“静かな悲鳴”を聞け。「望まない妊娠」を誰にも相談できぬまま病院にも行けず嬰児を遺棄する日本の若い女性たち

フランスやドイツで公的に認められている匿名出産をはじめ、アメリカや韓国などにも存在する、「望まない妊娠」等で生まれてきた命を守る取り組み。しかし日本では匿名出産を受け入れる施設はあるものの、公的な支援や補助はないのが現状です。そんな状況を取り上げているのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、危機的な少子高齢化に直面しているにも関わらず、生まれてくる命を守っていると言い難い日本社会の姿勢を疑問視。その上で、私たち国民が徹底的に議論すべき問題と考えるべき事柄を提示しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:大切な命を守るのは誰?

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

大切な命を守るのは誰?「望まぬ妊娠」若い女性たちの“静かな悲鳴”

日本が危機的な少子高齢化に直面していることを否定する人はいません。しかし一方で、生まれてきた大切な命を、「私」たちはきちんと守っているでしょうか。

NHKによると、2020年~23年の3年間に生まれたばかりの赤ちゃんが遺棄される事件は全国で40件以上にのぼっていることがわかりました。

その背後にあるのが「望まない妊娠」です。誰にも相談できないまま病院にも行けず、1人で出産し遺棄してしまうのです。

「もともと生理が不順で妊娠に気づいた時はどうすることもできなかった」
「妊娠を彼氏に伝えたら、連絡が途絶えてしまった」
「親を悲しませたくなくて言えないでいるうちに、時間が経ってしまった」
「経済的に病院に行く余裕がなかった。人生に絶望して一緒に死ぬことも考えた」

etc.etc…。

これらは望まぬ妊娠を支援する団体や病院に寄せられた、若い女性たちの“静かな悲鳴”です。欧米では匿名出産を認めていますが、日本では認めていません。むろん国も何もしていないわけではなく、22年9月、内密出産の手順や女性の身元情報に関するガイドラインを公表しました。しかし、法的な根拠がない中でのガイドラインですから、身元を明かすのが大原則。その結果、下手にSOSを出して自分の妊娠が家族などに知れるのを恐れ、孤立する女性があとを経ちません。

例えばフランスでは、1793年から「匿名出産」が公的に認められ、1993年には民法に明記されました。国籍や年齢に関係なく、病院は匿名出産を受け入れる義務が課されています。ドイツでも法律が整備され、2014年から全ての病院で匿名出産が可能になりました。費用も国が負担し、子どもを産んだ女性には「母親とならない選択」が与えられます。

また、アメリカでも Infant Safe Haven と呼ばれる制度があり、生後一定期間内の子どもであれば,匿名で病院、消防署、警察署等の職員に手渡すことが各州で認められています。

韓国でも、未婚女性らが身元を隠して医療機関で子どもを産める「保護出産」が7月から法的に認められます。政府の調査で病院に出産記録があるのに出生届が出ていない「消えた赤ちゃん」が少なくとも2,000人以上いる実態が明らかになり、未婚の母に対する根強い偏見などが母子の命を危険にさらしていることが顕在化。匿名で安全に出産できる制度の法制化につながったそうです。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

ネットは「時間を賭けたパチスロ」と同じ。だからネットを絶つことが必要なんだ

退屈になった時に、ついネットやスマホを見てしまう。この現象、あなたも経験したことはありませんか?メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、「ネットはスロットマシンと同じ」であるとして、回数を減らすことを心掛けましょうと呼びかけています。

ネットはスロットマシンと同じ

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

私たちは、ふと退屈になったときに、ついついネットやスマホを見てしまいます。

ネットはスロットマシンと同じ。

より現代的に言えば「ガチャ」と同じです。

期待することは「何か面白いことないかな」

「楽しいメッセージが来てないかな」

ということ。

そしてラッキーなことに「当たり」なら、その願望が満たされます。

しかしアンラッキー(というか確率的に大半はこうですが)なことに「ハズレ」になってしまうと、何も面白いことがないままです。

これ、コインを投入して、スロットマシンまたはガチャを回しているのと、何も変わりません。

賭けているものは、スロットなどと違って、お金ではなく「時間」です。

あなたの貴重な時間を、毎回数分ずつ賭けています。

タイミングによっては、数十分、いえ数時間賭けてしまうこともあるかもしれません。

これ実際、どう思いますでしょうか。

果たして得られた喜びは、その時間に見合うものなのでしょうか?

もし見合わないのなら、それこそ何百円、何千円のお金を賭けて、しょーもないものばかり出てくるスロットマシンと大差ありません。

思い当たることがあるのなら、ぜひ、スマホやネットにふれる時間を減らしてみましょう。

とはいえ、いきなりゼロにするのが難しいのなら、「一日の回数を決める」こと。

オススメは、3~5回です。

実際、回数を減らしてみれば、総計時間も減っていきます。

覚えておきましょう。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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接客のプロが思わず惚れた、自分の足で近くの店を見ているショップ店員

商業施設で買い物をする時、いろいろなお店を比較して選ぶことって多いですよね。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、そんなお客様が多いからこそ、接客員がすべきちょっとした努力について語っています。

近隣との比較の上で

商業施設なんかで接客を受けていて、「この人良い!」と思う販売員の方に出会うことがあります。

何でそう感じるかというと、比較対象の話になった時です。

例えばアパレルショップでパンツを見ていて、

「うーん、これもいいけどなぁ」

と僕が悩んでいます。

そこでどんな商品と比較をしているかの話になるのですが、

「さっき〇〇で見てきたのも気になる」

と伝えると、

「あぁ!あのパンツも良いですよね!」

と即座にどんなブランドか、どんな商品かを理解してくれる人がたまにいるのです。

他にもいくつかの候補の話をすると、そういう人はたいてい、

「あのパンツはこうですよね」

「こっちのパンツはこうですよね」

と、他の店の商品でも自分の店の商品かのごとく教えてくれます。

ここまでいくと、たとえそのパンツをこの場では買わなかったとしても、次に接客を受けて買うのはこの人になってしまう僕です。

販売員って自社商品について詳しいのは当然のことなのですが、他社について詳しい人って意外とそう多くはありません。

セレクトショップなんかだと、いろんなブランドを知っていないと接客にならないことも多いために詳しい人も一定数いますが、単ブランドの場合はそうでもないことは少なくないのです。

そのことを批判はしませんが、やっぱり他のブランドを知っているのはそれだけお客様にとってメリットになります。

特に商業施設のように、

・いろんなブランド(店)が固まっている

・お客様は買い周りや比較検討しやすい

という環境にある場合は、他所の店のことを理解しているとそれだけお客様の買い物がスムーズになりやすいわけです。

5月5日は韓国でも子供の日。隣国の子供たちが一番苦しんでいることは?

日本と同じく、韓国でも5月5日は子供の日でした。そこで、韓国の小学生を対象に実施した子供の日記念子供認識アンケート調査の結果が発表され、無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が詳しく紹介しています。

韓国の小学児童の幸福条件1位は?

週末の5日は韓国での子供の日だ。(日本も同じ日だが。)小学校高学年の児童らが考える幸福の条件第1位は「和やかな家族」というアンケート結果が出た。

子供たちが家庭で最も苦しんでいることとしては「塾の宿題と勉強量」が挙げられ、学校では「学校暴力なしに尊重する生活」を最も多く望んでいることが調査の結果わかった。

2日、初等学校(小学校の意)教師労働組合は先月16~26日、全国初等学校4~6学年の生徒7010人を対象に実施した「子供の日記念子供認識アンケート調査」結果をこのように公開した。

アンケートは個人・家庭・学校・我が国(=韓国)の領域別に子供が考える権利と義務、人生の満足度などを尋ねた。子供の日の当日、一番やりたいことを尋ねると「欲しかったプレゼントをもらう」が42%で1位であり、続いて「家族と外出する」20%、「自由時間」17%などの順だった。

家族にもらいたいプレゼントに対する応答率は「現金および商品券」が21%で最も高かったが「家族と一緒に過ごす時間」も20%で僅かに2位を占めた。ただし、家族と対話する時間としては「1~2時間」(26%)と「1時間未満」(21%)を最も多く挙げ対照を示した。

幸福の条件第1位には「和やかな家族を作ること」(39%)が選ばれた。自我実現である「努力して私の夢や人生の目標を成し遂げること」(29%)等を完全に抑えて堂々の第一位となったのだ。

子供たちが家庭で最も難しく感じるのは「塾の宿題と勉強」(29%)だった。過半数以上の子ども(53%)は、学校の授業が終わった後、すぐ家に帰りたいと答えた。学校生活で最も望む点は「互いに尊重し合い、校内暴力のない学校」(58%)を挙げた。

学校生活で最も重要だと思うのは、「思い出を残す」(43%)と「幸せな交友関係を結ぶ」(31%)の順だった。

労組は授業を妨害する生徒を教室から分離措置する教育部の生活指導告示などについても調査した。アンケートに応じた子供たちは「授業の雰囲気が安定しそうだ」(39%)および「授業時間に先生の話をもっとよく聞けるようだ」(23%)等の順で肯定的に評価した。

子供たちが選んだ未来の大韓民国で最も重要なことは「戦争がなく平和に暮らすこと」(30%)、「教育の質を高め、すべての子供たちが自分の夢を実現できる機会を持つこと」(23%)などの順で調査された。[ニューシス参照]

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厳しい修行を積んでようやく開業は過去の話?今のラーメン修行は一週間で終わる

飲食店を開くには料理人見習いとして厳しい修行を積む…そんな時代はもう過ぎ去っているようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、飲食店をサクッと開業できてしまう新しい学び方を紹介しています。

過酷な修行はいらない? 寿司・ラーメン・うどん店をサクッと開業!

飲食業界では、次々に新店舗が出現し、注目され、行列ができています。

そのスピードは驚くほど速く、人気が出るのも超高速だと言えます。

これは、SNS時代のビジネスモデルで、昔のような経験と時間を要していないからでもあります。

飲食店を始めるには、まずは料理人見習いとして、師匠に教えを乞うことが必要です。

皿洗いから始め、食材の下処理、盛りつけ、調理などを何年にも渡って学んでいきます。

これが料理人になるための王道で、それ以外の道はほぼ無い状況でした。

しかし現代では、過酷な修行を必要としない学び方が現れたのです。

調理師専門学校もそのひとつですが、そんな時間さえ掛けずに、もっと短時間で学べる方法があるのです。

寿司を学ぶためには1カ月。ラーメンは7日間。うどんは5日間。焼肉は5日間。お好み焼きは3日間。カフェ・喫茶店は全12回。

これほどの短期間で、調理技術をはじめ、出店場所の選定、商品価格の設定、従業員の雇用、接客にいたるまで、必要なことはひと通り学べる学校や教室が存在するのです。

かなりの詰め込みですが、何年も修行することを考えれば、途中で挫折する可能性も低くなります。

また、修行は日常の店舗営業の中で、ひとつひとつ覚えていかなければならないので、効率は悪く、知りたいことを知りたい時に会得することはできません。

「師匠・先輩の技術を盗め、見て覚えろ」などとも言いますが、見て覚えるのなら、いまは「YouTube」があります。

統一教会と密接「勝共連合推進議員連盟」の生き残り麻生太郎氏の差別意識

言動が何かと物議を醸す麻生太郎氏。日本の宰相も務めたこの人物は、自民党や政治家のさまざまな問題で名前が上がることがあっても、最終的には難を逃れ、政府や党の要職の座に就き続けてきました。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、そんな麻生氏の差別発言に対して、亡くなった野中広務氏が「絶対に許さん」と激怒していたエピソードを紹介。問題発言に対して部落解放同盟が抗議さえしなかったために、麻生氏が“生き残った”と指摘しています。

統一教会仲間のトランプと麻生太郎

安倍晋三、麻生太郎、甘利明は3Aと言われた。それをスリーAではなくスリーアホだと指摘したのは亀井静香である。

安倍が亡くなった後も、残った2Aはとんでもないことばかりしている。経済安保という名の監視統制法の成立に高市早苗と共に躍起になっている甘利だけでなく、麻生はわざわざアメリカに行ってトランプをヨイショしてきた。

この2人は統一教会仲間である。今度出した拙著『統一教会と創価学会』(旬報社)でも指摘したように、トランプと統一教会は切っても切れない関係がある。安倍が銃撃される原因となった統一教会関連のビデオにはトランプも出ていた。だから、安倍とトランプは“統一教会兄弟”とも言える。

大体、森喜朗、麻生、二階俊博の老害トリオ、頭文字を並べればMANとなるが、これがすなわち自民党マンなのである。裏金疑惑の両巨頭である森と二階は追及を逃れているが、麻生にもさまざまに疑わしいことはある。しかし、なぜか検察は宮家に関連のある麻生には捜査の手をのばさないという。

かつて、統一教会と密接な関係の勝共連合推進議員連盟というのがあった。主に自民党の議員が並んでいて、中曾根康弘などの名もあったが、いまも現役なのは麻生である。先年亡くなった細田博之と、つい最近まで“現役”は2人だけだった。

麻生の差別意識は根深い。80代も半ばのこの男がまだ引退しないのがおかしいのだが麻生は2003年9月11日の自民党総務会で驚くような差別発言をした。それを野中広務が激しく非難する。

「総務大臣に予定されておる麻生総務会長。あなたは大勇会(派閥の名称)の会合で『野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを私は大勇会の3人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんかできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」

魚住昭の『野中広務 差別と権力』(講談社文庫)によれば、この発言に総務会の空気は凍りつき、麻生は何も言えずに、顔を真っ赤にしてうつむいたとか。

その後も野中は折に触れてこれを問題にしたが、部落解放同盟中央本部は野中の告発に応えて麻生を糾弾することはもちろん、抗議さえしなかった。

『部落解放同盟「糾弾」史』(ちくま新書)の著者、小林健治は同盟が「“部落解放運動の生命線”と言われた“糾弾”にダブルスタンダードを持ち込み、抗議しやすい企業、宗教、メディアなどに対してのみ行い、本来の対象である権力への糾弾を回避した」ために社会的影響力を失っていったと指摘する。

特権にあぐらをかいて人権感覚のまったくない麻生がそれで生き残ってしまったのである。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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歴史を動かす米大学「反戦デモ」日本のZ世代が冷笑しかできぬ訳。米国との違い、団塊の責任…いちご白書エモくない問題

子どもを含む民間人に多数の犠牲者を出しているイスラエルのガザ攻撃。これに抗議し、関連企業への投資中止などを求める学生らの反戦デモが全米各地の大学に広がっている。ハーバードやMITなど名門校を含む米国のエリート学生たちは、なぜ逮捕のリスクを冒してまで、コスパもタイパも悪い抗議デモに参加するのか。米国在住作家の冷泉彰彦氏はその背景に、アメリカ映画『いちご白書』(1970)と、日本のフォークソング『いちご白書をもう一度』(1975)に象徴される日米の体験の差、さらに団塊世代とZ世代の関係性の違いがあると指摘する。(メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:米大の学生がデモに走る理由

日本の若者とアメリカの大学生は何が違う?米反戦デモを分析

日本の今の若者世代の空気感からすると、社会問題に関してデモをするというのは、他の意見を見下す敵対行為であり、自分の意見を至上とする唯我独尊ということになるようです。

しかも就職などの制約を覚悟できる一部の特権階級の行動という感覚もあるようで、とにかくある世代から下では、非常にネガティブな印象になっているようです。

その背景には、自己肯定感のレベルがある水準を下回る層をターゲットとした、現状維持勢力のステルス作戦が奏功しているのかもしれません。また、反体制的なカルチャーが全く現状に呼応せずシーラカンス化している問題も指摘できるように思います。

その一方で、アメリカではイスラエルのガザ攻撃による民間人犠牲に憤慨した学生たちによる反戦デモが全国の大学で吹き荒れています。

発端となったのは、ニューヨーク市内のコロンビア大学ですが、現在では、同じNYのNYU(ニューヨーク大学)から、マサチューセッツのハーバード大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)、更には評価が急上昇中のノースイースタン大学でも激しくなっています。

当然のように、西海岸でも活発化しており、中でも私学の名門USC(南カルフォルニア大学)、そして公立の超名門であるUCバークレーや、UCLAでも多くの逮捕者が出ました。

南部や中西部でも、多くの場合に大学構内はリベラルなカルチャーが多数派ということもあり、ヴァージニア大学(UVA)、テキサス大学のオースティン校などでも逮捕者が出ています。

アメリカの若者たちに根付く「民主主義とデモの伝統」

このようなトレンドですが、突然発生したわけではありません。

また、少数のアラブ系の工作員が意図的に工作したわけでもないと思います。

そうではなくて、アメリカの社会、あるいは若者層の中に「デモ」に関する伝統がある、そのように考えるのが妥当と思います。

1つは、2011年の秋、ニューヨークの金融街「ウォール・ストリート」を「占拠せよ」というスローガンでテント村を作った若者の運動が直接的な記憶のルーツとしてあります。このデモは、ウォール街だけでなく、たちまち全米に拡大して社会現象になりました。

最初は、アンチ・オバマ政権的なニュアンスがあることから、ノンポリもしくは右派の運動かと一瞬思ったのですが、そうではありませんでした。これは、民主党の党内左派の活発化の初めだったのでした。

自民党内から「岸田を羽交い締めにしてでも解散させるな」の声。それでも狙う“6月解散総選挙”で手を切る相手、組む相手

4月28日に行われた衆院3補選で全敗を喫し、ほぼ消えたとされる「6月解散総選挙」の可能性。しかし岸田首相はまだ「諦めてはいない」ようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野さんが、3つの補選が浮き彫りにした5つの注目すべきポイントを挙げ各々について解説。さらに首相が「6月解散総選挙」の際にぶち上げかねない「公明抜きの自維連立という構想」について考察しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:衆院補選全敗で吹き飛んだ「6月解散→9月総裁再選」シナリオ/いよいよ行き詰まる岸田政権

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

衆院補選3戦全敗で「6月解散総選挙」の線は消えたのか。岸田首相がやりかねないビッグサプライズ

4月28日投開票の衆院3補選は、予想通り自民党の全敗に終わったが、注目すべき第1は驚くべき投票率の低さ、第2は当選者と第2位との票差の大きさである。

投票率は……

▼東京15区=40.70%(21年衆院選と比べ18.03p減)
▼島根1区=54.62%(同6.61p減)
▼長崎3区=35.45%(同25.48p減)

と、いずれも過去最低を記録した。マスコミは、自民党が本当に全敗するのか、せめて島根だけは勝って全敗は免れるのか、そこが岸田政権の命運を決める「天王山」だなどと言って興奮状態なので、すぐに結果だけを論じようとする。しかし、長崎で3人に1人強、東京でも5人に2人ほどしか投票所に足を運ばないというこの現実は、誰が勝ったか負けたかという以前に、裏金問題をどうすることも出来ずに膿を垂れ流す自民党に対する怒りのみならず、それを目の当たりにして政権交代の見通しを示すことの出来ない野党への失望も含めた、政界全体への不信がかつてなく深まっていることを表している。

これを立憲民主党の側から見れば「3戦全勝」であり、しかも(次に見るように)いずれも第2位に大差をつけての当選であるけれども、所詮は「敵失」の余りの酷さゆえの得点増にすぎず、とうてい万歳を三唱できる状況ではない。

保守王国・島根での自民の負け方の激しさ

得票数は……

東京15区
酒井菜摘 立憲 49,476
須藤元気 無  29,669
金沢結衣 維新 28,461
飯山陽  保守 24,264
乙武洋匡 ファ 19,655(以下略)

島根1区
亀井亜紀子 立憲 82,691
錦織功政  自公 57,897

長崎3区
山田勝彦  立憲 53,381
井上祥一朗 維新 24,709

これらの数字がいろいろなことを物語る。第1に、確かに立憲はダントツ1位で勝利を収めたが、上述のように、それは主に「敵失」が大きかったためで、必ずしも立憲自身の実力の増大を示すものではない。

第2に、保守王国と言われてきた島根での自民の負け方の激しさである。衆院2区は竹下登、弟の竹下亘、秘書の青木幹雄らが固めてきた「竹下王国」であったのに対し、1区は細田吉藏(元運輸相=福田派)、その長男=博之(前衆院議長)の「細田王国」。2区の方では05年と09年に亀井久興が国民新党から竹下亘に挑んで一度は比例復活、二度目はそれも成らずに落選したが、その長女が亀井亜紀子。彼女自身は17年以降、立憲公認で細田に挑み、一度は比例復活、二度目は成らずに落選した。

いずれにしても、「自民党以外に投票したことがない」という人が圧倒的多数を占める同県で、選挙区でこれだけの差をつけて勝ったのは画期的で、さてこれを大局的な自民党退潮の前触れと見るか、それとも岸田政権の余りの不様さにたまりかねて長年の支持者でさえも「今回だけは自民党にお灸を据えないと」と動いた一時的な現象と見るか。

失敗に終わった維新の「立憲をぶっ潰す」という戦術

第3に、東京と長崎での維新の負け方が哀れである。維新の馬場伸幸代表は昨年来、事あるごとに「立憲をぶっ潰す」と、主要打撃の方向を自民にではなく立憲に向けて野党第一党の座を奪取する意図を露わにしてきたが、その戦術は失敗に終わった。前回21年の総選挙で11議席から41議席に躍進し、「全国政党に飛躍した」とまで言われた維新だが、当時から本誌は、同党の本質が、大阪府民以外に誰も興味を持たない「大阪都構想」へのしがみ付きに象徴される徹底的な大阪ローカル性にあって、全国政党になって何をしたいのかを明らかにしなければこれ以上伸びることはないだろうとの見通しを述べてきた。それが今回は、「関西万博」計画の破綻寸前という大失態でますます大阪エゴイズムが剥き出しになって失速した。

第4に、小池百合子は今回の結果で、ほぼ終わった。事前には、彼女自身が東京15区に出て当選後、自民党入りし、一気に「初の女性総理」を目指すつもりであるかの噂も流れたが、それをすれば、もしも補選で落ちた場合には7月都知事選にも出られなくなる「虻蜂取らず」に陥ると思ったのだろう。乙武洋匡という著名人をカードに使って都民ファーストと自公との連携を演出し、自民に「半ば1勝」で3戦全敗を避けるチャンスを与えて恩を売り、国政復帰の予約券を手に入れる。となると当然、都知事選に自民が対抗馬を立てることはなくなるので彼女の3選は確実になる。任期途中で(多分来年7月ダブル選挙?という形で)衆院選があれば、その時都知事を途中辞任、東京のどこかで立候補――と考えたに違いない。

が、小池のおもちゃにされることを嫌った乙武自身の自民推薦拒否でたちまち彼女の小賢しい計算が崩れ、また彼の過去の女性醜聞への反発が公明党だけでなく有権者の間でも予想以上に強かったこともあり、何と5位というほとんど泡沫候補寸前という絶望的な結果となった。

他方、前々から指摘されていた、アラビア語も喋れないのにカイロ大学首席卒業?という学歴詐称問題の偽装工作の詳細が、他ならぬ都民ファの元事務総長で弁護士の小島敏郎によって文春誌上で告発されたことの打撃は大きい。小池としては、都知事選立候補に当たってまさか「カイロ大卒」の記述を引っ込める訳には行かず、かと言って4年前と同様に「もう終わった話でしょ」という調子で突っ切って行けば今度は小島による本格的な刑事訴訟が待ち受けている。にっちもさっちも行かなくなったというのが本当のところだろう。

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「長女の内縁夫」逮捕で、宝島さん夫妻殺害に新たな疑惑。登場人物は出揃ったのか?「7人目の逮捕者」が噂されるワケ

まさか、身内であるはずの「娘の内縁の夫」が逮捕されるなんて――サスペンスドラマも顔負けの急転直下なストーリーが世間の関心を集めている。

東京都内で飲食店を十数店経営していた実業家の宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が先月16日、栃木県那須町の河川敷で焼損した遺体で見つかった事件。遺体発見直後は夫妻が、ビジネス上の金銭トラブルなどに起因する犯罪に巻き込まれた可能性が指摘されていた。

だが、3週間あまりが経過した6~7日にかけて、宝島夫妻の長女の内縁の夫である関根誠端容疑者(32)と、不動産会社役員の前田亮容疑者(36)が、死体損壊容疑で逮捕される事態に。

逮捕者はこれで計6人。警察は関根容疑者が事件を主導したと見ているが、本当に“登場人物”はすべて出揃ったのか?それともさらなる“黒幕”が息を潜めているのか?そもそも誰が、どういう動機で夫妻を殺害したのか?ネットでは多くの推理が飛び交っているのが現状だ。

急転直下の那須2遺体事件、“登場人物”はすべて出揃ったのか?

あまりに登場人物が多い本事件の流れはこうだ。

宝島夫妻の遺体が発見されたのは先月16日午前。那須塩原署に「マネキンのようなものが燃えている」との通報があり、駆けつけた署員が全身が焼けた2人の遺体を確認した。

遺体は手足が結束バンドで縛られ、顔には粘着テープも。その後、妻・幸子さんの遺体は損傷が特に激しく、頭蓋骨を骨折していたことが分かっている。

それから4日後の21日、最初に逮捕されたのが建設業の平山綾拳容疑者(25)だ。平山容疑者は遺体発見の翌日17日、自ら品川区内の交番に出頭。自分は“上からの指示”を受けて“仲介役”として知人2名に遺体の処分を依頼したと供述。その後の捜査で警察は、平山容疑者の関係先から報酬と思しき現金約1000万円を押収している。

その平山容疑者に“上から指示”をしたとされるのが、先月29日に逮捕された職業不詳の佐々木光容疑者(28)。佐々木容疑者もまた「宝島夫妻のことは知らない」「(さらに上位の依頼者に)邪魔な連中を処理してほしいと頼まれた」などと供述していた。

また今月1日には、平山容疑者からの“依頼”を受けた知人2名こと、元俳優の若山耀人容疑者(20)と韓国籍の姜光紀容疑者(20)が逮捕されていた。宝島夫妻の遺体を那須町の河川敷に運び火を付けた“実行役”とされるが、若山容疑者のNHK大河ドラマ出演歴も含めてセンセーショナルに報道された。

この時点で逮捕者は4人。彼らは「飲み友達だったというが、互いのフルネームすら知らない程度の希薄な関係だった」(文春オンライン)と報じられる中、真の犯行動機やさらなる“黒幕”の存在に注目が集まっていた。

内縁夫・関根容疑者の犯行動機は?

今回新たに逮捕された、宝島夫妻の長女の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)は、佐々木容疑者が言うところの「さらに上位の依頼者」にあたると見られている。

すると宝島夫妻は、商売上のライバルからの逆恨みや、金銭関係のトラブルに巻き込まれたのではなく、いわば“身内に後ろから刺された”という形になる。もしそうだとして、犯行動機は何なのか?

「宝島龍太郎さんは、サンエイ商事の代表を務めるやり手の実業家でした。会社概要によると2009年に設立された株式会社で、飲食店十数店を経営するほか、不動産売買や賃貸・仲介、労働者の派遣事業、食品や衣料雑貨の輸入業など、手広くビジネスを展開していたようですね。

一方の関根容疑者はもともと、宝島夫妻の経営する飲食店でアルバイトをしていて、その後、長女と内縁関係になったと報道されています。今のところ、なぜ籍を入れず事実婚の状態だったのかなど不明点が多いのですが、関根容疑者は会社の経営権夫妻の資産を狙って犯行に及んだのではないか、という見方がネットでは有力視されています」(男性ネットメディア編集デスク)

SNS上では、仮に夫妻の資産目当てだったとして「遺産相続まで、もうしばらく待てなかったのか」といった疑問の声も聞かれるが――

「それで言うと、夫の龍太郎さんは55歳、妻の幸子さんは56歳で、まだまだ隠居するには若すぎる年齢ですね。ただ、そもそも“娘婿”にあたる関根容疑者には、宝島夫妻の資産を相続する資格がありませんでした。内縁関係だから相続できない、というわけではなく、そもそも娘の婿や息子の嫁は法定相続人にあたらないという点が重要だと思います」(前同)

「資産狙い」に見える一方で、「計画性」には疑問も

サングラスをかけ、首には金のネックレス、全身入れ墨というイカつい風貌の関根容疑者だが、実のところ遺言書で明示的に指定されないかぎり、遺産を相続できない弱い立場にあったようだ。

では、そんな関根容疑者と宝島夫妻との関係性はどうだったのか?

集英社オンラインの記事などによると、宝島さんのご家庭はいわゆる“カカア天下”で、夫の龍太郎さんではなく妻の幸子さんがもろもろの主導権を握っていたようです。関根容疑者にビジネス上の指示を厳しく飛ばしていたのも幸子さんで、用心棒まがいのことや、数店舗の運営を任せていたとも。ただ、宝島夫妻は関根容疑者の能力を高く評価していたわけではなく、娘婿だから仕方なく……という感じだったと報じられています。

一方、NHKの報道によれば、関根容疑者も『自分がいくら頑張っても2人がトラブルを起こすとどうしようもない。2人には早く引退してもらいたい』と愚痴っていたとのことで、宝島夫妻を決して快くは思っていなかったことが見て取れます。

そのため、会社の経営権や遺産を狙った計画的な犯行、という見方は確かに一定の説得力があるのですが……ただ、どうもそれだけでは腑に落ちない、気になる点もあります」(前同)

何か不審な点でもあるというのか?

「今回の事件、関根容疑者の、幸子さんに対する私怨がかなり混じっているのではないか、という印象が強いんです。河川敷で発見された遺体は、なぜか幸子さんのほうが損傷が激しく、頭蓋骨を骨折していましたよね。一般的には、逆になりやすいはずではないでしょうか?

生前の幸子さんは関根容疑者にさまざまな指示をしていたと報じられていますし、そこで、何か強い恨みが生じたのではないかと……。

『計画的な犯行』というには関与する人数が多すぎますし、案の定、遺体も燃えている最中にあっさり発見されています。もし“完全犯罪”を目指すなら、関わる人間は最小限にし、また極力、発見が遅れるような手法をとるはずですからね。むしろ衝動的な凶行という印象が強くなっています」(前同)

ウクライナ戦争でロシア軍が北朝鮮製ミサイル使用。なぜ日本メーカーの「偽部品」が使われていたのか?

国連安保理決議に基づき、厳しい制裁が課されている北朝鮮。しかし実際には制裁逃れが日常茶飯事と化し、今後もエスカレートすることは確実のようです。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では國學院大學栃木短期大学兼任講師の宮塚寿美子さんが、横行する制裁逃れの現状と、ロシア軍がウクライナで用いた北朝鮮製ミサイルに日本メーカーの部品が使われていたことを報じるニュースを紹介。さらに自国製の武器が戦場で使用されることにより北朝鮮が得るメリットを解説しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:北朝鮮、制裁逃れで暗躍。北朝鮮製ミサイルをロシアが使用

※本記事は有料メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』2024年5月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

北朝鮮、制裁逃れで暗躍。北朝鮮製ミサイルをロシアが使用

2024年5月1日、日本やアメリカなど49か国とEU=ヨーロッパ連合が5月1日に共同声明を出し、制裁逃れを監視する新たな枠組みをつくるため各国と連携していくと表明した。国連安保理の専門家パネルは、北朝鮮に対する制裁の実施状況を15年間調査してきたが、任期を延長する決議案がロシアの拒否権によって否決され、4月末で活動を停止したのである。

しかし、この声明を受けて北朝鮮のキム・ソン国連大使は5月5日、国営の朝鮮中央通信を通じて以下のような声明を発表した。声明では「わが国に対する敵視政策の失敗を深く反省すべきだ」と主張したうえで、制裁逃れを監視するための新たな枠組みを目指すとした共同声明に対しては、「アメリカと追従勢力が時代錯誤な敵視政策を追い求めるならば、より悲惨な敗北を迎える」と反発したのである。

北朝鮮の制裁逃れは今後増々エスカレートするだろう。ロシアがウクライナへの全面侵攻を始めて2年余り。戦闘が長期化するなか、ロシアは武器不足を補うため、北朝鮮やイランといった数少ない「友好国」との結びつきを強めている。実際に、昨年2023年末以降、少なくとも50発の北朝鮮製ミサイルが使用された。ウクライナ側は「日本も無関係ではない」と警鐘を鳴らす。

2024年5月5日付の朝日新聞によると、ウクライナ侵攻でロシアが発射した北朝鮮製ミサイルの部品に、日本の大手メーカーの「偽物」が使われていた可能性が高く、複数の欧州メーカーの模倣品も使われていたそうだ。専門家によると、このような「偽物」や模倣品がミサイルの精度の低さに影響していることを指摘している。

北朝鮮が日本のベアリングなど精密機械を違法で輸入し、軍艦やミサイルなどに使用していることは既知である。それだけ、北朝鮮は国産には限界があり、外国製部品に頼らざるを得ないのが実態であることも示される。制裁逃れに歯止めがきかないなかで、あえて「偽物」を混ぜ込むことで、北朝鮮のミサイル開発への対抗手段の一つになるかもしれない見方もできる。

いずれにしても、北朝鮮は他国で自国製のミサイルなどの兵器が使われることで、西側への対抗措置や性能テストをすることによって、データ収集をすることができる。これこそが、北朝鮮の最大の目的でもあり、利益になるのである。

(國學院大學栃木短期大學兼任講師 宮塚寿美子)

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  • 【201】北朝鮮、制裁逃れで暗躍。北朝鮮製ミサイルをロシアが使用(5/5)

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