なぜ、JASRACは世間から「カスラック」などと叩かれるのか?

人気コンサルの永江一石さんが、さまざまな質問に答えてくれる人気メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は、メルマガ読者の方から寄せられた「JASRAC(日本音楽著作権協会)についてどう思うか?」という質問です。質問者は「権利者の代行者であるJASRACが、世間から文句を言われている」と、行き過ぎた楽曲使用料の請求を疑問視する世間一般の声を紹介。永江さんは、友人がJASRACから著作権侵害の裁判を起こされた時の話を紹介しつつ、同協会の問題点はどこにあるかを鋭く指摘しています。

JASRACについての考察

Question

shitumon

いつも楽しく拝見させていただいております。かねてより音楽には興味がないとおっしゃっておりましたがJASRACについてはどのようにお考えでしょうか?

まとめサイト問題では当然パクッた側が叩かれておりましたが、JASRACは権利者側代行者が文句を言われております。

誰かが権利を保護すべきだとは思いますが、今のJASRACのやり方はどのようにお考えでしょうか?(個人的にはNHKと似たような嫌われ方かと思ってます)

なお「もし私が○○だったら」シリーズが大好きなので(ぜひブログでもカテゴリ分けして下さい)面白おかしくコメントしていただけるとうれしいです。

気づいたら「爪の色」が変わってた。どうして色が変わるのか?

皆さんの爪の色は、何色をしていますか?

健康な爪の色は薄いピンク色をしていますが、もし、変色していたら?

問題のないものから、なかには病気のサインの場合もある爪の変色。

指先の小さなサインを見逃さず、ぜひ今日から意識を向けてみましょう。

「健康のバロメーター」爪とは?

皮膚は、皮膚の表面から表皮・真皮・皮下組織と3層構造になっています。

爪は、皮膚の表皮部分のなかでも表層にある角質層が変化し、硬くなったものです。

ケラチンという繊維状のタンパク質の一種でできていて、1日に約0.1mmずつ伸びていきます。

足の爪は、手の爪より伸びが少し遅いといわれます。

また、成人するまでは、身体の成長に比例して、爪の伸びる速度も速いですが、以後、加齢とともに徐々に遅くなります。

健康な爪の色は、通常だと、毛細血管が透けてみえることから、薄いピンク色をしています。

「爪は健康のバロメーター」ともいわれるように、もし、爪の色がいつもと違って変色している場合、病気のサインの場合もあります。

いろいろな爪の変色について、みてみましょう。

爪が黄色くなる原因とは?

爪がいわゆる「水虫」(白癬菌:はくせんきんによる感染)になると、濁ったような白~黄色っぽい色に変色します。

爪が厚みを増したり、もろくボロボロとしてくることもあります。

爪白癬の場合、内服薬で治療します。

家族にうつしてしまわないよう、バスマットやタオルは別にしましょう。

ほかの箇所の水虫の場合より少し時間を要しますが、根気よく治療すれば、良くなります。

黒い爪の原因、いろいろ

「気づいたら、爪が黒い!」と、びっくりした経験をお持ちの人もいるでしょう。

一般的に「血豆」といわれる「爪下血腫(そうかけっしゅ)」は、爪が黒くなる原因として、もっともよくみられるものです。

ぶつけた、ドアにはさんだ、サイズが合わない靴を履いて、爪が圧迫されたときなど、爪~爪下の皮膚に強い力がかかった場合、内出血が起きて、赤黒い色になります。自然によくなることがほとんどですが、痛みが強い場合などは皮膚科で診てもらいましょう。

また、爪に黒色や茶色の線ができる「爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)」は、加齢によるものだったり、いわゆる「ほくろ」といった色素沈着など、とくに心配がいらないものから、悪性腫瘍や感染症、薬の副作用などによる場合もあり、注意を要します。

とくに、線が徐々に太くなる、爪全体に黒色が拡がるといったときは、早めの受診が必要です。

それは、近年増加傾向にある「メラノーマ(悪性黒色腫)」の可能性があるからです。

メラノーマは、皮膚にできる代表的ながんですが、爪にも発生します。

黒~黒褐色といった色が爪全体に拡がってくることに加え、爪が崩れるような変形や部分的に盛り上がるといった症状もみられることがあります。

悪性度が高く、比較的早期の場合でもがんが転移をすることがあります。気づいたらすぐ皮膚科を受診しましょう。

ジェルネイルやつけ爪が原因で起こる「グリーンネイル」

グリーンネイルという、爪が緑色~黒っぽい色に変色する病気は、ジェルネイルやつけ爪のメンテナンスが不十分なとき、緑膿菌やカビなどに感染すると、起きることがあります。

変色したときは、思い切ってつけ爪などはいったんお休みし、乾燥・清潔を保つよう心がけましょう。

改善しない場合、抗菌薬などの薬も使用する必要があるので、皮膚科へ受診しましょう。

なかには内臓疾患のサインのことも

そのほか、爪が白っぽい場合は、貧血の一症状であったり、肝臓の病気が潜んでいる場合もあります。

また、爪のまわりや爪の下が赤い場合、皮膚筋炎をはじめとした膠原病にみられる症状のひとつでもあり、爪の黒色の変色は、ほかにもアジソン病などの内分泌疾患などが原因になっていることもあります。

このように、全身性の疾患や、内臓に疾患がある場合も、爪に異常のサインが出る場合があります。

ですから、日ごろから爪先まで意識した健康チェックをおこなって、変化に気づけることが大切ですね。

 

執筆:青井 梨花(助産師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ

 

<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。

<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

image by: Shutterstock

 

【関連リンク】

北朝鮮への攻撃で韓国も焦土に?トランプが動けない深刻な理由

アメリカが中東問題に手を焼いているのをいいことに、着々とミサイル・核開発を続けていた北朝鮮。気付いた時には、すでに「米国自身の脅威」へと変貌を遂げていました。日本にとって、そして世界にとっても大きなリスクを伴う「朝鮮戦争」を回避する方法は残されているのでしょうか? 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で世界情勢に詳しい北野幸伯さんが、緊張状態にあるアメリカと北朝鮮の今後を占います。

韓国が焦土になっても…アメリカの北朝鮮攻撃、究極の選択とは?

アメリカ海軍は4月8日、空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に向かわせると発表しました。

<米海軍>朝鮮半島近海へ航行中「存在感を強化」

毎日新聞 4/10(月)10:35配信

 

【ワシントン高本耕太】米海軍は8日、空母「カール・ビンソン」の空母打撃群が、朝鮮半島近海に向け西太平洋上を航行中と発表した。核・ミサイル開発を繰り返す北朝鮮へのけん制が狙いとみられる。米政府当局者はロイター通信に対し、「米軍の存在感を強化する必要がある」と語った。

 

空母打撃群は空母に加えて複数の艦載戦闘機やミサイル駆逐艦、ミサイル巡洋艦で構成される戦闘艦隊。カール・ビンソン打撃群は、8日に寄港地シンガポールをオーストラリアに向けて出航したが、ハリス太平洋軍司令官の指示を受けて反転し、北上を始めた。

皆さんご存知のように、これに先立ちアメリカは、シリアの空軍基地をミサイル攻撃しています。トランプは、「口だけではないことを証明した。さらに、このミサイル攻撃は、習近平との会談中に行われた。トランプは、夕食の最中にシリア攻撃を説明した。そして、北朝鮮について、トランプは習に、「中国が有効な手を打てなければ、アメリカは単独で行動する!」と言いました。「シリア攻撃」とあわせて習は、「トランプならやりかねないよな」と思ったことでしょう。

そしてアメリカは、日本政府にも、「戦争するからね!と伝えています

米が日本に「北朝鮮攻撃」を言及

ホウドウキョク 4/12(水)14:44配信

 

北朝鮮の核や弾道ミサイル開発をめぐり、アメリカ政府が日本政府に対し、中国の対応によっては、アメリカが北朝鮮への軍事攻撃に踏み切る可能性を伝えていたことがわかった。

 

軍事攻撃の可能性への言及があったのは、先週、行われたアメリカと中国の首脳会談より前の4月上旬で、日米の外交筋によると、北朝鮮への対応に関し、アメリカ政府高官は、日本政府高官に対し「選択肢は2つしかない。中国が対応するか、われわれが攻撃するかだ」と述べ、「攻撃」という表現を使って、アメリカの方針を説明した。

「選択肢は2つしかない。中国が対応するかわれわれが攻撃するかだ」だそうです。

そして、シリア攻撃で支持率が一気に上がったトランプは、「やる気満々」発言をしています。

トランプ米大統領が北へ警告「米軍は世界最強…金正恩は失敗するだろう」=韓国メディア

WoW!Korea 4/12(水)17:01配信

 

ドナルド・トランプ米大統領は米国の軍事力が強大だとし、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「失敗するだろう」と改めて警告した。また、オバマ前政権のイスラム国(IS)撃退戦事例を挙げ、自身はこれとは違い北朝鮮に電撃的な措置を取る可能性があることを示唆した。

 

トランプ大統領は12日(現地時間)放映予定のフォックス・ビジネスとのインタビューで「米国はとても強い艦隊を送っている。航空母艦よりはるかに強い、非常に強力な潜水艦もある。米軍は世界最強だ」とし、「断言するに金正恩は仕損ずるのだ。大きな失敗をするだろう」と述べた。

「弱いオバマ」と違い、「俺は決断力のある強いリーダーだ!」ということですね。

在韓米軍家族の避難訓練も実施されていると聞きます。あらゆる情報が、「戦争に向かっていること」を示しています。しかし、アメリカにとっても、「シリアを攻撃する」のと「北朝鮮を攻撃する」のとでは、「全然別次元の話」なのです。今回は、この辺を考えてみましょう。

北朝鮮攻撃も自国第一主義? 世界を覆い始めた、ポピュリズムの闇

「アメリカ・ファースト」の旗印の下、次々と自国優先の政策を打ち出すトランプ大統領。それに呼応するかのように、欧州各地でも自国第一主義を掲げる政党がその力を強めつつあります。世界はこの先、より一層「不寛容な空気」に覆われてしまうことになるのでしょうか。無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の著者・嶌さんが読み解きます。

ポピュリズムと自国第一

自国第一主義が世界を揺るがし始めている。トランプ・アメリカ大統領の「アメリカ・ファースト」の思想と政策が、EU各国をはじめ世界に伝染し始めているからだ。グローバル化、IT化などが進む中で各国とも中間層の二極化没落が目立ち社会に不満が高まっている。

そうした社会不安をすくい上げる言葉として「自国第一」というフレーズは受けが良くナショナリズムを刺激し、ポピュリズム大衆迎合主義に発展しやすい

トランプ大統領は、アメリカ・ファーストの中味としてTPP(環太平洋戦略的経済連携)からの離脱、NAFTA(北米自由貿易協定)の破棄、環境の新枠組であるパリ協定への不参加、多国間より二国間で貿易交渉を進める、軍事費を大幅に増額、反イスラム主義──などを強調してきた。

一方、EUでもフランスのルペン国民戦線代表もやはりフランス第一反グローバル主義反テロを掲げて4月の大統領選に向けてトップの支持率を保っている。ドイツではメルケル首相がトランプやルペンの考え方に反対しているが野党の「ドイツのための選択肢」のペトリー共同党首やオランダ自由党、オーストリア自由党は移民やEU負担の増加に反発し、反テロ、反イスラム主義を掲げ過激派集会にはドイツフランスオランダなどの右派党首が集結しているのだ。

またハンガリーのオルバン首相は、反難民入国の急先鋒となり国境に有刺鉄線を張り、催涙ガス、放水などで難民を追い払っている、ルペン党首たちは扇動的な演説などで既存の体制を批判し、一般大衆の不満と願望をすくいあげることによって人気を高めている。ただ、具体的政策には乏しく、もっぱら過激な発言で注目を集めているのが実態ともいえる。

こうした中で3月のオランダの下院選挙では排外主義を叫んでいた反イスラム、反移民の極右・ウィルダース氏の自由党は5議席増としたが第一党にはなれなかった。しかし、与党(中道右派)も左派も大幅に議席を減らしており、決してポピュリズムの火が消えたわけではないのだ。

物を一切持たない生活。話題のミニマリストが一般的に流行らない理由

必要最低限のものしか持たず、シンプルに暮らす「ミニマリスト」。憧れを持つ方も多いようで、メディアでもたびたび取り上げられています。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんがミニマリストになるための「考え方」を紹介した上で、「憧れるけれど誰しもがなれるわけではない」と結論付けています。

ミニマリスト

さて、本日はだんだん増えている人のお話。

最近、家事の分野でよく聞く言葉があります。ミニマリストです。正確な定義があるのか解りませんが、どうも「必要最小限のモノでシンプルに身軽に暮らす人」のことを言うようです。

まあ、汚部屋など生活メタボの対極にいるイメージなんでしょう(^0^)。そのせいか断捨離や片付けとの関連で語られることが多いですね。あ、ちなみに私はミニマリストじゃありません♪

このミニマリスト、使われ方を見ているとモノが少ないことにフォーカスされすぎじゃないかと思います。ここにフォーカスされすぎるから片付けや断捨離との関連で出て来るんでしょう。ですが、断捨離や片付けは、ミニマリストになるための方法論でしかないはずです。おそらくミニマリストの中核は、もっとずっとメンタルなものです。

なんでモノの溢れたこの時代に、本当に必要なものだけ最小限で暮らしていけるんだと思います? 断捨離したから? 片付けが上手だから? 違います、そーじゃないんですよ。ミニマリストは、人生で何が大切かを明確に理解しているので、それ以外を捨ているんです。だと思います。

何かを捨てるということは、何かを選びとるということと完全に同義です。もっとキツく言えば「何かを選ぶ以上、それ以外の無数の選択肢を捨てている」ということです。実は選ぶとは、それほどの覚悟が必要なんですよ。

なので、

  • これさえあれば自分は幸せ
  • 自分の人生には、これが絶対に必要
  • だから、これはなくてもいい

ということが解っていないとならないんです。自分の人生に対するシビアで誠実な判定眼を感じませんか? こういう姿勢こそがミニマリストを生み出しているんです。

我が子が「テストでカンニング」。怒るな、原因は親かもしれない

まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、花まる学習会代表・高濱正伸さんの記事にて、花まるグループの進学塾スクールFCの松島伸浩さんの著書『中学受験 親のかかわり方大全』に載せきれなかった未掲載原稿が公開されています。今回はその中から「子どもが宿題の答えを写している」という、どこの家庭にも起こり得る問題に対し、プロ目線の対処法をご紹介します。

「中学受験のイロハ」 塾の先生から「宿題の答えを写しています」と言われたら

スクールFCの松島伸浩です。先月、拙著「中学受験 親のかかわり方大全」を実務教育出版から上梓いたしました。今回はその本の未掲載原稿です。

新学期に起こる問題とは?

4月下旬、塾の先生から電話。

先生:「〇〇さん、家での宿題の様子はいかがでしょうか」

:「いつも終わるのが夜遅くにはなっていますが、なんとかやっているようです」

先生:「そうですか。ちょっと気になったのでお電話をしたのですが、どうも〇〇さん、宿題の答えを写している可能性があるんです」

:「ええ-!」

親としては青天の霹靂(へきれき)。「まさかうちの子に限ってそんなことはしないだろう」と信じたいのが親心です。

しかし現実としては宿題の答えのまる写しやテストのカンニングなど、中学受験の世界では起こりがちなことです。

職場で「誰にでもできる仕組み」を作れる人こそ、年収がUPする

「誰にでもできることができても年収は上がらない」というのは自明の理ですが、では逆に「年収を上げるため」には何をすればいいのでしょうか。そんな疑問に答えて下さっているのが、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。かつて自らも実践した「勝ち組になるための具体的な方法」を記してくださっています。

何かの仕組みを作ってみる

社会人として高めの年収を目指すのなら、誰でも出来ることが出来てもダメなんですよね。何度も言いますが、誰にでも出来るということは、一番安い人でも構わないということですから。

ところがこの絵図を裏側から見ると面白い事に気付くはずです。それは、どこかの誰かが、「誰にでも出来るように設計していた」ということです。天から雨が降ってくるように、なぜか知らないけど、いつの間にか誰にでも出来るようになっていた、なんて話はこの世には無いんですよ。初めは専門家しか出来なかったはずで、それが出来るようになるために一定期間の教育とか、知識とかが必要だったわけです。そしてそれをジュニアな人(つまりレベルの低い人)にやらせて大失敗したこともあるはずなんです。

そういうことを繰り返しながら、

  • どうやったらプロセスが簡素化出来るのか
  • どうやったら自動化出来るのか
  • どうやったら機械化出来るのか
  • どうやったらエラーが減るのか
  • どうやったらもっと効率が上がるのか

と考え続け、試行錯誤を繰り返した人たちが必ず存在したんです。その人たちの弛まぬ努力のおかげで、たとえ高校生でも、たとえ今日入ったばかりのアルバイトにも、たとえ日本語が良く出来ない外国人留学生にも、エラー無く、最短の工数で出来るような仕事になったのです。

こういうのを仕組みというのですが、仕組みのウラにはその仕組みを考えて、練り上げて、形にした人たちがいるんです。実はこういう人たちが、これからの時代は高い年収をゲット出来るんですよ。

これまでも、これからも、ですけど、他者に何かをやらせる人というのは、他者に命じられて何かをやらせられる人に比べてはるかに高いおカネをもらえる上に、はるかに権力もあって、はるかに仕事が面白いということになるんです。つまりハッキリ言っちゃうと、人に何かをやらされているという時点で負け組なんですよ。

屈辱の容認。なぜ中国は北朝鮮をあっさり捨てたのか?

去る4月6日から7日に行われた、米トランプ大統領と中国・習近平国家主席との米中首脳会談。しかしその期間中、米国はシリアへの軍事攻撃を起こし、さらに北朝鮮への攻撃についても示唆。その軍事行動について、中国は事実上「容認」の態度を示しました。この北朝鮮に対する態度の変容は何を意味するのでしょうか? 4月13日に創刊された有料メルマガ『石平の中国深層ニュース』の著者で、中国出身の評論家・石平(せきへい)さんは、中国の実態に迫る新創刊メルマガの創刊号にて、先日の米中首脳会談から透けて見えた習政権の脆弱さと、中国が「米国による北攻撃」を事実上「容認」した背景について分析しています。

米中首脳会談から見た習近平政権の脆弱さと今後の権力構造・その一

今月6日、7日で行われた米中首脳会談で、中国の習近平国家主席はトランプ大統領に対し、「画期的ともいうべき大きな譲歩を余儀なくされた。それはすなわち、米国が行おうとする北朝鮮に対する軍事攻撃に対し、習主席は実質上、それに対する容認の態度を示したことである。

3月配信の私のメルマガのサンプル号は、「米国が本気で北朝鮮に対する軍事攻撃を考える際、一番心配しているのは中国の出方だ」との見方を示したが、米中首脳会談を通じて、トランプ政権はすでにこの心配事を取り除いた模様である。

首脳会談では、北朝鮮問題は大きなテーマとなったことは多くの報道からも確認されているが、ティラーソン米国務長官は会談終了後の記者会見で、「もし、中国が米国と連携できないのなら、米国は独自に進路を決める、と大統領は習氏に伝えた」と語ったことからすれば、トランプ大統領は明確に、北朝鮮に対する単独の軍事攻撃も辞さない決意を習主席に示したと思われる。しかも、トランプ政権はわざと、米中首脳会談開始の日に、両首脳の夕食会の最中にシリアに対する軍事攻撃を実行したが、それもまた、習主席に対する外交的圧力を強く意識したものであろう。

アメリカ側の働きかけに対し、習主席は一体どう反応したのか。会談が終わって2日後の4月9日、ティラーソン米国務長官は実に重大な意味を持つ発言を行なった。米CBS放送のFace The Nationという番組で、北朝鮮問題と米中首脳会談について語った時、彼は次のような言葉を口にした。

「President Xi clearly understands, and I think agrees, that the situation has intensified and has reached a certain level of threat that action has to be taken.」

それを日本語に直訳すればこうなる。

習主席ははっきりと分かっている。しかも同意していると思う。(北朝鮮)情勢はすでに悪化して、行動をとるべき脅威のレベルに達していると」。

ティラーソン米国務長官がここでいう「とるべき行動」とは当然、今までの経済制裁ではなく、軍事攻撃を含めた新たな「行動」を指していると理解すべきであろう。これに対し、習主席は「はっきりとわかっているし、しかも同意していると思う」とティラーソン米国務長官が明言したのである。つまり彼はここで、米国の行うかもしれない軍事攻撃に対し、中国の習主席はすでに容認したと強く示唆したのである。

そして、ティラーソン長官がそう語ったのと同日、米軍の空母打撃群が朝鮮半島に向かって移動し始めたことが確認された。それは、トランプ政権の本気度を示した行動であると同時に、米軍の行う軍事攻撃に対し中国の習近平政権はもはや邪魔してこないことを、トランプ政権側がすでにある程度の確信を得た、との証拠でもあろう。

米「北爆」危機の裏で森友問題に浮上した、今井秘書官という黒幕

緊迫する北朝鮮情勢を理由に、幕引きを図られようとしている観もある森友学園問題。このまま真実が明かされること無く有耶無耶のまま闇に葬られてしまうのでしょうか。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんはそうした動きに異を唱えるとともに、同問題のキーパーソンかもしれないというある男性に注目し、疑惑の真相に迫っています。

今井尚哉総理秘書官が昭恵夫人担当の責任者なのか

シリア北朝鮮情勢の緊迫化で、日本独自の防衛戦略を求める声が強まっている。そんななか、しばしば聞かれるのが「森友問題などを議論している場合ではない」という右派論客の声だ。

だがそこに、総理夫妻への疑惑から目をそらせようという意図がないとはいえまい。森友問題を忘れたら、戦争に巻き込まれる危険性がなくなるのなら話は別である。

政府が防衛に万全をつくすのは当然のことだ。だが、森友問題を単に不埒な教育者がしでかしたことと矮小化し、北朝鮮の脅威を理由に幕を引こうとする動きには賛成しかねる。

教育政策の歪みや、権力の腐敗構造が表面に出てきたという意味で、あだやおろそかにできないのが森友学園の問題なのである。

さてそこで、今回は、一人の重要人物に注目して、同学園への国有地払い下げをめぐる疑惑を見てみたい。

安倍首相の振り付け役といわれる政務担当総理秘書官今井尚哉氏がその人だ。昭恵夫人と総理大臣夫人付職員にばかり目が向きがちだが、彼こそがキーパーソンかもしれないのだ。

「本来、総理夫人の担当は政務担当総理秘書官なんです」。メディアに対し、3月24日の記者会見で、今井秘書官に注目するよう促したのは民進党の江田憲司代表代行だ。

なぜその言葉に重みがあるかというと、江田氏自身が橋本龍太郎内閣における政務担当総理秘書官だったからだ。

首相の秘書官は通常7人いるが、そのうち6人は事務担当。ただ一人の政務担当は「首席秘書官」と呼ばれ、ふつうは、長年にわたり議員秘書として仕えてくれた人物を首相が選任する。

江田氏は例外で、当時の通産省官僚でありながら、橋本首相に呼ばれて首席秘書官になった。

その点では今井氏も同じだ。安倍首相に乞われ経産省から官邸にやってきた。第一次安倍政権で事務担当の秘書官をつとめたさい、その仕事ぶりを安倍首相が見込んだということだろう。第一次政権が突然崩壊したあとも二人は個人的な親交を深めてきた。

経産省から派遣された内閣総理大臣夫人付の常勤職員2名は組織上、内閣総務官室に所属する。したがって、その表向きの上司は総務官である。

総務官は内閣の庶務的な仕事を担っている。内閣総理大臣夫人付も同様かというとそんなことはない

なぜ、昔の人の年金支給額は、現在の年金よりも割がいいのか?

「数年前に亡くなっている高齢家族の年金を不正受給していた」などというニュースが後を絶ちませんが、確かに、高齢者の年金受給額は下の世代に比べると高額なようにも思えます。無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者で年金アドバイザーのhirokiさんによると、これには「経過的加算」や「乗率」というキーワードが大きく関係しているんだとか。hirokiさんが記事内で詳しく紹介するとともに、年金制度の重要性についても記しています。

昔の人の年金額の方がやや有利に計算されている!? それってホント?

今の年金、特に老齢基礎年金は20歳から60歳までの40年間の年金加入記録が無いと満額77万9,300円(平成29年度価額)の老齢基礎年金を貰うことは出来ません。しかし、結構ご高齢の方はそんなに年金加入期間が無いけど満額やそれに近い年金が貰えてるんだけとなぜ? と疑問を持つ方もいらっしゃいます。

それは生年月日によって異なる場合があります。というわけで事例を使ってその理由を見ていきましょう^_^

1.昭和12年4月12日生まれの男性(今は80歳)

この人の年金記録は昭和35(1960)年6月から60歳月の前月である平成9(1997)年3月まで442ヶ月厚生年金とします。その間の平均給与(平均標準報月額)は40万円。

年金は2通りの計算をして、その2つを比べて金額の高いほうを支給しますが高いほうで計算しています。ちょっと計算はザックリにしてます。

老齢厚生年金額→40万円÷1,000×8.54×442ヶ月×0.999=150万8,362円

参考
0.999というのは平成29年度改定率(物価や賃金によって変動する所)。ちなみに昭和13年4月2日以降生まれの人は0.997(前年度は0.998でしたが今年度は物価変動率が0.1%下がったから0.997)。

経過的加算→1,625円(定額単価)×1.327(生年月日により決められた乗率。昭和21年4月2日以降生まれの人は1)×442ヶ月-77万9,300円÷432ヶ月(→この男性の国民年金加入可能年数)×432ヶ月(→国民年金制度が始まった昭和36年4月以降で20歳から60歳までの厚生年金期間432ヶ月)=95万3,118円-77万9,300円=17万3,818円

経過的加算って何?(メルマガ参考記事)

注意
厚生年金額を計算する時はいつも乗率を7.5(または7.125)とか5.769(または5.481)を使っていますが、この男性は8.54です。昭和40年5月にこの乗率は10になったんですが、昭和60年大改正(昭和61年4月施行)の時に20年かけて乗率を下げた(生年月日が昭和元年度から昭和20年度にかけて。生まれた年度が昔ほど乗率が高いって事)。

いきなり乗率を10から7.5に下げると年金額が急に下がるから徐々に下げる経過措置で生まれた年度で乗率が異なっています。昭和21年4月2日以降生まれの人は今の7.5(または7.125)とか5.769(または5.481)を使う。

平成15年3月までの年金記録には7.5(または7.125)で、平成15年4月以降は5.769(または5.481)となる。平成15年4月以降は賞与も年金額計算に含まれるようになったから、平成15年3月までの年金額と平行になるように7.5÷1.3=5.769に下げられました。1.3という数字は賞与による増加分。

また、なぜ20年かけて下げたかというと、本来は厚生年金は約30年ちょっとで現役時代の68%くらいの給付水準を設計されていましたが、時代の移り変わりで雇用の促進につれて加入歴が40年あたりが普通になると、乗率が10のままだと現役時代の83%程になってしまう見通しになったから。

昭和30年あたりはまだ厚生年金被保険者が800万人程度に対して、昭和50年になると2,400万人まで急増した。