小栗旬が豹変か?『鎌倉殿の13人』で頼朝の死後に起こる権力闘争

『新選組!』『真田丸』に続き三谷幸喜氏の大河ドラマ脚本3作目で、SNS上でも盛り上がりを見せている『鎌倉殿の13人』。その舞台・鎌倉は、幕府成立以来三度も大震災に見舞われたといいます。今回のメルマガ『歴史時代作家 早見俊の「地震が変えた日本史」』では早見さんが、中でも「永仁鎌倉地震」が鎌倉時代を象徴する地震であったとしてその理由を解説。さらに江戸時代には武士の鏡とまで言われた鎌倉武士の真の姿を紹介しています。

【関連】『鎌倉殿の13人』で注目。源平合戦から平家滅亡直後までに日本で起きた異変

 

永仁鎌倉地震 権謀の府の屋台骨を揺るがした大地震

NHK大河ドラマ、『鎌倉殿の13人』を視聴している読者も多いでしょう。ご存じにように鎌倉は源頼朝が本拠とした日本最初の武家政権、鎌倉幕府の本拠地ですが、勇猛果敢な鎌倉武士に守られようと地震が起きることに変わりはありません。

3週に亘って文治地震を紹介しました。文治地震は平家滅亡後の京の都や畿内に甚大な被害を及ぼし、平家に代わって源頼朝を担いだ鎌倉武士団が復旧に担い手となります。平家という巨大権力が滅亡し、治安が悪化して復旧活動も進まなかった被災地域でしたが、後白河法皇の許可を得て置かれた守護・地頭によって改善されてゆきました。以前は頼朝の征夷大将軍任官を以って鎌倉幕府成立と見なされていましたが、昨今では守護・地頭の設置が鎌倉幕府成立の時だとされています。

中学、高校の歴史の授業で頼朝への将軍宣下、1192年を、「イイクニ作ろう鎌倉幕府」と語呂合わせで覚えたのが、守護・地頭の設置、1185年、「イイハコ作ろう鎌倉幕府」という具合に語呂合わせも変わっています。

鎌倉幕府は文治地震を奇貨として出来上がったとも言えるのです。

そんな鎌倉を襲った大地震、そして鎌倉時代を象徴する、「鎌倉永仁地震」を紹介致します。

鎌倉幕府成立以来、鎌倉は三度大きな地震に襲われました。仁治2年(1241)推定マグニチュード7の地震が発生、津波が由比ガ浜を襲います。次に正嘉元年(1257)推定マグニチュード7.5の内陸地震が起き、鎌倉ばかりか南関東に大きな被害をもたらしました。

そして永仁鎌倉地震です。正応6年(1293)4月13日、新暦では5月27日、推定マグニチュード8の巨大地震が鎌倉を直撃しました。以前紹介しました元禄関東大地震や関東大震災と同じく相模トラフのプレート型の巨大地震と推察されています。鎌倉を代表する寺院、建長寺をはじめ多くの建物が倒壊し、2万3,000人を超す死者が出たと記録されました。

永仁鎌倉地震を鎌倉時代を象徴する地震と記しましたのは、地震の規模と被害状況が最大だからという理由だけではありません。この地震をきっかけに政変が起きたからです。鎌倉は御家人たちによる権力闘争、政変に明け暮れました。永仁鎌倉地震は権謀の都、鎌倉を象徴する災害なのです。

陰謀を巡らし政敵を陥れて葬り去る、平安貴族が得意としていました。言っていることと腹の中は別、親切面をして陰で足を引っ張る、いかにもお公家さんらしい処世術です。お公家さんとは正反対、正々堂々と武力で勝負を決するのが武家というイメージがあると思います。

源平合戦の頃、名のある武士は馬上で名乗りを挙げ、先祖代々の武功を語り、「いざ、尋常に勝負、勝負!」と一騎討ちを挑み、敵もそれに応じました。最後の武家の世である江戸時代にあって、鎌倉武士は武士の鑑とされていました。

勇壮華麗な大鎧という外観に加え、潔い一騎討ちこそ武士のあるべき姿だと憧れを抱いたのでしょう。天下泰平、戦とは無縁の時代を生きた江戸時代の武士は軍記物の草双紙や錦絵、人形浄瑠璃、歌舞伎などで源平合戦を見聞きし、そこに武士の理想像を見たに違いありません。

 

アメリカ最大の政治的な話題はロシア=ウクライナ戦争ではない現実

アメリカで1973年に認められた人工中絶の権利を認める判決について、その判例変更の可能性が記された最高裁の草案が流出し、全米が大きく揺れています。日本では語られることが少ない中絶問題がですが、なぜアメリカでは頻繁に議論され、殊に共和党は頑ななまでに中絶反対にこだわるのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、「あくまで私見」と断りを入れた上で、米保守派が中絶を認めない理由を6つ挙げ、それぞれについて持論を展開。彼らが「中絶反対」という姿勢が絶対的な正義だと思うに至る背景を解説しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年5月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

異常な執着。アメリカ共和党が「中絶禁止」にこだわる6つの理由

アメリカで現在最大の政治的な話題は何かというと、それはロシア=ウクライナ戦争ではありません。また、コロナ禍でもないし、インフレや株安の問題でもありません。先週から急に大きな問題として浮上しているのは、「妊娠中絶の禁止」問題であり、具体的には「中絶合憲判決」に対して最高裁が「判例変更」を行うのではないかという問題です。

どうして最高裁で判例変更が起きそうなのか、この問題を考えるにはトランプ時代に遡る必要があります。

2016年に選出されて、2017年1月から21年1月までホワイトハウスに居座っていたトランプの時代、その後半はコロナ禍、そして選挙をめぐる議会暴動など異常な事件に彩られていました。今のところ、トランプ時代といえばコロナと暴動ということになりますが、もう少し先の時代になってから歴史的にこの4年間を振り返るのであれば、もしかしたらロシアの諜報活動に翻弄された時代という評価になるのかもしれません。

この点に関しては、今後の展開次第というところですが、もう1つトランプ時代を象徴するものとしては、最高裁判事に3名の保守派を送り込んだという事実です。アメリカの最高裁判事は終身雇用であり、一旦任命されると本人が辞任もしくは死去するまで任に当たることになっています。

ですから、大統領の任期において最高裁判事を任命するというのは、非常に重たい判断になります。最高裁判事というのは、まず大統領が指名して、これを上院が審議して承認するというプロセスが取られます。この指名と承認という制度ですが、以前は極めて行儀よく行われていました。

つまり大統領は連邦判事としての経験と能力を吟味して候補を指名し、これに対して上院の100名の議員はできるだけ党派を超えた判断をするというものです。例えば、現在引退を表明しているスティーブン・ブレイヤー判事(リベラル、1994年就任)の場合は民主党のクリントンが指名したわけですが、上院では「賛成87・反対9」という評決で承認されたのでした。

例えばロバーツ長官(元保守、現在は中道、ブッシュ指名、2005年就任)の場合も「78対22」、その他の現職ではオバマが指名した2名、ソトマイヨール判事(2009年就任)が「68対31」、ケーガン判事(2010年就任)が「63対37」ということで、超党派の支持を受けて就任しています。

実はこの間、上院ではルール変更があり、以前は「100名中60」が承認ラインだったのが、単純過半数である「51」あるいは副大統領がキャスティングボードを握っている中では「50」でも良いというルールになっています。

また、リベラル判事の場合は、共和党政権の期間に引退したり亡くなったりしてしまうと、保守派にその地位を奪われてしまうので、民主党の大統領の間に交代しようとか、その逆とか露骨な駆け引きが出てきているのも最近の傾向です。

そんな中で、どうしてトランプは3名も指名できたのかというと、これは非常に特殊な条件が重なっています。

 

日本人が中国に対して抱く“勘違い”が「最大の中国リスク」という皮肉

習近平国家主席や政府要人の野心を隠さぬ発言等もあり、中国に警戒感を抱く日本人も増加してきてはいるものの、未だ時代錯誤的なイメージを以って中国にシンパシーを示す向きが存在するのも事実です。そんな「勘違い」が中国リスクを招くと警戒するのは、ジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さん。宇田川さんは自身のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』で今回、彼らが口にしがちな中国に対する代表的な2つの思い込みを紹介するとともに、そのどちらもが完全なる誤りであることを証明しています。

 

ウクライナ情勢を見て思う「我が国は生きのこれるのか?」日本のリスク・中国編

前回は北朝鮮のリスクを考えてみました。

ある意味で、北朝鮮のリスクは基本的にミサイルの危険と、北朝鮮が蝶番となってロシアと中国を動かすような問題の二つがあるのではないかということを見てきました。

実際に、北朝鮮のミサイル実験に関して言えば、トランプ大統領がアメリカの大統領として戦後初めて北朝鮮の首脳と会談をした前後は、ミサイルの実験は全くなかったのです。

しかし、バイデン大統領になり、また日本の首相が岸田内閣になってから、ミサイル実験が再開し、今年になってから金正恩総書記の発言もかなり過激な内容になってきていて、戦争を想起させるものが増えてきています。

この発言が、日本に向けられたものではなく、韓国(北朝鮮とは休戦中)なのかあるいはアメリカに向けられたものであろうことはなんとなくわかります。しかし、北朝鮮の国力ではこれらの国を占領することは難しい気がします。

さて、では何故北朝鮮がここまで強気なのでしょうか。

これは当然に北朝鮮が強気に発言し、アメリカや韓国などが北朝鮮に攻めてきたとしても、それを守る同盟国がいるということになります。それが中国とロシアということになるでしょう。

さて、私の見るところ、北朝鮮はロシアと中国の「接着剤」的な役割をしているのではないかとみています。

北朝鮮は、戦後ロシアに多くの労働力を派遣しており、サハ共和国のダイヤモンド鉱山なども初めのうちは北朝鮮労働者が多く開拓していたのです。

韓国の労働者の多くがドイツに出稼ぎに行っていて、朴正煕大統領(朴槿恵の父親)がドイツに行った時に演説をしたことは有名ですが、似たようなことで北朝鮮の多くはロシアに行っていたのです。

ある意味で、日本人のシベリア抑留者の代替を務めていたと考えてもよいのかもしれません。

そのように考えれば、金正日(現在の金正恩の父)が初めに結婚し、金日成(金正恩の祖父)に「女優などを嫁にするな」と怒られて追放された成恵琳(金正男の母)は、ロシアに亡命し、モスクワ郊外で生涯を終えています。

金正日が総書記になっても事あるごとにロシアに行っていたのは、この成恵琳の墓参や、隠し子(金正男の弟・金正恩よりも年長であるといわれていますが)に会いに行っていたといわれているのです。

そのように、現在の金正恩の先代の金正日の時には、様々に交流があり、その為に軍事安全保障などの面ではロシアと深い繋がりがあるのが北朝鮮になります。

一方、日用品、特に生活物資や食料品ということになれば、当然中国との間でやり取りをしています。

中朝国境にかかる「中朝友誼橋」において、数十両の貨客列車が通り、その中に様々な日用品や燃料が満載されて運ばれています。

そのような意味で食料などの平時の物品に関しては北朝鮮を支援しているのは中国であるということになるのです。

要するに「北朝鮮のミサイル」というのは、この中国とロシアがバランスよく北朝鮮に影響を及ぼし、なおかつアメリカとの関係が悪化しているという状態でなければ、ミサイルの実験は行われないということになります。

単純に「ミサイルの材料」つまり「ロケットブースターやコンピューター端末」があり、なおかつ「燃料」がなければミサイルは飛ばないわけであり、ロシアから前者が、中国から後者が輸入され、なおかつ追加が入る見込みがなければミサイルは飛ばないのです。

 

ウクライナ情勢で高まる“改憲気運”に過剰な反応を示す「護憲派」の能天気

ロシアによるウクライナ侵攻を受け高まる改憲の声。全国紙の世論調査ではいずれも賛成が増加し、反対派を大きく上回っています。この状況に改憲反対派の反応が過剰になっていると懸念を表明するのは、台湾出身の評論家・黄文雄さんです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で黄さんは、護憲派が崇め奉る憲法前文の「諸国民の公正と信義に信頼する」について、公正も信義もない隣国の行状を例にあげ、独裁制の「ならず者国家」を信頼してはいけないと警告。最大の護憲政党だった旧社会党が消滅したように日本国を消滅させてはいけないと訴えています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年5月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

 

【日本】「日本国憲法脳」に侵された護憲派は、世界の危機に気づかない

憲法改正「賛成」60%、「自衛のための軍隊保持」は45%…読売世論調査 : 読売新聞オンライン

5月3日は憲法記念日でしたが、新聞各紙が憲法改正に関する世論調査を行ったところ、読売新聞では賛成60%で反対38%、朝日新聞は賛成56%、反対37%、毎日は賛成44%、反対31%と、いずれも賛成が反対を大きく上回ったことが報じられました。
改憲「必要」56%、9条「変えない」59% 朝日新聞世論調査(朝日新聞デジタル)
岸田政権下での憲法改正 賛成44%、反対31% 毎日新聞世論調査(毎日新聞)

とくに読売新聞の調査で賛成が6割に達したのは、郵送方式となった2015年以降で最も高く、朝日新聞の数字も郵送調査を始めた2013年以降で最多だったとのことです。それぞれ調査法が違うこともあり数字にばらつきがありますが、朝日、毎日のこれまでの偏向ぶりからして、私は読売がいちばん正確だと思っています。

やはりロシアのウクライナ侵攻が影響しているのでしょうか、これまで以上に世論が改憲に前向きになってきていることが明らかになりました。そうした危機感からでしょうか、改憲反対派の改憲派批判は過剰なほどでした。

とくに衆院憲法審査会で野党筆頭幹事を務める立憲民主党の奥野総一郎議員は、「ロシアより許せないのが今の与党」「どさくさ紛れに改憲を試みよう、国民を騙そうとしている」などと発言、ロシア以上に自民党のほうが危険だという暴論に批判が殺到し、謝罪のうえ発言撤回する事態となりました。
「ロシアよりも許せないのが与党」立憲・奥野氏が謝罪 「ちょっと言い過ぎた」「エキサイトして…」関連発言も撤回: J-CAST ニュース

 

会社が倒産の危機。一発逆転を狙った社長の思い切った決断とは?

起業した会社の業績がとある社会問題に巻き込まれて急降下、そして銀行にリスケを頼んでいた男性がした思い切った決断とは……。今回は、メルマガ『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 by 吉田猫次郎』の著者で事業再生コンサルタント、作家、CTP認定事業再生士の顔を持つ吉田猫次郎さんが、その男性が成功に至った思い切った決断を紹介しています。

 

真っ先に自宅を売却した「男の決断」

昔、こんな相談者がいました。彼は脱サラ・起業してすぐに上手くいき、東京都目黒区に高級マンションを購入。そこに奥さんとお子さんと住んでいました。

しかし数年後、ある社会問題に巻き込まれ、彼の仕事は急降下してしまいました。たちまち会社の運転資金は底を尽き、銀行も融資してくれなくなり、やむなく返済猶予(リスケ)を申し入れました。

その後、リスケを4年ほど延長しながら、あらゆる経費を削減して生き残りを図りました。このとき彼がすごかったのは、リスケを決断した頃、真っ先に「自宅売却」を決断したことです。

買って数年の高級新築マンション。お子さんは小学生と幼稚園・・・。なかなか決断できることではありません。奥さんもきっと難色を示したことでしょう。

幸い、そのマンションは、買ったときと同じか、やや高いくらいの金額で売れました。これで住宅ローンは完済でき、かつ、手元におつりが何百万円か残りました。

売却後は当然、賃貸物件へ引っ越しました。同じ東京23区内の、やや物価の安いエリアにある、家賃14万円の2LDKに。生活水準もかなり落としました。

なぜそこまで思い切った決断をしたのか!?それは、彼なりに勝算があったからです。

  1. 自宅を売れば、銀行に「自宅を競売にかけますよ」と脅される心配もない。
  2. 質素な生活をしていれば、債権者や従業員から嫌味を言われることもない。
  3. 自宅売却と質素な生活により、「経営者責任を取った」とアピールできる。
  4. 実際、生活水準を落とせば役員報酬を減らしても困らないし、役員報酬が減れば、その分、会社の経費も節減できる。
  5. むしろ、上記1~4を実践したほうが「攻め」に出られる。

その後、約4年の歳月が過ぎました。社会問題になっていた「ある問題」も解消され、彼の本業は次第に回復していきました。

それだけではありません。苦しかった4年間のうちに、「売上が減っても回していける体質」や「銀行から借りなくてもいい体質」を築き上げることに成功。

売上はリスケ3年目の頃から「ゆるやかに」回復していきましたが、利益は「急激に」回復していきました。これにより、6年後には債務超過も解消。

リスケ中に返済資金が浮いたのでリスケ4年目頃にはだいぶ手元資金も増え、本業は黒字化し、債務超過も解消できたので、つまり会社の数字が劇的に良くなったので、こうなればしめたもの。

銀行はリスケ卒業直後から、「また融資しましょうか?」 と言ってくれるようになりました。完全回復です。

現在、彼はお子さんが中学生・高校生になり、もうあと3年もすれば転校などを心配する必要もなくなるので、その頃を見計らってまた家でも買おうか、と、頭金を何千万円も貯めているところです。

 

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「コスパ」は個性を殺す。効率を重視することで失われる“自分らしさ”

「自分らしさとは何か」というテーマのセミナーにゲストに呼ばれたニューヨークの邦字紙『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さん。今まで考えたことがなかったその内容を突き詰めてみると意外なことがわかったそうです。今回のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』では、高橋さんなりの自分らしさである、”非コスパ主義”という答えに至った経緯とその詳細を語っています。

 

自分らしさとは何か 非コスパ主義へ

先日、あるズームセミナーの主催者からゲスト出演を依頼されました。テーマは「自分らしく生きる」。

自分らしく、と言われても、48年間、自分らしく、なんて考えたことがない。講話ゲストとして呼んで頂いたことは光栄であり、嬉しくもあったのですが、何をどう話していいかわかりませんでした。

まず、自分らしく生きている人間で、自分らしく生きようといちいち考えている人間なんていないのではないか。

明日から自分らしく生きようと思っている時点で、今日、自分らしく生きていないことになる。自分らしくと言い聞かせている前に、自分らしくない、、ていうか、自分らしくてなんなんだ。

考えても、考えても、自分らしさ、なんてどう説明していいかわからない。みなさんは皆さん以外になれない時点で、もう自分らしさ、なのではないでしょうか。そんな禅問答のような解答で逃げようか。

それはつまり、明日から自分らしくと言っている時点で、今日、自分らしくない、その自分らしくない今日も、それも含めてまるまる自分らしさなのだ、と、言っている今も、すでに混乱しかけています。

やっぱ、自分らしくてなんなんだ。

それでも強引に考えた結果、それを言葉で言うなら「コスパをド無視する」ことではないでしょうか。コストパフォーマンスとやらを度外視して生きる。

 

小室圭さんが大学教授に?弁護士を諦め学者の道に活路か、無収入に逆戻りで結局頼るのはロイヤルマネー

3度目のNY司法試験に挑戦するとみられている小室圭さん(30)だが、周囲や関係者から聞こえてくるのは3度目も厳しいとの声。弁護士事務所でアシスタント業務をしながら、勉強を続けるという大変さは並大抵のことではなく、合格は遠のくばかり…。そんな中、小室さんに一筋の光明が差す事態が訪れるかもしれない。

弁護士は諦めるべき?小室さんが見出す新たな活路

小室さんは日本にいた頃、都内の法律事務所でパラリーガルとして勤務していたものの、大学は国際基督教大学(ICU)教養学部でもともと法律を学んでいない。そのため、かねてから「弁護士は厳しいのでは」との指摘があった。

そんな小室さんに対し、「弁護士を諦め、大学教授になるという選択をしてはどうか」との声があがっている。

週刊女性によると、NY州弁護士資格を持つ清原博氏の話として、小室さんは「弁護士よりもむしろ学者に向いている」というのだ。

清原氏は司法試験にのぞむ小室さんの姿勢に、本気で弁護士になろうという熱意が感じられないと記事の中で主張。小室さんは法律コンペに論文を書いて応募していたが、「本気で試験合格を目指す人は、合間を縫って論文を執筆することなど考えず、その時間は勉強に費やす」とした。

一方、小室さんは応募したコンペで2019年に準優勝、2020年に優勝。一部では否定された金銭トラブルに関する28ページに及ぶ説明文章も、「緻密な分析と整った体裁は、学者としては素晴らしかった」と言及した。

5月6日には、所属する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」の公式サイトに長文レポートが掲載され、3人の執筆者の中に小室さんの名前があったことが報じらており、文章力は確かなようだ。

弁護士の道を諦め、博士過程に進むためにもう一度大学へ入学すれば、学生ビザが発給され、かねてから懸案事項のアメリカ滞在問題もクリアできる。まさに“抜け道”といっても過言ではない。

勝算が低いNW司法試験に挑み続けるより、小室さんにとってはメリットが多いのではないか。本来の長所に立ち返り、大学教授への道を目指す方が、小室さんにとってはむしろ幸せな道かも知れない。

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学者の道は“皇室特権”で楽々クリアか

合格率が厳しい司法試験を諦めて、大学教授を目指せば万事うまくいきそうだが、もちろんそこには高いハードルが待ち構えている。

1つはアメリカの大学の高い学費で、州立大学は米国民であれば年間9,000ドルなのに対し、外国人だと約25,000ドル。さらに私立大学になると年間約35,000ドルもかかる。

さらに学生に戻れば無収入。夫人の眞子さん(30)もメトロポリタン美術館の正規職員にならないままだとO-1ビザを取得できず、今まで通りの留学帯同ビザとなるため眞子さまも働けず、完全に収入は断たれる。

家賃が月約55万円と言われるヘルズ・キッチンのマンションにこのまま住み続ければお金は減る一方で、とてもじゃないが生活を続けていくことはできない。

となれば、やはり頼らざるをえなくなるのは眞子さんの“ロイヤルマネー”。

1億円ともいわれる眞子さんの貯蓄、それに加えて、上皇ご夫妻が生前贈与するとされている年間1,800万円もの“仕送り”をあてにすることになりそうだ。

大学生という名のニート状態にもかかわらず、“年収1800万円”の高給取り。この手厚いサポートで新たな道を目指す方が、明らかに楽な道といえるだろう。

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いずれにせよ、弁護士の道も大学教授の道も、結局は眞子さんにおんぶにだっこの“ロイヤルニート”ということになりそうだ。

自由になるための手段。“リベラル・アーツ”の正しい考え方とは?

よく耳にする「リベラル・アーツ」という言葉。教育の現場で聞くことが多いと思いますが、きちんと理解している人は少ないかもしれません。近年注目されているこのリベラル・アーツは何のために必要なのでしょうか。今回の『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では、整体院を独立開業しながら様々なビジネスなどの悩みに応じてきた吉田正幸さんが、リベラル・アーツについて詳しく語っています。

 

“自由”になるための“手段”

最近、「リベラル・アーツ」が再び注目を集めているし、何かとても気になっていた。

独立研究者・著作家の山口 周氏は「リベラル・アーツ」の定義を単に「教養」ではなく、「“自由”になるための“手段”」としている。

己を縛り付ける固定観念や常識から解き放たれ、“自らに由って”考えながら、すなわち、自分自身の価値基準を持って動いていかなければ、新しい時代の価値は創り出せない。そんな時代を私たちは生きているとも言っていますが、本当にそう思います。

僕は学校の勉強は好きではありませんでしたが“芸術”“美術”“音楽”“哲学”“宗教”というキーワードにはなぜかワクワクとして服飾系の専門学校に入学してからはデッサンや造形美術に没頭しました。

それと同時に哲学や宗教の書籍にハマって本気でインドへ行くことを考えていましたが、当時は疫病が怖くて断念しました。あの時、もしかしたら出家していたかもしれません(笑)

リベラルアーツと一般教養は違います。一般教養とは、専門的知識や職業的技能ではなく、社会人として働いていくための必要最低限持つべき知識です。

一方、リベラルアーツは、教養という知識をスキル化することが目的であり、明確な答えがない問いに対して対処します。

専門学科としてリベラルアーツを習得できるため、この点でも一般教養とは違いがあります。“自らに由って”自分の中の自分を見つけるためにもリベラル・アーツはとても大切なキーワードだと感じます。

日本の大学では一般的な浅く広い教養を学ぶよりも、それぞれの学部に特化した専門的なものを勉強・研究することに重きを置いていました。

現に日本の大学に入学する際には学部ごとの入試となっており、入試の科目数もごくわずかになっています。得意な教科を絞り、少ない科目を突き詰めていくことが大学合格の近道となっているのです。大学入学後は専門教育のために教養を勉強するという仕組みになっています。

ところが、それに比べて世界大学ランキングの上位を占めるアメリカの大学では、学士課程(大学の学部)の4年間を通じて教養を教えています。

そうした大学のことを「リベラルアーツカレッジ」と呼んでいます。専門教育のための教養という位置づけとしていないという特徴があります。

最近、リベラルアーツの必要性が高まっている背景として、グローバル社会に対応するためや、固定観念なとらわれない考え方が求められているなど、いくつかの理由が挙げられます。

健康産業も施術業界に関してもこのリベラル・アーツはルネサンス的な意味合いがあるような気がしてなりません。必要である理由を上げてみました。

 

 

プーチンから日本国民を守るのに「憲法改正」が本当に必要なのか?

ウクライナ侵攻というプーチン大統領の蛮行を受け、にわかに大きくなり始めた改憲を唱える人々の声。憲法改正を党是とする自民党も、その実現に向け動きを活発化させています。このような流れに異を唱えるのは、元全国紙社会部記者の新 恭さん。新さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で今回、人の情や恐怖心に訴え改憲の賛同を得ようとする自民のやり口を批判するとともに、彼らが作成した憲法改正草案の内容を疑問視。さらに改憲で全てが解決するかのような議論を強く非難しています。

 

幻想の先に待つ国家の破滅。憲法改正で全てが解決するという妄言

憲法記念日の5月3日。改憲派が憲法改正を叫び、護憲派が改正反対を訴えて、それぞれに集会を開く。毎年、繰り返されてきた風景である。だが、今年は改憲派の熱量がいつにも増して凄まじい。

「ウクライナの問題は即、中国に結びつけて考え、準備しなければわが国の命運はどうなるかわからない」

日本会議系の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が開いた「公開憲法フォーラム」で、共同代表の櫻井よしこ氏はそう呼びかけた。

そして、憲法改正が進まない現状を嘆き、「なぜ専守防衛を引きずるのか。どうやって国を守るのか。日本男児ならもっとがんばれ」と檄を飛ばした。

この集会には自民、日本維新の会、国民民主の各党代表が出席した。「日本男児なら」と“女教祖”に尻を叩かれた国会議員の面々である。

岸田首相はビデオメッセージを寄せた。「憲法改正に向けた機運をこれまで以上に高めていきたい」。昨年の菅前首相のそれをほぼ踏襲する内容ではある。

安倍元首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を加えるようビデオメッセージで主張したのは2017年のこの集会だった。

もちろんハト派の「宏池会」を率いてきた岸田首相からは、安倍元首相のような意気込みは感じられないのだが、昨秋の衆院選後、岸田首相が麻生太郎副総裁に漏らした次のひと言が、改憲積極姿勢への転換をあらわすものと受け止められている。

「後世に名を残すことに取り組みたい」。

安倍元首相も「リベラルな姿勢を持つ岸田政権だからこそ、改憲の可能性は高まった」と、岸田首相をけしかけている。

たしかに、毎日新聞の直近の世論調査では、岸田首相の在任中に憲法改正を行うことについて、「賛成」の回答は44%で、「反対」の31%を大きく上回っている。ちなみに安倍政権下での憲法改正について、2020年4月の調査では「賛成」が36%で、「反対」の46%をかなり下回っていた。

自民党は自衛隊明記や緊急事態条項創設など4項目の改憲案を掲げて夏の参院選にのぞむかまえだ。参院選に勝利すれば、国民の信任を得たとして、憲法改正の議論を進めやすくなる。衆院を解散しない限り、次の参院選までの3年間は国政選挙がないのも、好都合だ。

それにしても、なぜそこまで憲法改正に躍起になるのだろう。いまの日本国憲法では国民を守れないというが、果たしてそうだろうか。

日本国憲法は、第一次世界大戦への反省から生まれた多国間の「不戦条約」がもとになっている。

ヨーロッパを中心としたこの戦争は、国のもてる力をあげて取り組む初めての総力戦だった。戦車、飛行機、毒ガスなどの新兵器が投入され、それまでの戦争とは比較にならぬほど夥しい犠牲が出て、人々の生活に深刻な影響をもたらした。

 

元国税調査官が解説。中国が絶対に台湾を手放すことができぬ「経済的理由」

「一つの中国」を声高に主張し、台湾を自国の一部と唱え続けている中国。軍事侵攻も辞さない姿勢を取り続ける習近平政権ですが、そこまで台湾にこだわり続ける理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では元国税調査官で作家の大村大次郎さんが、これまであまり語られてこなかった経済面から台湾問題を分析。さらに尖閣や南沙諸島に手を伸ばさざるをえない事情についても解説しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』の2022年5月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

 

中国が台湾を絶対に手放さない経済的理由

ロシアのウクライナ侵攻をきっかけにして、昨今では中国の台湾侵攻についても論じられるようになっています。「これを機に中国も台湾に侵攻するのではないか?」ということです。

台湾問題については、これまで政治的、軍事的観点からさんざん論じられてきました。なので、筆者は経済面、お金の面から台湾問題を分析したいと思います。

台湾というのは、かつて中国が共産党と国民党が争い、国民党が破れて逃げ込んだ地です。第二次世界大戦後、中国では、これまで政権を握っていた国民党と、新たに勃興していた共産党とが、全土で戦争を繰り広げていたのですが、最終的には共産党が勝利し「中華人民共和国」を建国したのです。が、台湾に逃げ込んだ国民党は、台湾を支配をつづけました。そういう状態が70年以上続いているのです。

アメリカを中心とする西側諸国は、国民党政府を支持していましたので、共産党が「中華人民共和国」を樹立しても、これを認めず、台湾の国民党政府を唯一の中国を代表する政府だと認め続けていたのです。

が、1979年にアメリカと中華人民共和国を国交を樹立し、中国での政権として認めたので、国際的にも中華人民共和国が中国を代表する政府ということになったのです。

しかし台湾の国民党政権は、中国を代表する政府としては認められなくなりましたが、それ以降も事実上「中華人民共和国」とは別の国家として存続してきました。

「台湾と中国は70年間も別々の政府だったのだから、もう分離でいいじゃないか?」

世界ではそう思っている人も多いはずです。

しかし、中国は頑なに台湾の領有を主張し続け、もし台湾が独立を強行するならば一戦も辞さないという態度をとり続けています。

中国が台湾を手放さないのは、もちろん国家としてのメンツもあります。が、それ以上に経済的な事情が絡んでいるのです。