Xiaomiの新作タブレット「Redmi Pad 2」、2万円ちょいの性能じゃないよこれ
※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。 7月8日に発売したXiaomi(シャオミ)の新作タブレット「Redmi Pad 2」が、これまたコスパが怪物級に優れているのでご紹介します…
Details※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。 7月8日に発売したXiaomi(シャオミ)の新作タブレット「Redmi Pad 2」が、これまたコスパが怪物級に優れているのでご紹介します…
Details※本記事は2024年7月15日に公開された記事を再編集して公開しています。
Text and Photographed by dada
暑い夏、汗ばんだ身体ってとっても不快。
特にお風呂上がりは、せっかくさっぱりしたのにドライヤーをかけていたらあっという間に汗ばんだ身体に逆戻り……なんてことありませんか?

そんな不快感を一掃してくれる汗ケアアイテムが、この「お風呂で使う汗ケアローション」です。
商品名のとおり、お風呂で使用する冷感アイテム。全身にかけて、シャワーで流すだけでスーッとひんやりとした感覚が身体に残るという魅力的な逸品なんです。

メントールを配合しているからスーッとした清涼感を得られ、さらには保湿成分のおかげで、お肌を整える役割にもなってくれる優れもの。

独自のキャップは、4つの小さな穴が空いており、4方向に広がる仕様。この仕様のおかげで、力をほとんど使わず、カンタンに背中に塗ることができました。

お風呂から上がった濡れた状態の肌に、サッと塗り広げるだけ。
塗った瞬間にメントールのスースーとした香りが広がり、身体が涼しくなってくるのを感じます。

背中や腕、足など、清涼感を得たい箇所に塗布ができたら、シャワーで流します。

そのあとは、タオルで優しく拭くだけ。
拭いたところから徐々にひんやりとしてきました。しかもお肌がサラサラになっていて、触り心地も気持ちがいい!

200mlと小さめなので、スペースも最小限で大丈夫なのがうれしい。お風呂上がりの不快な暑さは、これで一掃できますよ。
ドライヤーをするのもひと苦労だったお風呂上がりが、こんなにも快適になるなんて正直驚きのアイテムでした。
あの地味なストレスがゼロに。Amazonで出会った製氷皿で、氷づくりのイメージが変わった
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提供元:ROOMIE
10数年ぶりに洗濯機を買い替えることになりました!
普段から気にして、定期的にお掃除はしていた方だと思うのですが、いざ古い洗濯機をどかしてみると、洗濯機の排水パンが汚いのなんのって。
特に排水トラップの周りは、髪の毛やペットの毛、ホコリが、排水口の網と絡んでいて、お掃除がやりづらい…。
ということでこれを機に、今後のお掃除を楽チンにするべく、山崎実業・Plateの「洗濯機排水トラップホコリ防止カバー」を導入!
これがあれば、ゴミが溜まったらカバーを外して洗って戻すだけで、簡単にお掃除できちゃいます。

こちらが、山崎実業・Plateの「洗濯機排水トラップホコリ防止カバー」。

洗濯機の排水トラップのところにある、網の部分をカバーして、ホコリや髪の毛が絡みつくを防止してくれるアイテムです。山崎実業らしいシンプルで端正な佇まいだ。

大きさは、縦幅16×横幅16×厚み0.2cm。しなりの効いたシリコーン製で、見た目にも安っぽさがない。切り目が入っているので、ここから排水ホースを通します。

自宅の排水ホースの大きさに合わせて、中央にある穴をハサミで切って、大きさを変えて使うのですが、1.5mmおきくらいにガイドラインが掘ってあるので切りやすい〜。

取り付け後はこんな感じ。ゴミが溜まってきたら、上から拭いたり、切れ目からカバーを外して水道で洗ったりして、清潔に保てます。
所要時間はほんの30秒くらいでしょうか。
洗濯機の排水口以外でも、キッチンや洗面台のシンク下にある排水口にも取り付けられます。あの、嫌〜な虫の侵入も防げるかも。
思い立ったが吉日。いますぐ導入してみてください!
Photo: 山田いせ
Source: Amazon.co.jp
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耳読書、試す価値は大アリです。
日々、仕事にプライベートに大忙しのみなさん。最近、本、読めていますか?
かくいう私も日中の仕事で疲れてしまって「本を読みたいんだよな」と思っても、なかなか手が出ません。でも、知識はしっかりインプットしたいもの。
そんなお悩みは「Audible」が解決してくれるかも。朝の身支度、通勤などの移動時、就寝時にいつでも手軽にアウトプット。これまで読もうと思って読めなかった本も、耳なら気軽に聴けますよ。
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本格的な夏がやってきました。
今年の夏も猛暑が予想されており、夜になっても気温が高く、寝苦しい日が続くかも。
もっとも、熱中症は真夏だけだと侮るなかれ。梅雨の時期は、体がまだ暑さに慣れていない中での蒸し暑さで体調も崩しがちになりますよね。
少しでも「暑い」「ジメジメしている」と感じた時は、水分補給だけでなく、冷房機器を頼りましょう。
暑い時に活躍するアイテムと言えば、扇風機やクーラーをイメージする人も多いと思いますが、ひっそりと人気なのが「冷風扇」です。
冷風扇はクーラーより電気代を抑えられ、水を使って風を冷やすため乾燥しにくいなどメリットたくさん。
冷風扇の中でもイチオシなのが、山善(YAMAZEN)の「冷風扇(FCR-J402)」。

暑い空気を冷んやりとした風に変える「冷風扇(FCR-J402)」の魅力をお伝えします!
冷風扇は、水が蒸発する時の気化熱を利用して冷たい風が発生。「打ち水」と同じ原理で、室内や屋外を冷やします。
扇風機より涼しく、クーラーほど冷え過ぎないのが特長。体温調節が上手にできない小さい子どもや、じんわり体感温度を下げたい人にとって冷風扇がベストなんです。

水を入れるタンクは2.5Lと大容量。タンクは引き出し式で、上から水が注げるので給水も簡単です。
タンクの水が不足すると冷風ランプが赤く点灯してお知らせ。本体正面の水位窓から水量がひと目で確認できるので、知らぬ間に空になる心配もありません。
ボタン一つで「冷風」と「送風」の切り替えが可能。風量も3段階で調整可能で、シーンに合わせて使い分けができますよ。

本体上部にボタンがあるので、かがむ必要もなく楽な姿勢で操作できます。付属のリモコンを使えば、くつろぎながら設定を変更できるのも嬉しいポイントです。
スイング運転をオンにするとルーバーが左右に自動で動き、広い範囲に涼しい風を届けます。
手動でレバーを動かせば、上下に風向きを変えることもできて便利です。

細かく風向きを調節できるので、部屋の広さや用途に合わせて風を送り出せるのもGOOD。
本体の底には4輪のキャスター付き。キャスターは取り外しもできるので、ぶつかって転倒したり、地震の際に勝手に動き出す心配もありません。

掴みやすい取っ手も付いているので、リビングや子ども部屋など部屋間の移動もスムーズです。
1・2・4時間で設定できるオフタイマー機能を搭載。就寝中に稼働しても、タイマーを設定しておけば寝冷えの心配はありません。
本体は幅22.6×奥行26×高さ74.5cmと、省スペースで設置できるのも◎。

フィルターと水タンクは取り外し可能。水アカなども簡単に掃除できるのでお手入れの手間もかかりません。
購入日から1年間の保証付きで、万が一故障した場合も安心。
電気代の目安は1時間あたり約1円と省エネ設計で、家計にも優しい「冷風扇(FCR-J402)」。
今年の梅雨・夏は、この1台で暑さを乗り切ろう。
Image: Amazon.co.jp
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Amazon(アマゾン)で毎日開催されているタイムセール。
本日2025年7月29日は、ソーラーパネルが一体になったAnker(アンカー)の屋外用カメラ「Eufy SoloCam S340」がお得に登場しています。
■この記事で紹介されている商品
Anker(アンカー)の屋外用セキュリティカメラ「Eufy SoloCam S340」が20%オフで販売中。
ソーラーパネルを搭載し、約2時間のソーラー充電で1日中稼働。面倒な配線工事もいらないので、簡単に設置できて便利ですよ。

スマホ経由でカメラの映像が確認でき、気軽に防犯対策が始められるアイテムがお買い得ですよ。
カメラは水平方向に360度、垂直方向に70度に動くので、玄関や駐車場でも死角なく撮影できるのが◎。

カメラ位置を4つまでパターン設定できるプリセット機能もGOOD。細かい操作をせずに視点を変更できるので便利です。
3Kの広角カメラ&8倍ズームに対応した2K望遠のデュアルカメラを搭載。人の表情や車のナンバープレートもしっかり捉えます。

AIによるモーショントラッキングにより、人物やペットの動きを自動で追従。不審者の怪しい動きも逃しません。
夜間でも鮮明な映像が残せるカラーナイトビジョン機能も魅力的。昼夜問わず、不審者を特定しやすいですよ。

警報を鳴らしたり、ライトを点灯させるスポットライト機能により、不審者を威嚇することも可能。
撮影したデータは、クラウドではなく内蔵メモリー(8GB)に保存可能。データは暗号化されているので、セキュリティ面も安心です。

IP55の防じん・防水性能で、台風や大雨など悪天候でも問題なし。
Eufy(Eufy Security)アプリから撮影した映像をチェックしたり、リアルタイムで会話も可能。プッシュ通知が届くので、外出中でもすぐに異変を察知できますよ。
なお、上記の表示価格は2025年7月29日17時現在のもの。変更や売り切れの可能性もありますので、それぞれの販売ページでご確認ください
>>12万以上の対象作品が聴き放題。Amazonのオーディオブック、Audibleの30日間の無料体験はこちら。
>>Kindle Unlimitedなら200万冊が読み放題。30日間の無料体験はこちら。
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Amazon(アマゾン)で毎日開催されているタイムセール。 本日2025年7月29日は、強力マグネットでスマホやタブレットを固定できる「マグネットタブレットホルダー プレート」やバスルームのディスペンサーボトルの追加棚と…
DetailsAmazon(アマゾン)で毎日開催されているタイムセール。
本日2025年7月29日は、コンパクトながらタイピングしやすいキーボードを搭載したLogicool(ロジクール)のワイヤレスキーボード「MX Keys Mini」がお得に登場しています。
■この記事で紹介している商品
131.95mm(高さ)×295.99mm(幅)×20.97mm(奥行き)、重さはたったの約506gとコンパクト。Logicool(ロジクール)のワイヤレスキーボード「MX Keys Mini」が19%オフ。
テンキーレスで70%のサイズダウンを行い、省スペースを実現。持ち運びも簡単なスタイリッシュデザインが特長です。

事務作業からクリエイティブな用途まで、さまざまなシーンで活躍するワイヤレスキーボードをお見逃しなく。
日本語配列のキーボードは、指先の形状にフィットする球状形にくぼんだパーフェクト・ストロークキーを採用。
キーのどこを打ってもストロークが滑らかで、正確かつスムーズなタイピングを可能にしています。

キーボード上部にミュートキーや絵文字キーといったファンクションキーも充実。作業効率を大幅にアップしてくれますよ。
macOSやWindows、ChromeOS、Androidなど幅広い機器と互換性あり、PCやタブレットでも使えます。
独自技術のLogi BoltによってBluetooth接続の安定性も向上。Bluetoothで最大3台の機器に接続でき、接続する機器をサクッと切り替えられるEasy-Switch機能は便利です。

手を近づけると周囲の明るさに合わせてバックライトが点灯する、スマートイルミネーションを搭載。

使っていない時は自動でオフになり、バッテリーを節約してくれる優れモノです。
USB-Cでの充電に対応し、フル充電は4時間で完了。バックライトオンの状態で約10日間、バックライトをオフにすれば最大5カ月間も連続で使えますよ。

メーカー保証が1年間付き。もしトラブルが発生してもすぐに解決できて安心です。
実用性とバッテリーの持続力を兼ね備えた「MX Keys Mini」は、今が買いですよ。
なお、上記の表示価格は2025年7月29日11時現在のもの。変更や売り切れの可能性もありますので、それぞれの販売ページでご確認ください
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SNSと比して信頼度は高いものの、放送時間にユーザーが左右されるというネックを持つテレビの報道番組。しかし生成AIの活用で、そんな制約を排することも十分に可能となるようです。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では著名エンジニアの中島聡さんが、2010年に自身のブログで公開していた「おかえりなさいテレビ」なる構想を紹介するとともに、そのアイディアに現在の技術を組み合わせることで実現できるサービスを改めて考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:生成AI時代の報道
プロフィール:中島聡(なかじま・さとし)
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。
私がオープンソースで開発しているMulmoCastのテストと宣伝の両方を兼ねて、さまざまなコンテンツを作り、XやYouTubeで公開していますが、その過程で「生成AI時代の報道」のあり方について少し見えて来たような気がするので、共有します。
私は以前から、報道はもっと個人にカスタマイズされたものであるべきと感じていました。NHKの朝のニュースは、インターネットが存在しない時代に作られた「万人向け」のものであり、今の技術を活用すれば、はるかに価値の高い情報を視聴者に提供することが可能なはずです。
SNSは多種多様な情報を得るには優れているツールですが、フェイクニュースを含めたノイズが溢れている上に、SNSのビジネスモデルが広告である限り、視聴者に価値を提供することよりも、「いかに滞在時間を長くするか」を重視した設計になってしまいます。
Instagram、Tiktok、YouTube、Facebookが良い例で、「あっという間に時間が溶けてしまう」経験をしたことがある人も多いと思います。
この問題は、10年以上前から私が考えて来たテーマの一つでもあり、2010年に私のブログに「私からの提案:おかえりなさいテレビ」というタイトルの記事を書いたことがあるので、それを紹介します。
(前略)ちなみに、私が数年前から暖めている商品のアイデアがあるので、ここで披露しよう。題して「おかえりなさいテレビ」。ターゲットは、毎日のように9時とか10時にならないと家に帰らない・帰れない会社員。わざわざ番組予約をして見るほどテレビは好きではないが、まわりの話題についていけるぐらいは、ドラマとかニュースとかスポーツ番組は見ておきたい、と感じている人たち。
操作はいたって簡単。家に帰ったら、スイッチをオンにするだけ。いきなりその日のテレビ番組のダイジェストが始まる。流れている映像に興味がなければ「スキップ」ボタンを押す、興味があれば「しばらく見る」ボタンを押す。それだけだ。最初はあまり賢くないが、使っているうちにだんだんと「この人は野球が好きだな」とか、「キムタクのファンなんだな」と理解して、ダイジェストの内容が充実してくる。その人が平均して何時ぐらいにテレビを消すのか(=寝るのか)も認識して、家に帰った時間から計算して適当な長さに編集してくれる。
これを実現するには、もちろん当然ネットに繋がなければならないし、マルチチャンネルを同時録画できる機能も持っていなければならない。衆合知を利用した学習機能を持ったクラウド・サービスも必要だ。しかし、決してそんなことは宣伝しない。クラウドとかマルチチューナーとかディスク容量を宣伝しなければ売れないようなら、その時点で負けだ。あくまでコンセプトは「おかえりなさいテレビ」。仕事に疲れたサラリーマンに、寝るまでのわずかな時間を充実して過ごしてもらう。それだけだ。
面倒な番組録画の機能なんてない。もちろん、EPGも表示しない。リモコンのボタンも5つぐらいで十分だ。ネットに繋がっていても、ブラウザーも載せてなければ、もちろんウィジェットもない。ネットは最高のおもてなしを提供するための、単なる道具に過ぎない。
翻訳サービスDeepLは日本を中隔市場と明言し、本気で日本市場を取りに来ていることを明らかにしています。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』の著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川さんは驚きをあらわにしています。石川さんは自身のメルマガの中で、DeepLが描いている未来像と、差別化の要であるスマートフォンと翻訳機能の関係などに焦点を向け、次にタッグを組むメーカーに期待を寄せています。
DeepLは2025年7月23日、最新テクノロジーと日本市場戦略に関する説明会を開催。DeepLは日本市場をグローバルのなかでも中核市場と位置づけ、企業向け機能やパートナー連携を強化してきた。
2024年11月に発表された「DeepL Voice」ではテキスト翻訳に加えて、リモート会議や対面での対話に対応したリアルタイム音声翻訳に対応。「DeepL Voice for Meeting」では現在、Microsoft Teamsと連携するが、今後はZoomにも機能提供されるという。
説明会で興味深かったのが「どこで処理しているか」という点だ。CTOのセバスチャン・エンダーライン氏によれば「主に北欧」なのだという。
実際にDeepL Voice for Meetingのデモを見せてもらったが、比較的、サクサクと翻訳してくれた。これが北欧にあるクラウドで処理しているとは思えないほどであった。しかし、北欧ではなく日本国内で処理すれば、さらに遅延は短くなるのではないか。
セバスチャン・エンダーライン氏は「各市場の需要に合わせて世界的に分散させていく計画はある」とし、日本からの需要が高くなれば、北欧以外の場所にサーバーを置く可能性もあるという。
個人的に気になったのが「オンデバイスAIをどう見ているか」という点だ。最近ではグーグルやサムスン電子などがオンデバイスAIによる翻訳に注力しつつある。オンデバイスであれば、セキュリティが高く、瞬時に処理してくれることが強みになる。
セバスチャン・エンダーライン氏は「DeepLが望むレベルの翻訳も将来的にはオンデバイスで処理できる可能性はあるが、今のところは多大な処理能力が必要で、早くても数年後になるのではないか」と語っていた。
DeepLは「言語の優位性を最大限に特化したプロフェッショナルなツールであり、網羅的な機能を提供するChatGPTのような一般的なAIモデルとは異なる」というのだ。
もちろん、将来的にはイヤホンなどのデバイスに「オンデバイスAI」として搭載される可能性があるのは間違いない。
せっかくなら、どこかのスマートフォンメーカーも自前で翻訳機能を開発、強化するよりも、DeepLとガッツリ組んだほうがいいのではないか。すでにDeepLと組んでいるメーカーもあるのかもしれないが、いっそのことカメラにおける「ライカと共同開発」のように「DeepLと共同開発」と言ってくれた方が説得力があるし、信頼度も上がるのではないか。
いまのところ、スマートフォンのボイスレコーダーの文字起こしや翻訳はグーグル・Pixelが強い感があるだけに、他のメーカーが一発逆転するには、DeepLと組むというのが近道だろう。
この記事の著者・石川温さんのメルマガ
image by: Photo For Everything / Shutterstock.com