コンビニ24h営業が「独禁法」違反に?公取委の動きにネット賛否
公正取引委員会が、大手コンビニ本部と加盟店オーナーの関係の実態把握に向けた調査を検討していることが4日、分かったと、共同通信や毎日新聞、日経新聞などが一斉に報じました。独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」や下請法違反がない…
Details公正取引委員会が、大手コンビニ本部と加盟店オーナーの関係の実態把握に向けた調査を検討していることが4日、分かったと、共同通信や毎日新聞、日経新聞などが一斉に報じました。独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」や下請法違反がない…
Detailsあの「天安門事件」から30年。風化させてはならない「民主化運動」の軌跡 本日6月4日で、1989年に発生した中国の「天安門事件」から30年が経ちました。あらためて天安門事件とは何か、そして中国をはじめ台湾・香港で受け継が…
Details2万円の大台を割り込む展開も見えてきた日経平均株価。トランプ大統領が仕掛ける米中貿易戦争の影響がいよいよ深刻化してきた観がありますが、この先世界経済はどのような方向に向かうのでしょうか。そして国内に目を転じれば、10月に予定されている消費増税は延期すべきなのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で著者の津田慶治さんが、国内外のさまざまな要因を鑑みつつ分析しています。
米トランプ大統領は、米中通商交渉が暗礁に乗上げ再選運動には間に合わないと、次の攻撃目標を定めたようである。米国への不法移民を止めないメキシコに対して関税を5%UPにして、最終的には関税25%UPにするという。米国は関税を武器に、米国に工場をすべて持ってくるようである。今後を検討しよう。
NYダウは、2018年10月3日26,951ドルで過去最高株価であるが、12月26日21,712ドルと暴落。その後は上昇して4月23日26,695ドルになったが、米中貿易戦争激化で5月29日一時24,938ドルまで下落、メキシコとの貿易摩擦も加わり5月31日24,815ドルになっている。
日経平均株価も、同様に2018年10月2日24,448円になり、12月26日18,948円と暴落したが、4月24日22,362円に上昇したが、5月31日20,601円になっている。トランプ大統領が「メキシコへの関税」とツイートしたことで、日本の自動車企業にも影響があり、株価は落ちているし、米国の閉鎖経済化が明確化したことになる。それと、1ドル=108円20銭台の円高に一時なった。株価2万円割れも視野に入ってきた。
バブル相場の終焉になり、株価下落が鮮明になってきた。貿易摩擦解消の楽観から悲観に大きく転換してきた。日本にも影響があるので、株価の下落が起こっている。
トランプ大統領は、メキシコの輸入品もすべて関税5%UPにすると発言して、不法移民対策の壁の建設費用をメキシコに出させるのか、貿易赤字国に関税を掛けることなのか関税を武器にして、他国に要求をのませるようである。
メキシコ、カナダと新NAFTAの批准をする段階でのトランプ大統領の発言であり、どうも米国は閉鎖経済化の方向に行くようだ。新NAFTAを取りまとめたライトハイザーUSTR代表もメキシコへの関税は反対を明言している。新NAFTAを台無しにする可能性があるからというが、トランプ大統領は新NAFTAがお気に召さないので、潰しにかかっていると見た方が良い。
中国への関税25%UPだけでも世界経済は縮小するとリスク回避が強まり、米10年国債金利が2.3%割れで、その上にメキシコへの関税で2.1%までなっている。逆イールドが完成しているし、先週からNYダウにヒンデンブルグオーメンのサインが出ている。
そのやり方は強引であるが、トランプ大統領の選挙での公約を忠実に実行している。そして、それが今の米国には必要なことである。製造業の従業員を増やし、給与を上げて中間層を増やす必要がある。
今後、関税引き上げが拡大して金利は下がり、関税で米消費者物価は、上昇すること(インフレ)になる。中国輸入品の代替品を輸出する国にも関税UPを掛けることになる。このため、通商法の改正をしてベトナムに対しても為替操作国と認定し、関税を上げる可能性にも言及している。
景気後退から市場は、FRBの利下げに期待が集まっている。しかし、景気後退時のインフレが起こり、複数回の緩和的な金融政策が打てなくなる。お金を出すとインフレを加速することになるから、FRBも簡単には利下げできない状態になる。このため、金融緩和政策という流動性相場活性策が使えなくなり、世界的な中央銀行バブル相場が終焉すると見る。
米国の全方位的な関税UPにより、世界経済の縮小は避けられなくなってきた。当分、米国に一揃えの工場ができる地産地消経済の枠組みができるまでは、世界的に景気は悪化して株価下落を覚悟するしかない状態になったようだ。米国への貿易で生きてきた国には、日本を含めて大きな試練となる。
その試練を乗り越えるために日本企業は、本格的に米国での生産を拡大して、米国で作り米国で売る体制を確立することである。地産地消経済化である。
しかし、株価下落してもトランプ大統領の支持率は変化がない。労働者の味方という位置づけを今後、強調していくのであろうか?
また、農業従事者の支持獲得は、日本への農産品輸出や関税収入で得た資金を使った補助金のばら撒きなどで行うようである。
まだ選挙まで時間があり、支持率の動向を見てトランプ大統領も、どこかで譲歩して、米中通商交渉後合意になる可能性もまだある。選挙に有利な状況を作る必要があるからだ。
しかし、世界経済の仕組みを根本から変える革命児のやることはすごい。グローバルな経済システムの終焉で、世界的な適地適作という考え方からローカル重視の地産地消という考え方に早くシフトする必要がある。
関税を上げて、国内産業を守るという考え方は、米国の先導で、多くの国で実行されることになり、グローバル企業は、地産地消的な考え方をしないと排除されてしまうことになる。
令和初の国賓として迎えたトランプ大統領には、貿易交渉妥結時期の参院選後への先延ばしという借りを作り、前提条件無しでの金正恩委員長との会談を目指すとしたものの、北朝鮮サイドから「厚かましい」と反発を受けるなど、疑問を感ぜざるを得ない安倍首相の外交手腕。その「詰め切らなさ」は何に起因するのでしょうか。ジャーナリストの高野孟さんがメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、その根本原因を探っています。
※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2019年6月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
「外交は武器を使わずに行う戦争」とはよく言われることだが、安倍晋三首相にはそういう真剣勝負に毎度立ち会っているのだという認識も覚悟もない。たぶん彼にとっては外交は、相手国の首脳と「仲良しになって多少の無理も聞いて貰えるようになること」であって、その手段としては、2カ月続きで一緒にゴルフで遊ぶとか、お互いに夫人同伴で相撲観戦や居酒屋探訪や軍艦見学を楽しむなどのてんこ盛りの「接待」漬けが中心である。これは単なる「社交」であって、国際情勢変転の荒波の中で国家の生き残りを賭けて国益の最大化を図ろうとする「外交」ではない。
例えばプーチン露大統領とは「25回も会談した」のが自慢らしいけれども、そのうち先方から日本に出向いて会談したのは16年12月の1回きりで、さっそく安倍首相は故郷=山口県の高級温泉旅館「大谷山荘」で接待を企画し、あわよくば一緒に温泉に入って“裸の付き合い”を世界にアピールしようとした。しかしプーチンは「なぜこんな遠いところに行かなければならないんだ」と周りに不平をたれつつ3時間も遅れて到着、風呂にもろくに入らずに帰った。
プーチンのような希代の戦略家を相手に、国家にとって最も敏感な領土問題で駆け引きしようというのに、研ぎ澄まされた論理を周到に準備するのでなく、情緒に頼ってご機嫌取りをすれば何とかなるというようなベタベタした湿っぽいやり方は無効で、安倍首相が今年に入って追求した「2島返還」論による交渉の失敗も、実はその時から始まっていたのである。
トランプ米大統領はノーテンキだから、今回の大接待作戦を素直に喜んだのかもしれないが、それでも日本との貿易交渉について「大部分は7月の日本の選挙の後まで待つことになる。大きな数字を期待している」とツイッターに打ち込んで国益確保への執念を示すことを忘れていない。それに対して安倍首相は否定も肯定もできず、(都合の悪いことが起きるといつもそうするように気まずそうな薄ら笑いを浮かべて)黙っているだけである。
全世界の生命保険営業のトップクラスに入る伝説の営業マン、小林一光さん。そんな小林さんでも、ある時期、ピタリと売上が止まってしまったことがあるといいます。彼はその状況を、どう打破したのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』で詳しく紹介されています。
全世界の生命保険営業のトップクラスメンバーで構成されるMDRT。その会員資格を11年連続でクリアし、さらにその6倍の基準といわれるTOTを達成した元プルデンシャル生命保険・伝説の営業マン、小林一光さん。小林さんが語る営業の極意、人の心を掴む要諦とは??
小林 「一番困難に直面したのは(5年目で目標のエグゼクティブライフプランナーになることができた)その次の年でした。5年間は成功したい、トップになりたい、この会社に勝ちに来たという自分の欲だけでも何とか上手くいったんです。だけど、6年目に急に売れなくなってしまった。
ある時、訪問先の社長に『経営にとってはこういう保険が必要なんです』と熱弁を振るっていたら、『おまえに経営の何が分かるんだ!』と怒鳴られて、社長室から叩き出されたことがありました。お客様から叱られたり、出入り禁止になったり、そういう失敗が続いたんです。
結局、驕りですよね。エグゼクティブになったことで勘違いしていたんだと思います。変なプライドを持ってしまったために、周りにも自分を曝け出せない。本当にあがいてあがいた1年間でした』
──そこをいかにして乗り越えられたのでしょうか。
小林 「ある時、尊敬する先輩からこう言われたんです。
『売ることをやめて、とにかくお客様のためだけにやりなさい』
どん底にいた私にとっては本当に衝撃的な言葉でした。その時に、自分の商売とは全く関係ないことでも全部、何でもいいからお客様のお役に立とうと決意したんです。例えば、車を買いたいって人がいたらより安く買えるディーラーを紹介する、人材を求めている経営者には若い人を紹介する、息子さんがサッカーをやっていると聞いたら好きなプロ選手のサインをもらってくる。プライベートなことも含めて、とにかく目の前にいる人に貢献していきました」
──相手の悩みや期待に徹底的に応えていかれたのですね。
日本の夏にエアコンは欠かせないものになっていますが、汗をかくために開いている毛穴がエアコンの冷気を取り込んでしまうと、カラダに変調を来たすようです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生が、冷気による冷えが引き起こす症状を解説。血流を促すマッサージの方法を教えてくれます。
急に気温が上がると、カラダは大急ぎで夏のカラダ作りをはじめます。連日暑い日が続くと、カラダは汗をかいて体温調整できるように肌質を季節に適うように変化させます。
夏の毛穴は常に汗をかきやすくするために、常に開きやすくなっています。効率よく汗をかくことで、効果的にカラダの表面を冷却してくれるわけですね。
つねに開きやすい毛穴は、じつはエアコンの冷気に対して無防備です。夏の強い日差しや暑さ対策で、体表全体を気化熱で冷やしてくれる汗は、常時毛穴から微量に発汗されています。暑さ対策で汗の気化作用を助けるには、扇風機などの風を送ることは適っています。
でも、エアコンの冷気をあてると、開いた毛穴から冷気が体内に侵入して、血管や筋肉などを直接冷やしこわばり症状をおこします。こうした血管や筋肉のこわばりが、寝違えやぎっくり腰の原因になります。
連日の暑い日に外出すれば、出先ではどこでもエアコンがかかっています。開いた毛穴に直接冷気があたれば、ぎっくり腰や寝違え、頭痛や風邪の原因になります。
こうした症状の予防には、冷気に肌をさらさないことが肝心です。公共交通機関を利用する時や、冷房のかかっている室内で過ごす予定のある時は、長袖や裾の長い衣服で過ごせるように工夫しておきたいですね。
また、痛みやこわばりを感じるところは、乳液をすりこむように肌表面をマッサージすることで、皮下の血流を促進してエアコンの冷え症状をリセットできます。軽く汗ばむまで、肌を傷めないようにやさしくさするようにマッサージしてみましょう。
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一度来店しただけのお客さんの名前を正確に把握したり、新人スタッフのミスを流さず即注意し次回に繋げる…。こういった「小さな積み重ね」が、後に売上げに大きく影響する可能性があると指摘するのは、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんです。坂本さんは今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、まず「重要な事から把握し、覚えていける簡単なコツ」を伝授しています。
都内のとあるアパレルショップに、2回目以降のご来店のお客様を、必ず名前で呼ぶというお店があります。初めて来店があって接客をして、名前を聞いたら、2回目以降のご来店では、最初から「〇〇様」と名前で呼ぶのです。
高単価商品を扱う小さなお店ではあるのですが、それなりの来客がある中でも、スタッフの方は、そこを徹底されています。
これは本当に素晴らしいことだと思うのですが、そう簡単にお客様の名前を覚えるというのは、できることではありません。ですから、そのお店のスタッフさんが、なぜ名前を覚えられるのかが不思議でした。
結論から言いますと、その方法はとても簡単なものです。
お客様が退店された後に、名前や接客した内容を覚えるために、接客内容をメモしているというだけなんですね。これによって、2回目のご来店でも、顔をしっかり覚えていて、名前で呼べるのです。
実際、世の中にはそういうお店がたくさんあるのですが、それができる人とできない人との差は、即座に覚える意識があるかどうかだと思います。そのお店では、お客様が退店されたら、即座にメモをして、「ここで覚える」ということを徹底しているのです。自分たちが忘れないようにと強く意識して、その場で記憶をしようとします。
このスピード感と意識が重要なんです。
接客メモを残している、顧客情報を残しているというお店は多いものです。しかし、その場で必ず覚えてしまおうという意識を持てている店やスタッフがどれだけいるかというと、そう多くはありません。とりあえず、忘れないようにと情報を書くのですが、1日が終わってからとか、空き時間ができたらといった覚え方です。
でも、人はやっぱり忘れる生き物なので、少し時間が経つだけでも、情報はどんどん薄くなっていきます。
意外なほど多い、母親との関係に悩んでいるという方の存在。「うちの母親はおかしいのかもしれない」という葛藤は、一番近い相手であるからこそ考えつくことすら難しく、それを乗り越えるにも多くのプロセスを必要とするようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「毒親」である母の呪縛からの「距離のとり方」を紹介しています。
さて、本日はママのお話。
仕事柄たくさんの方にお会いして、いろいろなお話をお聞きすることが多いんですが、その中で非常に多くの方が
と感じます。
毒親という言葉がありますが、まさに毒のようであり親御さんとの関係で驚くような体験をされています。たとえば
……などなど。まあ、全部当てはまることはマレかもしれませんが、複数当てはまる方は多いようです。
人生で長く関わる大人から、このような扱いを受けるのは辛いですよね。
この母親との関係…というか母親像を再構築するには、ひとつのパターンがあること気が付きます。そのパターンとは、
で、この段階を踏んで葛藤が解決されていくのです。です。うん、なーんとなく分かりますよね。大半の問題って、このパターンに似たプロセスを辿って解決されるんじゃないでしょうか。
さて、1.は、問題が認識されることそのものです。
親という存在は、そんなにたくさんいるもんじゃないですよね。日本では生物学的な親が社会的な親も兼ねていることがほとんどなので、事実上一組の男女だけが親なのです。
つまり、唯一にして代替不能な存在であるため、自分の親の
のです。ある言動が冷たいとかキツいとか判断できるのは、
です。ということはつまり、比較できない唯一無二の存在について、その存在の性質を理解することはできないのです。唯一無二とは、他に替えることができないもの、比べられないもののことを指すのですから。
このため、対象たる親の言動を責めるのではなく、むしろ自分が悪いのかもしれないと思い込んでしまうのです。
それでも、子供の世界が広がっていくにつれて、状況は変わります。おそらく友達の親の言動を見たり聞いたりするうちに、自分の親の異常さに気が付くのでしょう。友達の親という、最もよく似た比較対象が現れて初めて1.は可能になるのだと思います。
2.は、母親の言動に傷ついたり否定された自分自身を見直すプロセスです。
毒になるような親は、フツー娘を褒めたりしません。例外もあるでしょうが、多くは否定的で侮辱的で高圧的です。このため、娘はすっかり
んです。そりゃそーですよね。毎日毎日、自分にとっての神のような存在の人から傷つけられ否定されれば、誰だって自信なんて持てなくなりますよね。
ところが、本当の自分はそれほどヒドいわけではなく、
だと気が付く瞬間が来るのです。きっかけはいろいろですが、自分自身がそこまで蔑まれるような存在ではなかったのだと思い直せることが重要です。
ちなみにワタクシ。毒親ではないですが、結構言葉のキツい母親に育てられました。容姿とか要領とか器用さとか、いろいろ言われて傷つき大学を卒業するくらいまでホントにまっったく自信がなくいつも人に笑われているんじゃないかとビクビクしていて、人付き合いが苦手でしたね。しかも、人付き合いが苦手なのが親の毒舌による自信のなさだと長い間気が付かなかったので辛かったですね。ハハハ。あった、あった、そんなこと(*^ー゚)
閑話休題。おそらくこの2.の段階で、親に怒りを感じない娘はいないでしょう。ここは怒ってもいいところだと思いますしね。
幼稚園や保育園選びをする際に重視するポイントは、各家庭によりさまざま。どんな園に入れたらいいのか迷う方も多いかと思います。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では、著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、幼児期に一番大切なことを重視し、「自分ならどんな園を作るか」という理想を綴りつつ、その時期に伸ばしてあげるべき能力について論じています。
ある雑誌の取材が終わって、編集者やカメラマンと雑談をしていたとき、編集者から次のようなことを聞かれました。
「もし親野さんが幼稚園・保育園を作るとしたら、どんな園を作りますか?全ての権限が与えられて、全く自由に作れるとして、こういう園を作りたいというものがありますか?」
それで、私は次のように答えました。
「遊び中心の幼稚園・保育園ですね。なんといっても幼児期に一番大切なのは遊びですから。一日中、時間を忘れて思い切り遊べる幼稚園・保育園、自分がやりたいことを思う存分やれる幼稚園・保育園、それが理想です」
その時は時間がなかったのでこれで終わってしまいましたが、今回あらためてこの続きを書いてみたいと思います。もう一度言いますが、私は遊び中心の園を作りたいと思います。子ども自身がやりたい遊びをたっぷりできる園です。
砂で遊びたい子は好きなだけ砂場にいられる。砂遊びに飽きたら水遊び。それに飽きたら積み木。それに飽きたら泥んこ遊び。
踊りたい子は先生のオルガンに合わせて踊りまくる。あるいは、テレビやネットの動画を見ながら踊るのも楽しい。
自然環境に恵まれていることも大事です。里山のような環境で、しかも海の近くなら最高です。
春は草遊びがいっぱいできます。笹船を作って川に流します。シロツメグサの花の冠を作ったり、ナズナでペンペン太鼓を作ったり。オオバコ相撲も楽しいですね。
夏は磯遊びです。カニ、ヤドカリ、小魚などと時間を忘れて遊びまくります。これって本当に楽しいですよね。大人も時間を忘れるくらいですから。
秋は枯れ葉の布団でお昼寝するのも楽しい。どんぐり、松ぼっくり、オナモミで遊びまくります。カブトムシ、クワガタムシ、バッタなど、秋の虫たちと遊びます。
冬は雪合戦に雪だるま。できたらスキーやスケートも。そして、氷や霜柱も楽しい遊びの道具です。
自然の中でたっぷり遊べば、気分爽快で、精神衛生の面でもとてもよい効果があります。それに体力がつき、免疫力もつきます。
街でふと目に止まった「かんざし」を手に取り、想いを寄せる町娘が身に着けた姿を想像する。昔々から男子は女子の頭髪を飾るアイテムのことが気になってきたのではないでしょうか?そして、今回、「帽子女子が好き」と告白したのは、メルマガ『8人ばなし』の著者・山崎勝義さんです。そんな山崎さんが最近気になっているのは、カラフルになってきたあの音響アイテムを「被った」女子なのだとか…。
男子は女子ほどには髪型を気にはしない。もちろん中には別の事情で過敏なまでに髪型を気にする男性もいるにはいるだろうが、全体の話としては、まずこのように言って差し支えない。女子が自分の髪にかける金と時間に比べれば男子のそれは物の数ではない。
それも当然と言えば当然のことである。そもそも質・量ともに豊かな訳だからそれだけ手間もかかるし、かけ甲斐もある。たとえ表見的であっても女子が自分の個性を表現する大事な要素ということに間違いはない。
実際、男子が髪型を変えても何とも思うものではないが、女子がイメチェンするとそのbeforeとafterの変わりように驚くことも珍しくない。これは自分が男性だからという訳でもないと思う。女子は女子でやっぱり他の女子の髪型に敏感なように見える。
視線が集まれば、当然そこを飾るアイテムへの需要は高くなる。髪留め、リボン、カチューシャ、季節に合わせた帽子等、選択肢の多さも男子の比ではない。
自分は女子の髪型に関しては全くと言っていいほど知識がない。せいぜい、ロング、ショート、セミロングの違いくらいしか分からない。正直に言えばセミロングも相当に怪しい、そんなレベルである。それでもどういう訳か、被り物をしている女子にはつい目が行ってしまう。どうやら自分にとって、女子が何かを被るということはそれなりに強い主張を感じる行為らしいのである。
確かに、キャップを被ってしまえば否応なくアクティブ感が出てしまうし、麦わら帽子だとどこか避暑地感が漂ったりする。このような圧倒的な変化はファッションアイテムがもたらすものとしては結構強力な部類に入るのではないだろうか。
これは全くの想像だが、強力な分それを被る女性の方にもそれ相当の勇気が要ると思うのだがどうか。少なくとも髪型に関してはある程度の犠牲を覚悟の上のことであろう。
さて、くどくどと言ってはきたが簡単に言ってしまえば要は好きということである。その女子の被り物に関して最近新しいアイテムが加わった。ヘッドフォンである。ブルートゥース接続になってすっきりしたせいもあろう。もちろんデザインも一昔前のような機能性オンリーのヘッドギア感もない。黒一色で業務用感満載だった色もカラフルになった。女子にとっては街中使いのハードルが随分下がったに違いない。
ここまで帽子と言わずにわざわざ被り物と言い続けた所以はこれである。自分にとって既にヘッドフォンは女子が被ると魅力的になるファッションアイテムであること、帽子と同様なのである。
自分は街を歩いていてもショーウィンドウを見ることは滅多にない。ごく稀にあるとすれば「あっ、この白い帽子、きっと彼女に似合うだろうな」と思って見る程度のことである。もしかすると今後は家電量販店をブラブラしながら「あっ、この白いヘッドフォン、きっとあの子に似合うだろうな」などと思ったりするのかもしれない。
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