楽天がアプリの統合を発表。で、楽天EdyはiPhoneで使えるようになるの?

楽天ペイメントが「楽天ポイントカードアプリ」と「楽天ペイアプリ」を年内にも統合し、その後「楽天Edyアプリ」も統合すると発表しました。この会見で楽天EdyがiPhoneで利用できない問題について質問したのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、統合によってiPhoneでは決済できない楽天Edyの残念な状態も解消されるのか、楽天ペイメント側との気になるやりとりを記しています。

楽天ポイントカードアプリに楽天ペイと楽天Edyが統合へ──iPhoneで楽天Edyが支払える日は来るのか

楽天ペイメントは2024年12月頃に「楽天ポイントカード」アプリと「楽天ペイ」アプリを統合すると発表した。その後、電子マネー「楽天Edy」アプリも統合していくという。

確かに楽天の金融やポイントサービスは古くからそれぞれが独立してアプリを提供しており、利用シーンに応じて、別々のアプリを起動しなくてはならなかった。個人的にもポイントを貯めるためにポイントカードアプリを起動することはあっても、結局、その後はPayPayやd払い、au Payアプリを起動していまい、楽天ペイで支払うことはほぼ皆無であった。

他社は金融や決済サービスをまとめて一つのアプリで提供しているところが多いため、他社に追随するというのは当然のことだろう。ただ、個人的に気になっているのが、楽天Edyも統合するなら「iPhoneで決済ができるようになるのか」という点だ。

楽天EdyはAndroidでは決済ができるものの、なぜかiPhoneではアプリはあっても、支払いには非対応のままとなっている。SuicaやiD、QUICPay、waon、nanacoなどはとっくの昔に対応しているのに、楽天Edyは置いてきぼりなのだ。楽天EdyのiPhone非対応問題について、数年前から決算会見などの質問しても、明確な答えが返ってきたためしがない。

今回、「アプリを一つに統合する」と鼻息荒く宣言したので、質疑応答で「楽天Edyアプリを統合するということはiPhoneでも楽天Edyで支払いができるようになるのか」と聞いたところ「他社のポリシーについては私が申し上げる立場にはない。我々としては、可能な限りユーザーにとって利用が最大化できるように期待している」(楽天ペイメント、小林重信社長)とのことだった。

さらに突っ込んで「楽天としては努力しているが、(アップルの)ドアが開かないということか」と尋ねたところ「申し上げるところにはないが、会社としては圧倒的なオープン戦略を掲げており、ユーザーが期待しているのであれば、拡大していきたい。今後もオープン路線を強化していきたいのは変わらない」との回答であった。

個人的にはかつてはEdyのヘビーユーザーであったが、決済系サービスはすべてiPhoneで行うことにしたため、楽天Edyを使う機会がなくなってしまった。

楽天ペイメントとしては「楽天Edyは地方のスーパーなどで、カードによる利用頻度が極めて高い」ということであったが、楽天ポイントカードアプリにまとめていくのであれば、やはり楽天EdyをiPhoneで使えるようにしないことには、ユーザーの期待には応えていないような気がするのだが。結局、楽天EdyがiPhoneで使えない問題は、何が障壁になっているのだろうか。

楽天ペイメント事業戦略説明会 – YouTube

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

image by: Guillaume Paumier, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

お金を管理しているつもりでも、実は所得が増えない「お小遣い制」の罠

前回の記事で「お小遣い制には反対だ」という姿勢を示した、無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさん。今回は、お小遣い制であることで収入が増えなくなってしまう理由について語っています。

収入は増やしていくべきモノ

お小遣い制についてさらに書くと、45歳もしくは50歳くらいまでの人生というのは、収入を増やしやすい年代なんです。人生に於いて最も可処分所得が増えるのがこの頃ですからね。その時に、家計としての収入を極大化するために、何をしなきゃいけないのかというと、積極的な投資なんですよ。

タネ銭をどこかに張って、所得を増やしていくことを思考の中心に据えなきゃならないのです。この投資は、人によって、職業によって、性格によって、ライフスタイルによって変わって来ますよ。だから一概には言えませんが、

情報収集に掛るおカネだったり

自己研鑽のためにおカネだったり

人脈を広げるための交際費だったり

身なりを調えるためのおカネだったり

マネーゲームとしての投資だったり(これもまた収入を増やすひとつの方法です)

副業を立ち上げるための資本金だったり

こういうことに感度を高め、時間とエネルギーを使い、少しずつレバレッジを掛けて成果を大きくしていくことが必要になるんです。どんなことだって、最初から大きなリターンを手にできるわけがありませんし、たぶん最初は勉強代のような形でいくらかマイナスになることもあるでしょう。これも含めて投資なんですよ。

ですから一番やってはいけないことは、例えばご主人が収入を増やそうとして株式投資の勉強をし、実際に株を買い、それが上手く行かず損失を出してしまった時に、

失敗したんだからもう二度と投資なんてやらないで!

と言うことです。

誰しも失敗しておカネを失うために投資をしようなんて考えていません。自分のため、家族の未来のために投資を勉強し、これを実践したわけです。そりゃ最初の数年は赤字になったっておかしくありませんよ。投資のプロじゃないんですから。ある程度の失敗を積み重ねて、勘所を掴む必要があるんですから、これも含めて勉強代だと考えてあげることが必要になるんですよ。

株やFXをやっている人で、一度もマイナスにならずに儲け続けている人なんてほとんどいないんですから。私だって何度も損切りをしていますし、年間トータルでプラスになるまでに何年も掛ったんですから。

お小遣い制だとこれができにくいんですよ。なんたってそもそもの絶対額がカツカツですからね。また奥さんが管理をしている、つまり監視をしている状態で伸び伸びと投資ができるわけありませんよね。

これが副業だったらもっとシビアですよ。最初になにがしかの軍資金が必要になるんですから。

「原因不明だけどお客様に嫌われた」という悩みを持つ販売員は意外と多い

お客様に嫌われてしまった、と悩む販売員は意外と多いようです。そんな人たちへ、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、今までの経験をもとに「突然嫌われてしまった」と感じたときの対処法を伝授しています。

好きと嫌いの感情が「裏返る」とき

ものすごく好きな人に対して、何かの原因で逆にものすごく嫌いになってしまったという経験はありませんか?

大好きな恋人と付き合っていて、別れたらもう二度と連絡も取りたくないみたいな感覚です。(合ってんのかこれ?)

人の”好き嫌い”は表裏一体です。

さっきまで大好きだったはずなのに、突然大嫌いになってしまう。

この間に”無”という感情は意外と少なく、好きであればあるほど、嫌いになるととことん嫌いになったりします。

これを拗らせてしまうと、大好きな推しを自分の思うようにしたくなってしまいSNSなんかで無茶苦茶なことをやり出す人もいますが、今回はその話ではありません。

接客業でも好き嫌いの裏返りは起こるよねという話です。

接客業だと、とても仲の良い顧客と長い付き合いをすることもあります。

長年付き合ってきて、お互いのこともよくわかっている。

しかしある時、突然その顧客が店に来てくれなくなったり、連絡がつかなくなったりします。

引っ越したわけでもなく、普通に道を歩いていたりするのに声をかけてもそっけなくなるわけです。

こういう時って、ものすごく気になります。

「私、何したっけ?」

「何か至らないことがあったんだろうか」

などと色々考えてしまうわけです。

もちろん明らかに何かをやってしまったということもあります。

それが原因なのであれば、言うまでもなく突き詰める必要はありますし、同じようなことを繰り返さないための努力は必要です。

ですが一方で、何もしていないはずなのになぜか嫌われたような感覚になることもあります。

「子供ならいくらでもひり出してみせる!」なぜ“イタリアの女傑”は反乱軍を前にしてスカートを捲り上げたのか?

洋の東西を問わず歴史に名を残す、数々の強くそしてしたたかな女性たち。そんな中から今回、時代小説の名手として知られる作家の早見俊さんが紹介しているのは、「イタリアの女傑」「日本の妖婦」と呼ばれた二人の女性です。早見さんは週刊で配信中の『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』で、彼女たちの世間をざわつかせたエピソードを取り上げています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:女傑と妖婦

女傑と妖婦

イタリアの女傑、カテリーナ・スフォルツァを紹介致します。

カテリーナは1463年、群雄割拠状態にあったイタリアのミラノで、領主の娘として生まれました。11歳でローマ教皇シクトゥス四世の甥、ジローラモ伯爵と結婚、夫は31歳でした。

20歳の年齢差がありましたが、二人の子供がさずかり、幸せに暮らしました。その暮らしが暗転したのは25歳の時です。

領内で反乱が起き、夫が殺されてしまったのです。カテリーナと子供たちは城外で反乱軍に捕まります。夫の家来たちは城に籠もり、反乱軍と戦い続けました。

カテリーナは反乱軍に子供を人質として預け、降伏するよう説得すると城内に戻ります。しかし、彼女は城内に入ったまま出てきません。痺れを切らした反乱軍は子供を殺すと脅しました。

すると、彼女は城館の屋上に立ち、スカートを捲り上げ、「殺せばいい、子供ならいくらでもこの○○○○からひり出してみせるわ!」と叫んだのでした。呆気に取られる反乱軍の中には、ありがたく領主夫人の○○○○を拝む不逞の輩もいたとか。

やがて、援軍が到着し、反乱は鎮圧され子供たちも無事救出されました。このエピソードはイタリア中に広まり、彼女は「イタリアの女傑(ヴィラゴ・ディタリア)」と賞賛されます。

未亡人となったイタリアの女傑は精力があり余り、次々と男を漁った挙句、7歳年下のジャコモと再婚したものの、ジャコモは領主として専横を極め、前夫同様に領民に殺されてしまいました。カテリーナは激怒し、暗殺犯一味と家族を拷問の末に殺し、亡骸を晒します。

夫二人が殺されてもカテリーナの精力は衰えず、メディチ家最高の美男、4歳下のジョバンニと三度目の結婚に至ります。一男をもうけ、今度こそ女の幸せを掴んだと思いきや、ジョバンニは31歳で死んでしまいます。その翌年、チェーザレ・ボルジアに攻められ、カテリーナは囚われの身となりました。ボルジアは心身共に女傑を征服したかったのか2日間に亘ってカテリーナを強姦したそうです。

その後、ローマの修道院に送られた10年後に病死。修道士に看取られながらの、女傑には不似合いな静かな最期だったそうです。

「核施設はいつでも破壊できる」イラン本土報復攻撃でイスラエルが“宿敵”に送ったメッセージ

長年に渡り“宿敵同士”として対峙してきたイスラエルとイラン。昨年10月のハマスによるイスラエルへの攻撃を発端としたガザ侵攻で中東情勢が不安定化する中、ついに両国が直接攻撃を行う事態となり、国際社会に緊張が走っています。全面戦争ともなれば日本への影響も避けられませんが、この先、どのような推移を辿るのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、米有力紙の報道を引く形でイスラエルのイラン本土攻撃に込められたシグナルを解説。さらに日本が両国の「繰り出す手」に学ぶべき点を考察しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:イスラエルとイランの不気味な対立

イスラエルとイランの不気味な対立

両国の間に緊張が走っています。

そもそもイスラエルとイランの対立は1979年のイラン革命からです。

イランは、革命でイスラム教強硬派が権力を掌握した後、イスラエルの排除を訴えてきました。

イスラエルを、イスラム教支配地域を違法に占拠する国と考えているのです。

当然、イスラエルはイランを自分たちの存在に対する脅威とみなし、イランは核兵器を得てはならないと力説してきました。

イスラエルはイランの中東における影響力拡大を恐れてきたのです。

さて、話は現在に戻ります。

そんな中で2023年10月におこったのがハマスのイスラエル攻撃とそれに対抗するイスラエルのガザ侵攻です。

今月2024年4月1日にイスラエル軍戦闘機が隣国シリアのダマスカスにあるイランの在外公館を攻撃しました。

イランの革命防衛隊がシリアで民兵組織ヒズボラの訓練と資金提供に関与している、そしてヒズボラはカザ地区のハマスを支援している、という理由です。

イランは4月14日未明、イスラエルに向けてドローンやミサイルを発射しました。

はじめてイランが自国領土内からイスラエルを直接に攻撃したのです。

全面戦争に発展する可能性があるのか?

国際社会は、イスラエルがどのように反撃をするのか、固唾をのんでみていました。

ニューヨークタイムズの4月19日記事抜粋をみましょう。

イスラエルのイラン攻撃:限定的な攻撃だが、潜在的に大きなシグナル

 

イスファハンの通常型軍事標的を攻撃するという決定が送ったシグナルは明確だった。

 

イスラエルは、イスファハンのウラン転換施設の防空網を突き破ることができることを示したのだ。

 

攻撃は限定的だが、イランの核開発に携わる科学者チームに対する長期的な影響は、かなりのものになる可能性がある。

 

より多くの核施設を地下深くに設置したり拡張したりする可能性がある。

【関連】イランがイスラエルを報復攻撃。なぜイスラエルはイラン大使館空爆という“挑発”に出たのか?

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

頂き女子「懲役9年」を嘲笑う悪質ホストクラブの新手口。ツケ払い廃止に抜け道、背後に蠢く「匿流」が暴力団乗っ取りも

ネット上で「頂き女子りりちゃん」を名乗り、男性3人から計1億5500万円を騙し取った渡辺真衣被告(25)に、懲役9年の実刑判決が下された。渡辺被告が新宿歌舞伎町のホストクラブにハマり、ホストに貢ぐ金ほしさから風俗で働きはじめたのは20歳の頃。それでも金が足りず、やがて自身も“騙す側”にまわり男性たちから大金を巻き上げるようになったという。「りりちゃん」に限らず、悪質ホストクラブへのツケ払い(売り掛け払い)などで多額の負債を抱える女性客が近年急増しているが、この流れは今後も止まりそうにない。警察による摘発強化や、業界の「ツケ廃止」をくぐり抜け、女性を「風俗落ち」させる新手口が現れているのだ。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が詳しく解説する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「ツケ廃止でも売春はなくならない!」──ホストによる女性客への売春指示の深淵

ホスト狂い女性の「風俗落ち」はさらに増加、ツケ廃止に抜け道

昨年末ごろから、警察がホストクラブの摘発に力を入れ出しているのは大手マスコミ既報の通り。

東京・新宿歌舞伎町は、ホストクラブのメッカだが、その客が料金を払えず、売春を強要して払わせるケースが多発しているからだ。

ホストクラブのメーン客はオバサンというのは大昔の話。

現在、客の大半は20代の前半。大学生、高校生などの未成年者も少なくない。

そんな若者、未成年者が高額のホスト代を払えるはずがなく、それにも拘わらず、なぜ客になるのか?ここに、現在のホストクラブの根本的な問題がある。

「地方から、今年も4月から大学進学したり、就職で上京して来る。そうした若い女性を、スカウトマンがJR新宿駅東口などで物色し、ナンパするかのように声をかける。またSNSで恋人募集をする。

彼らは皆、見た目はハンサム。それで即、恋愛感情を抱く女の子は多い。で、ホストクラブを紹介され、キャバクラなどならまだマシで、性風俗店、立ちんぼをさせられることが多い。

深刻なのは単なる恋愛感情だけでなく、コロナ禍でホストクラブが急増したように、人間関係が上手く築けず、孤立し、ホストとは疑似恋愛だとわかっていながら、それでも売春してまで貢ぐことが唯一の生きがいになっている女の子が多いことです」(事情通)

だが、こうしたなか、行政もようやく重い腰を上げ、昨年12月、主なホストクラブの経営者と新宿区とが連絡会を持ち、売掛金(ツケ)払いを段階的に減らし、今年4月までになくすことを表明していた。

ツケをなくせば、その時の手持ち現金分以上の料金は取れない=借金は膨らまない=売春しなくて済むというわけだ。

だが、そう表明しながら、表明したホストクラブのホストが、3月29日にも、警視庁保安課に職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で逮捕されている。そのホスト(20)は、20代の女性客に対し、ツケの穴埋めに東北地方の性風俗店を紹介していたという。

しかも、これはいくらホスト経営者がツケをなくすと表明しても、末端のホストにまでは徹底されないという問題ではないと、前出の事情通氏はいう。

ホストクラブに替わって「女性客にカネを貸す」システム

なぜ、ホストクラブのツケ制度をなくしても売春はなくならないというのか?

実はホストクラブに替わって、すでにスカウトが女性客にカネを貸すシステムが出来上がっているのだという。

「むろん、裏の話です。ですが、そういう協定が多くのホストクラブのグループと、スカウトマンの組織側との間で結ばれている。

なぜって、今やホストクラブ=男性がクラブやキャバクラで遊ぶ女性版ではなく、組織化し、若い女性にホストクラブ料金名目に売春させるその実態は実質、違法な売春組織=マフィア化しているからです。

だから、ホストクラブで女性に楽しんでもらうのではなく、若い女性からカネをむしり取るのが目的なので、ツケを背負わせないと儲からない」(同)

では、スカウトに、女性客のツケを立て替える資金力があるのかというと、それは十分過ぎるほどあるという。

警視庁組織犯罪対策部などは昨年11月、通称「ナチュラル」という国内最大規模のスカウトグループの幹部を暴行容疑で逮捕した。

言っておくが、ここでいうスカウトとは、クラブやキャバクラなどへのスカウトではない。まして、男性客を店に誘うスカウトでもなく、こちらは「キャッチ」と呼ぶ。

ここでいうスカウトとは、本番アリの違法性風俗店専門のグループ。

そして、いくら国内最大とはいえ、その所属人数は約2000名とも見られる。歌舞伎町だけでなく、日本全国を網羅している。

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種類と量に気をつければお酒は割と楽しめる。現役医師が明かす糖質制限とアルコールの関係

糖質を摂取することで脂肪が蓄えられるメカニズムについて、前回記事「肥満ホルモン」インスリンが関与。内臓脂肪と脂肪肝の違いとは?で説明した、メルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』著者で糖尿病専門医の江部康二先生。今回は、糖質制限中のアルコール摂取について詳しく解説。飲んでいいお酒とNGなお酒を上げ、糖質制限食を実践する先生自らが、夕食や晩酌でどういうお酒をどのくらい飲んでいるかを明らかにしています。ただし、アルコールの摂りすぎには弊害がさまざまあるとして、適量を意識することを薦めています。

内臓脂肪と脂肪肝、アルコールと糖質制限食の関係について その2

Question

shitumon

内臓脂肪と脂肪肝は別のものでしょうか?糖質制限食ではアルコール摂取をどう考えればよいのか教えて下さい。

江部先生からの回答

今回は2つ目のご質問、糖質制限食とお酒に関する考察です。糖質制限食実践において、お酒は飲んでも良いのですが、OKのものと、NGのものがあります。

まずは、OKのお酒ですが、蒸留酒があります。蒸留酒には糖質は、ほぼ含まれていません。原料が麦でも芋でも米でも黒糖でもOKで、ウィスキー、焼酎、ウォッカ、ジンなどがあります。

醸造酒には糖質が含まれているので、原則的にはNGです。普通のビールや日本酒や紹興酒はNGです。

その中で、糖質ゼロビールや発泡酒は大丈夫です。最近、糖質ゼロビールを、大手のキリン、サントリーが販売しているので糖質セイゲニストには嬉しいですね。

ワインも、日本食品標準成分表では、糖質含有量は100mlあたり、白ワインは2g、赤ワインは1.5gとなっていますが、辛口であればもっと少ないので、2~3杯(200~300ml)はOKです。

私の場合、夕食~晩酌で、糖質ゼロビール350m1本、赤ワインをボトル1/3、25%焼酎のロックを2~3杯くらいです。適量より、やや多めですが、肝機能など全て正常です。

赤ワインは、最近はピノノワール単独が多いです。カリフォルニアワインやオーストラリアやニュージーランドワインを飲んでいます。おつまみは、天日干しスルメ、チーズ、焼き海苔、糖質の少ないナッツなどです。

◆糖質制限食OKのカクテル

私はたまにしか飲みませんが、カクテルも一部OKです。昔読んだ、レイモンド・チャンドラーの名作『長いお別れ』の中で、私立探偵フィリップ・マーロウが好むカクテルがギムレットです。

『プレイバック』のフィリップ・マーロウの決めセリフ「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない」(生島次郎訳)(If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.)かっこいいですね。人生で一回ぐらい言ってみたいです。

結局、糖質制限OKカクテルはジンベースかウオッカベースが多いです。
・ジンベース
ギムレット、ジンライム、ジンリッキー、マティーニ
・ウオッカベース
ブラディーメアリー、ウォッカマティーニ

米国と日本は手を取り合って“心中”か。岸田「アメリカ議会演説」の時代錯誤と決定的な誤り

国賓待遇で訪米し、アメリカ連邦議会上下両院合同会議での演説で拍手喝采を浴びた岸田首相。しかしその内容はあまりにも「時代錯誤的」とする指摘も少なくないようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野さんが、その内容を精査するとともに美辞麗句が並べ立てられた演説が「虚しい」理由を考察。さらに首相が演説の中で行った「アメリカへの進言」が誤りでしかない理由を解説しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:岸田訪米が示した日米首脳の究極の「時代遅れ」/滅びゆくアメリカ帝国への挽歌

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

岸田「究極の時代遅れ」。“ただの大国”に成り下がったアメリカとともに沈む日本

岸田文雄首相は4月11日、米議会で演説し、米国はこれまで「ほぼ独力で国際秩序を維持してきた」が、「日本は国家安保戦略を改定し……かつて米国の地域パートナーであったが今やグローバルなパートナーとなっ」て「米国の最も近い同盟国として……共に大きな責任を担ってい」くことを「ここに誓います」などと述べ、15回以上ものスタンディング・オベーションを浴びた。

拍手喝采を浴びた「岸田演説」を整理する

ここに示されている時代観を、もう少し言葉を補いながら整理すれば、こうである。

● 首相演説全文=官邸HP:米国連邦議会上下両院合同会議における岸田内閣総理大臣演説

▼法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持する中心は依然として米国である

▼その国際秩序は、全く異なる価値観を持つ権威主義的な国家による脅威にさらされる一方、米国民の心の内には米国が引き続きそのような中心的な役割を果たし続けるかどうかについて自己疑念が生じている

▼とりわけ日本の近隣では、中国の対外的な姿勢や軍事動向が、日本の平和と安全だけでなく国際社会の平和と安定にとっても、これまでにない最大の戦略的挑戦をもたらしており、また北朝鮮の核・ミサイル脅威、ロシアのウクライナへの不当で残酷な侵略などがあり、今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない

▼米国が、たった一人で、国際秩序を守ることを強いられる理由はない。日本は既に、米国と肩を組んで共に立ち上がっている。日本は、第2次世界大戦の荒廃から立ち直った控えめな同盟国から、外の世界に目を向け、強く、コミットした同盟国へと自らを変革してきた。国家安保戦略を改定し、防衛予算をGDPの2%に達するよう増額し、反撃能力を保有すると発表した

▼両国のパートナーシップは2国間にとどまらず、米日韓豪印比による3カ国・4カ国間協力、G7協力、ASEANとの協力など、多層的な地域枠組みが生まれ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指している

▼日本は米国の最も近い同盟国であり、私は日本が米国のグローバル・パートナーとして堅固な同盟と不朽の友好をここに誓う……

この記事の著者・高野孟さんのメルマガ

なぜ若者は「みんな同じ顔に見える」アイドルにドハマリするのか?推し活巨大市場の核心「グループ売り」の行動経済学

「最近のアイドルグループはメンバーの区別が全然つかない。それだけ自分が歳をとって、流行に疎くなったということかな?」中高年によくあるそんな悩みの本当の原因は、加齢とは別のところにもあるのかもしれませんよ。この記事では、投資コンサルタント&マネーアナリストで、心理学や行動経済学に関する著書もある神樹兵輔さんが、人々を魅了してやまない「グループ売り」の心理トリックや、今どきのアイドルが「みんな同じ顔に見えてしまう」真の理由を解き明かします。(メルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです

巨大な経済効果を生み出す「アイドルグループ」を裏で支える法則

少し古いものの、矢野経済研究所の調査データによれば、いわゆる 「オタク市場」 は、2016年度の市場規模が5450億円(前年度比5.3%増)にのぼったとされています。なんと、この時点でも過去5年間で3倍にまで増加したのだそうです。

ちなみに、対象分野は、「アイドル」「アニメ」「同人誌」「プラモデル」「フィギュア」「ドール」「鉄道模型(ジオラマ等周辺商材含む)」「プロレス」「コスプレ衣装」「メイド・コンセプトカフェ」などであり、単体での市場規模が大きな「漫画」「ライトノベル」「スマートフォンゲーム」は除外されています。

こうした「オタク市場」の対象は、これ以外の他のジャンルまで含めると、実は全体で3兆円以上にのぼるという巨大な推計結果も他にあるほどなのです。

なんといってもオタクは、「推し活」へのロイヤリティの高さから、その志向性は一般消費者の3倍以上あるともいわれますから、たしかに経済効果は高いのでしょう。

さて、矢野経済研究所の調査によれば、オタク市場のうち「アイドル」に限定した市場規模は 2016年度に1870億円 だったそうです。となると、最近ではゆうに2000億円を超えている市場と推計されるのかもしれません。

いわゆるアイドルへの応援活動である「推し活」による経済効果は、CD売上、公演入場料、宿泊交通費、飲食費、グッズ販売などですが、世の中でのアイドルの存在がどんどん増えるほど、こうした経済規模はさらに広がりを見せていくのでしょう。

近年では 、「地下アイドル」というのまでが続々登場しており、これはこれで、それなりの人気を集めているわけですから、まことに侮れない市場になったといえるのです。

たとえば、近年の経済規模の大きなものでは、2015年9月に宮城県で開催されたアイドルグループ 「嵐」 の復興支援コンサート(4日間)が 93億円(宮城県試算)の経済効果をもたらし、16年6月に新潟県で開催の「AKB48選抜総選挙」は1日で24億円の経済効果があった──とも推計されています。

戦中、戦後の初期に生まれた70代~80代の高齢の方々から見ると、まるで信じられないような盛り上がりを見せているのが、今の日本の 「アイドル市場」というわけです。

やはり、これらの隆盛は、日本の平和国家あってのモノダネなのだ──と高年齢の方々はしみじみと実感されていることでしょう。

【関連】イチから学ぶ「ドヤコンガ」の正体

日本の「アイドル文化」にみる特異性

日本のアイドル文化は、欧米にはない独自の発展を遂げた──とよくいわれます。

それは、「かわいさ」「かっこよさ」という見た目が、何といってもその象徴の原点だからです。

欧米のエンタメ市場は、プロフェッショナリズムが重視されます。日本のように若くて幼くて、容姿が可愛い、顔がカッコイイといった見てくれのよい少年少女をピックアップさせての 「偶像視」 で、とりあえず歌を歌わせたり、ドラマや映画に抜擢して注目させて人気を得る──といった手法は日本独自で、欧米ではほとんど見られなかったことが大きな理由なのでしょう。

日本のアイドルは、昔から学芸会的要素を残した「拙さ」「幼稚さ」「可愛さ」が重視されるところから、アイドルが作られてきた──という歴史があったわけです。

たとえてみると、70年代~80年代を彩った女性アイドルの山口百恵、桜田淳子、岡田奈々、麻丘めぐみ、岡田有希子、天地真理、大場久美子などが当てはまり、男性アイドルでは西城秀樹、野口五郎、郷ひろみ……といった「新御三家」などと呼ばれた面々(それ以前に御三家と呼ばれたのは60年代の舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦だった)に続いて、キャンデーズピンクレディといったアイドルブームに結実していたわけです。

それ以前の日本の芸能史では、60年代後半のグループサウンズブームをはさみ、その前の中尾ミエ、伊東ゆかり、園まりといった「スパーク3人娘」や「ナベプロ3人娘」と呼ばれた女性歌手の人気絶頂期もありましたが、「歌唱力」や「ビジュアル性」「雰囲気」が重視された風潮もあり、70年代以降に花咲いたアイドルたちとは明らかに趣が異なっていた状況だったのです。

要するに、70年代以降に主流となった日本のアイドル文化というものは、日本初の世界的言語ともなった「かわいい」「かっこいい」といった「見た目中心」にこそ、流行の原点があったのです。

つまり、欧米エンタメ系のプロフェッショナル志向アーティストたちとは、当初から、その存在感には相当大きな差があり、しかも、こうした要素が日本では大当たりだったわけです。

そして、これが日本独自の今日に連なる「アイドル文化」を育んできたといえるのでした。

外向きの韓流アイドル、内向きの日本アイドル

こうした日本市場を狙い、市場規模の小さかった韓国のアイドル群が日本市場の開拓にも乗り出してきたのはいうまでもありませんでした。

しかし、韓国のアイドルグループは、これまた当初から日本のアイドル風土とはちょっと趣が異なりました。

歌もダンスも本格志向だったからです。

もともと世界のエンタメ市場を視野に置いて、まずアジアの攻略を目指し、プロフェッショナルダンスを採り入れ、ビジュアル面での躍動的要素で、「K-POP」という独自のスタイルを生みだしてきたのです。

そして現在では、日本どころか、アジアにも、欧米にも、そのムーブメントをひろめ、世界を席巻する存在にまで力を蓄えてきたといえるのです。

つまり、韓国のアイドルは韓国語という狭い言語の壁を乗り超え、英語で世界進出にも成功したわけです。

その点、日本は日本語の壁をはじめ、プロフェッショナルな歌やダンスでも大きな後れを取り、日本だけにとどまっている状況であり、もはや彼我の違いは、歴然となったのが現在地なのです。

そんなわけで、日本のアイドル文化は、その独自性をもって、これからも日本国内での位置づけを守り続けることになるのでしょう。

AIで蘇る亡くなった最愛の家族。中国で話題の「死者復活動画ビジネス」はアリかナシか

生成AIの進歩と普及により、あらゆることが劇的に変化しつつある現代社会。ついに中国では死者を復活させるフェーズにまで突入したようです。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では著者の吉田さんが、中国で話題となっているAIを使用した「死者復活動画ビジネス」の実態を紹介。その是非と今後必要となってくるであろう「対策」を考察しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題AIで死者を復活させた動画に関して

AIで死者を復活させた動画に関して

近年、技術の世界では、目まぐるしい速度での進化が見られ、中でも「生成AI」への注目が集まっている。生成AIは従来の方法とは一線を画し、イノベーションを全く新しいレベルへと押し上げる可能性を秘めていることは確実だ。

生成AIがイノベーションをどのように促進するのか?様々な活用法やビジネスへの影響、そして組織や個人が直面する問題は多岐に渡っていくのだろう。

そんな昨今、Yahoo!ニュースで相当なコメントを集めている記事が飛び込んできた。それは「『パパ、ママ、会いに来たよ』AIで死者を“復活” 中国で新ビジネスが論争に 『冒とく』か『心の救済』か」というタイトル。トップにYouTube動画があった。

「パパ、ママ、会いに来たよ」AIで死者を“復活” 中国で新ビジネスが論争に 「冒とく」か「心の救済」か

世界では今、インプットされたデータから文章や画像などを自動で作り出す「生成AI」の技術が急速に進化している。そして、中国では「生成AI」を使って亡くなった人を「復活」させるビジネスが登場し、論争を呼んでいるという。

「パパ、ママ、会いに来たよ」から始まる先ほどの生成AIで「復活」した死者たちのリンク動画を観ていて技術の進歩が倫理や宗教と直面する姿を垣間見た。

自分はすでに両親は他界している。もしも、動画で復活したらと思うとゾッとする。なんでだろう?それは自分の中で“完結”しているからだ。

特に母親はすこしずつ老化しゆっくりと自分も家族に対しても心の準備を与えてくれて、86歳で他界した。通夜も葬式も一般的日本人の葬式のルーティン通りに事が進み、時間が経過して母との別れが終わった。

それが、1~2週間で生成AI動画が作成されたら、ええ!?という感じで、やっぱり無理がある。「ちゃんと綺麗な顔で亡くなってくれたじゃんか!何を今さら」みたいな感じだろう。

それにしても、いったいどのようにそんな動画を作るのだろうか?Yahoo!ニュース動画によると、生前の写真や音声を元に、AIが動画を作成するという。専門的なことはわからないが、素材があればなんでもござれなんだろうな。

「僕はとっても会いたかったよ。元気なの?」なんて、まるで本人がしゃべっているかのような動画ができあがる。AIが学習することで、本人そっくりの口調で会話ができるらしい。やっぱり、ゾッとする。

その動画には、事故で亡くなった叔父を「復活」させ、祖母と毎日、会話ができるようにした男性が出てくる。「ニーズを満足させてくれるサービスだと思います」と制作者は話す。

それが、張沢偉さん(33)だ。去年、生成AIで死者を復活させるビジネスを始め、これまでにおよそ1,000人の「死者を復活」させてきたというのだ。

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