると「命の危険」はゼロではないものの、日本的な基準で言えば季節性のインフルより低いし、武漢の問題は「ウィルスが強い」のではなく、「医療体制が追いつかない」問題が大きいと考えられるわけです。

もう一つ、数の問題としては中国では「治癒者」の数をちゃんと数えているわけですが、日本の報道には出てこないという問題があります。

その一方で、この新型肺炎について、潜伏期間中の他者への感染は想定内の話です。ですから、チャーター機3便の帰国者の中で、症状の出ていない人からウィルスが検出されたのも想定内、その人の中で後に発熱が出たのも想定内です。

だったら「潜伏期間中のウィルス検出に成功」という言い方にすれば、いたずらに恐怖感が蔓延することはないと思うのです。

奈良で風評被害が出ているようですが、こうなるとチャーター便帰国者に卵を投げているというような一部の国・地域の反応と同レベルです。バスの運転手さんで、感染して発症したが隔離療養している人が奈良に住んでいるだけで、市内がシーンとしているなどというのは明らかに行き過ぎです。こうしたケースのために、首長とか選出議員とかがいるわけで、しっかり仕事して欲しいと思います。高市早苗氏とかは特に。

反対に、来日観光客の通過が顕著であったはずの京都、各空港、山梨界隈、東京湾や大阪湾界隈などについては、風評のトラブルがないのは良いことだと思います。その風評エネルギーが奈良に向かってしまったということなんでしょうか。

ワクチンについては、このウィルスに関する免疫メカニズムがもっと解明され、また試験薬が出来たとして、大規模な「臨床試験(治験)」をする必要がありますから、数年かかる話です。

問題は治療薬で、発症した患者さんに投与して、免疫力を回復させてウィルスを攻撃する化合物を世界中で必死に追いかけているわけです。この点に関しては、HIVに有効な、つまり落ちた免疫力を回復させて肺炎などを抑制する薬剤が、今回の新型肺炎にも有効ではないかとか、色々な仮説があるわけですが、とにかく一進一退で色々な研究が進むと思うので、キチンと報道すべきと思います。

遠ざかる米テスラの背中。トヨタが犯した「決定的な戦略ミス」

もはや止めることのできない世界的な流れとなっている、電気自動車(EV)へのシフト。各国各社がこぞってEVをリリースししのぎを削っています。そんな中で、トヨタが戦略的なミスを犯しているとするのは、世界的エンジニアとして知られる中島聡さん。中島さんは今回、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』でその理由を記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2020年2月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

テスラ以外の電気自動車

私はこれまで、BMWの3シリーズ、トヨタプリウス、Tesla Model 3と乗り継いで来ましたが、私の妻はここ20年ぐらいレクサスばかり(それも最近はどれもハイブリッド)を乗り継いで来ました。今回、レクサス(ESh)のリースが切れることもあり、再びレクサスにするのかと思ったら、「今度は電気自動車に乗りたい」と言うのです。

彼女は、「アーリー・アダプター」の私とは違って、比較的保守的な「レイト・マジョリティ」であり、そんな彼女が電気自動車に乗りたいと言い出したという事実そのものが、今の米国の自動車業界を良く物語っていると思います。

テスラファンの私としては、是非とも彼女にもテスラに乗って欲しいのですが、「ミニSUV(ハッチバック付きの乗用車)」が欲しい彼女に最適なModel Yはまだ発売されてないし(前倒しで来月にも発売されるという噂もありますが、予約は既に殺到しているので少なくとも数ヶ月は待たされると思います)、「夫婦で揃ってテスラに乗るのは嫌だ」という彼女の気持ちも分からなくはありません。

しかし、テスラ以外の電気自動車となると、それほど選択肢は多くありません。

日産リーフは、4年ほど前までは「もっとも売れている電気自動車」でしたが、テスラのModel 3が発売されて以来、すっかり影が薄くなってしまいました。さらにゴーン氏の事件が企業イメージを大きく損なっており、リーフを担いでいたゴーン氏が追い出されてしまった今からリーフを買う気にはなれません。

シボレーからBolt EVが発売されてはいますが、こちらはコンパクトカーな上に、デザインも悪く、シボレーも本気では売っていないので、対象外です。

BMW i3も、とてもBMWが発売するようなデザインとは思えず、これでどうやって、これまでのBMWファンを捕まえるのかが分かりません。

上の三つに共通するのは、デザインが「いかにも電気自動車」である点で、テスラが登場する前の「遅くて航続距離の短い電気自動車」のイメージを引きずっています。

そんな中で、際立ってデザインが良いのが、ポルシェのTaycanです。こちらは、BMW i3と違って、「ポルシェ・ファンが何を望んでいるか」をしっかりと意識した上での、素晴らしいデザインです。残念ながら、彼女が欲しがっている「ミニSUV」とは大違いです。

そんな理由で、「Model Yを待つしかない」と私は頭から決めつけていたのですが、そこで彼女が突如注目したのが、アウディのe-tronです。

確かにちょうど良い大きさのSUVだし、他の電気自動車のように「いかにも電気自動車」という顔をしていないのも彼女にとって魅力的なのだと思います。

ということで、近所のアウディのディーラーまで試乗に行くことにしました。

Model Xでディーラーに乗り付け、中に入ると、刺青をした綺麗な女性(シアトルでは普通です)が近づいて来て(Katelynという名前)、「Model Xの買い替えですか?」と尋ねてくるので「いやいや、こっちじゃなくて、もう一台の方の買い替え。僕はテスラの方が良いと思うんだけど、彼女がアウディのe-tronを試乗してみたいと言うから来た」と答えます。

「e-tronは置いてあるの?」と尋ねると、「数台あります」と答えが帰って来ます。私はディーラーは(メンテナンスで稼ぐことの出来ない)電気自動車は売りたくないので、それほど在庫は抱えていないだろうと思い込んでいたので、少し驚きです。

夫の両親が認知症に。話題の著者が語る「いきなり介護」の日々

ある日、配偶者の親が「要介護」となったら、あなたならどうしますか? 実の親でなくとも、いやがらずに介護ができますか?

子育てとばして介護かよ(KADOKAWA)という本が話題となっています。これは、夫の両親が続けざまに認知症となり、育児の経験よりも先に「いきなり介護」の日々に突入せざるをえなかった著者の “現在進行形”エッセイ集。「パートナーの親の介護」なんて、初めてのこと尽くし。戸惑いつつ、最良の介護方法を見つけようとする著者の痛ましい姿がユーモラスに描かれ、「共感できる」「ためになる」と評判を呼んでいるのです。

著者はライターの島影真奈美さん(46)。同じくライターである夫とともに締め切りに追われる慌ただしい毎日を送っています。仕事に明け暮れ、妊活の機会も逸したなか、ある日、夫の両親に異変が……「知らない女性が家に勝手に出入りしている」と思い込み、出てゆくように諭した手紙を部屋の壁中に貼りめぐらせる義理の母。その奇異な行動に同調する義父。そうして、老いた義理の両親は次第に、生活に必要なさまざまな事柄を忘れてゆくのです。

「老夫婦ふたりだけで暮らすのは、もう難しい……?」と判断を迫られる局面。しかし、そこで表出したのは、「実の子どもたちの介護に対する消極性」という新たな問題でした。

そうして島影さんは行きがかり上、キーパーソン(介護をしていくうえで中心となる人物)に立候補します。といっても、ライターの仕事は辞められない。そのため、義父母と同居せずに介護する方法を模索するのです。

突如、押し寄せた「いきなり介護」。彼女はなにに苦しみ、なにに救いを感じ、なにを学んだのか。注目の『子育てとばして介護かよ』を上梓した島影真奈美さんに、お話をうかがいました。

夫の母親が「家の中に知らない女性が住んでいる」と言いだした

――島影さんの新刊『子育てとばして介護かよ』は、自分に置き換えて考えさせられる一冊でした。義理のお母さんが、「家の中に知らない女性が住んでいる」と言いだしてからの怒涛の展開、「自分の身にもありえる」と震えました。

島影真奈美(以下、島影)「私の母方の祖母が認知症で、母親が遠距離介護をしていた経験もあって、『認知症や介護は身近なもの』として捉えていました。また、本やマンガで介護の体験談を読むのは好きだったし、介護保険の仕組みについてもある程度はわかっているつもりでした。ところが……いざ直面すると、起きること起きることが想像を超えていて。あっという間に追い詰められてしまい、自分でも驚きました

――この本で重要なのは、「自分の両親ではない」という点だと感じました。読んでいて、「パートナーの両親の介護を、人はどこまでやれるのか」と、問われ続けた気がしたんです。

島影「『自分の両親ではないのに介護するのはキツい……』と考える方もいらっしゃるかもしれません。折り合いが悪いとなおさら、ですよね。ただ、とりたてて仲がよくも悪くもない関係性であれば、義理の両親のほうが介護は案外ラクな面もあるように思います。“赤の他人”だからこそ、お互い尊重もしあえるし、ある日突然始まった『介護』という大冒険を面白がるスイッチも入れやすいのかなって。そんなことをお伝えしたくて、この本を書きました」

――伝わってきました。さらに、「もしや認知症の兆候では?」と気がついたら、一刻も早く対策をとるべきだとわかりました。

島影「別居したまま介護する場合はもちろん、同居や近居を想定していても、動き出しは早いほうがいいですね。外部の介護サービスを導入するのは、ある程度の時間がかかります。先延ばしにしているうちに親の心身の状態が悪くなる場合もあります」

――同居や近居であっても介護サービスの導入は早いうちに考えたほうがいいのですね。

島影「そうなんです。『家族全員が交替で泊まり込みで看ればいい』など、家族だけで抱え込むと、関わる人みんなが共倒れしてしまう危険性が高まります」

はじめは「義理の親だから少しは介護を手伝おう」程度の気持ちだった

――泊まり込みとなってくると、なおのこと、「パートナーの親に、なぜ私がそこまで?」と考えてしまう人もいますよね。島影さんは、「妻は夫の両親の介護をするのは当然だ」とお考えでしたか。

島影「う~ん。『妻だから義理の両親の介護すべき』とは、まったく思ってはいませんでした。でも、縁があって一応“家族”になった以上、無視するのは感じが悪いので、多少は応援するのもやぶさかではない……という程度の気持ちだったですね」

――そういった、軽くかかわる程度に考えておられた義理の両親の介護なのに、なぜ遂にはキーパーソンに立候補されたのでしょう。

島影「ふたを開けてみたら、テキパキ仕切れそうな人がいなかったからです。義理の両親とはこれまで疎遠だったけれど、親切にしてもらったし、症状が悪化していくのを放置するのはしのびない。だったら、『私が動くしかないか!』と思っちゃったんです。半分は、おせっかいでした」

――「半分はおせっかい」ということは、あとの半分は、どのような気持ちだったのでしょう。

島影「あと半分は、血がつながっていない私が手続きなどをやるほうが『合理的だ』と判断したからなんです。実の親が認知症になるのは、子どもとしてはやはりショックが大きい。よかれと思ってやった行いを親に拒否され、ひどく傷つくケースもある。なので血縁ではない私がやったほうがいろいろ早いし、合理的に対処できると考えました」

実の子どもだからこそ親の認知症を受け容れられない

――第三者が介護の手続きを進めたほうが合理的だとは、目からウロコが落ちました。確かに、実の親が認知症だという現実は、すんなり飲み込めないですよね。

島影「私が義理の両親の介護問題をnote ( https://note.com/babakikaku_s )に書くようになってから、『なかなか親の認知症を受け入れられず、苦しんだ』『実はうちも親が認知症ではないかと悩んでいます』と打ち明けられる機会が増えました」

――親が認知症であると納得できなくて、無理やり漢字の書き取りテストや計算ドリルをさせた事例もあるそうですね。

島影「知的活動を通じて脳に刺激を与える行為は、認知症予防に役立つと言われています。認知症になった後でも、進行を緩やかにするのに一役かってくれます。でも、家族が認知症であると認めたくないあまりに、無理にテストなどやらせるのは逆効果です。ストレスがかかると、認知症を悪化させてしまうマイナス材料になりかねないので」

――よかれと思って、どんどん悪い方向へ。

島影「そうですね。ただ、何より気をつけたいのは、親御さんが失敗したとき、ガミガミ叱ってしまわないこと。子どもから『なんで思い出せないの!』『どうしてこんな失敗するの』と責められたら、親はつらい。反発してくれればまだいいですが、落ち込んで生きる気力を失ってしまうかもしれません。また、悩みがあっても、『子どもに怒られたくないから』『迷惑をかけたくないから』と、口をつぐむようになる。家族関係が険悪になるとトラブルが表面化しづらく、子どもは介護に積極的ではなくなり、対処も遅れやすくなります」

「義理の親の介護」問題で離婚の危機に

――島影さんご自身は、実の子どもたちがご両親の介護に積極的でないことも、冷静に受け止められていたんでしょうか。

島影「仕方がないと思う反面、いらだってもいました。もともと、うちの夫はほがらかな性格で、1年のうち大半を機嫌よく過ごしている人でした。よく話を聞いてくれるし、理解する努力も惜しまない。若干、理屈っぽくて面倒なところはあるけれど、基本的にはなんでも話しあえて楽チンな相手だと思っていたんです。ところが、介護が始まった途端、やたら不機嫌でムッとしている。欲しい答も返ってこない。ならば、私はいっそ黙っていたほうが……と飲み込んで、怒りをため込む。そんなマイナスのスパイラルに思いきりハマリこんでいました」

――「いきなり介護」は、ご夫婦の関係にも影響を及ぼしたのですね。

島影「一時は、本気で『離婚しよう』と思っていました

――離婚ですか!

島影「ただでさえ、仕事と介護の両立でヘロヘロなのに、夫が不機嫌だなんてね。自分が追い詰められていた時期に、夫が『そこまでやらなくていい』『頑張らなくていい』と言う。そのたびに、アタマにきていました。『だったら、他に誰がやってくれるの!?』って。介護の手続きが一段落したら、次は離婚の手続きをしようと考えていました

――ご両親の介護が原因で離婚を考えるまでに、ですか。問題は連鎖するんですね。夫婦の関係を修復できたきっかけは。

島影「離婚に踏み切らなかったのは、介護体制を整える手続きや調整に追われていたからです。それでなくても簡単ではないのに、さらにここに離婚問題が加わるのは『無理ゲーだ!』と。そして、介護体制ができはじめ、気持ちに余裕が出てきたら、夫の言動の見え方が変わってきたんです。気持ちに余裕が生まれると、夫の『いつも頑張りすぎてテンパるんだから、適度に手を抜けよ』というセリフも、『だよね~!』と思えるようになりました」

――息子さんなりに、お考えがあったのでしょうね。

島影「最近ようやく気づいたのです。夫が“介護の話になると不機嫌でムッとしている”ように見えたのは、私の誤解でした。どうやら、自分の親の認知症に戸惑い、悩んでいたようなんです。考えてみれば、親の認知症なんて人生で初めての出来事ですから、夫が戸惑うのは当たり前。しかも、両親が立て続けですからね。でも、私のほうも、初めての介護経験にテンパって、夫の気持ちをまったく察知できていませんでした。夫婦間のモヤモヤを言葉にするのは面倒だし、パワーがいります。それでもやはり、夫婦でそれぞれの気持ちを伝え合う必要があるなと改めて痛感しています」

写真や動画が介護の手助けになる

――察知と言えば、この本には、ご両親の異変に気がついた島影さんご夫婦が部屋の写真を撮る描写が出てきます。写真を撮る行為は、認知症の対策に重要なのでしょうか。

島影「親がいやがらないのが大前提となりますが、可能な限り、写真を撮っておくと役に立ちます。介護が始まると、予想もつかない出来事が次々と、しかも同時多発的に起こります。うろたえる場面がありすぎて、あとで思い出そうとしても、記憶がおぼろげになる。私自身、そういった経験を何度もしました。親の行動で『ヤバい!』場面に遭遇したら、とりあえず写真を撮っておきましょう。そうすれば、気持ちが落ち着いた時間に画像を見返しながら、対策を考えることもできます」

――悲観的になったり、いらだったりしてしまいがちな介護ですが、画像があると冷静な気持ちに立ち返れるんですね。

島影「できるだけたくさん写真を残して家族で共有しておくと、たまにしか会わない人にも親の変化を感じてもらうきっかけになります。最近は意識的にスマートフォンで動画も撮っています。すべての動画を見返すわけではありませんが、話が聞きづらかったり、理解できなかったりしたときの振り返り用に使っています」

――撮影を肝に銘じます。動画も効果があるのですね。最後に、デリケートな質問をさせてください。もしも島影さんにお子さんがいらっしゃったら、現在と同じだけの介護はされていましたか。

島影「うーん……。同じような動き方は、できなかったでしょうね。ただ、キーパーソンに立候補するところまではやっていたかもしれません。『子どもが小さいので無理です!』と突っぱねる手もありそうなんですが、なんだかんだと躊躇しそう。むしろ、自分の子育て環境を守るためにも、介護の体制を早く整えちゃおうと考える気がします

――さらなる強い想いが胸に響きました。誰しもが避けられないであろう介護問題から逃げず、それでいて自分の暮らしは変えない島影さんの姿勢に、同じ状況下にある多くの人が励まされるのでは。

島影「無人島に、なんにも知らないで辿り着くのと、飲み水をつくる方法を知って辿り着くのとでは、ぜんぜん違いますよね。私が体験した出来事や採り入れた方法を、せっかくなら友達に、そして、これから友だちになるかもしれない未知なる人に届けたい。そんな気持ちで、この本を書きました。家族で抱え込んでしまうと、遅かれ早かれパンクしてしまう。SOSを発信する重要性を、自分の体験から学びました。読者の方に、『きっと味方はいます』『助けを呼んでいいんだよ』って、この本から伝えたいです」

島影さんは介護の日々を「無人島でサバイバルしている気持ちだった」と顧みます。世界でも類を見ない空前の長寿高齢化へと突き進む日本。これからの社会は日本中の誰しもが未経験な無人島の様相を呈し、まさにサバイバルと呼んで過言ではない状況でしょう。『子育てとばして介護かよ』は、未踏の暗がりにやさしい光を照らす、無人島へ持ってゆくべき一冊だと感じました。

子育てとばして介護かよ
著・島影 真奈美/イラスト・マンガ 川 KADOKAWA刊

31歳で結婚し、仕事に明け暮れた日々。33歳で出産する人生設計を立てていたけれど、気づけば40代に突入! 出産するならもうすぐリミットだし、いろいろ決断し時だな――と思った矢先、なんと義父母の認知症が立て続けに発覚。仕事の締め切りは待ったなしだし、なんとなくはっきりしない夫の言動にやきもきするし……。そんな現実に直面した著者が、ついに立ち上がる。久しぶりに会った親が「老いてきたなぁ」と感じた人は必読。仕事は辞めない、同居もしない。いまの生活に「介護」を組み込むことに成功した著者の、笑いと涙の「同居しない」介護エッセイ。

島影 真奈美
1973年、宮城県仙台市生まれ。国内で唯一「老年学研究科」がある桜美林大学大学院に社会人入学した矢先に、夫の両親の認知症が立て続けに発覚。「介護のキーパーソン」として別居介護に加わり、仕事・研究・介護のトリプル生活を送る。