中島聡さん、パワポな私はダメですか?スライド資料をMarkdownで高速作成する方法。GitHubでバージョン管理も楽勝だ
ビジネスの現場についてまわるスライド資料。PowerPointやKeynoteで作成されたものがほとんどですが、「その提案資料はもう古いから、新しいファイルを探してくれる?」と上司に言われたり、「おじさん同士が握手してる…
Detailsビジネスの現場についてまわるスライド資料。PowerPointやKeynoteで作成されたものがほとんどですが、「その提案資料はもう古いから、新しいファイルを探してくれる?」と上司に言われたり、「おじさん同士が握手してる…
Details高度経済成長期を経て、現在「成熟期」にあるとされる日本。今後はかつてのような「急成長」が期待できないのは当然ですが、国としてこのまま静かに沈んでいくのは必然なのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、これからの日本を「豊かな成熟期の国」にするための手立てを考察。ルクセンブルクをはじめとする「成功している成熟国家」の特徴を上げ、我が国も彼らに学ぶべきとの見解を記しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:成熟期日本の未来は、確定的に暗いのか?
私が長期予測を当て続けている理由は、【 国家ライフサイクル理論 】を使っているからです。
たとえば、2005年に発売した一冊目の本『ボロボロになった覇権国家アメリカ』は、「アメリカ発の危機が起こって、アメリカは没落する」という内容でした。2008年、実際にアメリカ発「100年に1度の大不況」が起こり、「アメリカ一極時代」が終わりました。
同じ本の中で中国については、「2008~2010年にかけて危機が起こるが、短期間で克服し、さらに成長を続ける」「2020年くらいまで高成長を続ける」という内容で、いずれもそうなりました。
ちなみに2005年といえば、巷で「北京オリンピック、上海万博後、中国バブルははじけ、経済危機が起こり、中国共産党政権は崩壊する」という「中国崩壊論」が流行っていたころです。私は、「そうはならないだろう」と予測し、そうなりました。
ところで国家ライフサイクル理論とは何でしょうか?私が20年ぐらい前に考えた理論ですが。
と進んでいきます。
◆移行期(混乱期)
移行期=混乱期です。前の体制から新しい体制に移行するので、混乱期でもあるのです。幕末から明治維新、第2次大戦終戦後などをイメージすればわかりやすいでしょう。
移行期から成長期に進むためには、二つの条件が必要です。
一つは、政権が安定すること。たとえば、旧幕府軍と新政府軍の戦いが終わり、明治新政府の支配権が確立した。
二つ目は、新政府がまともな経済政策をすること。1949年、中華人民共和国が成立しました。毛沢東の独裁で、政権は安定していました。しかし彼は、究極の経済音痴だった。それで、中国の成長期は、鄧小平が実権を握り、まともな経済政策をはじめた1978年末まで遅れました。
◆成長期(前期)
安い賃金水準で安い製品を生産することで急成長していきます。日本でいえば、1950年代、1960年代でしょう。
◆成長期(後期)
安くて良質の製品を生産できるようになります。しかし、賃金水準はどんどん上がり、世界市場における競争力が落ちていきます。それで、成長が鈍化していきます。企業は、安い労働力を求め、外国に逃げるようになっていきます。日本でいえば、1970年代、1980年代でしょう。
◆成熟期
国民はそこそこ豊かですが、低成長の時代です。
◆衰退期
ゆっくり、あるいは急速に衰退していきます。
成熟期、衰退期の国民は、いわゆる3K労働をしません。それで、3K移民を大量に受け入れ、「自国民が嫌がる仕事は、外国人に安くやってもらおう」と「差別的移民政策」を推進していきます。
この「差別的政策」が、国家を衰退させることが多いのです。
ラーメン業界に古より伝わるという「1,000円の壁」。読んで字のごとく1杯1,000円は超えられないという意味合いの言葉ですが、人件費や食材、光熱費の高騰により苦戦を強いられているラーメン店も多いのが現状です。そんな中にあって、「1,000円の壁超え」にチャレンジする人気店を取り上げているのは、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さん。堀部さんは自身のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で今回、年商10億円を超えるというラーメン店が取り組んだ3つのステップを紹介しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ラーメン1,000円の壁を超えてどうなった?
飲食店の「壁」問題。本当にそんな壁があるのか?とも思いますが、
とかはよく言われるやつですね。
特に目下影響が大きいのはラーメン1,000円の壁。国民食で日常食であるからこそ、価格によりシビアなのは事実。
今日はラーメンのご支援先の取り組みを基に、この辺りを考えてみようと思います。
ラーメンで10億円超のご支援先。各店舗人気でランチは全店舗必ず行列。人気店ですね。
価格的にはかなりお得。基本的には1,000円未満で組んでいました。
理論原価率は28%でしたが各種コストプッシュで理論的に33%までもの高騰。値上げは不可避という状況。
その為、段階を踏んで対策をしました。
ランチはお得なセットが「7アイテム」ありました。ランチ売上構成比率の大半がここなので、ここを対策できれば数字の回復は確実。
その為、7アイテムのうち「4アイテム」を1,000円超え、「3アイテム」を1,000円未満に変更しました。
1,000円未満が選べる楽しさのある「3アイテム」なら、影響がないだろうという仮説でした。
結果。
ここは完全に仮説通り。全く何の影響もなく客単価が上がったので売上アップ。もちろん原価率も改善し、33%→31%にまで改善。
ただコスパが良いポジションもあったので、即座に次の値上げをするのはストップ。
一旦半年間これで走り続ける事にし、今の価格の定着を狙いました。
次が本丸です。7アイテムのうち入口商品を「1アイテム」だけ作り、それは1,000円未満の価格に設定。
他の「6アイテム」は1,000円超えです。これがどうなるか!?が勝負でした。
結果。
このような感じでした。
値上げは告知する必要はなし。この前提なので、最初の2ヶ月は「知らなかった」事もあり全くもって影響はありませんでした。
しかし。
次の3~5ヶ月目辺りが悩んだ部分。単価が伸びているので売上自体は好調。
しかし、既存店客数が若干のマイナスでした。これだと次の値上げはできません。
ただ別に飛び道具はないので、徹底してQSCの改善に取り組む事に。
ただふわっとしたQSCではなく、定量的に捉えられるものを設定し、毎週その数字を追い続ける事に。
その結果、6ヶ月目以降に客数もプラスに!これは正直ほっとしました。
原価率も33%→31%→28%まで改善しました。
この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ
アメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーが原爆を開発する過程と、その後の彼の苦悩や苦難を描いた映画『オッペンハイマー』は、アカデミー賞で7部門を受賞し、日本でも3月に公開されてロングランとなっています。今回、メルマガ『佐高信の筆刀両断』で評論家の佐高信さんは、学生時代に潜り込んだという「オッペンハイマー事件」に関する講義の内容と、「科学の没価値性」に逃げ込めず苦悩するオッペンハイマーの言葉を紹介。未だ映画を観ていない心情についても記しています。
アカデミー賞を受けた映画で話題になっている「原爆の父」オッペンハイマーの名を知ったのは1966年、大学4年になったばかりの5月だった。いまから60年近く前である。
盗聴に行っていた学習院大学の教室で、哲学者の久野収は、ハイナー・キップハルト著、岩淵達治訳の『オッペンハイマー事件―水爆・国家・人間』(雪華社)を素材に、科学者は価値とは無縁ではありえない、と強調した。「科学の没価性というのは、裏返せば、どんな価値とも野合する科学の娼婦理論だ」とまで久野は言った。
マックス・ウェーバーの説く価値自由論の恐さをこの事件が示している。『オッペンハイマー事件―水爆・国家・人間』を読んで、私は背筋が凍えていくような感触にとらわれたが、そんなこともあって映画はまだ見ていない。
昔から変わることなく、漫画などでは、科学者を捕まえてきて、脅迫しながら、何かを造らせることがある。その時、科学者は没価値性をもって良心の痛みを消すことができるのか。
劇作家の手によってドラマ化された『オッペンハイマー事件』の登場人物は、オッペンハイマーの他、アメリカ原子力委員会の機密を保持するための法務担当のロッブ、ローランダー、そしてオッペンハイマーの弁護人ギャスリン、マークス、証人として、警視のバッシュ、かつての高官ランズディル、物理学者のテラー、ベーテ、グリッブス、ラービなどである。副題は「良心と忠誠との調書」。
現代の苦悩を弱い個人で引き受けねばならなかったオッペンハイマーの言葉を2つほど書き抜くと―
「ヒロシマへの原爆投下は政治的な決定で、私の決定したことではありません」
「私は自分の仕事を果たしただけです」
日本の代表的な物理学者の湯川秀樹や朝永振一郎、そして武谷三男らは特に戦後、ストップ原爆の平和運動に携ったが、彼らがアメリカに生まれていたら、オッペンハイマーの悲劇を体験しなかったとは言えないかもしれない。
「戦争は野暮の骨頂」と断定する美輪明宏は、原爆の実験場にされた長崎の生まれだが、「私はアングロサクソンって大嫌いなんです。もともと海賊ですからね。英国とアメリカの歴史は、他人の土地を乗っ取って殺人して、略奪して。ろくでもない奴らですよ。悪魔ですよ。よく世界のポリスなんて言ってられる」と吐き棄てた。
「軍が支配すると、その国が亡びます。後先の考えもなしに、ただ根性、根性、根性。神風が吹くなんて、馬鹿なことを言って。奴らが日本を破滅に導いたんです」
降伏もせずに戦争を続けた大日本帝国が原爆投下を招いたわけだが、原爆投下はまぎれもなくジェノサイドだった。
この記事の著者・佐高信さんのメルマガ
image by: Rokas Tenys / shutterstock.com
SNSによる発信よりも深くそしてより正確に自身の考えや意見、各種作品に対する感想等を伝えることが可能なブログなどの個人サイト。そんなサイトの情報発信においては、「ランダム」であることがいいと文筆家の倉下忠憲さんは断言します。倉下さんは自身のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』で今回、そう判断する理由を詳しく解説。さらになぜランダムな情報発信が、2020年までのWebでは存在感を消していたのかについて考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ブログはランダムがいい
うちあわせCast第百五十三回でブログのランダムさについて語りました。
◇ 第百五十三回:Tak.さんとハイパーテキストについて 作成者:うちあわせCast
「ブログ」というと、少し幅が狭くなるので、ここでは「個人サイト」(Personal Web Site)という呼び方にしておきましょう。
個人サイトはランダムでいい。あるいは、ランダムがいい。
この点について考えていきましょう。
まず考えたいのは「ランダム」です。ここでのランダムは何を意味しているのか。
一つは、「系統立てられていない」という意味でしょう。
たとえばすべての記事が料理のレシピの記事だったとしたら、おそらく次の記事も料理のレシピだと想定されるでしょう。精度の高い予想ができます。これはランダムではありません。
一方で、ランダムであれば料理のレシピの次に日記の記事があり、その次に詩が出てくるかもしれません。そうしたサイトは次どんな記事が更新されるのかを高い精度で予想するのは難しいでしょう。
これがランダムさの一つ目です。
もう一つは、「カオスではない」という意味があります。
フライパンのお勧め記事があり、その次に美容器具のお勧めがあり、その次に政治的に過激な主張の本のお勧めがあって、さらに大ヒット映画のDVDのお勧めがある。
すべて「お勧め」という点では共通していますが、受け手としては「自分は何を受け取っているのだろうか」という混乱が生じるでしょう。コンテキストが統一されていないからです。
舞台裏を明かせば、こういうサイトはそのときもっともアフィリエイト効率が良い商品を紹介しているだけなので、その事情を知っていれば「精度の高い予想」はできるでしょうが、普通の読者には関係ない事情であり、カオスになっていると判断されるでしょう。
こうなってしまうと、読み物として好ましいものとは言えなくなります。だから、系統立ってはいないけど、カオスまでには至っていない、というところが「ランダム」ということの二つ目の意味です。
この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ
人気歌手・aikoさん(48)の事務所に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われている元取締役の裁判。証人として出廷したaikoさんの「すべてにおいて洗脳されていました」との証言が注目を集めています。この騒動を見た芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんの胸に去来するのは、今から13年前のあの洗脳事件。女性占い師、中島知子さん、吹石一恵さん、そして福山雅治さんの当時を振り返ります。
SNSで芸能ニュースを目的もなく見ていたら、元人気お笑いコンビ『オセロ』中島知子の近況を伝える記事に目が止まりました。
松嶋尚美と中島知子の人気コンビが絶好調の頃は“オセロの黒い方”と呼ばれ、2005年度の大河ドラマ『義経』にも出演、2008年には蜷川実花が撮影したヌード写真も話題になった中島、現在は大分県別府市に移住し、ローカル局でのレギュラー番組も多数持ち、ここ数年は全国放送にも出演するようになっているようです。
私の脳裏に蘇る中島は、今から13年程前のザワついた冬の日々です。
テレビのワイドショーでは連日、女性占い師に洗脳されたと言われていた中島の動向が面白おかしく取り上げられていました。
これに思わぬとばっちりを受けてしまったのが福山雅治と吹石一恵の熱愛発覚報道でした。
当時を少し振り返ってみましょう。
2011年、中島と連絡が取れなくなった所属事務所が突然無期限の活動休止を発表し、心配した母親が自宅に様子を見に行くも反応が無かったため、警察沙汰になったのです。
これで判明したのが、同じマンション内に部屋を借りていた福山雅治の大ファンでもあり、“私は福山の内縁の妻”と主張する女性占い師と中島の同居生活でした。
同年7月、『週刊文春』がこの占い師であり霊能師の女性に中島が洗脳されている旨の記事を掲載しました。
この騒動で芸能マスコミは、24時間体制で中島の自宅マンションを張り込んでいたのですが、そこに突如現れたのが吹石一恵だったのです。
叱る、怒る、ほめる。子どもの教育をするうえで、きちんと大人が考えなければいけない問題です。メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教師の松尾英明さんは、今回オンラインでの話し合いで気づいた、この3つの要素の使い方について語っています。
先の日曜日早朝にあった「学級づくり修養会HOPE」オンラインでの気付き。
叱るとほめるを分析する、というのが今回のテーマだった。みんなで話し合っている中で、様々な気付きがあったのでシェアする。
まず前提として、叱るとほめるは、表現こそ違うが同根である。相手が「良くなる」ことを願い、ねらって行われるべきものである。
これらがないと、社会的な経験のない子どもたちは何が良くて何が悪いのか判断がつかない。だから、両方必要ということになる。つまりこれらの行為は、そのまま価値観の形成につながる。
叱るだけでなく、怒ることがある。しかしこれは、多くの先人が「怒ったら負け」「怒らないことが人格向上」と言っているし、医学の面からも「怒ると脳内から興奮物質が出て、有毒」という話もある。
つまり、何があっても怒らない方がいいのだ、というのが早合点な結論であった。ここが、今回の話合いで、根本的に間違っていた点だと気付いた。
個人の人生として見た時は、断然怒らない方がいい。悠々自適に暮らしていく中で、怒ることは害悪でしかない。聖人君子や仙人のような、澄み切った気持ちで暮らすのが幸せだろう。周りの人にとっても、そのような人は有難い存在である。全くその通りである。
しかし、これがこと教える立場となれば、話が違う。先の述べたように「学校の先生」は、子どもにとって、外の社会の入り口、大人のロールモデルである。その大人を見て、社会を学ぶ。特に、自分が直接関わる、立場や年齢がずっと上の人との接し方を学ぶ。
(ちなみに、横の関係はクラスメイトや友人から学ぶ。ちょっとした上下のある人間関係は先輩後輩から学ぶ。)
販売員からの「お似合いですよ」をあなたは信じますか? 売らせる常套句として知られているこの言葉ですが、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは店員時代、その言葉の重さに気づいた出来事に遭遇したといいます。一体どんな場面だったのでしょう?
昔僕がアパレル店員だった頃の話です。
まだアパレル販売をはじめてたいして時間も経っていなかった頃に、ある男性のお客様を接客しました。
言ってしまえばちょっとコワモテなお客様です。
僕は超ビビリなので、「ちょっと怖いな~」と思いながら接客をしはじめたのですが、話してみると案外楽しく会話ができていました。
そうして試着をしてもらい試着室で接客をしていたところで、僕は「これいいですよ、似合いますよ」という言葉を発しました。
するとお客様は突然顔が真剣になり、「にいちゃん、本気で似合うって言ってる?本気で言ってるなら買うよ」と凄まれたんですね(笑)。
僕が似合うと言っているのがあまり信用ならなかったのだと思います。
めっちゃ怖かったのですが、僕は「本気で言ってます」と自分の思いをぶつけました。
するとお客様はまた笑顔になり、「じゃあ買う」と買ってくれたのです。
もしあの時、本当は似合わないと思いながら接客をしていたのだとしたら、多分僕は戸惑ってしまって言葉につまり、買ってはもらえなかっただろうと思います。
それ以来、お客様に”似合う”という言葉を使うのは、自分がそう思った時にすることにしました。
でないと、お客様から「本気?」と尋ねられて目を見て答えられないような気がしてしまうからです。
東京や大阪などの都会では埋もれてしまうお店でも、山や田んぼの中で開業することで、逆に注目されることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、人を惹きつける“わざわざ感”というビジネスチャンスを詳しく解説しています。
コロナ後の日本人は、以前にも増して、活動的になっています。
コロナで我慢していたので、その反動だと言えます。
また、人生観が変わったのか、モノへの執着は一層薄れ、体験や食に興味を持つ人が増えているようです。
特に食に関しては、SNSの普及もあり、日本全国の情報が入るため、食目当てに遠くまで足を運ぶ人も多くなっています。
知らない食を知るためなら、労力をいとわず。
そんな人が多くなり、どれだけ不便なところにも行列ができています。
食への執着の凄さでもありますが、私は別の力が働いているのではないかと考えます。
コロナで命の危険を感じ、いまを、自分を大切にすることに目覚めたのではないでしょうか。
やりたいことはすぐにやるべき、であることに気づいたのです。
そんな想いの中から、まず浮かんだのが、三代欲求のひとつである「食」なのです。
従来なら「機会があれば」で済ませていましたが、人生観の変わったいまでは、「後悔しないように」という想いから、すぐに行動するようになったのではないでしょうか。
そんな積極性のある人びとは、常にSNSをチェックし、美味しいお店を探し続けています。
そのアンテナは感度抜群で、小さな話題も見逃しません。
どんな僻地にあるお店でも探し当て、遠くからでも足を運び、自身の好奇心を満足させるのです。
そして、写真を撮り、SNSにアップするのです。
すると、その情報は瞬く間に拡散され、どんな不便な場所であっても、行列ができるようになるのです。
他人のクレジットカードを食事や買い物に使っていたホームレスを逮捕した警察官。その二人の間にドラマが生まれました。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、韓国で起きた珍しい「ホームレスからの再起」のお話を紹介しています。
20日午前8時、ソウル瑞草(ソッチョ)警察署の構内食堂に黒い野球帽をかぶったある男性が入ってきた。朝食を食べる他の職員たちとは違って、Tシャツにジーンズをはいて運動靴を履いている。彼は慣れたようにトレーを取ってご飯とおかずを盛って席に座った。警察署から車で5分の距離にあるソウル高速バスターミナル一帯で2年間ホームレス生活をしているパク・ギョンスさん(仮名・55)だ。
彼の向かい側には27年目の警察官である瑞草署強力係刑事の金ヨンマン警部補(54)が座った。キム警部補はセルフコーナーで直接作った卵焼きをパクさんのジャージャー飯の上にのせた。二人は1980年代の人気グループ歌手「船乗り」の映像をユーチューブで見ながら話を交わしつつご飯を食べた。
2人は今年2月、警察と被疑者として初めて出会ったもの。キム警部補は紛失申告されたクレジットカード使用事件を捜査し、高速バスターミナルでパク氏を捕まえた。パクさんは5000ウォン、1万ウォンなど小額を食事や食べ物を買うのに使っていた。調査過程でパク氏が一日に一食だけ食べているという話を聞いたキム警部補は「こんなことをしてないで警察署に朝ご飯を食べに来い」と話した。
翌朝8時、パク氏が警察署に訪ねてきて、2人は朝ごはんの友達になった。1人当たり5000ウォンの食事費用はキム警部補が払っている。キム警部補は、パクさんが警察署までバスに乗ってきたり、休みの日に食事を取ることができるように、たびたび交通カードにお金をチャージしてやっている。見知らぬ人物と毎日朝ごはんを食べるキム警部補を不審に思っていた同僚たちの間では、すぐにその善行がうわさになった。
パクさんも金警部補の好意に応えた。彼はターミナルを利用する市民が落としたクレジットカードや財布などを拾って警察署に持ってきてあげるようになった。朴さんが4か月間に拾ってきたクレジットカードは90枚に上る。パク氏はこの日の朝にもカードを拾った日時と場所などが書かれたメモと共にカード一枚をキム警部補に渡した。ターミナル一帯のホームレスたちの健康状態など近況を知らせてくれたりもしている。