出来事に感情のレッテルを貼る人が幸せになれない当然の理由

人生を幸せに生きるための方法の中で、理解されないもの。それっていったい何なのでしょうか?無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさんは、その筆頭である「自分を客観視する」ということについて詳しく語っています。

客観視ができないと幸せになれないよ

人生を幸せに生きるための方法を16年書き続けていますが、その中で理解されないことの筆頭に挙げられるのが、

  • 自己を客観視することの効能

なんですね。

なぜこれが難しいのかというと、多くの人(正確に言えば幸せになれない人全員ですが)は、感情が物事の尺度、評価基準、求めるモノになっているからです。つまり、この世で体験することを、感情というフィルターを通して受け取っているということです。それがポジティブな感情であれば、例えば、給料が増えた!嬉しい!なら問題ないんですが、

  • 会社をクビになった!悲しい!悔しい!

だと、この人の未来は非常に暗いモノになるわけです。

「会社をクビになった」はタダの現象であって、イベントですよね。そこに、悲しい、悔しいという感情のラベルを貼って、評価する、しかもこの場合の感情は、負の感情ですから、そこから生み出されるのはネガティブな未来に決まっています。

この時に、感情のラベルを貼らずに、「会社をクビになった」という事実だけを受け取ることが、自己の客観視となります。事実に良いも、悪いもなく、タダの事実、それだけのことだと考え感情でこれを評価しないのです。そうすると何が起こるのかというと、この事実を淡々と評価、検証できるようになるんです。例えば、

▼ 会社の業績が良くないからリストラが必要だったんだな

▼ 私は部長と折り合いが悪かったから選ばれたんだな

▼ 私の客観的な実績はどうなのかというと・・・

▼ 私のスキルと実績を必要とする会社はどこかというと・・・

▼ 私の年収って業界、業種的にどのレベルなのかというと・・・

▼ この中で業績が伸びている会社はどこかな

▼ これからどういうスキルを付けるのが良いのかな

▼ 次の会社で上層部と折り合いが悪くならないようにするためには・・・

みたいなことができるようになるんです。しかし感情で評価してしまうと、

  • とにかく悲しくて、悔しいんです!!

というところで思考が停止してしまうんですね。

これ、どちらが幸せな未来に行けそうですかね?

廃止じゃなくてよかった!青春18きっぷの発表が遅れたのはなぜ?

毎年発売される「青春18きっぷ」ですが、今年の夏シーズンの発表はいつもより遅れたそうです。その理由について、鉄道・軌道系無料メルマガ『Magazine de Station』著者のM.Gさんが考察しています。

「青春18きっぷ」夏シーズンの発表が遅れたわけについての一考察

「青春18きっぷ」の2024年夏シーズンの発売が6月18日に発表されました。

例年だと春シーズンの前に春・夏・冬一括で発表されるのに、今年は春シーズンの前には春シーズンだけ発表されて夏シーズンと冬シーズンの発売については発表されなかったものですから、「春シーズンを以て廃止か」と受け取ってしまった人が多かれ少なかれいたようです。なので「Yahoo!知恵袋」では「青春18きっぷが廃止になりましたが云々」などという「フライング質問」を見かけました。

ここから先は筆者はJRの関係者ではないので「憶測に基づいての考察」になりますが、恐らく春のシーズンの最中に北陸新幹線の金沢駅~敦賀駅間が開業、およびそれに伴って北陸線の敦賀駅~金沢駅のうち敦賀駅~大聖寺駅間がハピラインふくいに、大聖寺駅~金沢駅間がIRいしかわ鉄道に移管したこと、それに伴って「この間は途中の駅では降りない」という条件で青春18きっぷで乗れる「特例区間」の変更に関して関係する第三セクター鉄道会社との調整が必要になったこと、これが「夏シーズンの発売発表が遅くなった主な原因」ではないかとみています。

くどいようですがこれはあくまでも筆者による「憶測に基づいての考察」ですからね。

変更になった「この間は途中の駅では降りない」という条件で青春18きっぷで乗れる「特例区間」というのは、越美北線の利用客の救済のための「ハピラインふくい線の敦賀駅~越前花堂駅間」七尾線及び城端線・氷見線の利用客の救済のための「IRいしかわ鉄道の津端駅~倶利伽羅駅間並びにあいの風とやま鉄道の倶利伽羅駅~高岡駅~富山駅間」ですね。

つまり越美北線の方へ青春18きっぷだけで行くには「北陸線から敦賀駅を経てハピラインふくいへの乗り継ぎ」なのでまだいいのですが、七尾線の方へ青春18きっぷだけで行くには「高山線から富山駅を経てあいの風とやま鉄道およびIRいしかわ鉄道への乗り継ぎ」になってしまったのです。

御存知の方はご存じでしょうけど高山線は本数が少ないのでそこで一苦労となってしまいますよ。

まあ筋金入りの18キッパーなら「だが、そこがいい」となるんでしょうけどね。

なお春シーズンの途中・つまり3月14日までは七尾線の方へ行くなら「北陸線から金沢駅を経てIRいしかわ鉄道の津端駅までの乗り継ぎ」でした。

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天狗になっていた小久保裕紀。イチローに言われた一言で人生が変わった

プロ野球選手としても華々しい成績を残し、侍ジャパンの監督も務めた小久保裕紀さん。しかし、彼にも伸び悩んだ時期があったようです。無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、小久保さんがイチロー選手に貰った一言で人生が変わったというエピソードを紹介しています。

イチローの一言が小久保裕紀の人生を変えた。伸びる人と伸びない人の差

プロ野球選手として通算400本塁打、2000本安打を達成。2017年には侍ジャパン監督として、日本代表をWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)ベスト4に導いた小久保裕紀さん。

福岡ダイエーホークスに入団したての24歳の時、試合前のランニングで一緒になった22歳のイチロー選手が放った言葉が、野球人生を支える一つのテーマをくれたといいます。 ※本文は掲載当時の内容です

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〈小久保〉
今年3月、イチロー選手が現役を引退しました。「二十代をどう生きるか」というテーマに関して、彼との思い出で最も忘れ難いのは1996年のオールスターゲーム。私24歳、イチロー22歳の時のことです。

私は1994年に青山学院大学から福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団しました。2年目で本塁打王を獲得したものの、「俺はパ・リーグ1番だ」と天狗になってしまい、翌シーズンは開幕から全く打てず、焦りは募るばかり。

一方、イチローは高卒でオリックス・ブルーウェーブ(現・オリックス・バファローズ)に入団し、3年目の1994年に初めて最多安打と首位打者に輝くと、翌シーズンはその2つのタイトルに加えて打点王を獲得。1996年も3年連続の首位打者へ驀進中でした。

そういう状況で迎えたオールスターの試合前、イチローと2人で外野をランニングしながら、彼に「モチベーションって下がらないの?」と尋ねました。「小久保さんは数字を残すためだけに野球をやっているんですか?」「まぁ残さないとレギュラーを奪われるし……」

すると、イチローは私の目を見つめながらこう言ったのです。

「僕は心の中に磨き上げたい“石”がある。それを野球を通じて輝かせたい」

衝撃でした。

それまでは成績を残す、得点を稼ぐ、有名になることばかりを考えていたのですが、この日を境に、野球の練習をしているだけではダメ、自分をもっと高めなければいけないと思い至りました。

心掛けたのは1人の時間の使い方。空いている時間は読書をすると決め、毎日実践しました。野球を通して人間力を鍛えるというスイッチが入ったのは、彼の言葉があったからこそです。

後年、「あの時の言葉のおかげで俺の野球人生がある」と感謝の言葉を何度伝えたか分かりません。

※本記事は月刊『致知』2019年6月号 連載「二十代をどう生きるか」から一部抜粋・編集したものです

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思いのほか税額が下がっていく!税務調査の小手先テクニック

毎回税務に関するお役立ちな情報を発信している無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』。著者の現役税理士・今村仁さんが今回ご紹介するのは、税務調査対応の「小手先テクニック」です。

税務調査対応の小手先のツボ

■駆け引きは最後

今回は小手先のしょーもない税務調査対応を書きます。

例えば、商いで商談相手と是々非々の交渉をしているとします。

1つ要求すればこちらも1つ譲歩を迫られたり、単に平面のやり取りだけでなく、重層的かつ立体的にお互いのメリットやデメリットの応酬となることもあるでしょう。

そんな時に、まだ論点も定まっていない状態で、「最終結論となる駆け引き」を始めてしまう方はいないでしょう。

こちらの言うべき事や言いたい事、相手の要求などが出揃ってから、「では、これを飲むのでこの条件でどうでしょう」等とされるのが上手く交渉するコツだったりします。

大事なのは、「お互い要望が全て出揃ってから駆け引きがスタートする」ということです。

■税務調査も同じ

例えば、税務署から「この経費は社長個人に属するのではないですか?」などと言われても、明らか過ぎる黒でない限り、「その可能性は高いですが、きちんと調べますね」などといって、最終交渉材料として留めておきます。

ここで交渉をスタートしません。

更には、ここで黒と認めると、駆け引きの対象から外れて、黒=修正申告で終了となってしまいますので、それも避けるべきです。

税務署による十分な調査が行われ、税務署に対して「これで指摘事項は全てとなりますでしょうか?」と口頭で確認を行い、そこをスタートに、「では、こちらは認めますので、これらは指導事項とならないでしょうか?」等と交渉をしていくと、結果的に納税額が少なくなることが多いです。

■指導事項や年分を絞るなど

指導事項とは、今後きちんと処理を行うので、今回は大目に見てもらうという処理です。

他にも、「年分を絞る」や「税目を絞る」など細かい交渉を、きちんと膝を突き合わせて話を詰めていくと、今後きちんと処理を行う前提では、思いのほか税額が下がることもあります。

今回は、税務調査対応の小手先のツボでした。(笑)

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コンペまで時間も予算もないのにターゲット層や競合を調査するにはどうしたら… 広告代理店の私がたどり着いた結論は

「どうしよう、あと1週間後のコンペまでに新商品のターゲット層と競合について説明するための資料作りが間に合わない!」

広告代理店に入社して5年目、大手メーカーの新商品プロモーションのコンペを任されることになったAさん29)は、ひとり机の上で頭を抱えていた。

新商品のプロモーションのコンペが近くあるため、資料を作成しなければならないのだ。

上司からは「この案件、絶対に落とすなよ」と、プレッシャーをかけられている。

しかもコンペの日までたった「1週間」と短期間。もちろん、コンペなのでコストもかけられず、分析するためのデータを収集する時間もない。

そもそも、どこからターゲット層を調べてよいのか、どこから競合の情報を入手すればよいのか。ネット検索し続けるわけにもいかず、途方に暮れていた。

Aさんに任されたのは、新商品「今までにないスポーツドリンク」のプロモーションのコンペ。

ターゲット層競合商品のマーケティングデータを示した上で、どんなプロモーションをすれば良いか、そのアイディアに関する資料を作成することだ。

そのスポーツドリンクは、「エネルギーゼリー型スポーツドリンク」。飲むタイプではなく、ゼリー状のスポーツドリンクで、持ち運びが便利。素早くエネルギー補給が可能というのがウリらしい。

そういえば学生のころ、よくパウダー状のスポーツドリンクを溶かしてどデカい水筒に入れて、よく部活に持っていってたっけ。

プロモーション方法をコンペで提案するにも、スポーツドリンクの購買層や競合に関しての説得力あるデータがなかなか見つからない。

同僚の帰ったオフィスでひとり、ためしにネットサーフィンしても情報は根拠のないものばかりだった。

「●●●●ニュースに載ってました」なんて情報で集めたアンケートやデータだけでは、ボンヤリとしていて説得力がない。

「近所のスーパーに朝から行って、夜まで売り場で見張ってみようか。グラサンに帽子にマスク、よし完璧だ。って俺は万引きGメンかい!」

ひとり心の中でノリツッコミをしていても、時間だけは刻一刻とすぎてゆく。デスクの上に置かれた紙コップのコーヒーはとっくのとうに冷めていた。

もう何時間が経っただろう。焦りながら情報収集するAさんのノートパソコンに、見慣れない横文字が映った。

Knowns Biz?」

ノウンズ ビズ、きっとそう読むのだろう。俺だってこれくらいの英語は読める。

なになに「こんな悩みはありませんか?」だって。

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これ、俺じゃん!

Aさんは思わず身を乗り出していた。コーヒーの入った紙コップが倒れているのも知らずに。

Knowns Bizなら検索だけで みえる わかる ひらめく だって。

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検索しただけでターゲット層がわかるツールなんてあるんだ。

 

ふむふむ、どれどれ。

その1 Knowns Bizなら、自社の課題やターゲットがすぐに みえる

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ファネル分析」は、顧客構造から売上UPのチャンスが一目でわかる。なるほど。人気のスポーツドリンクのデータが一目瞭然だ。

7 Journey分析は、ノウンズ独自の分析フレームワークで、

  • 認知の有無
  • 購入経験の有無
  • 直近の購入経験の有無
  • 購入意向の有無

に分類。顧客が右上に移動すれば、売上の最大化が見込めます、か。これなら競合商品の認知度や、リピート率に関するデータが出せるぞ。

 

その2 簡単に顧客理解から競合の状況把握まで わかる

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狙うべき顧客を理解するデータも豊富」かぁ。おっ、なんだなんだ、「年代 × 7 Journey構成比」「サイコグラフィック × 7Journey」だって?

104もの価値観で分類されていますって、めちゃくちゃ分かりやすいじゃないか!これなら、購入される年代や購買層のタイプまで分析した資料が作成できそうだ。

その3 新しいアイデアにつながる仮説が ひらめく

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おー、異なるジャンル×ブランドからターゲットの認知×好感の相関がわかる、と。

ブランド購入者が好きなブランドの相関を幅広く把握することができます」って、まさに俺がいま欲しいサービスだ。

 

なんだ、このボタン。「まずは無料でためす

え、無料でお試しもできるの? わわわ、超有名な大手企業も導入してるんだ。

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Knowns Bizでどうやって資料作成すればいいのか、ブランド分析資料作成マニュアルの動画まであるぞ。これなら、あと1週間しかなくてもプロモーションのコンペまで何とか間に合いそうだ!

誰もいないオフィスで大声をあげたAさん。まずは倒れたコーヒーを拭いてから資料請求ですね。

 

Knowns Bizなら検索だけで みえる わかる ひらめく

マーケティング用の資料作成に悩んだら、あなたも一度、ためしてみてはいかがでしょうか?

● Knowns Biz 詳細はコチラ

PR: ノウンズ株式会社

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菅義偉が推す「石破茂新総理総裁」誕生で日本はどうなる?自民石破政権が「始まる前から国民を舐めている」ワケ

衆院解散をあきらめた岸田首相が自民党総裁選への出馬に意欲を燃やす中、ポスト岸田をめぐる党内の動きが活発化している。「自民党の刷新」を有権者にアピールでき、選挙に勝てるリーダーならこのさい誰だって構わない。そこで急浮上してきたのが、菅義偉前首相が推す石破茂氏。自民党の面々はいまだに「トップのすげ替え」で国民を騙しおおせると勘違いしているのだ。元全国紙社会部記者の新 恭氏が解説する。(メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:政治改革よりトップのすげ替え。総裁選頼みの自民党に復活の見込みなし

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自民党内からも退陣要求、岸田首相の「異常な感覚」

これといった波乱もなく閉幕した通常国会。「政治とカネ」問題の再発を防ぐためというふれこみの改正政治資金規正法も、日本維新の会との間でひと悶着あったとはいえ、岸田首相の望み通りに成立した。

しかし、その中身といえばお寒い限り。企業・団体献金、政治資金パーティーの開催、使途を公開しない政策活動費、そのいずれもが温存された。

政治資金パーティーの購入者の公開基準額を20万円超から5万円超に引き下げたところで、回数の制限はないなど抜け穴はいくつもある。政治屋たちの手にかかれば、それを利用して稼ぐ方法を編み出すくらい簡単なことだろう。

にもかかわらず、岸田首相は「実効性のある具体的な制度ができた」と大真面目な顔をして言う。冗談じゃない。なにが「実効性」だ。実効性のある法改正ができなかったことを恥じて退陣するくらいの矜持があれば、まだしも救いはあろう。

それどころか、岸田首相は、自民党総裁選への出馬に意欲を燃やしていると各メディアは報じている。5月に終了した電気・ガス料金の補助金を8月から3か月間限定で復活させるなど、見え見えの人気取り政策を打ち出したことからも、総裁選に向けての思惑がうかがえる。

なぜ、岸田首相は能天気でいられるのか。退陣要求の声が党内から湧き上がるなか、再び自分がトップに選ばれると思えるのは、常人の感覚ではない。選ばれるかどうかの冷静な判断より、なぜ自分が退かねばならないのかという気分がまさっているからではないか。

防衛も原発も安倍政権の路線を踏襲してきた。裏金問題は安倍派や二階派のせいだ。派閥解消を先導し、政治資金規正法を改正した。功績こそあれ、失政らしいことはしていないではないか、と。

麻生副総裁と会食、総裁選出馬への協力を要請か

岸田首相は6月18日夜、麻生副総裁と東京都内のホテルで会食した。おそらくこの席で、総裁選出馬への協力を要請したはずだ。しかし、麻生氏の機嫌はよろしくない。

そもそも岸田首相が派閥解消を進めたおかげで、派閥を存続させている自分が悪いように言われている。そのうえ岸田首相は、麻生氏の反対を振り切り、政治資金パーティーの公開基準額引き下げで公明党に妥協した。そんな不満が麻生氏とその周辺に渦巻いている。

麻生氏は「自分で潔く引き際を決めれば、後継者を選ぶことだってできる」と岸田首相に“院政”を勧めたこともあった。麻生氏としては、総理続投を諦めさせるつもりで言ったのだろうし、多分、その考えはいまも変わっていないにちがいない。

世界中が驚愕。街を清潔に保ち「安心安全」を実現させる親切な国ニッポンへ移住したがる外国人たち

昨年ついに5兆円を突破し、過去最高を記録したインバウンド消費。円安の影響が大きいとはいえ、今年の訪日外国人数も順調な伸びを見せています。そんなインバウンド客の「口コミ」も後押しとなって海外からの日本への移住希望者が増加すると見立てるのは、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さん。今回坂口さんはメルマガ『j-fashion journal』にそう予測する根拠を記すとともに、移民の増加が日本にもたらす影響を考察しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:潔癖から猥雑へ

潔癖から猥雑へ。潔癖の国・日本に移住したい外国人は増加する

外国人が驚愕するゴミ一つ落ちていない日本

戦後、日本は清潔になった。最近、テレビで外国人観光客が「日本は清潔で道路にゴミ一つ落ちていない」と言っているのを聞くと、少し面映ゆい感じがする。日本だって戦後から東京オリンピックの頃までは、不潔で汚かった。道路は砂利道だったし、ごみやタバコのポイ捨ても当たり前。酔っ払いが立ちションする光景も見慣れたものだ。それが、どんどんきれいになっていった。

日本が清潔になった理由は、日本人が法律や社会常識を守るようになったからだ。言い換えれば、法律を守らない人たちを徹底的に排除したからだ。

平気で道路にごみを捨てる人には、もっと大きな問題を感じている。例えば、「他人の物を奪ってはいけない」「他人を傷つけてはいけない」というルールさえ守れない国は少なくない。強いものが弱いものを支配すること、金持ちが貧乏を支配することを当然だと思う。あるいは、特定の民族や異教徒は弾圧して良いと思う。そんな環境で生活をしていれば、ごみのポイ捨てなど取るに足らないことだ。「ごみを捨ててはいけません」と注意したら、「うるせえ」と殴られるかもしれない。

ギャング、マフィア、ヤクザ等が、肩で風切って歩いているような地域では、違法行為や違法ビジネスが行われる。当然、法律を守る意識は希薄になる。住民全体が「法律があっても守る必要はない」と思っていたら、法律は機能しない。

街を清潔に保つには、街を汚してはいけないという法律を定め、全員がそれを守ればいい。理屈はそうだが、実現するのはとても困難だ。

それを日本は易々と実現している。そこに、外国人は驚愕しているのだ。

この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ

米ドルで資産を増やす私を「売国奴」と呼ぶ人々の矛盾。なぜ日本円を握りしめ無能な岸田と心中するのか?哀れ・愚か・理解不能

ついに1ドル160円台に突入した円安。この円安がどこで止まるかは誰にもわからず、インフレと自国通貨の価値下落に苦しむ国民からは怨嗟の声が聞こえてくる。だが、なぜ彼らは日本円という“ゴミ通貨”を握りしめながら文句を垂れているのだろうか?いまだに心のどこかでこの国の政治家たちの能力を信じているのだとしたら、それはあまりに罪深い勘違いだ。メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』の著者で、資産運用に詳しい作家の鈴木傾城氏が解説する。

プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。

私が資産を円から米ドルに転換する明快な理由

円が160円を窺う展開となっている。あまり経済のことをわかっていない無責任な経済評論家なんかは「円安上等」とか言っているのだが、円安のせいで2024年の倒産件数は1万件突破も視野に入っているほど深刻になっている。円安は他にも日本社会の根幹を破壊する。これについてはマネーボイスでも触れている。

この円安がいつ解消されるのかは誰にもわからない。日銀の植田総裁は「場合によって利上げは十分ありえる」と述べているのだが、実際に利上げされたら日米の金利差が縮まるので円高に向かうこともあるだろう。

そして、ここにきてアメリカ経済の足元も弱くなってきているので、FRB(連邦準備銀行)が年内のどこかで利下げする可能性も高まってきた。利下げが行われると、やはり日米の金利差が縮まるので円高に向かうこともあるはずだ。

他にも複雑な要因が絡み合って為替レートは揺れ動くので、円安が続いても、もっと円安になるケースもある。そして、これから円高になったとしても、それは不思議なことでも何でもない。

しかし日本経済は、30年も経済を成長させることができない無能な政治家が今も、そしてこれからも、ずっと居座り続けるのはほぼ確定で、少子高齢化も解決できそうにないので、円は「円弱」となって、最終的には今よりもずっと円安になる可能性が高い。

通貨というのはその国の経済的信用を示すものでもあるので、国が経済的に弱体化したり、衰退したり、途上国化したりすると、通貨も安くなるのは子供でもわかる。

たとえば、アフリカのソマリアは世界最悪の失敗国家である。自分の資産をソマリアの通貨ソマリアシリングに全部変えたいと思う人はいないだろう。ソマリアの通貨を持っていても、いつ紙くずになるのかわからない。信用がない。だから誰も欲しがらない。その結果、ソマリアの通貨は「通貨安」である。

日本がソマリアになると言っているのではなく、国家の信用が「今よりも低下したら必然的に通貨の価値も低下する」という当たり前のことを説明している。日本が今よりも経済成長できないのであれば、必然的に他国に負けて通貨安(円安)になってしまってもおかしくない。

そうであれば、私たちがすべきことは「円を早く見捨てておく」であり、それが経済行為としては正解ということになる。何も無能な政治家と共倒れになる必要はない。

この記事の著者・鈴木傾城さんのメルマガ

マッキンゼーに転職も新卒1年目のアナリストに歯が立たず。30万部のベストセラー作家はいかにして世界的コンサルになったか

就職・転職先として現在大人気となっている外資系コンサルティングファーム。そんな企業のひとつであるマッキンゼーで14年の勤務経験を持つ赤羽雄二さんに、念願叶って外資コンサルに中途入社を果たしたものの、2年目のアナリストに歯が立たず途方に暮れている読者からの相談が届きました。実はマッキンゼーへの転職時に全く同じ状況を経験したという赤羽さん。メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』で、自身がどう対応したのかを紹介しています。

コンサルティングに転職しましたが、2年目のアナリストに全くかないません

Question

shitumon

28歳、社会人6年目です。電機メーカーの営業に始まり、4年したところで、本社の経営企画チームに配属されました。全社的な営業部門強化プロジェクトが始まったためです。プロジェクトが一段落しましたし、経営企画チームに異動してから夢でもあったので、外資系のコンサルティング会社にチャレンジし、何とか転職することができました。報酬は3割アップだったので、万々歳だったのですが、入ってからが最悪です。そこそこできたはずのエクセルもパワーポイントも2年目のアナリストに全くかなわず、すっかり自信を失ってしまいました。彼らは、あっという間に表を作り、分析をし、20ページくらいの資料をすぐに作ります。悪循環に陥っていることはわかっているので、何とかしたいのですが。

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。私もコマツ8年(うち、留学2年間)ののち、マッキンゼーに転職した際に全く同じ状況でした。もっと悪かったと思います。コマツでは、超大型ダンプトラックの開発チームで、エクセルは使ったことがなかったですし、パワーポイントも全く経験していませんでした。

最初のプロジェクトには、今は著名な一部上場IT関連企業の創業者の方が新卒1年目のビジネスアナリストとして大活躍しておられました。私が9月入社で彼女が4月入社だったので、わずか5ヶ月の違いです。

それでも、エクセル、パワーポイントの使い方も、分析スピードも、チャートの描き方も比較のしようがないレベルでした。

なので、お気持ちは大変によくわかります。

ただ、気にしてもしょうがないです。会社もこのへんの課題をわかって採用しています。

事業会社を何年も経験して採用したアソシエート(会社によって名前は違うと思いますが)は最初仕事ができなくても数ヶ月もすると活躍し始めるのがわかっていますから、初任給も高く、多くの人は実際何とかアジャストしていきます。

私は最初のうち、月1回報告会があるとして、月の第1週は22時頃まで、第2週は24時頃まで、第3週は午前1時過ぎまで、第4週は午前2~3時まで仕事をしていましたが、2回ほど繰り返して、これは無理だとさとり、やめました。

続かないので、月の第1週は19時頃まで、第2週は21時過ぎまで、第3週は23時頃まで、第4週は零時~午前1時過ぎまでにして、初めて長く続くようになりました。

そのくらいは時間をかけて成長し、貢献するしかないとは思います。

この記事の著者・赤羽雄二さんのメルマガ

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「自分は最初から3億円分の幸せを持っていた」34歳にして脳梗塞で倒れ重い後遺症を負った男性が気づいたこと

好ましいことではないとの自覚はあるものの、私たちがついついしてしまいがちなのが時間の浪費。しかし思考を変えればそのような「ムダ」をとことん排除できるようになる可能性もあるようです。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では「5つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」の石川さんが、「時間」を「命そのもの」と捉える考え方を紹介。無駄な時間を過ごすのがいかに愚かであるかを説いています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:究極の無駄遣いは、命の浪費!気づかずうちに無駄遣いしています

究極の無駄遣いは、命の浪費!気づかずうちに無駄遣いしています

70万800時間。これは、何の時間かわかりますか?

実は、私たちの命を数値化したものです。

平均寿命の80年を生きるとしたら、24時間×365日×80年で70万800時間。日数では、2万9,200日。

これが、あなたの命を数値化した時間なのです。

「時は金なり」といいますが、お金なんかよりも、はるかに貴重なものが「時間」です。

「命そのもの」とも言える「時間」を無駄にしている人が多すぎます。例をあげれば、キリがありません。

  • 上司がなかなか帰らないので、先に帰りづらくての「お付き合い残業」
  • やらなくてもいい仕事を慣習でやってしまっている
  • 人に任せられる仕事を自分でやったほうが早いからと、自分でやってしまう
  • 無茶して体調を崩して、3日間も見寝込んでしまう
  • 苦手なことをお金がもったいないからと、自分で時間をかけてやってしまう。挙句にミスをして余計に時間がかかり、ストレスまでため込んでしまう。

これでは、「命である時間」が無駄に消えていきます。

以前の私もそうでした。「時間は命そのもの」という感覚がなく、無駄に過ごしていたのです。

「あなたの命、元気の時間を100日分売ってください」こう言われたら、あなたは、いくらで売るでしょうか?

100日は、3ヶ月以上です。元気であれば、いろいろなことができます。100万円もらっても、大抵の人は拒否すると思います(ですよね?)

でも、実際には1,000日。いや、2,000日。いやいや、もっともっとたくさんの時間を平気で無駄にしているのです。

こんなに、もったいないことが、他にあるでしょうか?

「命の大切さ」について語るとき、忘れられないお話をします。

それは、私が司会を務めた『第10回全国・講師オーディション』(有限会社志縁塾主催)で、準 優勝された河村武明さんのスピーチです。

スピーチの本番では、河村さんご本人ではなく、奥さまが原稿を代読されていました。なぜなら、河村さんは話すことができないから。

ミュージシャンとして活動していた河村さんは、2001年10月、脳梗塞で突然倒れます。一命はかとりとめたものの、目覚めたときには重い障害(失語症、聴覚障害、発音が困難になる構音障害、右手麻痺)が残りました。

声の出し方がわからない!言葉を忘れてしまった!右半身が動かない!しかも、食事は鼻からのチューブ、小便もチューブへ、大便はオムツの中。

「34歳で見事に俺の人生終わったわ」と、思ったそうです。

これ以上生きていても仕方がない。

もう死んだほうがマシだ。

繰り返し絶望に陥り、死にたい、死にたいと、死ぬことばかり考えたそうです。

河村さんによれば、人間、本当に絶望すると、周りの景色がモノクロになるとのこと。本当に絶望したことがなければ言えない言葉です。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ