デイサービスやショートステイを拒否する母を納得させた「張り紙」

6人の介護を経験し、現在も母親を介護しているという作家の前沢しんじさん。自身のメルマガ、『人生を変えるキッカケコトバ 『バラエティ人生論』』では、『デイサービス、ショートステイに行きたがらない人をどうすればいいか』というお悩みに対して、自身の経験を生かした回答を紹介しています。

デイ、ショート、行きたくない!

インスタフォロワーの方から「楽になるのはわかっていても、デイ、ショートに行きたくないという場合はどうしますか」というコメントがありましたので、私の体験をお話します。

6人の介護中、その点はひとつのハードルでしたし、現在母を同居介護中ですが、やはり「行きたくない」とたまに口から出ます。

伯父伯母の場合はタクシーで逃げて帰ってきたりしたこともあったし、義父だって「おれ共同生活いややなあ」という姿勢でした。

知ってますよ。デイでもショートでも共同生活だし、自由にふるまうこともしにくい。何回も見に行ったり参加したりして理解してます。実際にそこで過ごすのは楽なことではない。

でもこういう施設があるおかげで、どれほどたくさんの人が助かっていることか、また働く職員のかたのご腐心、ご苦労もハンパではないことも身に染みて知ってます。

ありがたいよ、ほんとに。

だから施設に入ったり、通ったりすることはベストの方法でなくても次善の最高の策なんです。

いま40代・50代あたりより若い方は昔の介護を知らないと思う。

めちゃくちゃ大変だったんです。僕の伯母なんか、父母の介護を自宅でして、排泄が大問題で、つまりうんこを布団で漏らす。そうすると、布団をもってね、川に洗いに行くんですよ。泣きながらね。おまけに布団は乾きにくいんだ、これが。

ほんの数十年前まで日本はそんな介護状態だった。父母だって漏らしたくて漏らすわけじゃない。本人も辛かったんです。

いまは天国なんだよ。

ここで一番先に確認しておきたいのが「いま何をいちばん優先すべきなのか」です。つまり「主訴」。

私の場合は「介護は先が見えないある種の奉仕活動だから、共倒れはいけない」。

ならばどうするか。「みんなが少しずつたいへんなことを負担しよう。だれかひとりだけが苦労をすることはない」。

つまり「介護される側も応分の負担をすることだ」。

つまり「あなた方も少しは頑張ってくれ」ということです。

それが私の基本的な態度です。

そのためにはどう理解させるか。

有権者すらも愚弄する政治家。李在明が韓国民主党代表に選出の異常

韓国民主党は党代表に、あの李在明氏を選出しました。前回『なぜ、韓国民主党は李在明のためだけに「党憲法を改正」するのか?』でも取り上げた「李在明リスク」について、韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』で紹介しています。

李在明リスクあれこれ

李在明(イ・ジェミョン)氏の鉄面皮は今にはじまったことではない。これほどあつかましい人間もそういるものではないと筆者には思える。韓国人でも「普通」の人ならみなだいたい同じような感覚をもっているようだ。きょうは文化日報コラムからご紹介したい。

「共に民主党」の李在明議員が大統領選挙敗北2か月ぶりに国会議員補欠選挙に出て当選し、さらにその2か月後に党代表選挙に相次いで出馬するなど、短い期間に大きな選挙3本を通じて2重防弾幕をほとんど完成した格好だ。

城南市長と京畿道知事を務めた前大統領選候補である李在明氏がソン・ヨンギル前代表が楽勝してきた民主党強勢地域に何の名分もなく出馬し国会議員の不逮捕特権を得た(国会議員になると逮捕されないという法がある)のに続き、来る8月28日の党大会で党代表に選出されれば2次防弾幕が完成する。

政界の慣行と常識に合わない6・1仁川桂陽の補欠選挙で李在明出馬説が出回った時から、このような構図を描いていたものと考えられる。大統領選挙敗北直後、5年レースの大統領選挙2次戦を公開的に再び始めるのは、政治的に大きな危険を甘受する冒険だが、大庄洞・ペクヒョンドン開発不正疑惑、城南FC不法後援金募金疑惑、京畿道庁法人カード私的流用疑惑、弁護士費代納疑惑など司法リスクを避けることが急務であるためだろう。5年後の大統領選挙の有利・不利は抽象的な心配であり、直ちに司法リスクを避けることは死ぬか生きるかの問題と認識したに違いない。

コロナによる自殺は20代が最多。若者を死に追い詰める国ニッポンの大問題

東京大学などの研究チームが、2020年3月から2022年6月の2年4ヵ月の間に新型コロナが流行した影響で増加した自殺者数が約8千人に上ると試算。年代別では20代が最も多く、10代も合わせると2214人もの若者がコロナの流行のために自殺したとのことです。これほど多くの若者が死に急いでしまう理由を考えるのは、メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』著者で健康社会学者の河合薫さん。河合さんは、日本の子供や若者が親や先生に相談する割合が他国に比べて低いことを原因の一つと捉え、相談しづらくしている日本社会独特の空気を問題視しています。

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親に言わない、言えない、言いたくない

またもや衝撃的な分析結果が明らかになりました。東京大学などの研究チームが、コロナ感染症の流行による「自殺者数」を算出したところ、10代と20代に多いことがわかったというのです。

国内でコロナが原因で増加した自殺者数は8088人に上り、年代別では20代が1837人と最多。この年代の自殺者の約3割を占めていました。また、19歳以下も約2割に当たる377人に上り、このうち女性は282人で男性より多くなっていました(対象:20年3月~22年6月)。

日常の急激な変化は、リソースが欠損している弱者に悪影響を及ぼします。日本のそれ=弱者は若者。行動制限による孤独感、仕事の喪失や賃金の減少が、若者の命を脅かすほど衝撃をもたらしてしまったのです。

これまでも「死に急ぐ若者」は社会問題でした。10代と20代の自殺率は、2019年以降、急激に増加。小中高生の自殺者は20年に過去最多の499人に達し、高止まりが続いています。日本の15歳~20代の死因の第1位は「自殺」ですが、日本以外の先進国(G7)では1位は「事故」です。さらに、日本財団の「第4回 自殺意識全国調査報告書」によると、自殺未遂の経験は15歳~20代が最も多いとされています。

なぜ、日本は、こんなにも若者が生きづらい国なのでしょうか?なぜ、日本の若者たちは死に急ぐのか…、何がそうさせてしまうのか。望まない孤独、若者の貧困、学校のいじめ、など、さまざまな要因は浮かびます。しかし、日本の若者は、他国に比べ「悩みを誰にも相談しない傾向」が強いという調査結果もある。

日本の「人に迷惑をかけてはいけない」という、独特の美意識がSOSを出せない子供を量産しているのでしょうか。あるいは、「普通がいちばん」「周りと同じじゃなきゃダメ」という日本社会に深く根付く同調圧力が問題なのでしょうか?

国が「子ども・若者の自殺対策」を重点施策に掲げたのは、2017年です。SNSや電話などを中心に、SOSダイヤルなるものを整備、拡大してきました。学校にスクールカウンセラーを置いたり、自殺予防教育やSOSの出し方教育などにも取り組んできました。

特に、夏休み明けは自殺する子供が増えることから、ネットパトロールも強化されています。SNSを活用したコミュニケーションを日常的に行っている若者や子供は不安や自殺願望をインターネット上に書き込むケースが多いことが理由です。

しかし、いずれの自殺対策も、子供や若者が「大人に話してみよう」と思わない限り効果は限られます。彼ら彼女らが、「心の扉」を開けてくれないと、手を差し伸べるのはとてもとても難しいのです。

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韓国BTS事務所HYBEに焦り。次の世界的グループは日本から生み出すしかない深刻な裏事情

最年長のメンバーJIN(29)が兵役を控え、事実上の活動停止状態となっている韓国の人気ボーイズグループ、BTS(防弾少年団)。日本の時事通信社は8月31日、韓国の李鐘燮国防相が、韓国の国会審議でBTSメンバーの兵役義務の免除を認めるか判断するために「世論調査を実施する」と発表したと報じている。一方、BTSの所属事務所HYBE(ハイブ)の日本法人HYBE JAPANは「第2のBTS発掘」と称して、大規模な公開オーディションを開催しているという。BTSがグループ存続の危機に立たされている今、世界で活躍するアーティストを擁するレーベルを傘下に置くHYBEの狙いはどこにあるのだろうか?

日本で「第2のBTS」を発掘。HYBE JAPAN“真の狙い”は?

8月31日のNHK「クローズアップ現代」では、「ジャニーズそしてBTS アイドル新潮流の舞台裏」と題して、関ジャニ∞のメンバーとしてアイドル活動をしながら「なにわ男子」のプロデュースに取り組む大倉忠義(37)と共に、日本から新たなボーイズグループをデビューさせようとしているHYBE JAPANのCEOハン・ヒョンロック氏に迫った。

HYBE JAPANは「第2のBTSを発掘」と称して、グローバルボーイグループ オーディション番組「&AUDITION」を公開。あらかじめ韓国で選抜されてデビューが決定している4人のメンバーに加え、日本で選ばれた11人の練習生がしのぎを削り、最終的に5人に絞られるという。

その模様は「&AUDITION-The Howling-」としてHuluで世界配信されている。9月3日はいよいよそのFINAL ROUNDとなり、メンバー決定の様子は生中継される。

ハンCEOは同番組で、「日本発」という形でグループを結成する理由をこう語っていた。

「日本はアメリカに継いで2番目の市場であり、昔からアイドル産業に対して非常に成熟した環境を持っているから」

日本には「ファンクラブ」というシステムがあり、事務所は有料で会員を集めて運営費を捻出し、ファンは入会することでさまざまな特典を享受する。他国ではファン同士が立ち上げたコミュニティこそあるものの、日本のような「ファンクラブ」は珍しいという。

ハンCEOの発言からは、日本のエンタメビジネスのいいところを吸収しようとする貪欲さが垣間見えた。

しかし、HYBE JAPANの「本当の狙い」はもっと別のところにあるのではないだろうか?と疑問が湧いてくる。

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徴兵制が続く限り終わらない「アイドル兵役問題」

BTSだけに限らず、K-POPのボーイズグループを悩ましているのが、韓国特有の「徴兵制度」だ。韓国では、19歳の時に行われる兵役判定で、免除対象になった者以外は約2年間の兵役が課せられ、20歳から28歳の誕生日までに入隊しなければならないことになっている。

しかし、2020年10月にいわゆる「BTS法」が制定され、メンバー最年長のJINは2年間の猶予が与えられた。その猶予期間中の2年で可決が急がれていたのが「BTS兵役特例法」だった。

それまで、徴兵制が免除されるのは、オリンピックのメダリストやクラッシックの世界的コンテストの優勝者、韓国の伝統芸能の従事者のみとされてきた。

その枠を、BTSのような大衆文化芸能人にまで広げるために「特例枠」の改正が急がれたのだが、「芸能人だからって特別扱いしていいのか!」と、兵役義務のある男性やその家族から強い反発があり、韓国国内の議論は平行線をたどっていたのである。

兵役特例法の改正は、文在寅政権下では実現せず、新大統領の尹錫悦政権に持ち越された。

さらに、HYBEのイ・ジンヒョンCCOが発した法律の改正を急かす発言が、かえって改正反対派の反感を買って大炎上し、改正は絶望的に。

そこから、JINは兵役を覚悟して、あの6月14日の休止発表へと繋がったと言われている。

8月31日に李国防相が「BTSの兵役に関する世論調査を行う」と発表したときにも、「朝鮮日報」では一部韓国ネット民から「一般人は指を切断しても4級判定(補充兵役)を受けるのに、世論調査でBTSが兵役特例を適用するかどうかを決定するのは不当だ」という意見が起こっているという。

現時点で、韓国芸能人の兵役を免除されるのは現実的ではなさそうだ。

ドイツが発表、即座に性別変更が可能な「自己決定法」の意義と問題点

6月30日、戸籍上の性別と名前の変更手続きを大幅に簡素化する方針を発表したドイツ政府。この通称「自己決定法」を巡り、同国内で大きな議論が沸き起こっています。ドイツ在住の作家、川口マーン惠美さんは今回、新法案の内容や記者会見で説明を行った与党大臣2人の主張、そして保守系の政治家や青少年心理の専門家などから上がっている懸念の声を紹介。さらに同法が抱えている問題点を指摘するとともに、社会を息苦しくしている原因について考察しています。

プロフィール:川口 マーン 惠美
作家。日本大学芸術学部音楽学科卒業。ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ドイツ在住。1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。ベストセラーになった『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社+α新書)をはじめ主な著書に『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)、『復興の日本人論』(グッドブックス)、『そして、ドイツは理想を見失った』(角川新書)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)など著書多数。新著に『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)がある。

ドイツで発表された「性別があっという間に変えられる」新法案

ドイツで、L G B T Qをめぐる新しい法案が発表された(注・L=レスビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスセクシャル、Q=不明、もしくは未定)。新法案は、通称「自己決定法」。何を自分で決めるかというと性別と、それに見合った新しい名前だ。

6月30日、ブッシュマン法相(F D P)と、パウス家庭相(緑の党)が記者会見を開き、集まったジャーナリストらに、この新しい法案についての説明をした。これにより、1980年に制定されたトランスセクシャル法が置き換えられる予定だという。

これまでのトランスセクシャル法では、戸籍に記載された性別、および名前を変えるためには、一連の手続きが必要だった。戸籍は公文書であるから、そう簡単に変更できないことはどこの法治国家でも同様だ。例えばドイツでは、性別を変えるためには、医師などによる鑑定書が2通必要となる。

ところが、今回策定された自己決定法では鑑定書は必要なくなり、本人が届けるだけでOK。自分で男だと思えば男、女だと思えば女になれる。申請が可能なのは14歳以上からで、18歳未満の場合は、申請にあたり保護者の承諾がいる。保護者が承諾しない場合は、家庭裁判所が介入し、子供の希望に沿って性別を決定することになるという。それどころか、政府はさらに14歳以下の子供にも性の変更を認める意向で、その場合は保護者が子供に代わって申請する。

なお、これらはすべて身体の形状、つまり生物学的な性別とは関係がない。あくまでも、自分が男であると感じるか、女であると感じるかの問題だ(手術などで性器やホルモンの分泌器官に変更を加える場合には、本人の意志だけではなく、医師の判断が必要となる)。つまり、外見がどこから見ても男性で、ちゃんと男性器がついていても、本人が女性だと感じ、役所で性の変更を申請すれば、法律上は女性になる。そして、この法案を、ブッシュマン法相とパウス家庭相は、「本日は我が国の自由にとって佳き日である」と祝福しつつ、紹介したのだった。

岸田首相の「関係断つ」はテキトーか?統一教会と“骨がらみ”の与党・自民の断末魔

次々と明らかになる旧統一教会と所属議員との関係と、彼らの不誠実な釈明が大きな要因となり、8月に行われた各社の世論調査では軒並み支持率を下げた岸田政権。8月31日の記者会見では、党の方針として旧統一教会との関係を断つと明言した岸田首相ですが、果たしてそれは可能なのでしょうか。今回のメルマガ『uttiiジャーナル』では著者でジャーナリストの内田誠さんが、自民党と統一教会の関係性を「骨がらみ」という言葉で表現するとともに、そのつながりを断ち切ることの困難さを強調。さらに「かつて政権を担っていた人々」による政権再奪取の可能性を探っています。

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統一教会との関係を問われる意味が分かってる議員、分かっていない議員:「デモくらジオ」(8月26日)から

冒頭に申し上げたいテーマは、どうしようかなというくらいたくさんあって。一つは例によって安倍晋三氏の国葬に2億5,000万円ですか、予備費からの支出が決定されました。なんか法律の専門家の中には、例の内閣府設置令ですかね、その中に「国の儀式」とある、その一つとして「国葬儀」をやるのだから問題ないのだというところに法的な根拠を見いだし、批判に対抗できると安堵しているようなところが、もしかしたら岸田内閣にはあるのかもしれないですね。

ただ、それはいかにもこじつけであって、その前段階として戦前の「国葬」に関する法律について、戦争に負けた日本は日本国憲法とともに廃止しているわけですよね。国葬令をいったん廃止しているという事実も大きいのではないかと思いますし、では67年の吉田茂さんの国葬はどう考えられるのかということもあるかもしれませんが、法的な根拠はかなり曖昧だろうと思いますね。そのことから色んな影響が出てくるわけですけれども、何よりもこういう問題を国会で議論する前に閣議決定で決めてしまっているというやり方については、皮肉っぽく言えば、安倍さんの葬式なんだから安倍さん流(の決め方)だねと言ってやりたくなります。

国会を軽視し、無視し、閣議決定で何でもやろうとしたというふうに言って大体間違いはない。それが安倍さんの政権運営の特徴の一つでしたから、そのようなやり方で自分の葬式もやられるのかと言いたくなります。

9月の27日までまだ1ヶ月ありますね。その間に閉会中審査の形で、国会で議論するチャンスはあるのでしょうけれど、それがはたして十分な議論になるのかどうか。その間に国葬なんかやめるべきだという有権者・市民の声がどんどん大きくなって、いわゆる街頭行動、デモまで起きているわけですね。その状態が9月27日にどうなっているか。

その間にどういうことが、全く違う分野でどういうことが起こるかによっても、国葬についての一般国民の感じ方は大きな影響を受ける可能性があって、特に様々な物価の値上がりが凄いですから、それがさらに昂進していった場合にですね、岸田政権に対する信頼でがどんどん落ちていく。その中ではたして国葬なるものが堪えられるのか。一般国民の神経を逆なですることになるのではないか、そんな気もしていますね。

おそらく、それでも岸田内閣はこれを強行するのではないかと思います。予測として自信を持って言うことが出来る。やらないと彼らにとっては非常に大きなピンチが、驚くほど早く終焉の時が来てしまうかもしれないので、十中八九強行するのでしょう。その際にはオバマさんを呼ぶとか、メルケルさんを招くとか、来るかどうか分かりませんけどね。海外の要人、当時の要人をさながらタレントよろしく呼んで、葬儀に参列させることをもって、派手な国葬を演出し、「ああ、やっぱり国葬やって良かったね」という意見が国民・有権者の中からでてきやしないかと、そんな淡い期待をもっておやりになるのだと思います。

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沖縄の小さな岩の塊など二の次。米国が尖閣より台湾防衛を優先する訳

台湾統一に関して、武力行使も辞さない姿勢を強調する習近平政権。中国が台湾侵攻に出た際には、尖閣諸島周辺も有事となる「複合事態」が生じる可能性が指摘されていますが、我が国は自国の領土を守り切ることができるのでしょうか。政治ジャーナリストで報道キャスターとしても活躍する清水克彦さんは今回、「複合事態」が発生した際にアメリカが日本より台湾防衛を優先する理由を解説。さらに中国が台湾統一に動き出せば日本は戦後最大の国家の危機に陥るとして、日本政府が急ぎ取るべき対策を提示しています。

清水克彦(しみず・かつひこ)プロフィール
政治・教育ジャーナリスト/大妻女子大学非常勤講師。愛媛県今治市生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得期退学。文化放送入社後、政治・外信記者。アメリカ留学後、キャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサーなどを歴任。現在は報道デスク兼解説委員のかたわら執筆、講演活動もこなす。著書はベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)、『台湾有事』『安倍政権の罠』(ともに平凡社新書)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『人生、降りた方がことがいっぱいある』(青春出版社)、『40代あなたが今やるべきこと』(中経の文庫)、『ゼレンスキー勇気の言葉100』(ワニブックス)ほか多数。

もうアメリカは守ってくれない。日本単独で守り切る体制作りはどうすべきか?

防衛費は実質6兆円台半ばに?

来年度(2023年度)予算の概算要求が出揃った。注目の防衛費は、岸田内閣が掲げる防衛力の抜本的強化に向け、過去最大の5兆5,947億円を計上し、さらに具体的な金額を示さない「事項要求」を多数盛り込んだ。

「事項要求」は、「あらかじめ金額の上限は決めないから、必要な額を算出して要求してくれ」というものだ。最近では、2021年度、2022年度の予算編成で、当時、最優先課題だった新型コロナウイルス対策予算で認められている。

これを防衛費にも認めたことは、それだけ、台湾有事や尖閣諸島有事を日本有事としてとらえ、来年度予算案の編成で防衛力強化を重視している証左と言えるだろう。

具体的に言えば、概算要求では、敵のミサイル発射拠点などをたたく長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」の配備、南西諸島など島しょ部の防衛に用いる「高速滑空弾」の量産、さらに、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に代わる「イージス・システム搭載艦」の整備費などを盛り込んでいる。

「事項要求」がどの程度になるかはまだ不透明だが、攻撃型無人機の開発、宇宙やサイバー、電磁波といった新領域の研究開発費の増額も含め、100項目以上盛り込むとすれば、過去最大だった今年度の防衛予算、5兆4,898億円を1兆円前後上回り、6兆円台半ばに達する可能性が大きい。

防衛費増額でGDP比は1%をゆうに超える

防衛費の増額は、中国や北朝鮮の脅威を視野に、NATO(北大西洋条約機構)加盟国が防衛費の目標をGDP比2%にしている点に倣ったものだ。

今年度の防衛費はGDP比で1%弱。これを2%まで引き上げるとすれば、さらに5兆円が必要になる。今後5年で段階的に引き上げるとしても、毎年度、1兆円の上積みが必要になる。その意味で言えば、来年度予算は「狙いどおりのペース」ということになる。

現在、日本の国民1人当たりの防衛費は約4万円だ。アメリカの国防費が国民1人当たり約21万円というのは別格としても、NATOを牽引しているイギリス、フランス、ドイツなどの半分以下だ。

ただ、NATO加盟国は、締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなし、集団的自衛権を行使することが全ての加盟国に求められている。その点、日本とは事情が異なる。

NATOと日本とではGDP比の算出方法にも違いがある。NATOの場合、退役軍人年金や日本の海上保安庁に相当する沿岸警備隊の経費、PKO(国連平和維持活動)への拠出金なども含んでの数字だが、日本はこれらを除外して計算している。日本もNATO基準で計算すれば、防衛費は今でもGDP比で1.2%を超えているが、この比率が来年度予算でさらにアップする点は留意しておく必要がある。

25歳恋人タイマーのレオ様よりヤバい「和製ディカプリ男」の婚活詐欺とは?女子の婚期を遅らせ社会に復讐、被害者続出…

かねてより「25歳以上の女性とは交際しない説」が囁かれてきた米俳優のレオナルド・ディカプリオ(47)が、ここ5年ほど交際しており、一度はゴールイン寸前かと噂されていた恋人カミラ・モローネ(25)と破局したことを、海外紙「The Sun」や「PEOPLE」などが報じている。その「25歳を過ぎた女性は女性ではない」と言わんばかりの所業について、日本のネット上ではさっそく批判が殺到している。しかし、問題は日本にも多く存在する、女性を年齢で区切る男「和製ディカプリ男」たちの存在だ。自分自身の年齢を顧みず、若い女性ばかりを追い求める男というものは、古今東西どこにでも存在するということなのだろうか?

レオ様のお相手は、長髪長身の美女で「年齢は25歳まで」

ディカプリオの過去の交際遍歴を見ると、「25歳まで」の法則は確かに存在している。ブラジル出身の女性ファッションモデルであるジゼル・ブンチェン(42)は1999年から2004年まで(23歳で破局)、イスラエル出身のファッションモデルであるバー・ラファエリ(37)は2004年から2010年まで(25歳で破局)。この頃は、まだ一人あたりの交際期間も長く、ディカプリオ自身も若かったため、年齢差もあまりないことからマスコミに取り沙汰されることもなかった。

しかし、その後に交際した米女優のブレイク・ライヴリー(35)、米モデルのエリン・ヘザートン(33)、ドイツ出身のモデルであるトニ・ガーン(30)、米女優ケリー・ロールバッハ(32)、デンマーク出身のモデルであるニナ・アグダル(30)などは交際期間が1〜2年の短期間で終了し、しかも全員25歳になるまでには破局している。

年齢を重ねたとしてもディカプリオの恋愛対象は「25歳までの美女」なのである。直近のカミラは最長5年の交際期間で、「独身男もついに年貢の納め時か」と思われたが、やはりカミラが25歳の誕生日を迎えたことで(?)破局。いよいよ「レオ様、恋愛対象25歳説」が証明される形となった。

この情報を知ったネット民の女性たちからは、「キモッ」「ムリだわ」などあからさまに嫌悪されてしまっているようだ。

レオ様とタイタニック号、タイタン号を徹底比較

ディカプリオは1993年の映画「ギルバート・グレイプ」で頭角を現し、1997年に映画「タイタニック」の大ヒットにより、一躍ハリウッドのトップスターの仲間入りを果たした。ちなみに今年2022年は、あのタイタニック号沈没事故からちょうど110年の節目に当たる。

ここで、ディカプリオ本人と、実際に沈没したタイタニック号、そして沈没事故の14年前に書かれタイタニック号にそっくりな運命を辿る船を描いた予言ともいうべき小説『フューティリティ』(海洋冒険作家モーガン・ロバートソン著)の中に登場した沈没船タイタン号を比較してみよう。

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この表からわかるように、1999年以降のレオ様の「25歳までに破局した犠牲者数」は8人にのぼる。多くの美人女性たちが、あのレオ様に泣かされてきたのだ。

ブレイク当初は細身の美青年ぶりが際立ち、日本の女性たちからも絶大な支持を集めていたレオ様。しかし、本人はそのイメージを払拭したかったのか、トム・クルーズ(60)やブラッド・ピッド(58)がいつまでも若々しさを保っているのとは対象的に、ふっくらしてすっかりおじさん的な風貌に変わり果てた。

その半面、演技力は増しており、2015年には映画「レヴェナント:蘇えりし者」でアカデミー主演男優賞を受賞。ハリウッドきっての実力派俳優と認められるようになった。
しかし、演技派と認められても変わらないのは、若い時からの「女性の好み」のようだ。

イケメンのイメージだった若い頃はともかく、おじさん化してしまったディカプリオはただの「キモい中年」に過ぎないということだろうか。

G20からのプーチン排除に失敗した米バイデンが見誤る世界の実状

NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議において、ザポリージャ原発の問題を取り上げロシアの反発を招いたアメリカ。ロシアへの制裁もアメリカの思惑通りには動かない国が多くあり、米バイデン政権の戦略は袋小路に入っているようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、ジャーナリストの高野孟さんは、アメリカが多極化した世界の一員として振る舞うことを学ばなければ、11月にバリ島で行われるG20サミットにおいて孤立する可能性が高いと指摘。アメリカが恐れる「脱ドル化」へと進め始めた新BRICSによる動きについても伝えています。

この記事の著者・高野孟さんのメルマガ

バイデン政権の対露「政治制裁」路線は11月バリ島で行き詰まるのか?/G7 vs G20、BRICS……

NPT再検討会議が8月26日に閉幕日を迎えながら「最終文書」の採択を諦めざるを得なかったのは、米国がウクライナ戦争の渦中にある同国南東部のザポリージャ原発の問題を何としても同文書に盛り込んでロシアを政治的に非難する機会としようとしたことに、ロシアが反発したためである。

ザポリージャ原発をめぐる駆け引き

しかし、第1に、ザポリージャ原発がロシアとウクライナのどちらの手に落ちるかは、ウクライナ戦争の1つの戦術局面として由々しき問題であるけれども、NPT再検討会議そのものとは何の関係もない。5年に一度開かれる同会議は、核保有5カ国が核軍縮義務を果たしているかどうか、非核保有国に違反の動きがないかどうかを点検して「核なき世界」の実現に向け歩を進めようというところにある。

第2に、ザポリージャ原発をめぐって何が起きているかは双方からプロパガンダ情報が飛び交っているのでよく分からないが、確認される限りでは、ドンバス地方を抑えたロシア軍はその西のマリウポリ市を拠点とする「アゾフ大隊」を壊滅させ、ザポリージャ州とさらにその西のヘルソン州の大半を占領、クリミア半島への陸続きの道路・鉄道ルートを確保したと見られる(なかなか分かりやすい地図が見つからないので防衛省「ウクライナ」ページの地図の一部を切り取ったものを示す。

元々ロシアの主要関心事は、プーチンが予め宣言したように、ドンバス2州の多数を占めるロシア系住民の安全確保にあり、最初の段階でゼレンスキー大統領が素早く停戦に動いていれば、ドンバス2州を2014年の「ミンスク合意」に従ってウクライナ国内での高度の自治体制に置くのか、それとも独立させてロシアに併合させるのかの交渉が始まっていただろう。そうせずに「第3次世界大戦の始まりだ!」とでも言うような着地点なしの大戦争に踏み切って行ったために戦局は無駄に長引き、半年後の今、ロシアにアゾフ海沿岸からクリミアを経て黒海北岸までをベルト状に抑えられてしまった。

その過程で、これも確認されうる限りでは、ロシア軍は欧州最大の原発であるザポリージャ原発を占領し、従来通りウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムの職員に運転を続けさせている。その目的はどうも電力確保にあるようで、フランスの通信社AFPニュース8月10日付によると、ロシアは同原発の電力をクリミアに送電する計画であるという。同原発では砲撃が続いていて、ウクライナとロシアの双方とも相手側によるものとして非難の応酬を続けているが、少なくともロシア軍が占領している原発を自分で攻撃するとは考えられず、ウクライナの過激派による仕業である可能性が大きい。

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社用居酒屋から脱却へ。サントリー子会社による新業態の飲食店が新時代を作る

長引くコロナ禍で大苦戦を強いられる飲食業界。殊にオフィス街でサラリーマンを主なターゲットとしていた居酒屋が受けた打撃は計り知れないものでしたが、そのような状況から華麗な転換を図りつつある企業が話題となっています。今回、フードサービスジャーナリストの千葉哲幸さんが取り上げているのは、サントリーホールディングスの完全子会社となり巻き返しを見せる株式会社ダイナック。千葉さんは記事中、同社が次々と繰り出す新業態とその魅力を詳しく紹介しています。

プロフィール千葉哲幸ちばてつゆき
フードサービスジャーナリスト。『月刊食堂』(柴田書店)、『飲食店経営』(商業界、当時)両方の編集長を務めた後、2014年7月に独立。フードサービス業界記者歴三十数年。フードサービス業界の歴史に詳しい。「フードフォーラム」の屋号を掲げて、取材・執筆・書籍プロデュース、セミナー活動を行う。著書に『外食入門』(日本食糧新聞社発行、2017年)。

「宴会」「法人需要」を得意とした飲食企業がコロナ不況を機にサントリーHD完全子会社として新生スタート。新業態を次々展開

「角ハイボール」仕掛人が代表に就任

飲食業界はコロナ禍にあって大きな影響を被っている。特に「居酒屋」はコロナ前の路線から転換することが迫られた。しかし、その転換の中に新しい時代の居酒屋を示している事例がありとても興味深い。

それはサントリー系の外食企業のダイナックである。同社はコロナ禍にあって業績を落とし昨年5月に上場を廃止し、サントリーホールディングスの完全子会社となった。

同社がコロナ禍前まで強みとしていたのは「オフィス街立地、ビジネスパーソン、宴会・社用使い」ということで、総店舗数160を擁していた。それがコロナ禍で強みとしていた分野の需要がなくなり30店舗閉店した(現在は110店舗の体制)。

この新生ダイナックの代表に就任したのは秋山武史氏。秋山氏はサントリーの中で飲食店の盛業支援を行う「グルメ開発部」に20年弱在籍していた。この間、秋山氏は「角ハイボール」の普及に務め、新しい飲酒のスタイルをつくり上げた。

秋山氏が同社の代表となったのは昨年9月。ここから新生ダイナックの再構築が動き出した。秋山氏はグルメ開発部在籍当時から、これからの外食の存在意義が「繁華街、ミレニアル世代(1980年~1990年代半ばごろまでに生まれた世代)、日常使い」「郊外・住宅地、ファミリー、食事使い」というものに変化していくのではと考え、2020年4月ごろから未来予測を立ててメンバーと話し合っていたという。

今年に入って、同社では続々と新業態をオープンしている。これらの新業態に秋山氏が考えてきた「これからの外食の存在意義」がどのように表現されているか見ていこう。