行列のできる教習所。なぜ全国から島根まで免許を取りにいくのか

少子化や車離れなどの影響で経営環境の悪化が指摘される自動車教習所市場ですが、島根県にある全国から若者が集まる教習所「Mランド益田校」が話題となっています。なぜ一地方の教習所が人気となっているのでしょうか。MBAホルダーの青山烈士さんが自身の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』で、その戦略・戦術を分析しています。

何を提供する場所なのか

今号は、全国各地から入校者が集まる人気の教習所を分析します。

● 株式会社コガワ計画が展開している島根県益田市にある自動車運転免許教習所「Mランド益田校

戦略ショートストーリー

免許の取得という機会を自分の成長に活かしたい方をターゲットに「ゲスト主義」に支えられた「貴重な体験ができる」、「リフレッシュスポットが充実」等の強みで差別化しています。

他の教習所にはないMランドならではのお楽しみイベントやボランティアお茶などの各種体験を提供することで、ゲスト(教習生)からの支持を得ています。

■分析のポイント

顧客にトイレ掃除をしてもらう企業は、世界中を探しても見つけるのは困難でしょう。しかも、イヤイヤではなく、顧客が進んで自らやりたいと希望する人気コンテンツになっていることは、すごいとしか言いようがないです。

何が起きているかというと、トイレ掃除を価値顧客にとってのうれしさに変換しているのです。「ココロ磨かれる 森の中の教習所」とパンフレットに記載がありますが、まさにトイレ掃除をとおしてココロが磨かれるのでしょう。

ココロが磨かれることでココロの持ち方も変わっていきます。これにより、教習生自身に成長が感じられるわけです。これが「Mランドマジック」と呼ばれる教習生が2週間で大きく変わる要因と考えられます。

当たり前ですが、教習所に行く目的は、免許をとることです。教習所は、教習生に免許をとれるようにする場所ですから、教習所と名がついていれば、どこにいってもほとんどの方が、目的を達成するはずです。

そういった中で免許を取る以外の目的を設定したのが、「Mランド益田校」です。その目的の一つが、「自己成長」です。「自己成長」につながる体験が、トイレ掃除や茶の湯などになります。

多くの方にとって、「自己成長」のために、教習所に行くという発想はなかなか無いと思いますが、合宿というのは、成長する場と捉えやすいので、親和性も高いと思いますし、差別化にもつながっています。

ハード面を充実させたり、イベントなどのコンテンツに力を入れることも大切ですが、それ以上に、主目的以外で主目的と親和性の高い目的を設定することの重要性を示した好事例だと思います。

毎年6,000人以上の卒業生のうち80%の方が口コミで入ってきているということですが、「Mランド」に通い、「Mランド」で経験したことが、自己の成長につながり、その後の人生に役に立ったと感じた人が多いということを示していると言えるでしょう。

今後、「Mランド」がどのような存在になっていくのか注目していきたいです。

【動画】濁流の中、崩壊寸前の橋を渡る危険な映像に戦慄…

おもしろがって危険行為を動画に収める人は多々いる。中には目を疑うような光景も。

こちらの動画でも、にわかに信じがたいような危険行為が収めらていて・・・
 

 
かなり大きな川を流れる濁流。飲み込まれたらひとたまりもない。

そこにかかる今にも壊れそうな細い橋を無謀にも渡っているではないか!

途中橋が変形し濁流が漏れているところも。いつ崩れて流されてもおかしくない。

おもしろがって渡っているわけではなさそうだが、これはちょっと危険すぎるでしょ・・・!

見ているこちらが怖くなってしまう動画だ。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Dushyant Dushyant)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供ViRATES

 

台湾を変えたニッポン。「歌手」を憧れの職業にした我が国の軌跡

本拠地の台湾のみならず、アジア全域で絶大な人気を誇るクラウド・ルーという男性シンガーをご存知でしょうか。過去3度の単独来日公演も大成功させ日本でもファン増殖中の彼ですが、「歌手」という職業が台湾や韓国で憧れの存在となったのは日本の功績、とするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、その理由を歴史の流れに沿って解説しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年8月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【台湾】アジアを席巻する台湾音楽、その礎をつくった日本

クラウド・ルー 2019 ワールド・ツアー・東京

今週は台湾のエンタメ情報をご紹介したいと思います。クラウド・ルー盧廣仲という男性歌手に注目しました。若い方はよくご存じだと思いますが、古希を過ぎている私はよく分からないというのが正直なところです。

しかし、このクラウド・ルーさんは台湾はもちろん、アジア全域ですごい人気なのです。台南出身の純粋な台湾人で、彼の楽曲には台湾語がたまに出てきます。まずは報道からプロフィールを引用しましょう。

1985年台南生まれ。大学1年の時、交通事故に遭ったきっかけで、入院中にギターを独学で始める。退院後の翌年、大学の音楽コンテストで優勝、現在の所属事務所にスカウトされる。3枚のシングルを経て08年にアルバムデビュー。発売初週は台湾の多くのチャートで1位を獲得。その自然体と音楽性の高さで大ブレイク。

 

最も権威ある第20回金曲奨(ゴールデン・メロディ・アワード)では最優秀新人賞および最優秀作曲賞を受賞、その後も数々の音楽賞を総なめに。これまでに、2016年など4度にわたり台北アリーナでのソロ・コンサートを開催。日本ではサマーソニック(2015)などのフェスにも参加。

 

2016年11月に初の日本でのワンマンライブ(東京、大阪)を開催、東京公演はチケット先行発売1時間で即完となる。日々の生活からふと感じたことを純粋かつシンプルに表現するその音楽スタイルは台湾内外で反響を呼んでいる。

台湾の「国民の初孫」!? 大人気シンガー・ソングライターのクラウド・ルーにインタビュー

そのクラウドさんが、12月に四度目の来日公演を行うということです。台湾でも彼のライブのチケットは発売直後に売り切れる人気ぶりのほか、ドラマで主演するなど音楽以外の活動にも精力的です。

彼が主演したドラマ『花甲男孩轉大人(A Boy Named Flora A)』は、10月9日からNetflixで公開予定だそうなので興味のある方はぜひご覧ください。

特筆すべきは彼の風貌でしょう。きらびやかなイケメンでもなく、黒ぶちの大きなメガネが特徴的です。彼の素行も、恰好つけず自然体で、スターのオーラを全く感じない近所のお兄ちゃん的存在です。

それなのに、若い女性を中心に絶大な人気を誇り、高雄アリーナでの公演のチケットは即売、過去の単独日本公演も大成功を収めてきています。彼のコンサートは、ジェイ・チョウのような派手さはなく、温かく素朴な雰囲気を演出しています。もしかしたら、政治的に混沌としている台湾社会に一服の清涼剤を与えてくれるような存在が彼なのかもしれません。

また、ネット社会の現代は、どんな人ともネットでつながることができます。ネットは、世界をボーダレスにつなぎ、有名人と一般人をつなぎ、犯罪者と被害者をつなぎます。ネット上は嘘も本当もごちゃまぜで、人々は疑心暗鬼で日々を過ごしています。そんな中、聞き手が心地よいと感じることができる本物だと感じることができるのが彼の曲だったのかもしれません。どちらにしても、このような新しいタイプの人気者が台湾で登場したことは歓迎すべきことです。

台湾は長らく国民党独裁時代が続きましたが、現在では民主主義社会へと変貌しました。そして、努力があれば報われる自由な社会だということを彼が証明してくれているようにも思います。

そして、努力で掴んだ栄光は本物です。本物は世界で通用します。彼がアジア全域で人気があるのは本物だからでしょう。

なぜ地球温暖化が労働時間を削減するのか。気候と収入の深い関係

猛暑が続き熱中症で多くの方が命を落とした2019年の夏ですが、異常な暑さは世界的なもので、米海洋大気局は先日、6月に続き7月の平均気温も過去最高だったと発表しました。北極圏の氷の融解や山火事の頻発などその影響は深刻なものでしたが、異常気象と労働時間の意外な関係を紹介しているのは、健康社会学者の河合薫さん。一体どういうことなのでしょうか。河合さんが自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で詳述しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年8月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

異常気象で労働時間が削減? 過去最高の危険な暑さ

世界中で記録的な猛暑が続き、世界の7月の気温が20世紀平均を0.95度上回り史上最高だったことわかりました。6月も過去最高だったので、2ヶ月連続の更新となります。

米CBSは、NASA観測で気温の上昇に伴い北極圏のグリーンランドでは24時間で125億トンの氷が融解したと報じ、これはグリーンランドを覆う氷の表面の約60%フロリダ州全土を水深13センチの水で覆う規模に相当するそうです。

また、シベリアなどの北極圏では大規模な山火事が頻発。6月以降、100件以上起きるなど、異例の事態となっています。

「温暖化は本当なのか?」と懐疑論を述べる人はいまだにいますが、このように実際に気温が過去にないスピードで上昇していることはまぎれもない事実です。

地球はかつてないほど燃えている。そして、その度合いはどんどんと加速していて、私たちの生活を直撃しているです。

氷河期がなぜ存在したのかを研究し、1896年に科学者として初めて大気中の二酸化炭素の量の変化が温室効果によって地表の温度に影響を与えるという考え方を示した科学者のアレニウス・スヴァンテ博士は、今から100年以上前の産業革命初期のストックホルムで、「今、スカンジナビアで、ロンドンで、パリで、ニューヨークで燃やされている石炭は、世界中の人の暮らしに役立っている。しかしながら、この素晴らしい発展は未来に黒い陰を落とすに違いない。そして、そのことに多くの人たちが気付いたときは既に手遅れになっているだろう」と、汚染で黒ずんだ空に点在する煙突をみながら呟きました。

確かに私が子供の頃、「暑い!」基準はせいぜい28度で、冷房などなくても夜寝ることはできたし、高齢者が自宅で熱中症になることも滅多にありませんでした。ゲリラ豪雨もありませんでしたし、土砂災害も今ほど頻発していませんでした。

その「異変に皆が気付いてのは21世紀に入ってからです。もう手遅れ?とは思いたくありませんが、このままだと取り返しのつかない事態になる可能性が高い。そして、その不都合な事実のしわ寄せを受けるのは常に弱者であることを忘れてはなりません。

国際労働機関(ILO)の報告では、異常気象により2030年までに世界の労働時間は平均で2%減少。地域別では途上国ほど大きく、南アジアで5.3%、西アフリカ4.8%。長時間労働の削減が課題の日本では、「へ~、温暖化で労働時間減るんならいいじゃん!」と受け止められてしまうかもしれませんが、建設や農業などの屋外作業が大半をしめる途上国では、労働時間の減少は収入が減ることを意味します。

干ばつや洪水が増えれば、農業の収率が激減する。食料の供給にも影響が出てるので、飢えと暑さで死亡する人も増えると可能性が高まっていくのです。

トランプ大統領が「文在寅は信用できぬ」と叫び始めた本当の理由

8月26日、トランプ大統領はG7サミットで各国首脳陣と安全保障議論の最中に「韓国文政権は信用できない」と切り出し、日韓GSOMIA破棄への憤りを露わにしたと報じられました。これを受け、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、日韓情報戦でボロ負けだった日本にとって思わぬ汚名返上のチャンスが訪れたとの見方を示しています。

【自爆】トランプ、文在寅は【ウソツキだ!】

正直、ここしばらく憂鬱でした。というのも、外国メディアを見ていると日韓対立で理由は徴用工問題だ!」というのが一般的になっている。日本の主張はほとんどスルーされ韓国の主張がメインで紹介されている。私は、「嗚呼、また情報戦に負けて、日本は悪者になってしまうのか…」と沈んでいたのです。アメリカ、ドイツなどの反応は、こちら。

高笑いの文在寅。韓国側の情報戦に負けた日本が「悪役」になる日

ところが、なんというか、安倍総理強運です。文在寅が、「自爆」してくれた。韓国政府は8月22日、日韓GSOMIA破棄を決めた。ポイントは何かというと、「アメリカ国務省も国防総省もとどまるよう説得していたのにそれを無視した」です。こちらをごらんください。

米国務省は本紙に送った論評で、「米国は文在寅政権に対し、この決定が米国と我が国の同盟国の安全保障利益に否定的な影響を与えるということを繰り返し明らかにしてきた。(この決定は)北東アジアで我々が直面している深刻な安保的挑戦に関して、文在寅政権の深刻な誤解を反映している」と述べた。
(朝鮮日報online 8月24日)

繰り返し明らかにしてきたのに文さんはシカトしたのですね。国防総省も、

米国防総省も報道官の論評として「文在寅政権に強い懸念と失望を表明する」と述べた。米政府が韓国に不満の意を表す際、「韓国政府」ではなく「文在寅政権」という表現を使うのは非常にまれである。2017年の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備撤回問題時も、米国務省は「韓国(ROK)政府に聞いてほしい」などと言っていたが、「文在寅政権」という表現は使わなかった。
(同上)

ここには書かれていませんが、エスパー国防長官もGSOMIAを破棄しないよう説得していました文はこれも無視した。

トランプ政権の高官はまた、青瓦台がGSOMIA破棄について「米国が理解を示した」と説明したことに関して、本紙に「うそ(lie)」だとして、「明確に言って事実ではない。ここ(駐米韓国大使館)とソウルの(韓国)外交部に抗議した」と語った。記者の質問に答えたものだが、「うそ」という表現を使ったのも極めてまれなことだ。
(同上)

ついにアメリカ政府も、「韓国はウソつき」であること、理解したようです。

甲子園を見る度に思い出す。松井秀喜5打席敬遠の是非をめぐる議論

石川県代表の星稜高校の活躍が話題となった今年の夏の甲子園。オールドファンなら、「甲子園」「星稜高校」といえば箕島高校との死闘や、明徳義塾戦の5打席連続敬遠を思い出す人も多いでしょう。メルマガ『8人ばなし』の著者の山崎勝義さんは、後者の敬遠作戦を振り返り、否定的な意見の方が強かったことについて「驚き」だったと語ります。なぜなら「そもそも野球は卑怯を認めるスポーツ」などの持論を展開。否定するのは大人たちのロマンチシズムと断じます。

高校野球のこと

夏の甲子園も終わった。自分は決して積極的に観る方ではないけれど、チャンネルを変えている最中にたまたまチャンス(あるいはピンチ)の場面に出くわすとついついスリーアウトまでは観てしまう。まあ、この程度には好きということである。

それくらいの熱量でしか高校野球を観ていない自分でも未だに忘れられない試合がある。1992年大会の星稜高校(石川)対明徳義塾高校(高知)の試合である。対戦カードを紹介するだけで思い出す人も多かろう。あの有名な松井秀喜5打席連続敬遠の試合である。因みに結果は2対3で明徳義塾の勝利であった。

大ごとは試合後であった。この明徳義塾の戦い方を巡って日本中が肯定派と否定派に分かれて、ああだこうだと大騒ぎとなったのである。これは決して誇張ではない。新聞でもテレビでも連日これを報道したのである。ただ自分にとって驚きだったのは否定派、つまりはいくらなんでも5打席連続敬遠は卑怯だ、といった意見の方が優勢だったことである。

かく言う自分は肯定派だったのである。どの方面からでも弁護する自信があるが、一番分かり易いのはルールに100%則った上での勝利というところである。グレーゾーンすらない真っ白な勝利である。「そんなことは分かっている。勝ち方の問題である。卑怯ではないか」という反論が当然のようにあるであろう。しかし野球はそもそも卑怯な行為を認めるスポーツなのである。いくつかその例を挙げてみる。

盗み(スチール=盗塁)が認められている。隠し玉などチームで一芝居打って相手を騙すことが認められている。基本、相手から指摘されない限りは誤魔化し通すことが認められている。

何ともひどいスポーツである。それなのに「盗む」のはいいが「歩かせる」のはダメ、というのはあまりに一方的で不公平な物言いではないか。

また当時は決して言われることはなかったが、星稜高校のチームバランスも悪かったと言える。四番を打つ松井と同程度の脅威が三番と五番の打者にもあれば、相手もそう易々とは敬遠できなかった筈だからである。勝負ごとにおいて、敵チームの弱点を突くのは常套手段である。寧ろそれに気付いていながら素知らぬ振りをする方が相手に対し無礼な気さえする。

星稜高校は完敗だったのである。実はそれだけのことだったのである。大人たちが騒いだのは、結局のところ高校球児への実直さの押し付けに過ぎなかった。あるいはまた、ロマンの無理強いと言ってもいいかもしれない。

いずれにしろ究極の「スポーツ・エンターテインメント」である野球を、無理矢理に聖人のスポーツのように信仰していること自体がおかしいのである。もし仮に高校球児の方をこそ聖人化しているというならそれはそれで実に不気味なことである。

当の松井はと言うと、皆も知っての通り華々しい野球人生を送った。今振り返ってみても、結局のところ大人たちは益体もなくただただうるさかっただけのようである。

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数万円は増えるかも?年金受給開始直前でも年金を増やせる方法

若い頃には関心がなかった年金を巡るあれこれも、受給開始年齢が近づくにつれさまざまなことが気になり始めるものです。自分は一体どれくらいの額を受け取れるのか、それ以上増やすことはできるのか…。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、受給額を増やす方法についてレクチャーしています。

過去10年以内の免除期間の年金保険料を納めて年金を増やす(保険料の追納)

若い人ほど年金保険料に対する関心が低いので、未納にする人というのは若い世代に多いです。せめて保険料免除を利用してもらうと後々助かる事も多いんですが…。

でも、年金受給開始の年齢が近づいてくると、やはり年金は相当関心事になってくるので、今から増やす方法はないかと気にされる方は多いです。もう年金なんてあてにしてないから(笑)という人も、貰う時になると真剣に考えるようになりますね…^^;いくらくらい貰えるんだろう?今から増やせるの?って。まあ一応、毎年誕生月に送られる年金定期便などで気にしておくのも大切です。あと、年金機構HPからねんきんネットに登録すると常時見たい時に記録が見られる(IDやパスワードが必要ですが)。

方法はそんなにいろいろあるわけではないんですが、オーソドックスなやり方は過去の免除期間や滞納期間を遡って納める事です。免除期間はそのままにしておくと低額の年金になってしまうし、未納はそもそも年金額には反映しない。未納期間は障害年金や遺族年金を請求しようという時にも危険なものとなる。

というわけで今回は未納期間ではなく、過去の免除期間の保険料を納めたりして年金を増やしてみましょう。

1.昭和33年3月8日生まれの女性(今は61歳)

何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!(参考記事)

20歳になる昭和53年3月から昭和54年8月(中退)まで18ヶ月間は昼間大学生として、国民年金には強制加入ではなく任意の加入だった。払うのが負担だったから、加入はしなかった。年金受給資格期間の最低10年の中に組み込むカラ期間になるだけ。昭和54年9月から民間企業に就職し、昭和63年7月までの107ヶ月間厚生年金に加入した。なお、この間の平均給与(平均標準報酬月額)は27万円とします。

就職したての頃に思い出して、そういえば大学生の時に18ヶ月間年金保険料を支払ってなかったから、将来のためにも払いたいと思った。直近2年1ヶ月の保険料支払いの時効以内なら年金保険料支払ってないところは納められるって聞いていたから、昭和55年1月に納めようと申し出たができなかった。カラ期間になる部分は未納期間と違って遡って納める事はできないから。

昭和63年8月に15歳年上(昭和18年10月生まれ)のサラリーマン男性と婚姻し、国民年金第3号被保険者となる。国民年金第3号被保険者は別途年金保険料を納める必要はないが、納めたものとして年金額に反映する。

国民年金第3号被保険者がそもそも不公平にはなってない理由(2019年7月有料メルマガバックナンバー)

夫は68歳になる平成23年10月まで厚生年金に加入し続けた(厚生年金期間としては前月9月までとなる)。で、妻は夫が厚生年金加入中はずっと国民年金第3号被保険者となれると思ってたが、夫が65歳になった時に国民年金第3号被保険者から外れてしまった

なぜなら夫が65歳になり、老齢基礎年金の受給権が発生する基礎年金を請求してるかどうかは関係ないとそれ以降は妻は国民年金第三号被保険者にはなれない。よって、夫が65歳になる平成20年10月分からは妻は個人で国民年金保険料(平成20年度は14,410円だった)を支払わなければならなくなった。昭和63年8月から平成20年9月までの242ヶ月間は国民年金第3号被保険者。

なお、平成20年10月から夫が引退する平成23年10月までは夫の所得があったし、この37ヶ月間は夫が妻の国民年金保険料を支払っていた(配偶者の国民年金保険料も支払う義務があるから)。平成23年11月から60歳前月の平成30年2月までの76ヶ月間は国民年金保険料を全額免除にした。この全額免除期間は老齢基礎年金の2分の1に反映する。

セールストークもAIが評価の時代に。人間は一体何ができるのか?

先日、セールストークを人工知能が評価するスマホアプリを保険会社が導入する、というニュースが話題となりました。予想できた流れとはいえ、接客のプロはどう見ているのでしょうか。接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんがメルマガ『販売力向上講座メールマガジン』に、自身の見解を記しています。

保険会社の取り組みから考えること

先日、日本生命保険が、セールストークを人工知能が評価するスマホアプリを導入するというニュースを目にしました。営業マンが、スマホに向かって保険商品などの提案をすると、表情や話すスピードなどをカメラで認識して、AIが判断してくれるというのです。基準は売れる営業マンとの比較らしくて、ロールプレイを実施するほどの時間や労力がかからなくても、学べるということでした。

AIアプリが生保営業の“殺し文句”を伝授

個人的には、ようやくこういうものが現場に投入され始めたなという感想と、じゃあ人間同士がトレーニングをやるべき理由はどこにあるのか?という部分を考えさせられる1つのきっかけになりました。真面目な話、今後、社員教育を始め人の成長にはどんどんAIが投入されるはずです。

今もすでにそうなのですが、これまで以上に、AIができることは増えていきます。接客でいうなら、私がやっているようなロールプレイを通じた研修や、その他の販売・接客に関する研修なども、わざわざ人がやる意味は薄れていくことでしょう。

私自身は、だからと言って、反対する気もなくて、むしろ、効率的に多くの人の教育ができるのならどんどんやってもらいたいことだとさえ思っています。

ただ、その一方で、やはり人でなければいけない部分も少なからずあるとは思います。例えば、私の研修の場合は、フィードバックがその部分に当たると考えています。いわゆる「ふりかえりの部分ですが、実際にロールプレイを通じて、その人のどこをどのように修正していくべきなのかどこを伸ばしていくべきなのかを伝えるということ。ここは、私的には、AIではまだまだ難しい部分だろうと考えています。

統計的にデータを取れば、目の前でロールプレイをやっている人の問題点や、改善点を導き出すことは可能かもしれません。まさに冒頭のアプリの話です。ただ、そこには、人それぞれの特徴を加味しなければいけないこともありますし、接客において言えば、その人にあった接客法ではないことをやり続けているという場合もあったりします。その辺を見抜いて伝えられるかどうか、また、伝え方もその人に合っているかどうかを、私は常に考えてフィードバックをしています。

このノウハウは、伝えようと思っても、そう簡単に伝えられるものではなくて、私自身、言語化するのに困るくらい難しくて重要なポイントなわけです。ここがAIでできるのであれば、それはそれで素晴らしいことですし、むしろ応援したいくらいなのですが、今の段階ではまだ厳しいでしょう。

これはあくまでも私の話ですが、これからも教育に携わる機会のある人は、こういった部分を意識する必要はあるはずです。従業員教育において会社としてはどのように効率化を図るべきなのか。その一方で、そこで伝えられない部分教育が難しい部分はどんなところなのか?

それらを2軸でしっかり意識して考えることで、効率だけでは測れない、大事な部分の教育につながることもあります。改めて、この辺りを考えるきっかけになりました。

今日の質問です。

  • 現在の自店・自社の教育において、AIでできるであろうことにはどんなことがありますか?
  • 逆に、AIでは難しい、人でなければいけないと感じることにはどんなことがありますか?

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信長とも家康とも繋がっているやも。子供に教える正しい日本史

暗記科目と思われがちな歴史の授業。子供達にその面白さを伝えるのに、興味をひくトピックの提示は有効かも知れません。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、元教師で現在は授業づくりJAPANさいたまの代表を務める齋藤武夫さんが、子供達を惹きつける日本史授業の実践例を紹介しています。

感動の日本史授業

歴史教育の偏向と教育現場で戦い、教壇を去ったいまも後進育成のために講座を開き、長年培ってきた歴史授業を伝授している齋藤武夫さん。その目から鱗の教育事業の実践例をお話しいただきました。


日本列島が誕生したのは1万数千年前。悠久の時間をかけて日本という国や文化が少しずつ形づくられていきます。しかし、長い歴史の中で日本人がどこかに移動したことや他の民族に押し寄せられて征服されたことは今日まで1度もありません。

大東亜戦争後、7年間アメリカに占領された時が唯一の例外です。私は征服と滅亡の繰り返しだった世界の歴史について話し、日本だけが誕生から今日まで単一の国だったこと、私たちの背後の無数の先祖がこの日本列島のどこかで生きていた事実を強調します。

「すげぇ!日本は世界最古の国だったんだ」

子供たちからはそんな驚きの声が聞こえます。

「さぁ、いま教わったことに『国づくりのバトン』と名前をつけます。日本というのは、大昔から大和民族がコツコツと築き上げてきた国だ。君たちのご先祖様の国づくりのバトンパスによって皆でつくり、守ってきた国なんだよ」

「歴史とはたくさんのご先祖様たちによる国づくりの歩み、私の命がいまここまで歩いてきた長い物語」。すこし気取った表現をすれば、そんな言い方もできると思います。

さて、ここまで話すと、1つの疑問にぶつかります。ご先祖様の数は遡るほど増えていくのに、日本の人口の推移はそれとは真逆だということです。日本の人口が1億人を超えたのは僅か3、40年前の話です。この矛盾をどのように解決すればいいのでしょうか。

実は私も長い間、それが疑問でした。ある大学の数学の先生に聞いたところ、「答えは1つしかない。私たちの先祖はどこかで重なり合っていたんだよ」という返事をいただきました。いってみれば日本人は皆、遠い親戚同士だったということなのです。

ここでまた、「国づくりのバトンとは即ち私たちの親戚の物語」という答えが導き出されます。

織田信長も徳川家康も君たちとどこかで繋がっているのかもしれないよ

歴史を身近に感じ、子供たちの目がキラリと輝く瞬間です。

※本記事は月刊『致知』2019年6月号「看脚下」から一部抜粋・編集したものです。

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