中国の動画サイトで「安倍総理の応援歌」が話題。日本もザワつく

中国最大級の動画プラットフォーム「ビリビリ動画(bilibili)」で、ある日本の人物のことを歌った歌が流行しているという。それが誰かというと、安倍総理。なぜかラー油のラベルに安倍総理のイラストがプリントされていて、まるで安倍総理がイメージキャラクターでも務めているようだ。

安倍総理の応援歌が中国で話題

2分4秒ほどの動画だが、最大の特徴は歌われているその歌詞だ。
「あなたもわたしも安倍総理 日本も世界も安倍総理 いつでもどこでも安倍総理」と、安倍総理を応援しているかのような言葉が並ぶ。まるでエールを送っているかのような歌詞だ。その後も安倍総理へのメッセージのような歌詞が続き、とにかく安倍総理という言葉が連発されている。

J-CASTニュースによると、「ある女性がツイッターで投稿した『安倍総理応援歌』の歌詞に北朝鮮の曲を振り付けたところ、中国のネットユーザーが独自に編集するなどして次々に動画を投稿し、反響を呼んでいる」のだという。

実際にビリビリ動画で検索してみると、どうやらこの『安倍総理応援歌』は別の映像を使用した複数のパターンが投稿されているようで、中には14万回以上もの再生回数を誇る動画もあった。

ビリビリ動画は日本のニコニコ動画のようなサイトで、動画が流れている間にさまざまなコメントが画面に流れる。もちろんそのほとんどは中国語だが、中には日本語で「なんだこれは」「たまげたな」「草」などというコメントもあった。

自民本部も真っ黒か。仁義なき河井夫妻「広島代理戦争」の深い闇

昨年夏の参院選における買収疑惑で逮捕された、河井克行前法務大臣と河井案里参議院議員。選挙区内で現金をばらまくという行為自体は「単純」であるものの、疑惑の裏には複雑な党内事情が絡んでいるようでもあります。そんな中でも最も見えにくい官邸周辺の権力闘争の構図に迫っているのは、米国在住作家の冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、現在進行中のバトルの勢力図を推測した上で、このスキャンダルについては「もっと掘り下げて見てゆくべき」と記しています。

広島の河井夫妻スキャンダルをどう考えるか?

このニュース、どうにも複雑であり、意味合いや構図が分からない事件であると思います。

まず分からないのが、カネをばらまいたという問題です。現在の公職選挙法、政治資金規正法、そして両方の過去の経緯から考えると、選挙区内で有権者に現金を配るのはアウトです。それは分かりますし、まともな民主国家として、そんなことを認めている国はないと思います。

ですが、今回の容疑は違います。何故なら一票を買ったのではないからです。つまり案里氏が2019年7月の参院選に勝利するようにカネをばらまいたとして、その相手は首長であったり県議であったり、要するに地元の有力者、しかも同じ自民党の政治家がほとんどということです。

そこで2つの考え方ができます。1つは、カネで一票を買ったのではなく、一回の買収行為が行われる毎に、受け取った政治家の後援会など、政治組織の構成員を買収した、つまり一気に数百とか数千の買収をしたということになります。であるならば、一回のアクションで1票を買うよりも100倍、1,000倍に悪質だという考え方もできます。また、倫理的には受け取った人間も大罪であるということになります。過去においては投票の取りまとめを要請したケースは多く有罪になっているそうですから、そういうことなのだと思います。

2つ目は全く反対の考え方です。カネの流れを考えると、自民党の本部からカネが出て、それが広島県の自民党県連の末端組織で河井案里候補を当選させるために使われた、しかも一般の有権者個人にカネをばらまくようなことはなかったとします。仮にそうであれば、あくまでも自民党内での選挙資金の移動だという考え方もできると思います。

この2つの意見を並べてみると、どっちも筋は通るように見えるから不思議です。1つ目の前提に立てば、河井夫妻の行為だけでなく、自民党本部のやっていたことも真っ黒ということになります。この河井案里氏を強引に「2人区」に立てたのは、安倍総理の周辺であるということ、また選挙資金も安倍総裁の体制から出ていることから、立場は相当に悪くなります。

ですが、2つ目の考え方に立てば「全く問題はない」ということになります。この点については、私は公職選挙法とその運用が決して安定的でないということを問題にしたいと思います。法体系が安定的でないということは、検察による恣意的な介入(もしくは不介入)を誘発するわけで、決していいことではないからです。

この河井夫妻問題については、保守系の批評家である八幡和郎氏が、なかなか上手いことを仰っています。

河井事件の原因は岸田氏の地元での指導力欠如

八幡氏の主張については、同意できる内容は2割7分ぐらいですが、このコラムは成程と思わせるものがありました。もっとも、岸田氏の問題は、指導力欠如というだけでなく、溝手議員にしても県議の体制にしても、かなりダーティですから、この書き方でも少々点が甘いと言わざるを得ません。

それはともかく、今回の事件で一番見えにくいのは、権力闘争の構図です。広島の泥臭い抗争の構図は、恐らく八幡氏の解説のようなものと思いますが、問題は官邸の周辺です。

そもそもが、「安倍総理を軽んじた溝手議員への私怨」から始まったという、まるで太閤記のような話もありますが、まあ安倍さんは徐々に消えていく存在なので、まあ横に置いておくとして、現在進行しているのはどんなバトルなのでしょうか?

一つ考えられるのが、

  • Aグループ「安倍総理+今井尚哉補佐官+西村康稔大臣+甘利大臣」
  • Bグループ「菅官房長官……河野太郎防衛相?……茂木敏充外相?」
  • Cグループ「検察中枢……石破茂氏?」

のような格好で、パワーが3分裂しているという可能性です。検察がここまで執拗に動いている背景には、石破さんとの淡い連携があるのかもしれません。

UberEatsでは無理。世界的エンジニアが開発した飲食店を救う試み

以前掲載の「コロナから飲食店を救え。世界的エンジニアが始めた画期的な試み」でもお伝えしたとおり、コロナ禍に苦しむ飲食業界のため新しいウェブサービスの開発を進めていた、世界的エンジニアの中島聡さん。そんなサービスが6月24日、正式リリースとなりました。中島さんは今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、サービス開発に着手した理由やその意義を改めて記すとともに、自身の「無茶な提案」に賛同する国内大手企業が現れたことに対する思いを綴っています。

【関連記事】● コロナから飲食店を救え。世界的エンジニアが始めた画期的な試み

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

おもちかえり.com の正式リリース

4月からスタートしたレストラン向けのオープンソース・プロジェクトOwnPlateですが、おもちかえり.comというブランド名(ウェブサイトは omochikaeri.com)で正式リリースをすることになりました(6月24日)。

ちょうど良い機会なので、このプロジェクトのビジョンについてまとめてみたいと思います。

まず、前提として、新型コロナウィルス対策として世界各地で取られたロックダウン戦略が、小規模なレストランやバーのビジネスに致命的なまでのダメージを与えている、という事実があります。この影響は、ロックダウンの解除後もしばらく続き、「Business Insider」の記事によれば、独立系のレストランの85%は今年の終わりまでに店を閉めることになるそうです(「苦境に立つ独立系レストラン…さらなる支援がなければ、85%は2020年の終わりまでに店を閉める」)。

そんな中で、レストランの多くは、テイクアウトやデリバリーでなんとか売り上げを確保しようとしていますが、既存の業者のビジネスモデルは、基本的に売り上げの15~30%を手数料として徴収するモデルであるため、もともと食材に3割、人件費に3割を費やす薄利なレストラン業にとっては、法外な手数料なのです。

代表的なのがUberが経営するUber Eatsですが、彼らのビジネスモデルは、ITの力を利用して複数の業者(レストランと運転手)を一まとめにして消費者にサービスとして届けることにより、顧客との関係とお金の流れをUber Eats自身が握ることにより、レストランと運転手の両方をコモディティ化し、利益の大半を彼らが吸い上げるというものです。

本来ならばレストランはこんなサービスを使うべきではないのですが、Uber Eatsの持つ集客力を利用して、少しでも知名度を上げたい、なんとしてでも売り上げを上げたいレストランが藁をも掴む気持ちで使っているのです。

そう考えると、そこにオープンソース・非営利という形で切り込むことには、短期的にはレストランをサポートするという意味で、中長期的にはUber Eatsとは異なるレイヤーでのビジネスを作るという意味で、とても意義があると感じたのです。

オンライン授業は参加も、続く不登校。親ができるサポートとは?

オンライン授業により、不登校の子が久しぶりに学校の授業に参加できたというケースが多くあったようです。しかし、それがその後の登校につながるとは限らず、心配が続く親御さんもいます。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』著者の柳川由紀さんは、コロナの経験を経て、オンラインの学習に抵抗がなくなれば、自らの意思で学習を進められ、不登校による学力不足という心配はむしろなくなると予想。親は「環境に適応する力」「やりぬく力」をつけるためのサポートが必要だとアドバイスしています。

コロナ後の家庭教育は激変!?

Question

shitumon

コロナでの在宅勤務中は、不登校の娘と一緒にいられたため、様子が分かりましたし、実のところ、不登校の娘は、オンラインの授業だったら参加ができたのです。徐々に学校が再開され、来月からは本格的にコロナ前の通学に戻ってしまいます。娘は相変わらずの不登校なので、「勉強の遅れ」「学力不足」が心配です。(中学3年女子のお母様より)

柳川さんからの回答

コロナ禍で、不登校だったお子様たちがオンラインでの授業には参加できた、という声が多く聞かれました。今後、学校側もオンラインとのハイブリッド授業を考えるでしょう。

また社会は、コロナ禍で新しい生き方や働き方の重要性を再認識したはずです。アフターコロナに生きる子供たちに必要なものは、「従来の学力」とは違ったものになります。今後を見据えて、今の段階で親としてできることを考えましょう。

1.「ビフォーコロナ」には戻らない!

コロナ禍で、オンライン授業をうまく展開した自治体や学校では、「アフターコロナ」も「ビフォーコロナ」の学びには戻らずに、オンライン授業のメリットを取り入れた学びを続ける可能性があります。欠席する場合や、引きこもり、災害といった様々な理由で登校できない場合も学校外から学ぶことができるからです。オンラインとオフラインのハイブリッド授業は、新しい教育の形で続いていくと予想されます。

今回のコロナ禍でコンテンツの棲み分けがはっきりしました。今後学校には、「人が集まるからこそ意味がある授業」だけが残ります。「先生が話し、生徒は聞くだけ」という授業や、ドリルやミニテストは、PCやタブレットでオンライン化されます。また、そうしたドリルやミニテストも各生徒の習熟度に合わせ、カスタマイズされた出題になり、これまで以上にきめ細やかなフォローができるでしょう。

2.独自の学び

コロナ禍でオンライン化が進んだことで、ネット環境が整い、自分の意思で高度な学びが簡単にできる、ということが明らかになりました。つまり、「通っている学校」だけが学びの場ではないということです。お嬢様の「勉強の遅れ」や「学力不足」という問題は、オンライン化が進んだからこそ、解決できるものになった、と言えるかもしれません。

マスメディアが伝えないビラの内容。金与正が激怒した本当の理由

韓国内の脱北者団体が撒くビラに抗議していた北朝鮮が、開城(ケソン)にある「南北共同連絡事務所」を爆破した映像は日本でも驚きをもって報じられました。今週は、韓国への報復のビラ散布を計画しているとも報じられていますが、ナンバー2の地位に就いたと言われる金与正氏はなぜこれほど激怒しているのでしょうか?メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』著者で北朝鮮研究の第一人者の宮塚利雄さんは、数種類あったビラの中に、過去にはなかった最高尊厳の衝撃的な姿が含まれていたと報告。マスメディアが報じないビラの内容にこそ理由があると指摘しています。

ナンバー2となった金与正が激怒したビラの内容とは?

北朝鮮の金与正朝鮮労働党中央委員会第1副部長が、6月4日に韓国の脱北者団体の対北ビラ散布を非難する談話を発表した。韓国政府がビラ散布を止めさせなければ開城工業団地の完全撤去、南北連絡事務所の閉鎖、南北軍事合意の破棄を覚悟するようにと脅迫してきた。

北朝鮮は韓国の脱北者団体が金正恩を批判するビラを散布したことに強く反対しており、南北間の通信線遮断に続き、さらに6月16日には開城工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破した。

北朝鮮が南北融和の象徴である共同連絡事務所を爆破したのは、金与正氏が6月13日に「連絡事務所が跡形もなく壊される光景を見ることになるだろう」と予告、実際に爆破し、それが単なる脅しでないことを見せつけ、金与正の指導力を内外に誇示することにあった。

北朝鮮では最近、『労働新聞』にかつて後継者を指した「党中央」という表記がたびたび登場するようになったが、これは健康不安を抱える金正恩が後継者として金与正氏を育てようとしていることを示唆しているのではないかとも言われている。かつて、金日成政権の末期頃に党中央という言葉が盛んに出るようになったが、当初のころは北朝鮮ウォッチャーの間ではこの党中央が何を意味するのか、皆目見当がつかない状況だった。その後、しばらくして党中央が金日成の後継者になる「金正日」を指す言葉だと分かったのである。

現在、使われている「党中央」が金与正氏のことであれば合点がいくが、一部には、「いや、これは金正恩のことを指している」という指摘もある。いずれにせよ、金与正氏がナンバー2に躍り出たことだけは確かなようだ。

北朝鮮の歴史で女性が政権のトップに就いたことはない。かつて、金正日が金日成の後妻で金平一の母でもある李聖愛が「朝鮮女性同盟の委員長」に就任したとき、これに強く反対し罷免させたことがあったが(以上の部分については、もう一度確かめて報告する)、金与正氏がナンバー2に就いたことは異例である。

旧大韓帝国末期に閔妃が大院君と政権争いを演じたことがあるが、最後は日本軍によって惨殺されている。金与正氏のこれからの動向が注目される。

国民教育の師父が語る、幸せな老後のため60代までにしておくこと

人生100年時代を迎えるとも言われる今、「より良き老後を送ること」は多くの人の望みとなっているのではないでしょうか。では、そのために私たちは、どのような心構えで老境に差し掛かるまでの日々を生きるべきなのでしょう。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、国民教育の師父とも呼ばれた哲学者の森信三氏が著した、「自由潤達な境涯に恵まれた老後を送るための、60代までの人生の過ごし方」が紹介されています。

父親のための人間学 森信三

人生には10年ごとに一つのサイクルがあるわけですが、15歳から30歳までは、人間の修業の時代であろうと思われます。

では30歳代は何かと申しますと、われわれ人間にとって、一生の基礎形成期だと申せましょう。

実はわたくしはかなり若い頃から、この点を問題として、いろいろと考えたり研究してみたのですが、古来卓(すぐ)れた人々について見てみましても、それらの人のほとんどが、皆30代という10年間に、一生の基礎づくりをしているようであります。

わたくしには、政治界とか実業界のことはよく分かりませんが、少なくともわたくし自身が関心を持っている、学問とか思想の方面について見ましても、卓れた人といわれるほどの人は、ほとんど例外なく30代の10年間に、その人の一生の土台を築いた人が多いのであります。

わが国では有名な中江藤樹先生がそうですし、また中国の王陽明という学者なども皆この30代の後半であり、また法然、親鸞、道元というような宗教家について見ましても、結局は30代というものがその人々にとっては、人間の基礎形成期だったといってよいようであります。

それというのも真剣に人生の生き方を求めていたら、30歳代は自立と開眼の年代だからであります。

人間の一生を一応75歳前後といたしますと、がんぜない幼少の頃を差し引くとすれば、この35歳前後というものは、一応人生の二等分線に当たるわけであります。

人間もこの人生の二等分線という山の頂きに立ちますと、それまで少しも見えなかったところの、やがて還りゆくべきわが家、すなわち人生の終末が見え出してくるのであります。

そこで、それでは男盛りともいうべき30歳代の10年間を一体どう過ごすべきかということになりますが、一言で申せば「自己教育」ということであります。

言い換えると求道的な生活態度といってもよいでしょう。「自己以外すべてわが師なり」として、自分の勤め先の仕事、ならびにその人間関係は申すに及ばず、それらを取り巻いて生起する一切の出来事は、すべてが人生の生きた教材であり、おのが導師たるわけであります。

では、40歳はどうでしょうか。

人間40歳ともなれば、一応その職場における責任ある立場に立たされるわけで、家庭的にも子どもはすでに小学高学年もしくは中・高生に成長しており、父親の権威が問われる年代になるわけであります。

それゆえ、職場においても家庭においても実に責任重大な年代である以上、一段の自己充実を要する年代であり、仕事の面でも、自分なりに一応の結実を図るべき年代と申せましょう。

それに次ぐ50歳代はどうかと申しますと「五十にして天命を知る」というコトバのとおりに、仕事の上でたいした飛躍も冒険も許されない年代であり、いよいよもって天命を畏み、自らに与えられた使命の一道を果すべき年代であります。

その上に後進の指導にも一段と拍車を掛け、社会的にも何らかの奉仕貢献を心掛けるべき年代といえましょう。

では60歳代はどうでしょうか。60歳になりますと一般には定年を迎えて第二の人生に突入するわけですが、60歳はまた還暦ともいわれるように、もう一度人生の原点に戻り、改めて人生修業を志さねばならぬ年代と申せましょう。

『論語』にも「耳順(じじゅん)」の年と申すように、年齢を問わず、とりわけ若い人々から、改めて聴き取り学ぶ態度を失ってはならぬと思われます。

それゆえ60歳代は聴聞修業の年代と申したいのであります。

このように、人はそれぞれの年代に応じて真剣な生き方をして参りますと、70歳代、80歳代は、まことに自由潤達な境涯に恵まれて、真の生き甲斐ある人生が送れるのではないかと思われます。

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科学者が解説。なぜファストフード店のポテトは長期間カビないか

長期間カビが生えないとして、ネット上などで「危険な食べ物」と噂されているファストフード店のフライドポテト。果たしてそれは真実なのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、その「論争」に終止符を打つべく、あくまで科学的に「フライドポテトにカビが生えないシステム」を解説しています。

腐らないポテトの都市伝説を斬る

ファストフードはジャンクフード、その添加物まみれの食べ物は、プラスチックのようなもので、そうした添加物まみれの油で揚げたフライドポテトは何ヶ月経ってもカビがはえない!なんて恐ろしいのでしょう…みたいなトピックがありますよね。

某ファストフード大手のポテトだけはカビないというトピックが「添加物は恐ろしい」といった話にまとめられている記事や画像がTwitterなんかで流れていたりします。

今回はそれを検証してみます。

揚げ油が問題?

まず、アメリカで公開された、問題の揚げ油の成分をおさらいしてみましょう。

植物油(なたね油、コーン油、大豆油)
水素添加油
tert-ブチルヒドロキノン
クエン酸
ポリジメチルシロキサン

化学に馴染みのない人がみると、たかがポテトフライの揚げ物にこんな得体の知れない横文字の化学物質が入れられていてコワイ!と思う人が多いと思いますが、そこで思考停止せず、「使われている理由」に迫ってみましょう。

まず、ベースになっているのは植物油と水素添加油です。こちらは遺伝子組み換えされたものが使われているとかいろいろな話がありますが、遺伝子組み換えした植物から得られた油に毒性があって人間に悪影響を及ぼすという話はかなりナンセンスです。

そもそも加工食品に使われているコーンスターチやガムシロップの類いにそうした毒が含まれているなら世界中で死屍累々です…がそんなことないですね(笑)。

というのも、毒性試験は製造しているメーカーだけでなく、政府のFDAだけでなくWHOなどの国際機関まで評価をしているからです。一部のアメリカの企業は政治力を異様に持つため、密かな毒性が伏せられているといった陰謀論がよく見られますが、アメリカ国内だけならともかく、世界全てに圧力をかけるなんて現実問題として不可能…といえます。

なんやかんや風評の悪いWHOですが、良くも悪くも世界中のデータが集められた上で「これくらいはOKやろ」という判断を出しているわけですから、強制力を持たないことから逆に支配的ではない組織ではあると言えると思います(最も、最近の感染症に関しては多少きな臭いのはありますがw)。

閑話休題。ただ遺伝子組み換え植物が環境に及ぼす影響はなんともいえませんが、少なくともそこから生産される、デンプンや油といったものに毒が含まれているというのは、少なくとも消費者としては気にしなくて良い物です。

水素添加油は、いわばマーガリンやショートニングといったものです。これらを作るときに、トランス脂肪酸が多く出来て、それを取り過ぎると健康を害する…というのは別の記事にもある通りです。

とはいえ、まったくの悪役かというとそうでもないね…というところは大事です。

ポリジメチルシロキサンは、シリコーンオイルの分子を加工して油が分離しないようにつなぐため、また食品同士がひっつきにくくなるために入っています。豆腐の剥離剤として、また腸内のガス生成を減らすための医薬品としても使われているので、添加されている量から考えても毒性は無視できます。

次に、ブチルヒドロキノンはアメリカではポピュラーな油脂の酸化防止剤で、ファストフードの揚げ油は、1週間以上フライヤーの中で食品を揚げ続けるものが大半なので、酸化し劣化するのを防ぐために酸化防止剤が含まれています。

ただしtert-ブチルヒドロキノンに関しては、日本では認可されていないので使われていないでしょう。代わりに日本ではBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)が使われております。

これらの物質はそれなりに毒性があり、故に毒性試験を徹底して行った上で添加量が決められている添加剤です。毒性があるものをわざわざ添加する理由は簡単で、添加することで油の酸化で生じる毒性の高い酸化分解物などの生成を阻害するためです。故に大きな毒が発生しないため小さな毒を無害量を調べて使っているわけです。

この毒としての見方をゆがめて「過去に~~という添加物の毒性を調べると、XXといった毒性が確認されている!」みたいな話になってくるわけです。

いずれにしても、これらの添加物は、決められた使用量では毒性なんてものは無く、むしろ油の酸化で生じた過酸化油脂や有害な分解物のほうは発がん性があるものが多いので、そうした味の悪い有害な物質が発生しないように添加されているだけです。むしろ企業努力の部分として見るべきところです。

【書評】完璧な演出。光秀が信長を討ち、秀吉に首を取らせた理由

本能寺の変から400年以上を経た今となっても、「天下の謀反人」として受け止められることが多い明智光秀。しかしながらその実像は、未だ謎に包まれたままです。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、そんな光秀を「ダブルエージェント」という斬新な切り口で捉えた書籍。信長の下で異例の出世を果たした訳や、本能寺で主君を討った理由など大胆な仮説が記された、数多ある光秀本の中でも「異端の書」とも言うべき一冊です。

偏屈BOOK案内:波多野聖『ダブルエージェント明智光秀』

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波多野聖 著/幻冬舎

ダブルエージェントとは、光秀が将軍足利義昭の側用人として上洛したが、信長にも仕える身でもあったということ。武家最上位の将軍、もう片方は将軍を奉じた絶大な力を持つ武将。現代に置き換えると、財閥系企業の総務部長でありながら、破竹の勢いで一部上場を果たした新興企業の平取締役としても働く、二重職籍を持つ存在だ。光秀も横文字で表されるとは思ってもなかっただろう。

十兵衛は堺衆のインテリから鉄砲や玉薬の知識、医学や薬術、天文学、航海術、占星術、南蛮の政や戦について学んだ。なかでもマキャベリの「第一の者(君主論)」は十兵衛に大きな影響を与えた。それは信長の「天下布武」と重なる。持つべきものは良き法と良き軍備である。深謀遠慮の信長は、幕府の組織を法の形をとって意のままに動かすと同時に、将軍義昭の力を制約した。

戦国の世を終わらせ、天下統一を成し遂げる巨大プロジェクト。その成功にはどのようなキャラクター(人材)、ファクター(要素)、プロセス(過程)が必要であったか。天下統一プロジェクト遂行が、誰によって・何が・どのようにして行われていったのか。信長はヒト・モノ・カネが複雑に絡む土地問題を部下に取り組ませることで、複雑なマネージメントを学ばせた、と著者は説く。

50歳前後に財閥企業に中途採用され、課長待遇で入社、3年後に筆頭取締役に昇進した光秀。実力主義の信長家臣団の中でも、その早さは図抜けている。だが表立ってはその理由が分かっていない。合理主義者の信長が理由もなく光秀を厚遇したとは考えられない。表に出せない重要な役を光秀が請け負っていたのではないか、という仮説が成立する。光秀は信長にも義昭にも仕えている。

二人の主人を持ちながら最終的に信長につき義昭を見限る、という結論から逆算すると、早くから義昭の情報を信長に伝えていたと考えられる。信長は油断のならない義昭を、光秀を使って諜報・監視していて、信長暗殺を未遂に終わらせたのだ。報告・連絡・相談、三つの違いを意識すると意思疎通の重要性が理解できるし、どのタイミングでどう行えばよいか、光秀は分っていたはずだ。

信長は光秀に囁く。「天下布武が終わった後、朝廷を滅する。儂は天子になり織田家は皇族となる。儂が太閤となり信忠を将軍にすることや、儂を大御所という立場にすることも悪くない。信長があらゆる権威の頂点に立つ。そしてそれを未来永劫持続する」。光秀は信長を滅することを決意する。そして、下剋上を行った者はあっけなく惨めな最期を遂げれば、この連鎖は断てると考える。

だが、誰に俺を討たせる?人たらしの秀吉に決めた。光秀は万感の思いを込めて「時は今天が下しる五月かな」を残す。光秀は、信長の朝廷を滅する企てを阻止するため、という真実は誰にも語らず、「主君信長を殺し、愚かにも天下取りを狙った明智光秀」を演じた。そして、秀吉との一戦で惨めに負ける。そこまで完璧に演出した。その意識を武士に刷り込めば下剋上の抑止力になる。

本能寺の変から8年後、天下は羽柴秀吉による統一で定まろうとしていた。小田原城を囲み兵糧攻めの長期戦。そこへ伊達政宗が遅参する。秀吉は怒って謁を許さない。政宗を助け、秀吉との間を取りなしたのが千利休だった。茶室の秀吉、政宗、そして利休。二人とも陶然とさせられる利休の点前。ここまで来ると、そうきたかと思う。なるほど、納得のいくエンディングである。

編集長 柴田忠男

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手越祐也はそんなに悪い男なのか?手越ジャニーズ最強伝説とは

ジャニーズ事務所を退所した「NEWS」の元メンバー・手越祐也(32)が、23日午後8時から会見を行うと自身のアカウントとみられるツイッターで発表した。手越は今回の退所について、そして今後の活動についても自らの言葉で語るとしている。

手越祐也とは一体どんな男なのか?

手越は緊急事態宣言下の4月下旬に、飲食店で女性を伴う飲み会を開いたことなどから、無期限活動休止の処分を受けた。これを受け、手越への非難が殺到。今月19日、ジャニーズ事務所が手越との専属契約を解除したことを発表していた。

手越といえば、ジャニーズ事務所のアイドルらしからず、夜遊び、女好きと知られ、素行不良がたびたび問題視されていた異端児。ジャニーズの「チャラ男」として名を馳せ、手越と関係を持ったと噂される女性芸能人は数多い。

しかし、手越祐也という男は、そんなに悪い男だったのか? 手越の歴史を紐解いていくと、実はジャニーズ最強ともいえるような伝説をたくさん生み出していた。

わずか入所10カ月でデビューした手越

手越がジャニーズ事務所に入所したのは2002年12月で15歳の時。小学生のうちに入所するジャニーズが多い中、かなり遅いといえるだろう。この時、手越は中学3年生だが、実は中学受験をして、明大中野中学校に通っていたのだ。明大中野中といえば、都内でも難関校に入る名門。かつて明大中野の定時制に芸能人が多く通っていた時期があるが、もちろん手越は違う。厳しい中学受験を勝ち抜いた男なのだ。約8割がそのまま明治大学に進学することから、手越もアイドルにならなければ、普通に明大生になっていたかもしれない。

こうして15歳でジャニーズ入りした手越だが、ここからのスピードが凄い。わずか10カ月後の2003年9月には「NEWS」のメンバーに選ばれる。入所からデビューまでのこの早さは、ジャニーズ史上歴代2位(ちなみに、1位はV6の岡田准一で、入所からデビューまでわずか8カ月)。

事務所の所属期間があまりにも短いため、NEWSのメンバーが集まった時に、錦戸亮から「お前誰やねん」と言われたというエピソードは有名だ。また、NEWSはすでに絶大な人気を誇っていた山下智久を中心に結成されたグループだったため、入所間もない手越はそれまで一言も言葉を交わしたことがなかったとか。デビューした後も、しばらくは会話をすることができなかったと、後に出演したテレビ番組で語っている。

首が細くなったら要注意。「夏バテ」の兆候と疲労回復に効く食材

梅雨の中終盤から残暑が過ぎるまで続く暑さに、体は徐々にダメージを蓄積していきます。「やつれた頬っぺ」は疲れのサインですが、それより前に兆候をキャッチするため、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生は、毎日鏡で自分の姿をみることを勧めます。そして疲れの兆候が見えたときに効く食品や食材も教えてくれます。

疲れの兆候

【夏バテには要注意】

梅雨入りして天候不順な日があると、体調も不安定になりがちです。回復力が低下した体は、蓄積疲労ですぐに夏バテしやすくなります。そもそも夏バテや過労の原因は、寝不足。質の良い睡眠をとるのが、これから難しくなりますね。熱中症には気を付けておきたいけど、エアコンでの体の冷やしすぎも疲れの元。

【疲れの兆候】

疲労がたまってくると、体を養う力が落ちていきます。寝不足だったり、暑さ負けだったり、エアコンで冷えて血行不良になっていたり。そんなたまった疲れのサインは、頬っぺたのやつれですぐにわかります。でも、そんなわかりやすい顔のサインの前に、まず首が細くなることで、体力の消耗具合がよくわかる。

【首が伸びたら要注意】

毎日自分の姿を鏡に映してチェックするようにしましょう。特に上半身の体形や姿勢の変化は、体の具合をわかりやすく示してくれています。薄着になる夏場だからこそ、そんな姿勢チェックを習慣にしていただきたい。

そして、たまった疲れが出始めると、首から痩せていきます。首が細長くなったなぁと、鏡に映る自分の姿を見て気が付いたら、その日から早寝を心がけましょう。

  • 疲労回復には「甘酒」がよい。
  • 消化欲お腹を温める「おかゆ」もおすすめ。
  • おかゆを食べるとき「発酵食品」のキムチやぬか漬けを合わせて食べると、疲労回復を助けてくれます。
  • エアコンで体が冷える人は「もち米」を使ったお赤飯や粽(ちまき)、あんころ餅なんていうのもよいです。

筋肉量を増やして体をビルドアップするには、たんぱく質をとったらよいです。でも、疲労を回復させるには、たんぱく質による体づくりよりも、熱性の強いもち米などの糖質補給がかないます。飲む点滴なんていわれる麹で発酵させた甘酒は、日中の疲労回復材には最適です。

就寝前は、軽めの食事でおなかを楽にして寝られるようにして過ごしましょう。初夏や梅雨場の疲れは早めに解消。夏は残暑が過ぎるまで、長々と続きます。くれぐれも夏バテしないように、コンディションを整え続けていってくださいませ。

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