「地獄の研修」自体は違法ではない?それでも会社が敗訴した理由

団結力強化などの名目で、業務とは無関係の登山など「厳しい研修」をあえて行う企業は一定数存在しますが、では、こうした会社は、社員の安全面にどう配慮しているのでしょうか。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、研修中の事故で後遺症を負った社員の裁判結果と「意外な判決理由」を紹介するとともに、研修で留意すべき重要な視点を記しています。

「地獄の研修で障害が残った」会社は責任を問われるのか

以前、会社の人事を担当していた頃に「富士山登頂研修」という提案を、研修会社の担当の人からされたことがありました。新卒の社員を対象にした研修で5、6人ずつのグループを作り、全員で富士山の頂上を目指すという研修です。

一緒に困難に立ち向かい、その困難を乗り越えることでチームとしての団結力が強まるというどこかワンピース的なともすれば根性論的な内容でした。その効果については正直、私も半信半疑でしたが結構な人気だそうで、リピートする会社も多いとのことでした(もちろん営業の人ですからそう言うに決まっていますが)。

結局、その研修は行いませんでしたので実際にどれくらいの効果があるのかはわかりませんが、そういう厳しい研修をやらせたい!という会社が一定数あるのは何となくわかる気がします。ただ、そういう厳しい研修には法律的なリスクもあります。

それについて裁判があります。

ある業務用機器製造の会社で新人研修に参加した社員が、その研修での怪我が原因で障害が残ったとして会社を訴えました。その研修は「地獄の研修」とも呼ばれ「あきらめない、最後までやり通す社員の養成を目的とした結構厳しい内容でした(「地獄の研修」と言うくらいですからね)。

具体的には「24キロを制限時間5時間で歩く」という訓練で、完歩しないと正社員になれないと研修の講師からは言われていたそうです。この社員は歩行中に足首をひねって転倒し、それが原因で足に後遺障害が残ってしまったのです。

と、ここまでで、いかがでしょうか。なんとなく濃いブラック臭が感じられるかも知れません。

ではこの裁判がどうなったか?

これは言うまでもなくおそらくみなさんもとても簡単に想像がつくと思いますが、一応、お伝えすると会社が負けました。裁判所は「会社に安全配慮義務違反があった」として、賠償を命じたのです。

ただ、です。

「こんなことさせていたら裁判で負けるのも当り前」と考える人もいるかも知れませんが、そこは注意が必要な点が1つあります。それは、

  • 研修で長距離を歩かせた
  • その途中で怪我をした
  • その怪我が原因で後遺障害が残った

から、会社が負けたわけではないのです。どういうことか。具体的には裁判所は以下のように判断しました。

  • 研修への参加者の年齢が幅広く、体力にも大きな差があるにもかかわらず個人差や運動経験の有無等に全く配慮していない
  • 足首を痛めた社員が、歩行訓練の中断や病院への受診を求めても、これを拒絶して歩行訓練を継続した

つまり、その怪我に対して事前、事後の対応に問題不備があったから、会社が負けたのです。これは実務的にも非常に大切なポイントです。

みなさんの会社でもいろいろな研修を行っていると思いますが、場合によっては少々厳しめのトーンで行う研修もあるでしょう。もしかすると今回の裁判例のような(ここまで極端でないにしろ)研修を行っている会社もあるかも知れません。ただ、それ自体が即問題になるというわけではないのです。

今回の裁判でも、「あきらめない、最後までやり通す社員の養成」という研修目的自体は問題無しと認められています。また、今回の裁判例とは別ですが厳しい訓練中に社員が死亡し会社が訴えられたという裁判では「会社の対応には問題は無かった」とされたものもあります。

厳しい研修を積極的に推奨するわけではありませんがもし必要なのであればやるべきでしょう。ただその際は万が一の場合も想定し、なおかつ万が一が起こった場合の対応も的確に行う必要があります。厳しさの中にも安全管理という視点が重要なのです。

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尖閣諸島周辺における中国公船の動きがかつてなく活発な納得の訳

尖閣諸島周辺の接続水域で確認された中国公船の数が過去最多の998隻に上ったと12月2日付けの毎日新聞が報じました。日中関係の改善が伝えられる中、なぜこのような動きがあるのでしょうか?メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんが中国政府の狙いをわかりやすく解説します。さらに小川さんは、毎日新聞の報道に「誤報」があると指摘し、海上保安庁に対する取材姿勢を問題視しています。

担当者の話を鵜呑みにした記事の見本

12月2日の毎日新聞の朝刊は次のような大見出しを掲げました。
中国公船、過去最多に 尖閣接続水域 既に998隻確認
いまにも中国が尖閣諸島を奪取しようとしているようではありませんか。事実なら、えらいことです。記事を読んでみましょう。

「沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で、海上保安庁によって確認された中国公船が今年1月1日から11月29日までに延べ998隻に上った。これまで年間で最も多かった2013年の延べ819隻を大幅に上回り、過去最多になった。日中関係は首脳の相互往来などを通じて改善基調にあるが、尖閣周辺では領海への侵入も頻発するなど緊張関係がむしろ高まっている。(中略)   近年は機関砲を搭載するなど武装化も目立つ。海上保安庁は尖閣専従の大型巡視船14隻相当による警備体制を取り、接続水域を航行する公船への警告や領海に侵入した場合の退去要求を続ける。政府は来春に予定している習近平国家主席の訪日時にも懸念を伝える構えだ」(12月2日付 毎日新聞)

省略した部分には、このところの中国公船の活動の増加ぶりが説明されています。

この記事を読んで、まず頭をよぎるのは「なぜ、この時期に?」という疑問です。来年春には習近平国家主席の訪日が決まっています。それも国賓としての日本訪問ですから、それを機会に日中両国の友好関係を深めようというのに、どうして、それに水を差すような中国公船の活発な活動なのでしょう。

理由は明らかです。国際政治を専門にしている人にとっては常識ですが、習近平国家主席が日本との友好的な関係を進めようとすれば、必ず中国国内で弱腰批判が沸き起こります。「日本に出かけていくとは何事か」という声も出るでしょう。経済格差の固定化などに対する中国国民の不満は、「愛国無罪」を掲げることで罪に問われにくい日本への弱腰批判として噴き出す傾向があります。

これに対して、決して弱腰ではないという姿勢を示し続けないと、政権の足もとを揺さぶられかねません。そうした批判を封じるために手っ取り早いのは、日本のマスコミが大騒ぎする尖閣諸島周辺での公船の活動を活発化させ、日本のマスコミ報道を通じて弱腰ではないことを示し続けることなのです。

冷蔵庫ぎっしり問題を解決。基準はスーパーのドコに並んでいるか

最近はお節に手をかけるご家庭も減ってきましたが、それでも普段より買いだめをしてしまう「お正月用の食材」のしまい場所に頭を悩める方は多いようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者で片付けセミナーも開催している真井花さんが、冷蔵庫のスペースを上手に確保する裏ワザを、具体例を交えながらわかりやすく紹介しています。

冷蔵庫の空き領域

さて、本日は冷たいもののお話

そろそろお節料理の食材が、気になり始めたころではないでしょうか。我が家では、繰り返し書いているように

  • お節は作りません(^^)V

難易度高すぎだと思うんですよね。年末年始くらいゆったりした気持ちで過ごしたいモン。いや、そんなに真剣にお節を作っていたわけじゃないんですけど。

ま、我が家のような家でも、お正月用のちょっと豪華な食材は準備するわけです。このとき問題になるのが

  • 冷蔵庫に入れる場所がナイ!!( ̄■ ̄;;

です。イクラを買ってきたのに、かまぼこを買ったのに、数の子が柿の葉寿司が

  • 冷蔵庫に入らない!!

ってこと、ありませんか。あるよね( ̄∇ ̄)

すぐ食べられる状態の食品や冷蔵保存が必要な食品が、400~500リットル以上もあるわけです。いや、よく考えてみるとすごい量ですよね。

これを防ぐにはとにかくまず

  • 買いすぎない

ことです。人数が多くて2日くらいで冷蔵庫が空っぽになってしまうお家もあるでしょうが、それは食材の買いすぎじゃなくて、

  • 冷蔵庫をもう一台買うべき(*゚∀゚*)

なんだと思います。あは。でも、そこまでのお家の方が少ないでしょう。フツーはダブって買っていたり、食べ忘れていたりしているんだと思います。

もっと言えば、冷蔵庫内になにがあるのかあまり把握していないということでもあるはずです。買いに行く前に冷蔵庫内を見直す買い物メモ以外のモノを買わないなど、食品の買い物についてなんらかの工夫をしてみた方がいいでしょう。

もうひとつが

  • よけいなモノを入れない

です。冷蔵すると傷んでしまう食材って結構あるんですよ。ナスとかトマト、バナナ、さつまいも、たまねぎ、ジャガイモなどなど。

ザックリの目安ですが、

  • スーパーに陳列されているときに

冷蔵庫に入っているかどうかで見分けられますよ。これらは常温や冷暗所に保管した方が、冷蔵庫に入れるよりずっと長持ちするんです。

我が家では、果物は基本的にキッチンカウンターの上に置くようにしています。果物はかさばりますから、コレを入れないだけで野菜室にソコソコの空きができるんです。

で、翌日食べる分くらいを前日の夜に冷蔵庫へ。これだと食べるころに程良く冷えますから。冷蔵すると傷むクセに、冷やした方が美味しく食べられるんですよね( ̄∇ ̄)

冷蔵庫に空き領域を作るためには

  • 作りすぎない

ことです。料理をつい作りすぎてしまうと、どうしても残ってしまいますね。

家庭で一度調理したものは、必ず冷蔵すべきです。ただ、このハンパな残り物がくせ者なんですよね。捨てるには惜しい分量だけど、みんなで食べるにはちと足りない。で、これをタッパに入れて冷蔵庫へ。ここまではイイんですよ。

で、で………食べない( ̄∇ ̄) なんてことがあるんじゃないでしょうか。コレを食べないのは、コレ自体がもったいないだけでなく、他の食材を冷蔵庫に入れられなくなるという点でもマズいんですよね。

これについては、結婚した頃から気をつけているんですが、とにかく

  • 家族で食べきれる分量を作る

ようにしています。

食べ盛りの親戚の子を預かっていたときには、そりゃたくさん作りました。アレって食べているんじゃなくて、飲んでいる…いや吸っているんですよね、絶対( ̄∇ ̄)

その子が独立していき、人数が減りましたが、この減った人数で食べきれる分量を把握するんです。当初は、作りすぎていましたが毎日作っていると、だんだん分かるようになるんですよね。

「営業トーク」と「説明」は別物。売れる営業マンはこう話してる

「一方的な商品説明はせず、お客様と双方向対話の形式でニーズなど、感情確認ができる営業マンは売れる」。そう断言するのは、営業実務のコンサルタントを手がける島田基延さんです。島田さんは今回、自身の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』で、お客様の感情確認で「Yes」の気配を感じ取った瞬間を逃さず、契約率をアップさせる極意を解説しています。

やるのが当然!

クロージングというか商談の進め方の話をします。

営業は「物売り」だと以前話しましたが、売るのが目的です。だから、売るために商談を行う必要があります。まあ、当たり前の話なんですが、営業同行をしていて、この当たり前のことをやれていない営業をよく見かけます。

それが、「説明」です。

営業トーク説明は別物です。多くの場合、説明を行ってしまっています。これでは、残念ながら売れません!

説明と営業トークとは、何が違うのかというと、分かり易く言うと、「一方通行か、双方向かの違いです。実は、話している内容は大差ありません。だから、同じ話をしてなぜ売れないんだろう?そう思いがちですが、まるで違います。

営業トークとは、質問を多用します。お客様に話してもらうような語尾を選んで使ったり、同意を促すような語尾を使います。それに対して、説明の場合は、質問ではなく、文字通り、お客様に説明を行います。話し続けるイメージです。お客様にはある程度話し終わってから話してもらうような、そんな感じです。内容が同じでも、全く違うのです。

例えば、LEDを例にとって話します。

説明の場合

「今回のLEDですが、10年保証が付いているので安心ですし、電気代が安くなった中で支払いができるので、実質、持ち出し無しで、導入できるんです」

こんなイメージです。

営業トークの場合

「LEDって長く使えるって聞かれたことありますか?」
「4万時間っていうんですが、何年ぐらいか分かりますか?」
「わかんないですよねぇ」
「1日10時間点灯し25日稼働で13年ほどに成るんですね」
「例えば、長く使えますよぉ~って社長のところに入れてもらい、5年保証だったとして、保証が終わった6年目とか7年目に、切れちゃったら、気分いいですか?」
「当社としても地元でやるので、お客様にご迷惑をおかけしたくないですね、」
「そこで、いろいろ探したんですが、普通のメーカーは1年保証、大手販売店でも5年保証なんですが、今回、10年保証が付けられるんです!切れたり、暗くなったりしたら、10年間は無料で交換します」
「これなら、安心ですよねぇ?」
「それに、売る我々も安心なので扱うことにしたんですが」

…とまあ、保証の部分だけでも、随分長くなります。読んでもらうと分かると思いますが、順番に、お客様の回答を想定しながら、トークが練られているのがお分かりいただけると思います!

このように、まるで別物なんですね、さて、まずは、説明ではなく営業トークだというのを理解頂いたうえで、クロージングの話なんですが、非常に重要なことを話します。

営業トークの場合は、最初から最後まで、「やるのが当然という流れと、営業マンの気持ちが無いとダメなんです!ここが、非常に重要なポイントなんです。

契約が当たり前
買うのが当たり前

このように、営業マンが信じ切ること、そのように考えていないと、決まる契約も決まりません。そして、シナリオ、営業トークも、やるのが当然として組み立てる必要があります。だから、以前お話しましたように、クロージンクを何度もかけるのです。

例えば、先ほどの営業トークにクロージンクを挟み込みますと、

「LEDって長く使えるって聞かれたことありますか?」
「4万時間っていうんですが、何年ぐらいか分かりますか?」
「わかんないですよねぇ」
「1日10時間点灯し25日稼働で13年ほどに成るんですね、」
「交換しなくていいのはありがたいですよね?LEDにしときます?
「さて、例えば、長く使えますよぉ~って社長のところに入れてもらい、5年保証だったとして、保証が終わった6年目とか7年目に、切れちゃったら、気分いいですか?」
「当社としても地元でやるので、お客様にご迷惑をおかけしたくないですね、」
「そこで、いろいろ探したんですが、普通のメーカーは1年保証、大手販売店でも5年保証なんですが、今回、10年保証が付けられるんです!切れたり、暗くなったりしたら、10年間は無料で交換します。」
「これなら安心ですよね?来週でも取付しましょうか?」(笑)…

こんなイメージです。そこで決め切るというよりは、ジャブ的な、テスクロと言われるものです。

会話の中で、YESが出る部分では必ずクロージンクをかけるのです。

「安くなった中で支払えるんなら、問題無いですよね?」とか、「水俣条約の影響で、水銀灯や蛍光灯の多くの製造と輸入が来年で終わるので、遅かれ早かれなので、月内に納品しちゃいますか?」とか、「LEDって紫外線を出さないので、虫が寄らなくなるんですね、どうせなら、玄関のところも一緒にやっときますか?」とか、「この天井の高さで、蛍光灯がこんなにあると、夏とかエアコンが効かないんじゃないですか?LEDって赤外線を出さないので、そんなに熱くならないので、エアコンの効きも良くなるので、電気代がその分浮くので、色は昼白色で良かったですか?」とか、ドンドンテスクロを挟み込むのです。

売れるのは嬉しいけどどこか寂しい…複雑なファン心理の正体は?

まだ誰もその魅力に気づいていないバンドやアイドル、あるいはその中のあるメンバーの魅力を多くの人に知らせたい、売れてほしい!…尊いファン心理ですが、本当に売れると、何かそれまでとは違った気持ちが湧いてくる。メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さんが、そんな不思議で複雑なファン心理について分析を試みます。結果見えてきた少しシビアな現実と、それでも確かに残る大切なものの存在を伝えます。

売れるということ

例えば、好みのバンドがあったとする。まだまだマイナーで街を歩いていてもその音楽を聞くことは滅多にない。知る人ぞ知る、といった感じである。

それがどんどんメジャーになって、テレビ出演、オリコンチャート・シングル、果ては紅白出場まで来るとどうであろう。古株のファンとしては何となく複雑な気持ちになったりはしないだろうか。

さらにCMタイアップ曲、ドラマ主題歌と続けば、以前ほど容易くはライブチケットも取れなくなり、それまでは何となく複雑だった気持ちがいよいよ本格的に複雑になって行く。

そうして挙句には「こんな筈では…」などと思ってしまう。一方的に、我がまま勝手に思ってしまう。こういったことはよくあることと思うが、この間の心理的変化にはなかなかに屈折したものがある

まずは「自分だけがその価値に気付いている」といった独善的な目利き感覚から始まり、そのうちそれが「どうしてこの良さが分からないのか」といった周囲の無理解に対しての不満となる。他人の業績に相乗りする形での、ある種の承認欲求とでも言うべきものであろう。

ところが、ひとたびその欲求が承認され始めると前述の所謂「複雑な気持ち」なるものが頭をもたげてくるのである。そもそも自分がプロデュースした訳でもないのだから誰かに自慢できる筋合いでもない。「それ見たことか!」「俺の言った通りだろ!」と声高に叫んでみたところでその反応はせいぜい「ふーん、そうなんだ」くらいが関の山であろう。そもそもが相乗り(もっと言えば、ただ乗り)なのだから、これは当然と言えば当然である。

ところが本人的にはそれでは収まりがつかないものだから、新たに増えたファンを「新参者」とか「にわか」などと呼んでは勝手に自分を格別の存在のように思い込もうとするのである。そういった心理はきっと排他的独占欲のようなものから来るのであろう。

これがいよいよという段階になると
「最近は売れ線ばかり意識して」
「昔はいい曲を作ってた」
というふうに現在の否定と過去の肯定が始まる。独善的懐古主義である。要はバンドと一緒に小さなワゴンに相乗りするのは楽しいが、バンドワゴンへの乗合はまっぴらなのである。

ただ皮肉なことに、この段階にあってもそのバンドを嫌いになることは決してないのである。文句を言いつつもこつこつネットでCDを買い続けたりなどするのである。

黒タイツ禁止という「ブラック校則」に立ち向かう生徒たちの闘い

生まれながらの髪の色を染めさせたり、女生徒のポニーテールや白の下着以外の着用を禁止するなど、世の中には、理不尽な校則が存在する。こうした、いわゆる「ブラック校則」とよばれているものは、常にネットを騒がせているが、いま日本のネット上で議論になっているのが、寒冷地にある高校の「ベージュ色のタイツに限って認める」という校則だ。この問題は、12月10日放送のNHKおはよう日本」で放送されたことがきっかけで話題になった。


氷点下の中、寒さを我慢しながら登校

NHKが取材した高校「県立斐太高校」があるのは、岐阜市から北に約100キロのところ、飛騨の山々に囲まれた高山市。冬には気温が氷点下となり、積雪は数十センチにも達する地域だ。この高校の生徒が変えたいと訴えるブラック校則は、「ベージュ色以外のタイツ禁止」というもの。

生徒手帳には「白いソックスの下にベージュのストッキングをはいてもいい」「ベージュのタイツとスラックスを防寒用に着用してもよい」との記載が。これについて女生徒は「ストッキングじゃ寒いし、タイツは見た目が不自然。スラックスは、取扱店にあったとしても1着1万円ほどする」といい「黒タイツの着用OK」を訴えていた。実際、この学校では多くの生徒が氷点下の中、寒さを我慢しながら登校していた。

黒タイツにこだわる「本当の理由」

生徒たちが「黒タイツ着用」を訴え続けるのは、見た目や健康、経済的負担などの他にもあった。その理由は、理不尽さを訴える生徒に対して、この校則がある意味を説明できない学校側の姿勢への不信感だ。というのも、生徒たちは幾度か校則変更を訴えてきた。

1度目は学校で見かけないスラックスの実態調査である。調査では、大半の生徒がスラックスの記述があることを知らなかったと判明。そして、驚くべきことに高校近くの制服取り扱い店には販売されていないことがわかったのだ。この調査結果を学校に提出したが、「(ベージュのタイツを)嫌だからはきたくないは、主観の問題」とし、却下した。生徒が「黒がいい」と思うことが「主観の問題」であるならば、学校側の「ベージュがいい」と思うことも主観の問題なのではないか。

流星数の多い「ふたご座流星群」。2019年は12/13から出現

昨夜、令和元年最後の満月「コールドムーン」を見た方も多いのではないだろうか。しかし冬の天体ショーは、まだまだ見逃せないようだ。ウェザーニュース毎日新聞東京新聞は、この週末に2019年の「ふたご座流星群」が見ごろを迎えると報じた。ウェザーニュースによると、ふたご座流星群の活動が極大になるのは2時ごろ。14日(土)の宵から15日(日)の明け方だという。

これについて、日本のネット上では「見られるといいな」「ちゃんと起きてよう」と楽しみにしている声があがっている。

ふたご座流星群は、出現する流星数が多いことから「3大流星群」のひとつとされている。しかし、2019年は明るい月が一晩中空を照らしていることから、あまり条件は良くないようだ。それでも、14日の夜は空のくらいところで観察した場合、最大で20個程度の流星群が見える。ただし街明かりのある場所で観察すると、半分から10分の1程度しか観られないため注意したい。

観られるのは、今日13日の夜。20時ごろから流星が現れはじめ、本格的に出現するは22時ごろからのようだ。真夜中をすぎた頃には、流星数がもっとも多くなるとのこと。

Twitterの声





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source:ウェザーニュース毎日新聞東京新聞

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ジェイソンがやってくる?今日は不吉な「13日の金曜日」

今日は、13日の金曜日。13日の金曜日と聞くと、「ジェイソン」を思い出す方も多いのではないだろうか。「13日の金曜日」は、映画を観たことがない若者世代でも、誰もが一度は聞いたことがあるであろう有名なホラー映画である。何となく「不吉な日」として認識されている、13日の金曜日。少しでも明るく乗り切ろうと、日本のネット上では「ジェイソン」にちなんだユニークな写真が寄せられている。

ジェイソンはチェーンソーを使用していない!

「13日の金曜日」は、1980年に第1作が放映されたホラー映画で、2001年までに10作品が公開されている。内容としては、奇怪な仮面を被った殺人鬼ジェイソンがキャンプ場に来た男女を次々と殺害していくというもの。

「ジェイソン」と聞くと、「チェーンソー」を連想する方も多いだろう。しかし、実は、第1作の主人公であるジェイソンの母や第2作以降の映画の主人公である「ジェイソン」は、劇中で1度も殺人にチェーンソーを使用していない。これほどまでにジェイソン=チェーンソーのイメージがついてしまった要因として、「13日の金曜日」と並ぶホラー映画「悪魔のいけにえ」に登場する殺人鬼「レザーフェイス」がチェーンソーを使用していたからという説が有力とされている。

Twitterの投稿

Twitterには、ジェイソンがやってきた人々のユニークな写真が多く投稿されている。



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ドコモとAmazonの提携発表、ユーザーにどんなメリットがある?

ついに発表されたドコモとAmazonの提携。先月26日、スマートフォンの料金プランである「ギガホ」を契約しているユーザーを対象に、特典として年会費4,900円の「Amazonプライム」を1年間付与することを発表しました。もちろんドコモユーザー限定のキャンペーンとなりますが、これはかなり魅力的な話。既に今月1日からサービスはスタートし、ネット上では概ね好意的な意見が広がっています。そこで、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんが、メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』の中で、このキャンペーンについて解説してくれるとともに、法改正が生んだある問題点も指摘しています。

ドコモは対抗ではなく「仲良しになる道」を選んだ

NTTドコモとAmazonが提携を発表した。NTTドコモの料金プラン「ギガホ」を契約しているユーザーはAmazonプライムの年会費4900円が1年間、無料になるというものだ。

ちまたでは「新規にAmazonプライムを契約した人だけが無料になり、既存の顧客は関係ない」と結構、誤解されているのだが、実は既存のユーザーも1年間無料の対象になる。すでに会員の人は特設サイトで申し込むと、契約年数の終了が1年、延期されるという立て付けだ。

NTTドコモとAmazonの関係は、電子書籍デバイス「Kindle」の3G回線提供まで遡る。今回の取り組みは5G時代に向けた、Amazonプライムビデオという動画コンテンツの調達でもあるし、また解約を抑止する効果を狙ったものだろう。KDDIのNetflixプラン対抗という点においては申し分のない組み合わせではないだろうか。

今回、NTTドコモはKDDIのようにバンドルしたプランではなく、あくまで「キャンペーン」という位置づけだ。NTTドコモとしてはとりあえず「お試し」としてユーザーの反響を見ているのだろう。1年無料ではあるが、おそらく複数年、延長していくのではないか。また、正式な料金プランとして採用されるのは、来春開始となる5G向けプランになるのではないか。

ただ、ちょっと気になるのが総務省や公正取引委員会などの反応だ。

仮にNTTドコモとAmazonがタッグを組み、Amazonプライムの年会費が組み込まれた5G料金プランが登場した場合、「競争上、いかがなものか」とツッコミが入ってくることも懸念される。NTTドコモという国内シェアナンバーワンのキャリアが、動画サービスだけでなく、通販をメインに手掛けているAmazonと組むことで「他の通販サイトが排除されかねない」と茶々を入れてくるところが出てきてもおかしくない。

ただでさえ、GAFA規制法を作ろうとしている昨今、巨大なプラットフォーム同士が距離を縮めることを快く思わないところも出てくるだろう。

今回のキャンペーンを開始するにあたり、担当者に「総務省や公取方面は大丈夫か」と聴いたところ、問題ないような回答ではあった。ただ、これがキャンペーンではなく、正式な料金プランとなると話は変わって来るかもしれない

消費者としては、キャリアが創意工夫してお得なプランを提供してくれるのは大歓迎だし、総務省が2年縛りにメスを入れるなか、このような「縛り」を設けてくるのは、メディアから見ると本当に「面白い。よくやった」と思う。

今後、4キャリアの間でこのような施策がまだまだ展開されるだろうが、総務省や公正取引委員会には、そうしたキャリアの努力を踏みにじるような無粋なことだけはして欲しくないものだ。