プーチンも驚愕。前線の兵を殲滅させる米国供与の「恐ろしい兵器」

東部戦線でのロシア軍優勢が伝えられるウクライナ戦争。しかしその状況は、「一時的」なものに終わる公算も高いようです。今回のメルマガ『uttiiジャーナル』では著者でジャーナリストの内田誠さんが、刻々と変化する戦況について解説を交えつつ詳しく紹介。さらにアメリカが新たにウクライナへの供与を決めた2つの兵器がこの戦争の質を変え、米国が目的としている「ロシアの弱体化」以上のことが起こる可能性を指摘しています。

 

「デモくらジオ」(6月10日)から:いま「ロシア弱体化」以上のことが起ころうとしているウクライナ戦争

現在ただいまのウクライナの情勢というのは、みなさんご承知の通り、東部にロシア軍が戦力・兵力を集中して、非常に激しい戦いが、特に最後の要衝といわれるセベロドネツクというところで行われてきた。おそらく市街戦のような形に最後はなっていたのではないかなと、想像に過ぎませんけれど。

なんとも血なまぐさい話なのですが、どうやらロシア軍がセベロドネツクの支配権を100%確保したのではないか、という情報が多くなってきています。ですが、これで終わるのかというと、ルガンスク州に関してはもう一カ所、ロシア軍が抑え切れていない場所があって、それはセベロドネツクから川を渡った先のところらしいのです。ここをロシア軍から見て落とすためには川を渡らなければならない。

ところが渡河作戦というのはこの間3回ですかね、ロシア軍は大失敗をしていて、ものすごい数の兵員をそこで失っているんですね。でも、ロシア軍は常に大軍で押し寄せてきていますから、委細かまわず前に失敗したのと同じやり方でトライして、やはり同じようにやられてしまうということがあった。さすがに3回失敗していると、次はどうなるのかと。ここの攻防に関してこれからしばらくの間、色々な情報がでてくるのかもしれません。そんなところですね。

それ以外にメディアで語られていることは、一つはウクライナからの穀物輸出を巡って、世界の広い範囲で飢餓が起こるのではないかという。これも責任のありかに関しては、ロシアを非難する声が最も多く、ロシアが黒海を事実上封鎖しているということ。穀物を積んだ船がウクライナから外に出られないのは、ロシアの黒海艦隊のせいだというふうに考えられますし、ロシア側から見ると、そうではなくて、あれはウクライナが封鎖しているのだという、もう何か、マジですかといいたくなる屁理屈だけれど、そんな理屈もあるのでしょう。ここにものすごく大きな問題がある。

それからルガンスク州を全部落とすことの意味は…。6月12日は「ロシアの日」というのだそうですね。ロシアの建国記念日になっている。6月12日の式典の前にしかるべき戦果を上げて、それを手土産にと言ったらなんですが、その日に発表・報告できるようにしたいというロシア政府の意向があるのではないかという議論がある。いや、そんなの関係ないですよという議論もあり得ますけれど、彼らの目論見通りに達成されれば、大きく喧伝するでしょうね、きっと。それは間違いないことだと思うのです。

それからプーチンさんの体制の歴史的な意味について色々な研究者の見方などがこの間メディアの中でずいぶん出てきています。で、そこで一つ鍵になるのはかつてスターリンというとんでもない指導者がいたわけですけれど、大粛清を敢行した人で、自分の権力維持のためにごく近い人を含めて、1千万人くらいが犠牲になったのではないかといわれるくらい。ロシア共産党ソビエト共産党の内部も外部も含めて「人民の敵」ということになると、すぐに処刑なんですよね。そういう世界があったということ。ただスターリン率いるソ連軍がナチスドイツを破って第二次大戦に勝利したので。その間には2,700万人の犠牲者が出てもいるのですが、そういう戦いに勝利した英雄としてのスターリン。これにも、そうではないという議論が出てきていますが、そのスターリンを再評価する動きが非常に強まっていて、粛清の犠牲者についての議論(復権)もしにくい状況になっているようですね。

 

自民党政権を批判する国民を監視。侮辱罪の厳罰化で“言えなくなること”

公人・私人を問わず自由な発言が可能である反面、昨今は行き過ぎと思わざるを得ない言葉が飛び交うネット空間。そんなネット上の誹謗中傷対策として先日、侮辱罪を厳罰化する改正刑法が可決・成立しましたが、不穏な動きもあるようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、厳罰化された侮辱罪を自民党政権が自らの権力維持に利用しないはずがないと断言。現役自民議員のSNS上の発言等を取り上げつつ、政治家に対する「侮辱発言」が今後どう扱われようとしているかについて考察しています。

 

侮辱罪の厳罰化という政権批判封じ

「インターネット上の誹謗中傷対策」という大義名分を盾に、自民党が推し進めて来た「侮辱罪の厳罰化」を含む改正刑法が6月13日、与党などの賛成多数により、参議院の本会議で可決・成立してしまいました。これで、自民党政権を批判する国民を監視するため、萎縮させるための悪法が強行採決されたのは、2013年11月の「特定秘密保護法」、2017年6月の「共謀罪を含む改正組織的犯罪処罰法」に次いで、3本目となりました。

また、今回の法案は、三原じゅん子参議院議員が座長をつとめる自民党プロジェクトチームが政府へ提言書を提出したのが2020年6月なので、3本すべて安倍政権下で提言された悪法ということになります。

さて、今回の「侮辱罪の厳罰化」の発端となったのは、女子プロレスラーの木村花さんが、インターネット上の誹謗中傷を苦に、2020年5月に自殺してしまった事件だと言われています。その後、木村花さんへの誹謗中傷を行なっていた者は数多くいたのに、実際に立件できたのは2件だけで、その罰も僅か9,000円の科料だったことから、厳罰化への声が高まりました。

事実、木村花さんのお母さまも、当初から「侮辱罪の厳罰化」に支持を表明していましたし、今回の成立を受けての記者会見では「これまでの侮辱罪では抑止力にならなかった。私の中では『やっと』という思いが強い。(支持してくれた人たちに)感謝の思いでいっぱい」と述べました。

これまでの侮辱罪の刑罰は「30日未満の拘留又は1万円未満の科料」だったため、この「9,000円の科料」は上限ギリギリのものでした。しかし、人の命を奪ったのに、これでは軽すぎるということで、今回「1年以下の懲役と禁錮(拘禁刑)、30万円以下の罰金」という法定刑に変更され、事実上の厳罰化となりました。犯罪の刑罰には「犯罪抑止」という側面もありますので、今回の厳罰化には一定の抑止効果も期待できると思います。

これだけであれば、あたしもこの改正法案に賛成していました。しかし、常に「国民の権利など二の次」という自民党政権が、こんな美味しい法案を自分たちの権力維持に利用しないはずがありません。以下、今回の改正法案を推進した自民党プロジェクトチームの座長をつとめた三原じゅん子参議院議員と、映画評論家の町山智浩氏との当時のツイッターでのやり取りです。


三原じゅん子 @miharajunco
インターネット上の匿名での誹謗中傷の人権侵害に対して、政治家として動き出します。
午後1:02 2020年5月25日


町山智浩 @TomoMachi
木村花さんを政治に対する批判封じ込めに利用しないで欲しいです。
午前8:43 2020年5月26日


三原じゅん子 @miharajunco
何度も書いていますが、批判と誹謗中傷の違いを皆さんにまず理解して頂く事が大切。
まして政治批判とは検討を加え判定・評価する事です。何の問題も無い。ご安心を。
しかし、政治家であれ著名人であれ、批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害は許されるものでは無いですよね。
午前9:05 2020年5月26日

 

有能な人々はロシアから既に脱出。崩れた「プーチン失脚」のシナリオ

ウクライナ東部でロシア軍の攻勢が伝えられるものの、ウクライナの激しい抵抗により、戦争の終わりは見えてきません。戦争の長期化で経済制裁が功を奏し、プーチンが失脚するという欧米のシナリオは既に崩れたと見ているのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、その理由として、有能な人々が政権中枢から退けられたか国を脱出していることをあげます。そしていまのロシアはミッドウェー海戦後の日本のようだと評し、無能な指導者のせいで悲惨な末路を迎えるロシアを憂い、「日本も気を付けた方がいいよ」と意味深な言葉を綴っています。

 

ウクライナ紛争と穀物価格の高騰

ウクライナ紛争は杳として終結の兆しが見えない。ロシアはウクライナの首都キーウの奪取に失敗し、東部に戦力を集中しているが、ウクライナの抵抗も激しく、一進一退の攻防が続いていると報じられている。ロシアが攻勢を強めるといった報道があるたびに、西側からウクライナに強力な武器が供給され、この紛争はロシア対西側の戦闘といった様相を呈しており、西側は面子にかけてもロシアの一方的な勝利を許さないだろう。

戦闘を続けるには戦費が必要だが、ロシアは、欧米諸国の経済制裁によって、経済的に追い込まれており、長期的には戦争を継続できなくなると思われるが、それが1年先か2年先か5年先かは分からない。

紛争前にロシアにいた優秀な人材、例えばIT技術者などの科学者、起業家、資産家はすでにロシアを離れている。独立系ロシアメディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が5月9日に報じたところによると、2022年1~3月に388万人がロシアから出国したという。現在、この数はもっと大きくなっているだろう。

プーチンに批判的な官僚や軍人は左遷されたか、国外に脱出したか、しているだろうから、政権中枢に残っているのはプーチンに忠誠を誓う以外に生き延びる術がないと思っている無能な人々だけだと思う。

西側が経済制裁を始めた直後は、ロシアの人々は日々の生活に困って、プーチンの始めた戦争を怨んで、プーチンは遠からず失脚して、新しい政権とウクライナの間で停戦が成立して紛争は終結するだろう、との希望的観測が一部で流れていた。

プーチンが失脚した後の新生ロシアとしては、紛争の原因を一人プーチンに負わせて、和解交渉が成立すれば、紛争によるロシアのダメージを最小限に抑えられるし、惨めに敗北するよりも、はるかにロシア全体としての面子も保てる。西側としてもプーチンが失脚して、とりあえず紛争が収まれば、ロシアを経済制裁する必要もなくなる。天然ガスや原油などの化石エネルギーをロシアから自由に輸入することもできるようになり、双方にとってウィンウィンになるというシナリオだ。

しかし、このシナリオが成立するのは、プーチンのやり方を快く思わない有能な人々が、政権の中枢に残っている限りにおいてなのだ。恐らく今は状況が異なっていて、例えプーチンが死んでも、残った政権中枢の人々は、プーチンに洗脳されている(というよりもプーチンに賛成して戦争路線を擁護していた自分の意見を変えることが難しい)ので、プーチンの引いた戦争路線をクラッシュするまで走るしか選択肢がないという状況だと思う。太平洋戦争の半ばに、ミッドウェー海戦で大敗北を喫した後の日本みたいなものだ。

 

コロナ前より売上UPの衝撃。客単価を大幅に上げた鳥居酒屋に学ぶ「3つの取り組み」

仕事の後などにお酒を飲む習慣はなかなか戻らず、いまだに苦しむお店が多くあります。そんな中でも、コロナ前と比較して売上をアップさせている企業はあり、鳥居酒屋業態中心の企業のケースを紹介するのは、船井総合研究所で史上最年少のフード部マネージャー職に就き、現在は京都で外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポートする堀部太一さんです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で堀部さんは、売上アップのために重視した方程式の各項目のうち、客単価(組単価)をアップさせるための3つの取り組みを詳しく解説しています。

 

コロナ禍前比でも売上をプラスに戻した企業で行った3つの取り組み

月の売上データがまとまってくる中で、嬉しいことに売上が戻ってきたところが多く、また新たにコロナ前比でプラスにしたところも。

全体的にはまだまだ外食は厳しいなか、企業別だと良い事例も増えています。今日はその一つを深掘りしていき、参考になりましたら幸いです。

今回重視した売上の方程式

売上の方程式。たくさんある中で今回重視したのは下記です。

売上=有効顧客数×年間平均利用回数×組単価

掛け算ですのでそれぞれが上手く掛け合わさると必ず売上は向上します。

組単価(客単価)増に向けて

コストプッシュなので値上げをする。これ自体は普通のことですし、今値上げせずいつするのか?とも思っています。また大切なのは「粗利率」です。コストプッシュ分を値上げしただけだと、今後も継続するコストプッシュをクッション出来ません。

こちらは鳥居酒屋業態が中心なのですが、客単価はこのように変化しました。
2019年:3,800円
2022年:4,750円(125%)
粗利率も「1.5%」改善しているため、収益性もちゃんと向上しています。

ただ値上げするにはその分「価値」も重要です。上述の通り「メリハリ消費」なのであれば、そこの強化を行うようにしました。

名物の出数構成比率を80%以上に

元々60%台だったのものを80%以上に!をKPIとし、結果的に90%弱まで注文されるようになりました。商品としては「盛り合わせ」なのですが、

  • 初期注文時に対話とおすすめの徹底
  • 提供時のプレゼンテーションの徹底
  • 商品完成までは劇場型の要素を強化(目の前完成)
  • 追加商品は限定訴求

上記によって粗利率もよく単価の高い名物が出ることが最も影響が大きかったです。

〆料理の名物開発

居酒屋での可食重量は「500g」程度です。それで考えると、〆料理があっても魅力があれば出る。これを前提に名物商品を強化しました。

鳥業態であれば親子丼などが多いですが、そこは差別化し辛いと判断し避けました(商品には追加しましたが名物ではない)。

「卵」を中心に設計して居酒屋の枠外から人気メニューをピックアップして強化。これが刺さって組数対比ではありますが、50%くらいが出るようになりました。

〆は単品としての原価率は20%前半なので、ここでも単価を上げつつ粗利率も改善。

 

力こそ正義?習近平は中国共産党と台湾の関係をどう考えているのか

先日シンガポールで開催されたアジア安全保障会議の席上、戦争も辞さないとして台湾の独立阻止に強い姿勢を見せた中国代表。かつて習近平氏も武力による台湾併合を口に話題となりましたが、独裁体制を強める中国の指導者はどのような「台湾観」と歴史認識を持っているのでしょうか。今回のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』ではジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さんが、習近平氏のこれまでの発言の分析を通して、その解明を試みています。

【関連】中国の横暴。何を根拠に「台湾は自国の不可分の領土」と言うのか?

 

風雲急を告げていた中国の台湾侵略計画の新たな展開 2 習近平国家主席の歴史認識を考える

前回は中国共産党の支配する「中華人民共和国」と、中国国民党の支配する「台湾(中華民国といってよいかどうかは微妙)」の関係をかなり簡単にお話してきました。

【関連】中国の横暴。何を根拠に「台湾は自国の不可分の領土」と言うのか?

実際に、その歴史にとらわれるような書き方はしたくありません。

そのような歴史の話ばかりをしても、あまり意味はありませんし、また、そのような話は様々なところで見聞きすることであると思います。

そこで、「習近平国家主席の考え方」ということと、人民解放軍の動きそして、それに対する国際情勢の動きということに焦点を当てて話をしてみたいと思います。

もちろんその中で「歴史」にかかわりがあることは、見てゆきたいと思います。

さて、まずは習近平国家主席の考え方ということを解明してみたいと思います。

もちろん、現在の段階で習近平国家主席の考え方は「私が推測する」ということしかないので、この内容が正確であるかどうかは不明でしかないということになります。

もちろん、私のように習近平国家主席の周辺の人にも嫌われている場合、様々な人との会話で大体の事を推察することもできませんので、より正確性はおちてゆくということになります。

そのような場合は、習近平国家主席の基本的な性格と、一方で様々な発言や出来事から変化する心を推測し、どのようなことになっているのか調べるしかないということになります。

さて、たった今「歴史」は関係ないといったばかりですが、このように習近平国家主席の思考を追うためには、最低限、「習近平国家主席が中国共産党と台湾の関係や歴史をどのように認識しているのか」ということを見なければならないということになります。

そこで、その一つの指針となる内容を見てみましょう。

昨年、2021年の10月9日に、辛亥革命100年の記念式典がありました。

その中で習近平国家主席は、「平和的な方法」での統一が「台湾の同胞を含む中華民族全体の利益に最も合致する」と述べています。

ただ、「国家の主権と領土保全を守るという中国国民の固い決意と確固たる意志、高い能力を誰1人として過小評価すべきではない」とも付け加えています。

「祖国の完全統一という歴史的課題は必ず果たされなければならないし、必ず果たされるだろう」ということを言っているのです。

これは、習近平国家主席が、当初は平和的な手段で国家統一を図るということを目指しますが、最終的には軍事的な威圧または手段を厭わないということを主張しているということになります。

それ以前の7月1日の演説を解析すると、習近平国家主席の考え方はこのようになっているということが見えてきます。

 

こんな祖国に誰がした。日本を30年間停滞させた戦犯たちの正体

誰もが右肩上がりの経済成長を信じていた昭和時代から一転、低成長に喘ぎ、息苦しい空気ばかりが充満していた平成の30年間。なぜあれだけ光り輝いていた日本は、ここまで悲惨な状態に陥ってしまったのでしょうか。その原因を専門家や政府、メディアに求めるのは、中部大学元教授の武田邦彦さん。武田さんは自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で今回、彼らが犯したミスを指摘・断罪しています。

 

日本人が大損害。1990年の迷走政策が変えた暗い日本社会

日本の未来は明るい。

でも、現在のような報道と政策が続けば暗くなる。つまり、状態は悪くないが、故意に日本をリードする立場の人たちが暗い方向に進めているということだから、ちょっと工夫すれば明るい未来が待っている。それも現在の日本の力をそのまま活かせばよい(インフラも人材も今のままで十分に明るくなる)。

例えば1990年を考えてみよう。

日本では高度成長が終わり、バブルが崩壊した。時代の変化はさまざまな要因で起こるので、世界ではベルリンの壁の崩壊、ソ連邦の終焉があり、世界も日本も大きく変化した。変化自体は時代の流れだから止めることはできない。ただ、人間のできることは「変化にめげないこと」である。

アメリカは変化にめげずにITソフトの分野に出て、GAFAと言われるグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルなどの主要なネットビジネスは、そのほとんどが5年後の1995年頃に創業した。アメリカの強さは資本力やお金を儲けたいという強い意志に加えて、常に前向きである点だ。

中国は発展途上だったので、それを利用してITハードを急激に発展させ、それを助力したのが日本だった。

それに対して日本の政策は迷走していた。アジアの小国から高度成長期に一気に世界の2番目のGDP、国民の平均所得も一流国とほぼ同じになったのに、「これで十分、もう発展する必要はない」とメディアがキャンペーンを打った。そればかりではない。「ゴミが溢れる」「環境ホルモンなどが拡散している」と人々の不安を煽る社会となり、日本だけがグーグル、ユーチューブ、スマホなどとは全く違う方向に進んだ。

30年前の日本の考え方が間違っていたかどうかは結果を見ればわかるが、この30年間で、日本人の年収は全く増えず、アメリカが3倍、中国の沿岸部は5倍以上の伸びであった。今になってわかることでもあるが、「ゴミが溢れる」とか「環境ホルモン」などはすべて「ウソ」であったし、それに惑わされた専門家や政府、それにメディアが不見識だったと言えるだろう。その不見識のために日本人は大損害を受けたのである。

 

「相手に自分の存在がバレた」現実の探偵は危機的状況でどんな行動を取るのか

探偵といえば尾行や推理するだけでなく、いざとなれば相手と戦ったり…といったイメージがあります。もちろんドラマや漫画の中の話だとは思いますが、実際に危機的な状況に陥った時、現実の探偵はどのように対応するのでしょうか?今回のメルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんは、ご自身の経験を語りながらその答えを明かしています。

 

探偵はドラマやマンガのようにバレたら戦うことはあるのか?

ドラマや漫画の中の探偵の能力は、よく推理力×戦闘能力で測られることが多いですし、観る側もそれらを求めていると思います。

『探偵=強い』そんなイメージが皆さんの中にあるせいか、よく「格闘技はなにかされているんですか?」と聞かれます。

僕はたまたま小さい頃に空手をやっていましたが、探偵になってから格闘技を習ったことは一度もありません。というよりも、その必要がないのです。

何故なら調査の中で「戦うタイミング」がないからです(笑)。そう、実は現実の探偵は対象者と拳を交える機会はほとんどないのです。

探偵の一番のミッションは「相手に存在がバレないこと」です。

浮気調査にしろ、企業関連の調査にしろ、目標物の撮影や情報収集は、相手にバレていないことが前提にあります。なので相手と戦うということは相手に存在を知られていることになるので、まず避けます。

では、万が一存在がバレたら?そんな時に探偵が取るべき行動は1つ。

「逃げる!」

それしかありません。ごまかせるレベルならごまかせばいいですが、存在がバレ、身体に危機が及ぶ状況の場合は、とにかく逃げます。

相手と戦って勝ってしまったら?相手は傷害罪で訴えてくるでしょう。負ければ身元がバレます。そう、戦って良いことは1つもありません。

逆に逃げることさえできれば、相手に情報を与えずに帰還できるので、調査のやり直しがきくのです。

文字にするとあまりカッコよくないですが、クライアントの為になる行動はどちらか?を考えると相手を倒すことではないのです。

探偵は「逃げるが勝ち!」。

 

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福岡PARCOに“風俗案内所”誕生?悪ふざけに苦情殺到で謝罪&撤去、デザイナーを「本日の出勤」扱いにして大炎上

「福岡PARCO」(福岡市中央区)が14日夜、1階エントランスに設置していた展示物を閉店後に撤去すると発表した。11日から開催されていた店内イベント「パルコ感覚」の展示案内が“風俗案内所”を模していたことに来場者から批判が寄せられたためだ。アーティストの1人は、これを重く見て、作品の展示をとりやめている。誰がみても“アウト”な展示案内がなぜ事前のチェックをすり抜けて設置されることになったのだろうか?

ファッションビルに“風俗案内所”が出現の怪

「パルコ感覚」は「新たな感覚を広げよ」をテーマに九州一円のカルチャーを集約したイベント。

問題になった「パル感無料案内所」の外壁には、「本日の出勤キャスト〇〇名」の下に「パルコ感覚なら、初めてのご来店でも、ご指名なく遊べる」と書かれており、あきらかに風俗店の無料案内所を意識した作りだった。

また、内部では下着姿の女性姿の絵に添えて、「刺激担当当店No.1」「感覚刺激コースを始めました」などの言葉が並んでいたという。

多くの女性客が来店する「福岡PARCO」で、こんな展示物が受け入れられるワケがない。

さらに参加アーティストの1人 「noe risa」さんは14日からの作品の展示をとりやめると表明している。risaさんの作品は自らのヌードのセルフポートレートであり、性風俗と結びつけられることを避けるためだと思われる。

ネット上でも「アーティストへのリスペクトがなさすぎ」「吉野屋シャブ漬け発言と変わらない」という批判の声が殺到。

展示案内を制作した従業員は朝日新聞の取材に対し、「歓楽街中洲に近いために、コロナ禍で打撃を受けた街を応援する意味があった」と説明している。

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風俗案内所が絶対NGとなる博多の特殊事情

福岡PARCOの目と鼻の先にある中洲は九州一の風俗街。なかでも風俗無料案内所の数は歌舞伎町を抜いて全国一を誇る。

2015年の福岡県の迷惑行為防止条例でキャバクラやスナックなどの客引き行為を禁じられたことが大きい。案内所の役割が大きくなり、10年で約4倍に膨れ上がった。

そのために、案内所同士の競争が生まれて、明るい照明や刺激的な写真やパネルが乱立するようになったという。

中洲の事業者や住民らは景観を損ねると度々博多署に要望書を提出。さらに暴力団が案内所からみかじめ料を受け取ったとして、資金源になっているとみられており、度々規制が強化されている。

もはや無料風俗案内所は中洲の風俗街を象徴するような存在になっている。

福岡の女性客でも一目でその展示案内が何を模しているかすぐ分かるだろうし、男性ならば身近にありすぎて、何が悪いのか麻痺してしまっていてもおかしくない。

せめて、展示案内の制作中に女性の意見が反映されてれば、今回の事態を免れたのかもしれないが、「PARCO感覚の」運営者は男性6人に女性1人だったという。

来場客とアーティストには女性が多いのに、これではあまりにもバランスが悪い。運営側の男女比率も考慮にいれるべきだったかもしれない。

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品格が疑われる今回の騒動。「おもしろい」という身内ウケだけが先走り、このような事態になることを想定できなかったのだろうか。多くのカルチャーを生み出してきたPARCOだけに、残念としか言いようがない。

韓国で恐怖の火災事故。現代自動車のEVが衝突3秒で炎に包まれ運転手ら死亡

韓国の電気自動車「アイオニック5」が大きな事故を起こしました。その悲惨さは通常の自動車事故とは比較にならないものだったようです。その詳細を無料メルマガ『キムチパワー』で、韓国在住歴30年を超える日本人著者が分析し伝えています。  

バッテリー熱暴走

韓国、現代自動車の電気自動車に「アイオニック5」というのがある。町中を走っていてもよく見かけるようになった。かなり売れているようだ。この「アイオニック5」の事故の話である。

6月4日午後11時、釜山江西区南海高速道路西釜山料金所で電気自動車アイオニック5が料金所衝撃吸収帯に衝突した。

車両は火災が起きて黒く焼けた形だけが残っており、運転手と1人の同乗者は全員車内で死亡した状態で発見された。料金所前方の道路分離壁と衝撃吸収台に正面から衝突した事故だった。

釜山西部警察署の関係者は「事故が起きた地点はハイパス(ノンストップ自動料金支払い所)ではなく現金精算区域であり、車の破損程度を見た時も車が高速で走ってきて衝突したようではない」と明らかにした。搭乗者が衝突の衝撃で死亡するほどスピードを出しすぎていたわけではないということだ。

しかし、事故車(電気自動車)の搭乗者たちは燃える車から抜け出すことができず死亡、車両火災の鎮火にもなんと7時間もかかったというから驚きだ。

搭乗者が脱出できなかったのは、車が衝突するやいなや火がついたためと推定されている。警察のCCTV分析の結果、事故電気自動車は衝突直後、約3秒で車両全体に炎が広がった。

事故担当調査官は「衝突直後、1~2秒で『ポン』という音がボンネット側からなり、直ちに車両前方全体に広がった」と述べた。当時、出動した消防士は「事故から15分後に現場に到着したのだが、車内まで火が広がった状態だった」と話した。

消防当局と専門家たちは電気自動車バッテリー温度があっという間に高温に跳ね上がり、手のほどこしようもなく火が大きくなる現象、いわゆる「バッテリー熱暴走」が事故車両で起きたと推定している。

バッテリーが外部衝撃を受けて損傷すればバッテリーパック内部温度が摂氏30~40度から800度まで跳ね上がる現象だ。

バッテリーは小さなセル単位をきちんとつなぎ合わせて作るが、セル一つに高熱が出るとすぐ横のセルも燃え上がりドミノのように火がつくのだ。

国立消防研究院のナ・ヨンウン研究士は「バッテリー熱暴走はバッテリー損傷直後に1~2秒だけでも起こりうる」と話した。

『鎌倉殿の13人』で注目。御開帳で賑わう善光寺、その歴史は災難だらけだった

高い視聴率を維持し、評判も上々のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。源頼朝とゆかりの深い信州・信濃の善光寺に注目が集まっています。7年に一度の御開帳で賑わう善光寺。そこで今回は、無料メルマガ『安曇野(あづみの)通信』で、著者のUNCLE TELLさんが 善光寺の歴史とその栄枯盛について語っています。 

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で話題の源頼朝と善光寺

信州信濃の善光寺、善光寺と長野の町は、今、7年に一度の「善光寺前立本尊御開帳」でにぎわっている。

知る通りコロナの影響で一年延び、令和4年の今年開催になった。当初5月29日(日)までの予定あったが、6月29日(水)まで期間が延長。後半月、コロナも下火に参詣者の波はラストスパートというところ。

一方、源頼朝、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で話題、注目されている。頼朝と信濃、また善光寺とのかかわりはけっこうあるのだが、今後のドラマのストーリーの中でそれが出てくるものか。

ところで現在の善光寺は、将軍綱吉の時代に建立されたものである。当時でも今でもまれにみる巨大な木造建築物という。柱のない梁の長さは当代随一であったとも。

この建築には莫大な費用がかかったがその大半は幕府が拠出した。それだけでは足りず寺では特に幕府の許可を受け、全国各地で善光寺仏の幾つかを公開(開帳)して勧進を行い布施を集めた。

これは、それだけ善光寺信仰が全国的に浸透していた証拠でもあり、さらに広まる契機になったとされる。

建築は奉行を任命し幕府と松代藩の宮大工が当たった。焼失したそれまでの善光寺は、現在の本堂よりずっと下の位置にあった。

今の大勧進より下の元善町と呼ばれるあたりにあったようだ。元善(モトヨシ)とは文字とおり元の善光寺という意であろう。

また当時の南大門の位置は、蔦友・信金支店から上の大門町あたり。また東之門町西之門町は当時の東の門西の門のあった位置の名残であろう。

かなり前のことになるが、大門町の道路脇から鎌倉・室町期以降の大量の石塔などが出土し注目された。これらの石塔類は古い善光寺の礎石にも使われたらしいとは歴史講座の先生。