女子大生も稼ぐ。「メルカリ」は、どうやってヤフオクに勝ったのか?

ブランド離れ、車離れの時代などと言われて久しい昨今ですが、今後「儲かる商売」は本当に出てくるのでしょうか? メルマガ『会社の未来を創造する「ビジネスモデル」実践法!』の著者で元船井総研のトップコンサルタント・五十棲剛史さんは、何でも「シェアリングエコノミー」の最新状況をわかりやすく解説。人気のフリマアプリ「メルカリ」や老舗の「ヤフオク」などを比較し、「所有しない時代」に支持されるサービスのポイントとは何かを探っています。

シェアリングエコノミー最新状況

これまで4回にわたって、「シェアリングエコノミー最新状況」というテーマで話をさせていただいております。

繰り返しますが、シェアリングエコノミーは大きく6つに分けられます。

それが以下です。

  • 移動のシェア
  • 空間のシェア
  • モノのシェア
  • スキルシェア
  • お金のシェア
  • その他

移動のシェア、空間のシェアについてはすでに話をしました。

今回はモノのシェアについて話をしたいと思います。

モノのシェア

1)メルカリ

日本が誇るモノのシェアといえば、メルカリです。

「スマホでかんたん フリマアプリ」というキャッチコピーで急成長しています。

似たようなサービスとして、よく比較されるのが、ヤフオクです。

しかし、ヤフオクは出品手続きがやや面倒です。

ですから、実際に出店者の8割以上が業者と言われています。

本来C2Cでスタートしたはずだが、今ではリサイクルショップの販路的位置付けになっているともいえます。

私もヤフオクでモノを売ったこともあります。

何となく「多少使いにくいな」と思いつつも、違反商品の登録や詐欺行為の対策を考えると当たり前にこんなものだろうと思っていました。

多くの個人のユーザーは同様だと思います。

大きな不満ではないものの、何となく当たり前になっていること。

そこがメルカリにとってはチャンスだったわけです。

メルカリは出品にかかるストレスを限りなく軽減しました

今、シェアリングエコノミーが成長するかどうかの大きな要因として

ユーザーエクスペリエンスUX:ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験)

が挙げられます。

つまり、UXがヤフオクに比べて数段優れていたのです。

さらに、メルカリは、個人ユーザーのさまざまな障害要因を解決しています。

たとえば、個人情報

メルカリ便というものがあります。

ヤマトと組んで配送のサポートをしているわけです。

出品者には、それを利用すると個人情報(住所や連絡先)非公開になります。

出品者は、誰が買ってくれたかというのは、知らなくていいわけです。

伝票などに住所を転記する必要もありません。

ある意味配送の手間が少し軽減していくことになります。

このようにUXが優れてくると、実際に利用する人が増えてきて、それがSNSなどで拡散されやすくなります。

また画面もタイムライン方式をとっており、今のデジタルネイティブ世代にはすごく使いやすい方式です。

どんどん新しい商品が出品されてきます。

すぐに購入するか、「いいね」するかを決めないと、どんどんタイムラインは流れていきます。

一見、買い逃しに思うかもしれませんが、デジタルネイティブ世代には、これが便利がいいのです。

こうしてメルカリは急成長をしており、今年の春には企業価値で10億ドルを超えたとも言われています。

上場企業で時価総額1000を超える企業は約300社と言われていますから、そうした企業の仲間に入ってきたのがメルカリです。

クレーマーは撲滅できる。お客様が「神様」ではなかった時の撃退術

9月、近鉄奈良線で発生した車掌の線路飛び降り事件。電車遅延で乗客に詰め寄られた車掌が服を脱いで線路に降り、高架から飛び降りたこの事件は日本中で話題になりました。激しく責められた車掌に同情の声が挙がる一方、責めたクレーマー客には非難が集中、この事件は半月経った現在も日本の接客業界に暗い影を落としています。「お客様は神様です」を曲解して、筋違いもはなはだしい言いがかりをつけてくるクレーマーはどこの世界にも存在しますが、無料メルマガ『幸せを呼ぶ!クレーム対応術』では、そんな悪質なクレーマーを撲滅する方法と、効果的な「撃退法」を紹介しています。

お客様は神様か?

先日のヤフーニュースに、9月21日に発生した、近鉄の車掌がクレーム対応中に逃げ出し線路を走して飛び降りてケガをしたという事件の続報が、週刊朝日の記事を受ける形で載りました。

近鉄車掌飛び降りで浮かぶ「お客様は神様か?」問題〈週刊朝日〉

事件の概要を要約してお伝えしますと、近畿日本鉄道の奈良線・東花園駅で、26歳の車掌が電車の遅延をめぐり、ホームで複数の乗客に詰め寄られた。車掌は、逆上して線路に飛び降り、制服の上着と制帽を脱ぎ捨てて線路上を走る。そして、なんと、地上約8メートルの、駅の高架から地面に飛び降りた。というものでした。

J-CASTニュースによると、少なくとも6~7人の乗客に囲まれ、「ほんで、どう責任とんねん!」「バス手配しろ」などと問い詰められ、それでも10分ほど丁寧に対応していた車掌は、「もうこんな仕事やってられるかー!」「死なせてくれ」と突然叫び、制帽や制服などを脱いで、線路にかなぐり捨てホームの中央付近から線路に飛び降り、Tシャツ姿でホームの端まで走ると、線路を横断して、高架の柵を乗り越え、約7.5メートル下に飛び降りたんだそうです。

事件直後の車掌は、上半身を揺さぶるようにして、「もう嫌やねん嫌やねん毎日どうなってもいいねん」と、「うなっていた」との報道もありました。

実はこの事件、発生した翌日の9月22日朝、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』に出演した高木美保さんの発言も、話題になりました。

コメンテーターの高木美保さんは、「ストレスがたまって飛び降りたとしたらどう思うか」と聞かれると、「いやダメですよねえ」「私もそういう現場いましたけど、みんなこう冷静にってなるように、会社でも練習している」と、車掌に否定的な意見を述べたんだそうです。

これを受け、ネットでは、「ズレてる」「心底がっかりした」と、Twitterを中心に炎上。しかし、炎上するということは、世間では、車掌の気持ちがわかるこの車掌は悪くないと思われている証拠ですね。

さらに、事件当初、近鉄は、「お客さま対応中の車掌が不適切な行動を引き起こしたことは大変遺憾」このように謝罪し、「社内規定にのっとって、車掌の処分を検討する」と公表していました。ところが、「処分をいったん白紙に戻すことを要望する署名活動」が始まり、なんと10月1日時点で5万5,000件を超える賛同者が集まっているんだそうです。

わたしが以前メルマガの第183号、第187号、そして第188号で著書をご紹介した高萩徳宗さんは、小田急の鉄道職員でした。著書には、鉄道マン時代に、客から受けた暴力暴言クレームの数々が描かれています。そのため、今回の件が「関西だから起きた」とか、「最近のクレームは激しくなった」ということではありません。

わたし自身も、「もうこんな仕事やってられるかー!」「死なせてくれ」、この車掌と同じような心境になったことがあり、鉄道会社にのみ当てはまることでもないのです。

日本の隠れた家族問題。親が死んだら「兄弟の扶養」を断れますか?

リストラ、非正規雇用、引きこもり…。これらが「他人事」では済まされない時代になり、新たな問題の一つとなっているのが「自立出来ない兄弟への援助」です。大切な兄弟だから救いの手を差し伸べてあげたいけれど、共倒れしては元も子もありません。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、援助する側・される側、それぞれの立場から「共倒れしないための対策」を考えます。

兄弟フォロー

さて、本日は水より濃いもののお話。昔から「血は水より濃い」と言いますね。血のつながっている身内のほうが、イザというときには赤の他人より頼りになるという意味です。

ところが、昨今その「血」がタイヘンなことになってきているようなんです。どういうことかと言えば親が老齢になり死んでいく中で社会的に自立できない兄弟をどうするのか、という話です。こう言うとすごく例外的な人が兄弟にいる場面を想像しがちですが、それほど例外でもないんですよ。たとえば

  • ずっと非正規で働き、年収が極端に低い
  • ある程度の年でリストラされ、再就職先が見つからない
  • 登校拒否から長期ヒッキー
  • ストレスから病気になって会社を辞めた

などなど。いかにもありそうなオハナシでしょ? 例を見れば分かる通り、要するに「経済的に困窮して兄弟を頼る」ということです。赤の他人ならともかく血を分けた兄弟が苦しんでいれば、人情としてそりゃ助けますよね。

きっと以前には、大家族で暮らしていたし、会社に勤めてお金を稼ぐ以外の働き方ももっともっとたくさんあったのでなんとかなったんでしょう。そういう意味で、家庭はセーフティネットだったわけなんですが、核家族に分解され、会社に勤める以外の選択肢が極端に狭くなったせいで、家庭のそのキャパシティが低下してしまいいまやセーフティネットとして機能しなくなったのです。

こういうモンダイを社会化するのが、日本人は下手ですよね。あ、間違えた。ヘタじゃなくてド下手 ( ̄■ ̄;; ですね。想像ですが、こういう場合の解決策として一番行われやすいのが兄弟のうちの誰かがギリギリまで頑張って他の兄弟をケアしてしまう、というやり方です。それで上手く行くケースはそれでもいいでしょう。ですが、おそらく大多数は上手くいきません。どこかで頼られる側が限界を超えてしまい、共倒れになる危険性が高いと思います。

だって構造的にムリがあるもんね。自分の家族もちゃんと養って運営してそれ以外に自分と同じくらいの兄弟の世話って出来るわけないじゃん。お金も居住空間も精神的余裕も足りないよね。

情に篤い方からすれば、とても冷たい態度に聞こえるかもしれません。「兄弟なら絶対助け合うべき」「共倒れになるとは限らない」「出来るだけ援助すべきだ」などなど。でも、感情以外で状況を冷静に見つめれば、論理的な結論だということは分かってもらえるでしょう。現在の家庭を運営するためにお金が潤沢すぎて困っちゃうだなんて人はそんなにいないハズですから。

難しい問題の続きは次ページ。

SoftBankユーザーは毎週牛丼がタダ? 吉野家で実際に試してみた

「毎週金曜日は吉野家の牛丼がタダ」。そんなわけあるか、とブラウザを閉じようとしたあなた、ちょっと待ってほしい。これ、ホントの話なのだ。

ソフトバンク株式会社では、SoftBankの携帯電話サービスの開始から10周年を記念して、毎週金曜日にプレゼントがもらえる「SUPER FRIDAY(スーパーフライデー)」を実施。SoftBankのスマートフォンユーザーに向けて、金曜日に利用可能なクーポンを発行する。(※毎週火~木曜日にメール配信)

で、先ほどの話に戻ると、毎月異なるプレゼントのうち、10月は「吉野家の牛丼(並)」というわけだ。つまり、毎週金曜日はタダで牛丼1杯が食べられることになる。ケータイ会社と牛丼……このありそうでなかった組み合わせ、クーポンを見せると丼ぶりがどん! とテーブルに置かれるわけで、なんとも即物・直接的というか、頼もしいというか、そんな感じだ。

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とはいえ、鳩胸状態で実際にケータイの画面を差し出すも、店員に「は?」という顔をされるのでは……と恐れおののき、結局、財布を取り出し通常通りに380円(税込)を支払う人もいるかもしれない。そこで、Entame Plexは早速この「SUPER FRIDAY」を体験してきた。

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「いらっしゃいませー」。牛丼のツユの香りただよう店内に入ると、いつものように歓迎の声が飛ぶ。はたして無事にタダになるのか、にこやかな店員(お姉さん)のくもり顔だけは見たくない……そんなこと考えているうちに牛丼が着丼。ふわりとした白い飯のうえには脂身がチリチリとした牛丼独特のお肉と、噛めばクニュっと甘さあふれる玉ねぎ。ツユがちょっとしみたゴハンと紅生姜の組み合わせといったら……。気がつけば、あっというまに丼内はカラッポだ。

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運命の支払いの瞬間、目は泳ぎ、足は震え「お、お、お会計お願いします」と声にはビブラートがかかる。サイトにアクセスし、指定を受けた番号を入力し、クーポンを利用……「こ、こ、これ」と水戸ご老公の印籠ばりに差し出すと、お姉さん、それをじっと見る。一瞬「店長を呼ばれ事情聴取、のち通報」の図が頭をよぎるも、お姉さん、にっこり笑顔で「はい、ありがとうございます!」と答え、被験者(Entame Plex)は一銭も払うことなく席を立つことができたのだ。

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ちなみに、クーポンの使用期限は確定ボタンを押してから一定の時間。なので、食後にゆっくり操作することをおすすめする。そうでないと「牛丼1杯を素早く食べきれるか」といったゲームになってしまうので。

さてこのサービス、すでに10月7日からスタートしているが、どんな反響なのだろう? 関係者によると、通常にくらべて4割ほど来店数は増えているという。また、普段来店しないお客も見受けられるといい、「吉野家を知ってもらうよいきっかけになれば」とのことだ。

「SUPER FRIDAY」では、11月にはアイスクリーム、12月にはドーナツを毎週プレゼント予定だ。くわしくはSoftBankのWebサイトをチェック!

 

<関連サイト>
SoftBank

 

記事提供:EntamePlex

堪忍袋の緒が切れた米国。露と戦争になれば日本はどうなるのか?

出口の見えない中東情勢がますます混迷を極めています。10月8日に行われた国連安保理で、シリア北部アレッポへの空爆停止決議案にロシアが拒否権を発動、西側諸国との溝はさらに深まる事態となりました。メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは、本格的な米ロの軍事衝突、そして戦術核が使われる可能性を指摘、今この時点が「大きな時代の転換点であると思わざるをえない」と記しています。

ロシアと米国の戦争になるのか?

シリアのアレッポの反体制派支配地域に無差別爆撃をロシアとシリア空軍が行うことに、米国はとうとう堪忍袋の緒が切れたようである。しかし、その後どうするかである。その検討。

世界のリスクが重層に

世界は、いろいろなリスクが出てきている。英国は移民の受け入れを拒否して、かつEUとの間での今までと同じ条件の貿易で離脱する交渉をするとメイ首相は宣言した。

このため、ポンドは1ドル=1ポンドになる可能性も出てきた。EUサイドは認めないとしている。ハードエクジットになり、英国経済がメチャクチャになる心配が出てきたようである。

ドイツ銀行問題は米国との賠償金交渉待ちである。米国はアップルのEU罰金1兆円との取引にする可能性がある。まだ、わからないし、また、増資方向にドイツ銀行も検討を開始した。できるかどうかのようである。

北朝鮮は長距離ミサイルの実験と新しい核実験を行う可能性が出てきている。韓国と米国は金排除作戦を行う可能性が囁かれている。もし、北朝鮮が倒れたら、難民が周辺諸国に押し寄せることになる。もちろん、日本にも武装難民が押し寄せることになる。

もう1つ、中国の経済的な状態が益々悪くなっていることで、国内で政治闘争が盛んである。中国も不安定である。軍が強硬路線で尖閣諸島に押し寄せる可能性がある。

米大統領選挙で、クリントンかトランプか予断を許さない状況が続いている。トランプになると、日本にとっては厳しいことになる。

といろいろなリスクがあるが、また1つ、大きなリスクが増えたようである。

会社の地下室を開けてみた → 1910年代の「消防署」だったと判明

イギリス・ダドリーに第二オフィスを構えるディスプレイ用品会社「The Allan Nuttall Partnership」社は、今年で創業50周年を迎える。

このダドリー支社をリノべートするにあたり、マーケティング・マネージャー、アンナ・ブランフォードさんは建物管理の関係で建物の鍵のいくつかを手にすることになった。

「この鍵はどこの鍵かな・・・」。

そんなことを思いながら色々と施設内を探索していると、鍵のうちの一つが、とある地下室のドアのものだとわかった。

アンナさんが静かにドアを開けると、そこにはこんな光景が広がっていた。 

画像出典:dailymail.co.uk

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「何これ・・・私タイムスリップしたのかしら??」

アンナさんがそう思うのも当然だろう。

ここは1916年に軍需工場の安全対策の一つとして設置された地下消防署だったのだ。

消防署員たちの制服まで残っており、何ともレトロな雰囲気に包まれている。

まるで1900年代初頭を舞台にした映画のセットのよう。

この施設はその後1935年に自動車メーカー、「Bean Cars」に売却され、1940年代に入ると次は棚を作る会社に再売却された。

そして今、アンナさんが勤めるThe Allan Nuttall Partnership社所有となっている。

 

画像出典:dailymail.co.uk

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画像出典:dailymail.co.uk

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画像出典:dailymail.co.uk

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画像出典:dailymail.co.uk

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画像出典:dailymail.co.uk

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最後にこの地下消防署が稼働したのはおよそ50年前。

それ以降、アンナさんに発見されるまで、こうしてずっと眠り続けていたことになる。

「うちの会社の50周年にこんな発見をするなんてね」とアンナさんも同僚も驚き、そして土地と施設の歴史を静かに振り返ったそうだ。

できればこのまま大切に保管しておいた方がよいのではないだろうか。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:dailymail.co.uk/Former fire station first used in the 1920s that lay undisturbed in the basement of an old Co-op factory for half a century is rediscovered by curious workers
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供:ViRATES

 

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だから「スポーツの秋」なのか…。「食欲の秋」にも理由があった

芸術の秋、読書の秋、行楽の秋…など、何に取り組むにもいい季節がやってきました。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、「スポーツの秋」を取り上げ、なぜ秋に運動をするといいのか、いやむしろ「すべき」なのかという理由を紹介しています。単に涼しいから、だけではなかったんですね。

スポーツの秋に何をしよう?

秋は運動にも適した季節ということで、「スポーツの秋」としても親しまれます。なぜ秋が運動にいいのか? というのは、暑すぎず、寒すぎず、気候がいいというのはあります。

でも、単に涼しいからいい、ということなのでしょうか?

実は、身体には、体温を一定に保とうとする働きがあります。夏に汗をたくさんかくのもそうです。暑くなりすぎないように発汗することで熱を逃しているのです。秋は涼しくなりますから、外気温の方が低くなります。その分、身体も冷えてくるので、冷えないようにエネルギーをたくさん出して、熱を発生させます。その働きを「基礎代謝」といいます。

秋は基礎代謝が高まる時期なのですが、運動することでさらに基礎代謝があがるのです。

冬はさらに代謝がアップするのでエネルギーをたくさん必要とします。そのために身体は何をしようとするでしょうか? そう、「エネルギーを蓄えようという方向に動きます。「食欲の秋」がここで出てくるのです。

どうしても秋にたくさん食べておきたいというのはある意味、自然なことなのです。しかし、代謝が活発であれば,そのエネルギーは使われていきますが,運動不足のままだと蓄えられたままに…。

秋に代謝を高めておくことで冬に太りすぎないようにする、というためにも、秋には運動をしておきたいところですね。

image by: Shutterstock

 

【書評】子供でも手は抜かない。松岡修造に学ぶ「一流の育て方」

どんなときにも手を抜かず全力でぶつかる姿勢が大人気の松岡修造さん。無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんは、松岡氏のスポーツ教育の考え方をまとめた一冊から、ビジネスにも共通する、一流になりたいのなら絶対にしてはいけない行い・思考について紹介しています。

甘えが通用すると

最近読んだ本の内容からの話。

ウィンブルドンで日本男子としては62年ぶりのベスト8に輝くなど活躍したテニスプレイヤーで現在スポーツキャスターとして活躍する松岡修造氏は、ジュニア育成とテニス界発展のため、全国各地で小さな子供を対象にテニスクリニックを開催している。

小さな頃から運動神経が抜群で、小学校低学年の頃は水泳で同世代に選手の中では常にトップだった松岡氏は、テニスをやっていた兄の影響で10歳でテニスを始め、持ち前の運動神経で同世代には負けなかった。

しかし、そんな小学生時代の松岡修造氏がかつてデビスカップの日本代表だったテニス選手と対戦させてもらう機会があった時、スコアは6-0と、1ゲームも取れないという屈辱を初めて味わった。

元代表選手の大人相手に小学生では仕方のないことだが、当時小学生の松岡氏は悔しくて、試合が終わると、「もう1セットお願いします!」と、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら相手にお願いした。彼は「よし、もう1回相手になってやろう」と快く松岡氏の申し出を受けてくれて、そしてまたしても少しの手加減をすることもなく、悠々と6ゲームを奪っていった。

松岡修造氏は、この小学生時代の強烈な敗北の経験がその後の自分のテニス人生を変える大きなきっかけになった、と振り返る。あの悔しさを感じていなければ、テニスを続けなかったかもしれない、と思うほどだったという。

スポーツをしていく上での大きな経験は、達成感や勝利だけではなく、失敗することも敗北することも貴重な経験である。だから松岡修造氏は今、全国のテニスクリニックで、例え相手が4歳、5歳の子供であっても、とことんまで真剣に向き合い、遠慮はしない、絶対にわざと負けたりはしないという。

小さな子ども向けのテニスクリニックでは、みんなの前で松岡氏とのラリーが15回続いたら帽子やラケットをあげるというご褒美を用意する。子どもたちはご褒美欲しさにそれはそれは張り切るが、せっかくいい調子だったのに最後の最後、15回目のラリーで失敗してしまうことがある。4歳、5歳だから悔しさのあまり、たいていの子が大泣きする。

それを見ている子供のお母さんやギャラリーからは「子ども相手に厳しすぎる」「拾いやすいボールを打って成功させてあげること、子供に元気を出させてあげることが大事ではないのか」という声も挙がる。しかし、松岡修造氏はそうは思っておらず、むしろ「ほら、次が15回目だぞ!」とわざと子どもたちにプレッシャーを与えており、それで緊張して失敗する子どもたちも多くいる。

失敗の経験は決して悪いことではない。みんなの見ている前での悔しい思いは、なかなか体験する機会のない貴重なものであり、本人たちも、帽子がもらえなかったことではなく、目の前でつかみかけた目標を達成できなかったこと、それが悔しくて泣いているのだろう。

この悔しくて悔しくてしょうがない体験を消化できれば、次にチャレンジする時は絶対成功させるぞと思い、なぜうまくいかなかったのかを自分なりに考え、それがジャンプアップの原動力になるはずだ。

反対するお母さんたちが言うように、大人が手を抜いてご褒美をあげてしまうのはかえってもったいないことだ、と、松岡修造氏は述べている。

40歳を過ぎたら注意したい、3つの「目」の病気とは?

近頃は、目の定期検診でぜひとも早期発見したい疾患があります。失明の危険がある病気として、メディアでも取り上げられることが多くなった「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」です。

加齢黄斑変性は、「老眼が進んだのかな・・」と思い込み、治療せずに放置している人が大勢いるのだとか。

加齢黄斑変性に限らず、目の病気は気がついた時には進行している場合が少なくありません。ゆっくりと進行する病気が多く、見え方に異常があっても、すぐに慣れてしまい、片方の目に異常があっても、もう片方でカバーしてしまうためです。

今回は、加齢黄斑変性とともに緑内障、白内障まで、放置しがちな「目の病気」のポイントをおさえておきましょう。

加齢黄斑変性とは?

加齢黄斑変性の代表的な症状は3つあります。 

1. 物がゆがむ、
2. 視野の中央が暗い
3. 視力の低下

目の奥の網膜には「黄斑」という物の色、形、大きさなどを感じる重要な部分があります。その黄斑部が障害されてしまうのが加齢黄斑変性です。

多くの場合は、黄斑部に異常な血管(新生血管)が伸びて、その血管が出血したり水分が漏れたりすることが原因です。

主な治療法

異常な血管である新生血管を成長させないように、目に直接注射する治療が多く用いられます。

白目の部分に針を刺して、目の中の硝子体という部分に薬を注入します。外来で受けられますが、1~2か月ごとに注射をして、1回あたりの費用は保険適用で3割負担でも5~6万円ほどかかります。

緑内障とは?

視野の一部が、だんだんと見えなくなっていき、気がついたときには、見えない部分がかなり広がってしまう病気です。

目の奥には「視神経」という脳に情報を伝達するケーブルがありますが、緑内障はこの視神経が障害されることにより起こります。

原因としては、眼球の中の圧力(眼圧)の上昇で、視神経が圧迫されることにあります。目の中の「房水(ぼうすい)」という透明な液体が流れにくくなると、房水が溜まってしまい、眼圧が上がるのです。

主な治療法

一般的には、最初は点眼薬を使い、2~3種類の点眼薬を使うことが多いです。房水を流れやすくする薬や房水の産生を抑える薬で眼圧を下げます。

レーザー治療や手術は、房水の流れを変えるための通り道や排出路を作ります。レーザー治療は外来で出来ますが、手術は入院が必要です。

白内障とは?

目の中には、水晶体というレンズの役割をする部分があり、本来は無色透明なのですが、加齢によって水晶体が濁ってしまい、ものが見えにくくなります。

その症状は「まぶしい」「かすむ」「ぼやける」「ものが二重三重にダブって見える」などと訴える人も多いようです。

主な治療法

白内障の初期段階では、点眼薬や内服薬による治療があります。病気が進行して物が見えにくくなり、日常生活が不自由になってくると手術の必要があります。

現在、多く行われている手術は、濁ってしまった水晶体を取り除き、眼内レンズ(人工レンズ)を入れる手術です。

40歳を過ぎたら目の定期検診を

いずれの病気も高齢化により急増していますが、日々その治療法は進歩しています。必要以上に恐れることはありません。

大事なのは、早期発見・早期治療。

そのためには、定期的な検診が欠かせません。目の病気は、命にはかかわらなくとも、私たちの生活の質(Quality of Life)に大きくかかわります。

できるかぎり、自分の目で“はっきり”、“くっきり”見るためにも、40歳を過ぎたら年に1回は目の定期検診を忘れずに行いましょう。

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)

 
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー

image by: Shutterstock

 

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