裏目に出た小池百合子氏の都知事選「後出しジャンケン」出馬表明に区市町村長も巻き込む“自作自演”疑惑。蓮舫氏「電撃出馬」で狂い始めた歯車

蓮舫氏の都知事選出馬表明から遅れること16日後の6月12日に、ようやく立候補を宣言した小池百合子知事。これまで「後出しジャンケン」が有利とされてきた都知事選ですが、今回の小池氏出馬表明までの間のさまざまな動きについて「ずれている感が否めなかった」とするのは、元毎日新聞記者で政治部副部長などを務めた経験を持つジャーナリストの尾中 香尚里さんです。先日掲載の記事で小池氏の「政局勘の衰え」に言及した尾中さんは今回、その「ずれ」の数々を詳しく解説しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:都知事選に蓮舫氏出馬、小池知事の「誤算」 続編

プロフィール:尾中 香尚里おなか・かおり
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

【関連】小池百合子氏の大誤算。蓮舫議員の都知事選「電撃出馬」が炙り出した“自民党返りの変節”と“政治生命の危機”

ようやく出馬表明。小池知事の「狙い」は次々と外れた

東京都知事選の告示(20日)まで、いよいよあと2日。過去最多の50人以上が立候補の意向を示しているというが、3選を目指す小池百合子知事と、立憲民主党を離党して挑戦する蓮舫参院議員による、事実上の「与野党ガチンコ対決」を軸に選挙戦が展開するのは、ほぼ確実な情勢だ。

さて、筆者は5月29日に公開した記事(「小池百合子氏の大誤算。蓮舫議員の都知事選『電撃出馬』が炙り出した“自民党返りの変節”と“政治生命の危機”」)で、小池氏の「政局勘の衰え」に言及した。8年前、自民党に所属しながら党に「反旗」を翻す形で都知事の座を勝ち取ると、その後は自民党をうまく利用しながら、選挙では同党の批判票をも取り込み再選した小池氏。だが、自民党の裏金事件で政治の潮目が大きく変化したことを見誤り、今回の都知事選で苦境に立たされていることを指摘したのだ。

この時点で出馬の意向を明らかにしていなかった小池氏は、6月12日になってようやく3選出馬を表明したが、この間のさまざまな動きを見ても、やはり小池氏はどこか「ずれている」感が否めなかった。

あれほど「機を見るに敏」な政治家だった小池氏も、一度狂った歯車を元に戻すのは難しいのか。小池氏の3度目の選挙戦は、これまでとはかなり違う様相を示すことになりそうだ。

強烈な自己意識が「出馬表明」を遅らせた

まず「出馬表明を遅らせたこと」だ。

前述の記事が公開された5月29日は、都議会定例会の開会日だった。本来、小池氏はこの日午後の都議会本会議での所信表明演説で出馬表明を行うとみられていたが、この日の表明は見送られ、出馬表明は都議会最終日の6月12日に延期された。

小池氏は表明を見送ったことについて「まずは定例会にしっかりと取り組んでいくのが現職の務め」と述べたが、直前に蓮舫氏が出馬表明したことが影響したのは確かだろう。報道では「(蓮舫氏と)同じ土俵に乗ったとみられるのは得策ではない」「(出馬表明をめぐり、前日の11日と12日の)2日間はメディアジャックできる」などという小池氏周辺の声が紹介されていたが、要は陣営を含め「スポットライトが当たるのは自分だけ!」という強烈な自己意識があったのだと思う。

最悪の対応。北朝鮮「汚物風船」の報復に軍事放送を再開した韓国大統領は“世界の大局”が見えていない

韓国に向け5月下旬からゴミや汚物をぶら下げた風船を飛ばし続けてきた北朝鮮。その報復として韓国は、南北軍事境界線で拡声器を用い北朝鮮の体制批判等を行う宣伝放送を6年ぶりに再開したと伝えられています。この韓国側の行いを「最悪」と言い切るのは国際関係ジャーナリストの北野幸伯さん。北野さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で今回、なぜそう判断するのかを解説するとともに、あまりに世界の大局が見えていない韓国大統領を問題視しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:愚かな「風船戦争」~「韓国―北朝鮮戦争」を望むプーチンは大喜び

北朝鮮の「汚物風船」に韓国が最悪の反応。プーチンが歓喜する「風船戦争」勃発

皆さんご存知だと思いますが、韓国と北朝鮮の間で「風船戦争」が勃発しています。「GLOBE+」6月11日付。

北朝鮮は6月8日から10日にかけても汚物風船を韓国に飛ばした。韓国軍によれば、計640個の風船が確認された。

金正恩総書記の実妹、金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長は9日付の談話で、風船1400個に約7.5トンの紙くずをぶら下げて韓国に飛ばしたと明らかにした。

なぜ、北朝鮮は、韓国に汚物風船を飛ばすのでしょうか?

金与正氏は5月29日付で発表した談話で「韓国の連中はわれわれに対する自分らのビラ散布は『表現の自由』と騒ぎ、全く同じ、我々の行動には『国際法の明白な違反』というずうずうしい主張をしている」と主張。「汚らわしい汚物を拾いながら、それがどれほど不愉快で疲れるのかを体験すれば」とも語り、韓国の脱北者団体が北朝鮮に風船につけて送っている金正恩体制を批判するビラなどが、「汚物並みの衝撃」だったことを図らずも告白した。

要するに「韓国が北朝鮮に風船を飛ばすから、北朝鮮も韓国に風船を飛ばすのだ」と。

北朝鮮は韓国に「汚物」を飛ばしますが、韓国は北朝鮮に何を飛ばしているのでしょうか?「朝日新聞DIGITAL」6月6日付。

韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」は6日、北朝鮮に向けて、金正恩(キムジョンウン)総書記を批判するビラ20万枚などを大型の風船10個を使って飛ばした、と発表した。やめるように牽制(けんせい)していた北朝鮮の反発は必至で、また韓国に「汚物風船」を飛ばす可能性がある。

団体によると、南北の軍事境界線に近い韓国北部の京畿道(キョンギド)・抱川(ポチョン)から6日未明に風船を飛ばした。金総書記を批判するビラ20万枚のほか、Kポップや韓国ドラマ「冬のソナタ」の動画などを保存したUSBメモリー5千個、1ドル紙幣2千枚などをくくりつけて飛ばしたという。

Kポップ、韓国ドラマの威力は強力です。私たちの世代は、「慰安婦問題」とか「徴用工問題」などで、韓国嫌いが多いです。しかし、若い世代と話していると、韓国嫌いの人はほとんどいない感じです。多くの若い人が、BTSやその他の韓国系アイドルが好きで、韓国ドラマを見ているようです。

こういう、いわゆる「ソフトパワー」はあなどれません。たとえばソ連の人たちは、西側の音楽や映画を海賊版で入手していました。それでソ連の若者は、「嗚呼、西側に普通にある自由が欲しい!」と思っていたのです。彼らは、ソ連のリーダーたちについて、「奴らのせいで俺たちには自由がない。俺たちは貧しい」と確信し、憤っていました。

韓国の文化が北朝鮮に浸透していけば、北朝鮮の国民も、「俺たちに自由がなく貧しいのは、バカな金正恩のせいだ!」と考えはじめることでしょう。だから、北朝鮮は、「風船を飛ばすのをやめろ!」と要求しているのです。しかし、韓国側は、報復にでました。再び、「GLOBE+」6月11日付。

韓国も9日から、南北軍事境界線沿いでの軍の拡声器による宣伝放送を再開した。金与正氏は9日付の談話で「非常に危険な状況の前兆」と位置付けたうえで、「北朝鮮による新たな反撃を目の当たりにするだろう」と予告した。

「宣伝放送を再開した」そうです。

人件費高騰にキャッシュレス比率増加。年商20億円の企業が危機感を抱く3年後に8千万円の利益が吹っ飛ぶシビアな計算

競争が激しい飲食業界にあって、年商20億円規模を維持し売上も前年比105%ほどで推移しているという、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが支援するとある企業。しかし「3年後に8,000万円の営業利益が吹き飛ぶ」と試算するなど、社内には常に危機感があると言います。堀部さんは自身のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で今回、その企業が何を根拠に「8,000万円が失われる」としているかを解説。さらに同社が取るべき対策を考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:年商20億企業の危機感。何故3年後に営業利益8,000万円が吹き飛ぶと確信して対策進めるのか

年商20億企業の危機感。何故3年後に営業利益8,000万円が吹き飛ぶと確信して対策進めるのか

先日は年商20億円規模のご支援先。複数業態ではなく、絞り込んだ業態を確実に展開されていらっしゃいます。

前年比で比べると売上は105%くらいで推移し、何より営業利益率は5%改善。

これだけ見ると「良いですね!」となりますが、社内にそんな楽観的な空気感はありません。

むしろ危機感が常にあり、それをどう打破するのか。

これが前提になっています。

では何故ここまでの危機感を感じているのでしょうか?

■危機感の理由1

当たり前ですが人件費の高騰ですね。現状は時給1,200円なのですが、

  • 2024年10月:1,250円
  • 2025年10月:1,300円
  • 2026年10月:1,360円
  • 2027年10月:1,420円

毎年約4%くらい上がると考えると、既に上記になる事は確定しています。これぞ複利の凄さという感じですよね。

こちらは原価率が低い分、人件費率が高いモデル。

アルバイトさんで売上の20%を占める訳です。

3年後の時給上昇率で考えると、

  • 118.3%=1,420円÷1,200円

こう考えると普通にこのままいけばアルバイトさんの比率は下記になります。

  • 23.6%=20%×118.3%

つまり「3.6%」の利益減がわかっている訳です。

冒頭の通り年商20億円の企業ですので、

  • 7,200万円=20億円×3.6%

これは対策しなければほぼ確定の話で実現してしまう話です。

■危機感の理由2

キャッシュレス比率の増加です。こちらは現状クレジットを導入せず、PayPayのみの対応です。

それでお客様の利用率は約30%というところ。これが今後50%にまで拡大するだろうと考えています。

現状で言えば下記が支払い手数料。

  • 1,188万円=年商20億円×キャッシュレス比率30%×手数料1.98%

これが今後こう予想されます。

  • 1,980万円=年商20億円×キャッシュレス比率50%×手数料1.98%

そう考えると負担学は下記です。

  • 792万円=1,980万円-1,188万円

何もしなければ簡単に吹き飛ぶ数字。これも危機感として感じています。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

長生き本が売れている現代だからこそ知っておきたい哲学者ハイデガーの考え

ハイデガーといえば「現存在」や「死」をテーマにした有名な哲学者。そのハイデガーの哲学を物語で学ぼうというユニークな一冊の内容を、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが詳しく紹介しています。

【ハイデガーの哲学をストーリーで学ぶ】⇒『あした死ぬ幸福の王子』

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あした死ぬ幸福の王子

飲茶・著 ダイヤモンド社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、極めてユニークなタイトルの本。

じつはこれ、ハイデガーの哲学を、物語で学ぼうという試みなのです。

編集者によると、作家の飲茶さんとタッグを組んで構想2年、執筆・編集に3年かかった力作らしく、確かに読み応えがあります。

「残念ながら王子、あなたは明日死にます」

物語では、主人公の「オスカー王子」が余命1カ月の宣告を受け、そこから人生を深く考え始める。

そこにハイデガーの哲学を説く、哲学者の老人が現れるという設定です。

老人は、死を前にして狼狽する王子に、こう語りかけます。

「自分の死期を知らされるなんて、おまえはとてつもなく幸福なやつだな」

高齢化社会に伴って、長生き本がベストセラーとなり、最近では80歳本、100歳本も売れていますが、どんなに長生きしたところで、死は必ずやってきます。

なるべく長く生きたい、なるべく多くを獲得したいと考える人生は、以前ご紹介したバタイユが言うように、結局は貧しさに行き着くのです。

人間が有用性の原則の前に屈するようになると、人間は結局は貧しくなる。獲得する必要性、この貪婪さが、人間の目的になる──人間の巨大な活動の終局であり、目的になってしまう

呪われた部分 有用性の限界』ジョルジュ・バタイユ・著 筑摩書房

では、ハイデガーは、人生をどう捉えていたのか?

一般的なイメージでは、ハイデガーは「死とは何か?」「人間とは何か?」を問いかけた哲学者として有名ですが、本書によると、実際のところ彼が哲学のテーマに選んだのは、「存在とは何か?」でした。

ハイデガーは、「存在とは何か」を考えるために「人間とは何か」を問いかけ、「人間とは何か」を考えるために「死とは何か」を問いかけた。

とはいえ、物語の老人は、ここで安易な結論に至ることを許しません。

老人は、こう言います。

「(前略)ハイデガーの哲学を正しく理解したいと思うのであれば根気強く段階を踏まなくてはならない。そうしないで結論だけを聞こうとするなら、せいぜい『人間は死ぬから、人生が輝くのだ』くらいの見せかけの理解しか得られないだろう。そんな口当たりの良い、上っ面の知識を、おまえは欲しいわけではあるまい」

ここからいよいよ存在の話になるのですが、これが深い。

ぜひ以降は、本文を読んで、ディープなハイデガーの世界に浸ってください。

きっと、良い人生を生きるためのヒントが得られると思います。

なぜ、左脳派の人が右脳を使うためには「100マス計算」が有効なのか?

前回の記事で右脳を活性化させると何が起きるのか、その方法を語っていた無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさん。今回は、さらに簡単にできる「右脳に仕事させる方法」を伝授しています。

右脳が活性化すると・・・

前回は、身体を限界まで動かすと右脳が活性化するという話をしました。

私の場合には18歳から22歳くらいの頃にバイクを乗っている時にその感覚を頻繁に感じました。身体の動きとバイクの挙動、交通の状況全てが地球と一体になって、全てがワンネスになったような感じでした。この感覚が立ち上がる時には不思議と信号には捕まらないし、前方のクルマの動きが完璧に予測できるし、なぜだか後ろにも目が付いていて全体のことが見通せる感覚もしました。そしてこの時にはアタマでは何も考えていないんです。完全に空っぽな感じで、ノイズがなく、澄んだ気分が続きます。

宮本武蔵はこの感覚を、「観の目と見の目」と言っていました。観の目とは場を観る目で、見の目とは戦っている相手を見る目のことです。

この観の目の時の感覚があまりにも気分が良くて、これを再現させるためにバイクに乗っていたようなモノです。ところがこの感覚が立ち上がるのは3日か4日に1回くらいで、なかなかこうならないんですよ。競技スポーツで大きな大会に出場したレベルの人なら分かりますよね?この感覚。

そしてこの感覚になった時に良いタイム、良いパフォーマンスが生まれるわけです。だからこれをいつでも再現させたいと考えるんですが、考えれば考えるほど上手くいかないモノなんですよね。

ビジネスの場面ではそこまでハイレベルな状態にならなくても、十分にパフォーマンスは出せますよね。毎回世界新記録を目指しているわけじゃないんですから。そのレベルなら、左脳から右脳にバトンを渡せたらOKなんです。そのために、身体をできる範囲で全力で動かすのです。

とはいっても、バーベルを持ち上げろとか、腕立て伏せを100回やれと言っているんじゃありませんよ。もちろん肉体的にハードなことをやるのもアリなんですけど、そんなことをやらなくても、何かの動作で

あなたの限界を超える

ことができたら、左脳から右脳にバトンが渡ってしまうんです。

批判の多い年金だけれど「障害年金」の手厚さを知っていますか?

高齢になった時に支給されるイメージの強い年金ですが、実は若い人でも関係のある強力な保障の年金保険があるのです。今回のメルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では、著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、障害年金について詳しく語っています。

病気や怪我で長期間闘病中に強力に保障する障害年金

1.万が一の事態に強力な社会保障が年金保険。

年金保険制度といえば高齢になった人に支給されるものというイメージが強いですが、若い人にも大いに関係します。

長い人生において予期せぬ事態といえば死亡や、障害という事態ですがそのような事が起こった場合も年金保険の保障の対象となります。

本人が死亡した場合は残された遺族に遺族年金、本人が大きな病気や怪我で働くのが困難になった場合に請求できる障害年金があります。

障害年金は年金保険の中でも少数派であり、あまり知らない人もまだまだ多いのですが遺族年金は割とご存知なのではないでしょうか。

遺族年金は夫婦のうち、主に夫が亡くなった場合に妻に支払われる場合が多いので、女性が遺族年金をもらってるという事はそこそこ耳にすると思います。

高齢になるとお父様かお母様が亡くなられるケースも増えてくるので、お父様がお亡くなりになった時などに遺族年金の請求に出くわす事も出てくるのではないかと思います。

まあ、女性が長生きなので遺族年金受給者は多くは妻である女性のほうが受給しているのですけどね^^;
もちろん妻が先に死亡して夫が受給という事もありますが、今までも記事にしてきたように夫が受給する場合は条件が厳しいです。

高齢になると死亡率も高くなってくるので、遺族年金の受給者も増えてきますが、若い人が配偶者を亡くすケースもあります。

そんな時に遺族年金を請求して残された遺族に生活保障を行います。

遺族厚生年金であれば、例えば再婚などをしなければ基本的には終身で年金が受け取れます。

遺族年金が請求できると知って受給できた人からの声は、年金保険があって本当に助かりましたという声が多いものです。
そんな時は、亡くなられた方がしっかり年金保険料を納めてくれていたおかげですね!と言ったりします。

(メディアでは年金に対する批判の声がほとんどで印象操作が酷い…。実際は年金に対する感謝の声も多いんですけどね)

凍り付いたミーティングの場。トランプは「最強のロビイスト」全米ライフル協会相手に何を言い放ったか

日本では反リベラルで独裁的な言動ばかりがクローズアップされることが多いトランプ前大統領。しかしながらアメリカでは、政治家の働きについてはあくまで公平に報じられているのが一般的かつ当然のようです。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、トランプ氏が大統領在任中に進めた銃規制に関するニューヨーク・タイムズの記事を紹介。「反トランプ」として知られる同紙であっても、トランプ氏を「良い面から報道する」というバランス感覚を持ち合わせている事実を取り上げています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:米国、銃規制を最高裁判所が違法判決

米国、銃規制を最高裁判所が違法判決

アメリカは銃社会と言われます。

多くの人が銃を保持しています。

憲法が自己防衛のために銃を保有する権利を保障しているからです。

しかし大量殺人が起こる度に銃規制が議論されます。

民主党は銃規制の推進派であり共和党は銃規制反対派です。

さて、今回ご紹介するのは前日6月14日のニューヨーク・タイムズの記事です。

最高裁、トランプ政権時代の銃バンプストック禁止を却下

バンプストックは、半自動小銃をより速くマシンガンのように発射させる装置である。

トランプ政権は、2017年にラスベガスのコンサートで銃が乱射され、アメリカ現代史で最も死者が多い大虐殺事件のひとつとなった後、バンプストック禁止令を制定した。

しかし、6月14日に最高裁は、バンプストックの禁止を取り消し、政府の珍しい銃器規制のひとつを消し去った。

この判決は、銃暴力に対処するための政府の数少ない措置を強く否定するものだった。

解説

ちょっと驚かれるかもしれませんが、共和党政治家で銃規制をすすめたのがトランプ大統領でした。

2017年10月のラスベガスの乱射事件がきっかけです。

犯人は約11分間で、1,000発以上の弾薬を発射しました。

それでトランプは半自動小銃をマシンガンのように変える装置、バンプストックを禁止したのです。

その禁止令を最高裁が6月14日に否定したというのがこの記事です。

さて、銃規制の話でよくでるのが、全米ライフル協会です。アメリカ合衆国の銃製造業や銃愛好家の団体です。

献金も行っており共和党の政治家は誰も逆らえないと言われます。

「全米最強のロビイスト」とも呼ばれます(2020年に破産申請)。

私は、ラスベガス乱射事件の前にもトランプが全米ライフル協会とのミーティングで次のような発言をした記事を読んだことがあります。

自己防衛のために銃は必要だが、大量殺りくに使用できるような銃の販売はやめるべきではないか。

「発言にその場が凍り付いた」とありました。

私は「このような発言をトランプがするのか」と意外に思いながらも感心しました。

ニューヨーク・タイムズは反トランプで有名な新聞です。

それでも、こういった記事も書きます。支持しないトランプをよい面から報道するバランス感覚があるのです。

日本の報道とは印象が違うと思います。

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(『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』2024年6月16日号より。この続きをお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)

社会の分断化を推し進める「バランスを欠いた報道」を見極めるために

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お客様に「ボーダーの服って太って見えますよね」と言われたらどうする?

お客様の不安を解消できる接客員は売れる。そのやり方はどのようにすればいいのでしょうか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、不安解消は準備次第でいかようにもなるとして、考えを語っています。

準備さえしておけば

接客販売でよく課題に挙がってくる『不安解消』というものがありますよね。

お客様の不安をいかにして解消できるかで商品が売れるかどうかも変わりやすいため、よく「どうすれば良いか」を聞かれるポイントでもあります。

確かに不安解消にはやり方がいくらかはあると思うのですが、そもそも論として不安解消は準備次第でいかようにでもできると思っています。

不安解消ができないというのは、やり方云々以前に準備不足であることが少なくないと思うのです。

たとえばアパレルショップで、「ボーダーって太って見えますよね」みたいな不安が出てきたとします。

これに対してどう対処するかの前に、そもそも「ボーダーを着ても太って見えない着こなし方」を知らなければ、解消なんてできるはずがないわけです。

当然と言えば当然の話なのですが、これが意外と抜け落ちている人によく出会います。

「お客様の不安解消はどうすればいいですか?」

  ↓

「そもそもその不安はどうすれば解消できますか?」

  ↓

「いや、それはちょっとわからないんですけど…」

のように、解消するための答えを持たないままやり方だけを知りたがるわけです。

いやそれじゃ無理でしょ、と。

だからあえて言いますが、不安解消は準備次第です。

事前に、

・どんな不安があるのか?をどれだけ出して整理ができているか。

そこで整理した不安に対して、

・どうすれば解消できるのか?

を答えられるように準備しておけば、多少会話の流れがどうであれ、不安解消自体はできるのです。

裏を返せばいくら会話がうまくても、答えを持ち合わせていないのであれば解消のしようはありません。(濁して誤魔化しはできますけどね)

お客様から出てくる不安って、業種や商品にはよるものの、ある程度似通ってくるものです。

時期や色や形など、いろんな特徴がありはしますが、今くらいの暑くてジメジメする時期なら「こういう不安が多いよね」は、店で働いていれば絶対にわかります。

(というかわからないとしたら、お客様のことを見ていなさすぎです)

その不安に対して答えを事前に持てるよう準備をしておけば、たとえ新人スタッフでも答えることはできます。

ある意味『予習』みたいなもんですが、これをサボるとダメなんです。

不安解消の基本中の基本、しっかりやっておきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)自店で今の時期にお客様からよく出てくる不安を全て書き出してみましょう。

2)店舗スタッフ全員で、その不安に対する解消法の意見出しをしておきましょう。

image by: Shutterstock.com

森保Jが目を背けるアジアサッカーの闇。日本サッカー協会がミャンマー市民虐殺に“加担”!?「親日利権」に群がる面々

2026年北中米W杯アジア2次予選で今月6日、ミャンマーを5-0で粉砕したサッカー日本代表。6戦全勝で無事9月のアジア最終予選にコマを進めましたが、そんな森保ジャパンに在日ミャンマー人から抗議の声があがっているのをご存じでしょうか?といっても、試合内容に対するクレームではありません。彼らは、ミャンマー市民を虐殺する国軍やそれに近いミャンマーサッカー連盟に、「お墨付き」を与えた日本サッカー協会に憤慨しているのです。メルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』著者の伊東さんが詳しく解説します。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:サッカーW杯予選ミャンマー戦の裏で蠢く”親日利権” ミャンマー国民の虐殺に加担した日本サッカー協会 「アジア最後のフロンティア」、ミャンマーに巣食う日本右翼

サッカー日本代表に在日ミャンマー人から抗議の声があがる理由

6日、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会出場を目指す日本代表が、アウェーでミャンマーと対戦。試合はヤンゴンで行われ、日本は5-0で圧勝した。

しかし、その裏で多くのミャンマー国民が苦しんでいることを私たち日本人は知らない。

5月、ミャンマー戦を前に、日本サッカー協会はミャンマーサッカー連盟と若手選手の育成や指導者の養成などで協力する協定を結んだ。

しかし、この協定に対して31日、在日ミャンマー人の有志が東京都内の日本サッカー協会を訪れ、

軍の宣伝に手を貸し、弾圧を後押しする結果になりかねない」(*1)

として、協定の破棄や停止を求めた。

実際、ミャンマーサッカー連盟の会長は、建設会社や銀行などからなる財閥を率いており、2019年に国連人権理事会が発表した報告書では、ミャンマー軍に対して多額の寄付を行ったと指摘されている。

ミャンマーでは、ウクライナやガザと同様にいまだに殺戮が繰り返されているが、日本政府は伝統的にミャンマー政府に対して甘い。その背景には、日本の右翼人脈と連なるミャンマーへの「親日利権」がある。

【関連】「フットサルとサッカーは別」とサッカー家庭教師が断言する理由

ミャンマー市民の虐殺に“加担”した日本サッカー協会

6日の試合に先立ち、5月22日に東京都内で、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長とミャンマーサッカー連盟(MFF)のゾーゾー会長がパートナーシップ協定の覚書に署名。

この協定には、ミャンマーの若手選手の育成や女子サッカーの強化を支援することが含まれ、協定は3年間(*2)。

しかし、ミャンマーでは2021年2月の軍事クーデター以降、国軍の弾圧により多数の市民が犠牲になっている。またミャンマーサッカー連盟の会長も国軍に近い政商だ。

この協定について、ミャンマー出身のナンミャケーカイン・京都精華大学特任准教授は東京新聞の取材に対し、

「多数のミャンマー国民が軍に殺されている状況で交流している場合か。『被害者への思いやりはどこにあるのか』と受け止められる」(*3)

とコメントしている。

実際、人権団体や国連によると、クーデター後のミャンマーでは国軍の弾圧により5100人以上が死亡し、約300万人が国内避難民となっている状態だ。

国軍の影響力が強いヤンゴンは表面上落ち着いているものの、地方では民主派が攻勢に出ており、国軍は今なお激しい空爆を行っている。

【関連】丸紅お前もか。日本の大企業と民衆大虐殺ミャンマー国軍との蜜月関係

『自民党解体論』新装復刻に感慨。辛口評論家が共感する田中秀征氏の言葉

自民党の政治が猛烈な批判を浴びる中、50年前に刊行された『自民党解体論』が新装復刻されました。著者は元衆議院議員で第1次橋本内閣では経済企画庁長官も務めた田中秀征さんです。田中さんと何度も対談したと語るのは、辛口評論家として知られる佐高信さん。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、共感することが多いとする田中秀征さんの言葉をいくつか紹介。「仮想内閣を選ぶ」という雑誌の企画では、首相を含め3人がダブってお互い驚いたと振り返り、世間からは保守と革新に分類されるような2人の共通する感覚を伝えています。

田中秀征と私の仮想内閣名簿

田中秀征と会ったのは私にとって人生の事件だった。多分、彼が32歳、私が27歳の時、著者と編集者として知り合った。そのころ田中が書いた『自民党解体論』が旬報社から新装復刻されたのは感慨深い。

色分けすれば、彼が保守で私が革新ということになるのだろうが、感覚が似ているのである。田中の指摘に共感することが多い。たとえば田中の32歳の著作の『落日の戦後体制 ─新しい時代の突破口をひらく─』(太陽)の次の一節。

「最近の若い人たち、特に若い女性は、いろいろな選挙ポスターを見て(見るのはまだましな方である)異口同音に『どうして不必要に笑いかけるのか』と反発する。それは、娼婦が見知らぬ人に向かって不自然な笑いと流し目を送る姿を彷彿とさせるのである」

あるいは『活動記』第4号ではこう言っている。

「私は4回落ちても人前で泣いたことはない。“泣き落し”や“土下座”で支持を訴えることにもそれなりの効果はあろう。しかし、私はそういうことだけはしたくないと思ってきた」

自民党にいたことがあるだけにその内実についても詳しいし、具体的である。自民党の頑固な支援組織として田中は6団体を挙げる。農業団体、商工団体、建設関連、遺族会、特定郵便局、三師会(医師、歯科医師、薬剤師)。

それに私立幼稚園も強力で、孫が入っていれば、祖父母まで集票活動に走り、母親は多くのママ友を運動に引っ張り出すとか。(田中『小選挙区の弊害』旬報社)

田中と私は何度も対談しているが『ロッキング・オン』という雑誌で2000年ごろの「仮想内閣を選ぶ」がある。小泉内閣誕生前で、この後に「加藤の乱」が起こった。

田中と私が共通して首相に推したのが加藤紘一で、それには田中から、「僕もびっくりするし、一般の人もびっくりするでしょう」と言われた。相談なく、事前に書いて持って行ってお互いに見せ合ったからである。めったにほめない田中の賛辞が続いた。

「これは佐高信を見直し、ある種の余裕とか幅を感じさせることなんだね。『激辛・佐高がこれで大丈夫なのか?』って思うよみんな。だけど、それだけの柔軟な判断はできるんだって人は見ると思うよ」

田中と私でダブった閣僚はもう2人いる。1人が大蔵(現財務)大臣の梶山静六で、もう1人が運輸(現国土交通)大臣の小倉昌男である。梶山は大蔵に厳しく当たれる人で、ヤマト運輸の小倉は徹底的に官僚にいじめられた。つまり、その官庁が一番いやがる人間を大臣にということだった。

田中を私は官房長官にしたのだが、田中は自分は補佐役にまわると言い、菅直人を官房長官に推した。法相は私が土井たか子で、田中が中坊公平。外相は私が岸恵子で、田中が小泉純一郎である。菅や中坊については、田中の評価は変わっているかもしれない。

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