白バイ隊員が明かす、違反ドライバーとの間にある「1分間の駆け引き」

メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者・吉田武さんが、現職の交通機動隊員Sさんに生の声を聞く人気シリーズ。今回のテーマは、白バイ隊員が「スピード違反のオマケは不要」と言われた際の対処法について。「スピード違反者もすんなり反省。白バイ隊員が明かす秘密の検挙方法」で紹介したように、違反速度をオマケすることは多々あるようですが、それでも納得しないドライバーも多いとか。そんな時、白バイ隊員のSさんは、どのように対処したのか? その「駆け引き」について伺いました。

スピード違反のオマケは不要!面倒なドライバーとの間にある駆け引きとは?

Sさん速度超過のオマケをすることによって、大抵のドライバーは溜飲下がってスピード違反をゴネずに認めさせる……そんなやり方を実践している警官は結構多いよ」

吉田「Sさんもそうなんですか?」

Sさん「俺もそうだよ。やっぱりスピード違反ってさ、速度を高めて走っている認識をドライバーは抱いているわけだから、呼び止めた後に速度超過のオマケをすることによって違反を認めさせるやり方は警官としてもスマートだと思うんだな」

吉田「なんでスマートなやり方なんですか?」

Sさん警官ってさプライド高いだろ? で、高圧的態度で接した場合、抵抗する者かそうじゃなく恐れおののく者のどちらかになる。俺は基本、高圧的態度に出る場合、逃走した奴だけには容赦しないようにしているんだけど、交通取り締まりでデカい態度に出るなんてナンセンスだと思ってるのよ。国民の税金で生活させてもらっているのが公務員なわけで、凶悪な犯罪者でもない人に高圧的態度ってどうなのかなって常に思ってる。道路交通法違反は微罪だろ? これが事故に発展して過失が高く死亡者が出たとなったら別だけど、例えば一時停止を無視した違反者がいたとする。そのドライバーへ”おい! 何やってんだ! ここは一時停止しなくちゃいけない場所だぞ! 免許証出しなさい!”みたいな上からの態度で接する警官もいるにはいる。こういうのって警察官そのものの評判を落とすだけなんで、俺はできないしそういう態度はしたいと思わない」

吉田「無駄なカロリー使っているだけですね。警官もストレス溜まる職業だからそういう高圧的な態度になってしまうんだと思いますが」

Sさん「そうだね。ストレス溜まるのは間違いないんだけど、それを国民側へ強い態度で当たるのはおかしいこと。警官は唯一、道路交通法違反に対して取り締まりな形で上から目線な態度に切り替えて接することが出来る。その他だと国民へ職務質問程度でしか接することが出来ない。となると、道路交通法違反者へ接する方が自分自身のストレスをぶち当てることも可能なわけで、日常の業務にイライラしている警官なんかは説教しまくったりデカい態度に出たりして検挙するわけ」

吉田「うーん、不愉快な話ですね。自身のストレスを国民へ当てる行為自体がナンセンスですよ」

アベノミクスの腐った果実。日本の空洞化はどうして筋が悪いのか?

近年、先進国の右傾化が問題視されていますが、その原因の一端は「空洞化の進行」と「過度のグローバリズム」にあると考えられています。そして、これらは決して他人事ではなく、日本の「空洞化」も年々深刻化しています。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では、著者でアメリカ在住の作家・冷泉彰彦さんが、「日本の空洞化は筋が悪い」と指摘。このまま放置しておけば、将来的に大変なことが起こると警鐘を鳴らしています。

日本の空洞化はどうして『筋が悪い』のか?

昨年は、英国での「BREXIT」(EU離脱)があり、米国での「トランプ現象」がある中で、先進国における空洞化への反省過度のグローバリズムによる空洞化への批判というのが湧き起こった訳です。

では、日本の場合はどうなのかというと、空洞化の進行というのは米国に負けず劣らずヒドいわけです。ですから、多国籍企業の跋扈を批判したり、あるいはトランプやサンダースのように「保護主義」を主張する部分があるのかというと、それは殆どありません。

例えば、アベノミクスというのは、円安誘導を露骨にやったわけですが、それで何故、株価が高くなるのかというと、徹底的に空洞化が進んだ日本では、海外で売上も利益も出ているので、特に主要な市場である北米でドルが高くなれば、そこで獲得した利益を円に換算して日本の「本社に連結決算すると膨張して見えるわけです。

もっと言えば、トヨタやソニーのように多国籍化した企業の場合は、株価の形成もNYSEでドルで決まるわけで、円安になれば自動的に東京の株価は上がる仕組みです。ですから、80年代までの日本のように、円安になれば輸出産業が儲かるというビジネスモデルでは「もうない」のです。

では、製造の現場などをもう一度日本に差し戻せという「保護主義運動がどうして起きないのかというと、一つには「終身雇用契約のある正社員」という身分の人間は、海外を含めた連結で利益が出れば基本的にメリットがあるわけですから、反対する理由はないということが言えます。

「豊かな社会」の悲惨な末路。なぜ機械化社会は格差を産んだのか?

2016年から続く、トランプ大統領の就任、英国のEU離脱、欧州における極右政党の台頭など、不安定な世界情勢が続いています。Windows95の設計にも携わった世界的エンジニアである中島聡さんは、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』の中で、今のような世界情勢を作り上げた一因に「より豊かになる」ことを目指し過ぎたエンジニア達にもあると持論を展開。「機械化社会」のあり方に疑問を投げかけています。

機械化社会のあり方

米国の大統領選の結果や、英国のEUからの離脱を見てつくづく感じるのは、このままでは世界はますます不安定になって行くという事実です。ソフトウェア・エンジニアの私がなぜそんなことを気にするかと言えば、それは私が過去30年以上に渡って、深く関わってきた情報革命、そして、ようやく黎明期を迎えた AI 革命と深く関わっているからです。

古くは産業革命から始まり、エンジニアたちが作った「機械」は、社会の生産性を上げ、人類を豊かにすることに貢献してきました。しかし、同時に、人から職を奪ってきたことも否定できません。

人々の働く場が、農林水産業から製造業へ、そして製造業からサービス業へとシフトして来た一番の理由は「機械化」でなのです。機械にできることは機械にさせた方が安いし効率も良い、人間は人間にしかできないことをすべき、という話です。

各国のGNPは伸び、ものは安くなり、電気自動車やスマートフォンが身近なものになり、そこだけ見れば、私たちの生活は「豊かになった」と言えます。

しかし、同時に起こっていることは貧富の差の増大です。マシンやコンピュータを作ることのできるエンジニアたち、それを活用したビジネスをグローバルに展開する経営者たち、そんなビジネスに投資をする資産家たちに富が集中し、機械化により職を失ったり、最低賃金でサービス業で働くことを余儀なくされた人たちが貧困生活を送る、という構図が出来てしまったのです。

なぜ尻に火がつくまで行動しない社会人は伸びが期待できないのか

例えば仕事にしても長期休みの宿題にしても、ギリギリまで追い込まれ、まさにお尻に火が着かなければ始めない人っていますよね。ところが…、そんなタイプの社会人は「伸びない」と断言するのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。メルマガに記されたその理由を読めば、今からでも自分の行動パターンを改めたくなりますよ。

誰があなたのケツに火をつけるのか?

お尻に火が着かないと動き出さない人ってたくさんいますよね。一番わかりやすいのは8月30日で、あと2日で学校に行く、でも夏休みの宿題はやっていない、これはヤバい! となったら火が着いたと言えるわけですね。

誰だってこういう感じで火が着けばやれるのよ。この状況でやれない人ってのは、怠惰とかそういう問題じゃなくて「やらないと決めた確信犯ですから。切羽詰まって、これ以上放置していたらヤバい事になるとわかれば誰だって動き始めるんです。

問題なのは、あなたのケツに火を付ける存在が何か? ということなんですよ。

成功出来ない人、出世しない人、ダメダメな人生を送る人というのは、この火の存在を外部に置いている人なんですね。外部というのは自分の外側ということで、自分以外の存在がスタートのきっかけになっている状態を言います。

夏休みの宿題というのは8月31日までに(北海道の方は違うみたいですが)終わらせなきゃならないわけで、その日までに終わっているのであればいつ始めても良いわけですね。ところがやりたくないものだから、ついつい後にずらしてしまい、結局、もうこれ以上延ばしたら絶対に間に合わない! という8月30日まで始めないわけですよ、おバカな学生って(私もそうでしたけどね)。

こういう人は、もしその宿題に締め切りが無かったらどうなるのかというと、やるわけないんです。だって外部に火が存在しないんですから、熱くないわけで、それなら面倒な宿題をやるわけないんですよね。

【しくじり大魔王】アフリカ到着もボッタクりに遭い早くもピンチ!

『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本一周の旅を終え、愛知県まで出向いてうずらの卵で作った極上プリンに舌鼓を打っていたと思ったら、いつの間にか昨年末にアフリカ横断の旅へ出発していました。しかし、エジプトに到着した直後、さっそくボッタクリ被害に遭うという「しくじり」の数々をやらかしていたようで。。。

アフリカに到着した大魔王が、まさかの「しくじり」。エジプトで大金をボッタクられ早くもピンチ !

ガッハッハッハッハ!!大魔王ポルポルだ。

D8AAA663-6AF1-4069-BBB8-B40AC4245C31 copy

新年あけましておめでとうである。去年の暮れに無事にアフリカのエジプトに到着したのだ。早速だが、我輩から新年早々、重大発表があるぞ。それが、これだ。

 

8万円、ぼったくられました

 

IMG_6369

いつものような真っ白の顔と違う顔で申し訳ないのですが、そうです。初の海外旅行でエジプトに来て、滞在2日目で8万円ぼったくられました。

厳密にいうと、8万円ぼったくられて海外保険が効くのか調べているところです。

治安がクソ悪いので、周りからは「白色の顔は絶対にやめろ!!わかったな!」と、忠告を受けたのでエジプトでは「仮の姿」で行動しています。しかし、8万円とられてしまったので、そんな白塗りだろうが何だろうが、正直、ドーデモよくなってます。

今回は新年を迎えたばかりなので、みなさんに知ってほしいことがあります。我輩のしくじりと反省と共に2017年を迎えようと思います。皆さんに知ってほしいこと、それは、

お金は大事にしよう」ということです。

我輩のとられた8万円には、クラウドファンディングで集めたお金も含まれています。なので、この事件は非常に申し訳ないことをしたと反省をしています。8万円はさすがに大きいです。

しかし、8万円とられて分かったこともあります。それは、「命が金で買える場面に直面したら即座に買うこと」。これは、今後、我輩だけでなく皆さんにも起こりうることなので、皆さんにも我輩の「しくじり」を知ってほしいと思います。

大魔王ポルポルの2017年は反省と懺悔から始めます

我輩が、エジプトに降り立ったのは2016年12月27日。首都カイロにある、カイロ空港に着くと、この国はアラビア語圏でした。当然、我輩は英語が分かりません。なのにアラビア語なんて尚更わかりません。

IMG_6333

右も左もわからないまま、カイロを彷徨っていました。エジプトは空港でビザが取れるので、そのビザを取得して入国したのですが、ここで最初のしくじりを犯してしまいます。それがコチラ。

しくじり1:『空港からホテルまで適当にタクシーに乗ってしまった

これはもう自殺行為です。はっきり言ってやめた方いいです。アメリカのドラマ『プリズンブレイク』みたいな世界が待っています。しかし、アラビア語圏で右も左もわからないまま、不用心にもタクシーに乗ってしまったのです。

なぜ、やめた方がいいのかというと、エジプトではタクシーのお金は交渉次第。乗ってる時間が長いほどお金がかかるし、空港からのタクシーだと「こいつはドル札しか持っていない」というのを彼らはわかっているんです。

エジプトでは1ポンド7円。1ドルが115円くらいなので、タクシーに乗って「ワンダラー(1ドル)」と言われれば、ワンダラー払わなくてはいけません。

でも、エジプトのタクシーは80円程度で相当長い距離を移動できます。なのでワンダラーはボッタクってます。

我輩がこのとき言われたのは、「ワンハンドレッドダラー(100ドル)」。つまり、日本円で1万円。

タクシーに乗った瞬間、コレを払わないとどうなるか分かりません。でも、我輩も英語が全くわかってなかったので、20ダラー(2000円くらい)出して、リターンプリーズといいました(リターンプリーズとは、英語が分からないなりの「お釣りをくれ」という意味でした)。

すると、タクシーの人は喜んで、「マイフレンド」と言ってホテルまで案内をしてくれました。

正直に言うと、タクシーの物価に対して、20ダラーも払う必要がないので、彼は喜んだんでしょうね。これが最初のしくじりです。カイロに来てわずか15分でボッタクられました。

さてさて、無事にホテルについて、グッスリ眠り、初海外旅行2日目です。

IMG_6362

2日目はホテルを出て、また違うホテルに移動しようとしていました。「エジプトだし、ピラミッドでも見に行こうかなぁ~」なんて考えていたりもしています。

昨日、タクシーでのぼったくりの反省を生かして、「Uber」というアプリで移動しようとしていました。

「Uber」とは、クレジット決済できる配車アプリです。車もきれいでぼったくられることもありません。次のホテルまで80円程度でした。

そして、またUberで車を呼ぼうとしたら、我輩に「ヘーイ」と話しかけてくる人がいました。これが2回目のしくじりです。

しくじり2:『話しかけてくる怪しい人に答えてしまった

英語だったので分からないのですが、「一緒にピラミッドを観に行こう」と言う人が現れました。でも、僕は1人で見に行きたいわけです。ラクダとかに乗りたいわけでもないです。遠くから

「あー、あれがピラミッドかぁ…へぇ~」ぐらいでいいんです。ピラミッドの中に入りたいわけでもありません。

なので彼に、

「オンリーワン。ゴー。おっけ?」と、一人で行きたいと言いました。しかし、相手は引き下がりません。

エジプト人:「なぜだ?ツアーでいくと便利だぞ。」

魔:「Mousugu、Uber. Go!PIRAMIDO. OK?」(もうすぐUberに乗ってピラミッドに移動する、わかるか?)

エジプト人「Go! Go! Go!」(行こう、行こう、行こう)

魔:「No, I, Only, PIRAMIDO, Walking, OK?」(俺はピラミッドまで一人で歩く!)

エジプト人「Go! Go! Go!」(行こう、行こう、行こう)

魔:「No, I, Go!」(いや、俺は行く)

エジプト人「Go! Go! Go!」(行こう、行こう、行こう)

魔「どんだけGoっていうねん!」

エジプト人「Go! Go! Go!」(行こう、行こう、行こう)

と言って半ば無理やり、我輩はどこかに連れられました。これを『魔族狩り』と名付けることができたら可愛いものですが、我輩は、英語を聞きとるのに疲れて頭が痛いし、ちょっと不機嫌になりつつありました。

しかし、その不機嫌な顔を察知して、我輩に紅茶を出してきたり、絶妙に逃げれない空気を作ります。このとき紅茶に睡眠薬が入ってなかったことが不幸中の幸いです

日本一周中は、襲ってきたゲイから逃げたり、タダ働きさせる変な政治家のおっさんから逃げたりしましたが、このエジプト人は『力とお金』でねじ伏せてくるという感じです。紅茶を嬉々として飲んでいる我輩は、ここで3つ目のしくじりを犯してしまいます。それが、これです。

しくじり3:『逃げれないのでとりあえずピラミッドに行った

あろうことか、我輩はそのおじさんとピラミッドまで行ってしまいました。移動手段はタクシーです。Uberではありません。ここでタクシーに乗らずに逃げてもよかったのですが、それが逃げれないんですよ紅茶がおいしくて…。

タクシーの中では、我輩に声をかけてきたエジプト人と運転手と我輩の3人でした。

そして連れてこられたのが、アメリカのドラマ『プリズンブレイク』のような世界です。地獄以上の恐怖が待っていました。「野犬がたくさんいる村」です。

村の真ん中にラクダとロバがいて、それを取り囲むように家が並んでいます。ピラミッドの観光地のはずなのに観光客はいません。それどころかエジプト人が100人くらいと、我輩という魔族が一人しかいません。

IMG_6368

逃げるルートには、野犬がいます。その先には、『戦場の跡地』のように道路がなくて、ところどころに銃を持った人が立っています。砂ぼこり、拳銃、野犬。まるで戦場カメラマンになった気分でした

そして、逃げようと思っても野犬に噛まれたら一発でアウトです。狂犬病になります。そんな場所で、我輩はいきなりラクダに乗らされました。

そして、ラクダから下りれないようにして、これから我輩をピラミッドまで案内しようとする人がこんなことを言ってきました。

3万円渡せ

日本円でそれぐらいの金額をドルで要求してきました。正直、笑えないです。普通はエジプトの通貨である「ポンド」で言うはずなのに、魔族である我輩をラクダから下りれなくしてから高額請求してくるのです。

仮にラクダから下りても野犬ばかり。後から知ったのですが、正規のピラミッドの入口に野犬はいないそうです。また、観光客もたくさんいるそうです。

我輩の連れてこられた場所は、日本でいうところの「や●ざ」とか「マフィア」の住む歌舞伎町のような場所だったようです。その村の偉い人のスマホがiPhone6でしたから、それでわかりました。エジプトはAppleショップもないしAmazonで買い物もできないので、裏社会のお金持ちなんだと思います。

そんな、いつ殺されてもおかしくない!と、だんだんわかったので、スーッと頭の中が冷めました。そして、ラクダに乗ってピラミッドに行くツアーが始まったわけです。砂漠を放浪とする中、最初に連れてこられたところが、こちら。

誰もいない砂漠地帯

IMG_6414

この誰もいない場所がスゴク切なくなります。ココから先、我輩はどんどん恐怖を知ることになります。ドンドン逃げれない場所に案内されて、お金が減っていきます。それは本当にすごい手口です。

ここから先は来週に続きます。

 

現在ぼったくられているお金:3万6千円くらい

《今週のしくじり反省ポイント》

・エジプトでは知らないエジプト人に声をかけられても無視しろ

・日本人のいる宿に泊まることをオススメする

・ヤバいとなったらお金で解決。そして、逃げる(殺されることを避けるため)

・後になればなるほど逃げられなくなる

・チップを要求されても暴言をたくさん吐けるくらいにならないと、どんどんお金をせびられる(ストレスがたまるので、暴言を日本語で吐いてストレスを発散することをオススメします)

(来週へつづく)

 

※大魔王ポルポルさんへの激励のメッセージはコチラまで!

大魔王ポルポル@ホームレス魔王(Twitter)

大魔王ポルポル(755)

 

●「魔族になれるファンクラブ」(大魔王ポルポルのファンクラブ)

●「ママチャリで日本一周する!大魔王ポルポルの365日の軌跡と征服」シリーズ5巻(第1巻は無料配信中!)

 

『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
≪無料サンプルはこちら≫

EU崩壊?キリスト教が危機に?日本は?ド~なる、2017年の世界

イギリスの国民投票でEU離脱派が「まさか」の勝利、そして当初はイロモノ候補として扱われていたドナルド・トランプ氏が、アメリカ大統領選挙でヒラリー氏を破り、「まさか」の勝利と、2016年は「まさか」な出来事が多い一年でした。さて、新たに迎えた2017年はどんな年になるのでしょうか? 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で世界情勢に詳しい北野幸伯さんが、これまでの流れを振り返りながら占います。

2017年はどうなる?~グローバル化からナショナリズムへ

2017年はどうなるの?」という話をしましょう。

そんなことは、わかりません。わかりませんが、「二つの時流」を理解することで、流れを把握することはできます。今日は、「二つの時流」の一つ目についてお話します。それは、「グローバリズムからナショナリズムへ」です。

グローバリズムの興隆

第2次大戦が終わってから1970年代末まで、西側世界では「ケインズ」が主流でした。皆さんご存知のように、ケインズは、「財政支出を増やすことで、有効需要(消費と投資)を増やす」、それで、「ケインズ=公共事業」というイメージになっています。ルーズベルトのアメリカはケインズで成功した。アメリカで成功したので、(西側)世界に広がったのです。

しかし、アメリカ経済は1970年代、ボロボロになっていた。そこで、1981年大統領に就任したレーガンは、「新自由主義」に舵を切りました。また、イギリス経済も1970年代ボロボロで、IMFから支援を受けていた。1979年首相に就任したサッチャーさんも、同じく「新自由主義」的政策を断行しました。レーガンとサッチャーの政策に関しては、いろいろ議論があります。しかし世界的には、「この二人で、ケインズは廃れ新自由主義が主流になった」といわれています。

90年代になると、世界はさらに大きく変わります。91年12月、ソ連が崩壊した。これで

  • 「民主主義 対 共産党の一党独裁」
  • 「資本主義経済 対 社会主義経済」

という世界的対立構造が壊れた。世界は一つになり、「グローバル化が進みました(当時、欧米エリートの「中国観」は、「資本主義と民主主義に移行している過程の国」だった)。

さらに90年代、「IT革命」が進展し、世界はますます一つになっていきます。

銀河のように広げ続けられる不思議な「無限パズル」って?

あなたにはジグゾーパズルを作り始める時、マイルールがありますか?一箇所を決めて端から始める派ですか、それとも内側からですか。さて、これはパズルに“完成形”がある前提の発想です。しかし、『Nervous System』という異色のデザインスタジオが創り出したパズルには始まりも終わりもありません。一体どんなものなのでしょうか?

見てるだけでワクワクする。無限に形を変えられる銀河系パズル!

giphy (7)-iloveimg-compressed

ピースを何千通りもの方法、つまり無限にはめ続けられるというこのパズル

どうしてこのようなことが可能なのでしょうか。

The Infinite Galaxy Puzzle」は、まさに壮大に広がる“銀河の中心”の絵柄で“クラインの壺(一見存在することが不可能な物体)”の理論で自己交差する3次元空間内の曲面がベースになっているため、ピースに裏も表も関係なく際限なくつなげていけるというのです。

IMGP3628-2_large

IMGP3649-2_large

IMGP3641-2_large

 

動画にあるように、右端にあるピースをクルッとひっくり返すと左側にはまってしまうのです。

どんどん右から左へ形が動いていくようなイメージです。

銀河の画像は一度に全部は見られないですが一方向に徐々に動いていきます。

まさに少しずつ視線を動かしているように感じられませんか。

さっそくはまっている人も!

「ヤバイ、病みつき」

「カッコ良すぎ」

精密レーザーカットされたベニヤ板製の133ピースで$130です。

最小サイズは約20センチ四方のこのパズルには、”スペシャルピース”が3種類含まれています。

それは、宇宙ならではのアイコン「宇宙飛行士・スペースシャトル・衛星」。

遊び心があってクールですよね!

同社は、アート、サイエンスとテクノロジーの融合させたとても創造力に富んだ作品をたくさん生み出しています。

他の作品はこちらの動画をチェックしてみてください。

 

このパズルの詳しい情報はこちらから。

 

Image by:  NERVOUS SYSTEM

Source by:  NERVOUS SYSTEM 

文/桜井彩香

 

クロマグロの惨状を見ていない? 日本の初競りに海外から批判殺到

5日、マグロの初競りが築地市場で行われ、青森県大間産のクロマグロ(212キロ)が7420万円で競り落とされた。日本国内では新春恒例の明るい行事として報道されているが、このままでは絶滅するといわれるクロマグロの保護に、本気で取り組む気のない日本を象徴するニュースだと、海外メディアが冷たい視線を投げかけている。

おめでたいのは日本だけ? クロマグロは激減中

今年の初競りで最高値のクロマグロを競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村で、6年連続となった。7420万円という額は、1億5540万円の史上最高値となった2013年以来の高値で、落札した巨大なマグロを前にポーズを取る木村社長の写真が大きく報じられるのも恒例となった感がある。

海外メディアの報道は、お正月ムードや築地の移転問題などと絡めて伝えた日経、朝日などの国内メディアのものとは対照的だ。フィナンシャル・タイムズ紙は、築地の初競りは商人がその浪費ぶりを示し、競りの主導権を握り、人目を引くチャンスを捕えようとする恒例の行事と解説しつつ、高値が強調するのは、今年の日本経済の見通しに関して広がる楽観論と、乱獲されたクロマグロの高まる希少性だとしている。ガーディアン紙も、「日本やその他の国々による数十年にわたる乱獲で、マグロが絶滅の危機に瀕するなかでの」高値と述べており、初競り自体は参加する飲食店の宣伝活動の一環だと冷やかに見ている。

マグロは絶滅する? もっとも効果的なのは禁漁

非営利非政府組織The Pew Charitable Trustsでマグロ保護活動を指揮するアマンダ・ニクソン氏は、マグロの競りが広く公開され、メディアが報じることで、97%以上が取りつくされてしまったという太平洋クロマグロの惨状が見えなくなりがちだと述べる。同団体のジェイミー・ギボン氏によれば、繁殖の準備が出来ていない3歳未満で捕獲される太平洋クロマグロは全体の95%にもなり、西太平洋で捕獲されるクロマグロの大多数が日本の領海で取られたものだと指摘する。同氏は、日本が国際的なマグロの漁獲量削減の動きを阻止する主要国だと述べている(FT)。

The Pew Charitable Trustsは、昨年7月に太平洋クロマグロの商業的な捕獲を2年間禁止することを提案。これにより乱獲が止まり、管轄するかつお・まぐろ類の地域漁業管理機関(RFMO)が、禁漁期間の間に健全なレベルにまで資源を回復させる策を講じることができると主張した。この提案に賛同するNGOや市民の活動は広がり、資源保護の機運は高まったものの、RFMOである中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の12月の会合では、太平洋クロマグロを保護するための画期的対策は取られなかった。ニクソン氏は、このまま十分な対策が取られなければ、いずれマグロ漁自体が不可能になるとし、日本や他の漁業国が主導して資源保護に動く必要があると述べている。

持続可能な漁業へ。マグロ問題は我々の文化や生存に直結

WCPFCは、30キロ未満のクロマグロの漁獲量を2002年~2004年の漁獲量の平均の半分とすることを2015年に決定しているが、このペースでも将来的には商業的に持続不可能になるとギボン氏は指摘する。また、日本の関係者は、漁獲制限は漁業者への負担が大きすぎると言い続けるが、長期の資源保護より目先の利益が優先されてしまっていると同氏は批判する(ガーディアン紙)。

ニューヨーク・タイムズ紙に意見を寄せた、オレゴン州立大学の海洋生態学者、ジェーン・ルブチェンコ氏と環境保護団体「Nature Conservancy」の理事、マリア・ダマナキ氏は、乱獲で激減していた大西洋クロマグロの個体数が、関係国の努力によって回復してきていることを紹介し、太平洋地域とは対照的だと述べる。太平洋では状況はもっと悪化しているのに、近視眼的な国益のために主要漁業国が責任を担うことをせず、資源回復のための大胆な策を取ることに消極的だ、と辛口だ。

両氏は、海洋環境を壊すことは人間自身の生存への脅威となると指摘。食物連鎖の頂点捕食者であるクロマグロの乱獲は漁業への打撃になるばかりではなく、どのように分相応の生活をして増え続ける人口を養うのか、どうすれば地球上の他の生き物とうまく共存できるのか、どうすれば持続可能な環境を次の世代に残せるのかという、人類へのより大きな問題提起になるとする。

世界のクロマグロの多くは日本で消費されており、日本食人気も手伝って、中国など他国での消費も伸びている。マグロのすしや刺身は、日本が世界に誇る食文化だ。これを守り、次の世代に受け継ぐためにも、我々消費者も食べるだけではなく、マグロの資源管理や保護に関心を持つべきだろう。

(山川真智子)

 

関連記事

記事提供ニュースフィア

この発想はなかった…とあるラーメン屋の“謎オプション”に仰天!

Twitterユーザー・daph(@aa3d)さんが、とあるラーメン屋のお正月限定の“謎オプション”を紹介してくれている。

麺を“◯◯”に変更できるらしいのだが・・・。

 

 

なんと、麺を餅に変更できるという。

これは斜め上過ぎるオプションだ!
 

■反応の声

 

 

 

 

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

記事提供:ViRATES

 

メルマガ『WEEKLY ViRATES』
スマホ時代の週刊誌「ViRATES」の人気記事をまとめて週一回配信中!「ViRATES」の公式メルマガ
<<登録はこちら>>

【いじめ】言い訳は通用しない。遂に裁判所が問題教師に賠償命令

昨年も多くのいじめや教師が絡む学校での事件が明らかとなりましたが、そんな中にあって、ある2件の画期的な判決が下されました。司法が被害児童たちを守ろうとしている証拠でもあるこの判断は、今後、いじめに対する抑止力となってくれるのでしょうか。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』で詳しく紹介されています。

いじめに関してはほとんど処分されていない教職員

昨年は、数々のいじめ事件が大きな社会問題として取り上げられた年でもありました。青森市の中2女子いじめ自殺、青森県東北町の中1いじめ自殺、横浜市での原発いじめ、国立大付属高校でのいじめ重大事態隠蔽事件、教師までが「菌」扱いしていた新潟市での原発いじめなど、次々といじめ事件が報道されました。

その中で先週は、いじめや学校事件に関する2件の画期的な判決が言い渡されました

12月22日に、さいたま地裁川越支部が、約1億4,800万円の賠償を川越市と同級生たちに命じました。これは、埼玉県川越市で2012年、いじめを受けていた当時市立中学2年の男子生徒が、同級生3人から暴行を受けて重体となり意識不明になっている事件です。

報道によると、川越市は、「いじめと認識していなかった」、「男子生徒や母親からいじめを受けたとの報告がなく、いじめを受けていたと認定することは不可能」などと反論していました。しかし、裁判所は、「スクールカウンセラーに相談していた」と指摘、さらに、「少年は、周囲の生徒からいじめによる被害を受けていた」と認定。「周囲の生徒に事情を聞くなどの調査をすれば容易に知り得た」として、「学校の教員は少年の生命や身体に重大な危険が生じることを予見できる可能性があったのに回避するための措置を取らなかった」と結論付けました。「いじめの相談がないからいじめに気付かない」との言い訳は通用しないという裁判所の強い意志が感じられます。

さらに同日、大分地裁では、教師の重過失を認定する判決がありました。大分県立高校の部活中に生徒が死亡した事件で、部活顧問の教師の重過失を認定し、「大分県は教師に対して損害賠償金の二分の一を請求するよう」に命ずる判決を言い渡したのです。

法律では、公立学校での事故やいじめ自殺事件等では、被害者側は、学校を設置した国や都道府県、市町村に対して訴訟すると定められており、直接、事件に関与した教員個人に責任追及することは認められていないのです(注1:国家賠償法1条)。そのため、「なぜ、あの教師がまだ教壇に立っているのか」、「なぜ個人的責任を問えないのか」という不満がくすぶり続けるのです。