言葉7%態度55%。メラビアンの法則を知れば想いは伝え易くなる

言葉を尽くしているのだけれど、こちらの思いが相手にまったく届かない…。こんな経験、お持ちではないでしょうか。その原因は、あまりに言葉に頼りすぎてしまっているからかもしれません。今回の無料メルマガ『ビジネス真実践』では著者で人気コンサルタントの中久保浩平さんが、「メラビアンの法則」を紹介しつつ、言葉以上に想いを伝えてくれる要素を記しています。

言葉だけでは伝わらない

現在、大変な思いをしながら事業・お店・会社の存続のために奔走されている経営者事業主の方がほとんどだと思います。特に各種申請準備や業務等にかかる時間が多い中、改めて自分の会社やお店とじっくり向き合う機会も多いのではないでしょうか?

そんな機会も今後のマーケティング素材として扱えば役に立つはずです。たとえば、商品やサービスを提供しながら事業を運営していく上で「想いを伝えていくことが大切」なんていうことがよく云われたりします。

  • なんのために起業・開業したのか?
  • なんのための事業なのか?
  • なんのための店舗なのか?
  • なんのための商品、サービスなのか?

これまで多くの経営者や起業家の相談を受けてきましたが、「こうした質問に答えることが出来なければ、事業のこと、店舗のこと、商品やサービスのことが市場に理解してもらえない」と考えている方が大半でした。で、よくあるのが「想い」をそのまんま熱く語り失敗するケースです。

「私どもでは、○○にこだわり、そのためにン十年研究を重ね○○を開発しました。それはもう苦難の連続でした…」「当店では、○○をコンセプトにオープンしました。○○というコンセプトには、癒しという意味があり、この○○を中心にスタッフ一同お客様をもてなし…」など、とにかく想いを熱く語ってしまうのです。

しかし、悲しいかな、商品のこと、サービスのこと、店舗のことをよく知らないお客様に言葉だけで伝わることはありません。お客様は「想い」よりも他に聞きたいことがたくさんあるのです。それは、品質や安全、満足、信頼などといったことを含めた商品、サービス、お店、取引先(発注先)などを選ぶ判断基準です。

要は、想いというのは、販売者側の云いたいことであり、お客様の聞きたいこと、ではないということです。ここがズレてしまっているので、想いをいくら熱く語っても伝わりません。想いだけでお客様は商品を手にとってくれないし、サービスを利用してくれないし、お店へ行こうとは思わないということです。なので、想いより判断基準を明確にすることの方が大切です。そして、その裏付け(根拠)となるのが、想いやこわだりといったものなのです。

では、想いというのはどのように伝えると良いのでしょうか?ってことを思うかもしれませんが、伝えようとするのではなく、伝わるもの、伝わっていくもの、として考えると良いでしょう。

想いというのを言葉だけで伝えようとするから失敗するのであって、サービスや商品そのものであったり、お店作りであったり、そこで働く人の行動や態度であったり、「姿勢」で伝わっていくものです。

アメリカの行動科学者アルパート・メラビアンは、言葉、声の調子、態度が意志伝達に関わる率を「言葉の3要素」として次のようにまとめています。

<意志の疎通>

言葉   7%
声の調子 38%
態度   55%

つまり、言葉で熱く語る前に行動や態度、対応など目に見えたり、感じたりする方が伝わるのです。これはお客様に対してというだけではありません。スタッフに対しても同じです。言葉だけでは意志を伝えきるのは難しいのです。言葉以外にも態度や表情、姿勢、対応、これらが一貫されて伝わるものなのです。

■今日のまとめ

「想いは言葉だけでは伝わらない」

  • 商品、サービス、店舗、会社などに込めた想いをノートに書き出す
  • 書き出したものが商品やサービス、情報などに反映されているかどうか?仕事に対する姿勢に表れているか?チェックする
  • お客様が商品やサービス、あるいは自分自身を通じ、想いを感じ取って下さっていることが分かれば、それは今後どのように自社の役に立つと思うか?考えノートにまとめてみる

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【書評】日本語で一番よく使われるひらがなの音を答えられますか

例えば「しりとり必勝法」や「音の数が一番多いことば」などなど、自分たちの母国語である日本語について、これまで気にしたことがなかったことや知らなかったこと、数え切れないほどありますよね。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、そんな日本語の面白さ満載の一冊を紹介しています。

偏屈BOOK案内:飯間浩明・金井真紀『日本語をつかまえろ!』

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飯間浩明 文・金井真紀 絵/毎日新聞出版

人呼んで「ことばハンター」、「三省堂国語辞典」の編纂委員と、文筆家&イラストレーターが、身近にある気になることばの面白さをつかまえにいく100話。見開き1話、読みやすく分かりやすい本文と、これまた絶妙のイラスト。「毎日小学生新聞」の連載をまとめたものだが、大人だって充分楽しめる。

日本語の中で音の数が一番多いことばは?ある国語辞典によると「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」という独立行政法人で、全部で38音(ちょ、は1音)。ふーん。国の名前で一番長いのは「グレートブリデンおよび北アイルランド連合王国」で何と27音。英国の正式な名前である。

落語の「寿限無」は、あまりに長い名前でみんながその子を呼ぶのに時間がかかってしまう話だが、パブロ・ピカソの本当の名前は、パブロ・ディエゴ……以下延々続き、ルイス・イ・ピカソで終わる、カタカナとナカグロを合わせて92字(諸説あり)。暗唱すればクラスの人気者になれる(かもしれない)。

しりとり。「る」で終わる言葉を出せば、相手はそうとう困るはずだ。「る」のつく言葉は非常に少ない。ルーレット、留守、ルビーくらいか。「る」攻撃されたときのために覚えておこう。ルーキー、ルージュ、ルッコラ、ルバーブ、るり色など。「猿」と必殺「る」攻めが来たら、必殺「る」返しは「ルール」!

日本語は頭に「し」がつくことばが多い、途中や最後にも「し」がよく出てくる。落語の「しの字ぎらい」では、生意気な使用人をこらしめようと「これから『し』を使わず話そう」と主人が提案。「し」を使わない会話は本当に難しい。主人はうっかり「しぶといやつだ」と言って負けてしまう。著者は「毎日小学生新聞」編集部と「し」を使わないメールのやりとりをした。難儀だった。

一番よく使われる音は「い」。使用禁止されたらえらいことに。想像してみよう。難しい漢字といえば「壽」がある。「ことぶき」と読めるが、書けない。「さむらいのふえは、一インチ」という覚え方がある。この字を分解すると、「士、フ、ェ、一、口、寸」となる。士は武士の士、口・寸をあわせてインチと読む。もっと難しいのが「龜」かめ、書き順も複雑、覚えるしかない。

「分かりみが深い」という言い方が一般化したそうだ。「本当にその通りだと思う」という意味だが、普通に言うとストレート過ぎるので「分かりみが深い」とまわりくどい表現をする。「み」は気持ちを直接的に表現したくないときに便利に使われるという。初めて知ったが、品がないな。放送・芸能界用語か。

読者対象が小学生の新聞に掲載されたものだが、年寄りが読んでもなるほどねーと楽しめる。国語は小学生にとって「一番きらい」の割合が目立って多い科目だという。わたしは小中高通して「一番すき」だった。算数、数学は「一番きらい」だった。高校で国語は学年トップをとったことがあるが、数学は2年、3年の進級時に追試を受けた。男子は同じ2人、女子は30人くらいいた。

編集長 柴田忠男

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金正恩氏が中国のコロナ対策を称賛。困窮する北朝鮮からSOSか

時事通信によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国の習近平国家主席に対し、新型コロナウイルスの感染対策を称賛する「口頭親書」を送ったことを朝鮮中央通信が伝えた。新型コロナウイルスの影響で中朝間の貿易が大幅に落ち込んでいることから、北朝鮮は中国からの支援に期待を寄せているとみられている。

金委員長が中国を称賛

重体説や死亡説が出ていた金正恩委員長が、経済的困窮を打破するために動いたようだ。

現地の報道によると、新型コロナウイルスについて「習主席が中国の党と人民を指導し、前代未聞の伝染病との戦争で勝機をつかみ、全般的な局面を戦略的に管理している。自分のことのようにうれしく思う」などとして、金委員長が中国を称えたとNHKが伝えている。

続けて、「両国の関係は日増しに緊密になっており、さらに健全に発展している」とし、中朝の友好関係を強調したとしている。

北朝鮮は新型コロナウイルス感染者がゼロと主張。その一方で、2万5000人以上が隔離されているとも言われ、実態は明らかになっていない。

しかし、感染者の流入を防ぐための水際対策は早くから行っていて、中国からの観光客の受け入れを1月22日までに全面停止している。それから3か月あまりに渡り、中国との間を結ぶ列車や航空便を停止していて、物流が滞り、中朝間の貿易が大幅に落ち込んでいる。

北朝鮮にとって、中国は最大の支援国。経済的にひっ迫していく中、中国からの援助に期待を寄せているものとみられている。

NHKマイルCは今年も波乱?有力馬が集う大混戦は臨戦過程に注目

3歳マイル王を決める一戦。今年も一攫千金のチャンス

今週、東京芝1600mで行われるG1NHKマイルCは、3歳牡馬・牝馬による同世代のマイル王決定戦。レース創設は1996年となるが、当時はクラシックレースに出走できなかった外国産馬の目標になったことから「マル外ダービー」などとも称されていた。過去の勝ち馬には種牡馬としても日本競馬界に偉大な功績を残したキングカメハメハがおり、シーキングザパール、エルコンドルパサー、アドマイヤマーズの3頭は後に海外G1制覇も果たしている。

 

昨年は勝ち馬こそ2番人気のアドマイヤマーズであったが、単勝1.5倍と圧倒的な支持を集めたグランアレグリアが馬券圏外に敗れたうえに、2着には14番人気のケイデンスコール、3着には7番人気のカテドラルが入選したことで、3連単は41万馬券の波乱となっていた。過去には3連単100万円を超える配当が3度も出ており、その最高額は2007年に記録した9,739,870円。一獲千金を狙うには打って付けのレースと言えるかもしれない。

過去10年、前走距離ごとに成績を比較した場合、前走1800m以上のレースを使われていた馬、すなわち距離短縮で挑む馬が「3-6-5-31」複勝率31.1%・複勝回収率165%、と優秀な成績を収めている。とりわけ牡馬の期待値が高く、これは牡馬クラシック戦線が中距離ベースであることから、適性外の距離を使われ続けてきた馬がNHKマイルCで真価を発揮するとの見かたもできるだろう。なお、昨年の勝ち馬アドマイヤマーズはG1皐月賞、波乱の立役者となったケイデンスコールはG3毎日杯、上位入選した2頭はいずれも距離短縮の臨戦であった。

 

今年は様々な路線から有力馬が集う大混戦で、上位人気のオッズ割れも予想される。そのなかでも筆頭に挙がるのが、すでにG1ウィナーの肩書きを持つ(3)レシステンシア。NHKマイルCで活躍が目立つダイワメジャー産駒でもあり、新パートナーに迎えるルメール騎手は同種牡馬の牝駒で優勝実績を持つ強みもある。

3戦3勝の無敗馬(17)サトノインプレッサと(14)ルフトシュトロームの2頭も人気の中心となるだろう。前者の母サプレザはイギリスのG1サンチャリオットSを3連覇したマイラーで、後者は母がディープインパクトの姪、2代母のいとこに2003年の勝ち馬ウインクリューガーがいる注目の血統馬だ。

ほか、デビューから一線級を相手にしながら3着以下歴のない堅実さが光る(2)タイセイビジョン、距離短縮組として警戒したい(8)サクセッション、(16)ストーンリッジ、(9)ラインベックなど、高配当になりがちな傾向からも人気薄にこそ気を配りたい。

 

【NHKマイルC】5月10日東京、G1・芝1600m、フルゲート18頭 発走15:40 サラ系3歳 オープン(国際)牡・牝(指定) 定量

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今年のNHKマイルCは例年以上に頭を悩ませるメンバー構成となっており、どんな結末を迎えるのか興味深い一戦となりそうだ。

text: シンヤカズヒロ

 

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トランプ大統領コロナで制裁か?中国60社超のマスク輸出不許可へ

米食品医薬品局(FDA)は7日までに中国企業60社以上に対し、米国市場向けに医療用高機能マスク「N95」を輸出する許可を取り消した。背景には新型コロナウイルスに対応する物資の不足に乗じ、粗悪品ともいえるマスクが出回っていて、不正業者を締め出す狙いがあると時事通信が報じている。

60社以上の中国企業を排除

「米国が経験した最悪の攻撃だ。真珠湾や9.11の同時多発テロよりひどい」と6日に語ったドナルド・トランプ米大統領。発生源で止められたはずだったと、中国を非難してからわずか1日後に、制裁とも取れるような決定が下された。

米国向けのN95型マスクの生産を許可していた中国企業は約80社。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、そこから60社以上の許可を取り消し、わずか14社に減らしたという。

米当局の規格審査を経ていないマスクでも、外国政府や独立機関による審査で一定の基準を満たしていれば、特例として流通を認めてきたが、この方針を転換したとみられる。

日本だけではなく、今世界中でマスク不足が叫ばれている。そんな医療物資が足りていない現状で、中国製品の需要は世界中で急増。しかし、我々も経験しているように、中国製品は信頼性の低いものも多く、購入した外国政府から苦情が相次いでいる。

輸入依存の脱却を目指すトランプ米大統領は4月、米国企業にマスクの増産を命じた。政権内の対中強硬派は、「世界の工場」とされる中国の地位の切り崩しを図っていると時事通信は伝えている。

今回のマスク輸出許可の取り消しで、米中関係が悪化するのは必至。中国外交部は、トランプ大統領の「真珠湾、世界貿易センターの空襲よりも悪い」発言に不快感を示しており、対立が激化するのではと見られている。

四面楚歌のWHO。習近平への「謝罪要求」が世界中にあふれる日

5月1日、新型コロナウイルスに関して、専門家による緊急委員会の勧告を受け「ウイルスの起源を特定する」と述べたWHOのテドロス事務局長。これまで「自然起源説」の立場を崩さなかったWHOは、なぜここに来て突如調査に応じる決定を下したのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、米中を中心とした世界各国の複雑に絡み合った「力学」を読み解きつつ、その裏側を探っています。

米中コロナ戦線異状あり

パンデミック宣言が遅い、中国寄りだ、などと、このところ評判の芳しくないWHO(世界保健機関)が、どういう力学のなせるわざか、新型コロナウイルスの起源を特定する、という。

なんでも、4月30日に開かれた各国の専門家による緊急委員会の勧告に従うのだそうである。

テドロス・アダノム事務局長は1日の記者会見で、委員会の勧告を受け入れて国連食糧農業機関(FAO)などの他の国際機関と協力し、「動物由来のウイルスの起源を特定するよう努める」と述べた。
(5月2日朝日新聞デジタル)

たしか、WHOは動物からヒトに感染した「自然起源説」をとり、野生動物が食肉として売られていた武漢の海鮮市場で発生したのではないかという見方に与してきたはずである。

「動物由来」というのが「自然起源」と同じ意味なのかどうかは、テドロス事務局長に聞くほかないが、どうやらこの動き、トランプ・米国大統領の最近の言説と無関係ではないようだ。

4月30日の記者会見でトランプ大統領は「新型コロナは武漢にあるウイルス研究所が発祥である証拠を見た」「WHOは中国の広報代理人のようだった」などと発言した。5月3日にはFOXニュースに出演し、何が起きたかを示す強力な報告書を準備していると明らかにした。

かなり前から、武漢の海鮮市場ではなくウイルス研究所が発生源だという見方はあった。エボラウイルスなど、もっとも危険な病原体を扱うバイオセーフティーレベル4の研究施設が、武漢市内にあるのは間違いない。

毒性学、生物・化学兵器の世界的権威、米コロラド州立大学名誉教授の杜祖健氏はユーチューブにおけるノンフィクション作家、河添恵子氏との対談(3月8日)のなかで、「間接的な証拠から、武漢の研究室から漏れたというのが最も適当な説明だろう」と語り、以下のように続けた。

「武漢では、焼却処分されるはずの実験動物を裏で転売して漏れたということもあり得る。…SARSのウイルスに手を加えたのではないか、という論文も出た。(新型コロナウイルスは)SARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり、自然に起きる違いではないと報告されており、人工的に改良された可能性がある」

杜氏は同時に、1979年に旧ソ連・スべルドロフスクの生物兵器研究施設から炭疽菌が漏れて死者が出たことにもふれている。新型コロナウイルスについては陰謀論めいた言説が飛び交っているが、少なくとも新型コロナウイルスが生物兵器の一種であるとは常識的に考えにくい。たとえ研究段階でウイルスの遺伝子か何かに人間の手が加えられたとしてもである。

しかし、杜氏が言うように、実験動物を何者かが食用に転売しようとしたとか、研究員が研究用の野生動物から感染し外部へ広げたという可能性は否定できない。

実は、トランプ大統領が新型コロナの発祥地を武漢のウイルス研究所であると言い放った日をさかのぼること半月、ワシントンポスト紙に以下のような記事(概略)が掲載された。

新型コロナウイルスによるパンデミック発生の2年前、米大使館員が中国・湖北省武漢市にある中国科学院武漢病毒研究所を何回も訪れ、安全管理について警告を発した。同研究所はコウモリのコロナウイルスに関する危険な研究をしており、SARSのようなパンデミックを新たに起こす可能性がある。ウイルス研究所の所員らは米大使館の専門家に対し、「研究所の安全を保つための技術者が不足している」と訴えたという。

ワシントンポスト紙は、ウイルスが人工的に開発されたのではなく、動物に由来すると多くの科学者が考えているとしながらも、武漢の研究所から漏れ出した可能性は否定できないと指摘した。

もちろん、こうした米国サイドの見方に中国政府は反発している。アメリカが持ち込んだのではないかと、他国のせいにするのも毎度のことだ。

しかし、現時点での米中両国をながめると、少なくとも“コロナ戦線”に関しては、中国に米国が手綱を握られている感じがする。サプライチェーンの重要なパートを中国が占めているために、今いちばん必要な医療用具やマスク、消毒液などが、北京政府の指示で中国の製造工場にとどまり、他国に輸出できる数量が限られてしまっているからだ。

北京を本気で怒らせると、医療崩壊がますます進み、自給自足でもしない限りコロナ地獄から抜け出せないのではないか。そんな恐れさえ抱かせる。極端に言うなら、国家の命運を人権軽視の独裁国家に握られているような、困った事態になっているのだ。

コロナ患者の命そっちのけ。それでも厚労省が守りたがる「制度」

4月6日、安倍首相が「一日2万件に増やす」と表明した新型コロナウイルスのPCR検査数ですが、その実態は遠く及ばぬ状況にあり、国民の間にも不満と不安が広がっています。なぜ検査数は一向に増えないのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では、著者で米国在住の作家・冷泉彰彦さんが、「検体採取ではなく分析体制に問題がある」として、検査数拡大を阻害していると思われる要因を推測するとともに、それ以前の問題として総理や大臣の姿勢を厳しく批判しています。

PCR件数、問題は検体採取ではなく分析体制

日本においてPCR検査の件数は思うように伸びていません。例えば4月6日に安倍総理は、この日に行われた新型コロナ対策本部の会合で、PCR検査の1日あたりの実施数を、当時の平均1万件から倍の2万件に増やすと表明しました。ですが、それから約1ヶ月を経た後、国会において加藤厚労相は、「2万件に『拡充する』が2万件『検査する』とは言っていない」と答弁して、世論の怒りを招いています。

この加藤答弁は、安倍総理が「桜を見る会」に関して、自分の山口県事務所が有権者に対して「募っているが募集はしていない」とした珍答弁と比較されているようですが、勿論、深刻さということでは次元が異なります。PCR検査が受けられないことで、入院治療ができない期間に突然死する症例も出てきている中では、正に生と死を左右する問題だからです。

加藤大臣は何を考えているのか、というと自分の所轄している厚労省の利害を代表していると考えられます。では、PCR検査の件数を増やしてしまうと、一番負荷がかかると思われる保健所の現場を守るために、「拡充するが検査はしない」という奇怪な答弁を駆使しているのかと思うと、そうでもないようです。

例えば、29日の参議院予算委員会では、蓮舫議員は、

「3月中旬から4月28日まで、路上や自宅で突然死し、検視して(コロナウイルス感染)陽性だった人の人数は何人ですか?18人です。うち11人が東京です。検査結果は亡くなった後だったという報道がある。今の検査体制だと救えない命があるのではないですか?」

などと例によって威勢よく質問をしたのですが、これに対して加藤厚労相は以下のように答弁しています。

「検査を受ける要件ではなくて、受診の診療の目安でありまして、37.5度を4日、そこを超えるんであれば必ず受診をしていただきたいということで出させていただきました。そして倦怠感等がある。それも4日だ。あるいは37.5度と倦怠感と両方だと、こういう誤解もありましたから、そうではないんだ、倦怠感があれば、すぐに連絡をしていただきたいと。こういうことは、これまで幾度も周知をさせていただいております」

その後の部分では

「さらにそうした誤解があれば、誤解を解消するよう努力していかなければならない。それ以前の問題として、保健所機能がそういったところで本来の機能を発揮できるように我々も一緒になって課題を解決していく。ボトルネックを解決していく。現場も努力をしながら、相当努力をしながらやっていただいております」

などと、まるで保健所も誤解しているので「本来の機能が発揮できていない」と保健所まで非難しているような答弁になっていました。つまり、現場の最前線である保健所を守るために「PCR件数をコッソリ裏で抑制」ということでもないようです。

ちなみに、これは加藤大臣だけでなく安倍総理もそうですが、PCR検査が足りないという批判に対しては、「検査を増やす努力」をしているという答弁もあるわけですが、例えば、同じ4月29日の村田議員への答弁で加藤大臣は、

「PCR検査の人手という問題もありますので、歯科医師の方にも協力をお願いしました。国民の皆さんが安心して頂ける状況を一日も早くつくるべく努力をしたい」

などと答えていました。こう言われると、何となく「規制緩和には慎重な厚労省にしてはフレキシブルにヤル気だな」という印象を持ってしまいますが、これも要注意です。

この「歯科医でも可能」とか「ドライブスルー検査も」などというのは、全て、検査の前半部分、つまり対象者の鼻の奥から綿棒を使って「検体を採取」する部分の話です。問題は、そこが足りないだけではありません。集めた検体を、試薬と機器を使いながら技師が「検査する」という後半部分、つまり「分析」の部分のキャパが足りていないのです。そこを改善するという話は、全く聞こえてきていません。ということは、厚労省としては「改善する気がない」と考える事ができます。

以降は、勝手な憶測です。できればハズレであることを期待したいです。この憶測が全くのハズレであれば、良いのですが、もしも当たっているようであれば、コロナ危機の出口戦略も狂ってくるし、何よりもこれからも救命できる生命が救命出来ないというケースが続くからです。

元自衛隊幹部が教える新型コロナという国家的危機との向き合い方

もはや未曾有の国難と言っても過言ではない、新型コロナウイルスによる感染症の拡大。突然襲いかかってきたこの国家的危機に対して、我々はどう向き合うべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では航空自衛隊の元空将である織田邦男氏が、「危機管理の2つの原則」を紹介しています。

危機管理の重要な原則

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。日本でも感染者が増え続け、緊急事態宣言が出されるなど予断を許しません。私たちはこの国家的危機にどう対処すればよいのでしょうか。

航空自衛隊の元空将として日本防衛の最前線に立ってきた織田邦男氏に、豊富な事例を引きながら、国家における危機管理の原則、要諦を教えていただきました。

突如訪れた国家的危機

まさにいま日本は国家的危機にあり、有事の状態にあります。まずはこの現実をしっかり認識し、リーダーはもちろんのこと、何より私たち国民一人ひとりが「いまは有事である」と頭を完全に切り替えて、国家の危機管理に向き合っていかなければなりません。

国家の危機管理に最も求められるのが、リーダーの決断に対し国民が積極的・自主的に協力する「フォロワーシップ」です。どんなに優れたリーダーがいても、それに国民が協力しないようでは何事もうまくいきません。指導者のリーダーシップと、国民のフォロワーシップが一体となって初めて国家の危機管理は成功するのです。

例えば、共和政時代の古代ローマでは、平時には毎年2名の執政官を選挙で任命し、政治を切り盛りしていました。しかし外敵の侵入や疫病の流行といった有事に際しては、短期間(通常6か月)という期間を区切り、一人の人物に全権委任して危機管理に当たらせました。いわゆる「ディクタートル(独裁官)制度」です。

そして重要なのは、その期間中、国民はディクタートルの決断を批判せず、全面的に従うということです。

平時と有事で決定的に違うのは時間的要求です。「船頭多くして船山に登る」という言葉があるように、「小田原評定」では、時間ばかりかかって結論が出ません。

新型コロナウイルスの場合は、決断に時間がかかればそれだけ感染が蔓延してしまいます。ですから、「ディクタートル制度」は、日々刻々と変化していく状況に対し素早く決断し、実行していくことが求められる危機管理の本質に合致した制度であるといえるでしょう。

とはいえ、現代の民主主義国家の日本で、古代ローマの「ディクタートル制度」をそのまま採用することはできません。ただ、危機管理で求められる本質は現代と何ら変わらないはずです。

危機の間は、国家のリーダーである総理が叡智を集めて迅速に決断し、国民はそれに積極的に従う。そして危機が去った後に、リーダーの決断が正しかったのか徹底した検証を行い、不満があるならば選挙で落とす。これが民主主義下の「ディクタートル制度」であり、国家の危機に対処する原則なのです。

最悪、死に至ることも。絶対に薬をお酒で飲んではいけない理由

薬は水かぬるま湯で飲むものであって、アルコールで流し込むなどもっての外とされていますが、一体なぜなのでしょうか。そんな素朴な疑問に答えてくださるのは、現役科学者のくられさん。くられさんは自身の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』で今回、薬の種類によっては最悪死に至るとして、そのメカニズムを解説しています。

お酒で薬を飲んではいけないと言われているけどどうしてなの?

たまにビールやチューハイで薬を飲んでいる人が居ますが、基本的にとてもオススメできるものではありません。

というかアルコールとの併用が注意されている薬が病院から出ている場合(処方されている場合)は原則お酒を飲むのは控えるというか止めておくべきものなのです。理由は簡単でヤバい副作用が出ることがあるからです。

例えば、お酒が無いと眠れない…みたいな人が、睡眠薬の処方を受けて、弱い睡眠薬じゃ酒と合わせないと眠れない…みたいなとんでもない人をたまに見かけます。

これは地味に危なくて、中枢神経を鎮静させる薬とアルコールの併用はその作用が足し算ではなくかけ算的に発動することがあり、その結果、呼吸不全や循環不全といった生命の危機に直結することもあります。

弱い薬だから大丈夫、何度も飲んでるし問題ないっしょ的な人もちょいちょい見かけますが…。

「死」というSSRが入ったガチャを毎度回すのはあまりリスク工学的にもオススメできません(笑)。

その他インスリンや血糖降下剤などの糖尿病の薬も低血糖から昏倒を引き起こすことがあります(糖新生阻害作用)、血圧降下剤も効きすぎて昏倒の危険性があります。

この辺は慢性疾患の薬が多く、その慢性疾患が酒タバコ暴飲暴食から来ていることが多いので、生活習慣から修正しないと薬だけではどうにもならないことを処方時に説明を受けているはずなのですが…病院で注意されたくらいで生活を改める人はそもそも…(以下略w)。

あとはアルコールによって代謝変化が起きることで意外な副作用が出るモノもあります。

例えばセフェム系抗生剤やHSブロッカー(胃酸を押さえるアレ)はアルコール分解酵素(ADHとALDH)の働きを鈍らせることで、頭痛や紅潮、動悸、頻脈、いわゆる悪酔いを起こしやすくなります。抗生剤(厳密にはセフェム系抗菌薬)はお酒とあわせると悪酔いするよ…というわけです。

逆にお酒を飲むことで分解が促進されることもあり、吸入麻酔の多くは有機溶剤的な性質を持つモノが多く、薬物代謝酵素であるシトクロムP450のCYE2E1を活性化させることで吸入麻酔や頭痛薬として使われるアセトアミノフェンなどの効果を下げる(分解促進)させるなんてこともあるわけです。

またこの辺、詳しくは作用機序が違ったりしてややこしいのですが、深酒した後にアセトアミノフェンを飲んだりすると肝毒性を示すこともあり、危険です。安易に薬とお酒を合わせて飲んではいけない事例だと言えるでしょう。

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百数十万回も閲覧された経験で分かった、目を引くタイトル作成法

毎日莫大な量を目にするメールやSNSの広告ですが、中には思わず気になって開いてしまうタイトルがつけられたもの、ありますよね。スルーしてしまうものとの差はどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、百数十万回以上閲覧された自らの経験から導き出した、目を引くタイトルの付け方を紹介しています。

タイトルを考える

現在、店頭が稼働できないという中で、ネット関係のツールや、手紙といったアナログなツールを使った発信や販促に勤しんでいる人は多いかもしれません。というか、店頭が動いていない状況で、そうした行動を取っていないとしたら、もはや手遅れでしょう。企業として流石にそんなことはないと思うので、何かしらの行動を取っているはずです。

その手段は様々あります。ECサイトということもあれば、自社や自店のブログ、メールマガジン、各種SNSなども存在します。手紙(DMも含みます)なんかも、今改めて再注目されている感もあり、そのどれを使うかは、それぞれのやりたいことに合わせてという感じでしょうか。

そんな中、全員が一様に頭を悩ませていることもあります。どうやったら、見てもらえるかです。

その情報源、発信源を、どうすればお客様(候補)の方々に見てもらえるか。結局、誰にも見てもらえないとしたら、効果は出ないのですから、ここは本当に考えどころではないでしょうか。

そうした情報源を見てもらうためには、とてもシンプルなポイントがあります。タイトルで見てみたくなるようにするということです。ECサイトなんかでいえば、特集記事のようなものがよくありますが、ああいう記事のタイトルということですね。手紙で言えば、最初の書き出しの一文や、封筒に書かれている言葉のようなことです。

これらがお客様の目を惹き、思わず読みたい、見たいと思ってもらえるものになっていないといけないわけです。でないと、手紙を開けてももらえず、サイトやブログもクリックしてもらえません。

こうしたタイトルに関しては、私も昔から結構悩みます。私のメールマガジンに関してはあえてそういうタイトルの付け方はしていないのですが、ブログなどは、見てもらえるようなタイトルの付け方をしています。

それもどこまでやれているかは何ともわからないところではありますが、これまで百数十万回以上見てもらえた経験から言うと、多少のポイントはあるように感じます。

「お客様のなりたい姿を入れる」ことと、「お客様の不満や不安を入れる」ということです(ここで言うお客様とは、見てもらいたい人のことですね)。

ここからは割と赤裸々に話します。

例えば私のブログにとってのお客様は、販売員の方や、企業の研修担当者がお客様になります。ですが、一口にそうは言っても、書く記事によってお客様は変わります。「この記事は新人販売員に読んでほしい」ということもあれば、「この記事は若手の企業研修担当者に読んでもらいたい」ということもあるのです。

まずそこで、ターゲットが誰かを明確に設定します。それができた上で、先ほどの、「その人がなりたい姿」か、「その人の抱える不満や不安」を入れるわけです。

新人販売員だったとしたら、なりたい姿は、「売れる販売員」とか、「それなりに仕事ができるようになる」とか、「基礎を覚えたい」とか、そうしたこと。抱える不満や不安は、「未経験の自分でもできるだろうか」とか、「やり方が分からなくて困っている」とか、そうしたことです。

これらがタイトルになっていると、見てもらいたい相手は、自分のことだと思ってくれて、クリックしてくれます。逆を言えば、そうでないと、クリックしてもらうことはなく、スルーされてしまうことになります。新人販売員に見てもらいたいのに、「マーケティングの基礎知識」みたいなタイトルにしてもまず見てもらえる可能性は低いですよね。