日本人の3割しか知らない。「確信犯」という言葉の正しい使い方は?

「国語」に限らず、中学入試において重要となってくるのが語彙の多寡。そんな語彙を増やすため親としてできることがあるなら、知っておきたいものですよね。今回の無料メルマガ『親も子供も一緒に伸びていく』では著者の高久手はるかさんが、「語彙を増やすことに繋がる生活習慣」をレクチャー。言葉へ意識を向けるきっかけは、日常のいたるところに転がっているようです。

言葉の感覚を磨いて子供の語彙も増やしていこう

今日は「言葉」にフォーカスを当ててみたいと思います。

コロナ禍で「自粛警察」とか「マスク警察」なんていうワードが生まれましたね。今は新型コロナの流行を終わらせるためには、外出するな!マスクしろ!と周囲に強力にしかも過度にアピールしたり、果ては種々の実力行使に及んだりする人たちのことです。

こういう行動をする人のことを一括りにして、あなたなら何と呼びますか?

「確信犯」だと言えるのではないでしょうか。

ここで、もう一つ質問です。この「確信犯」は、自分たちの行為を「悪いと知っていながらやっている」のか、「正しいことと考えている」のか、どちらでしょうか?

文化庁のサイトでは、「確信犯=政治的・思想的・宗教的な信念に基づいて行われる犯罪という意味」とされています。

「確信犯」の意味

つまり、自分が悪いことをしているとは微塵も思っていないんです。悪いことと分かって行う人のことではないんです。

でも、日常の中で、ちょっとズルいことをズルをしていると分かっていそうなのに、素知らぬ顔でやっている人を見かけたら、「あの人って、確信犯だよね。」なんて使っていませんか?これは誤用なんですが、今や7割の人が「悪いと分かってやっている」の意味として使っているそうです。つまり、正しい意味で使っている人は、たったの3割ってことです。

誤用と正しい意味の両方を知っているのと知らないのとでは、お家の中の言葉の環境は大きく違ってきます。

もし、「確信犯」がテレビで使われたら、「これって、どっちの意味で使っているだろう?」とご家族で話題にしてみてください。言葉には正しい使い方(意味)がありますが、その一方で言葉はナマモノなんです。

「難しい」を「むずい」や「ら抜き言葉」というのも誤用ですが、若い世代を中心に学校の先生でも使ったりしています。あと何十年かしたら、もっと一般的な表現になっているかもしれませんね。

このようなことを家庭で話題にする、ちょっと気になる言葉があったら、リビングで辞書を引いてみる。これを続けていると大人だけではなく、子どもにも言葉へ意識を向けるきっかけを作れます。

それが子どもの語彙を増やすことに繋がりますよ~。

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立地が悪く駐車場なし。それでも町のお米屋さんが生き残れた戦略

大手スーパーやチェーン店に太刀打ちできず、廃業に追い込まれる個人商店が激増しています。我々の生活に密着していた商店街も、このまま消えゆく存在となってしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、大復活を遂げたとある小さな米穀店の事例を取り上げつつ、そこから学べる「大手に負けない戦略」をレクチャーしています。

どうやって生き残ったのか? 小さな米穀店の成功戦略

今回は、ある米穀店の事例から、繁盛戦略を探ってみます。積極的かつきめ細かな販促策で、売り上げを飛躍的に向上させています。

おぜき米穀店(仮称)は、三代目店主を含む家族3人で切り盛りしています。取扱商品は、米95%、灯油5%。お米の販売先は、一般家庭30%、飲食店40%、スーパー30%となっています。お店の立地は悪く、店舗も古く、駐車場もありません。経営状態も年々下降線。

そこへ、大手スーパーの進出が決まりました。その大手スーパーに、お米の取り扱いを営業するものの、大手ゆえにすでに決まったルートがあり、入り込めませんでした。悪いことに、これまで納入していた中規模スーパーの閉店も決まり、米販売の20%がなくなろうとしています。

それだけではありません。当然、大手スーパーへのお客さまの流出も考えられます。店主は、慌てました。これまで特別な販促策を講じることもなく、昔からの商売を続けてきただけだったのです。このままでは、近い将来、お手上げになることは眼に見えています。

そこで、重い腰を上げ、積極的に動き出したのです。まずは、各種交流会や勉強会に出かけることから始めました。さまざまな業種の経営者やコンサルタントと出逢い、経営的なモノの見方、お客さまの集め方、売り方などを勉強していきました。この姿勢が大切です。

焦ると、すぐに効果の上がる方法を探してしまうものですが、そんな手立ては、簡単には見つかりません。日頃から、情報を収集して、勉強をしている人であって初めて、“ひらめく”ものがあるのです。まずは、切羽詰まった状態まで放って置かないことが第一ですが。幸い、おぜき米穀店の店主は、最悪の状態になる前に動き出したことで、多少なりとも明るい光が見えてきたのです。

そして、次の手立てとして、これまでの経営方法を見直し、新しい米穀店の姿を探ったのです。

出てきた策は、「個人客重視への戦略転換」。

小学1年生の育児は「壁」の連続。何をどう乗り越えればいいのか?

子どもの小学校入学を控えたこの時期、親御さんはさまざまな準備で忙しくされています。ですが実は、入学してからが忙しさや困り事は本番になるというケースが多々あるようです。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』著者の柳川由紀さんは、小学校入学によって育児環境が変化した親、特に働く母親を苦しめる「壁」にどんなものがあるかを伝え、事前準備から事後の対処法によりどうすれば乗り越えられるかを詳しく教えてくれます。

「小学一年生の壁」を乗り越えるには

Question

shitumon

来月ピカピカの1年生になります。子どもの成長は嬉しいのですが、上司からは『小学校に上がれば、時短勤務じゃなくても良いのでは?」と言われました。保育園と違い、これからが育児と仕事の両立が大変だと思うのですが、どれほど大きな壁なのでしょう?(今年1年生になる男児のママより)

柳川さんからの回答

子どもが小学校に上がるタイミングで、仕事を続けることが難しくなり、退職するママが多いことから、言われるようになった言葉です。「壁」の大きさは当事者それぞれで違いますが、「壁を乗り越えていくためのヒント」をご紹介します。

1.何が壁か?

  • 学童のお迎え時間が、保育園のお迎え時間より早い。
  • 保育園のような情報交換やサポートが無く、圧倒的に子どもの相談をする機会が少ない
  • 長期休み期間の預け先がない
  • PTAや保護者会など学校活動で平日の親の参加が求められる
  • 持ち物や宿題、勉強のサポートが追いつかない
  • 子どもの相談をする機会が圧倒的に少ない
  • 子ども同士のコミュニケーションが複雑化し、子どもが見えにくくなる
  • 時短は未就学児のみ、という企業が多い

こうした数々の壁は、一年を通しておきます。秋からは、日が短くなり、一人で帰宅させることも心配の一つです。

2.入学前にしておく準備

・学童選び
小学校低学年が学校で過ごす時間は年間1200時間。一方、放課後と長期休みの時間は1600時間です。それだけ多くの時間を有意義に過ごすためにも、学童選びをしっかりしましょう。学童は大きく2種類。自治体が運営する公立学童保育と、企業やNPOが運営する民間学童保育です。金額や内容が違いますから、子どもと相談しながら選びましょう。

・登下校の確認
保育園では親が送迎をしましたが、小学校に入ると、子どもだけで登下校することになります。集団下校期間も学校により異なります。学校までの距離はもちろん、事故に遭わないための交通ルールの確認や「いかのおすし」といった不審者への対応について、親が一緒に通学路を歩きながら確認しましょう。

・習い事選びや通い方の確認
習い事に通う子どもたちが増えるのも小学校入学のタイミングです。子どもの興味関心にもよりますが、習い事の取捨選択には、学童からの送迎サービスの有無や、費用の検討も必要です。

もしも地震で水道が止まったら飼い猫にどんな水をあげたらいいの?

あの東日本大震災から10年を迎えようとしている今、日本では地震の発生が相次いでいます。もしも巨大地震が発生した場合、愛するペットととに被災する可能性もゼロではありません。しゃべる猫「しおちゃん」の飼い主で、米国在住の医学博士しんコロさんの元に今回「災害で断水した場合、間にはペットボトルの水がありますが、猫にはどのような水をあげればよいですか?」という質問が届きました。しんコロさんは、自身のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の中で、その質問に何と回答したのでしょうか?

災害時、猫にはどんな水をあげたらいいの?

Question

shitumon

最近は、自然災害がどこも増えているようですが、水道水が出なくなった時、人間にはペットボトルの水がありますが、猫にはどのような水をあげればよいですか? ペットボトルの水もミネラルウォーターと注射用蒸留水に使う水が入れてあるものと様々にあると思います。自分の水だけストックしておくのは、なんだか気がひけます。アドバイスいただければ幸いです。

 

しんコロさんの回答

災害等の非常時に備えて水をストックしておくのは良いアイディアだと思います。

1日一人当たり飲料水として3リッター必要だと言われていますので、何日間(何週間)水道が使えない状態が続いても対応できるようにするかでストックの量は変わってくると思います。

最低でも3日分、できれば2~3週間分あれば対応の幅が広がると思います。もちろん、ストックするスペース等の問題もありますので、どの量が正解ということはありません。

また、3リッターという数字は純粋に飲料水として命をつなぐために最低限の必要量なので、トイレ、シャワー、洗顔、洗濯などを含めたら遥かに多くの量が必要になります。さて、ねこちゃんにもペットボトルの水をストックされてはいかがでしょうか?

体も小さいので人間に比べたら必要量も少なくなるので、それほどスペースをとらないと思います。ミネラル分の少ない軟水であれば問題はないと思います。

注射用蒸留水は薬剤を溶解する時などに僕もラボで使いますが、自宅では必要ないので保管してあるのは飲料用のミネラルウォーターです。

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わいせつ教員の徹底排除に向け与党がようやく法整備へ。SNSで迫る悪質手口、ロリコン教師を二度と教壇に上がらせるな

教員による児童や生徒へのわいせつ行為が相次いでいることを踏まえ、自民・公明両党の作業チームが1日、初会合を開いた。NHKなどが報じた。わいせつ行為で処分を受けた教員が、二度と教員免許を取得できないようにするため、法整備を急ぐとしている。

わいせつ教員の免許再取得を不可能に

議員立法を検討するワーキングチームは、文部科学行政や法務行政に詳しい両党の国会議員21人がメンバーで、自民党の馳浩元文科相、公明党の浮島智子文科部会長が共同座長を務める。

馳氏は「法整備に向けたハードルは高いが、実効性のある法律にするため、検討を進めていきたい」と述べ、新法の制定を念頭に議論を進め、今国会への提出を目指すとした。

【関連】「わいせつ教師再任用反対」を阻む勢力の正体とは?現役探偵が怒りの告発

現在は懲戒免職で教員免許を失っても、3年経てば再び取得できることになっているが、わいせつ行為で処分を受けた場合は、二度と免許を取得できないようにしたい考え。

政府は昨年、わいせつ教員対策として無期限で再取得を不可能にすることを検討したが、職業選択の自由など個人の権利を制限することにつながるとして断念していた。

「もはや病気」わいせつ行為で処分される教員たち

文部科学省は2019年度に児童生徒らへのわいせつ行為やセクハラで懲戒免職になった公立小中高校、特別支援学校の教員は153人だったことを明らかにしている。

これは過去最多だった18年度の163人に次ぐ処分数で、このうち自校の児童生徒、卒業生などにわいせつ行為を行った教員は約8割の121人に上った。

文部科学省の発表によると、2019年度の国内の小学校の児童数は前年度比5万9322人減の636万8545人、中学校の生徒数は同3万3555人減の321万8115人となっている。

児童数は減少しているのに、わいせつ行為などで処分を受ける教員数はほぼ横ばい。すなわち、ハレンチ教師が増えているということを物語っている。

文部科学省は児童生徒に対するわいせつ行為は、原則として懲戒免職とするよう各教育委員会に指導していて、昨年9月までにこうした処分基準が全国で徹底されているとしている。

しかし、このような状態が続けば、教師に対する保護者たちの信用は失墜してしまうと言わざるを得ない。

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SNSを巧みに使ってわいせつに及ぶロリコン教師

教師によるわいせつ行為が減らない背景には、SNSの普及が関係していると指摘する声もある。

2019年度までの5年間で「懲戒処分を受けた496人のうち、少なくとも241人が教え子らとSNSなどで私的なやりとりを介して、わいせつ行為などを行っていたことがわかった」と読売新聞は報じている。

事務連絡の手段として学校現場で広く使われているSNSが、子どもたちへのわいせつ行為に悪用されている実態が浮き彫りとなっている。

文部科学省も「SNSの普及で教員と子どもが学校外でもつながりやすくなっていることが一因ではないか」と指摘。不祥事を起こす教員の若年化も進んでいることから、SNSとの因果関係があるといえそうだ。

ガチ切れの本妻に完敗。遺言があっても内縁の妻が相続ゼロになったワケ

「死」とは、誰にでも平等にやってくる決して避けられないものですが、その日はいつどのような形で突然やってくるのか誰にも分かりません。そこで、自分がいつ死んでも良いように、家族や親族らに「遺言」を残しておきたいと考える人は多いのではないでしょうか。無料メルマガ『10年後に後悔しない最強の離婚交渉術』の発行者で、開業から6年で相談7,000件の実績を誇る行政書士の露木幸彦さんは、実際に依頼された「遺産相続」に関する相談をもとに、離婚が成立していない本妻と30年連れ添った内縁の妻の間で生じた、「遺言」と「遺産相続」のトラブルについて解説しています。

たとえ「遺言」があっても相続できない? 内縁の妻と本妻の間で起きた遺産相続トラブル

このコロナ禍では誰がいつウイルスに感染し、重症化し、命を落としてもおかしくありません。そんな中、誰しも一度は「遺産相続」のことが頭をよぎったことでしょう、「万が一のことがあったら」と。

残された遺族に負担をかけたくない、相続で揉めて欲しくない、葬儀を円滑に進めて欲しい。心配事の中身は人それぞれですが、基本的には新型コロナ以外の病気も同じです。さらに、年を重ねれば重ねるほど不慮の死を遂げる確率は上がります。

だからこそ「遺言」という形で、せめて生前の気持ちを残したいところ。しかし、最後まで遺言の通りに遺産分割が行われたのかを見届けたくても、本人はすでに亡くなっているため、それは不可能です。どうしても遺言の通りの分割をおこないたいのであれば、遺言の運用は執行人(相続を取りしきる人)に託すしかありません。

しかし最近は、生前の人間関係が災いして、故人の遺志を尊重しない遺族が増えているような印象です。遺言がある場合の相続とは、誰かが得をすれば、その分、誰かが損をするというゼロサムゲーム。すべての相続人が遺言に従ってくれれば良いのですが、「損する遺言」を目の当りにした場合、その心中は穏やかではありません。遺言の通りに遺産分割を行うのは執行人の責任ですが、相続の結末には執行人と反対者の力関係が影響します。

例えば、執行人が反対者より立場が悪かったり、気が弱かったり、声が小さかったりしたら、どうなるでしょうか? 反対者に押し切られ、遺言の内容が捻じ曲げられ、故人が望まざる結果に至ることが少なくありません。何が明暗を分けるのか、今回は残念ながら遺言が守られなかったケースを取り上げたいと思います。

乗り込んできた本妻、認知症の進む内縁の妻……遺産相続の行方は?

「遺言を作りたいんですが、本人は施設に入居中です。それでも大丈夫ですか?」

そんなふうに依頼をしてきたのは高城紀夫さん(仮名、88歳)。筆者は施設を訪ねたのですが、施設の一室にいたのは老男(飯尾一成さん。仮名、88歳)と老女(高城節子さん。仮名、86歳)。紀夫さんは老女の兄でした。老男老女2人は一見すると「夫婦」ですが、実際には内縁関係。30年前に一成さんが駆け落ち同然で家庭を捨てて家を出て、節子さんと一緒になったそう。2人は30年間、夫婦同然の生活を送ってきたのです。そして3年前には自宅の売却金を元手に、2人そろって施設に入居したそう。

しかし、一成さんは未だ本妻との離婚が成立しておらず、戸籍上の妻は節子さんではなく本妻のまま。節子さんの存在は一成さんにとって「内縁の妻」なのですが、法律上、内縁の妻に法定相続権(法律で定められた相続権)は認められていません。そのため、一成さんに万が一のことがあった場合、節子さんは何も相続できない可能性があります。

そのため、内縁の妻が遺産を相続するには遺言が必須です。とはいえ、一成さんは捨ててきた家族(妻と長女)には罪悪感があるといいます。さすがに「節子さんへ全財産を渡す」という内容には抵抗がある様子。本妻3分の1、長女3分の1、そして節子さん3分の1、そして節子さんの兄・紀夫さんが執行人という形の遺言を残すことを望んでいました。

あの不倫補佐官カップルがやらかしたコロナワクチン調達の大失敗

日本でも2月17日にようやく始まった新型コロナウイルスワクチンの接種ですが、全国民に行き渡るにはまだまだ気の遠くなるような時間が必要なようです。先進国を自称する我が国にあって、何がこのような事態を招いたのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、厚労省のワクチン調達を失敗へと導いた男女それぞれの実名を上げ、彼らの許しがたい所業を暴露しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年3月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

すでに破綻している日本の「ワクチン供給」確保戦略――今年中かかっても全国民に行き渡らない?

菅義偉首相は2月27日、専門家たちの反対や強い疑問を振り切って首都圏を除く6府県の緊急事態宣言を3月1日に解除する方針を決定した。7日に当初期限が来る首都圏の1都3県についても、おそらく同様の強引なやり方で解除するつもりなのだろう。なぜそんなに焦るかと言えば、聖火リレー開始が3月25日に迫り、まさかこの日を、東京都はじめ全国各所で緊急事態宣言が続いている中、祝賀行事も沿道の応援も禁止、感染危険地帯は車で迂回といった不様な格好でスタートさせたのでは、全国民はもちろん全世界の人々に「東京五輪はすでに満身創痍」という印象を植え付けるだけだからである。

とはいえ、その日を明るい展望と共に迎えることができる保証は何もない。早やすぎた緊急事態宣言解除は、またもや人々の気の緩みを呼んで、たちまち感染拡大の第4波に襲われることにもなりかねず、それを食い止めるには、多くの専門家が指摘してきたように、PCR検査を「誰でも何回でも無料で受けられる」ようにして未発症感染者を早期発見・徹底隔離するような体制が必要だろうが、今に至るもそのような施策は取られていない。さらに、ワクチンの接種がG7の中ではもちろん唯一、先進国クラブと言われるOECD37カ国中でも2月上旬までに始まっていなかった5カ国の1つという極度の出遅れぶり。3月下旬の時点では、最優先で行われる医療関係者でさえも1回目の接種が行き渡っていない状況で、この致命的な遅れがますます人々の不安を掻き立てることになるだろう。

菅はお得意の「希望的観測」だけに頼って何とかこの難関をすり抜けようとしているのだが、聖火リレーも、従ってまた東京五輪も中止という判断を強いられるようなら、その時点で菅政権は頓死だろう。

 

バイデンの皮算用。中国という「敵」は分断の米国を一つにするか?

先月25日、イラクで起きた米軍関連施設攻撃への対抗措置として、シリアの親イラン武力勢力の施設を空爆したバイデン大統領。自国及び同盟国の不利益に対しては武力行使も辞さぬという姿勢を明確にしたバイデン政権は、中国についてはどのような姿勢で対峙するのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者で日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、さまざまな要素を勘案しつつ、米新政権の対中政策の読み解きを試みています。

バイデンの政策=(トランプの政策+オバマの政策)÷2

米バイデン政権の政策が徐々に固まってきたようである。このバイデン政権の政策を見て、日本の今後の政策を考えたいと思う。

バイデン大統領は、16日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで主催した対話集会に出席し、新疆ウイグル自治区や香港での人権弾圧、台湾への脅迫について、「文化的に国ごとの異なる規範がある」と発言し、中国の暴走を容認するかのような発言をした。

この発言と同期を合わせて、アメリカ国防総省のカービー報道官は「尖閣諸島の主権について明確に日本を支持する」と述べたことについて、アメリカ政府の立場に変更はないとして、自らの発言を訂正した。つまり、尖閣に関する米政府の公式見解は従来通り「日本の施政下」として、主権の存在を明確化していない。

この裏を調べていたら『新X論文』があり、この論文は米国の元外交官・政府関係者が書いた匿名論文である。2021年02月26日「『新X論文』:長期的な対中戦略の必要性』」の松川るい氏のコラムから該当部分を借りたが、

中国共産党ではなく習近平が強権的拡張主義な中国の問題の本質。したがって、共産党政権打倒ではなく、習近平降板又は習近平に策をより協調的に変更させることを米国の戦略目標とすべし。そのための手段として、中国内政に習近平に批判的なエリート達に影響を与えるべし。「2013年までの中国」に戻れば米国は中国と協調して共存できる。

 

実現のための手段として、米国自身の力を回復し、かつ、米国の同盟国・パートナー国と連携して経済的、政治的な中国依存を減らし、軍事的にはレッドラインを明確にして中国の行動を抑止する。これを何十年か続ければ達成される。

と。

というように、どうも「親中派が入り込んだか?バイデン政権の中国『柔軟対応』の裏側」で述べた「是々非々」の内容の具体的な政策は、このようなことになりそうである。

ということで、先のバイデン大統領の発言も、対中国では、あまり厳しくしない方向のようである。そこがトランプ前政権とは違う。

オバマ政権に近い印象でもある。敵対的になりすぎて戦争もできないために、中国との間合いをどう取るのかが問題視されているのである。

しかし、イラクの米軍拠点を狙った先週15日のロケット弾攻撃への報復として、シリアで親イラン武装勢力への空爆を行い、軍事力を使う方向のようである。中国へのけん制でもあると見る。台湾や南シナ海、東シナ海でレッドラインを越えたら、軍事力の使用もするということであろう。

一方、国内政策では、トランプ前政権が導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置を解除した。メキシコ国境沿いの「壁」建設停止や、不法移民の市民権取得に道を開く関連法案の提出など、バイデン政権と民主党は厳しい移民規制からの政策転換をする。

中国の人口減少で今後、GDPの伸びが鈍化する方向であり、米国も、コロナで都市部の人口減少になり、移民規制を排除して人口増加を維持するようである。これにより、経済規模の逆転を防ぎたいのである。

金融業界への規制緩和でも、トランプ前政権の金融規制改革法(ドッド・フランク法)の影響緩和を図る取組みを無効化して、金融証券機関の規制を強化した。証券取引などの規制を強化する方向であり、その一環であろう。

1.9兆ドルの追加経済対策は、下院を通過して上院に送られた。今後上院での審議になる。上院は共和党と民主党が50対50であり、民主党の議員に造反が出ると通らないが、順調に行けば3月中旬には議会と通ることになるが、規模が大きいと共和党や一部民主党議員からの反対も強い。

嵐 大野智が引退間近の危険水域?シンママ元カノが恋人関係に言及、本人は『Voyage』“最後”発言で再始動は絶望か

21年という長きに渡ってトップアイドルに君臨してきた、国民的スター・嵐が活動を休止してから約2か月。メンバーたちはそれぞれのフィールドで活躍を見せているが、芸能活動を停止しているリーダーの大野智(40)は表舞台から姿を消している。ファンたちがやきもきする中、大野の周辺ではさまざまなことが起き始め、再始動に暗雲が垂れ込めてきた。

シングルマザー元カノがライブ配信で大野に言及

大野には2013年頃に知り合い、交際へと発展したシングルマザーのAさんという女性がいた。マンション内に2部屋を借りて行き来する、いわゆる“マンション内同棲”までしていた真剣交際。

結婚を視野に入れていたようだが、2019年1月には破局。しかし、その後も連絡を取り続けるなど、大野にはまだ未練があるのではないかといわれている。

そのAさんがファンたちを騒然とさせる行動を起こした。

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日刊大衆によると、ある女性タレントが大野とAさんの関係性をにおわせる発言をし、それにAさんが反論。ライブ配信アプリで大野との恋人関係に言及したという。

Aさんは涙ながらに大野について語ったが、これがファンたちの気持ちを逆なですることになってしまったとみられる。

大野と10歳年下のシングルマザーAさんの恋は約6年半続いた。沖縄旅行をスクープした週刊文春では、船の上で抱き合う2人の写真が掲載され、Aさんの左手薬指には指輪が光っている。

それだけ真剣な交際だったとみられるが、なぜAさんはこのタイミングで大野に言及したのか。大野本人とは関係のないところでファンたちがザワつく騒ぎになってしまった。

大野が繰り返した『最後』という言葉の意味

Netflixで配信されている嵐のドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』が2月28日に最終回を迎えた。

2019年12月31日にスタートされて以降、毎月配信されてきた動画だが、この24話でついにフィナーレ。視聴したファンたちからは感動したという声があがっている。

嵐にとって活動休止前最後のコンサートとなった『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』に完全密着した内容となったが、動画の中では気になることがあった。

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ジャニーズ事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「メンバーの中でも今回のコンサートを前にした心境はそれぞれで、松本さんと二宮さんは次に向かうため前を向いているような発言をしていました。櫻井さんと相葉さんは感傷に浸るというか、複雑な感情が伝わってきます。でも、大野さんだけは動画の中で『最後』という言葉を何度も繰り返しているんです」

このコンサートをもって活動休止が決定していた大野は、衣装やステージを思いつめたように見つめながら、21年間の歩みを走馬灯のように思い出していたようにみえる。

動画の中で大野は「やっぱステージ見て、これが最後のステージかっていう感覚はあったけどね」と語るなど、意識してなのか無意識かは不明だが、『最後』という言葉を多用していた。

「嵐として再始動するということが前提にあれば、『最後』という言葉はあまり使わないでしょう。にもかかわらず、口から『最後』が繰り返し出てきてしまったということは、二度とこうしたステージには戻ってこないという気持ちのあらわれかもしれません」(前出・芸能記者)

動画を視聴したファンも大野の言葉が気になったようで、「大野くんから最後って言葉を聞くのがつらい」「大野くんが最後って口にするたびに胸がチクっと針が刺さる」などの感想が聞かれる。

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大野が語った『最後』にはどんな意味が込められているのか。ファンたちのモヤモヤとした気持ちは収まりそうにない。

ホンマでっか池田教授が探る「贈与と権力」奢りたい人の心理とは

日本の社会には、1食7万円もの食事をご馳走してもらえる世界線が存在するようですが、一般的には「奢る」「与える」という行為は立場が上の者が下の者に対してなされ、その上下関係を定着するのに利用されることが多いようです。メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』著者で、CX系「ホンマでっか!?TV」でもお馴染みの池田清彦教授が人間社会の「贈与と権力」の関係を考察。貧富の格差が広がり続ける現代社会には、富を平準化するシステムが必要と考え、北米先住民の社会にあった贈与するほど地位が上がる仕組みを紹介し、可能性を探ります。

贈与と権力

我々の社会では他人に贈り物をしたり、食事を奢ったりすることは比較的普通の行為で、一度もそういうことをしたことがない人はよほどの貧乏人か、さもなければよほどのケチであろう。それでは人はなぜ他人に贈与するのか。ほとんどの場合、何らかの見返りを期待しての行為であることは間違いない。

結婚相手を紹介してほしいとか、知らない土地に引っ越すことになったので、その地に長く住んでいる知人に様々な情報を教えて欲しい、とかいった頼み事をするときに、手土産を持っていくのは日本ではごく一般的な習慣であろう。しかし、贈り物の習慣が嵩じて、贈り物を渡して議員選挙の投票の依頼をするとか、公共機関の入札に関して便宜を図ってもらうとかすれば、これらは立派な犯罪である。

お気に入りの芸能人やスポーツ選手に贈り物をするファンは、何の見返りも得られないではないか、といった反論もあろうが、金銭的、物質的な見返りがなくとも、憧れのスターとかかわりを持ったという精神的な満足感も、贈り物の見返りと言えなくもない。しかし、何といっても最も一般的な贈与の見返りは、贈与に伴って、何らかの上下関係が発生し固定化することであろう。

大学に勤めていた時は、ゼミや親しい学生たちに時々食事を奢っていた。私と学生たちとの上下関係は自明だったので、上下関係をはっきりさせるために飯を奢っていたわけではなかったけれど、美味いものを食べさせてくれた人に懐くというのは、かなり一般的な真理なので、私とこれらの学生たちとの関係は概ね良好であった。

大学の学部の教師と学生の間には利害関係はほとんどないので(大学院になると多少微妙だ)、飯を奢っても奢ってもらっても生臭い関係になることはまずない。時々、パワハラとかセクハラとかいった話もないわけではないが、それは権力を笠に着て、教師が学生に無理強いするからであって、来るものは拒まず、去る者は追わず、という態度を貫けば、そういう話にはならない。

会社の上司と部下の関係になるとそうはいかない。飯は上司が奢ってくれることが普通であろうが、部下は上司の誘いを断り辛い場合が多いだろう。飯を奢ってもらって嬉しいだろうという顔をされて、尊敬もしていない上司の自慢話を聞かされるのは、勘弁してほしいと思う部下も少なくないはずだ。

いずれにせよ、教師と学生の場合も、上司と部下の場合も、社会的立場が上の人が奢る人で、社会的立場が下の人は奢られる人という関係がひっくり返ることはない。違いがあるとすれば、前者より後者の方がObligatory(逃れられない)ということだけだ。