【画像アリ】娘が学校で貰った教科書のデザインが、まあ粋なこと!

Twitterユーザー・ぎんたろう(@puijiro)さんは、娘が学校で貰った国語の教科書を嬉しそうに見せてきたという。

その教科書をよく見てみると・・・。

 

 

六年生の教科書の表紙・裏表紙に、一年生の時からの表紙の動物が勢揃いしているのであった!

教科書も粋なことをするものだ。

これなら、勉強も楽しくなるに違いない。

 

■Twitter上の反応

 

 

 

 

 

 

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記事提供ViRATES

【書評】宝くじで1億当たった人の末路は? 気になる「あの人の今」

宝くじで1億円当選した人、キラキラネームをつけられた人、田舎暮らしを選んだ人、などなど……なかなか自分では経験できないそんなあれこれの「当事者たちの末路」を知るという、なんともすごい本があります。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者・土井英司さんが紹介されているその1冊、「転ばぬ先の杖」としてもユースフルです。

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宝くじで1億円当たった人の末路
鈴木信行・著 日経BP社

こんにちは、土井英司です。

「宝くじで1億円当たるとどうなるのか?」
「事故物件を借りるとどうなるのか?」
「キラキラネームの人の末路は?」
「都会生活に疲れて田舎に行くとどうなるのか?」

本日ご紹介する一冊は、「日経ビジネス」副編集長が、こんな素朴な疑問に答える読み物です。

一つの「選択」をした後、どんな「末路」が待ち受けているのか考えるための良い材料になりそうです。

宝くじで1億円当たった人が「悪銭身につかず」というのはよく知られていますが、「田舎でのんびり」が意外と大変だったり、キラキラネームが受験や就職で不利だったり、まあ、言われてみればわかるのですが、思わぬ末路というのがあるのだということがよくわかります。

文字通り「転ばぬ先の杖」として、ご活用いただきたい一冊です。

もともと、日経ビジネスオンラインに掲載した専門家へのインタビューがベースになっており、なかにはあの事故物件情報サイトで有名な「大島てる」さんなどもいて、驚きました(実在の人物だったのですね)。

【横浜・伊勢佐木長者町】ラーメン官僚がうま味とコクの虜になった、中華蕎麦【時雨】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、横浜・伊勢佐木長者町「中華蕎麦時雨」の中華蕎麦。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、うま味とコクの加速度が尋常ではないとベタ褒めする、中華蕎麦時雨の中華蕎麦のお味とは?

【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華蕎麦時雨

中華蕎麦時雨@伊勢佐木長者町にて、中華蕎麦。

本年4月7日にオープンしたばかりの新店。店主は、名店『多賀野』の出身。

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が、修業元のテイストをそのまま模倣することなく、オリジナリティを加えた形で提供している。

基本メニューは、醤油清湯系の「中華蕎麦」。

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比内地鶏、ほろほろ鳥に乾物、節などの魚介を巧みに折り重ねたスープは、中盤以降のうま味、コクの加速度が尋常ではない。

スープの温度も程良く高めであり、終盤まで冷めることがない。

こういう点に意を配ることができる新店は、ありそうでなかなかないものだ。

特筆すべきは自家製麺のレベルの高さ。スープを見事に口元へと運び込むスープの優秀な相棒。

それでいて、麺自身の存在感もしっかりと食べ手に伝える秀作だ。

トッピングとして配された鶏チャーシューのレベルも高い。鶏肉にニンジン、ゴボウなどを埋め込んだ贅沢な仕様。

これは美味い!

順調に伸びれば、大人気店へと成長する可能性を秘めた1軒だ。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

中華蕎麦時雨

営業時間 11:00〜14:30 18:00〜21:30 ※スープ売り切れ次第終了

住所 神奈川県横浜市中区不老町2-10-5 三陣ビル1F

定休日 日曜

暴走・北朝鮮に振り上げたこぶし、落とし所はどこになるのか?

一時は「北朝鮮が核実験を行い、それに対してアメリカが軍事行動に踏み切るのでは」と言われるほど緊迫していた北朝鮮情勢。しかし今のところ、特に大きな動きもないまま一応の「沈静化」を見ています。この状況を受け、今回の『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米在住の作家でジャーナリストの冷泉彰彦さんが、北朝鮮危機の「出口戦略」について、民族の悲願とされる「南北統一」も含めて考察しています。

北朝鮮の金正恩政権、危機の出口戦略を再検討する

3月28日配信の本メルマガでは、トランプ政権が「北爆」つまり北朝鮮への軍事力行使を行った場合にどのようなリスクがあるのかを整理しました。幸いに、本稿の時点では次の3つのファクターが奏功する形でとりあえず沈静化した形となっています。

  • 米中連携により中国が民間航空路の停止など経済制裁を開始。
  • 2つの空母打撃群を派遣して強大な軍事力を誇示。
  • ペンス副大統領が訪韓し、DMZを視察。

こうした中で、北朝鮮サイドの「核実験」は自制されており、その裏返しとしてトランプ政権側が「北爆」を行う可能性も低くなってきました。

そうなると、今度は今回の危機の「出口戦略」が必要となってきます。今回は、この北朝鮮をめぐる危機に関してどのような出口があるのかを検証してみたいと思います。

例えば1994年の危機に際しては、日米韓など西側は協調して「軽水炉技術の供与」という形で北朝鮮のエネルギー需要に応え、更に食糧などの経済援助をしています。以降も、食糧を中心に国連を通じて人道支援が行われました。

当時は、冷戦終結によってソ連と中国からの大規模な援助がなくなった北朝鮮は、食糧などを自給できない、特に4月から5月の「端境期」は前年の収穫が尽きるから国民が困窮し、政府への不満が高まるので対外的な緊張の演出が必要なのだと言う解説が行われていました。

では、今回も同様に食糧不足があるのだろうから、そこを補う援助を行えば相手は軟化するのでしょうか? どうも違うように思います。全体的な条件が異なってきているように思われるからです。つまり、国際的には穀物価格は安定している中で、資金の出所は怪しいものの、北朝鮮国内での飢餓という問題はやや改善されているということが考えられるからです。

勿論、圧倒的に改善がされているわけではなく、今でも「人肉食い」などの噂は出入りしているわけですが、少なくともある臨界点を超える飢餓、国家体制の崩壊につながるような事態は、中国がコッソリ支援して回避させているという見方は可能です。

ですから、反対に、そこを大きく取り上げて大規模な援助をしても、1994年のようには「出口戦略」には結びつかないように思われます。

女児殺害事件「顔見知りも気をつけて」と言わなければいけない時代

先日掲載の記事「『挨拶されたら逃げろ』と教える親から透けて見えた『国の思惑』」でもお伝えしたとおり、「マンション内でのあいさつが禁止になった」という投書を巡り、「理解に苦しむ」という否定的な意見と、「子供を犯罪から守るためには仕方ない」との見方が真っ向からぶつかりあった「あいさつ禁止マンション論争」。無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者・廣田信子さんは、先日発生した「リンちゃん殺害事件」の容疑者が保護者会の会長だったという信じがたい事実を受け、子供を守るためのコミュニティのつくり方について自分自身何も言えない状況であるとした上で、こんな時だからこそ冷静になりたいと結んでいます。

「知っている人に気をつけて」と言わなければならない時代

こんにちは! 廣田信子です。

先週末に飛び込んできた、我孫子市のリンちゃん殺害事件の容疑者逮捕のニュースには、凍りつきました。なんと、逮捕されたのはリンちゃんが通っていた小学校の保護者会会長だったのですから。

同年代の子供を持つ親に与えたショック、日ごろ、地域での子供の見守りに尽力している団体の方々に与えたショックは、もうメガ級だったでしょう。

あまりに衝撃的で、これをどう受け止めていいか、今後どう対処すればいいか、みんなが大きな戸惑いの中にいる状況だと思いますが、我が子を守らなければならない親としては、子供に、「知らない人」だけじゃなく、ご近所のよく知っている人にも気をつけて! と言わなければならない時代になったことだけは事実です。

昨年末の「あいさつ論争」がすぐ頭を過ぎりました。

「挨拶されたら逃げろ」と教える親から透けて見えた「国の思惑」

2016年11月4日付の神戸新聞夕刊に、管理組合の理事さんからの投書が載って、総会で小学生の子供を持つ親から、「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください。子供には、誰がマンションの人かわからないので、教育上困ります」と言われ、マンション内であいさつをしないようにしようと総会で決まったことを嘆くものです。

尖閣のトラブルごときで米軍は出ない…「中国脅威論」のウソを暴く

先日掲載の記事「中国の領海侵犯は本当か? 海保も認める『暗黙のルール』を徹底検証」で、中国脅威論の嘘を暴いたジャーナリストの高野孟さん。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではその続編として、産経・日経両紙の記事を引用し、その誤りを正す形で、どのような意図を持って「中国の脅威」が醸成されたのかを検証しています。

続・徹底検証!「中国脅威論」の嘘 ──世界友愛フォーラムでの講演録(中)

前回「中国の領海侵犯は本当か? 海保も認める『暗黙のルール』を徹底検証」で、

  1. 尖閣で中国公船が頻々と領海侵犯しているではないか?
  2. 昨年8月には中国漁船数百隻が殺到したではないか?

について論じた。その続きを語ろう。

3.「海上民兵」が尖閣に上陸しようとしている?

まずは「海上民兵」とは何かを知る必要がある。海上自衛隊幹部学校のサイト内に「戦略研究会」というコラム欄があり、その14年12月8日付に山本勝也(自衛艦隊司令部付、元在中国日本大使館防衛駐在官)の「海上民兵と中国の漁民」と題した一文が載っている。余計な誤解が生じにくいようにするために、敢えてその前半部分を丸々引用する。

◆海上民兵という虚像

 

最近、小笠原、伊豆諸島周辺にサンゴを求めて大量に押し寄せてくる中国漁船に関する話題を見聞きしていると、日本人の多くが中国の海上民兵について誤解しているのではないかと思えてくる。そこで今回はあらためて中国の海上民兵について筆者の見立てを述べてみたい。

 

海上民兵という単語が独り歩きし、あたかも彼らが、中東情勢の文脈で出てくるような、宗教団体や政治団体等の「民兵」と同様に非政府組織の武装グループとみている人がいる。或いは一般の将兵を超える特別な戦闘力を持った特殊部隊、例えば、映画「ランボー」に出てくるコマンドゥのような怪しい戦闘集団の兵士が「漁民を装って」潜入し、秘密の作戦により敵をかく乱するといったストーリーを思い描いている人もいるようだ。

 

しかし実際の海上民兵はそのようなものではない。端的に言えば、海上民兵は漁民や港湾労働者等海事関係者そのものであり、彼らの大半は中国の沿岸部で生活している普通のおじさんやお兄さんたちである。「海上民兵が漁民を装う」というのは大きな誤解であり、漁船に乗った「海上民兵は漁民そのもの」である。さらに付け加えると、海上民兵はれっきとした中華人民共和国の正規軍人であり素性の怪しい戦闘集団というのも大きな間違いである。

 

海上民兵とは、主として沿岸部や港湾、海上等を活動の舞台とする民兵の通称である。中国における民兵の位置づけは、中国の官製ネット等を通じて概要を把握することができる。

 

中国の国防や兵役に関する法律では、「中国の武装力量は、中国人民解放軍現役部隊及び予備役部隊 、人民武装警察部隊、民兵組織からなる」とされている。「武装力量」の英訳はarmed forcesであり、国際法におけるarmed force(s)の日本語訳は「軍隊」である。民兵は人民解放軍や武装警察と同様に「中国軍」の一部として、中国における軍事の最高意思決定機関である中央軍事委員会のコントロールの下に活動する。換言すれば民兵としての行為(公務)は中国という国家の行為と同視しうる。

 

民兵が人民解放軍と大きく異なる点は、組織の構成員が現役将兵であるか否かである。兵役法には、「民兵は生産活動から離れることのできない民衆の武装組織であり、人民解放軍の助手的後備兵力である」と記述されている。端的に言うと普段は他に職業を有し、必要に応じて軍人として活動するいわゆる「パートタイム将兵」である。24時間、365日軍人として訓練し任務に従事している人民解放軍現役部隊の将兵とはこの点が異なっている。

 

民兵組織は、村や町といった自治体、民族、又は企業を単位として設けられている。またその構成員たる民兵は、主として人民解放軍現役部隊に所属していない28歳から35歳の男性市民(一部必要に応じて女性市民を含む)であり、彼らの任務は、

 

  1. 社会主義近代化建設に積極的に参加し、先頭に立って生産と任務を完遂す
  2. 戦備勤務を担任し、辺境を防衛し、社会治安を維持する。随時に軍に参加し戦争に参加し、侵略に抵抗し、祖国を防衛する

 

こととされている。

 

海上民兵と呼ばれる民兵組織の多くは、漁民や離島住民のほか、海運業者、港湾等海事関係者により組織されており、一般的に、平素の職業に応じた任務が付与されているようである。たとえば沿岸・近海部で活動する商船や貨物船は前線に展開する海軍艦艇等への補給物資の輸送支援、地方政府海事局等は沿岸部における法執行活動支援、離島の住民等には島嶼部における警戒・監視支援といった類である。民兵のこのような活動は、国防部のHPや「解放軍報」、CCTV-7を通じてかなり頻繁に報じられている。

 

◆「民兵」身分を明示

 

漁民の場合、自らの漁船を使って沿岸部に停泊中の海軍艦艇や陸軍部隊輸送船団へ食糧、弾薬、燃料等を輸送するといったことが多いようである。時には武器の操作やいわゆる戦闘訓練等も行われている。

 

在勤中に筆者は中国版海兵隊と言われる海軍陸戦隊や特殊部隊を含む現役部隊を訪問する機会があった。一方、民兵の多くは人民解放軍現役部隊を退役して帰郷した予備役将兵である。民兵も中国軍の一部である以上、その実力を過小評価するべきではないものの、最強・最精鋭を自負している海軍陸戦隊や特殊部隊将兵はもちろん、日々訓練に明け暮れている現役部隊将兵と比べれば、その戦闘能力を現役部隊以上と見るのは合理的とは言えない。

 

民兵が民兵として、つまり軍隊として行動する場合、国際法に則り、定められた軍服(階級章などに「民兵(MingBing)」を示す「MB」が付加されているほか人民解放軍現役部隊に類似)等所要の標章を着用して活動する。

 

戦闘員である民兵が「自己と文民たる住民とを区別する義務を負う」ことは中国を含む国際社会の約束である。 仮に、人民解放軍現役部隊の将兵や民兵が、戦闘員としての身分を明らかにせず、「一般の(民兵として活動していない、非戦闘員である)漁民」に紛れ込んだり、一般の漁民を盾にして活動することがあるとすれば、中国は国際社会から強い批判を浴びることになるだろう。

えっ、同業他社への転職はNG? 意外と知らない「競業避止義務」

「今の会社を辞めて、もっと条件の良い同業他社に転職しようかな」、はたまた「十分経験も積んだし、独立したいな」―。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では、そんな考えをお持ちのみなさんが知っておくべき、「競業避止義務」という法律が紹介されています。何も知らずに転職や独立をしてしまうと、後で痛い目を見ることもあるのだとか。メルマガ著者で現役社労士でもある飯田弘和さんが、わかりやすく解説してくださいました。

御社の就業規則には、競業避止義務の定めがありますか?

まず、「競業避止義務とは、何ですか?」という方のために、この言葉の説明です。従業員が退職後に同業他社へ就職することや自ら事業を立ち上げることを禁止する義務を課すことをいいます。

ここで一番問題となるのが、憲法に定められている職業選択の自由」との関係。憲法で「職業選択の自由」が定められている以上、就業規則で無制限に、「競業避止義務」が認められるわけではありません。

退職後の競業を禁止するには、誓約書や特約等の契約上の明示的根拠が必要であると考えられます。これは、労働者の自由な意思に基づくものでなければなりません。当然、就業規則への定めも必要です。

さらに、会社(使用者)側に、営業秘密や独自ノウハウといった「保護に値する正当な利益」があり、競業を禁止すること以外の方法では、その「利益」を守ることが難しい場合でなければ認められません。

しかも、従業員であれば誰にでも、競業避止義務を課せるわけではなく、「守るべき利益を害する可能性のある業務や地位についていた者に限られます。ですから、御社と同一業界への転職を禁止するというのでは、範囲が広すぎます。もっと絞って、業務内容や職種限定で縛るべきです。

その他にも、「期間」や「地理」的な制限も必要ですし、「代償措置」も必要です。「制限できる期間」としては、どんなに長くても「2年が限界でしょう。1年以内であれば、比較的「有効」とされる場合が多いのですが、「2年を超える」と、ほとんどの場合、「無効」と判断されると思ってください。

制限する地域、「会社と競業する営業地域に限定すべきです。全く営業活動を行っていないような地域にまで、広汎な地理的制限をかけても、「無効」と判断されます。

さらに、「退職金の上乗せ」や、「就業中の賃金その他の優遇」などの「代償措置が必要です。

温湿布と冷湿布、実は有効成分に差なし。むしろ「成分」が最重要

何かと使用する頻度が高い湿布薬。薬局などでも買えるので手軽に使えはするのですが、温・冷どちらを選べばいいのか迷ったりもしますよね。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、そんな湿布の選び方や効果、さらにはあまり知られていない副作用などについて科学的に解説・紹介しています。

温湿布/冷湿布 どちらがいいのか

過度の運動によって筋肉痛や、関節炎が出ている場合に使われるのが湿布薬。湿布薬は、温湿布冷湿布がありますが、実際は「暖かく感じる、冷たく感じる」物質が含まれている差であって、有効成分とはあまり関係がありません。とはいえ、温湿布は血行促進作用などもあるので、炎症が起きて熱を持っている場合は冷湿布、特に熱をもっていない場合は温湿布程度の分けで十分といえます。

この仕組みは簡単で、温湿布は唐辛子の成分カプサイシン等)で暖感を持ち血行を促し、冷湿布は、メントールなどの冷感成分で冷たく感じさせているだけです。実際に冷やしているわけではありませんが、ゲルが分厚い商品が多いのでゲルが吸熱することで実質的に冷やすというものです。

大事なのは、その痛み止め成分で、サリチル酸メチル(サリチル酸グリコール)などのエステル、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェンなどがあります。むしろ湿布を選ぶ際はこの成分の方が重要です。

高橋ヨシキ・インタビュー「僕がスター・ウォーズと決別した理由」

アート・ディレクターや映画ライター、そしてサタニストと多くの顔を持つ高橋ヨシキさんが知られざるB級映画や音楽などのカルチャー全般について語るメルマガ『高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド!』。その高橋さんに昨今の映画事情から悪魔主義までを語っていただくインタビューを敢行。自身のメルマガで取り上げ、大きな反響を呼んだ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』との決別宣言を中心に、なぜ今サタニズムなのか?まで、いろいろとぶった斬ってくれました。

「安パイ」頼みが跋扈する映画業界

——舌鋒鋭い映画評論で熱狂的な支持を集める高橋ヨシキさんですが、2016年末にご自身のメルマガでも取り上げられて、大きな反響を呼んだのが……。

高橋ヨシキ(以下、高橋:):出た(笑)。『ローグ・ワン』の話ですね。

——はい。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』をご覧になられたのを受けて、第一作からのファンだった『スター・ウォーズとの決別を宣言されましたが、この話題について、まずお話をお聞きしたいのですが……。

高橋:ある意味『ローグ・ワンファンと作り手の意識が一致しちゃったんですよね、この場合。「同じものに耽溺し続けていたい」というファンの欲望に『ローグ・ワン』は、ほぼ完全な形で応えているわけで、そこで利害は一致しているわけですが、本当にそれでいいのか? という。

僕は作り手が先に進むのをやめて同じようなものを際限なく供給することを良しとするのはまずいと思うし、それを消費者と化した観客が「もっと、もっと」と要求するようになるという、そういうサイクルが生まれてしまうことに対する危惧もあります。これは『スター・ウォーズ』に限った話ではありませんが、そういう傾向が強まってきているという実感はあります。

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——『スター・ウォーズ』といえば、世界中の誰もが注目している作品ですし、そんな重要な作品がそういうジレンマに陥ったというのは、今後の映画業界にもよくない影響を与えそうな気がしますね

高橋:もちろん、そこまで単純な話でもなくて、たとえば現在『スター・ウォーズはディズニーの商品なわけですが、ディズニーは一方で非常に実験的な試みや、先進的なチャレンジも行っているわけです。革新的なことを尊重する気概はちゃんとあるんです。

また、マーベルもディズニーの傘下ですが、そっちでもメインどころの『アヴェンジャーズ』などとは別に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とか『ドクター・ストレンジ』には「新しい、面白いことをやるぞ」という気概をとても感じます。

この発想はなかった。船を透明にしたクリスタル・カヤックで水上散策

皆さんの夏の定番アクティビティは何ですか? 一番に思いつくのは、やはり海や川でのマリンスポーツではないでしょうか。スキューバダイビングやシュノーケリングは、水中の世界を楽しめる定番のスポーツですよね。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではカヤックもメジャーなスポーツの1つ。そんなアメリカのフロリダ州で生まれたのが、今回ご紹介する「クリスタル・カヤック」。船の胴体には特殊なポリマーを使い、低価格ながらにその高いクオリティを実現しているというシースルーのカヤック、一体どんな魅力があるのでしょうか。

船の上から水中散策を実現、見た目もおしゃれなシースルー・カヤック

水中に広がる世界は、普段を地上で生活する私たちにとっては、永遠の神秘を持つ空間ですよね。

それに魅了される人は多く、近年では日本国内でもスキューバダイビングやシュノーケリングは、定番スポーツとなっています。

アメリカのフロリダ州は年間通じて温暖な気候に恵まれているため、日本よりもマリンスポーツへの需要が高いと言えます。

Crystal Kayakが手がけた「クリスタル・カヤック」は、全長338cm、重さ21kgの2人乗り

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お値段は、1体あたり1,499ドル〜(約15万円)と、比較的リーズナブルで、複数をまとめ買いすると、割安になっていくというシステム。

通常は本体と一緒にオールとシートが2セットずつ設置されているようですが、もし1人で楽しみたい場合は、簡単にシートの取り外しが可能だそうです。

 

今回の取材によると、この「クリスタル・カヤック」のアイデアを思いついたのは、もう10年以上なのだそう。

「初心者でも経験者でも同じように楽しめるような、”新しい海の楽しみ方”を提案したかったのだ」と製作者は言います。

そして何度も試行錯誤を繰り返し、ようやくこのスタイリッシュかつ、丈夫で長持ちするカヤックを完成させたのです。

カヤック自体が透けているので、海が透き通っていれば、水中の生物もよく見えますね。

でももし、サメなどの危険な動物に出喰わしたら、狙われそう!

サメは視覚的な要素によって襲わないという事実を専門家から得ているので大丈夫」とのこと。

つまり、完全にシースルーのカヤックに乗っているからといって、普通のカヤックよりも襲われる可能性が高まる恐れはないとのこと。

とは言え、ダイビングでもカヤックでも、危険な動物に遭遇しそうな場所では行わないこと、だそうです。

さらに彼らは購入者に対して、カヤックでのレンタルビジネスも提案しています。

カヤックを安価で購入し、それを時間あたり、1日あたり、期間限定、一年中、などを設定してレンタル事業をすれば、購入者が利益を得られるというのです。

確かに、カヤックを楽しみたい人は多いはず。

その証拠に、アメリカ国内でカヤックを楽しむ人の数は、年間約1800万人にも及ぶそうです。

これはカヤック・ビジネスはかなり現実的な話ですね。

日本ではマリンスポーツを楽しめる場所が限られているのが残念ですが、カヤックを気軽にレンタルできれば、海の季節を楽しむためのチョイスが増えて、海や川がより多くの人で賑わうようになるかもしれませんね。

いつかクリスタルカヤックが日本にも上陸するのでしょうか?

 

 

公式サイト Crystal Kayak

取材・文/貞賀 三奈美