有吉&夏目だけじゃない。井上公造が明かす「いきなり婚」続出のウラ

一昔前であれば週刊誌にたびたび掲載されていた、芸能人の密会写真。しかしながらここ数年は、写真どころか交際の噂すら聞かないビッグカップルの「いきなり婚」が増え続けています。その裏にはどのような事情があるのでしょうか。今回のメルマガ『井上公造の「とっておき芸能情報+LIVE」』では、さまざまなメディアで活躍する有名芸能リポーターの井上公造さんが、持ち前の取材力で芸能プロダクションから情報を入手。そこにはこの時代ならではの「芸能人のトレンド」がありました。

 

井上公造の「芸能ウラネタ」:有吉&夏目だけじゃない!相次ぐ“秘め愛婚”のウラ事情

4月1日に電撃結婚をしたばかりの有吉弘行と夏目三久が、“お散歩デート”を先週発売の『女性セブン』に撮られた。都内の一頭地にある高級マンションから2ショットで現れ、有吉は愛犬を自分のジャケットで包み込むように抱いていた。

なんとも微笑ましい光景だが、これが2人にとって、初めての2ショット写真。今までは極秘交際を徹底しており、こんな姿を見ることはなかった。

同誌関係者は言う。「張り込んで、すぐに撮れました。もう本人たちも隠す気がないのでしょう。2人の場合、とにかくスケジュールがタイト。お互いのスケジュールを照らし合わせると、一緒に散歩できる日は1週間に2日しかありません。その曜日を狙って張り込んだら、2人と愛犬が出てきたのです」。

ちなみに、同誌はもう1日張り込みをしたとか。その日は2人で出かけて、東京・銀座のエルメスでショッピングを楽しんでいたという。

いきなり結婚するのは…

初2ショットといえば、松坂桃李と戸田恵梨香も先々週発売の『フライデー』にキャッチされた。こちらは、ホワイトデーに戸田が運転する愛車で出かけ、都内のシネコンで『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を鑑賞。束の間のオフを楽んでいた。

ここ数年、この2組のように、交際のウワサがないのに、いきなり結婚発表する芸能人が相次いでいる。玉木宏&木南晴夏、山里亮太&蒼井優、小泉進次郎&滝川クリステル、速水もこみち&平山あや、岡村隆史&一般女性…。少し前なら、堺雅人&菅野美穂、山本耕史&堀北真希…。

なぜ、このような現象が続くのか?いろいろ取材してみると、それなりに理由はある。芸能プロダクション側の言い分を聞くと、「今はみんながスマホを持っていて、簡単に写真が撮れる時代。ガラケーと異なりカメラの性能がいいので、遠くても暗くても鮮明に撮れる。これが厄介なんです。一般の人は撮った写真を勝手にSNSにアップする。マスコミは事務所に写真を撮ったことでコメントを求めてくるが、一般人はいきなり。これでは対策が取れず、弊害だらけなんです」。

対策として幾つかの方法が考えられるが、一番いいのは2人で外で会わないこと。その結果、同じマンションの別の部屋に住むという選択が、交際中の芸能人のトレンドになってしまったのだ。

人気心理学者が論破する「人間の脳は変化を嫌う」説の大ウソ

昨今さまざまなシーンで語られる、「人間の脳は変化を嫌う」という言説。「脳科学的にも立証されている」などとする向きもあるようですが、果たしてそれは信ずるに足るものなのでしょうか。今回のメルマガ『富田隆のお気楽心理学』では著者で心理学者の富田隆さんが、専門家の視線でこの説の真偽を考察しています。

脳は変化を嫌う?

なぜ、人は新しい情報に対して拒絶的なのかというと、人間の脳にとって「変化は苦痛」だからです。

これは、あるユーチューバーが語っていたことです。

彼は、私たちが人を説得しようとする時に、気を付けなければいけないこととして、新しい情報は相手の心の中に「変化」を引き起こすものであり、それが余りに大き過ぎる変化だと、脳がそれにより「苦痛」を感じ、拒絶反応を引き起こす、と言うのです。ですから、いきなり全ての情報を相手に与えようとせず、相手の気持ちに寄り添って、いっしょにその問題を考えるように持って行き、少しずつ、新しい情報を提供するようにしましょう、と提案します。

もちろん、基本的に彼の言うことは間違っていません。彼の提案する説得の方法も有効で、私も同意見です。

およそ、「情報の共有」であれ、相手と親しくなろうとする場合であれ、人間は「急激な変化」を嫌うので、少しずつ、相手が受け入れてくれる範囲で心理的距離を縮めたり、相手が抵抗を起こさずに納得が得られるような事柄から情報を共有するように心がける、これは、私が以前にもお伝えしてきたことです。これを心理学では、「スモールステップの法則」と呼んでいます。つまり、一気に達成することが困難な大きな目標を下位目標へと細分化し、比較的容易な下位目標から順番に少しずつ達成して行こうという方略(strategy)です。「急がば回れ」で、結局は少しずつ着実に可能な下位目標から片付けていった方が早いのです。

ただ、私が疑問に思ったのは、人が急激な変化に抵抗を示す理由として、彼が「人間の脳は変化を苦痛と感じる」から、と説明した点です。彼によれば、それは「『脳科学』で証明されている」のだそうです。

遺伝子を研究し尽くした男が発見した、人間が持つ「無限の可能性」

「サムシング・グレート」という言葉をご存知でしょうか。「人智を超えた偉大なる存在」をそのように名付けたのが、先日亡くなった遺伝子工学の権威である村上和雄氏です。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、村上氏が生前に提唱し続けた「サムシング・グレート」という言葉の持つ本当に意味について詳しく紹介しています。

追悼・村上和雄先生──サムシング・グレートの伝道師

『致知』で「生命科学研究者からのメッセージ」を連載されている筑波大学名誉教授の村上和雄先生が13日、逝去なさいました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

村上先生は長年、『致知』をご支援いただいた識者のお一人です。遺伝子工学の世界的権威として高名な先生ですが、遺伝子を研究する中で、その構造や働きが偶然に生まれることはあり得ず、「人智を超えた偉大なる存在」なしに到底説明はできないという結論に至られました。先生は「人智を超えた偉大なる存在」を「サムシング・グレート」と名づけられ、その言葉は仕事のジャンルや世代を超えて広く人々に知られるようになりました。

先生の偉大なご功績はいつまでも後世に語り継がれることでしょう。

ご生前の村上先生を偲び、ご著書『スイッチオンの生き方』(致知出版社)から心に残る言葉をご紹介します。

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【人間の無限の可能性】

眠っている遺伝子のスイッチをオンにすることができれば、「こうあってほしい」と望むようなことは、ほぼ100%可能といってもいいと思います。それどころか、頭で考えて「こんなことはダメだろう」と思うようなことも可能にする能力を、私たちの遺伝子は持っていると考えられます。科学的に見た可能性の限界など、全く意味がありません。人間の想像をはるかに超えた情報が、遺伝子には書き込まれているのです。

【能力の差を生むもの】

人間という存在を遺伝子レベルで見れば、学校の成績が良かろうが悪かろうが、身体が強かろうが弱かろうが、99.5%以上は誰でも同じです。能力に差があるとすれば、遺伝子を眠らせているか、目覚めさせているかの違いだけです。その違いは、心のありようや環境などによって生じます。人との出会いや環境の変化などによって、眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、人は生きながらにして生まれ変わることができるのです。

日本は大丈夫か。韓国40代女性がワクチン接種後に出た副作用の深刻度

先日掲載の「韓国ワクチンが大混乱。自慢の『K注射器』異物混入で接種に暗雲」でお伝えしたとおり、ワクチン接種の要である注射器から異物が発見され大揺れの韓国ですが、さらに大きな問題が発生してしまったようです。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、40代の女性准看護師がワクチン接種後に深刻な容態に陥ったという報道を紹介するとともに、韓国政府の対応の杜撰さを批判的に記しています。

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副作用が出るかどうかは、ロシアンルーレット

新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ワクチンの接種を受けた後、四肢麻痺などの副作用で治療を受けている40代の准看護師の夫が20日、悔しさを訴えた。この准看護師(韓国語では看護助務士)は先月、アストラゼネカ社のワクチン接種を受け、免疫反応関連疾患である急性破腫性脳脊髄炎の診断を受けた。

この准看護師の夫である李さん(37)はこの日、青瓦台(チョンワデ=大統領府)の「国民請願掲示板」に「AZ接種後、四肢麻痺になった准看護師の夫です」というタイトルの請願文をアップした。同氏は請願文で「妻は優先接種対象者なのでワクチン接種を拒否することも、ワクチンを選択する権利もなかった」とし、もどかしさを訴えた。

李さんは妻の症状について「今になってみると、接種後具合が悪くなり入院の3、4日前から前触れの症状があった」とし「政府の言葉だけを信じてよくなると思い、鎮痛剤を飲みながら働いていたが、結局接種19日後に四肢が麻痺し、入院せざるをえないはめになった」と主張した。「治療費と介護費は週に400万ウォン=約40万円だが、どうやって負担するのか」とし「保健所から治療が終わった後に一括請求されるが、審査期間は120日もかかるという」と打ち明けた。

李氏は請願文で、政府の安易な対応を批判した。ワクチンによる副作用という点を認めていないからだ。「疾病管理庁も調査ばかりしていて、何の消息もない。電話をかけると疾病管理庁と市役所民願室、区役所保健所がピンポンをする」とし「政府は『海外での事例はあるものの(今回のことは)因果性が認められていない』と言うばかりで胸が張り裂ける思いだ」と訴えた。

続いて李さんは「労災申請をしようとしたが、だめだと言われた」とし「勤労福祉公団の事務室にはちょうど『コロナ確定被害者は労災申請してください』というポスターが貼られていた。これを見て、ワクチンを打たずにコロナにかかった方が賢明だったと思った」と話した。

彼は「国家を信じて接種したのに返ってきたのは大きな刑罰だけ」とし「国家なんて、本当にあるのか」と怒りを表出した。続いて李さんは「副作用について政府が責任を取るという大統領の話を信じていたのに、恋人に裏切られた気持ちだ」と悔しさをにじませた。

李さんは大統領府ホームページの掲示板に請願文を掲載したこの日、あるメディアとのインタビューで、ワクチン接種に伴う副作用を「ロシアンルーレット」になぞらえて表現した。彼は「ワクチン接種が『ロシアンルーレット』のように運が悪ければ副作用に当たりそのまま被害を甘受しなければならないのか」と問い返し、「政府は副作用が疑われる場合、治療費支援など対策を準備した後でワクチン接種を促すべきだった」と、悔しさを吐露した。

新田真剣佑が31歳バツイチ女性と結婚間近か。ワンオクTakaとドロドロ三角関係、“人妻略奪”疑惑も浮上

4月で所属事務所を退所し、海外を中心に活動することが決まっている俳優の新田真剣佑(24)に熱愛報道が飛び出した。お相手はかつて有名子役として活躍したという31歳の女性で、交際歴は2年だという。女性セブンが報じた。この女性をめぐって、真剣佑は人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカルTaka(33)とトラブルを起こしており、ドロドロの恋愛劇が繰り広げられていたようだ。

新田真剣佑に熱愛発覚 7歳上の女性と結婚間近!?

さまざまなテレビドラマや映画に出演し、旬な若手俳優のひとりでもある真剣佑が選んだのは、自身より7歳も年上の女性だった。

彼女はA子さんで31歳。幼い頃は子役として数多くの作品に出演していたが、20歳の頃に芸能界を引退。今は表舞台から姿を消している。

2人は2年前から付き合いを始め、今年に入ってから都内の高級マンションで同棲しているといい、どうやら将来を見据えた真剣交際のようだ。

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実はAさん、昨年4月の1回目の緊急事態宣言中に、真剣佑が沖縄旅行に出掛けて大バッシングをされた際、隣で身を寄せていた女性。

真剣佑は俳優の山田孝之(37)らとともに5月2週目から沖縄に滞在。借り切っていたヴィラに宿泊していた真剣佑は、そこから美女を連れて沖縄料理が楽しめる居酒屋へと向かった。

店内で寄り添うように密着しながら過ごしていたところを写真に撮られたが、まさにそこに映っていた美女がA子さんだという。

当時の報道では、「真剣佑が美女をお持ち帰りした」などと伝えられていたが、実は交際していた彼女と沖縄旅行へ出掛け、山田孝之らはカモフラージュだったというわけである。

相手女性が婚姻中から交際?真剣佑に“人妻略奪”疑惑

真剣佑も24歳。恋人がいてもまったくおかしくはない。しかし、ある疑惑が浮上したことで、真剣佑は微妙な状況に立たされそうだ。

というのも、交際女性であるA子さんはバツイチで、過去に有名スタイリストの男性と結婚していた。

真剣佑がA子さんと出会ったきっかけも、元夫がA子さんを自分の仕事場に連れていき、そこに真剣佑がいたことで顔見知りになったという。いわば元夫が2人を引き合わせた形だ。

程なくしてA子さんは夫と離婚。真剣佑とはその後に交際を始めたということになっているが、そこは大人の男女。その間に何も関係がなかったとは言いきれない。

そうした背景があることから、真剣佑は元夫からA子さんを“略奪”する形で交際を始めたのではないかとする見方が強い。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「真剣佑さんはかなり熱愛報道が多い俳優さんです。まだ真剣佑さんがアメリカにいた頃、現地在住の日本人女性との間に子どもができ、隠し子がいると報道されたことは有名です。あれだけのイケメンですから、共演した女優との噂も多く、特に広瀬すずさんとは真剣交際をしていたのではとみられています」

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果たして、A子さんとの恋愛は略奪から始まったのか。真相は不明だが、真剣佑はA子さんとのことで別のトラブルを起こしていた。

楽天が5Gで引いた「貧乏クジ」。三木谷社長がつかまされた余りモノ周波数

去る4月14日、総務省は楽天モバイルに対して5G向け周波数帯「1.7GHz帯の20MHz幅」を新たに割り当てると発表しましたが、どうやらこの一件には「裏」があるようです。ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』の中で、楽天以外の大手3キャリアが同帯を希望していたかどうか怪しいとしながら、楽天側が「貧乏クジ」を引かされたとの見方を示しています。一体、どういうことなのでしょうか?

楽天モバイルに東名阪以外で使える5G向け周波数帯を割り当て

総務省は2021年4月14日、楽天モバイルに5G向け周波数帯を新たに割り当てると発表した。割り当てられたのは1.7GHz帯の20MHz幅。ただし、東名阪以外での割り当てとなる。東名阪はすでにNTTドコモが所有している。

そもそも、この周波数帯は2018年も割り当て対象となっていたが、どのキャリアも希望しなかった「余り物」だ。東名阪を持つNTTドコモですら無視した、いわく付きの周波数帯だ。 

今回、4キャリアが獲得に名乗りを上げたが、総務省が設定した審査項目は「スマートフォン等へのeSIM導入にかかる取り組みが進んでいること」「SIMロック解除にかかる取り組みが進んでいること」など楽天モバイルに有利な審査ばかりであった。

総務省からは楽天モバイルに割り当てたいという下心が透けており、「仕事している感」を出したいがために割り当てたのではないか、と穿った目で見てしまった。

一方、3キャリアとしては本当に割り当てを希望していたのか、かなり怪しい。そもそも2018年に希望を見送った周波数帯である。

5G時代に向けて周波数帯が欲しいとはいえ、東名阪以外となると、使い勝手は相当、悪いのではないか。

今後の割り当てのことを考え、手は上げるものの、正直言って「他に割り当てられろ」と内心、思っていたのではないか。

今回、希望を出し、審査に通らなければ、後々、本当に欲しい周波数帯が出てきたときに有利に働く可能性が高い。 

一方、楽天モバイルも割り当てられて本当に幸せだったのか。3月以降、Twitterで「楽天モバイル 圏外」と検索すると、ユーザーの悲痛な声が毎時間、上がっている。

いま、楽天モバイルがやるべきは人口が集中する東名阪のネットワーク品質の改善だろう。

人口が決して多くはないエリアで新しい周波数帯を割り当てられたからといって、設備投資を回す余裕はないはずだ。活用するには終了促進措置のコストも重荷となってくる。

楽天モバイルがいま欲しいのはプラチナバンドのはずだ。現在、総務省で議論が進んでいるが、3キャリアからの合意を得られないことには実現は難しそうだ。

しかし、いまの政権を考えれば、万が一のこともあり得るだろう。

そんなとき、このタイミングで東名阪以外の1.7GHzを割り当てられたことを後悔するようなことになっては元も子もない。

果たして、楽天モバイルは本当に、東名阪以外の1.7GHzが欲しかったのか。この周波数帯を活用する余力はあるのか。ほかの3キャリアの関係者は楽天モバイルを見てほくそ笑んでいるのではないだろうか。

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LINE40代社員、日本一オッサンくさい女子高生になりすまし炎上。サクラ投稿で自社サービス盛り上げ、社内マニュアル準拠の確信犯か

通信アプリ大手「LINE」が運営するオープンチャットで、社員らが女子高生になりすまして投稿を続けていたことがわかった。文春オンラインが報じた。LINEをめぐっては、今年3月に中国の関連会社でユーザーの個人情報が閲覧可能だったことが発覚したばかり。不祥事が相次ぐLINEに批判の声が高まっている。

LINEのオープンチャットで社員が“サクラ投稿”

「LINEオープンチャット」は2019年8月にリリースされたLINEのコミュニティサービスで、3月末までの累計利用者数は1100万人を超えている。

もはやライフラインツールとなっているLINEのトークに比べると認知度は雲泥の差で、LINEオープンチャットと聞いてもあまりピンとこない人が多いかもしれない。

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それゆえ、サクラとして社員を投入し、自社サービスを盛り上げる必要があったということなのか。

記事によると、LINE本社からの指示により、社員らが一般ユーザーになりすましてオープンチャットに投稿。現役女子高生を装った社員がトークルーム(掲示板)を開設し、サクラ投稿をしていたという。

LINEオープンチャットは、興味関心事やライフスタイルの共通点をベースに、グループトークや情報交換を楽しむことを目的としてサービスが提供された。

しかし、匿名性が高いことから“無法地帯”と化し、禁止されている「出会い目的」や「わいせつな表現」などの投稿が相次いだ。

見かねたLINEは機能制限を実施するなどさまざまな対応策を講じているが、同種の投稿は後を絶たない。

LINEが社員による“サクラ投稿”の事実を認める

そんな中、発覚した社員の“なりすまし”投稿。

サクラ投稿はスタッフの独断ではなく、LINE本社からの指示だといい、「Talk-room Operation」と題するマニュアルも存在していたとされている。

そこには、「会話が盛り上がらなかった場合」などのケーススタディや自社サービスを宣伝するようなトーク例も記載されているという。

LINEは週刊文春の取材を受けた後、15日付で「事務局によるオープンチャットの管理運営について」とした文書を発表。

「一部事務局で管理運営を行っているオープンチャットがございます」と告げた後、「その際、トークルーム内の発言の中立性を保つため、どれが事務局による運営であるかについては公表しておりません。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます」と、遠回しに“サクラ投稿”があることを認めた。

個人情報の管理問題だけでなく、社員によるさくら投稿まで発覚したLINE。月間8100万人ものアクティブユーザーを持つアプリとして、あまりにも意識が低すぎるのではないだろうか。

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問題が明らかになった後の対応も十分とはいえず、LINEに対する批判はさらに高まりそうだ。

大学生を借金で苦しませる日本。元国税調査官が暴く授業料「大幅値上げ」の大嘘

日本の大学進学率はOECD加盟国平均より10ポイントも低い51%。急激に上がった国立大の授業料など学費高騰が大きな原因の一つで、いわゆる教育格差は広がるばかりです。政府もこうした現状は国力の低下に繋がると、返済不要な給付型の奨学金制度を導入。しかし、これに当てる予算があまりにも貧相でお粗末と呆れるのは、元国税調査官の大村大次郎さんです。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では、そもそも授業料値上げの根拠としている「財政悪化」が大嘘と指摘。大企業や高所得者向けの減税や補助金、有力政治家の地元への公共事業費などには桁違いの税金を使っていると明かし、この国の未来を真剣に案じています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2021年4月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

日本はもはや途上国

新型コロナ禍により、日本の国家システムのボロがいろいろ出てきました。いまだに世界で100何番目というPCR検査、欧米の何十分の一の感染者しかいないのに崩壊寸前の医療体制、休業補償もまともに支払わずに国民の自粛で乗り切ろうとするお粗末な政策、持続化給付金やアベノマスクなどたまに税金を支出する際には必ず妙なルートで発注をし税金のピンハネをする、等々、数え上げたらきりがないほどです。

もう日本は先進国ではない、というような気持ちになった人も多いのではないでしょうか?が、今回、ボロが出たのは氷山の一角なのです。日本という国は、目に見えて衰退の途をたどっています。その象徴的な分野が教育です。日本の教育分野の衰退は目を覆いたくなるほどなのです。

あまり大きく取沙汰されていませんが、近年、日本の大学の授業料は大変なことになっています。国立大学の授業料は、昭和50年には年間3万6千円でした。しかし、平成元年には33万9600円となり、平成17年からは53万5800円にまで高騰しているのです。40年の間に、15倍近くに膨れ上がったのです。バブル期の大学生と比較しても、約2倍です。

そして、この授業料の高騰のため、大学に行けない若者が激増しています。昔は、貧しい家の子供であっても、「勉強すれば出世できる」という道がありました。しかし、現在では、いくら勉強ができても、大学の授業料を払える経済力がないと、出世できないのです。

また大学に行くために、多額の借金をする若者も増えています。現在、90万人以上の大学生が「有利子の奨学金」を受けて学校に通っています。この「有利子の奨学金」というのは、奨学金とは名ばかりで、実際はローンと変わらないのです。厳しい返済の義務があり、もし返済を怠れば、法的処置さえ講じられるのです。この「有利子の奨学金」を受けている90万人以上という数字は、大学生全体の約の3分の1です。

彼らは大学卒業時には、数百万円の借金を抱えていることになります。そして2000年代は就職難が続いたため、就職もできないままに、借金だけが残っている、という卒業生も多々おり、これは大学の間で大きな問題となっています。また新型コロナにより、さらに就職難になっており、今後もこういう学生は増えるばかりだと推測されます。

「大学生の半数近くが、借金をしないと大学に行けない」などというのは、一昔前の日本では考えられなかったことです。40代、50代の人には、信じられない話ではないでしょうか。バブル崩壊以前の日本では、有利子の奨学金を受けて大学に行くような学生は、あまりいませんでした。よほど家庭に事情がある学生だけだったのです。

今の日本は少子化が進んでいて、就学人口も非常に減っています。その少ないはずの就学世代にさえ、まともに教育を受けさせられていないのです。教育というのは、国の根幹にかかわるものです。この国は、もう崩壊寸前とさえいえるでしょう。皆さんが思っている以上に、日本という国は終りが近づいているのです。

京大教授が唱える小池百合子知事=クロちゃん説。人の不幸につけ込むクズなコロナ対策

新型コロナの急拡大を受けた小池都知事が、国に対して緊急事態宣言を要請する方針を固めたとの報道が出ていますが、小池氏のコロナ対策そのものを「単なる人気取り」と厳しく断じているのは、京都大学大学院教授の藤井聡さん。藤井教授は自身のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』で今回、都知事のコロナとの向き合い方を、人気芸人トリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(44)の女性に対する不誠実な態度になぞらえ、筆鋒鋭く批判しています。

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2021年3月27日配信分の一部抜粋です。続きはご購読の上、お楽しみください)

 

【小池百合子=クロちゃん説】小池都知事のコロナ対策は単なるポーズ。クロちゃんが口説く女性にだけ優しいのと全く同じ

3月22日に緊急事態宣言があけました。

それを通して、人々の動きが随分と戻ってきました。例えば当方、京都と東京の往復を毎週続けていますが、緊急事態宣言の期間中、新幹線の一車両に乗っているのは私だけということがしばしばだったのですが、その後は何と、満席以上で、デッキに立ち客がいる程。

やはり「緊急事態」という言葉の魔力は絶大だったわけです。

ですが、今テレビで盛んに報道しているのは「リバウンド」。

小池や吉村など「責任感ある政治家」を演じなきゃと鼻息の荒い政治家達は、早速時短の延長や独自の緊急事態宣言の発出などに勤しむ状況になりつつあります。

感染の拡大や収束を決定する数値として知られる実効再生産数(一人の感染者が何人に移すのか、という値)は、様々な要因に依存していますが、人々の接触の頻度にも勿論依存しています。したがって、緊急事態宣言が解かれて人々の社会接触が増えれば、当然、実効再生産数が増加し、感染が拡大していく可能性が生ずることになります。

当方はこれまで、人々の自粛と感染拡大との間の分析を重ねてきていますが、実効再生産数に対する自粛の影響は人々が素朴に思うほどハッキリしているものではありません。それよりも気温の方が大きな影響を及ぼしていることが分かっています。

とはいえ、人々の行動が実効再生産数に影響を与える可能性は常に存在するわけで、その意味において、緊急事態宣言が空ければ、幾分は感染が拡大するリスクは存在するのです。

したがって、メディアが盛んに言う「リバウンド」が生ずることくらいあり得るのだと考えておかねばなりません。

当方はだから、実効再生産数を引き下げるための、よりコストの低い、すなわち社会経済被害の低い取り組みを、行う事が必要だということをかねてより繰り返し提案し続けてきました。

筆者は、時短を緩和するなら、その代わりに「(家族外との会食時の)マスク会食」をさらに奨励すべきと考えます。

これに対して批判・反発する国民もいることはいるでしょうが、時短や自粛に比べれば圧倒的にコストが低いのが大きなメリットです。

しかもマスク会食をしていれば、万一そこに感染者がいたとしても、保健所の調査上その同席者は「濃厚接触者」ではないと判定されることになります。したがって、感染リスクを減らすだけでなく、クラスター発生リスクや濃厚接触者リスクも減ることになり、「社会人」の皆さんは様々な「面倒」から解法されるというメリットもあります。

したがって当方は今、会食時にはマスク会食を様々なパターンで実行してきています。

またこれに加えて徹底すべきは「目鼻口」特に「鼻口」への接触回避。これが全くまだ国民に浸透していないのですが、この対策の特徴も、基本的に実施コストがゼロである点。慣れれば何の苦も無く継続することができます。

鼻口を触らず、会食時にマスクをしていれば、はっきり言って感染するリスクは殆どゼロ。接触感染、飛沫感染のリスクがほぼゼロとなるからです。

ワクチン接種もPCR検査も後進国の日本。政府の無策に気づかぬ国民

ワクチン接種は言うに及ばず、未だPCR検査の実施率も先進国中最下位レベルの日本。このような状況で、全国の大都市で猛威を振るいだした変異株を抑え込むことなど可能なのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、自身が実際にPCR検査を受けてみて判った、我が国の検査体制の脆弱性を指摘。さらに日本と先進各国の検査やワクチン接種の実情を比較した上で、安倍・菅両政権の新型コロナに対するあまりの「無策さ」を批判しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

「無策」に気づかない深刻さ

東京都港区内のPCR検査センターや診療所で、昨年12月から今年3月までに、計6件の不適切な対応があったことがわかりました。

PCR検査センターで「陽性」になったにも関わらず、提携の医療機関への紹介が徹底されていなかったり、ある診療所では医師の不在時に陰性証明を出していたり。登録されていない医師の写真を広告に掲載してPCR検査を行った診療所や、未承認の抗原検査のキットを販売していた事業者などもあったそうです。

前回(Vol.221)の『近況』で「PCR検査を受けたところ33,000円もして、『翌朝の午前中に結果をメールで知らせる』としていたのにこなかった」と書きましたが、実際、PCR検査を受ける事態を経験してみると、いかに日本の検査体制が整っていないかが、よくわかります。

そもそもたとえ無症状でも、家族や知人が高熱になれば「もしや?コロナ?」と心配になる。検査をしたいと思っても、医師に診察をしてもらい「コロナの可能性がある」と診断された場合にしかPCR検査はしてもらえないのです。

たとえ無症状でも「感染のリスク」があれば、いつでもどこでも検査できる体制を整えるべきです。ましてや、「無症状の人から感染が拡大している」「発症2日前から人へ感染させる」ことがわかっているのに、なぜ、検査を拡充しないのか?

Vol.218の裏返しメガネ「『根拠なき楽観』という無策」で、米国の大学で広がる「サーベイランス検査」を紹介しました。「オリンピック開催国」という自覚があるなら、サーベイランス検査など、世界がどのようにして、「無症状の感染者を早期に隔離」して感染を防ぐ努力をしているのかを調べ、まねればいいだけのこと。

その「まねること」さえできないというか、やろうともしないのが今の日本です。

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