5000万人分を流出のFacebookが苦しむ、情報共有と個人情報の矛盾

海外のメディアのニュースを、日本のマスコミではあまり報じられない切り口で、本当はどういう意味で報じられているのかを解説する、無料メルマガ『山久瀬洋二 えいごism』。著者の山久瀬さんは自身のメルマガ内で、約5千人分の個人情報を流出させたらしいFacebookについて語っています。

情報共有と個人情報の矛盾に苦しむFacebook【海外ニュース】

An attack on Facebook exposed information on nearly 50 million of the social network’s users and gave the attackers access to those users’ accounts with other sites and apps that they logged into using Facebook.

訳:フェイスブックは5000万人近くの個人情報漏洩にさらされる。ハッカーがフェイスブックを通してネットにはいった人のアプリやサイトへのアクセスを可能にした。(CNNより)

【ニュース解説】

Wallつまり「」。それは人と人とを隔離するもの。
ここにある写真は、エルサレムの壁です。パレスチナ系の人々とユダヤ系の人々とを分けて、ユダヤ系の人々の居住区を確保し守るために、長年にわたって建設されている壁の写真です。
同じ「壁」が今メキシコとアメリカとの間にできていることは周知の事実です。これは、不法移民の流入を防止するために、トランプ政権になってさらに国境警備を強化しようとして造られているものに他なりません。
しかし、「は長年にわたって人類にとって必要不可欠なものだったのです。ニューヨークにWall Streetという通りがあります。なんといっても金融街として世界的に有名になった通りです。このWall Streetの名前の由来は、そこに木杭の壁があったことによるのです。17世紀、まだニューヨークがニューアムステルダムといわれていた頃、そこに入植していた人々をネイティブ・アメリカンの襲撃から守るために、当時そこを統治していたオランダ人が壁をこしらえたのです。その位置が今のWall Streetとなりました。

今、インターネットの時代になって、人々はネット上にバーチャルな」をこしらえて、自らの利益や情報を守ろうとしています。このバーチャルな「壁」は今までの「壁」とはコンセプトが根本的に異なります。それは、「機能の壁」です。過去のように特定の民族や集団を守る「壁」ではなく、個人情報などの機密を維持したい人がそこに集合して同じ「壁」に守られているのです。そんな「機能の壁」をビジネスにすることが、新たなインターネット・テクノロジーの大きな進歩へとつながりました。

この「機能の壁」に欠陥があるとして、2016年の大統領選挙の時点で問題視されたフェイスブックに再び大きな欠陥がみつかったのです。「プレビュー」機能のソフトウエアに問題があったということですが、ヘッドラインのいう5千万人どころか、9千万人に影響がでたのではといわれています。

ネットへのアタックについて極めて過敏なのは日本です。また、ヨーロッパの一部の地域でも同様です。
問題はインターネットビジネスのメッカといわれるアメリカ。アメリカのビジネス文化は昔から問題がおきたらその都度それを修復し前に進むといったものでした。ですから逆に事前に問題を想定し徹底的にリスクを潰す行為は得意ではありません。壁を作るのは得意でも、壁を守るのは苦手というのが、今回の情報漏洩事件からもみてとれます。
しかし、日本の場合は準備に時間をとられすぎ、あまりにもがんじがらめに物事を進めるために、逆に想定外の事柄がおきたときには臨機応変な対応ができなくなるという弱点があることもよく指摘されます。

さて、話を戻すならば、「機能の壁」と「情報共有」との双方を同時に行うことが、現代の課題となっています。情報共有とは、特定の情報に対して不特定多数の人がアクセスできる仕組みへとつながります。これはネット時代の利便性を高める上で欠かせないことです。しかし、共有される情報へのアクセスは「機能の壁」によって守られなければならないというわけです。

バーチャルにしろ、リアルにしろ、人は現在最も「壁」を欲しています。
壁で守られていることが、人々に安心感を与えます。しかし、同時に「壁」によって隔てられていることから人々は疎外感も抱きます。安心感と疎外感の狭間を利用したビジネス、悪用したビジネスが横行するのも現在の特徴です。
そして、人が人を疎外するとき、それが偏見や憎悪につながることも、エルサレムのリアルな「壁」をみれば明らかです。

ヨーロッパは元々様々な騎馬民族がお互いを狙い合う社会でした。そもそも壁が必要な社会でした。さらに、そこにキリスト教がはいり個々人の信仰のあり方に長年こだわってきたことから、こうした壁を個々に持つことを必要とし、プライバシーという概念ができあがりました。プライバシーを保護することは、そのまま近代国家での人権の擁護へとつながったのです。それは、個々が自らの部屋や家屋のドアを閉める行為として育まれました。
同じ騎馬民族社会でも、中国などでは南の農耕文化と混ざり合い、信仰という意識もないなかで、城壁はあっても個々に壁を作ることはありませんでした。
この違いがアジアと欧米との意識の差となりました。
しかし、近年欧米の文化がアジアに影響を与える中、個々のドアを開けはなち紐帯を維持していたアジア社会が変化します。日本の場合、その変化が激しく、その激しさが故に逆にプライバシーに対して過去の日本にはなかったほどに過敏な社会へと変質しました。皮肉なことです。

わかりやすく書くならば、人は自分の部屋に戻りドアに鍵をかけると安心します。しかし、その安心は疎外を生み出します。もしドアの外に病む人がいて助けを求めても、人はドアをしめたまま、警察に電話をします。これが、現代社会の仕組です。明日自分がドアの外の人にならないという保証はどこにもないわけです。ネット社会では、そんな疎外感を解放しようと、様々な情報にアクセスし、バーチャルな空間で人々が繋がれるようなシステムを作りました。その代表がFacebookです。しかし、そのシステムは同時により強い施錠行為によって担保されなければならないというわけです。これが、現代人の「機能の壁」の創造へと繋がったのです。施錠の安心とそこから生み出される疎外、この人類の心の矛盾への有効な解決方法はないものか、今問いかけられているわけです。

そして「壁」への意識は、アジア各地でのみられるように、時とともに変化してきたのです。それが人類にとって良い方向なのかどうかは、未知のままといえましょう。

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就活生がエントリーシートに書きがちなNGワードって?

エントリーシートで書類選考を行なう会社も多く、「書類で落ちたくない」という思いが先行して、就活生が使う言葉も一般的な表現になりがち。その中でも、書類選考で印象の悪い「NGワード」が存在します。
しかし、実際にはこのNGワードを使ってエントリーシートを作成してしまっている学生は非常に多いのです。
今回は、特にエントリーシートに書きがちなNGワードを挙げていきますので、以下で紹介していく言葉には気をつけて文章を作っていきましょう。

NGワード①「コミュニケーション能力」

コミュニケーション能力」という言葉は自己PRでよく使われるワードですが、あまり使うことをおすすめできない表現です。なぜなら、「コミュニケーション能力」という言葉は非常に抽象的な言葉であり、面接官は「何をもってコミュニケーション能力があると言っているのか?」という部分が分からないからです。

人とのコミュニケーションはさまざまな要素で成り立っていますよね。

相手の話の全体像を齟齬なく捉えることも、自分の言いたい内容を正確に伝えることも、そのどれもが「コミュニケーション能力」に含まれています。

つまり、エントリーシートに「コミュニケーション能力がある」とだけ書いてあっても、それが話す力なのか、聞く力なのか、それとも別の能力なのかが判断できないのです。

以上のことから、エントリーシートの自己PRなどにおいては「コミュニケーション能力」というワードを使うのではなく、例えば「物事を正確に伝えることができる」「相手の言いたいことを汲み取ることができる」というような具体的な言葉を使って自分を表現していきましょう。

NGワード②「笑顔」

「笑顔」というワードも自己PRでよく使われており、例えば「誰にでも笑顔で接することができます」というような文章を書く就活生は多くいます。しかし、「笑顔が強み」という内容をエントリーシートに書くのは避けたほうがよいでしょう。

その理由は、エントリーシートが通過した後には”面接が必ず待っているからです。

その人が「本当に笑顔で接することができるのか?」という部分は、面接で会話をすればすぐに分かります。対話をすればすぐに伝わる強みを、あえて文章に書く意味はありませんよね。できればエントリーシートには違う強みを書いておいたほうが、面接官に自分の人間性を幅広く伝えることができます。

「笑顔」というワードの他にも、「明るい」「フレンドリー」「人見知りしない」というようなワードも同じような理由でNGワードと言えます。

NGワード③「〇〇が好き」

こちらはエントリーシートの志望動機において書きがちなNGワードです。

会社の志望理由を書く上で「貴社の商品(サービス)である〇〇が好きで志望しました」という文章を書く就活生は多いですが、面接官の印象はよくありません

その会社を就職活動で受験するということは、その会社の商品・サービスを”提供する側”として働くということになります。つまり、「〇〇が好き」という表現は”お客様としての視点”であり、「この感覚では仕事として働いていく上では考えが浅い」と面接官に悪い印象を与える原因となってしまいます。

そのため、単純に「〇〇が好き」という部分で考えを止めてしまうのではなく、「自分が好きな商品・サービスを今後どうしていきたいのか?」「より魅力的なものにするためには何が必要なのか?」といったところまで考えを深めていくことが重要です。

NGワード④「研修制度」

「〇〇の研修制度に惹かれて志望しました」という文章もエントリーシートの志望動機でよく見かけますが、これもNGワードです。

会社で働くということは、その会社に利益をもたらすことが求められます。そのため、「研修で成長したいから」という志望理由はあくまで「自分にとってその会社がどう魅力的なのか?」という利己的な考え方であり、「会社にどう貢献できるのか?」という肝心な部分が抜けているのです。

どうしても研修制度について書きたい場合には、研修制度を活用して”成長した後”のことまで書きましょう。「研修制度で成長して、最終的には〇〇という形で会社に貢献したい」というように、”会社に利益をもたらす人材になるために研修制度を活用する”という考え方であればエントリーシートに書いても問題ありません。

エントリーシートの志望動機を書く上では、「この学生を採用したら会社にどんなメリットがあるのか?」という採用側の視点に立って文章を書くことで、通過率を大幅に上げることができます。

読み手の立場になって文章を書こう!

今回はエントリーシートに書きがちなNGワードを4つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

エントリーシートの文章を書く上で大切なことは、「読み手の立場になって内容を考える」ということ。文章を読む側としては、やはり具体的な言葉を使っている文章のほうが読みやすいですし、利己的な内容しか書いていなければその学生を採りたいとは思わないですよね。

「自分が面接官だったら、どんな学生を採用したいと思うか?」という視点で文章を考えられれば、おのずとNGワードを使ってしまうことも少なくなっていきますよ!

タナガミ サトシ

大学生の就活支援を行なう事業部にて勤務。
4年間で延べ1,200名以上の履歴書・エントリーシートを添削してきた経験から、個人でも文章指導や就活記事作成の仕事を行なう。
サラリーマンとして生きることに疑問を抱き、脱サラを決意。
生活コストを抑えた低収入・低出費な”ゆるい生き方”に挑戦中。
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所さんが遊ぶ楽しい銃の世界。世田谷ベースのコレクション公開!

趣味の発信基地として知られる所さんの世田谷ベースには、世界中から集めた様々な逸品がコレクションされています。最新刊「世田谷ベースVol.38」では、まるでおもちゃ箱のような世田谷ベースから、所さんのトイガン・コレクションを大公開。世田谷ベースにある300挺を超えるトイガンの中から今回は119挺をピックアップ。所有するトイガンにはほぼすべてにカスタムの手が入っているという所さんのコレクションを、トイガンの元となる実銃のヒストリーと共に詳しく図鑑形式で紹介しています。クルマやバイクと同じく、トイガンにも独創性のあるアプローチを試みる所さんが遊ぶ「楽しいトイガンの世界」を覗いてみましょう。

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【SETAGAYA BASE GUN COLLECTION】

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SB38_12-73_巻頭.indd・COLT(コルト
・SMITH & WESSON (スミス&ウェッソン)
・COP (コップ)
・STURM RUGER (スターム・ルガー)
・DETONICS (デトニクス)
・REMINGTON (レミントン・アームズ)
・ITHACA (イサカ)
・KEL-TEC (ケルテック)
・SHOTGUN
・RIFLE
・ASSAULT RIFLE & SMG )
・ROYAL SMALL ARMS FACTORY,ENFILD (ロイヤル・スモール・アームズ・ファクトリー・エンフィールド)
・IMI (イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ)
・SIG (シグ)
・GLOCK (グロック)
・BERETTA (ベレッタ)
・旧日本陸軍東京砲兵工廠
・FN HERSTAL “BROWING” (ファブリケ・ナショナル・デルスタル・ド・ゲール)
・WALTHER (ワルサー)
・LUGER ルガー)
・MAUSER (モーゼル
・AK (エーケー)
合計119挺

【SHOOTING COMPETITIONS】世田谷ベースで盛り上がるシューティング遊び

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【TOY GUN】所さんが夢中になる子供用トイガンの世界とは?

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【NERF】所さんが提案するナーフの正しい遊び方

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【CUSTOMS】

01:Model Gun Bluing
02:Gun Glip Custom
03:Make a Hummer
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【SHOTGUNS】リーズナブルでハイクオリティ/メイドインチャイナに注目せよ!

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発行元:株式会社ネコ・パブリッシング
商品名:所ジョージの世田谷ベース 38 / NEKO MOOK 2738
内容:ムック、 138ページ
発売日:2018年10月2日
定価:926円+税(税込1,000円)
特別付録:SETAGAYA GUN CLUB 組立式ターゲット

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企業HP: http://www.neko.co.jp
媒体HP: http://www.daytona-mag.com
オフィシャルグッズ販売: https://shopping.hobidas.com/shopbrand/ct8/

情報:PR Times

ハロウィンまでに「トリックオアトリート」を正しく発音したい!

今月末はハロウィン。仮装して繁華街へ出かけると一緒にフォトを撮ったりして多くの人とフレンドリーに盛り上がる機会がありますよね。時には、外国人に声をかけられる可能性も。さてみなさん、英会話の準備はできているでしょうか?せめてハロウィンの定番セリフ『トリックオアトリート』だけでも、発音バッチリで喋れるようにしておきましょう!

たった2日、超短期集中の英会話ブートキャンプがあるって本当?

たった2日間で喋れるを約束する超短期集中英会話プログラムを企画・運営するイングリッシュブートキャンプでは、10月31日(日)のハロウィンに向けて、英語圏の方にも伝わりやすい『トリックオアトリートの発音をマスターすることで、よりグローバルにハロウィンを楽しむためのレクチャー動画を無料公開中。

『トリックオアトリート(Trick or Treat)』とはトリック(trick)は「いたずら」、トリート(treat)は「招待、接待する」といったような意味の言葉なので、日本語に訳すと「いたずらされるか、おもてなしするか、どっちがいい?」となります。子供に対してもてなすという意味で、お菓子をあげるのがハロウィンでの風習となっています。ハロウィンの日は仮装した子供達が近所の家を周っては「Trick or Treat!」と言い、キャンディやクッキー、スナック菓子などをもらって楽しみます。

正しい『R』の発音の為の3つのポイント

Rを正しく発音するにはコツがあります。コツの説明については各英会話教室において様々ですが、イングリッシュブートキャンプでは最もシンプルに以下の3つのポイントだけを説明しています。

1.舌の中心部を持ち上げるように、舌の後部を後ろに引きます。

2.舌の後部の両側を、上の奥歯の内側に付けます。

3.“アヒル顔”で発音します。

たったこれだけでRの発音は劇的に変化します。ぜひ試してみましょう。詳しい発音のやり方については動画にて説明しています。この機会に多くの方に『トリックオアトリート』の正しい発音を身につけましょう!

イングリッシュブートキャンプとは

「イングリッシュブートキャンプ」は30~40代のビジネスパーソンを中心に支持を集める短期集中英会話プログラム。グローバル社会の中で、英語と触れる機会はますます増え、突然上司が外国人になることも想定される昨今、英語教育の中でも英会話能力の需要は高まる一方です。

このプログラムは、“たった2日間で英語が喋れる”を約束し、これまで6年で約3,500人の受講生がその効果を体験しています。このプログラムの特徴は以下の通り。

■2日間(20時間)の攻めるトレーニングを徹底して実践

多くの日本人は、これまで英単語や文法など、暗記が中心の英語学習に注力してきました。しかし、これではなかなか喋れるようになりません。しかし、日本の高校を卒業していれば、英会話に対応できるだけの知識は十分に蓄えられています。すでに蓄えられた知識をフル活用して、英語で十分にやりとりできる感覚を身に付けます。受講生からは、「生まれて初めて自分が英語を喋れると実感しました」「誰でも英語を話せると自信を持つべき」との声が寄せられています。

■“セカンドベストイングリッシュ”で「自分の言いたいことを英語で瞬時に話す」

独自のカードゲームやビデオ教材を用いて少しずつ、英語が口をついて出てくる感覚を養います。自分のメッセージが伝わりやすい「不正確な英語だがたくさん話す=セカンドベストイングリッシュ」を徹底的に鍛えるプログラムです。

■受講生の9割以上がビジネスパーソン

総合商社の人材育成部門と共同開発したプログラムは、“実際のビジネスシーンで使える英会話力”“実践で役立つ英会話力”を徹底的に追及しています。これまで個々が培ってきた英語のスキルを“英語を喋る”に結び付けて、成果を出します。実際の受講生には、海外出張や転勤が迫っている人や、仕事で英会話を必要としている人も多くいます。一方で、高校卒業程度、あるいはTOEIC350程度以上の英語力があれば、どのレベルの方でも受講頂けるプログラムです。

【「イングリッシュブートキャンプ」プログラム概要】

コース名:短期集中2日間コース(20時間レッスン)
開催場所:
【東京】イングリッシュブートキャンプ二子玉川ベース(二子玉川駅徒歩5分)
東京都世田谷区玉川3丁目21-1アーバンコート玉川3F
【大阪】TKP新大阪ビジネスセンター(新大阪駅徒歩5分)
大阪府大阪市淀川区西中島5-13-9
受講料:98,000円(平日割の場合95,000円)※税別
お申込み:下記ウェブサイトのスケジュール予約からお申込みください
日程:2日間
【1日目】9:20~21:30
【2日目】9:30~18:15
食事:3食(1日目昼食・夕食/2日目昼食付)
交通費・宿泊費:自己負担(ご自宅から通われるか、ご自身でホテル等のご手配をお願いします)
対象・定員:18歳以上18名
特徴:たった2日間(20時間)で英語が喋れるようになるTOEIC300~900まで、どのレベルの方でも受講頂ける徹底的なサポートコミュニケーションが得意でない方でも堂々と喋れる国際派へと変化総合商社人材育成部門と共同開発した「実践」を想定したプログラムご満足いただけなければ全額返金保証(一部条件あり)

イングリッシュブートキャンプ株式会社
https://english-bootcamp.com/

情報:ネタもと

【10月1日タバコ増税】職場の喫煙所で何が?賛否両論タバコ調査

2018年10月1日、約8年ぶりにたばこ税が増税されました。

ネット上では「たった数十円の値上げじゃ生ぬるい」「タバコ税ばかり増税って不公平じゃないのか」など、嫌煙家・愛煙家による賛否両論の声が挙がっています。

なお、株式会社クロス・マーケティング(調査会社)が行った「たばこに関する調査」では、下記のような結果が出ています。

たばこ税増税に伴う値上がりは賛成7割・反対3割
増税後も自身の喫煙習慣は「特になにも変えない」が最多

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引用:株式会社クロス・マーケティング

増税後も喫煙をやめない」と回答している方が最多であることも驚きですが、14.7%もの方が「喫煙者同士のコミュニケーション」を喫煙理由に挙げていることにも驚きです。

今回は、通称「タバコミュニケーション」について、非喫煙者の目にどう映っているのかや、メリットなどについて調べてみました。

※なお、この記事は喫煙を推奨するものではありません

タバコミュニケーションとは?

「タバコミュニケーション」とは、喫煙者同士が主に職場の喫煙所でとるコミュニケーションのことをいいます。

「飲む」と「コミュニケーション」を組み合わせた「ノミュニケーション」という造語はかなり前から知られていますが、「タバコミュニケーション」なんて滅多に聞かないですよね。

この「タバコミュニケーション」、非喫煙者にとっては理解しがたい部分もあるかもしれませんが、普段交流しない人とも喫煙所で交流ができるという点は、ある意味メリットかもしれません。

タバコミュニケーションのよいところ

作家、デザイナーなど、クリエイティブな職業には喫煙者が多いということもあり、喫煙所での会話はそのような人たちの有効な意見交換の場となる場合があります。

そのため、「仕事場のデスクに向かっている時とは違った発想が生まれる」という人もいるようですね。

また、別の意見で、「喫煙所で仕事の愚痴を言い合うことがストレス解消になる」という人も…。

普段は無口な人でも、喫煙所にいる時にはよくしゃべる、ということもあるから不思議です。





タバコミュニケーションは非喫煙者の目にどう映るの?

喫煙者が多い職場では、喫煙者が通常の休憩以外に「タバコ休憩」として、席を外すこともあります。

非喫煙者からすれば、「それは不公平なんじゃないか」と思うこともあるかもしれませんね。

一方で、「タバコは吸えないけれど、喫煙所での会話に入りたい!」と考えている非喫煙者もいるようです。

受動喫煙のリスクや、臭いがついてしまうというデメリットが気にならなければ、「話題を共有したい」という気持ちを伝えて仲間入りしてみてはいかがでしょうか。





まとめ

禁煙への流れが社会的に加速していく昨今。喫煙場所を撤去して全面禁煙にする企業が増加し、「喫煙者は一切採用しない」という企業も出てきています。

タバコ税も今後さらなる増税が見込まれ、これらに伴ってタバコミュニケーションの機会はどんどん減っていくかもしれませんね。

いろいろと書いてきましたが、「タバコを吸う人の2人に1人はタバコのために命を落とす」という何ともおそろしい記載もありますし(参考:)、やはりタバコは体に悪い、という事実は変わりません。

これを機に、タバコとの付き合い方を今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

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自社のミスがネットで晒された時に取るべき「模範的対応」は?

食品などに必ず記載される一括表示。急性アレルギーを引き起こす添加物の報道もあるなかで、表示をチェックしてから商品を購入する人も少なくありません。今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では著者で食品安全のプロである河岸宏和さんが、自社製品の一括表示が間違っていた際の対応について詳しく紹介しています。

表示のクレームがあったら

あなたの工場の製品の一括表示等が間違っているとお客様から連絡があったときにどのように対応を行いますか? お客様が、スーパー、コンビニで商品を買われて、一括表示等に疑問を持つことがあるのです。特に、コチニールのアレルゲン問題の報道の後などでは、お客様が一括表示を詳しく見る事になります。

みなさんも、お土産屋さん、飛行場の売店などで商品の一括表示を見てください。小さなミス、大きなミスのある商品が多く見つける事ができると思います。私も、飛行場などの売店で商品を手に取ると、見る機会ごとに一品以上のミスのある商品を見つける事ができます。

多くは、一括表示の中の原材料表示が多い順に記載されていない事が目立ちます。トレハロース、加工デンプンなどが原材料扱いになったままの表示も見かけます。添加物表示も必ず使われているはずの添加物が表示されていないなどのミスも目立ちます。紅ショウガを使用しているのに、着色料表示が全く無い等の例もあります。

みなさんの工場の商品の一括表示が間違えているかもしれないと連絡が来たらどのように対応されますか? お客様は、商品を買われ、ミスを見つけ、電話、メール、手紙などで連絡をして来ます。少なくても、商品を買われたお客様なのです。お客様から連絡をいただいた時にはじめに出る言葉は「ありがとうございます」の感謝の言葉だと思うのです。表示のクレームに限らず、クレームの連絡をいただいた時にも始めに出る言葉は「連絡をいただきありがとうございます」の言葉から始まると思います。

一括表示の記載については、日本の法律の解釈は難しく、お客様と見解の異なる場合があると思います。その場合でも、一方的に「保健所の確認をもらっています」等といった返事では無く「貴重なご意見ありがとうございます。これからの表示の作成するときの参考にさせて頂きます」などと言った対応が必要だと思うのです。

何が出るかな。サイコロトークは話すトレーニングに最適だった

接客業で必須となるコミュニケーションスキル。この能力を高めるために四苦八苦、という方も多いかと思います。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、ご自身の勉強会でも取り入れているというトレーニング法を紹介しています。

「学び」の効果を高めるためには、“遊び”の要素をいれることも大切!

僕がご支援先で行う勉強会では、単に知識の習得を目的とせず、様々なスキルの向上を図ることも行っている。特に重要視しているのは、「話すスキルを高めること! 僕は、永くコンサルティングを行っているが、「話す」スキルが弱い人で、仕事ができる人をあまり見たことがないから。

「話す」スキルと言っても、流暢に話せることを目指しているのではなく、自分の考えを論理立てて相手に自分の考えをきちんと伝えられる、ことが大切だと思っている。

飲食の仕事は、特に店長は、会社(店)の方針を部下(アルバイト含め)に、分かりやすく伝えることが求められるし、様々な仕事を同じようにできるように伝える(教える)ことも求められる。また、部下との信頼関係を深めるために、定期的にコミュニケーションを取ることも必要だ。もしかすると、店長の仕事の大半は、「話す」「伝えると言っても過言ではない

このスキルが向上すれば、部下のモチベーションがアップするし(トップが何をやりたいかが明確になるから)、仕事の質を下げることなく、部下に仕事をさせることもできる。

ちなみに、分かりやすく「話す」ためには、論理的に話すことが重要で、そのためには、「考える力」もすごく必要とされる。なので、僕は「話す」トレーニングを行うことは、「考える」ことのトレーニングにもなるので、店長には、ぜひ、毎日朝礼等で“1分間スピーチ”等を行い、「話す習慣づけとトレーニングを定期的に行うことを推奨している。

なぜ韓国メディアは今「北朝鮮」という言葉を使うようになったか

米国で行われた米韓首脳会談で文在寅大統領が「米・北首脳会談」という言い回しを用いたことが韓国内で話題となっています。これまで頑ななまでに「北・米首脳会談」としてきたのですが、この「順序の入れ替え」にはどんな意味があるのでしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』で、韓国在住歴30年の日本人著者が考察しています。

「朝米」か「米朝」か

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月24日(米現地時間)に開かれた韓米首脳会談の冒頭で「米・北首脳会談」「北朝鮮の非核化」などの表現を使用した。

文大統領が公式会談の場で「米・北の会談」「北朝鮮の非核化」などの表現を使ったのは異例のこと。大統領府と政府はこれまで米国と北朝鮮間会談を「北・米首脳会談」とし、非核化問題は北朝鮮の立場を反映して「韓半島の非核化」としてきた。

これの何が問題なのかというと、韓国の報道では、これまでは常に北と米の会談のことなら「北・米会談」のように「を先に言い次にをつけるのが習わしだった

ところで、9月24日(現地)に行なわれた文大統領とトランプ米大統領との首脳会談で、はじめて米を先に北を次に、つまり「米・北首脳会談」という表現を使ったということ。これは日本式には「米朝」となり、日本では当たり前の表記法となるわけだが。

これまでは「朝米」としてきたものをなぜ今「米朝の順にしたのかという点が今回の内容の要点。さらにはこれまでは「韓半島の非核化」としてきたものを今になって「北朝鮮の非核化」と明示的に表現しているのか。

この点に関して大統領府の関係者は、「特別な意味が込められているのではない」と語った。韓国大統領が米国に行き、米大統領と会って話す場合なので、最も近い国(米国)を立てて「米朝」としただけ、ということ。

韓国大統領が北朝鮮に行き、北の大統領つまり金正恩氏と会って話す場合には、「朝米」となるだろうと。さらに、二国(米国・北朝鮮)でない韓国などで会談に臨む時は、通常としては「朝米」と呼ぶものと理解していると語った。

これまではいかなる場合でも同胞である北朝鮮を立てて「朝米」の一つ表現だったが、今回、米国での会談だとはいえ「米朝」としたことは、北朝鮮を無視したものではなく、ある意味かえって北朝鮮との絆が深くなり信頼が出てきたゆえの表現とも受け取れる。

恐ろしい電力会社の闇。日本から電柱がなくならない酷すぎる理由

東京23区が8%、大阪は6%、それに対してソウルは46%…。この数字、国交省発表の各地の無電柱化率なのですが、日本には先進国ではほとんど見られない電柱が未だ「林立」しています。災害時の危険性などが指摘されながら遅々として進まぬ無電柱化、その原因はどこにあるのでしょうか。元国税調査官で作家の大村大次郎さんが、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、その驚きの理由を暴露しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2018年10月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

なぜ日本の無電柱化は韓国よりも遅れているのか?

昨今は、台風などの自然災害が頻発していますね。台風24号も非常に大きかったですし。最大瞬間風速が40メートルに近い地域もけっこうありましたからね。風速40メートルというのは、電柱が倒れるくらいの威力があるそうです。電柱が倒れてくるって、考えただけでも恐ろしいですよね。電柱は、台風などの災害時に大きな危険要素となります。

この電柱は、先進国にはほとんどないということをご存知でしたか? 先進国の大半で、電線は地中に埋めているのです。先進国に中で、これほど電柱があるのは日本だけなのです。国土交通省の発表データによると、先進国の「無電柱化」は次のようになっています。

ロンドン   100%
パリ     100%
ハンブルク  100%
香港     95%
台北     95%
シンガポール 93%
ニューヨーク 83%
ソウル    46%
ジャカルタ  35%
東京23区   8%
大阪     6%

これを見ると、先進国はおろか香港や台北でも、ほぼ無電柱化が達成されているのです。隣国のソウルでさえ、46%も進んでいるのです。東京の8%、大坂の6%というのは異常に低い数値です。地震や台風が頻発する日本こそ、無電柱化をどこよりも進めなくてはならないはずなのに、この体たらくはどういうことでしょう?無電柱化の推進というのは、阪神淡路大震災のころから言われていました。が、30年経っても、まったく進んでいないのです。

これは、もちろん、行政の無策というのが第一に挙げられます。これについては、いろんなところで言われていることなので、今回は、別の要因について追及したいと思います。それは、電力会社の問題です。

安倍政権に早くも暗雲。沖縄知事選、自公丸抱え候補落選の衝撃

急逝した翁長前知事の意思を引き継ぐ玉城デニー氏の勝利に終わった、沖縄知事選。一時は優勢が伝えられた与党が推す佐喜真淳候補でしたが、蓋を開ければ「オール沖縄」玉城氏が快勝。何がこの結果を招いたのでしょうか。ジャーナリストの高野孟さんが自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で詳細に分析・考察しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2018年10月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

カネよりイノチを選んだ沖縄県民の尊厳──3選安倍首相は緒戦で躓く不吉なスタート

9月30日投開票の沖縄県知事選で、翁長雄志=前知事の辺野古基地建設阻止の遺志を継ぐ玉城デニー=前衆院議員が、自公与党に丸抱えの支援を受けた佐喜真淳=前宜野湾市長に8万票の差をつけて勝利した。

玉城勝利の意味の4レベル

政局論のレベルでは、これは、自民党総裁として3選を果たしたばかりの安倍晋三首相にとって、最初の一歩を踏み出したとたんにスッテンコロリン転んでしまったような蹉跌で、これから来夏参院選に向けた政権運営に不安を抱かせる凶兆である。他方、野党にとっては、オール沖縄方式に学びつつ参院選で統一候補を押し立てて与党に3分の2議席を失わせるという当面の目標に向かって、弾みがつく幸先のよい吉兆である。

政策論のレベルでは、これは、辺野古基地建設の是非という中心課題に触れずにはぐらかそうとした自公=佐喜真陣営の致命的敗北であり、それを正面から訴えて翁長氏の遺志を引き継ぐことを宣言した玉城陣営の決定的勝利である。実際には、埋立て承認の撤回の後の行政的手続きや裁判闘争の見通しなど、難しい問題は数多くあるけれども、県民がここで改めて翁長氏の遺志をひっくり返すような真似はさせないという選択を明確にしたことで、辺野古問題は新しい次元を迎えることになろう。

政治論のレベルでは、これは、国権に対する民権の勝利である。佐喜真氏は「対立や対決からは何も生まれない。対話だ」と、日本政府との対話を訴え続けたが、どう対話するのかの中身は語らず、ということは誰から見ても「中央の言いなりの国権従属宣言だった。それに対して玉城氏は「日本政府から、アメリカから、沖縄をウチナンチューの手に取り戻す」と訴え、翁長氏が繰り返し強調した地方の「自主決定権」を貫く姿勢を示した。地域末端に生きる住民こそが自分たちの生きる環境条件を決定する権利があるというのが民権思想である。

価値観のレベルでは、これは、カネよりもイノチの勝利である。佐喜真氏は国との対話パイプを活かして「経済」振興を図ることをもっぱらアピールし、それを裏付けるように菅義偉官房長官が二度も沖縄入りして「政府が付いているぞ。補助金や交付金を出すぞ」とバックアップした。この背景には、「所詮人間カネと欲」という安倍首相にも菅氏にも共通するニヒルな価値観がある。それに対して、普天間基地は要らない、辺野古も要らないという玉城氏の訴えは「イノチこそ大事」ということであり、つまりは、カネなんぞいくら貰ってもイノチには換えられないという人間の尊厳に関わる主張を含んでいる。