あの本田宗一郎が「初代アコード」のデザイナーにブチギレた理由

本田宗一郎といえば、ビジネスマンで知らない人はいないカリスマ的存在です。彼の情熱あるモノづくりは、どのようにして生まれたのでしょうか。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、「シビック」や「アコード」などのデザインを手掛けてきた岩倉信弥さんが語る「本田宗一郎から受けた薫陶」について語ったインタビューを紹介しています。

本田宗一郎「いいものをつくるには、いいものを見ろ」

モノづくりへの並々ならぬ情熱で時代を切り拓いた本田技研工業の創業者の本田宗一郎。

1970~80年代にかけて「シビック」や「アコード」などのデザインを手掛けてきた岩倉信弥さんに、本田宗一郎から受けた薫陶や、「怒られて掴んだ」モノづくりの極意をお届けします。

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<岩倉>

本田宗一郎さんはいつもしつこいくらいに「いいものをつくるにはいいものを見ろ」とおっしゃっていました。

ある時、こんな苦い経験をしたことがあるんです。「初代アコード」の四ドア版をつくっていた時のことでした。

僕らのデザインチームは、四ドアを従来の三ドアの延長線上に考えて開発を進めていた。ところが本田さんは、「四ドアを買うお客さんの層は三ドアとは全然違うぞ」と言って憚(はばか)らない。ボディは四角く、鍍金(めっき)を付け、大きく高そうに見えるようにしろと言われるのです。

僕は内心、そんな高級車はよその会社に任せればいいと考えていました。

ほんの気持ち程度の対応しか見せない僕らに、本田さんは「君たちはお客さんの気持ちが全然分かっていない。自分の立場でしかものを見ていない」と日ごとに怒りを募らせてきます。毎日よく似たやりとりが続き、我慢の限界を感じた僕は「私にはこれ以上できません。そんな高級な生活はしていませんから」と口にしていました。

本田さんはそれを聞くなり「バカヤロー!」と声を荒げ、「じゃあ聞くが、信長や秀吉の鎧兜や陣羽織は一体誰がつくったんだ?」と言われたんです。

大名の鎧兜をつくったのは、地位も名もない一介の職人。等身大の商品しかつくれないのであれば、世の中に高級品など存在しなくなる。自分の「想い」を高くすればできる。心底その人の気持ちになればできるんだ。

つくり手は、その人が欲しいのはこういうものだということが分からなければダメなんです。想像する力ですね。像を想う。その人になり切る。それができなければよいデザインは生まれない、と教えてくださったんです。

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岸田退陣の瀬戸際に永田町を飛び交う「6.21衆院解散」説の真偽。“自民長老からの電話”は実話か与太話か?

「長老というのは誰で、なぜ青山氏に電話をしてきたのか、しかも深夜に。たいへん不思議だし、気になるところだ」――自民党の参院議員・青山繁晴氏(71)がYouTubeで“リーク”してネットの注目を集めている「6.21衆院解散説」を、元全国紙社会部記者の新 恭氏が詳しく分析する。選挙でサッパリ勝てなくなった自民党内で「岸田降ろし」の機運が高まっているのは事実だから、うそからまことが飛び出す可能性も十分にある。(メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「岸田降ろし」は深く静かに進行している

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岸田首相が「選挙の顔」ではサッパリ勝てぬ自民党

事実上の与野党一騎打ちになった5月26日の静岡県知事選挙もまた、自民党の敗北に終わった。

大接戦が予想されていた。自民党の裏金問題が影響し、立憲民主党、国民民主党推薦の元浜松市長、鈴木康友氏が序盤から大きくリードしたが、終盤に自民党推薦の元総務官僚、大村慎一氏が猛追した。

投開票2日前の24日、自民党は大逆転をねらって奥の手を繰り出した。

政治資金規正法改正案を審議した衆院政治改革特別委員会で、山下貴司議員が、政治資金パーティーを禁止するとしている立憲提出の法案に関し、概ね以下のような疑念を呈したのだ。

立憲の安住淳国対委員長は4月に会費2万円の「朝食会」を開催、岡田克也幹事長は5月27日に会費2万円の「昼食会」としてパーティーを予定しているが、これはおかしいのではないか。法律が通らなければパーティーをやり続けるというスタンスなのか。

法律が成立していない以上、パーティー開催は適法だが、だからといってパーティー禁止法案を提出した政党の幹部が、それを開催するというのは確かにスジが通らない。

山下氏の指摘は痛いところをついていたし、メディアがそれを大きく取り上げたのもうなずける。

これに対し当初は、「自民がパーティーも献金もやり放題という中で、自分たちで手を縛ってしまったのでは競争にならない」と岡田幹事長は強弁していたが、あまりにも子供じみた言い訳であり、これでは戦略にならない。パーティー禁止など、どうせ自民党の反対で通らないから、今のうちにカッコよくポーズを決めておこうという魂胆が見え見えだった。

そんなわけでメディアに叩かれ、岡田幹事長と大串博志選対委員長は25日、自身のパーティー開催予定をすごすごと引っ込めた。あまりにもお粗末な対応だったため、翌日にひかえる静岡県知事選への影響が懸念された。

かりに野党系候補が敗れるようなことがあると、せっかく4月の衆院3補選で立憲が全勝したことにより明瞭になった野党優勢の流れが変わる可能性すらあった。

自民党本部は、推薦する大村候補から自民党色を薄めるため、岸田首相ら党の大物議員が応援に入らない“ステルス選挙戦”を繰り広げ、鈴木候補に追いつくまであと一歩という感触を得ていた。

そこに起きた立憲幹部のぶざまな一幕。いやがうえにも期待が高まった。

水面下で進む「岸田降ろし」自民党内からのリーク

しかし、フタを開けてみると、冷厳な現実が露わになった。約7万7000票の差をつけられての完敗。自民党の前に立ちはだかる“不信の壁”はあまりにも厚かった。

裏金脱税で大枚を懐に入れてきた所属議員には大甘な処分ですませる一方、事務の煩雑化も顧みず給与明細に定額減税額の記載を義務付ける岸田政権の恩着せがましさに、物価高に悲鳴を上げる国民は不満を募らせている。

「岸田首相が選挙の顔では勝てない」というのは今や、自民党内の共通認識になってしまった。普通ならとっくに「岸田降ろし」が始まっていてもおかしくないが、そんな様子はうかがえない。

だがそれはメディアが報じていないだけのこと。実は水面下で「岸田降ろし」の動きが進んでいるという声が自民党内から聞こえてきた。

【関連】岸田首相と森喜朗“密約”のふざけた内情(新 恭)

「日本に沖縄の主権はない」中国で話題の沖縄“奪還”投稿をほとんど報じぬ日本メディアの怪

かねてから沖縄に対する「野心」を持ち続けてきたと囁かれている中国。そんな隣国がついに沖縄“奪還”に向け動き出したとする見方もあるようです。台湾出身の評論家・黄文雄さんが主宰するメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では今回、日本には沖縄の主権がないことをほのめかした中国政府要人のSNSへの投稿が、中国や台湾で話題になっている事実を紹介。その上で、今後中国が沖縄を巡る歴史戦や情報戦に拍車をかけてくるのは間違いないとして警戒を呼びかけています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:【中国】事なかれ主義の日本に対し、沖縄を本気で取りに来はじめた中国

世論操作や選挙介入にも要警戒。沖縄を本気で取りに来はじめた習近平政権

不只覬覦台灣?中國女戰狼影射日本1地主權未定 幾天後升官!

5月21日、中国の「女戦狼外交官」と称される華春瑩(かしゅんえい)外務次官補が、公式SNSで「1945年のポツダム宣言によれば、カイロ宣言の条件は履行されるべきであり、日本の主権は北海道、本州、四国、九州に限られる!この4島は、われわれが決定したとおりである」と投稿したことで、「琉球の主権はまだ定まっていない」ことをほのめかしたと、中国・台湾では話題になっています。

しかも、この投稿を行った数日後、華春瑩氏は外務次官補から外務次官へと昇進しました。彼女が唯一の女性次官に昇進したことで、中国サイドが今後、沖縄の帰属問題を本格的に主張するつもりだという憶測が飛び交っており、とりわけ中国国内では「台湾と琉球、どちらが先に返還されるか」「人民解放軍を派遣して琉球に駐留させるべきだ」「日本人よ、琉球を返せ」といった意見が、数多く投稿されているようです。

この件は、日本のメディアではほとんど報じられていません。沖縄タイムスも、華春瑩氏が外務次官に就任したことを簡単に伝えただけで、沖縄の「中国奪還」が話題になっていることについては触れませんでした。

中国報道局長、外務次官に 「戦狼外交」の担い手、華春瑩氏

華春瑩氏は1945年7月26日のポツダム会談で、トルーマン米大統領、チャーチル英首相、蒋介石中華民国国民政府主席が共同で発表した「ポツダム宣言」を引用しながら、沖縄が日本の主権の範囲に含まれていないことを触れたわけです。

ただし、そのポツダム宣言で守るべきであるとされた「カイロ宣言」が行われたカイロ会談では、トルーマンから何度も沖縄帰属を勧められたものの、これを断っています。ただ、後で後悔したようではありますが、いずれにせよ当時は中国共産党との覇権争いもあり、日本との余計な摩擦は避けたかったと言われています。

中国、沖縄の領有権主張 蒋介石 したたか二枚舌 戦況見て変心

加えて、1951年のサンフランシスコ平和条約によって、沖縄は米国の施政下におかれ、その後、1971年に調印された沖縄返還協定により、1972年に日本に返還されましたが、このように、沖縄の施政権のやり取りはあくまで日本とアメリカのあいだで行われており、日本に主権があるのは明らかで、しかも中国はこうした一連のやりとりに、まったく異議を唱えることはありませんでした。

ちなみに、中国が明確に領有権を主張するようになった尖閣諸島も、沖縄返還により日本が施政権の返還を受けた区域として明示的に含まれています。加えて日本が中華民国とのあいだで締結した日華平和条約でも、尖閣諸島については一切議論されておらず、尖閣諸島が従来から日本の領土であることは、当然の前提とされていたのです。

この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ

元自衛官芸人やす子が「パワハラ・暴力」で引退危機。陸自後輩が証言「死にたいと考えるように」文春砲で視聴者幻滅不可避

元自衛官芸人・やす子(25)に、陸自時代のパワハラ疑惑が持ち上がった。後輩の女性に陰湿なパワハラを行っていたとされるやす子を、一部ネット民は必死に“擁護”しているが、その無理筋の擁護こそがやす子のタレント生命を絶つことになるかもしれない。

「マジ邪魔」「消えろ」後輩を締め上げて暴力まで

女性ピン芸人のやす子(25)に、陸上自衛隊時代の壮絶パワハラ疑惑が持ち上がった。週刊文春が29日、スクープとして伝えたもの。陸自で後輩だった元自衛官のX子さん(20代)が、やす子から受けた理不尽な暴言と暴力を生々しく証言している。

それによると、新米自衛官のX子さんが1期先輩のやす子からパワハラ被害を受けたのは2018年秋。駐屯地の部屋で夜、ルームメイトと就寝準備をしているところに突然、やす子が乗り込んできた。やす子は「お前ら、マジ邪魔」「消えろ」などとX子さんらを罵倒しつづけたとされる。

たまりかねたX子さんが不適切な指導であることを指摘すると、激高したやす子はX子さんに掴みかかり、体を押さえつけ締め上げようとした。その際は周囲が止めに入り、X子さんはやす子から謝罪を受ける。が、その後すれ違った際、やす子はX子さんを見てニヤリと笑ったという。しかも翌朝には、X子さんがやす子に暴力を振るった、という虚偽の噂が広められていた。その後、X子さんは医師からうつ状態と診断され、一時は死にたいと考える状態にまで精神的に追い詰められた、と週刊文春が報じている。この記事では、X子さんのルームメイトの証言や、文春の取材に対し二転三転したやす子サイドの回答も詳しく掲載されている

【関連】「『自衛隊辞めてしまえ!』などとひたすら罵倒されました…」“大ブレイク芸人”やす子の後輩が“深夜の指導トラブル”を告発! – 文春オンライン

この文春砲への反応をSNSでチェックすると、

《やす子マジで最低。ウソの噂を広めるとことか特に》

《自分も会社でパワハラされたことあるし胸が苦しくなる》

《やす子、おまえこそ消えろや。後輩かわいそうすぎる》

《プロパガンダ国営芸人の闇を暴く文春、グッジョブ》

《もうやす子で笑えない。もともと面白くないけど…》

など、やす子のパワハラ疑惑を批判するポストがズラリ。

だがその一方で、「やす子は後輩を厳しく指導しただけ」「記事によると後輩の態度も悪かったらしいから、制裁されるのは当然では?」「こんなの自衛隊では当たり前。やす子ちゃん頑張れ!」「自衛官は甘っちょろい考えでは務まらないってことだ」といった“擁護”も多数見られるという、実に不思議な状況となっている。

やす子“擁護”は逆効果、芸能界引退の恐れも

やす子をめぐっては、今年1月の能登半島地震で民間ボランティアを批判した件が大炎上し、今年に入って「不快だ」との声が急増していることは以前の記事で詳しくお伝えしたとおり。

【関連】元自衛官芸人やす子に漂う「不穏な空気」と「不快感」の正体。ボランティア叩きから「はい~!台湾有事は日本有事」へ?

ただでさえ「政府の犬」「国営芸人」「プロパガンダ芸人」など批判が集中し、好感度が急落しているさなかの文春砲。もしX子さんの告発が事実なら、「やす子=パワハラ芸人」が確定することになってしまう。

だが、そんな事態の深刻さと裏腹に、SNSではやす子を呑気に擁護する声も多い。この現象を、50代エンタメ系ライター氏は次のように説明する。

「自衛隊云々はさておき、一般社会におけるパワハラ事案として見た場合、やす子の行為は明らかに犯罪的ですね。にもかかわらず今回、たしかに不自然な擁護が目立ちます。案外、以前から噂される防衛省の世論工作かもしれません(笑)。ま、それは冗談としても、ネット上のやす子擁護はかなりの無理筋に感じられます。というか、やす子にとって完全に逆効果になっている。このままだと、本当に芸能界を干されてしまうのではないでしょうか」(エンタメ系ライター)

文春の取材に対し、やす子は事務所を通して「配慮に欠けた行動」を認め、「嫌な気持ちにさせてしまったことがあったのであれば、大変申し訳なく思っています」と回答。汚職政治家にありがちな「誤解を与えたのであればお詫びする」構文ではあるものの、やす子本人が当時、X子さんに謝罪した事実を認めているのだ。

それを無視する形で、SNSで巻き起こっている“擁護運動”は、やす子の今後のキャリアを大きく毀損する恐れがあるという。それはなぜか?

またも「核の恫喝」を始めたプーチン。なぜ欧州はロシアを刺激する“NATO軍のウクライナ派兵”を口にし始めたか?

開戦から2年3ヶ月を過ぎたウクライナ戦争。ここに来て欧州の指導者たちがこれまでとは異なる姿勢を見せ始め、プーチン大統領はまたも核の恫喝を口にする事態となっていますが、その裏にはどのような思惑や事情があるのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、戦争勃発からこれまでの流れをあらためて振り返るとともに、各国が置かれている現状を解説。さらに欧米が躊躇していたウクライナ支援に突如前向きになった理由を考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:プーチンの核恫喝と各勢力の思惑

プーチンの核恫喝と各勢力の思惑

今日は、今世界で起こっていることの「全体像」を、しっかり理解しましょう。

プーチンが、また「核の恫喝」をしています。「共同」5月29日付。

訪問先ウズベキスタンで記者会見したプーチン氏は、欧米が自国部隊の派遣や、欧米製兵器を使ったロシア領内への攻撃容認などで事態を悪化させれば米ロの「戦略兵器の均衡」が崩れて深刻な事態を招く恐れがあると指摘。「彼らは世界的紛争を望むのだろうか」と述べて、核戦争に発展する可能性を示唆した。

これまでの流れ

まず、これまでの流れをざっく復習しておきましょう。

2022年2月24日、ロシアがウクライナ侵攻を始めました。

プーチンは当初、明らかに「ウクライナ全土の支配」を狙っていました。その証拠に、ロシア軍は、ウクライナの首都キーウに進軍したのです。しかし、ウクライナ軍は、首都に進軍してきたロシア軍を撃退。以後、ロシア軍は、すでに占領した地域から大きく前進することができませんでした。

ロシア軍の苦戦にあせったプーチンは2022年9月、すでに占領していたウクライナ4州を併合しました。4州とは、ルガンスク州、ドネツク州、ザポリージャ州、へルソン州です。ただし、ロシア軍が州全土を占領できているのはルガンスク州だけです。

2023年になっても、ロシア軍の劣勢が続いていました。そして、ロシア軍と民間軍事会社ワグネルの対立が激しくなっていきます。主な理由は、ロシア軍からワグネルに十分な弾薬が提供されなかったことです。2023年6月、「プリゴジンの乱」が起こりました。この当時、世界中の人々が、「ロシア軍、ボロボロだな」と考えていたのです。

なぜ特定の1支店だけWeb広告の効果が出たのか。人気コンサルが考える3つの理由

2021年にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌の「マス媒体」の広告費を上回るなど、今やすっかり主流となったWeb広告。そんな広告形態ですが、未だ「謎」な部分もあるようです。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、まったく同じWeb広告で集客しているのにもかかわらず、なぜか特定の支店だけにしか効果が出ないという読者の質問に、考えうる3つの理由を提示。さらに「問い合わせてきた側に直接動機を聞くというのも一つの手」として、その有用性を説いています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:特定の支店だけWeb広告の成果が出るのはなぜか?

特定の支店だけWeb広告の成果が出るのはなぜか?

Question

shitumon

私はweb広告のことはかなりのど素人なので、とんちんかんな質問でしたらごめんなさい。全国複数支店展開の士業法人で勤務しています。とある業務のアウトソーシングサービスをLP広告で集客していますが、何故か効果がとある支店1つでしか出ず、です。

このサービスは地域的な特性もなにも無く、市場規模を考えるとむしろ別の支店の方が効果が出そうな気がしています。

そこで「LP広告の何かが作用している?」と仮説を立てたのですが、どのような原因が考えられますでしょうか?コピーやデザインでそこまで地域によって差が出るものなのでしょうか?素人過ぎて基礎中の基礎な質問かもですが、ご教授賜りますようお願いします。

永江さんからの回答

これは良い質問ですね。Web広告というのはおそらくリスティング広告のことだと思うのですが、特定の支店だけ効果が出た理由として考えられることは大きく分けて3つあります。

1つ目は「その支店だけ競合がいない」ため。全国で支店ごとに広告を出しても周辺に強い競合がいれば上位表示は難しいですが、1店舗だけ効果が出ているとしたら、その周囲だけ競合がいないのではないかと推測します。たまたまブルーオーシャンの地域だったので効果が出たというのが可能性として一番高いのではないでしょうか。

2つ目が「リスティング広告の設定をミスしている」ため。CVタグをサイトに設置していない、広告文やLPの検証が不十分、設定キーワードや検索語句のチェックをしていないなど、一度設定を見直してみると良いでしょう。しかしこれは他の支店も同じであればちょっと考えづらい

3つ目は「その地域に急にニーズが生まれた」ため。士業というのが何の士業か分かりませんが、特性はないといっても、例えば何かのきっかけでたまたまその地域だけ倒産業者が一時的に増えたら弁護士や司法書士のニーズが高まりますよね。または新しい工業団地が出来て、新規開業の問い合わせが増えたなどもあり得ます。

または問い合わせしてくれた人に直接聞くのも一つの手です。何がきっかけで来てくれたのか、問い合わせた動機を聞いてみて、理由が分かれば他の営業所も効果が出るきっかけになると思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

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破滅に向かう中国。不動産バブル崩壊、若者の高い失業率、貿易摩擦の激化、そして日本への経済的威圧が自らの首を絞める

不動産バブルの崩壊で経済が大きく失速するも、未だ強気の姿勢を崩さない中国。日本をはじめ各国に対して経済的威圧を仕掛け続ける隣国を、識者はどう見るのでしょうか。安全保障や危機管理に詳しいアッズーリさんは今回、そんな中国経済の現状を詳しく解説するとともにその行く末を予測。さらに急速に進む「外資離反」が中国経済の崩壊をもたらす可能性を指摘しています。

米国による締め付けで経済崩壊か。中国の明るくない行く末

米中の間で貿易摩擦が激化する中、バイデン政権は5月半ば、中国製の電気自動車(EV)に対する関税を現行の25%から4倍の100%に引き上げる方針を明らかにした。これは不当な貿易政策に撤する国家への制裁を認める米通商法301条に基づく措置だが、バイデン政権は国家の補助金を活用して安価なEVを大量生産し、それによって世界のEV覇権を握ろうとする中国に警戒感を示してきた。

そして、同様に車載用電池、鉄鋼、アルミニウム、太陽光発電に使用される太陽電池、家電製品や自動車など幅広く使用される旧型のレガシー半導体、注射器や手術用ゴム手袋など医療製品の関税も引き上げられ、今回の対象となる製品の総額は日本円で2兆8,000億円相当になる。

こういった措置はトランプ政権だった2018年から激化している。トランプ政権は米国の対中貿易赤字を是正する目的で、4回にわたって計3,700億ドル相当の中国製品に最大25%の関税を課す措置を取った。今回の対中EV関税100%に代表される一連の関税引き上げはその延長線上にあり、米国は国益を守るため中国を経済的に締め付ける方針を強化している。

米中間で勃発必至の貿易戦争と世界に広がる中国への警戒感

一方、中国は米国による圧力には屈しない姿勢に撤している。中国の全国人民代表大会の常務委員会は4月下旬に関税法を可決し、12月1日からそれが施行される。関税法は中国の貿易相手国が条約や貿易協定に違反して関税引き上げなどの措置を取った場合、中国が報復関税などの対抗措置を取ることを定めており、バイデンとドランプのどちらが秋の選挙戦で勝利しても、両国の間で激しい貿易戦争が勃発することは間違いない。

米国だけでなく諸外国の間では、中国がEVなど安価な値段で高性能の製品を大量生産し、それによって世界経済で覇権を握ろうとするだけでなく、経済的威圧を加えることで貿易相手国に圧力を掛ける中国への警戒感が広がっている。

中国が独立勢力として敵視する民進党の蔡英文政権下で中台関係が冷え込む中、中国は台湾産パイナップルやマンゴー、柑橘類や高級魚ハタなどの輸入を一方的に停止し、台湾に経済的威圧を仕掛けた。新型コロナウイルスの真相究明や人権問題などで関係が冷え込んだオーストラリアに対して、中国は牛肉やワインなど同国の特産品の輸入を次々に一方的に停止するなどして圧力を掛けた。

メモ書きまでも「丁寧に書く人」は、なぜ今いち成長しないのか?

頭の中を書き出すとき、丁寧な書き方をしている人は乱雑に書いている人よりも、なぜか「発想がこじんまりしている」そうなのです。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、本来の目的を見誤ってはいけないと語っています。

書き殴ることで得られるもの

何事も丁寧な人というのはいるものです。

例えば、メモ。

使っているメモ帳に丁寧に書き込みをして、後で見返しやすくする。

学校のノートなどもそうかもしれませんが、そうして後で使い勝手良くするというのは大事なことなのかもしれません。

ただ、丁寧にすることが目的になると話が変わってしまうことはあります。

僕が研修でよくやっているワークで、書き出してもらうワークがあります。

内容は様々ですが、「じゃあ今からこれを書き出してみてくださーい」とお願いして、いろんなことを書き出してもらうわけです。

そうすると、おそらく普段から丁寧にされている方は、ワークシートにこれまた丁寧に書き出しをしてくれます。

枠からはみ出さないように、ちょっと間違えたら消したりと、とても見やすく丁寧に書いてくれるのです。

ですが、こういうワークの目的って丁寧にやることではありません。

内容にもよりますが、いかに素早く出せるかが目的だったり、いかにこれまでに無い発想を出せるかが目的であることがほとんどです。

そのタイミングで丁寧にやっていても、主旨とずれてしまうんですね。

ワークが終わるとよくわかるのですが、(自分にそのつもりがなくても)丁寧にやることが目的になっている人は乱雑に書き殴っているような人と比べると発想がこじんまりしていたり、スピードが遅かったりします。

丁寧さを否定するつもりは一切ありませんが、本来の目的を達成できないのであればその丁寧さに意味は何も無いのです。

だから、状況に応じた使い分けをすることも考慮しておくと良いでしょう。

若くして夫が死亡。遺された妻と幼い子供は遺族年金を受け取れるのか?

妻と幼い子供を遺して夫が亡くなってしまった場合、その後の生活を守るにはお金が必要です。そこで今回のメルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』では、著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、国民年金や厚生年金の加入者が亡くなった際、残された配偶者や子供等に支給される遺族年金の強力な保障について紹介します。

まだ妻と小さな子達を残して死亡しても遺族年金が強力に保障する

1.遺族厚生年金を受給するための条件。

遺族厚生年金は主に配偶者が亡くなると大抵の人は受給してるような印象ではありますが、死亡した場合は必ず発生するわけではありません。

もちろん請求には条件があります。

1つ目は厚生年金の加入中の死亡。

2つ目は厚生年金加入中の初診日の病気や怪我で退職後に、初診日から5年経過する前の死亡。

3つ目は障害厚生年金1、2級受給者の死亡。

4つ目は原則25年以上の年金記録のある(未納は除く)人、もしくは25年以上の記録のある老齢厚生年金を受給してる人が亡くなった場合。

のどれかの場合の死亡に当てはまらないといけません。

そして、1つ目と2つ目に関しては死亡日の前々月までに被保険者期間がある場合は、その3分の2以上が保険料納付済みもしくは免除期間でなければならない。

それが満たせないなら死亡日の前々月までの直近1年間に未納がなければそれでも良い…という、死亡日までの本人の年金保険料納付記録を見ます。この直近1年要件は令和8年4月1日前までの死亡までとなっていますが、今までもその期限が来るたびに10年更新されてきたのでまた更新されると思われます。

3つ目の障害厚生年金1、2級の受給者の死亡に関しては、1や2のような年金保険料納付記録は見ません。障害年金請求の時に一回保険料納付要件取ってるから、遺族年金の時にまた保険料納付要件をとるような事をしないため。

4つ目は25年も年金記録(未納除く)があるので死亡日までの納付記録は考えません。

次に、死亡日時点に生計を維持されていた遺族を見ます。

これはもう順番が決まっていて、配偶者、子、父母、孫、祖父母の順で一番上の順位者が請求者となります。

なお、配偶者と子は同じ第1順位者とされ、父母は第2順位、孫は第3順位、祖父母は第4順位となります。

年齢は子と孫に関しては18歳年度末未満もしくは障害等級2級以上は20歳までであり、父母や祖父母は本人死亡時に55歳以上でなければならないという制限があります。父母、祖父母への実際の支給は原則として60歳からです。

配偶者である妻には年齢制限はありません。

どうして配偶者と子は同じ順位者かというと、これは民法なんですが家族については夫婦を単位として考えていて、そこに未成年の子を加えたものを1つのグループとしているからです。

でも受給する際は配偶者を優先させて、その間は子の遺族年金は停止します。

ちなみに上の順位者と死亡者との間に生計維持関係がないならば、下の順位者の人が請求者となる事もあります。

ナチス・ドイツの「ファーストレディ」は“仮面夫婦”だったという事実

自決する前日に結婚したヒトラー。ということは、ナチス・ドイツにはファーストレディと呼ばれる人はいなかったのでしょうか?今回の『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ」』では時代小説の名手として知られる作家の早見俊さんが、実は存在していたナチス・ドイツのファーストレディについて紹介しています。

ナチス・ドイツの代表的夫婦

一国の首相や大統領夫人をファーストレデイと呼びますね。ところで、ドイツ第三帝国、通称ナチス・ドイツのファーストレデイは誰だったのでしょう。アドルフ・ヒトラーがエヴァ・ブラウンと結婚したのは自決する前日のことで、それまでは独身を通していました。従って首相と大統領(国家元首)を兼任していたヒトラーの夫人はいなかったのです。では、ナチス・ドイツにファーストレデイは不在だったのかというと、ちゃんと存在していました。

マグダ・ゲッベルス、宣伝の天才と称される国民啓蒙宣伝大臣ヨゼフ・ゲッベルス夫人です。何故ヒトラーがマグダをファーストレデイにしたのでしょうか。マグダと不倫関係にあったからではありません。ゲッベルス夫妻にはマグダの連れ子一人を含め七人の子供がおり、マグダはナチスが推奨する良妻賢母の典型、お手本とされたからです。

そんなマグダの夫ゲッベルスとはどんな男であったのでしょう。彼は四歳の頃、小児麻痺を患って負った身体的障害を乗り越えようと複数の大学に学び、名門ハイデルベルク大学で哲学博士号を得ました。ナチス入党後は、宣伝部長となって選挙戦に多大な貢献をします。その功績でヒトラーが政権を獲得すると宣伝大臣に就任しました。ベルリンオリンピックを政治利用したのは有名です。オリンピック名物の聖火リレーはゲッベルスが初めて実施し、史上初のテレビ中継も行われました。

宣伝相としてマスメデイアを握ったゲッベルスは多くの女優と関係を持ちました。中でもチェコの女優リダ・バアロヴァとは真剣に愛し合い、マグダと離婚して宣伝相も辞し、大使として日本で新婚生活を送ろうと考えた程です。ゲッベルスに裏切られたマグダはゲッベルスの部下と不倫、夫婦関係は破綻しました。

しかし、ヒトラーは離婚を許さず、二人は仮面夫婦を続けました。第二次世界大戦が勃発すると、ゲッベルスは国民の戦意発揚に辣腕を発揮、マグダは銃後を支える良妻のシンボルとなります。ドイツを代表する理想の家族、ゲッベルス一家は仮面夫婦のままベルリン陥落の直前、ヒトラー夫妻の後を追い、子供達を道連れに一家心中したのでした。(メルマガ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』2024年5月27日号より一部抜粋)

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