なぜ、あなたは幸せになれないのか?その答えは「この1冊」で分かるかもしれない
幸せな人生とはいったいどのようなものでしょうか、そして幸せになるために私たちは何をすればいいのでしょうか?無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』では、 現時点でわかっている人間の幸福の条件をまとめたという究極の一冊を紹介しています。
ハーバード成人発達研究の成果⇒『グッド・ライフ』

『グッド・ライフ』
ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ・著 児島修・訳 辰巳出版
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、TEDトーク歴代ベスト10(2023年7月時点で2,430万回再生)、ロバート・ウォールディンガー教授による「What makes a good life?」の待望の書籍化。
著者は、ハーバード大学医学大学院・精神医学教授で、マサチューセッツ総合病院を拠点とする「ハーバード成人発達研究」の現責任者と副責任者です。
「ハーバード成人発達研究」は、ハーバード大学が84年にわたり追跡調査してきた、幸福追求のための研究。
昨今の幸福論で引用されるあらゆる話がこれ一冊にまとまっており、現時点でわかっている人間の幸福の条件を短時間でおさらいすることができます。
幸福な人生の実現には、人間関係が大事だということ、選択肢のある人生が必ずしも幸せとは限らないこと、今、ここへの「注意」が人生を豊かにするということ…。
残念なことに、書かれている原理原則は、広く人口に膾炙したため、目新しく感じられないかもしれませんが、個別のケースやアドバイスを見て行くと、より詳細に幸福になるためのヒントが見えてくると思います。
パートナーや家族とどういうコミュニケーションを取るといいのか、間違った時にはどう軌道修正するといいのか、有用なアドバイスが示されており、じつに勉強になります。
日々の生活が仕事に偏りすぎて、バランスを失いかけた時に、ぜひ紐解きたい一冊ですね。
経験上、若い頃本当に忙しい時には、なかなかこういうアドバイスは耳に入らないものですが、ちょっと一段落した30代後半や40代前半に読めば、大切なものを失わずに済むはずです。







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