岡田結実&小芝風花、晴れ着撮影会オフショットに反響!
タレントの岡田結実が23日、オフィシャルブログを更新。 女優の小芝風花との晴れ着撮影会オフショットを公開した。 岡田は、12月4日に行われた『2019年オスカープロモーション晴れ着撮影会』に出席。 この撮影会は、芸能事務…
Detailsタレントの岡田結実が23日、オフィシャルブログを更新。 女優の小芝風花との晴れ着撮影会オフショットを公開した。 岡田は、12月4日に行われた『2019年オスカープロモーション晴れ着撮影会』に出席。 この撮影会は、芸能事務…
Detailsとあるオーケストラのコンサートの映像。
中央の後ろの方にいるバスドラム奏者に注目。勢いよくドラムを叩いていたのだが・・・
7秒あたりから大きく振りかぶってドラムを叩く奏者。
しかし叩いたバチが手からすっぽ抜け、勢い余って隣の女性奏者の顔面に直撃してしまう。
直撃を受けた女性は一旦舞台袖に避難。ドラムの男性も申し訳なさそうにあたふたしてしまう。
その後ドラム奏者は楽譜を確認した後に女性の様子を見に舞台袖へ。
袖にはける余裕はあったようなので大きなケガはなさそう。無事に演奏に戻れたのだろうか・・・!
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Yuki KDN)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
薬学部に進みながら哲学や心理学などの本を読み漁り、人間とは何かを考え、どのように行動するべきなのかを大学生活の4年間で考え抜いた小原一将さんが、メルマガ『人間をとことん考える(人間論)』の中で今回考えているのは「嘘」についてです。嘘の中でも、誰についてつく嘘が問題なのか、人間としての成長を考えるなら、自分への嘘に逃げてはいけないと、小原さんは考えます。
嘘をつくというのは二種類あると思っている。他人に嘘をつく場合と自分に嘘をつく場合だ。良い嘘と悪い嘘があるという議論も面白いのだが、私にとってだれに嘘をつくのかということの方が重要に思える。
どちらの方が簡単だろうか?周りの人に嘘をつく方が簡単で、何もかも知っている自分に嘘をつく方が難しいと思う人もいるかもしれない。しかしそれは全く逆だと考える。
意外と他人の嘘は見抜くことができる。つまり自分の嘘は見抜かれていることが多い。具体的にどこが嘘で真実はどうかというところまでは分からなかったとしても、なんとなく相手が嘘をついているというのは分かるものだ。
自分に嘘をつく場合は難しいと思うかもしれないが、これは間違いなく簡単である。むしろ嘘をついていることに気づかないことすらある。
こんなことをいつまでにしておこうと自分で決めたとする。だが期限になってもそれが完了していない場合、最近は忙しかったからしょうがないと自分に言うことはないだろうか。これを自分に嘘をつくと定義するかどうかは人それぞれだが私は嘘をついていると思っている。
期限を決めてそれを行うはずだった自分に言い訳をして嘘をつき、それに自分は騙されているわけだ。自分で自分を騙している。これを積み上げていくと自分で自分に嘘をつくことに罪悪感を感じなくなってしまう。
成長するためにはいかに自分に嘘をつかないようにするかがとても重要になる。失敗や様々な経験に嘘をつかず正面から向き合い自分の中で消化することが成長するための唯一の道だろう。自己啓発本を読んだり、夢だけを声高に語っても意味はない。
理想を言えば他人にも自分にも嘘をつかない人が素晴らしい。しかし人間関係を構築していく以上、マイルドな嘘はどうしても必要になる。コミュニケーション術としての嘘はある程度許容し、自分には嘘をつかないように心がけるべきだ。
自分を嘘で塗り固めた人は大人になってすぐに分かる。その人と接していても「実」がなく「嘘」ばかりなのだ。そんな人間になってはいけない。自分の感情が湧き上がってきた時に、自分を騙そうとしているかもしれないと踏みとどまる必要がある。自分を騙そうとする自分に騙されないようにするのだ。それを繰り返すうちに自分の芯が根付き強くなっていく。
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職場では人当りもよく周囲に温厚に接している方でも、自分のお子さんに対しては、なぜか頭ごなしに命令してしまいがち、というケースも多いようです。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、叱るのではなく言葉の工夫で子どものやる気を引き出すノウハウを、実例を交えて紹介しています。
東京在住の山崎さん(仮名)に聞いた話。山崎さんの仕事は化粧品の営業です。山崎さんはあるとき、私の講演を聞いてくれました。そして、一番心に残ったのが次の話だそうです。
叱ってすませるのではなく工夫が大事。工夫には方法の工夫と言葉の工夫の2種類がある。親は自分の仕事や趣味ではいろいろな工夫をするけど、子育てになると工夫をしないまま、叱ってすませている。それは親という立場への甘えであり、傲慢さの表れだ。
それを聞いて、山崎さんは自分の6歳の長女に対する態度を反省。というのも、娘に対して毎日叱ってばかりいたからです。
さて、講演が終わって山崎さん帰宅すると、娘がいつも通りにリビングを散らかしていました。しばらく放っておいて様子を見ていましたが、夕食の時間になり、いよいよ片づけさせなくてはなりません。
いつもなら「また出せば出しっぱなしで…。これじゃあ、夕食が食べられないでしょ。どんどん片づけしなきゃダメでしょ」などと叱るところです。でも、この日は別の言い方をしようと決めていました。そこで、まず「いっぱい遊べたね」とほめました。すると、娘さんがにこっと笑って「うん」と言いました。
それから、山崎さんが紙とセロテープでできたお弁当らしきものを持って、「これ、よくできてるね。どうやってつくったの?」と聞くと、娘さんはうれしそうに説明してくれました。
その後で、「じゃあ、夕飯だから。そろそろ片づけようか」と言ったら、「は~い」と言いながら素直に片づけ始めました。それで、山崎さんは驚いて「『先にほめるといい』と親野先生が言っていた通りになった」と思ったそうです。
その日以降も、山崎さんはあの手この手で言葉の工夫に心がけているそうです。山崎さんは「『今日はなんて言おうかな。これを試してみようかな』と考えると楽しくなる」と言っています。
そして、最後に山崎さんはこう言いました。
「親野先生のおっしゃったとおり、仕事である化粧品の営業ではいつも言葉の工夫をしているのに、なんで今まで子どもに言う言葉には何の工夫もしてこなかったんだろう?ちょっと工夫するだけでこんなに違うなんて驚きです」
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2019年の干支は亥。ということで、イノシシにゆかりのある名所に出向いてみるのはいかがでしょうか。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』で著者の英 学(はなぶさ がく)さんが紹介しているのは、祇園近くの建仁寺の塔頭である「禅居庵」。狛犬の代わりに狛猪、猪の上に座したご本尊が出迎えるという猪尽くしの「おもしろい京都スポット」ですよ。
2019年は亥年ということで京都でオススメの猪のお寺をご紹介します。祇園の近くにある建仁寺の塔頭「禅居庵」です。「摩利支天(まりしてん)さん」とも呼ばれるこのお寺の境内は猪であふれています。狛猪から絵馬、お守りやおみくじまで猪づくしです。
京都には動物にまつわる寺社仏閣が多くあります。私は来年歳男なのでイノシシにまつわる神社仏閣にはお参りしたいと思います。
京都御所に近い「護王神社」も猪の神社と呼ばれています。
● 平成最後の亥年の縁。狛猪が出迎える京都護王神社に加護を求めて
こちらも境内はイノシシで埋め尽くされたスポットとして有名です。こちらは以前ご紹介したこともあるので、今回は猪の寺といわれている禅居庵をご案内します。
祇園にほど近い建仁寺は京都最古の禅寺で、俵屋宗達筆の国宝「風神雷神図」があることでも有名ですよね。その建仁寺の広大な敷地には14もの塔頭寺院があります。禅居庵はそのうちの一つで京都の猪の寺とされています。
境内には狛犬の代わりに狛猪が4対もあります。バラエティに富んだ狛猪がお出迎えをしてくれます。口はちゃんと阿吽になっています。
境内はそれほど広くはありませんがところせましと狛猪が置かれています。禅居庵に猪が置かれている理由は本尊の摩利支天が猪を眷属(けんぞく)として従えているからだそうです。眷属とは神様の使いようなもので、稲荷神と狐の関係などと同じです。
親族が集まることの多いお正月。帰省を考えている読者の方も多いのではないでしょうか。そんな機会こそ「相続について話題にするチャンス」とするのは、マンション管理士の廣田信子さん。廣田さんは自身の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の中で、その理由として2018年夏に改正された相続法を挙げるとともに、「話題にしやすい改正内容」についても紹介してくださっています。
こんにちは!廣田信子です。
平成30年7月6日、相続に関して、民法及び家事事件手続法の一部が改正されました。今回の相続法の見直しは、高齢化社会の進展等に対応するもので、配偶者居住権の新設を始め、自筆証書遺言の方式緩和など、多岐にわたる改正となりました。
改正法の施行日は、原則として、2019年7月1日ですが、自筆証書遺言の方式緩和については、2019年1月13日施行、配偶者の居住権を保護するための方策については、2020年4月1日施行、また、公的機関(法務局)における自筆証書遺言の保管制度については、2020年7月10日施行となっています。
いずれにせよ相続法の改正は40年ぶりです。法改正に伴い、相続プランの見直しも必要になります。相続の話題、遺言書の作成を避けていた人が、考えてみるきっかけにもなります。
相続の話は、親族の間でも話題にするのが難しいのですが、このお正月は、相続ついて話題にするチャンスです。法改正の話題が、親や兄弟と相続について話すきっかけになります。ちょっと勇気を出して話題にしてみませんか。
この話は、相続人がみんなそろっているところで話題にするのが一番です。高齢の親にとってプラスになるような情報提供から入ってみるのがいいと思います。特に、自筆証書遺言書の形式が緩和されたことで、遺言書を作りやすくなったことは、話題にしやすいと思います。
これまでは、すべて自筆で作成しなければならなかったのですが、改正後は、財産目録はパソコンで作成し、預貯金通帳はコピー、不動産については登記事項証明書添付でよくなりました。公正証書による遺言書をつくるのは面倒だしお金もかかる。自筆の遺言書は、どうつくっていいか分からない…と思っていた方も多いと思います。
2019年1月13日施行ですから、お正月に話題にしやすいと思います。もし、作成する場合は、作成日は、2019年1月13日以降とし、自筆証書遺言の保管を法務局が開始するまでの間信頼できる人が保管する必要がありますので、そこは注意してください。
ネットで拡散され話題となった「妊娠加算」。賛否両論あるなか、厚生労働大臣が今月、いったん凍結すると発表しました。そもそも、なぜ妊婦が医療機関を受診すると医療費が加算されることになったのでしょうか。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』で詳しく紹介されています。
今春から妊娠している人が医療機関を受診すると、妊婦加算が上乗せされるようになりました。この妊婦加算、ネット上でもさまざまな意見が飛び交う議論になっていて、厚生労働省も加算の趣旨を説明するリーフレットを作って理解を求めています。
妊婦加算は診療報酬の改定で今年4月から始まり、すべての診療科で初診なら750円、再診なら380円を上乗せします。自己負担が3割の場合、初診で225円、再診では114円が加算となります。
新米 「妊娠加算のことが、ニュースで頻繁に取り上げられてますね~」
大塚T 「そうね。妊娠加算の存在は、私もニュースで知ったわ」
E子 「加算を知った妊婦中の女性が『皮膚科に行ったら妊婦加算がついた、なんで余分にとられるの?』とツイートしたのがきっかけで、リツイートが相次いでネット上で話題になったそうね」
大塚T 「コンタクトレンズの処方箋にも妊婦加算があった人があるんでしょ?」
新米 「そうみたいですね。ちょっと行き過ぎのような…」
E子 「『事実上の妊婦税では』といった厳しい意見もあるわ。ひどいケースでは、『ここでは無理だから【産婦人科で相談して】と言われたにもかかわらず、診察料と妊婦加算までとられた』なんていう経験をあげたツイートもあったとか…」
大塚T 「あちゃー、それはキツイですね。文句言いたくなっちゃう!」
E子 「その一方では、『妊娠中は出せない薬や気をつけることがある。その管理料と思えば損はしていない』といった意見もあるわ」
新米 「もともとそういう趣旨でできた加算なんでしょうから、それも当然の意見ではありますね。ところで、妊婦加算っていつから議論になったんですか?」
12月20日に発生した、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射事件。常識的な抗議を行った日本に対し韓国側は筋が通らぬ弁明を繰り返していますが、そもそもなぜこのような事態が起きてしまったのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、その背景に「日本に対する韓国の見くびり」があるとし、韓国を勘違いさせてしまった責任は日本側にもあるとしています。
※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年12月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。
● 韓国の専門家「もし韓国軍が日本からレーダーを照射されたらより深刻な対応」
12月20日、日本の排他的経済水域内の公海上である石川県能登半島沖で、海上自衛隊のP-1哨戒機が韓国海軍の広開土王級駆逐艦によって火器管制レーダーを照射されるという事件が起こりました。
いわば韓国海軍の駆逐艦によって、攻撃のためのロックオンされたということになります。これは「攻撃動作」であり、どう考えても敵対行為で、反撃されても文句が言えないほどの行為です。
実際、朝鮮日報は、「同じことを韓国軍が自衛隊からされたら、もっと深刻な対応を取るだろう」という韓国側の専門家の意見を載せていました。要するに、韓国軍なら同様のことをされたら即時攻撃するということです。
日本側は韓国の駆逐艦に意図を問い合わせましたが応答がなく、その後の日本政府の猛抗議に対して韓国側は、「レーダーを運用したが日本の哨戒機を追跡する目的で使用した事実はない」「遭難した北朝鮮の捜索のために火器管制レーダーを可動させたが、瞬間的に日本の哨戒機が入り込んできた」などと例によって言い訳をくるくると変えて弁明。韓国の軍関係者は海上自衛隊の哨戒機のほうが威嚇的だったとまで言う始末です。
● レーダー照射 防衛省幹部が韓国に「証拠あるため言い逃れやめるべき」
日本の防衛省が証拠があると発言し、火器管制レーダーが作動していたことを指摘すると、「火器管制レーダーの横にある光学カメラだけを作動させた」などと言い繕っています。
日本側は、韓国側がレーダーを5分間、2回にわたり照射したことや、火器管制レーダーは捜索用に適さないことなどを挙げて反論。すると韓国軍関係者や一部の韓国メディアは「日本の反応は行き過ぎ」と、こちらも例によってあたかも日本側がおかしいかのような、反論にならない反論を繰り広げています。
日本に対して「定年制や賃金制度を見直すべき」としたOECDの提言が大きな話題となっています。少子高齢化で働き手不足が叫ばれる我が国にとってこの提言は至極まっとうのように思われますが、健康社会学者の河合薫さんはどのように受け取ったのでしょうか。メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』に自身の見解を記しています。
※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年12月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。
OECD(経済協力開発機構)が日本の「高齢者雇用」に関してまとめた提言の波紋がひろがっています。
第一報は共同通信が20日に配信したのですが、それをNHKが24日にニュース番組内で報道。OECDのラモス事務総長首席補佐官の記者会見の様子と合わせて報じたことでいっきに拡散し、SNSでは賛否両論、さまざまな意見が飛び交いました。
NHKが報じた内容は以下のとおりです(内容を抜粋)。
政府が社会保障改革の一環として高齢者の継続雇用年齢の引き上げを検討する中、OECDは、日本の高齢者雇用の現状や改善すべき点について提言をまとめました。
提言では「日本は高齢者の就業率が最も高い国の一つだが、いったん定年で仕事を辞めたあと、不安定で賃金の低い非正規雇用として再雇用されるケースが多い」とし、継続雇用年齢を70歳に引き上げても同じ課題が残ると指摘。
カナダなどのように定年制度をなくすことの検討や、業績や能力給を取り入れるなど賃金制度の見直しを進めると同時に、高齢者が働き続けるには長時間労働の是正も欠かせないとした。
この報道だけを見るとSNSでも散見された「ジョブ型の欧米と比べられてもなぁ」という疑念が出るのもわからないでもありません。
しかしながら、実際の提言書である「Working Better with Age: Japan」の内容をよく読むと、極めて貴重な提言であることがわかります。
そこで2018年最後の「裏返しメガネ」では、この提言書の内容を紹介しつつ私の見解を書こうと思います。
トランプ政権発足当時から共に歩んできたものの、「シリア米軍撤退」には反対と見られるマティス国防相の辞意が表明され「米の中東の戦略的失敗」が露呈、世界勢力図が大きく変わり始めました。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、今回のトランプ大統領のシリアからの撤退という戦略は米中覇権戦争勝利のために合理的判断されたものとして、その根拠を詳しく解説しています。
日本でも人気の高いマティス国防相。辞めるそうです。理由は、はっきりしています。トランプさんは、シリアから米軍を撤退させることにした。マティスさんは、これに反対なのです。
トランプ政権のシリア撤退決定トランプ大統領は19日、ISはシリアで敗れたと宣言し、米軍約2,000人を撤退させるといきなり発表した。米軍はシリア北東部の大部分でISを掃討したが、残存勢力が局所的に掌握する地域はまだ随所に残っている。マティス長官はかねてから、シリアから時期尚早に撤退するのは「戦略的失態」になると警告していた。
(BBC NEWS Japan 12/21)
なぜ「戦略的失態」になるのでしょうか?「トランプの決断。中東から撤退し中国との全面対決戦を選んだ米国」でも書きました。シリアでは、大国の代理戦争が行われている。ロシア、イランは、アサド現政権を支援している。アメリカ、欧州、サウジ、トルコなどは、「反アサド」を支援している。そして、アメリカは去る。これは、アメリカが、シリア戦争で「ロシアに敗北したこと」を意味します。
するとどうなるでしょうか?当然、ロシアがアメリカにかわって中東の覇者になる。アメリカの同盟国であるサウジアラビアやイスラエルは、ロシアとディールせざるを得なくなる。それで、「戦略的失態だ!」とマティスさんはいうのです。極めて「常識的な判断」といえるでしょう。
しかし、私は、前号でも書いたように、シリア撤退は、「戦略的に正しい」と思います。なぜ??