もう中国生産は維持できない。これから日本のビジネスはどう変化していくのか?

現在、日本市場のアパレル製品のほとんどが中国製です。こうした中国に頼ったファッションビジネスは、今後ままならなくなる可能性があると指摘するのは、メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんです。中国生産が維持できなくなった時、ビジネスはどう変化していかねばならないのでしょうか。

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ファッションビジネスの方向性が変わる

1.中国生産は維持できない

日本市場で流通しているアパレル製品の約8割は中国製で占められている。百貨店、量販店、専門店、ネットショップ等、ほとんど全ての流通で中国製品が扱われている。もし、中国製品が日本に入ってこなくなれば、ビジネスは止まり、多くの企業が倒産するだろう。

現在、中国製品の入荷が遅れている。

第一の要因は、中国のゼロコロナ政策だ。一人でもPCR検査で陽性が出ると、何の前触れもなく、突然、地域単位で外出禁止となる。工場も止まるし、トラックも立ち入り禁止になる。

広州では、展示会の前日に準備をしていたところ、突然コロナで外出規制となった。出展者は、展示品を置き去りにして、慌てて空港に向けてタクシーを飛ばし、脱出しようとした。しかし、結局空港でつかまり隔離施設に送られたという。これではビジネスどころではない。

第二の要因は、電力不足による停電である。雨が少なく干ばつとなり、ダムの水量が減って水力発電ができない。火力発電所を動かそうにも、石炭を積んだ船が航行できないほど、河の水量が減っている。

中国の電力不足は既に慢性的なものだ。昨年は工場の電力を優先し、住宅を停電にしていたが、今年は市民の生活を優先するため、工場が停電になっている。停電になれば、工場は稼働できない。

第三の要因は、先進国からの注文が来ないこと。多くの国は、中国生産から東南アジア生産に切り替えている。

これはコストの問題だけではない。政治的な問題だ。中国政府による少数民族の人権弾圧、周辺諸国への軍事的圧力等に対して、西側諸国は中国生産をボイコットしている。

その結果、注文がないので、工場は稼働せず、倒産している企業も多い。

以上のような、複数の要因により、中国生産は維持できなくなりつつある。

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なぜ、板橋にある「深夜営業のみ」の立ち食いそば屋には人が集まるのか?

深夜の東京の道路を走り抜けるタクシーや大型トラック。その運転手さんたちの孤独を癒やしてくれる一軒の立ち食いそば屋さんが人気となっていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、その立ち食いそば店のマーケティングと、お客が他県から足を運ぶほどの人気の理由を紹介しています。  

真夜中の孤独を癒してくれる、深夜営業の立ち食いそば屋の灯り

暗闇の中に、煌々と輝く灯り。そして、辺りに漂うだしの香り。

ここは、東京都板橋区にある、深夜営業の立ち食いそば屋さん。

幹線道路沿いでありながらも、深夜なので、かなりの暗さに包まれています。

夜10時から朝7時まで営業。

深夜にも関わらず、たくさんの人がやって来ます。

1年中扉が開いたままのお店は、立ち食いカウンターと外にあるテーブル2つ。

暑さ寒さを完全に無視した店舗スタイル。

夏は外で夕涼みという感覚なのでしょうか。冬は温かいものを食べるので大丈夫ということなのでしょうか。

考えれば、フルオープンなお店の造りなら、屋台と同じ。ならば、納得できます。

このお店は、30年前から営業。

現店主のお母さんが、10年ほど別の人が営業していたお店を引き継ぐカタチで開店させています。

なので、厳密には創業40年となります。

では、なぜ深夜営業なのでしょうか。

実は、店主もわかっていません。母親から聞いたこともなく、その母親も創業者からは聞いていないようです。

ただただ深夜営業のお店を引き継いだだけ。

深夜にお客さまが来るから、そのまま営業を続けているのです。

このお店には、そば・うどん・カレーライスがあり、トッピング用の天ぷらなどの種類が多く、お客さまに喜ばれています。

天ぷらは、特に人気がある「春菊天」や「紅生姜天」、「アジ天」「ナス天」「ゲソ天」「ちくわ天」「鶏天」「きんぴら」など。

他に、「コロッケ」「山菜」「とろろ昆布」「たまご」「わかめ」「たぬき」「きつね」など。

深夜営業でありながら、これだけの品揃えはお見事です。

次から次へと天ぷらを揚げているのですが、それほどお客さまが多いということです。

どのお客さまも天ぷらを数種類トッピングしています。

天ぷらが、お客さまを呼び込んでいるのかもしれません。

“天使のブラ”トリンプを19年連続で増収増益に。元社長が語る「部下操縦術」とは?

「天使のブラ」で有名なトリンプですが、実は近年、経営不振が続いています。その大きな原因は吉越浩一郎元社長の退任なのではないでしょうか。メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、2006年までのトリンプで19年連続で増収増益を達成した吉越浩一郎さんが自ら記した経営術の書籍を詳しく紹介しています。

「天使のブラ」トリンプで19年連続増収増益を達成した元社長【一日一冊】吉越式 利益マックスの部下操縦術

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吉越式 利益マックスの部下操縦術

吉越 浩一郎 著/幻冬舎

天使のブラのトリンプで2006年まで社長をつとめ19年連続増収増益を達成した吉越元社長の一冊です。吉越さんの本はすべて読むことにしていたので、未読の本を発見して買ってみました。

元のトリンプは吉越社長が退任してすぐに減収減益が続き、最近は赤字を出すこともあり、厳しい経営が続いています。

もちろん経営環境が変わったということもあると思いますが、いかに社長が会社経営に大きな影響を与えるのか、ということをまざまざと示しているでしょう。

吉越さんの特徴は、スピードです。早朝会議で、各部門から報告と決定の案件を1件2分で50件くらい処理していくという。2時間で終わるのです。

とにかく行動して、結果を見て、次の日、次の週にはまた対策を打っていくという、まさにスピード経営の最たるものなのでしょう。

「とにかく川に飛び込め!」…仕事にはスピード感と勢いが必要(p47)

そして情報を社員全員にオープンにするということです。吉越さんの信条は、持っている情報が同じであれば、だいたい考えることは誰でも同じになるということです。

お金のプロが注意喚起。お金持ちになれない人が陥りがちな「お得の罠」

「半額バーゲン」などと聞くとついつい財布の紐が緩んでしまうとい方、その行動パターンを見直さない限りいつまでたってもお金持ちにはなれないようです。今回、売り手サイドが仕掛ける「お金の罠」を取り上げているのは、株式会社Money&You代表取締役で資産運用のプロ・頼藤太希さん。頼藤さんは消費者心理の綾をつくこの罠について詳しく解説するとともに、そこから逃れるため心がけるべき3つのポイントを紹介しています。

お金持ちになれない人が陥る、巧妙な「お得の罠」

人は誰しも、少しでも得したい・損したくない、お金持ちになりたいと考えています。ですから、日々の買い物でも、なるべくお金を節約してお金を貯めるようにしたい、はずです。

しかし、そのことはお店の側もよくわかっています。お店は少しでもお金を使ってほしいと考えていますから、あの手この手でお金を使ってもらおうとしています。その中には、節約しているつもり、お得に買い物しているつもりなのに損をしてしまう「お得の罠」が存在します。

人がどのように誤った認知やバイアスに惑わされ、判断を誤ってしまうのか、行動経済学で紐解いてみましょう。

■アンカリング効果:半額セールの罠

たとえば、私たちは商品を買うとき「お得だ」と思って買うわけですが、そう思っているのはアンカリング効果によるものかもしれません。割引前の価格を示すことで「これだけ価値があるものが、ここまで安くなっている=お得」と思い込んでしまうのです。

年末年始や夏冬のバーゲンなどにある王道の罠が「半額セール」です。「10万円の財布が半額セールで5万円!」などとなっていれば、これは安いと思うはずです。その5万円になった財布と、定価5万円の財布なら、5万円になった財布を買う人のほうが多いでしょう。

しかし、もしこの財布がはじめから5万円で売られていたとしたら、そもそもこの財布を買ったでしょうか。よほどの理由がない限りは、買わないのではないかと思います。つまり、本当に必要かではなく、「半額になっている!」というお得感だけで買ってしまう罠なのです。

■選好の逆転:3品で10%オフの罠

目的が本末転倒となるこの行動は「選好の逆転」と呼ばれます。

「3品買うと10%オフ」「2品買うと2品目が30%オフ」など数字はさまざまですが、こうした割引がよくあります。このような表示があると、1品だけ買うのがなんだか割高のように感じられます。しかし、これも罠です。本来、1品だけ買えばいいはずの商品を2品、3品と買うのは無駄ですね。お店側からすれば、多少割引してでも一気に2品、3品と品物が売れるのですから大助かりです。本当に必要なもの、使うものであれば、買っても問題はないでしょう。

■選好の逆転:送料無料・駐車料金無料の罠

ネットショッピングで、「5,000円以上買うと送料無料」となっていることがあります。送料無料にしたいからと、なんとか5,000円に達するように商品を追加した経験のある方もいるのではないでしょうか。

しかし、そこまでして商品を追加するより、送料を払ったほうが出ていくお金は少なくなるものです。同様の罠に駐車料金もあります。数百円をケチり数千円損する結果になりかねません。

仲本工事さんが車にはねられ死去、81歳 妻と別居&ゴミ屋敷報道の謎…他のドリフメンバーと現在の関係、明暗わかれた境遇の違い

【10/20 追記】ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さんが、19日午後10時22分、交通事故による急性硬膜下血腫のため神奈川県内の病院で亡くなった。81歳だった。所属事務所のイザワオフィスが発表した。
仲本さんは18日午前9時すぎ、横浜市の市道で乗用車にはねられて重傷を負い、頭を打って意識不明の状態に。同日夜には、妻で演歌歌手の純歌さん(54)が「今のところ心臓も血圧も結構、正常に近い状態なので。あとは本人ががんばってくれることだけを願ってます」とのコメントを発表していた。
先週12日のデイリー新潮で、「純歌さんが家を出て別居状態であり、仲本さんの自宅はゴミ屋敷状態だ」と衝撃のニュースが報じられたばかりだが、仲本夫婦の間にいったい何が起きていたのだろうか。ネット上には、ファンからの哀悼の声のほか、最近の夫婦仲を疑う声など、さまざまな憶測が広がっている。<以上、追記終わり>

【関連】ドリフ仲本工事さん死去に残る謎。不自然な妻カレー店近くの事故死で「自死」疑う声も

別居中の妻に会うため横浜へ?事故現場近くに妻経営のカレー店

40歳以上の人にとって、仲本と言えば、往年の人気番組「8時だヨ!全員集合」(TBS系)での体操コーナーの印象が強いだろう。

普段のコントでは、リーダーのいかりや長介、人気者の加藤茶、志村けんの後に続く地味な役回りが多かった仲本だったが、トランポリンを使う体操のコーナーでは、持ち前の身体能力を活かして、機敏な動きを見せ、誰よりも輝いていた。しかし、あれから40年以上が経過し、現在81歳の仲本は自分の認識力を見誤ってしまったようだ。事故現場となった横浜市浅間町5丁目の交差点は、信号も歩道橋もない横断禁止の車線で、そこを無暴にも横断しようとして事故に遭ってしまった。

当初、仲本は同現場に「仕事のためにきていた」と報道されていたが、道を渡った向こう側には横浜市天王町にある妻・純歌が経営のカレー店「ウィローハウス」があり、別居中の妻に会いにきていたのではないかと報じられている。

家を出て行った妻がカレー店を開店し、他の店は閉店ゴミ屋敷状態

先のデイリー新潮の記事では、独居老人となった仲本の家が「ゴミ屋敷」状態になり、しつけられていないペットがどこでも粗相をして部屋中に新聞紙が敷かれている惨状などが、生々しい画像と共に伝えられていた。

仲本は2012年に妻・純歌と結婚し、2017年には目黒で居酒屋「仲本家JUNKAの台所」をオープン。ほどなく隣の店も買取って、カラオケスナック「ピンクローズ(途中たびたび店名が変更)」も始めていた。

居酒屋に来た客が食事後に隣のスナックへ立ち寄ると、仲本がギターと歌声でもてなしたという。

オープン当初は盛況だったが、やがて純歌が昆虫食に凝り始めると、それを客に強要するようになり「次第に客足が遠のいていった」と週刊女性PRIMEが報じている。

もともと妻の純歌は片づけが苦手なタイプで、溺愛する犬だけをかわいがり、他の犬猫は半ば放置していたとも言われている。

コロナ禍の2020年には夫婦揃ってYouTubeチャンネルやTwitterなどを開設し、仲睦まじく情報発信をしていた仲本夫妻だが、純歌が2021年夏頃に「新しい彼氏ができた」と仲本に告げて家を出て、横浜で暮らしはじめたとされている。そして、21年暮れに事故現場近くでカレー店をオープンさせていた。

料理担当の純歌がいなければ居酒屋は成り立たず、目黒の「仲本家JUNKAの台所」は開店休業状態だったようだ。

日刊スポーツが報じたところによると、店に「勝手ながらしばらく休ませて頂きます」と貼り紙があったとしているが、これは事故以前から貼られていたと言われている。

先輩・高木ブーと営業も。事故前に削除された「謎のツイート」

14日、仲本は同じくドリフのメンバー・高木ブー(89)と共に群馬県高崎市の「高崎タカシマヤ」で行われている「志村けん大爆笑展」のオープニングセレモニーへ参加した様子をツイートしていた。2020年に亡くなったドリフの盟友・志村けんのバカ殿人形と笑顔で写った仲本、高木の写真が添えられ、2万を超える「いいね」が付いている。

しかし、翌15日午前中には、「ゴミ屋敷に住んでると書かれておりますが、ゴミ屋敷に住んでませんので心配なく、私は毎日明るく楽しく生きております」と、デイリー新潮の記事に反論するかのようなツイートを投稿。

しかし、これは何者かの「なりすましツイート」だったとして、スタッフによりほどなく削除され、以下のようなコメントが「staff」名義で投稿された。

「本人の意思とは異なる第三者からの投稿があったため削除しました。staff」

仲本が、車にはねられる事故に遭ったのは、この3日後のことだ。

削除されたツイートを発信したのは誰なのか?第三者からの投稿があったというのは事実なのか? このツイートと仲本が横浜にいたことに関連があるのか? 真相は今も藪の中だ。

アベノミクスの大ウソが露呈。円安で確定した日本の“衰退途上国”入り

1990年8月以来となる、異常な円安に見舞われている日本。首相や財務相は「高い緊張感を持って注視する」と繰り返すばかりですが、果たしてこの状況から抜け出すためには何から手を付けるべきなのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、「アベノミクスを断ち切らなければ前には進めない」と断言。さらに景気が回復しない原因が「日本人のデフレ体質」にあり、アベノミクスは誤りではなかったとする日経新聞のコラムを「倒錯だ」と切って捨てています。

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※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年10月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

32年ぶりとかの「円安」で浮き足立つ政府・日銀/アベノミクスをはっきり断ち切らないとこの国は前に進めない

円相場の下落に歯止めがかからない。10月14日には148.42円と、150円台にまで届くかという下落ぶりで、これはバブル最終盤に円、株、債券が入り乱れて投げ売りされバブル崩壊に突き進んで行った1990年8月以来の水準と言う。もちろん直接のきっかけは、米FBR(連邦準備制度理事会)がインフレ退治のための大幅利上げ路線を貫いていることによる米日金利差の拡大で、円売り・ドル買いの動きが加速していることによる。

しかしそれは世界中で起きていることで、各国とも利上げによる自国通貨防衛に懸命だが、日本はアベノミクスの呪縛でグルグル巻きになり手も足も動かせない有様で、世界通貨戦争の舞台から独り場外に取り残されている格好である。安倍政治の腐臭に満ちた負の遺産はそこらじゅうにゴロゴロしているけれども、中でも最大の迷惑はアベノミクスという壮大な錯誤によってこの10年間にも一段と国力が衰微し、いまや「衰退途上国」の代表格とまで呼ばれ始めているというのに、岸田文雄首相はあろうことかその安倍に疑似国葬まで施して菊花を捧げてしまった関係上、ますます断固としてこの錯誤を断ち切ることができなくなっている。

岸田は、「新しい資本主義を進めるための総合経済対策」を10月中にまとめるとしているが、アベノミクスの総括さえまともに出来ないあやふやな基礎の上にどんな絵を描いても、国民を納得させ安心に導くことはできないし、ましてや円崩落に神経を尖らせている国際金融界に正しいメッセージを届けることなどできるはずがない。下手をすれば、英国のトラス新首相が9月に発表した経済対策が減税やエネルギー価格高騰への補助金など口当たりのいい施策の財源を国債増発で賄おうとしたことが反発を呼び、金融市場が混乱、就任後38日しか経っていない財務相を更迭せざるを得なくなった失態に近いことが日本でも起きかねない。

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マスク対策さえ二枚舌。日本人と外国人「異なる対応」で完全に失われた岸田政権の信用

異常と言うほど厳しかった入国制限は撤廃されたものの、未だマスク着用を含めた「基本的な感染防止対策の順守」が日本政府から求められている外国人訪日客。一方で日本人に対しては「脱マスク」の方向へ導くかのような動きを見せる岸田政…

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橋本環奈の大みそかは「毒入り危険日」紅白司会ハシカンが要求される“見返り”とNHKの思惑とは?

橋本環奈さん(23)は、なぜ今のタイミングで第73回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に大抜擢されたのでしょうか?朝ドラヒロイン勢の黒島結菜さん(25)や上白石萌音さん(24)、『鎌倉殿』の新垣結衣さん(34)を差し置いてのサプライズ起用に、業界では「絶対毒が盛られている……」と心配する声も。ハシカンの事務所やNHKの思惑とは―― 芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

橋本効果で視聴率40%超も「毒が盛られている」

今年の『第73回NHK紅白歌合戦』紅組MCに橋本環奈がキャスティングされ、芸能界は大騒ぎです。

NHKに対して目立った実績も貢献もしていない橋本が選ばれたわけですから。

例年にない慣習破りのサプライズに、テレビ関係者の中には“このキャスティングだけで視聴率が40%越えるんじゃ…”と口にする輩もいます。

確かに大泉洋のあの軽妙なトークに、橋本の底抜けの明るさが加われば、大晦日のチャンネルはNHKに…という気持ちになってしまいます。

このサプライズ、間違いなく効果がありそうですね。

しかしこのキャスティング、口の悪い芸能マネージャーの中には“絶対毒が盛られている…”と、頑なに主張する輩もいるのです。

私が“誰に、どうやって毒を盛ったのか”と問い質したところ、“いやいや…”と急に呂律が怪しくなり、はっきりとは答えてくれませんでしたけれど、その目は少しも笑っていませんでした。

この手のイベントやドラマのキャスティングで、アッと驚く名前が突然出ることがあります。

今回の橋本がそうだとは言いませんが、“なんで〇〇が?”と思うようなキャスティングがたま~~にですがあったりします。

そんな時は表立った場所ではない所で手が回された…毒が盛られたとみて間違いないでしょう。

実際、テレビ局幹部の中には今でもマネージャー相手に公然と“見返り”を要求する強者もいると聞きますから、毒を盛った話も決して笑い話だけでは済まされないでしょうね。

5月には決まっていた?ハシカン起用の“予兆”

“紅組MCに橋本環奈”で私がすぐに思い出したのは、今年のゴールデンウイークにオンエアされた、舞台『千と千尋の神隠し』の密着ドキュメント番組でした。

当時、全くの偶然ですが、細部まで目を皿のようにしてこの番組を見ていました。

橋本と上白石萌音のふたりを、墨田区内にある稽古場での顔合わせから追いかけていた番組ですが、その時私は“東宝の商業舞台作品を、どうしてNHKが手間暇かけて大きくプロモーションするんだろう…”と疑問に思ったことが、あたかも昨日のことのように思い出されます。

45分の番組は、舞台初体験の橋本が少しづつ成長する姿を捉えていました。
それはまるでオードリー・ヘップバーンの『マイ・フェア・レディ』の世界でした。

この段階で『千と千尋~』の残り公演チケットはゼロ…完売状態でしたから、私の中で“チケットを売るためのプロモーションでもないのに、なぜ…”は消えませんでした。

あれから5ヶ月…結果的にあの番組は“紅組MCは橋本”の予兆だったわけです。

今回のサプライズで、橋本の女優としての格付けがアップすることだけは間違いないでしょう。

下世話な話ですが、ドラマや映画、バラエティ番組の出演料が跳ね上がるのは間違いありません。

【関連】橋本環奈 ガーシー砲に「むしろ大感謝」のウラ事情とは?

ほとんどの日本国民が知らぬインドへの武器輸出。国内でなされぬ議論

過熱する旧統一教会問題を巡る報道とは裏腹に、国内のメディアがほとんど報じることがない「国の方向を左右する大きな問題」をご存知でしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、香港の有力紙が伝えた日本政府によるインドへのステルスアンテナ輸出に関する記事を紹介。その上で、このような重要なトピックを海外報道で知ることの危うさを訴えています。

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インドへの防衛装備輸出を始めた日本

海外の報道を見て「日本はこういった方向に向かっているのか」と発見する事があります。

日本国内がワイドショー的に枝葉末梢の報道をしている中で、海外は本質的な日本の変化を伝える報道する事があるからです。

今回、ご紹介する香港のサウスチャイナモーニングポスト紙の10月15日の記事もそういった類です。

日本、ステルスアンテナをインドに輸出へ

 

日本は、ステルスアンテナをインドに輸出することを計画していると政府筋が10月15日に発表した。

 

輸出する予定の「ユニコーン」は、角型の構造物に多数のアンテナを収納したシステムである。2022年に就役する海上自衛隊の新型護衛艦に搭載される。

 

ユニコーンシステムは、アンテナを1つの構造物で覆うことで、敵の電波の反射を抑えることができる。日本とインドは、9月に東京で行われた外務・防衛閣僚会議「2プラス2」の際に、ユニコーンシステムの移転について協力することで合意した。

 

これは2015年に締結された防衛装備品・技術に関する日印協定に基づく最初の輸出となる。

 

この輸出は、インドがロシアへの軍備依存を減らすことを奨励し、中国の軍事的台頭を踏まえて日本とインドの防衛関係を強化することが目的であるという。

 

日本とインドは、オーストラリアと米国を含む4つの安全保障枠組みである「クワッド」の一員であり、インド太平洋地域における中国の主張の高まりは、両国の問題の1つとなっている。

 

日本は国内の防衛産業を支えるため、防衛装備品や技術の輸出を増やしたいと考えているが、戦争を放棄した憲法があるため、厳しい条件を設定している。

 

例えば、防衛装備品の移転に関する包括的な3原則では、攻撃ではなく監視や掃海などの目的で使用されるべきであるとされている。

 

今回の協定は、故安倍晋三元首相が率いる政府が2014年に、長年にわたる武器禁輸措置を初めて大幅に見直し、防衛装備品や技術の移転に関する規則を緩和したことに伴うものだ。

 

インド以外では、日本はアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムの11カ国と同様の防衛装備移転協定を締結している。

 

今年末に予定されている日本の長期安全保障・外交政策ガイドラインである国家安全保障戦略の改定を前に、与党の自民党は、より多くの装備を輸出できるように規制を緩和することを提案している。

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人気番組ディレクターが明かす「旅ものロケ番組」3つの撮影法の楽しみ方

テレビ番組の中でも人気の高い「旅もの」ロケ番組。タレントさんが観光地でぶらり旅をするというテーマであっても、さまざまな撮り方があるようです。今回のメルマガ『テレビ解体新書』では、「しくじり先生」などを担当するフリーのテレビディレクター・宮本大輔さんが、旅ものロケの撮影方法について現場の視点から紹介しています。

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旅ものロケの撮影方法「追い」か「受け」か

タレントさんが観光地でぶらり旅

そんなロケをやる際、撮影方法で大きな2択があります。

それは出演者を「追い」で撮るのか?それとも「受け」で撮るのか?です。

「追い」で撮るとはタレントを後ろから撮りながら進んでいく。

「受け」で撮るは、その逆でタレントの正面に回り込んで撮る方法。

なので、「受け」で撮る際はカメラマンは後ろ歩きしながら撮らないといけません。

「追い」「受け」も一長一短

「追い」のメリットは視聴者が主観目線で見れる点です。

いわゆる「旅している気分」は追いの撮り方。

なので、洞窟に入ったりする際など、いわゆる「先に何があるのか?」に期待できるシーンでは追いで撮ります。

デメリットはタレントさんが面白いことを言った際に「顔がない」こと。なので、旅ロケでも「バラエティ要素」が強い番組は「受け」で撮ることが多い。

受けなのか追いなのかは担当ディレクターの好み。

逆に言うとディレクターの判断に大きな責任があります。

タレントの顔を優先するのか、それとも視聴者のロードトリップ感を優先するのか。

追い撮り・受け撮りに加えて言うと「横撮り」というのも存在します。

タレントさんの真横に張り付いて撮っていく方法。

どんなメンバーなのか?どんな場所なのか?によって撮り方の判断をしないとならないのです。

(メルマガ『テレビ解体新書』2022年10月5日号より一部抜粋。いまご登録いただくと10月分のメルマガがすべて届きます、この機会にぜひご登録をご検討ください)

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