インスリン恐るべし。発がんリスクも発がん後死亡率も高いというデータ

糖尿病の人は発がんリスクが高いとされ、がん発症後の死亡率も高く、インスリン注射をしている人の場合には、2年生存率が70歳男性で20%、女性で30%まで落ち込むというデータがあるようです。デンマークでの研究結果を紹介するのは、メルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』著者で、糖尿病専門医の江部康二先生。人体に必要不可欠なインスリンも過多になっては恐ろしい事態を引き起こすとして、自身が提唱する「スーパー糖質制限食」の利点を改めて強調しています。

「糖尿病患者は発がん後の死亡率も高い」デンマークの研究

糖尿病患者が、がんになりやすいことに関しては、以前からエビデンスがあります。高血糖に発がんリスクのエビデンスがあるので、糖尿病患者にがんが多いことは想定範囲と言えます。

高血糖があると活性酸素が発生して、酸化ストレスリスクとなるのです。さらに高血糖があると、ブドウ糖がSODなどの抗酸化酵素にへばりついてその作用を邪魔するため、酸化ストレスリスクが増すのです。

さらに、2014年に、「糖尿病患者は発がん後の死亡率も高い」ということが、信頼度の高いデンマークの研究により認識されました(Diabetologia 2014; 57: 927-934)。

(1) 非糖尿病(糖尿病ではない人)
(2) 無投薬糖尿病(糖尿病ではあるが薬物療法を受けていない人)
(3) 経口薬糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬を内服しているもののインスリン注射はしていない人)
(4) インスリン糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬の併用の有無を問わずインスリン注射をしている人)
の4つのグループの分けての研究です。

大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がん、膀胱がんで、3つの糖尿病群全てで、糖尿病者の死亡率が非糖尿病者より高くなっていました。また、インスリン糖尿病では、それらに加え、直腸がん、肺がん、前立腺がんでの死亡率も高くなっていました。

70歳でがんと診断された2年の糖尿病罹病歴を持つ患者での生存率をモデル計算してみると、がん診断後2年での生存率は、

男性では
(1) 非糖尿病70%
(2) 非インスリン糖尿病(無投薬糖尿病,経口薬糖尿病)60%
(3) インスリン糖尿病20%

女性では
(1) 非糖尿病80%
(2) 非インスリン糖尿病70%
(3) インスリン糖尿病30%

発がん後の死亡率とモデル計算の生存率を検討してみると、インスリン糖尿病が突出して予後が悪いです。高インスリン血症そのものに、発がんリスクのエビデンスがあるのですが、これほど顕著とは、げにインスリン恐るべしです。

また高インスリン血症は、活性酸素を発生させ酸化ストレスリスクとなります。

近年の研究で、高インスリン血症や高血糖による酸化ストレス(生体において酸化反応が抗酸化反応を上まわっている状態)が、発がん、老化、動脈硬化、アルツハイマー病、パーキンソン病などのリスクとなるとされています。

今回のデンマークの研究で、高インスリン血症の発がんリスクが、鮮明に証明されたと言えます。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

速読をする人は、なぜ本を読む時にまず「アレ」を熟読するのか?

みなさんは本を読む時に目次を読んでいますか? 読み飛ばして内容に進む人も多いのかもしれません。しかし、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、本を読むときに最も大事なことは目次を読むことだとして、その理由を語っています。

目次を作るように計画する

これは速読編セミナーで毎回解説しますが、本を読むときに最も大事なことは、

  ● 目次をじっくりと読む

ことなんです。

なぜ目次なのかというと、目次こそがその本の地図になっているからです。優秀な本は、目次を熟読したら、大きな流れが理解できるようになっているんです。

ですから、目次を熟読せずに本文を読み始めるのはダメなんですよ。特にビジネス書では。小説やミステリーはそれで良いですよ。所詮娯楽ですから。しかしビジネス書や人文系の本は、目次を読んで全体像を理解してから本文に取りかかる方が理解が高まるんです。

ここまでは速読編で解説することですが、実は物事を計画するときには、この目次を作るようにすべきなんです。全体像とか境界線という言い方を私はしますけど、その計画が何を目的として、どこからどこまでをカバーして、何から始めて、何が最後になって、その順序はどうなっているのか?みたいなことが網羅的に分かるようにするために、目次的なモノを作りながら、計画を立てると良いんです。

これはちょっとサイズの大きなモノを計画するときには、常に意識すべきことで、この目次が(1万分の1とか、10万分の1みたいな)縮尺の小さな地図の役割をするんです。物事は、計画をしてそれを実行していくと、ついつい目の前の現象や取り組みに目が行きがちで、それは縮尺の大きな、場合によっては原寸大の道路を歩くようなモノなんです。

それだと自分がどちらに進んでいるのか、その進路は本当に正しいのか?というか、この先のどこで右に曲がるんだっけ?確か先は行き止まりになっていたよね?みたいなことを見失いがちになるんです。その時に、地図を見返すことでこの先の進路を確認することができるんですね。

冒険家・三浦雄一郎を突然襲った難病。要介護4から復活“富士登山”への原動力

エベレストに三度の登頂を果たした冒険家・三浦雄一郎さんが、実は罹っていた「ある難病」。要介護4と認定されながらも富士山登頂を達成した彼の原動力はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、壮絶な闘病生活についても語っているインタビューを掲載しています。

富士山の頂に再び立った冒険家・三浦雄一郎(91)が語る、逆境を乗り越える心得と人生百年時代を生き抜く秘訣

冒険家・三浦雄一郎氏、91歳。これまでエベレストに三度登頂を果たし、80歳での登頂は史上最高齢としてギネス世界記録に認定されています。

そんな超人的な三浦氏ですが、コロナ禍真っ只中の2020年6月3日、百万人に一人といわれる難病に突如倒れます。

頚髄硬膜外血腫。

首から下が動かせなくなり、要介護4のハンディキャップを負いながらも、懸命なリハビリとトレーニングを積み重ね、2023年8月31日、富士山の頂に再び立ったのです。

現在発行中の『致知』1月号では、その壮絶な闘病と挑戦の軌跡を振り返ると共に、逆境を乗り越える心得や人生百年時代を生き抜く秘訣に迫っています。

その一部をご紹介いたします。
……………………………………

──絶望的な状況から希望に変わった瞬間はありましたか?

一週間か十日くらい経つと僅かに手足を動かせるようになったんです。

微かではあるけれども最悪の状態を脱したような、回復の兆しみたいなものを感じ、この小さな一歩が再び前進していこうという力に変わっていきました。

五段階ある要介護度で、上から二番目に重い要介護4に認定されましたが、医師からも「リハビリ次第です」と言われ、ならば諦めずにリハビリに励もう。

いまできることを精いっぱいやっていこう。そう心に決めました。

──そこから懸命なリハビリ生活が始まるわけですね。

最初は上半身を九十度曲げることも立って歩くこともできませんでしたから、まずは「起き上がること」、次に「歩くこと」が目標になりました。

三人の子供たちが医師や専門家と相談しながら回復に向けた計画を一所懸命に組み立ててくれ、段階に応じて医療機関を転院する形で、常に最善の環境のもとリハビリを進めていくことができたんです。
これは大きな支えでした。

一か月半ほどで起き上がれるようになり、そこから二~三か月で平行棒に掴まって歩けるようになったんです。

十一月には仕事復帰を果たし、オンラインで約一時間講演と対談をしました。

そうやって一歩一歩山を登るようにして、少しずつ自信をつけ、日常生活を取り戻していきましたね。

何がリハビリに励む原動力になったかというと、その源にあるのは「自分の可能性を心から楽しむ」ということです。

image by: Shutterstock.com

防犯カメラ導入のために高経年マンションがアンケートに使った「意外なモノ」

ひったくりや侵入窃盗事件を事前に防止できる策を講じるマンションも多いかと思います。しかし、今まで何もしていなかった高経年マンションへの導入などはスムーズにいくのでしょうか? 今回のメルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では、一級建築士及びマンション管理士の廣田信子さんが、とある事例を紹介し、驚きのアンケート方法も使えることを証明しています。

高経年マンション防犯カメラの設置とQRコードアンケート

こんにちは! 廣田信子です。

機械整備(ホームセキュリティ等)の普及に伴い、侵入窃盗被害がものすごく減少しています。

数字を見てこんなに減少しているのかとちょっとびっくり。私の予想を超えていました。

2002年、33万8千件だった被害が、2019年は、5万8千件と1/6になっているのです。

全国のひったくりの認知件数も減っています。2010年には、1万5千件だった被害件数が、2019年には、1千500件まで減少し、1/10になっているのです。

これらは、警察庁の資料にも基づいています。

泥棒が犯行を思いとどまった理由で一番多いのは…

「近所の人に声を掛けられたり、ジロジロ見られたから」が、63%と、断トツで、1位です。

「ドアや窓に補助錠がついていたから」が343%と2位「機械警備システムがついていたから」が31%と3位]でした。

相変わらず、マンション住民の目が届いていることが一番の防止策だということは変わりませんが、

機械警備システムの設置の意義もあり高経年マンションでも防犯カメラの設置が進んでいます。

ある築年数が46年の大型団地型マンションでも、大々的に防犯カメラの設置をしました。

ところが、防犯カメラには盲点もあります。

理事長がエレベーターに乗ろうとしたところをひったくりにあったといいます。

自分のマンションのエレベーター前でひったくりに合うとは予想外です。

時間は夜10時ごろ、一番、油断するときだったでしょう。

あっという間にバックをとられ、追いかけようもなく、犯人は自転車で逃げてしまいした。

すぐ防犯カメラをチェックしましたが映像は残っていなかったと言います。

しっかり防犯カメラをつけたのに、いざというとき、犯人が映っていないのですから、防犯カメラの設置もたいへんです。

大谷翔平が溺愛する飼い犬「デコピン」の“ワンダフル”な勝ち組人生。倹約家の飼い主よりお金がかかりそうなLA生活

米ドジャースと10年契約を結んだ大谷翔平選手(29)の入団会見が15日午前(現地時間14日午後)、本拠地ドジャースタジアムで行われた。大谷といえば「契約金の後払い」や「プライベートジェット騒動」などが話題になっているが、この会見でもっとも日本人の注目を集めたのは「あの犬」だ。同会見で、2年ぶり2度目となるア・リーグMVPを満票で受賞した際の生中継で「共演」した愛犬コーイケルホンディエの名前を問われた大谷は、「デコピン」だと公表。その後、X(旧Twitter)には「デコピン」が即トレンド入りするなど大きな話題となっている。最近になって飼い始めたという「デコピン」だが、これから先はLAの新居で大谷からの寵愛を受ける楽しく優雅な“勝ち組人生”が待っている。

会見前から長蛇の列。150名の記者たちの前で堂々たるスピーチ

会見場に紺のスーツに青いネクタイ姿で現れた大谷。記者団の取材に応じるのは4ヶ月ぶりとなる大谷は、会見冒頭、球団オーナーのマーク・ウォルター氏から手渡された背番号17の真新しいユニフォームに袖を通し、ドジャースや古巣エンゼルス、さらにファンに対する感謝を日本語でスピーチした。質疑応答では、複数のオファーからドジャースとの契約を選択した理由や「契約金の後払い」の真相について、ともにドジャースに移籍した水原一平氏の通訳を介して語った。

大谷の表情が緩み会場が笑いに包まれたのは、米国紙記者から愛犬コーイケルホンディエの名前を尋ねる質問が飛び出した瞬間。照れ笑いを浮かべながら「えー、ま、デコピンっていうんですけど、へへ」と答え、「もともとディコイという名前があったので、それに近い感じで決めました」とその由来を語り、アメリカ人には「デコピン」という発音が難しいため、彼らには「ディコイ」と紹介しているという裏話も披露した。

「デコピン」のネーミングにネット民悶絶

このユニークな名前にネットユーザーは大ウケ。上述の通り、Xに即トレンド入りし、「大谷の犬の名前デコピンは正直センスあると思った」「大谷さんはやはり色んな意味で大物なのだ」「大谷翔平のわんちゃんの名前デコピンで5分くらい笑ってた」「大谷の記者会見の記事見ると犬の名前がデコピンって事しか頭に入ってこないの草www」「めちゃくちゃかっこいいのに『デコピン』ってつけるネーミングセンスとか、いろいろズルい」といったポストであふれた。

米国紙記者の質問で、日本のみならずアメリカでも注目されていることが証明された大谷の愛犬コーイケルホンディエは、オランダ産の小型犬。もともと猟犬であるため十分な運動量が必要とされるが、性格は陽気で明るく活発で、飼い主に従順と言われている。日本ではあまり知られていない犬種だったが、大谷のMVP受賞中継にその姿が映り込むやペットショップに問い合わせが殺到したと伝えられた。

契約交渉期間中もデコピンと水入らずの生活

大谷は契約交渉期間中の過ごし方について、「毎日、犬と散歩いったりとか普通に過ごしていた」と説明。デコピンと散歩する毎日をエンジョイしていたようだ。

さらに大谷は「プライベートジェット騒動」についても言及。たまたま交渉期間中にプライベートジェットがアナハイムからトロントに飛んだのだが、大谷がチャーターしたのではないかとの憶測が広がったのは記憶に新しい。この件について地元メディアから質問を受けた大谷は、「“本当に行ってんの”みたいな感じで聞かれたりはしましたけど、僕は家のソファーで犬といたので、こっちがビックリした」と語り、ここでも自宅でデコピンと過ごしていたことを明かしている。

年間1,000万円!?デコピンとの生活に大谷がかける金額

そんなデコピン、大谷が本拠地のLAで試合に臨んでいる場合はいいのだが、遠征時となると話は別。ペットシッターを入れる必要が出てくる。MAG2NEWS編集部が調べたところ、LAの一般的なペットシッター料金は、お世話1時間とお散歩40分で1万5,000円が相場。しかし大谷クラスとなれば、住まいの広さやシッターのレベルも考慮する必要があるため、その倍、もしくは3倍ほどの支払いは確実と言えよう。仮に1時間3万円とするならば、1日に2~3回のケアだけでも10万円、50日で500万円、100日ならば1,000万円という計算になる。もともと倹約家で遊びとは縁遠い大谷だが、デコピンとの生活にはかなりの出費が見込まれるのは間違いない。

今や「世界一羨ましい」と言っても過言ではないデコピンくんは、MLBの公式Xによれば、大谷の会見をテレビで鑑賞していたようだ。

なお大谷は猫も飼っており、黒猫の「ブタ」との動画もMLBの公式Xで紹介されている。

デコピンとブタの待つ自宅に勝利して帰宅すれば喜びの「キス」が待っているが、負けて帰ってきた日には2匹の肉球による強烈な“デコピン”が待っているかも知れない。

【関連】大谷翔平の住む「一軒家の家賃」が安すぎる問題。年収85億円なのに…

肉ってゴイゴイスー。鉄や亜鉛、ビタミン、コラーゲンまで入っているんだから凄い

お鍋が美味しい季節ですね。お野菜とともに入れると美味しいのがお肉。実は、肉には「鉄」が多く含まれているのを知っていますでしょうか? 今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、お肉で亜鉛や鉄分を効率よく摂取できることや、ビタミンAやB1、Eなどでお肌に良い効果があることを紹介しています。

お肉は亜鉛や鉄分が効率よく摂取できる

髪の美しさをキープする栄養素である亜鉛も肉はたっぷり含まれ、また細胞に酸素を運ぶ役割を担うのがヘモグロビンですが、その材料になるのが鉄。

肉の鉄分は〈ヘム鉄〉といって、植物に含まれる〈非ヘム鉄〉より体内吸収率が高く、肉を食べれば鉄分がしっかり摂れ、血行が良くなって、肌がバラ色に、たくさんのビタミンで、瞳が輝き、肌がつるんつるんになるそうです。

牛肉や羊肉に含まれるビタミンAは、粘膜細胞を再生してくれるので、目の粘膜にも潤いをプラス。また、豚肉にたくさん含まれることで有名なビタミンB1などのB群には、肌荒れを予防する力が。

他にも抗酸化の働きを持つビタミンEやコラーゲンなど、肌に良い成分がたくさん肉に入っているそうです。

image by: Shutterstock.com

旧ジャニ絶望?亀梨和也『怪物の木こり』が大爆死。今も気になる「深キョン合鍵」の行方

今やすっかり影響力を失ってしまった旧ジャニーズ事務所ですが、それは所属タレントにも言えるようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、亀梨和也主演の映画『怪物の木こり』が大惨敗だったことを受けて、彼らジャニタレの賞味期限切れを心配しながら、4年前に取材した亀梨と深キョン「破局」報道の思い出を明かしています。

亀梨和也『怪物の木こり』大惨敗と深キョンの“合鍵”の行方

映画関係者と、取材も兼ねた雑談をしていたら、港区西新橋周辺から「事務所の倒壊と共に、旧ジャニタレントはもうダメかもな…」なんて悲しい声が聞こえてきました。

早速調べてみると、そう言った関係者は『怪物の木こり』の配給会社の人間でした。

監督・三池崇史、主演は『KAT-TUN』亀梨和也、共演者に菜々緒、吉岡里帆、中村獅童…サイコパスが似合う冷たい笑顔を持つ亀梨が新たな境地を開く作品だと、個人的には思っていたのですが…公開3日目で約89,400人の観客数、興行収入はわずか1億1,500万円では愚痴のひとつもこぼしたくなるのも理解できます。

亀梨といえば3年前、『事故物件 恐い間取り』というホラー映画にも出演、低予算にもかかわらず公開3日目で約4億6,500万円、最終興収は約23億4,000万円という数字を残しています。

“ホラーもイケる亀梨”という残像が『怪物の木こり』のキャスティングにも影響したのだとは思いますが、何故か今回は大惨敗に終わってしまったわけです。

もうひとつ、この配給会社は今年の3月に『映画ネメシス黄金螺旋の謎』も担当していたのですが…広瀬すず、橋本環奈、真木よう子をもってしても最悪のコスパだったと関係者は漏らします。

ちなみに『ネメシス』の公開3日間は観客動員数16万1,800人で、興収は約2億円。

もはや亀梨や櫻井翔は、顔を出すだけでファンがお金を落とす存在ではなくなってきてしまったのでしょうか。

冒頭で“冷たい笑顔が似合う”と亀梨のことを言ったのは、私が2019年4月期に彼の出演した『ストロベリーナイト・サーガ』の取材をしていたからです。

共演は二階堂ふみで、目をつぶれば新宿2丁目の太宗寺周辺の景色が鮮やかに蘇ってきます。

ロケは平日の昼間に行われたのですが、現場では撮影の為道路が完全に封鎖され、ご近所さんたちは亀梨や二階堂を間近で見られる喜びに沸いているかと思いきや、とても迷惑そうに通りを行き交っていたのが印象的でした。

「家の近くで亀梨君が撮影してたの。カッコ良かった~」という雰囲気は皆無でした。

この取材の私のテーマは、当時『週刊文春』が報じた“深田恭子に青年実業家の新恋人 元恋人の亀梨が捨て切れない深キョンのマンションの合鍵”みたいな内容の記事を掲載、亀梨の動向を追跡取材することでした。

ただの“搾りカス”?世間に流通する「ノウハウ」との正しい付き合い方を文筆家が考察

世の中にあふれるさまざまな「ノウハウ」。しかしそれらは玉石混交であることもまた紛れのない事実でもあります。私たちはそんな「ノウハウ」をどのように扱い、そしてそれらとどのように付き合うべきなのでしょうか。今回のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』では文筆家の倉下忠憲さんが、そもそも「ノウハウとはいかなるものか」を解き明かした上で、その使い方を考察。他人のノウハウを役立たせる術をレクチャーしています。

他人のノウハウとどう付き合うか

以下の記事を面白く読みました。

どうすれば上手に文章が書けるだろうか | Jazzと読書の日々

そもそも他人の「ノウハウ」はその人の「苦手」です。「苦労を見つめノウハウに仕上げるプロセス」が苦労を克服する。出てきたノウハウは絞りかすに過ぎません。絞りかすにも栄養はあるけど、プロセスこそが参考になる。

同感です。ノウハウそのものよりも、そのプロセスが参考になる。以下の記事でも似た観点が含まれています。

[Obsidian] とにかく頑張らない使い方

というか一般ユーザーにとって、こういうのは使う前に習得すべきものじゃなくて、使っていくうちに湧き出る不満を解消するための頑張りなんです。(ってこの前ごりゅごさんが言ってました。完全に同意します)

 

それがあたかもObsidianを使うための前提条件であるかのように扱われてしまっている。これは記事を書く側の人間としても不本意だ。

工夫というのは、「使っていくうちに湧き出る不満を解消するための頑張り」なので、全員が最初から取り組むものではない。これもその通りでしょう。

こうした観点から、私たちが「ノウハウ」情報とどう付き合えばいいのかを考えてみます。

■問題解決の旅

私たちが何かに取り組もうとするとき、「うまくいかない」事態が生じます。それをそのまま受け止める人もいるでしょうが、その状況に納得がいかず何かしらの問題解決を求める人もいるでしょう。工夫はそこからスタートします。

どうやったらその問題が解決するかを考え、打てる手をいろいろ試すこと。そうしたアプローチが取られるわけです。うまくいく(≒機能する)工夫を見つけ出す旅です。

そうした旅の結果として、一つのやり方が確立されます。それがノウハウです(あるいはノウハウの素となるものです)。

多くの場合、そこで確立されたノウハウは暫定的なものでしかありません。状況が変わり、起こる問題が変化すれば適応は失われます。そうしたときは、再び新しいやり方を探す旅が始まるでしょう。

人間が行う工夫というのは、このようなプロセスを持っています。一つの工夫にたどり着く中にも試行錯誤のプロセスがあり、そうして試行錯誤して見つけた工夫もまた、より長期な視点では一つの「駅」でしかなく、状況が変われば別の駅に向かって進むというプロセスが新たに起こるわけです。

そうした進行のプロセスを強調するために、ここではそれを「工夫ing」と呼ぶことにしましょう。

「工夫する人」というのは、人生において「工夫ing」している人のことです。

この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ

すべては麻生太郎の「筋書き」通りか?安倍派だけが地検特捜部に“狙い撃ち”された裏側

臨時国会も閉会し、いよいよ本格化する「安倍派パー券裏金疑惑」に関する捜査。岸田首相は政権からの安倍派議員追放を図りましたが、その背後にはどのような力学が働いているのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、岸田政権に対して強い影響力を持つ麻生太郎氏の思惑を紹介するとともに、安倍派の弱体化でどの勢力が得をするのかを解説。さらにそのような政局が、東京地検特捜部の本気度の高い捜査にも繋がっているとの見方を示しています。

政権から追放の安倍派。最大派閥の弱体化で自民党内で優位性を増す勢力

政治家に高い“志”を持てと願うのは、いまや非現実的なことなのかもしれない。パーティー券のセールスマンのような活動にあくせくし、せっせと裏金をためこんで、自分を磨くヒマもない。そんな国会議員が派閥の幹部にのしあがり、閣僚や党役員に登用されてゆく。それが日本政界の現実だ。

東京地検特捜部のリークが続いている。12月12日付朝日新聞は、自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が直近5年間で所属議員にキックバックした裏金の総額は、なんと約5億円にも上る疑いがあると報じた。所属議員99人の大半が受け取っているとも書いてある。

各議員のパーティー券売上のうちノルマを上まわる分をキックバックし、収支報告書に載せないという派閥の慣行は、必ずしも安倍派だけの悪弊ではないだろう。安倍派が突出していたとしても、似たようなことが行われていたに違いない。

にもかかわらず、安倍派が東京地検特捜部のターゲットになっているのはなぜなのか。党内の権力争いがからむ国策捜査だという見方も根強い。

たしかに今回の裏金疑惑報道で、自民党の主要5派閥のうち、主流派といわれる宏池会(岸田派)、志公会(麻生派)、平成研究会(茂木派)についてはあまり取りざたされていない。宏池会のパーティー収入過少記載も今のところ、さしたる問題になっていない。

それはとりもなおさず、司法記者クラブのメンバーが夜討ち朝駆けで取材合戦を繰り広げるなか、検察幹部からリークされる中身が、もっぱら安倍派を中心としているということを物語っている。非主流派の二階派もやり玉に挙がっているが、キックバック分も収支報告書に記載されているので、ひとまず捜査対象から外れているようだ。

現下の政治情勢をながめると、岸田首相はレームダックの様相であり、麻生副総裁の支えがなければ、政権運営が不可能になっている。麻生氏はポスト岸田に茂木幹事長を担ぐハラで、すでに岸田首相を見限って、総理辞任への道筋を描いているとされる。来春、岸田首相が国賓待遇で訪米することになっているが、それを花道に退陣を迫る可能性がある。

そのような政局が、安倍派に対する東京地検特捜部の本気度の高い捜査につながっているのであろう。かつて検察の人事に介入した安倍元首相に対する不満を抱きながらも、検察は安倍氏の存命中には同派の問題に手をつけられずにいた。しかし今や、安倍派は会長も決まらず、小粒の実力者が乱立し、組織的なまとまりがない。メディアのいう「集団指導体制」は機能不全の状態だ。検察にとって、安倍派に斬り込むにはまたとないチャンスなのだ。

検察の強制捜査が安倍派に及べば、安倍派の弱体化は避けられない。それは、派閥の権力争いのなかで、麻生氏を中心とする勢力が党内で優位性を増すことを意味している。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

統一教会の被害者が受けた精神的大ダメージ。一生忘れぬ「日本宗教連盟の言葉」

13日に参院本会議で可決・成立した、旧統一教会の被害者救済に向け教団の財産監視を強化する特例法案。しかし多くの被害者が希望した、野党提出の「包括的財産保全法案」は自民党の反対により否決となりました。この法案を巡る審議の中で、与党議員が繰り返し取り上げた「日本宗教連盟」の言葉を否定的に紹介しているのは、かつて旧統一教会の信者だったジャーナリストの多田文明さん。多田さんはメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』で今回、被害者たちに「精神的ダメージ」を与えた日本宗教連盟の言葉を誌面に掲載するとともに、彼らに対する切実な要望を記しています。

全国の旧統一教会の被害者らに強烈な一撃を与えた「日本宗教連盟」の言葉

安倍派の政治資金パーティをめぐって、ノルマを超えて販売した分に関してのキックバックがあり、大きな問題になっています。

政治資金規正法では、同じ人物や団体から20万円を超える支払いがあった時には、政治資金収支報告書に名前や金額を記載しなければなりませんが、それをしていなかった問題が浮上しています。裏金として使われていた疑いもあるという報道もあります。

業界団体などが一口2万円のパーティ券を何枚も買うことがあるということです。このニュースを目にしながら、安倍派の多くの議員が旧統一教会と関連が深いことがわかっていますので、旧統一教会には数多くの信者らで構成された関連団体があります。そうした団体を通じて、信者らの献金がパーティ券の購入に充てられて、キックバックの形で議員らに回っていなかったのも、非常に気になるところです。

1.否決された包括的財産保全法案。遠のく被害者救済の道

旧統一教会が裁判所からの解散命令を受けるまでの間に、財産を散逸する可能性があり、そうなると被害者への返金がなされないことになります。

それを防ぐための手立てとして、与党からは、法テラスの充実をはかるなどの形での救済法案が出され、立憲・維新の会からは包括的財産保全法案が提出されました。

被害者の多くは野党案の成立を望んでいましたが、残念なことに衆議院で与党の反対により否決されて、自民、公明、国民民主の与党の救済法のみが可決されました。そして12月13日に参議院にて可決、成立しました。

与党法案には被害救済にとって必要なものであり、法律が施行されることはよかったですが、財産保全法案が否決されることにより、被害者救済の道は遠のいたといえます。

2.野党法案否決の要因となった公益財団法人日本宗教連盟の言葉

審議のなかで、信教の自由への懸念があるとして、たびたび与党の議員らが取り上げたのが、公益財団法人日本宗教連盟の次の言葉です。野党法案が否決された要因の一つになっています。

「信教の自由を含めた精神的自由は、最大限保障される権利であるとされています。そのような精神的自由に何ら配慮することなく、会社法の保全の規定を宗教法人に乱暴に当てはめることはあってはならず、また利害関係人の解散命令請求を受けた利害関係人による保全申立てを認めることは、濫訴による混乱も招きかねないと危惧します」(公益財団法人日本宗教連盟11月22日)

この言葉は野党法案における被害救済に、そして被害者らに強烈な一撃を与えたことは間違いありません。

この野党法案は、多くの旧統一教会による被害者への聞き取りをして、その願いから出たものです。それに携わってきた、被害者を救いたいと願う弁護士の思いも込められています。

この声明による一撃を、今も被害に苦しむ旧統一教会の被害者(1世、2世)たちは、一生忘れないと思います。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ