コロナ禍だから役立つ。「孫子の兵法」を経営の参考に活かす方法

コロナ禍にあって、多くの経営者が苦戦を強いられています。現在の状況はしばしば戦時下に例えられますが、そんな今だからこそ「兵法書」が役立つのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、経営に役立つ「孫氏」の言葉の数々を取り上げ、丁寧に解説しています。

孫子に学ぶ経営

古来より日本では中国の古典がよく読まれています。特に政治にたずさわる人たちの参考書になってきました。現代では、愛読書としている経営者も多いです。そこで、今回はその古典の中から孫子の言葉を取り上げてみることにしました。

五つの重要項目

「孫子」は、多くの歴史上の人物が参考にしてきた書物です。現代でも、「孫子」を参考にしている経営者が数多くいます。そこで、このコロナ禍で社会や企業が揺らいでいる今、孫子の言葉を経営の参考にしてみてはいかがでしょう。いくつかの言葉を拾ってみます。

まず最初にあげる言葉は、

一に曰(いわ)く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法
(始計篇 第一)

戦いに勝つには、五つの重要項目がある。それが道(理念)、天(自然環境)、地(立地条件)、将(リーダー)、法(システム)である、という意味です。

この言葉は、経営の重要な要素を表していると言っていいでしょう。

特に一番重要なのが「道」とあります。孫子によれば、「道」とは「民をして意を上と同じくさせるもの」です。つまり、会社のすすむべき方向を社員と一致させることが「道」だと言っています。つまり、これは「理念」のことです。「道」を一番に持ってくる孫子は凄いと思いませんか。だから、経営者には腹に落ちる書物なのです。

「道」の次には、「天」や「地」といった環境条件があげられています。経営においても外部環境を有利に活用することは、重要なことです。その次は「将」。経営者やリーダーですね。この能力しだいで、戦いに勝つことも負けることもあります。そして、この五つの中には「兵」つまり「社員」は出てきません。あくまでも、会社は経営者次第だと言っています。厳しいですね。

最後にあがっているのが「法」。これは「法律」のことではありません。組織やルールやシステムなど、管理のことを言っています。つまり、経営管理のことですね。さらに、この言葉の前には「計るに五事をもってし、これを校(くら)ぶるに計をもってし、その情をもとむ」とあります。つまり、経営計画を立てるときには、この五つのことを重視し、しっかりと情報分析せよ、ということです。まずは、この五つが大事なことを押さえておきましょう。

孫子とSWOT分析

次に紹介する言葉は、

彼を知りて己を知れば勝、すなわち殆(あや)うからず。
天を知りて地を知れば勝、すなわち全(まっと)うすべし。
(地形篇 第一)

孫子の中で最も有名な言葉に、

彼を知りて己を知れば、百戦するも殆うからす
(謀攻篇第三)

があります。しかし、地形篇の言葉では「彼」と「己」のことだけでなく、「天」と「地」を知ることが重要だと言っているのです。「天」と「地」は、最初にあげた「五事」のことです。

実はこの言葉が意味することは、現代の経営で言えば、「SWOT分析」に当たります。つまり、自社を取り巻く世の中の変化や競合相手、顧客の分析をし、そこにおけるチャンスやリスクを明らかにすると同時に自社の強みや弱みを明らかにするのがSWOT分析です。まさに孫子はSWOT分析の重要性を説いています。2,500年前にこのようなことが言われていたとは驚きです。

孫子では、こうした根本的な言葉と共に、具体的な内容も数多く出てきます。元来は戦略の書物ですから、戦略に関する言葉も拾ってみましょう。

凡(およ)そ戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ
(兵勢篇第五)

まずは正攻法で相手に当たり、その後で意表をつく戦法を組み合わせて戦えば勝てる、ということです。最初は定石どおりに戦え、ということでしょう。もちろん、定石を知っていることが必要です。

「奇」というのは、相手の弱点をついたり、相手の関心のない分野に進出したり、今まで行われていない方法で攻めるといったことです。これもSWOT分析で世の中の流れを見ることで、「奇」が見えてきます。

業績不振のどん底エステーを「消臭ポット」で救った破天荒秘話

ユニークな商品名やCMで消費者の心を掴んで離さないエステー。しかし同社は一時期、深刻な業績不振に陥っていました。そんなエステーを立て直したのが、現在会長を務める鈴木喬氏。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では鈴木氏本人が、いかにして窮状を脱したかを語っています。

エステー会長が明かす「消臭力」誕生秘話

業績不振に陥っていたエステーを立て直し、今日の発展の基礎を築いた会長の鈴木喬氏。CMでもお馴染みの「消臭力」などのヒット商品はどのようにして生まれたのでしょうか。破天荒だったというご自身の歩みを交えて語っていただいた誕生秘話の一部をご紹介します。


兄に請われる形でエステーに入社したのは1985年、51歳の時だった。エステーでも自己流のスタイルを押し通したため、反対者は多かった。しかし、バブル崩壊後の業績不振を立て直すためには、あの“とんでもない奴”に任せるしかないと社内の意見がまとまり、63歳で社長になった。

以降、有無を言わせず、会社に大きくメスを入れてきた。役員を半減させた他、860種あった商品を280に絞り、工場も2ヶ所閉鎖するなど、筋肉質の会社にするため、思い切った決断をした。生き残りをかけて、年間60種出していた新商品を一つに絞り込み、経営資源を一点集中させた。そうして誕生したのが「消臭ポット」である。

当初反対意見ばかりで、誰もが1千万個という年間販売目標を信じなかったが、一点集中という戦略が時代に合致し見事達成。異例の大ヒットとなって、会社は窮状を脱した。

その後発売した「消臭力」、特に冷蔵庫の脱臭剤「脱臭炭」やお米の虫よけ「米唐番」といった新商品はおかげさまで現在8割のシェアを占めている。最後発で市場に参入したエステーがそれを成し遂げられたのは、選択と集中ができていたからだろう。経営者の仕事とは、畢竟「決断」だ。加えて大切なのは「運と勘と度胸」、ドシッと肚を据えること。ちょっと図太いほうが、何事もうまくいく。

ひと昔前には「盲蛇に怖じず」と言ったように、無知ゆえに恐れを知らず、常識に囚われることなく突き進むことができた。いろんな修羅場を潜り抜けた経験があれば、勘も度胸も磨かれる。

とにかく僕がいつも言うのは、最悪の場合を考えろということだ。仕事に失敗したからといって、命までは取られない。会社に勤めていたら、命どころか給料がなくなる心配もない。そう思えば、気楽なものだ。失敗したって首の皮一枚で繋がる。いけしゃあしゃあと厚かましく生きればいい。

※ 『致知』2月号「20代をどう生きるか」より


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トランプ唯一の遺産。バイデン新大統領は「反中」を引き継げるのか

米現地時間1月20日に任期満了を迎えるトランプ大統領。世界中に様々な混乱をもたらしたことは事実ですが、その対中政策については評価されるべきという声もあります。今回の無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では株式会社オンザボード代表の和田憲治さんが、トランプ政権の要人たちが示してきた中国に対する危惧や懸念を改めて紹介しています。

盗みと嘘が平気な文化

和田です。

マイク・ペンス米国副大統領は、2018年に保守系シンクタンクのハドソン研究所で、事実上宣戦布告ともとれる演説を行いました。

改めて、注目すべきポイントは以下です。

  1. 中国がアメリカから強制技術移転や知財窃盗を繰り返してきたこと
  2. 中国の国有企業への補助金などの不当な政策で無尽蔵に国策で関与する中国企業に対抗するなら、米国企業が公平なビジネス競争ができないと指摘
  3. 中国は政府一体で政治・経済・軍事力やプロパガンダを用いて米国に影響を及ぼし、米国の政策・政治に影響力を行使している

米国の歴代政権は中国の行動を見過ごし、ほぼ加担している…と言っても過言ではない状況でした。

しかし、ペンス副大統領は「そのような(中国を野放しにする)時代は終わった」と述べ、それらに対して毅然と対応していくと主張しました。経済・軍事・外交などの各分野で中国を全面的に批判したのです。

中国には、国外にいる中国人を動かせる「国防動員法」という法律がありますが、これにより、どんなに倫理性の高い中国人であっても、本国である中国からのコントロールによって急に情報や技術の窃盗などのスパイ行為を始める可能性があるわけです。

日本など、各自の居住国の法律より、中国本土の法律のほうを優先させるということですから、これは非常に危険です。

なので、2018年の「ペンス演説」の結論は「中国はアメリカから知的財産を盗みまくったしそれを止めろ言っても止めない。ならば、その元凶である中国共産党を潰さないといけない」となったわけです。

その後、ペンス副大統領は、2019年にもワシントンの政府系シンクタンクで演説を行い自国企業が中国側の報復を恐れ忖度することで自由競争が損なわれていることなどを加えました。

加えて、マイク・ポンペオ国務長官が2020年に、カリフォルニア州のニクソン大統領記念図書館にて「共産主義の中国と自由世界の未来」と題した演説を行いました。

「私たちが共産主義の中国を変えなければ、彼らが私たちを変える」
「習近平氏は全体主義イデオロギーの信奉者」
「もはや米中両国の根本的な政治的、イデオロギー上の違いを無視できない」

そして、「もはや(中国を)普通の国として扱うことはできない」とまで言い切りました。中国の国家主席を名指しで批判したのですこれでは、米中両国が友好国家に戻るようなことはもはやことはないだろう…と言わざるを得ません。

1970年代の米中国交正常化を主導したリチャード・ニクソン元大統領が晩年抱いた「我々は中国というフランケンシュタインを造ってしまったのかもしれない」という危惧が現実のものとなりました。

NHK「受信料値下げ」の大嘘。改正案に盛り込まれた逃げ道と罰則

NHKが集めた受信料の「繰越剰余金」(一般企業で言う「内部留保」)を活用する内容を含む法案が、2月下旬にも通常国会に提出されるようです。しかし、その剰余金に関する新制度には「不当に支払いを逃れる人に割増金を課す制度」が含まれており、受信料を拒否している人に大きな影響があると指摘するのは、メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』の著者でジャーナリストの内田誠さん。内田さんは読売新聞が掲載した小さな記事をきっかけに、ここ1年でNHK「繰越剰余金」について書かれた記事を検索・分析し、NHKの腐った組織体質も炙り出しています。

NHK受信料の「繰越剰余金」について新聞はどう報じてきたか?

きょうは《読売》です。

2面に、NHKの繰越剰余金についての小さい記事が見つかりました。「繰越剰余金」で《読売》のこの1年の紙面掲載記事を拾うと、9件ありました。

ということで、きょうは「繰越剰余金」です。まずは2面記事の見出しから。

NHK剰余金 活用制度新設
総務省報告書 受信料下げ原資に

総務省の有識者会議「公共放送の在り方に関する検討分科会」がまとめたNHK改革に関する報告書が公表された。

受信料引き下げに、一般企業の「内部留保」にあたる「繰越剰余金」を活用する新制度導入が改革の柱で、政府はこの点を中心にした放送法改正案を2月下旬にも通常国会に提出する。剰余金が一定水準を超える場合、値下げの原資として積み立てる新制度を提示。積立金が積み上がっても値下げをしない場合には、国民への説明責任を果たすよう求めるとした。

併せて、テレビを設置しながら受信契約を結ばず、「不当に支払いを逃れる人に割増金を課す制度」の導入も盛り込んだ。

●uttiiの眼

繰越剰余金はNHK問題の焦点の1つ。20年度末で残高は1450億円になると見込まれている。これを値下げ原資の会計に一定の算式に従って移管していき、ある水準を超えたところで半自動的に受信料を値下げするという仕掛けを作ろうということのようだ。しかし、「積立金が蓄積されているにもかかわらず、受信料の引下げを実施しない場合には、国民・視聴者に対してその理由について説明責任を果たすべきである」という逃げ道も作られている。これでは、本当に値下げが実現するのか、分からない。

「不当に支払いを逃れる人に割増金を課す制度」が作られれば、受信料払いを拒否している人に対するプレッシャーは一段と強まることになるだろう。

竹内涼真「ウーバーに激ギレ」で暴かれた本性。素行不良&新ドラマ爆死で芸能界から消滅も?

今月17日からスタートしたドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)に主演している、俳優の竹内涼真(27)。2020年のCM出稿本数は10社で、ベスト5までを独占した嵐のメンバーに次ぐ男性タレント6位。絶好調に見える竹内だが、その一方で次々と“素行不良”が明らかとなり、芸能界から干されかねないピンチを迎えている。

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「ウーバーの野郎」届いたホットドックを見て激ギレ

竹内は19日、ドラマ撮影中の合間にインスタライブを行った。手や顔に血糊をつけながらトークをしていたところにウーバーイーツが到着。ホットドッグを頼んでいたようで、嬉しそうに商品を出そうとすると、そこに悲劇が待っていた。

「ちょっと待てよ…」

楽しみに待っていたホットドッグはぐちゃぐちゃ。想像していたものとは違うホットドッグの姿に、竹内は思わず本音をこぼす。

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「これ絶対コケただろ。ふざけんなよ。本当にすごいんだけど。ホットドッグに見えない」「ベチョベチョじゃねーか」「どうやって持ってきたんだよ」と激ギレ。

崩れてしまっていたホットドッグを見て怒りをあらわにした。

「ウーバーの野郎…」と語気を強めるものの、インスタライブだったことを思い出したのか、「絶対にウーバーの人、途中ゾンビに追っかけられただろ」と冗談めかして取りつくろった。

ホットドッグの姿を残念がりながらも食べ進め、「味はうまい。命がけで持ってきてくれたんだな」「ありがとうウーバー」とフォローを入れたものの、思わず出てしまった本性を多くの人たちに晒してしまった竹内。

届いた商品がぐちゃぐちゃであれば怒るのは仕方ない。しかし、そこは芸能人。ましてやインスタライブ中。竹内には大人の対応が必要だったと言えるだろう。

ドラマ『君と世界が終わる日に』の初回放送の視聴率が8.4%と爆死状態。

生き血を求めて人間を食らうゾンビたちがはびこる終末世界を舞台にした、サバイバルラブストーリーだが、視聴者からは「ゾンビのクオリティーが低すぎる」「色んなゾンビものをパクっただけのドラマ」「コントかよ」「ストーリーがひどい」「もう次は見ない」と酷評が相次いだ。

もしかしたら、初回視聴率が低すぎて、竹内の機嫌が悪かったところに、ぐちゃぐちゃホットドッグが届いてしまったのかもしれない。

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女性トラブルが多い竹内涼真の“ゲス”っぷり

ドラマにCMにと活躍する竹内だが、その一方で素行不良が次々と明らかになっている。

中でも竹内のイメージをガタ落ちさせてしまったのが女性問題。恋人を“ポイ捨て”した事実が明らかとなり、多くの女性ファンが離れてしまったのだ。

かつて東京ヴェルディのユースチームに所属していた竹内は、身長185センチとモデル顔負けのスタイル。当然ながら女性からはかなりモテる。

2018年12月に報じられたのが、転職サイト『ビズリーチ』のCMで話題となった女優の吉谷彩子(29)。竹内より2歳年上だが、TBS系ドラマ『陸王』での共演をきっかけに交際を始めた。

竹内と吉谷は約3年にわたって交際したものの、昨年4月に破局。ただ別れただけなら批判を受けることはなかったが、「竹内が一方的に吉谷に別れを告げ、自宅マンションから彼女を追い出した」とFRIDAYに報じられてしまう(その後、竹内が返金した模様)。

しかも、吉谷が立て替えていたという100万円の生活費も竹内が返金していないという金銭トラブルも発覚。竹内の“ゲス”な一面ばかりがクローズアップされてしまった。

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吉谷を追い出した後、竹内は身長171センチ、股下85cmのスレンダー美人女優の三吉彩花(24)との交際をスタート。関係は現在も続いているとみられる。

ちなみに、1月から放送されている新しい『ビズリーチ』のCMは、皮肉にも“ゾンビもの”。大量のゾンビが迫り来るサバイバルの世界で、吉谷が力強く立ち上がるという内容だ。ただの偶然かもしれないが、自分をポイ捨てした竹内涼真への“当てつけ”に思えてならない。

河野大臣がNHKの“デタラメ”ワクチン報道に抗議!? マイナンバーひも付け案も浮上し接種のゆくえ混沌

政府は一般の国民に対する新型コロナウイルスのワクチンについて、先行接種の対象以外の人は早ければ5月からの接種を目指す方針を固めた。読売新聞などが報じた。ワクチン接種をめぐっては、平井卓也デジタル改革担当相が「マイナンバーとひも付けておけば、間違いが起きない」と発言。一方、ワクチン接種担当となった河野太郎行革担当相がNHKが報じたスケジュールを否定するなど、混乱も起きている。

河野大臣がNHKのワクチン接種スケジュールを否定

河野氏が担当大臣に任命され、いよいよ動き出した新型コロナウイルスのワクチン接種。できるだけ早い時期の接種開始が望まれる中、河野氏は「国民が安全で有効なワクチンを一人でも多く、一日でも早く接種できるよう全力を尽くす」と語っている。

そんな河野氏が20日午前7時過ぎに投稿した自身のツイッターの中で、「うあー、NHK、勝手にワクチン接種のスケジュールを作らないでくれ。デタラメだぞ。」とコメントし、NHKが報じたスケジュールの誤りを指摘した。

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NHKは厚生労働省が作成した新型コロナワクチン接種のスケジュールをもとに報じたとみられ、

  • 【2月下旬めど】 1万人の医療従事者
  • 【3月中旬めど】 300万人の医療従事者
  • 【3月下旬めど】 高齢者
  • 【4月以降~】  基礎疾患のある人を優先して順次

というスケジュールになっていた。

河野氏のツイッターを受け、立憲民主党の原口一博氏は「厚労省で進めてきたスケジュールではないの? 誰の説明を信じて計画を練ればいいのか?」と反応。

厚生労働省の資料によると、「新型コロナワクチンの接種体制の構築(スケジュールのイメージ)」と書かれており、NHKが報じたスケジュールで確定したわけではないとみられる。

いずれにせよ、早期のワクチン接種を目指していることから関係省庁で混乱が生じているようだ。

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平井大臣「ワクチン接種はマイナンバーとひも付けを」

一方、平井卓也デジタル改革担当相は19日、閣議後の記者会見で「マイナンバーとひも付けておけば、間違いが起きない」と発言。

2回目の接種の際に引っ越しなどで住所が変わっても把握がスムーズだと指摘し、「今回使わなくていつ使うんだと私自身思っている。使わないのははっきり言って不作為だ」と強く主張した。朝日新聞などが報じた。

国はワクチン接種は全額国費で接種できるようにする方針で、公的医療保険の健康保険証が使われることはない。そのため、実際に接種を行う現場で混乱が起きることなどが予想される。

マイナンバーは個人を特定する唯一の番号で、それにワクチンをひも付ければ余計な問題や間違いが減るということが平井氏の考えだ。

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平井氏は河野氏に全力で協力するとした上で、このマイナンバーひも付け案を提言することを明かし、内閣官房IT総合戦略室などの職員を河野氏の下に派遣することも検討するとした。

「破壊」と「繁栄」の30年周期。渋沢栄一の子孫が説く、これからの日本の姿

昨年11月、菅義偉首相は2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル」の実現を国際公約しました。しかし、この理想からはるか遠いところにある現在の日本社会。この30年の間で私たちに何が必要で、どんな社会変化が訪れるのでしょうか?日本の資本主義の父・渋沢栄一の子孫で、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さんは、人間と社会の世代交代が重要なカギを握ると解説します。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

デジタル・トランスフォーメーションで世界が変わる

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 

日本には明治維新以降繰り返してきた「30年の破壊」と「30年の繁栄」という周期性があり、現在は新しい時代に入り始めていると思っています。史上最大級のパンデミックはいずれ終息します。その時日本はどのように生まれ変わっているのか。 

菅政権が成長戦略として打ち上げたDX(デジタル・トランスフォーメーション)および「2050年カーボン・ニュートラル宣言」が社会にどう浸透するかが新しい時代の試金石となるでしょう。 

DXの本質は、実は「デジタル化」そのものではありません。情報をデジタル化すること(D)とともに、それを活用するマインドセット(X)と一体となることが重要です。仮に情報がデジタル化されていても、既得権益がその活用を阻んで抵抗するようでは、DXが日本の新しい時代を切り開くことはできません。 

そういう意味では、私たちが期待すべきDXとは実は「デジタル・トランスフォーメーション」ではなく、「デモグラフィック・トランスフォーメーション」かもしれません。 

2020年以降の日本の人口動態推計によると、全国で世代交代が日本社会が今まで体験したことない速度と規模で進みます。実は、このように社会の新陳代謝が著しく高まることが、これからの「繁栄の時代」のドライバーとなる可能性を示唆しています。 

日本を新しい時代へとトランスフォーメーションさせる主役は、まさに「デジタル・ネイティブ」と言われている若手です。カーボン・ニュートラルが目標とされている2050年に、現在の30代は60代になっています。20代は50代、10代は40代です。この世代が、日本の今後30年間における社会の主役であることは明らかです。 

これからの日本の少子高齢化社会において彼らは少数であるからこそ、自分たちの新しい時代の価値観に基づく創造力を活かして、のびのびと仕事ができるという逆の発想の側面もあるはずです。 

私は今年還暦を迎えますが、まだこれから30年間は働くつもりです。日本が今後の30年に再び「繁栄の時代」を築くためには、健康で意欲的に働いている高齢者層の存在が不可欠です。しかし、過去の日本社会の「繁栄」を体験している我々世代は、時代のトランスフォーメーションの抵抗勢力となってはならない。 

むしろ今までの時代の成功体験の本質的な意味を、次世代の成功体験へとつなげる「トランスレーション」の役割があります。 

企業の存在意義は「利益の最大化」だという、これまでの成功体験の延長上線では、「脱炭素」は企業にとっての費用にほかなりません。しかし現在は、企業の存在意義とは「価値の最大化」へと思考が進化している過程だと思います。その「価値」とは、単年度の短期的な価値のみに囚われることなく、世代を超える持続可能なウェルビーイングな価値創造でありましょう。 

「脱炭素社会は世代間闘争」という声も聞こえてきます。しかし、脱炭素社会とは「か」ではなく、「と」の関係であることが本質です。世代間の体験、智恵、意欲を合わせなければ、新しい価値の成長を築くことはできません。 

凋落トヨタの時代錯誤。ソフトウェア重視のテスラに絶対勝てぬ訳

今やあらゆるシーンで逆転した、ハードウェアとソフトウェアの価値。その流れは自動車業界においても例外ではありません。長らく日本の基幹産業とされてきた自動車製造業は、この先世界で存在感を示し続けていくことはできるのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では著者で「Windows 95を設計した日本人」として知られ、新世代プレゼンツール『mmhmm(ンーフー)』の開発にも参加している世界的エンジニアの中島聡さんが、ソフトウェアを軽視してきたトヨタの現状を分析するとともに、その明るくない未来を占っています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

ソフトウェアに飲み込まれる自動車業界

このメルマガでも何度か引用していますが、Marc Andreessenが2011年に書いた「Why Software Is Eating the World」という文章は、10年後の今の世の中で起こっていることを理解する上でとても役に立つので、まだ読んだことのない人は、是非とも読んでいただきたいと思います。

自動車業界がまさにその典型的な例で、勝負がハードウェアからソフトウェアに移りつつある中で、ハードウェア重視で長年ビジネスをしてきた既存の自動車メーカーが、ソフトウェアのDNAを持つテスラや中国のEVメーカーとまともに戦えない状況になりつつあるのです。

私がこんなことを書くと、「トヨタ自動車が電気自動車を作ろうと思えばいつでも作れる」「電気自動車の市場が十分に大きくなってから進出しても十分に間に合う」と指摘をする人がいますが、それは大きな間違いです。

電気自動車の時代になると、「ソフトウェアで差別化すること」がものすごく重要になります。私が3年以上前に購入したテスラのModel Xは、頻繁なソフトウェア・アップデートにより、いまだに進化を続けていますが、こんな素晴らしい経験をトヨタ自動車が提供することは、カルチャー面でも、ビジネスモデル面でも無理なのです。

トヨタ自動車としては、4年ごとの大幅なモデルチェンジにより、旧モデルを陳腐化させて買い替え需要を掘り起こすことがなによりも重要で、一度売ってしまった自動車をソフトウェア・アップデートにより進化させるインセンティブなどこれっぽっちもないのです。

さらに、ハードウェア重視の企業カルチャーから考えると、テスラのようにソフトウェアを毎月のようにアップデートするなど、社内プロセスがそれを許さないのです。特に新しく追加した機能のために不具合が生じたりすれば、担当者のクビが飛ぶような「失敗を許さないカルチャー」の中で、リスクを追って機能追加をしようなどという人は現れないのです。

自動車業界にとってのソフトウェアの重要性に関しては、最近 Automotive News Europe が公開した「Nvidia CEO says software will soon define the car, drive profit」というインタビュー記事が素晴らしいので、自動車業界に少しでも関わりがある人は、是非とも全文を丁寧に読んでいただきたいと思います。

特に重要な点は、将来の自動車メーカーは、ハードウェアはコストで販売し、ソフトで年間5,000ドルの売り上げをあげるようなビジネスになる、という指摘です。

テスラは近いうちにModel 2というModel 3をさらに大衆化した電気自動車を中国発で販売すると噂されていますが、その時代になると、自動車の販売からはほとんど利益を上げず、自動運転機能をサブスクリプション・サービスで提供することにより利益を上げる会社に変わると私は見ています。

NvidiaのCEOが指摘するように、年間5,000ドルという価格が適切かどうかは不明ですが、そんな自動車を100万台市場に持っているだけで、年間$5 billionの祖利益(流通コストはほぼゼロなので、売り上げのほぼ100%の祖利益になります)を上げられる計算になります。

自動車業界のデジタル・トランスフォーメーションとは、まさにこのことを示すのですが、残念ながらトヨタ自動車はいまだにソフトウェアは「仕様書だけ書いて外注に丸投げするゼネコン方式」で開発しており、どう考えてもテスラとは勝負出来ないし、万が一アップルまでもが自動車業界に参入してくれば、その時点でゲームオーバーになるように私には見えます。

 

アリババ創業者マー氏の失踪に見えた中国崩壊。四千年の歴史は繰り返す

現地時間の1月20日、いよいよ誕生するジョー・バイデン第46代アメリカ大統領。バイデン氏は、この4年間で大きく変化してしまった米中関係を改善することができるのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、「そう簡単に4年前には戻せない」とし、その理由が「中国国内で噴出してきた課題」にあると指摘。さらに、このような中国に対して日米両国はどう振る舞うべきかについて考察しています。

バイデン新政権と日米中関係

いよいよバイデン新政権が発足します。日本にとって一番の関心事は、米中関係がどうなるかです。それはそのまま日米中の三国関係がどうなるかという問題に直結するからです。

表面的には、オバマ時代、あるいはその前のブッシュ時代のような「大人の関係」つまり、経済はウィンウィン、軍事外交は均衡、人権は建前論というような一種の「ジャンル別には対立しつつ、全体ではバランス」という米中関係が模索されると思います。

ですが、そう簡単には4年前には戻せないわけです。それは、トランプが「ぶっ壊した」からではありません。中国が強くなって米国が弱くなったからでもないと思います。

そうではなくて、中国に色々と課題がでてきた、これが問題です。

まず、習近平の指導力ですが、2012年に最高指導者になり、権力集中を強めているように見えます。冷静に見れば、2008年のバブル崩壊から手を付けていたゾンビ企業の整理、過剰生産設備の淘汰、そしてこうした既得権にからむ汚職体質などと戦うためには、どうしても権力集中が必要ということなのでしょう。

ですが、その成果が見えなければ権力は消費される一方です。権力が消費されて行くと、これを強権的にして補完しなくてはなりません。これを繰り返してゆくと、人心が離れ、周囲は茶坊主ばかりとなって王朝は衰退します。考えてみれば、中国4,000年の歴史というのは、そうした興亡の反復に過ぎません。

そう考えてみると、香港やウイグルでの措置というのは、政権の強さを示すものではなく、反対に弱さを浮き彫りにしているように見えます。こうした乱暴なことをやっていると、その先には台湾も、そして本土もソフトランディングを難しくするのです。

一連の問題の中で、非常に気になるのがアリババ創業者の馬雲氏の失踪です。日本史のたとえで言えば、馬雲という人は、田沼意次かもしれません。少なくとも失踪の経緯からはそう見えます。ですが、そうではなくて千利休かもしれないのです。

トラブルの原因は、アリペイ上場が阻止された際に放った政府批判だというのですが、そもそもアリペイへの妨害にしても「大きくなりすぎ、強くなり過ぎたものは潰す」という愚かな判断、つまり国の経済よりも政権の強権維持という判断があったと考えられるからです。経済は生き物です。そのような市場、そのような統制の中では、やがて有能な企業になればなるほど、脱中国を検討するようになるでしょう。

今さら聞けない年金の被保険者3つのタイプ。保険料や条件の違いは?

日本人であれば20歳になると必ず加入する年金。これには3つの被保険者タイプがありますが、自分がどれに属しているのかご存知の方はどれぐらいいるのでしょうか。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、 年金の被保険者の種類と違いについて、基本のキを解説しています。

年金の被保険者になるのはこういう人達(年金の被保険者の復習)

今日は、年金の被保険者というものについてザっと復習しましょう。3タイプの被保険者が居ますので、これらがどういう人なのかというのを頭に入れておく必要があります。

この3タイプの年金被保険者の用語は必ず覚えておいてほしいと思います。キーワードは国民年金第1号被保険者、国民年金第2号被保険者、国民年金第3号被保険者です。

1月は成人式の月ではありますが、20歳になるとなんとなく大人になったんだなあという感じがしますよね^^晴れ晴れしい事です。さて、そんな大人の年齢に到達したら何が起こるのかというと、年金の被保険者になります。

毎月年金の保険料を支払う義務が発生します。国民年金保険料は翌月末までが期限となります。たとえば、3月20日に20歳になる人は、その3月分の保険料を4月末までに支払います。4月の保険料は5月末となります。

え?年金なんて加入したくないから保険料支払いたくないよ!と思う方も多いでしょうけど…20歳になると強制的に国民年金の被保険者になります^^;個人の選択で加入するしないは決める事が出来ないのです。

まず、必ず国民年金の被保険者になるのが20歳から60歳までの40年間です。月数で言ったら480ヵ月ですね。480ヶ月も強制で加入し、保険料も支払い続けます。なお、40年のうち最低でも10年の年金期間(受給資格期間という)があれば65歳から老齢の年金を貰う事が出来ます。

60歳までは強制加入ですが、保険料を過去に未納にしたとかで480ヵ月足りない場合は60歳以降65歳までの最大5年間は国民年金に任意で加入して、国民年金第1号被保険者になる事が出来ます。任意加入は主に将来の年金額を増やしたい人向けですね。