「会談の失敗は米国側の責任」と言わざるを得ない北朝鮮の事情

第2回米朝首脳会談の「合意なし」という結果は、日本のメディアと同じく北朝鮮も予想できていなかったようです。メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』の著者で北朝鮮研究の第一人者、宮塚利雄さんは、事前に人民の期待値を上げきっていた当局や各メディアの言説を紹介し、失敗の責任を米国に押し付けざるを得なかった事情を解説。今後、北朝鮮国内での金正恩の立場に変化が起こるのではないかと注視しています。

米朝会談決裂は隠していた核施設を指摘されたため?

ベトナムのハノイで開かれた第2回目の米朝首脳会談は、北朝鮮問題研究者やアメリカ問題研究者、それにマスコミ関係者などの大方の予想を裏切って「合意なし」に終わった。

茶番劇と言ってしまえばそれまでだが、まさかまさかの結果であった。終わってからどうのこうのと言うことはたやすいが、今回の会談の結果は、アメリカ大統領選挙でヒラリークリントン候補とトランプ候補との選挙戦の結果、大方の予想を裏切ってトランプ候補が勝ったが、そのことを予想した人物は果たして何人いたか。日本ではフジテレビ解説者の木村太郎さんだけではなかったか。それに比べれば、今回の米朝首脳会談の結果については誰も当てる(予想)ことはできなかった

それよりも、大方の予想は「トランプ大統領が“完全非核化”に向けた措置を確約をさせられないまま、経済制裁緩和などの譲歩に踏み切るのではないか」「核凍結継続なら成功」というものであった。

一方の北朝鮮側は、金正恩が1月1日の「新年の辞」で「米国が一方的に何かを強要しようとし、制裁と圧迫に出るなら新たな道を模索せざるを得なくなる」と警告し、あくまでも、制裁解除ありきの交渉を迫っていた。

これは国連や国際社会からの対北朝鮮経済制裁で、北朝鮮経済は逼迫しており、これ以上の経済制裁は「体制護持と自らの命も左右しかねない」死活問題となっていた。

会談に先立ち、金正恩がハノイまで飛行機で行かなかったのは、自国の専用機を信じることができず、祖父の金日成がかつてベトナムを訪問したときに、中国経由の長距離列車で(途中飛行機に乗ったが)ハノイまで行くことにしたが(北朝鮮からベトナムまで陸路は3日かかる)、金正恩のいない北朝鮮の留守番役を努めた朴泰成朝鮮労働党副委員長は2月25日に、党機関紙の『労働新聞』への寄稿で「(金正恩の)愛国献身の大長征は、社会主義強国の建設を早め、祖国史に永遠に輝くだろう」と強調し、この度の長期の外遊は歴史的な成果を上げる、と国内向けにいわば“勝利宣言”をしていた。

退職者から苦情殺到。退職による資格喪失証明書を発行しない会社

従業員が退職した際の手続きの遅れが、不要なトラブルを引き起こすことが多々あります。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で現役社労士の飯田弘和さんが、そんなトラブルを避けるために会社側が速やかに行なうべき手続きについて解説しています。

御社では、退職時の手続きを速やかに行っていますか?

退職者からのご相談の中には、会社が健康保険の資格喪失証明書を交付してくれないというものがあります。この証明書がないために、退職後に国民健康保険への切り替えができないというご相談があります。

会社は、従業員が退職した際、退職の翌日から5日以内に被保険者資格喪失届を届け出なければなりません。退職後に国民健康保険に加入する場合には、役所で資格喪失証明書の提出を求められます。各市区町村で対応がまちまちのようですが、この「資格喪失証明書」がない場合、国民健康保険の加入手続きを行ってくれない役所もあります。

ちなみに、私の住む市では、たとえ「資格喪失証明書」がなくても、市役所の担当職員が会社に電話で退職の確認をしてくれ、その場で国民健康保険証を交付してくれます。国民皆保険という建前上、このような対応が正しいと思うのですが、市区町村によっては、資格喪失証明書がなければ門前払い、まったく国民健康保険への加入手続きを行ってくれないところもあるようです。

会社としては、社会保険の資格喪失手続きを行ったなら、従業員に対して「健康保険資格喪失証明書を交付すべきでしょう。この証明書の様式は会社の任意ですので、決まった書式はありません。また、退職した従業員自ら、最寄りの年金事務所で健康保険・厚生年金保険資格喪失等確認請求書によって申請することで、資格喪失証明書を年金事務所から発行してもらうこともできます。この申請方法を案内してもよいかもしれません。

人気コンサルが明かす、資格ナシの私が顧客に支持されている理由

多くの経営者に日々アドバイスや提案を行っている、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で人気コンサルタントの中久保浩平さん。そんな中久保さん、実はMBAや中小企業診断士などの資格を保持していないのですが、それでも多くの顧客から絶大な支持を受けているといいます。果たして、その理由はどこにあるのでしょうか。今回の記事では、中久保さん自身がその答えを明かしています。

あなたの会社のプロではない

「コンサルティング」とは「相談に乗ること」であるため、広義で考えてしまえば、ほとんどの企業が取引先に対してコンサルティングを行っている、と言う見方も出来る。そのため、現在では「コンサルティング」を社名に使用したり、業務領域に追加している企業が乱立状態にある。

 

また大手企業の業務領域などにおいても、保険会社の営業職や、転職斡旋企業の代理人なども、顧客と「相談する」という観点からコンサルタントを名乗る場合があるが、これらは個人をクライアントとする業務であり、従来意味されてきたコンサルティング、コンサルタントとは根本的に異なる職種である。
(ウィキペディアより)

コンサルタントを名乗るヒトは実際どくれくらいの数がいるのか分かりません。その業務内容からコンサルタントと名乗ることは誰にでもでき資格も不要です。こうした背景から、非常に有能なコンサルタントもいれば、胡散臭いコンサルタントもいるのが現実ではないでしょうか。とりわけ僕も胡散臭い部類に思われているのでは?と不安に陥ることがあります(笑)。

僕はMBAも中小企業診断士などの資格も持っておらず、自身の経験値から中小企業や店舗、あるいは個人のコンサルティングをさせてもらっています。

※詳しくは書籍『ビジネス真実践』をご覧下さい。

実際、これまでのご依頼頂いた多くのクライアントは、依頼する前、僕のことを怪しいと思ったと思います。資格もなけりゃ、コンサル会社で働いていた経験も無いわけですから…。それでも僕に依頼下さるのは何かしらの理由(決め手)がありました。その理由を聞いたものをざっとまとめてみると…

  • 分かりやすいため実践向きである
  • 正直であるから信頼できる
  • 上から言わない
  • 一緒に考え、一歩一歩進んでくれる
  • 自社のことだけでなく、自社のお客様、取引先のことまで考えてくれる
  • 思いもよらないアイデアを提案してくれる

こうしたものが多かったです。

僕は関西在住なのですが、それ以外の地域からのご依頼もあります。特に東京にはたくさんの有能なコンサルタントやコンサル会社がありますが、東京のクライアントさんにその辺りのことを聞くと、「構えておらず分かりやすいから」といって、わざわざ交通費・宿泊費まで払ってでも僕を選んでくれるのです。

利用者一気に8万人。メールで届く立ち読みサービスが画期的な訳

一般的に、自から能動的に好きな情報を受け取りにいくイメージが強い「ダイジェスト」。しかし、今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』で著者のMBAホルダー・青山烈士さんが紹介しているサービスはその逆を行くものですが、利用者は8万人に達するほどの人気を獲得しています。何がそこまでの支持を集めているのでしょうか。青山さんがその戦略と戦術を分析しています。

何が欲しいかが明確でない方に合わせてサービスを提供する

第一線のビジネスパーソン8万人超が利用中の人気のサービスを分析します。

● 情報工場が提供している書籍ダイジェストサービス「SERENDIP(セレンディップ)」

戦略ショートストーリー

情報が溢れていて何を選べばいいのかわからない方をターゲットに「本を選書する力など」に支えられた「気づき・新しい発想が得られる」等の強みで差別化います。

A4用紙3枚程度の読みやすさまるで立ち読みしているようなリアル感があるダイジェストを通して得られる様々なジャンルの情報が顧客の支持につながっています。

■分析のポイント

ダイジェストとは、要約された出版物や放送番組などのことですが、ダイジェストと言えば、サッカーなどスポーツのダイジェスト本(雑誌)やTV番組は昔からありますね。

例えば、サッカーJリーグのダイジェスト番組であるNHKBS1の「Jリーグタイム」は基本的に毎節9試合のダイジェストを解説を交えて、放送されています。サッカー好きでも、9試合を全て観る時間を確保することは難しいですから、短い時間にまとめてくれるダイジェスト番組はありがたい存在だと思います。

通常、ダイジェスト番組の視聴者は観たいものが明確です。当たり前ですがサッカー好きの方は、サッカーが観たくてサッカーのダイジェスト番組を観ます。

一般的な書評サービスのユーザーの場合も、自分が関心を持ったタイトルの本や読みたいと思った本の書評を読んでみるというのが主な流れだと思います。

しかし、セレンディップの場合、そうではありません。何を読みたいか何を読むべきかわからないユーザーに対してダイジェストサービスを提供しているのです。この違いがポイントになります。

一般的なダイジェストや書評と明らかに異なるのはユーザーのスタンスです。ダイジェストや書評のユーザーは観る(読む)側が自分で行動を起こすので、能動的であると言えます。

一方で、セレンディップは、待っていれば届く形の受け身です。選んでくれたものを読むため、ユーザーにとっては、選ぶ手間が省けるというメリットがあります。さらに、自分で選ぶ場合には、自分の関心のある分野に偏った選び方をしてしまいがちですが、セレンディップは幅広くビジネスパーソンに必要な書籍のダイジェストを提供してくれます。このことが、ユーザーの知識の幅を広げるという価値ににつながっているわけです。

この価値が法人顧客に評価されているところだと考えられます。社員のインプットの量や質はアウトプット(パフォーマンス)に影響を与えると考えて、企業としては投資しているのでしょう。企業にとって、社員のパフォーマンスを上げることは大きな課題ですからね。

上記のように、何が欲しいかが明確でない方に合わせてサービスを提供していることが、ユーザーの知識の幅を広げるといった新しい価値(差別化)につながっています。その新しい価値を提供するうえで、コア・コンピタンスである本を選書する力や本のダイジェストを構成する力が重要であり、競争力の源泉となっているわけです。

また、ユーザーや法人顧客だけでなく、書籍の著者にとっては、認知度向上につながりますし、出版社にとっては、販売数増加が期待できるといったメリットがあることもセレンディップが成長している要因の一つと言えます。

情報工場は、個人向けサービスに力を入れていくようですので、今後の動きに注目していきたいです。

睡眠を削って勉強した子が、発想の乏しい「コピペ人間」になる訳

寝ている人は、ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返していて、レム睡眠のときに夢を見ます。このレム睡眠の重要な役割について教えてくれるのは、メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で、現役医師の徳田先生です。先生は、特に睡眠6時間後から2時間のレム睡眠の質がクリエイティブな発想力を養うと言います。そして、睡眠時間を削って勉強に励んだ学生たちは、成績は良くてもアイデアに乏しい人間に育ってしまうと警告しています。

ノンレム睡眠の役割

睡眠のフェーズには2つの種類があります。ノンレム睡眠レム睡眠です。人間の睡眠では、90分間でこの2つのフェーズが合わさって1サイクルを成しており、このサイクルが繰り返されています。睡眠全体のうち、前半のサイクル、すなわち、夜ではノンレム睡眠がほとんどです。そして、睡眠後半の明け方近くのサイクルではレム睡眠が長くなります。

私たちが夢を見るフェーズはレム睡眠です。もともとレムとは「急速な眼球運動」のことです。このフェーズでは、ひとは外界を眼で見て認識をしてはいないものの、急速な眼球運動をしています。脳波をみると、脳が活発に活動していることがわかります。眼球の急速な運動は活発な脳活動を反映しているのです。

ノンレム睡眠とレム睡眠の役割はそれぞれ異なっています。ノンレム睡眠には記憶を完成させる働きがあります。日中に習得した情報や知識は脳の奥にある海馬に一時的に貯蔵されます。海馬は短期記憶の単なる一時的な貯蔵場所であり、神経細胞の数も限られているので、記憶を完結させるためには、大脳皮質に転送しなければいけないのです。そこで、睡眠が必要です。ノンレム睡眠によって大脳全体にうまく配分されて長期記憶として保持されます。

レム睡眠の役割

睡眠後半の明け方近くの睡眠サイクルではレム睡眠が長くなります。レム睡眠は、記憶された情報や知識を様々な組み合わせで結合するフェーズです。急速な眼球運動をきたすほどの活動が脳内で展開しており、人は夢をみます。脳は意識せずとも、新しいアイデアを生み出しています。質の高いレム睡眠はクリエイティブなイノベーションをもたらします

睡眠の後半の最後の部分で、私たちの睡眠のほとんどがレム睡眠に入ります。8時間の睡眠時間の中では、最後の2時間のほとんどが知的活動においてクリティカルなレム睡眠フェーズとなります。これを堪能した睡眠をとった人は無意識に素晴らしいアイデアを生み出す可能性が高くなります。数学の難問を解く実験では、徹夜グループとレム睡眠十分の8時間睡眠グループでは、レム睡眠群が有意に高得点を示していました。

睡眠時間が6時間の人はこのクリティカルピリオドを味わっていないことになります。有名大学の受験生はよく短時間睡眠でガリ勉をしてしまいます。ノンレム睡眠中心となるため、知識の記憶にはある程度順応できます。知識の記憶が重視されていた時代ではそのような人間は一定の評価がなされていました。

尖閣周辺で続く中国の領海侵犯。海保の規模と予算は適正なのか?

報道によれば、3月2日、尖閣諸島周辺で中国公船が領海に侵入。領海侵犯は今年に入って既に7回目とのことです。これを受け、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんが、侵入している中国公船の陣容について確認し、一部で報道される「強力な武装」には当たらないと解説します。しかし、中国海警局の戦力が着々と補強されていることにも触れ、海上保安庁の適正規模を問い、すみやかな対応が必要だと訴えています。

尖閣の現場でみる中国公船と海保巡視船

今年になって、尖閣諸島周辺での中国公船の領海侵犯が続いたので、どんな顔ぶれになっているのかチェックしてみました。例えば、2月26日に領海侵犯し、28日に公海に出たのは次の4隻です。

  • 海警1307(非武装、3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警2302(30ミリ機関砲1門,3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警2305(非武装、3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警2401(非武装、4000トン級)

そして、それと入れ替わるように次の4隻が領海に侵入しました。

  • 海警2307(非武装、3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警2308(非武装、3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警2502(非武装、3000トン級、ヘリ1機搭載)
  • 海警31240(37ミリ機関砲×4門、2000トン級、ヘリ1機搭載。2015年に海軍のフリゲートを改装、主砲を撤去)

これを見てお気づきと思いますが、公船の編成には一定のパターンがあり、4隻の場合は武装しているのは1隻だけに限定しています。

しばしば、「強力な武装をした中国公船が領海侵犯した」と報道されることがあったりしますが、「強力」かどうかは彼我の比較、つまり海上保安庁と比べて語られる必要があります。

主に中国公船に対応しているのは第11管区海上保安本部(那覇)の尖閣領海警備専従部隊の「くにがみ」型巡視船(満載排水量1700トン)10隻と、場合によって専従部隊に加わる宮古島海上保安部の「とから」型(満載排水量350トン)1隻、「しもじ」型(満載排水量200トン)9隻、「かがゆき」型(満載排水量100トン)1隻の計11隻です。

こちらは、「くにがみ」型が20ミリバルカン砲(6銃身)と30ミリ機関砲、「とから」型と「しもじ」型が20ミリバルカン砲、「かがゆき」型が12.7ミリガトリング砲(3銃身)を搭載しています。この顔ぶれの中で、非武装の巡視船は1隻もありません

これを見れば、武装において勝っているのは海上保安庁の巡視船のほうだということがわかります。安心してはならないと言っても、海保の陣容を見れば心強いかぎりです。

報道の中には、「機関砲のようなものを搭載している」というものもありましたが、写真で確認するとカバーを掛けた放水銃でした。

現役アナウンサーが解説。端的に表現、説明し尽くせる人の話し方

人前で話すあらゆるシーンに役立つプロの技を伝えてくれるメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』の著者で、現役アナウンサーの熊谷章洋さん。今回は、前回の「話し方で悩む人に共通する話の始め方」からさらに進んで、話すべきことを小分けにして分類しておいてから話す「横着ファイリング話法」を伝授します。

話し方の悩みを解決する、横着ファイリング話法とは?

話が長くなりがちな人、うまくまとまらない人、端的に説明できない人、途中で何を言っているのかわからなくなってしまう人、頭が真っ白になってしまう人、オチがない、結論に至れない…。

こういうお悩み、苦手意識を自覚している人に共通する、頭の中のモヤモヤ、話してスッキリできない原因は、いざ話そう、話さなくてはいけない、というその瞬間に、たくさんの思い、情報=話すべきでは?と認識する事項を抱えすぎている、ということです。

前回の記事ではそれを、頭の中の情報が、ごちゃまぜの豆がざっくりザルに入っているような状態で、話し手はそれに、いきなり手を突っ込んでしまうからだ、と喩えてお伝えしました。

ではいっぽう、話してスッキリできる人、頭の中を表現し尽くせる人はどうかというと、

  • 「今からどういう話をすべきか
  • 「今から話すことに求められること、必要な情報は何か?

を、

  • 話し始める前にそれを認識し
  • 話す本人が自分で「話す範囲を限定」すること

ができるんですね。今回はこの話し方について、さらに解説します。

この話し方をひとことで名付けるならば、「横着ファイリング話法」です。まずはその「横着」について。話をする時、例えば、〇〇について説明してくれ、と言われた時。誰しも、頭の中は情報がごちゃまぜの状態です。

もちろん普段から、何らかの自己基準でまとめている話題であったり、〇〇について、理解が深い状態であったりすることはあると思います。でも、話す時の言葉や語順、構成には、まとまってはいないはずです。「考えている」のと「それを話す」のとでは、使う回路が違うのです。

では、話の上手な人は、この、ごちゃまぜになっている頭の中の情報を、どう整理しているのか?というと、いきなり、むやみやたらには「整理しない」んです。情報を整理しない代わりに何を考えているかと言うと、

  • 「どうすれば、楽に話せるか?
  • 一撃で、効率的に、相手を満足させれらるか?」

と、ちょっと表現が悪くなってしまいますが、より横着に楽して完遂する方法を考えているんです。具体的にどういうことなのかというと、

  • 「自分が話す範囲を、可能な限り狭めること」
  • 必要なことだけに集中すること」

です。〇〇についての説明を求められた時と、ひとくちに言っても、話して聞かせる相手の理解度が違ったり、相手の人数に応じた、必要な情報量の最大公約数など、その都度、状況は違いますよね。つまり、その場、その時々で、必要な話は違うんです。

ですから、まず、今、この場で求められている話はどういうものか?を固めてから、それに必要な情報を必要な分だけ、頭の中から拾ってくる。だから、「いきなり、むやみやたらには」情報は整理しないんですね。

誰もお参りできないお墓は必要か。「墓じまい」について考える

以前は口にするのもはばかられた「墓じまい」ですが、最近は受け取り方に変化が出てきたようです。そんな墓じまいに関して、「まずは家族で話し合うことが大切」とするのは、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さん。真井さんは今回の記事に、墓じまいが拡がりつつある理由や墓じまいに当たって考慮すべきポイント等も記しています。

墓じまい

さて、今回は重たい話。いや、重量も重たいんですが( ̄∇ ̄)

ワタクシ、生まれも育ちも関東。引っ越してくるまで大阪から西には数えるほどしか行ったことがなく

  • 姫路と岡山ってどっちが手前(東)だっけ?

とかほざくレベルの西日本オンチ。いや、単に地理オンチだってハナシもありますが、自分が住んでいる地域から遠い場所ってイマイチ知らないものですよね?

そんなふうに生まれた場所とオトナになってから住む場所とが

  • 全然違う場所

になっている人がほとんどになってきています。特に地方で生まれた人はこの傾向が顕著でしょう。東京や大阪で挨拶代わりに出身県を聞くのはごくフツーですもんね。

で、そんなこんなで数十年。トカイを第2の故郷としてきた人たちが今新たな問題に直面しているんです。それが

  • 墓じまい

です。要は、墓を壊して更地に戻し遺骨は納骨堂に納めたり小さな骨壺やアクセサリーに納めて手元で供養したりすることです。行政上の手続きやお寺側との手続きもあり、最近ではこれらの

  • 代行サービス( ̄∇ ̄)

まであります。

お墓って、手入れが大変ですからね。いや、雑草がどうのってハナシじゃなくて(それもあるけど)やれ●●周忌だとか卒塔婆だとか、いろいろお金がかかりますからね。しかも肉親がソコに納まっていると思うとテキトーにしておくことも出来ないし。

ま、もっとも、しまわなきゃならない墓が建つようになったのは

  • つい最近

の出来事です。

以前は、名家や豪族でもなければ、受け継ぐ必要があるほどの墓はなく、遺体を埋葬したあと目印に建てた石が風化して解らなくなればソレでオシマイでした。しかも一族全員がその墓に入ったわけですから、墓は今の核家族のように細分化された単位ではなく、受け継ぐ人が誰もいないということがほとんど考えられなかったのです。

その意味で、墓じまいとは

  • 核家族化
  • 少子化
  • 都会への人口流出

の全てが重なって初めて出現した、非常に現代的な問題なんでしょうね。

中国ジリ貧の低成長、それでも国防費を増大させねばならぬ裏事情

北京で3月15日までの予定で開かれている、全国人民代表大会。この中国最高の国家権力機関で、1兆1,900万元という2019年の国防予算が示されました。実に日本の4倍近くとなるわけですが、経済が減速する中、前年比7.5%という軍事費を計上する裏にはどのような事情があるのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんが自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』でその理由を分析しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年3月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】なぜ中国は経済減速でも軍事・治安維持費の増大が不可避なのか

中国全人代開幕、成長目標を6~6.5%に引き下げ

3月5日から中国で全国人民代表大会(全人代)が開催されていますが、そのなかで、中国の成長率目標が昨年の6.5%前後から6~6.5%という設定に引き下げられました

2018年の成長率は6.6%ということでしたが、中国の統計数字が信用できないのは、周知のことです。よく知られているように、各地方政府が発表するGDPの合計は中央政府の発表する全国GDPを大きく上回っており、地方政府によるGDP水増し疑惑が絶えません。

「中国的数字」は近代科学的統計とは異なり、古代からのドンブリ勘定という文化風土をベースにしたものです。「白髪三千丈」「後宮三千人」などはその典型であって、諸史経典にも概数しかなく、数字に対する概念は、例えば毛沢東が大躍進時代に掲げた目標数値のように、国家指導者でも「無知」に近いレベルなのです。

もともと、中国共産党自体が「絶対無謬性」の上に成り立っていますから、地方政府は中央政府の目標をもとに自分たちの目標を定めます。今回の中央政府のGDP目標値が6~6.5%という設定になりそうだということは早くから報じられていたため、地方政府の目標設定も、これに近いものになっています。今年の2月段階で、製造業が集積する広東省は6~6.5%、江蘇省は6.5%以上と設定していました。

中国の地方政府、相次ぎ目標下げ 19年成長率 輸出・消費鈍化で下押し

とはいえ、両省とも昨年の目標値は7%程度でしたから、下落傾向にあることは間違いありません。明らかに日米貿易摩擦の影響が出ていることは間違いありません。それでも6%程度の成長率というのはかなり高い数字であり、この数字すら本当なのか疑わしく、0.6%程度だという声やすでにマイナス成長だと主張するアナリストもいます。

炎上の女性誌広告「働く女は、結局中身、オスである」が残念な訳

「働く女は、結局中身、オスである」という女性誌の広告コピーが多くの批判を浴びています。ネット上でも大炎上の様相を呈していますが、「ワーキングウーマンを読者とする女性誌が使ったことが残念すぎる」とするのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、このコピーを入り口に「企業における女性活躍の壁」等について考察しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年3月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

働く女の中身はスカートを履いたおっさん?

まるでレギュラー番組のように、連日連夜“炎上ネタ”が報じられていますが、今度は女性誌の広告が物議をかもしています。

働く女は結局中身オスである」――。

こんなキャッチコピーが2月28日、東京メトロ・表参道駅にデカデカと掲載されたのです。

広告主は、小学館の女性誌Domaniドマーニ)』。

最新号を宣伝するためのもので、

「今さらモテても迷惑なだけ」
「忙しくても、ママ感出してかない!」
「“ママに見えない”が最高のほめ言葉」
「ちょっと不良なママでごめんね」

といったコピーの最後に、

「働く女は、結局中身、オスである」

という、少々刺激的なフレーズが並んでいたのです。

男なのか女なのか、おっさんなのかおばさんなのか、性別不能になってしまった私からすると、「いやぁ~~、ソコ行きますか??!」という感じなのですが、「怒るのが仕事」になっている現代社会では批判が殺到

「時代遅れ」「なんでママに見えちゃダメなの?」「意識古すぎ」「“オス”って男性に失礼じゃん」「働く女性は男として生きなきゃダメなのか?」などなど、識者や専門家も参戦して“盛り上がりました”。

「おい!盛り上がるとはなんだ!」と口を尖らせている人もいるかもしれませんね。でも、ほとほとこの手の言葉尻を捉えた炎上は食傷気味。「だったら取り上げるな!」と怒られてしまうかもしれませんが、思うことがあり、今回あえて考えてみようと思った次第です。