プロレス若手三羽烏の一人「大木金太郎」が語ったアントニオ猪木への思い

『燃える闘魂』として日本プロレス界だけでなく、政治の道にも進みエネルギーを発し続けたアントニオ猪木氏の訃報は日本中を悲しませました。そして、彼の思い出はお隣韓国のヒーローの口からも語られるほどです。メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』著者の引地達也さんは、韓国のヒーローであるとあるプロレスラーが語った猪木氏の思い出を紹介しています。

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海峡を越えた「燃える闘魂」、ヒーローが懐かしんだ日々

元プロレスラー、アントニオ猪木氏が亡くなった。

プロレスがゴールデンタイムでテレビ放映され、特に成長期の男子や男性に強烈な印象を与えた時間は、それぞれが死して感じるその「猪木への思い」に受け継がれ、そのインパクトの強さは歴史上の人物級であろう。

プロレスラー引退後も国会議員や平和活動家としてエネルギーを発し続け、イラクにも北朝鮮にもわたるボーダレスな存在でもあった。

それらの生き様はメッセージ化され、ファンはその猪木氏のメッセージを勇気の素として受け止めた。

最期は難病と闘う姿をさらけ出し、その死に様までをも、猪木氏はメッセージ化し、去っていった。

死に様から考えると、リング上の姿は単なる助走にしか見えなくなるほど、車椅子に乗った姿は「元気」だった、ような気がする。

車椅子の姿を映像で見ながら、私はあるプロレスラーが語った若き日の無邪気なアントニオ猪木の話を思い出した。

そのレスラーは日本と韓国で活躍した大木金太郎氏(本名・金一)である。

2006年にソウル市内の病院で死去した大木氏は晩年、長期の入院で病院暮らしであったが、韓国プロレスの興行の際には車椅子に乗って会場を訪れていた。

当時、共同通信ソウル支局の記者だった私は大木氏が暮らすソウル市内の病院をよく訪れ、昔話を聞き入った。

韓国プロレスの地方巡業の際には大木氏に帯同してレスラーとともに寝食を共にした。

その際によく聞いたのは、若い日のよき思い出。

猪木氏との日々だった。

「猪木とは面白かったねえ」

そういって2人でのいたずらや失敗談を笑顔を絶やさずに話していた。

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田中角栄以来46年ぶり首相級の逮捕か。森喜朗元首相の消えた“恫喝力”

田中角栄氏以来46年ぶりとなる首相経験者の逮捕劇は、果たしてあり得るのでしょうか。今回のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』では、ジャーナリストで『悪いのは誰だ!新国立競技場』の著者でもある上杉さんが、過去2回に引き続き五輪汚職問題を徹底追及。森元首相包囲網を狭める検察の動きと、2016年に目撃した2人のキーパーソンの「密談」現場の様子を紹介しています。

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【五輪汚職】検察の反撃(3)「ステーキ店に関心を示すフランス当局」狙いは……

国葬が終われば、東京地検特捜部は最後の仕上げに動くだろう。

なにしろ特捜部の悲願は1976年以来の首相級の逮捕だ。当然、狙いはスポーツ(体育)利権のドンである森喜朗元首相だ。

国葬の日、大広ルートで新たに逮捕者が出た。高橋治之容疑者も三度目の逮捕となり、これで20日間(延長含む)の拘留は確定的になった。

大阪に本社がある大広は博報堂の100%小会社である。ちなみに、博報堂DYの「D」は大広、「Y」は読広のそれぞれ頭文字で、巨人・電通に対抗するスポーツ部門の強化のために作られた広告代理店の連合体である。

ただ、今回の大広ルートが政治家に到達することはないだろう。オフィシャルサポーターのECCから「語学通訳事業」の一部を奪い取り、大広に振り分けたのは高橋容疑者だ。高橋スキームの捜査の一環である。

では、あの政治家に至るルートはなにかといえば、繰り返し『ニューズオプエド』でも指摘しているように駐車場事業、つまりパーク24ルートの「築地市場跡地」や「秩父宮ラグビー競技場」の利権である。

とりわけ秩父宮ラグビー競技場については、2019年に開催されたラグビーワールドカップ以来、森元首相利権の中核でもある。政治資金収支報告書や還流する資金の流れは、当時(7年前)の拙著『悪いのは誰だ!新国立競技場』(扶桑社新書)に詳述しているので、そこは触れない。

検察の動きが激しい。安倍元首相の蓋が外れたのはもちろん大きいが、なにより森元首相の体調が思わしくなく、永田町への忖度の必要がなくなっていることが、検察を元気にさせているのだろう。

2016年の春、ともに東京都都知事選に出馬した山口敏夫元労働大臣と私は、完成したばかりの虎ノ門ヒルズ前で一緒に演説したことがある。2005年くらいから五輪問題の取材をしていた私と、かつて高橋治之容疑者の弟ともに逮捕された経験のある山口氏とは、ある意味、オリンピック利権の構造を知り尽くしている「同志」でもあった。よって、候補者同士にもかかわらず、自主的に合同演説会を開催することになったのだ。

「森喜朗君。そんなところにいないで、出てきなさーい。森君、君はいつも逃げ回っている。安倍晋太郎さんが危篤の時もそうだった。小渕総理の時もそうだった。今回もまた、君はこそこそして、月額6,000万円の高額家賃のそんなビルの8階に逃げ隠れているのではないのか?」(山口氏)

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5年ぶり「Jアラート」に日本が震撼。北朝鮮ミサイルは「グアム」意識か?

先日、日本列島上空を北朝鮮の弾道ミサイルが通過し、Jアラートの音が鳴り響きました。韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』では、その北朝鮮の行動を詳しく語り、今後の動きにも目を光らせています。

グアムまでを意識した北のIRBM

北朝鮮が4日、日本列島を越えて太平洋に中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射した。北朝鮮ミサイルが日本列島上空を通過したのは20179月のIRBM「火星12型」発射以来5年ぶりだ。

高角ではなく正常角度(3045度)でIRBM最大射程水準で発射されたこのミサイルは、北朝鮮がこれまで発射したIRBM、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など火星系列の中長距離ミサイルの中で最も遠く飛んだ。日本全域はもとより、B-1B爆撃機など米戦略資産発進基地である米国領グアムに対する核打撃能力まで露骨に誇示した格好だ。

4日、合同参謀本部などによると、同日、IRBM1発が午前723分頃、慈江道茂坪里(チャガンド・ムピョンリ)一帯から発射された。同ミサイルは高度970キロあまり、音速の17倍(マッハ17)で、日本の北海道上空を越えて4,500キロあまりを飛んで太平洋に落下した。日本では全国瞬間警報システム(Jアラート)が5年ぶりに作動するなど非常措置が施行された。

軍はこのミサイルが2017年からこれまで7回にわたって北朝鮮が発射した「火星12型」だと見ている。先月25日から10日間に5回にわたって短距離弾道ミサイル(SRBM)挑発を強行した北朝鮮は、今度は水位を高めてIRBMを発射し、事実上グアムまで照準を合わせた。韓米は、核兵器法制化を宣言した北朝鮮が、今回のIRBM発射後、ICBM発射などの連続挑発を通じて核兵器増強を誇示した後、7回目の核実験へと繋げるものと見ている。

大統領室は同日、緊急国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開催し、国連安全保障理事会決議違反の今回の発射を重大挑発と規定し、強く糾弾した。米ホワイトハウスも、北朝鮮の3月のICBM発射以来初めて糾弾声明を出した。韓米は同日午後、挑発に対する対抗として戦闘機8機を動員し、攻撃編隊群の飛行と精密爆撃訓練も実施した。

 

「フットサルとサッカーは別」とサッカー家庭教師が断言する理由

サッカーのスーパースターの中には、子どもの頃にフットサルで技術を磨いたという選手が少なからずいますが、フットサルでサッカーが上手くなるとは限らないようです。今回のメルマガ『サッカー家庭教師:谷田部のブログでは書けない話』では、サッカーの悩みを改善する動画(谷田部真之助.net)で活躍するサッカー家庭教師の谷田部さんが、サッカーとフットサルとの似て非なる部分をわかりやすく解説。ピッチサイズの違いが生む、2つの競技に必要な能力の違いについて伝えています。

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フットサルでサッカーが上手くなるの?

こんにちは、谷田部です。今日のテーマは「フットサルをやるとサッカーは上手くなるのか?」です。

フットサル関係の人たちは何かにつけて、サッカーのいいプレーがあると「フットサルのあの戦術がなんちゃら」「あの選手は子供のころにフットサルをやっていた」などと関係性を強調してきます。果たして本当にフットサルがそんなにサッカーと関係するのでしょうか?以下に書いていきたいと思います。

サッカーとフットサルは別もの

サッカーは68m×105m(平均)のピッチサイズすが、フットサルは20m×40mのピッチ(平均)。要するに攻守の切り替えに関してと狭いエリアに関してはフットサルは一見いいように見えます。

そうは言っても数字から見るとわかりますが、コートが倍以上異なります。横でも縦でもです。正直あまり走らなくても何とかなるコートです。

もっと言えばスピードに乗る前にラインオーバーしてしまうフットサルコート。ただ、本気になると、やたらとちょこまかちょこまか走るのがフットサルコート。攻守の切り替えをしても、守備をしっかりと守られてしまうことも多いので足を止めた膠着状態になりがちです。

今のサッカーはカウンター重視でいかに早くカウンターに対しカウンターをぶつけられるか?です。膠着状態を崩す、と言えばフットサルに分があるかもしれませんが、足を止めた膠着状態を崩すのはほぼ無理だからカウンターという戦法が使われているのが世界の主流です。

中盤の存在

サッカーを見たことがある人なら一度は耳にしたことがあると思いますが、中盤とはMFのことです。守備も攻撃もする人たちで主にパサーやボランチと言えばわかるでしょうか。この手の人たちが攻撃と守備のバランスと、さらにどのように崩すのか?彼らの見せ場の時間があるのがサッカーです。

自分たちのペースにどうやって持っていくのか?最後のFWに対しどのようなラストパスを送っていくのか?サッカーの醍醐味の多くはこの「中盤」次第なんです。

先にも上げましたが、カウンターサッカーが主体の中でボールを持っていない選手がいかに何をするか?いい用意が出来るか?が大事になってきます。しかも長い距離相手のゴール前まで運ぶ作業をしながらです。

フットサルはあっという間にゴールに近づいていきなり山場ですが、サッカーの場合はゴールにどのように近づき崩しにかかるのか?フットサルは起承転結の「起→結」、サッカーは「起承転結」全てある。と言えばわかりやすいでしょうか。

ストーリー性があるからサッカーは世界中にファンがいるといっても過言ではないのです。フットサルは簡単に言えば誰でもサクッとはじめられる「ショートムービー」、サッカーは一本の「映画」と言えるでしょうか。

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上昌広医師が苦言、マスクのコロナ予防効果の低さを知らぬ日本人

欧米の国々と異なり、街中であってもマスクを着用していない人を見つけるほうが難しい日本。なぜここまで海外との差が生じてしまったのでしょうか。その理由を考察しているのは、医療ガバナンス研究所理事長の上 昌広先生。上先生は今回、「マスクの新型コロナ予防効果は低い」という医学的エビデンスを紹介した上で、その事実が他国に比べ国民に届いていない原因を「定量的な議論の差」とするとともに、マスク着用を拒む人に無理強いをする必要はないとの見解を記しています。

プロフィール:上 昌広(かみ まさひろ)
医療ガバナンス研究所理事長。1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。

マスクがコロナ感染を予防する効果は低く、医学的なコンセンサスではない

9月18日、米バイデン大統領はコロナ収束を表明した。9月23日には、米疾病予防管理センター(CDC)が、医療従事者向けのコロナ対応ガイドラインを改定し、大流行地域以外を除き、医療受持者に一律にマスクを義務化する方針を撤廃している。米国では、病院内でさえマスクをしなくなった。

このあたり、日本とは対照的だ。街中を歩くと、すれ違う人は皆、マスクをしている。筆者は、閉鎖空間以外はマスクを外しているが、周囲の人から白い目で見られることが多い。岸田総理は10月3日の臨時国会冒頭の所信表明演説で、「引き続き、屋外は原則不要」と訴えたが、国民には届いていないようだ。

なぜ、こうなるのか。それは、多くの国民がマスクは感染予防に有効と考えているからだろう。尾身茂・コロナ対策分科会会長をはじめ、政府の専門家は、ことある毎にマスクの有効性を訴え、着用を呼び掛けてきた。専門家と、医学の素人である岸田総理の発言のどちらの方が、説得力があるかは言うまでもない。

では、なぜ、世界の人々はマスクをつけないのだろうか。コロナを怖がっていないのだろうか。私は、マスクの予防効果についての定量的な議論の差が原因であると考えている。

実は、マスクがコロナ感染を予防する効果は低く、かつ医学的なコンセンサスではない。今年2月、韓国のサムスンメディカルセンターの医師たちがコロナに対するマスクの効果を検証したメタ解析を『医療ウイルス学』誌で発表した。

メタ解析とは、複数の臨床試験をまとめて解析することだ。臨床試験は、特定の集団に介入するため、環境や対象を変えれば、結果が再現されるとは限らない。異なる環境で実施された複数の臨床研究をまとめて解析してはじめて、その結果が一般化できる。臨床医学の世界では、メタ解析の結果は「最高レベルのエビデンス」と評価される。

「蒋介石のひ孫」を選ぶのか。台湾の未来を決める台北市長選の行方

11月26日に投開票が行われる台湾統一地方選。2024年の総統選の試金石と位置づけられている重要な選挙ですが、中でも台北市の市長選に大きな注目が集まっています。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、候補者3名のプロフィールを紹介。さらに人気を集めている蒋万安氏の曽祖父・蒋介石が台湾国民に対して働いた所業を明らかにするとともに、蒋氏があくまでも中国寄りの国民党の候補者であることを強調しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年10月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。 

中国に飲み込まれるか、民主主義を維持するか。台湾総統選の前哨戦・台北市長選挙の行方

蒋介石のひ孫やコロナ対策英雄…台北市長は誰に

10月5日時点で、台湾は選挙まであと52日です。選挙戦は日に日に加熱しており、蔡総統を筆頭に応援者や候補者たちはあちこちで該当演説に走り回っています。

桃園市長候補者の一人である国民党の張善政氏は、応援者になんと元高雄市長の韓國瑜氏を起用したようです。これを受けて、立法委員も務めたことのある林濁水をはじめ、様々なメディアが、韓國瑜を味方につけた張善政は無敵だなどと皮肉っています。

今回の選挙は、「直轄市を含む22県・市の首長や地方議員など計1万1,023人を選出」します。この結果が総統選挙に大きく影響するため、今や台湾は選挙一色です。

台湾統一地方選の大枠発表 総統選の前哨戦、既に熱気

そして、今回の目玉のひとつが台北市長選です。候補者は、「新型コロナウイルス対策で陣頭指揮を執ってきた前衛生福利部長(厚生労働相に相当)の陳時中氏(民主進歩党)、台湾の初代総統、蒋介石のひ孫で立法委員(国会議員)の蒋万安氏(中国国民党)、副市長だった黄珊珊(こう・さんさん)氏(無所属)の3氏が立候補し、激戦が予想される」。

蒋介石のひ孫やコロナ対策英雄…台北市長は誰に

前回の統一選で大敗を喫した民進党は、今回も苦戦が予想されています。中でも台北市長は、「現総統の蔡英文氏以外の李登輝氏、陳水扁氏、馬英九氏はいずれも台北市長を経験している」ことから、「今年の統一地方選は、2024年の総統選の前哨戦と位置付けられて」います。

蒋介石のひ孫やコロナ対策英雄…台北市長は誰に

民進党の候補は陳時中氏。ご存知、衛生福利部長としてコロナ対策の中心人物として、毎日記者会見をしてきた人です。コロナを抑え込んでいた当初は、陳氏は英雄扱いされましたが、今となってはその存在感は薄れています。

黄珊珊氏は、台北市の現役の副市長であり、柯文哲市長の片腕として辣腕をふるっています。もう一人は、蒋介石のひ孫ということと、若さとさわやかな笑顔がウリの蒋万安氏。

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厚生年金に入れない非正規雇用者がこんなにも増えたのはなぜか?

会社員の多くが加入している厚生年金ですが、実は同じように働いているのに厚生年金に加入できていない人たちが1000万人もいるそうです。今回のメルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座 』では、著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、 非正規雇用者の現状と今度について事例を用いて詳しく解説しています。 

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非正規雇用者が厚生年金に1000万人加入出来ていない現状と、10月からの更なる厚生年金加入促進。

1.会社に勤めているのに厚生年金に加入させてもらっていない人が1000万人。

現在時点で厚生年金に加入している人は4500万人程います。

内訳は男性は約2800万人で、女性が約1700万人です。

厚生年金に加入できる年齢は70歳までとなっています。

国民年金は20歳から強制加入しますが、厚生年金は20歳からという制限はありません。

高校卒業後や中学卒業後にすぐに働きに出る人も普通に居るので、そういう場合は20歳前から厚生年金に加入したりします。

なお、労働基準法により15歳に達した後の最初の3月31日が達するまでは原則として働かせる事は出来ませんので、実際は中学を卒業しないと厚生年金には加入できないという事はあります。

映画の撮影とか、演劇みたいな労働はすごく小さい子でも働かせる事が出来ます(テレビドラマとかにも子役とかいますよね。あれは労働基準法で認められてるから)。

さて、厚生年金加入者になるには普通は会社に就職した場合に加入者となります。

なのでサラリーマンとか公務員になってる人は厚生年金の被保険者と考えていいです。

とはいえ、どの会社に勤めても厚生年金に加入できるのではなくて、以下のような会社に勤めている人が対象になります。

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ア.国、地方公共団体または法人の事業所で、常時従業員を使用するものは、業種を問わず厚生年金が適用されます。
従業員が1人であっても強制加入します。

イ.個人事業については常時5人以上の従業員を使用してる場合は厚生年金が適用されます。
つまり常時5人未満の個人事業は適用されない。

ただし、農林水産畜産業とか接客娯楽業、法務業、宗教業などの個人事業は厚生年金が強制適用されずに、常時5人以上でも厚生年金が適用されない。
令和4年10月からは個人事業の法務業(弁護士、税理士、社労士業のような士業)は常時5人以上の場合は厚生年金適用となります。
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あまりにも有名な名古屋喫茶のモーニング。その起源はどこにある?

名古屋といえば喫茶店のモーニングの充実ぶり。飲み物を頼んだだけでトーストとゆで卵がついてくるそのサービスは、全国的に有名ですよね。しかし、このモーニングの起源をご存知の方はあまりいないかもしれません。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の中で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんがその発祥と食文化として定着した理由について紹介しています。   

名古屋モーニングの起源は、“ガチャマン景気”。音を立てて押し寄せた、新たな喫茶文化

名古屋といえば、モーニング。全国的に知れ渡った、周知の事実。

喫茶店で飲み物を頼むと、トーストやゆで玉子がついてくる、朝限定のサービスです。

いまや全国から人が集まって来るほどの観光資源だとも言えます。

このモーニングの起源は、名古屋ではなく、名古屋の北に位置する一宮市だと言われています。

一宮市は、全国的にも有名な繊維の街。

街中に、糸を織る機屋(はたや)があり、全国からいろんな業種の人が、打ち合わせのためにやって来ていました。

その際、社内では機械の音がうるさくて、商談ができないため、近くの喫茶店を会議室や応接室として利用していました。

高度成長期でもあり、商談に喫茶店を利用する費用など、気にする必要もないほど、好景気だったのです。

当時の一宮市の活況を表す言葉に、“ガチャマン景気”という表現があります。

糸を織り上げる機械が、ガチャンと音を立てるたびに、1万円儲かると言われたので、“ガチャマン”なのです。

この音が、昼夜を問わず、鳴り響いていました。

そこで働く人びとも、毎日のように喫茶店を利用したので、周辺に喫茶店が増えていったのです。

当然、競争も起こり、その中のひとつ「三楽」というお店が、コーヒーにゆで玉子とピーナツをつけるサービスを始めました。

このお店がモーニングの起源だと言われています。

頻繁に利用してくれる機屋さんへのお礼だったのです。

このサービスをキッカケに、他店でもマネするようになり、トーストがつき、小倉あんがつき、サラダ、茶碗蒸し、味噌汁、おにぎり、ハンバーグ、パスタ、うどん、焼きそば、フルーツ、デザート……と、エスカレートしていったのです。

この喫茶店のモーニングは、名古屋の繊維街にも広まり、やがて愛知県全体へ。

しかし、現在のような食文化として定着したのには、もうひとつの理由がありました。

文在寅元大統領が書面調査を拒否。「非常に無礼」はどちらか

韓国の文在寅元大統領が、西海公務員射殺事件についての監査院の書面調査を要求されたことで、韓国の政局は現在急激な冷え込みを見せています。その衝突の原因について韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』が紹介しています。 

文在寅氏、西海公務員射殺事件の調査を拒否

尹錫悦政府の初の国政監査を翌日に控えた3日、与野党が西海(ソヘ・黄海)公務員射殺事件に関連し、監査院の文在寅前大統領の書面調査通知事実をめぐって対立し、政局が急激に冷え込んだ。

ユン政府発足前後に数回の新旧権力衝突があったが、今回はムン元大統領を直接狙っただけに全面戦争が繰り広げられるものと予想される。与党は「家ウサギ結集(=党内がバラバラの状態になっている現状を一気に団結可能)」の機会と判断し、ムン元大統領に十字砲火を浴びせた反面、野党は局面転換用政治報復と規定し、決死抗戦意志を明らかにした。政局の硬直はもとより、国政監査でもブラックホールのようにすべてのイシューを吸い込むものと見られる。

文在寅政府大統領府国政状況室長を務めた尹建永(ユン・ゴンヨン)民主党議員は同日、大統領府出身の国会議員記者会見で、「9月30日、監査院の書面調査関連報告をした。文在寅氏は『非常に無礼な行為だ』とおっしゃった」と明らかにした。尹議員によると、先月28日、監査院からピョンサンマウル(文在寅が現在生活している村)の秘書室に電話して書面調査を要請したが、(文在寅の)秘書室では受領拒否の意思を明らかにした。再び監査院は電子メールを発送したが、秘書室はこれをそのまま返送したということだ。

 

オーケー関西初進出で激安スーパー戦国時代へ。個性派の玉出、業スー、ラ・ムーに対抗できるのか?

「高品質・Everyday Low Price」を掲げ、関東を中心に展開するスーパー「オーケー」が6日、関西圏に初出店すると発表した。オーケーの参入により、関西で安売りスーパーの生き残りをかけた激戦が展開しそうだ。はたして、群雄割拠の関西安売りスーパーの中で「オーケー」は存在感を示せるだろうか? ライバル店の特徴とオーケー成功の可能性を探ってみた。

オーケー悲願の関西進出。関西にはライバルがウヨウヨ!

10月6日の朝日新聞は、オーケーの関西進出を報じた。東大阪市が保有していたJR高井田中央駅近くの土地を11月中旬までに取得し、以後、関西エリアで積極的に出店する計画だという。

当初、オーケーは2016年から「関西スーパー」の株式を保有しており、そこから関西エリアへの進出を目指していた。しかし、関西スーパー側はエイチー・ツー・オーリテイリングの子会社になった傘下のオアシス・イズミヤと経営統合する道を選んだ。イズミヤとの統合か買収かで最高裁まで争ったが「敗訴」となり、関西スーパーの株式を売却して、その道が一度は閉ざされた。

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しかし今回ようやく念願かなって、2024年前半には関西の第一店舗目をオープンするという。

オーケーの安売り手法は他のライバル店と比べても特徴的だ。

「Everyday Low Price」と掲げる通り、特売商品を作らず、商品アイテムを絞りこむことで、常にナショナルブランドの地域一番の安値を実現している。普通、スーパーの刺身にはツマや花などの飾りがあるが、それをシンプルにすることで、包装資材や手間をカット。特売がないので広告チラシを出す必要もないから、必然的に商品仕入がシンプルになり、自動仕入を実現。さらにオネスト(正直)カードで、商品の状態や価格を正直に知らせている。それが顧客の信頼を得て、スーパーなど5種類を対象とする調査で、7年連続で顧客満足度1位を獲得した。

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ただ安いだけじゃない誠実な営業姿勢が、安売りスーパーが乱立する関西の顧客に受け入れられるかどうかが課題だ。

この第一店舗目の成功が、すべてのカギを握っているのは間違いない。