上司や同僚の悪口ばかり聞かされストレスに。30万部ベストセラー著者が教える解消法は?

職場に対する不平不満は誰かわかってくれる人に話して共感してほしいもの。でも、その話が職場の人の悪口ばかりだと、聞かされる方はあまり気分のいいものではありません。仕事やプライベート上の多くの悩みにお答えする6月7日創刊のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』では、「考える力」が鍛えられると話題の30万部ベストセラー『ゼロ秒思考』など22冊の著書と、年間100回のセミナーで1万人を超える方々の成長を支援し、数々のお悩み相談に答えてきた著者の赤羽雄二さんが、著書『ゼロ秒思考』の中でも紹介している「A4メモ書き」を使用したストレス軽減策を伝えています。

「A4メモ書き」とは:赤羽さんが考案したA4用紙を横置きにして左上にタイトル、右上に日付、本文を4~6行、各20字前後を1分で書き上げることで“もやもや”が消えていくという方法を使用したストレス軽減策

 

お世話になっている先輩が上司や同僚の悪口を言うのでストレスです

Question

shitumon

30代女性です。メーカーに勤めています。入社以来、お世話になっている先輩の女性社員がおられ、普段いろいろな相談に乗ってもらっています。大変感謝しているのですが、一点だけ困ったことがあります。上司や同僚の悪口を言う点だけ、どうしても好きになれません。前はそうでもなかったのですが、昇進試験に失敗して不満が高まったのかも知れません。

批判するだけで何もしようとしないので尊敬できませんし、悪口を聞いているとこちらの気分も悪くなります。同じ職場なので、突然距離を取ることもできず、困っています。

赤羽さんからの回答

ご質問どうもありがとうございました。大変ですね。狭い職場で急に態度を変えることもできず、お困りのことと思います。「悪口を言うのはやめてください」と言うことはできず、かと言ってこれまでお世話になった先輩を見切ることも現実的ではないですよね。

こういう場合、次のアプローチをお勧めします。まずは、その方がどういう愛着障害の状況なのかを理解する必要があります。愛着障害によって自己肯定感が低く、何に対しても不平不満を持ちやすいのでしょう。これが悪口につながります。普段の話から、親との関係、父親と母親の関係などを思い出してみるといいかも知れません。

次に、今の職場で悪口を言いたくなる理由を考えてみます。昇進試験の失敗で、日頃の不満が一気に噴き出した可能性があります。あるいは、実際に批判的なことを言わざるを得ないほど何か問題が起きている場合もなくはありません。これらを踏まえて、多面的な「A4メモ書き」をすると、その方の気持ちを理解することができます。先輩をAさんとします。

  1. Aさんはどうしてこんなに悪口を言うようになったのか
  2. Aさんが昇進試験に落ちたことと悪口を言うことは関係しているか
  3. 前はポジティブだったAさんは悪口を言ってどういう気持ちなのか
  4. Aさんの自己肯定感が低い理由は何なのか
  5. Aさんはどういうときはもっとポジティブなのか
  6. Aさんは悪口を聞いてくれる私をどう思うか
  7. Aさんは私が悪口を聞かなくなったら、どう思うか

こんな感じで10~15ページ書くと、少し見え方が変わってきて、Aさんの悪口を聞くストレスがかなり減ります。いったんはそれでしばらく様子を見るのがいいですね。こちらの理解が深まると、Aさんが安心して、悪口が減ることも十分考えられます。

Aさんをかなり理解したとしてもストレスが耐えられないとしたら、その時点で距離を置くことになります。進捗状況や気持ちの変化など、ぜひまたメールください。

※本記事は『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』2021年6月7日創刊号からの一部抜粋です。読者のみなさまからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問に、赤羽さんが毎号丁寧にお答えします。メルマガを購読している方ならどなたでもご質問&ご相談が可能です。この機会にぜひ初月無料のメルマガをご登録ください。

 

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なぜ、成功者たちは口を揃えて「モチベーション」を否定するのか

やる気という意味の「モチベーション」の高め方について語るビジネスマンは多くいますが、そんなことは成功することと関係なく「意味がない」と話すのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』著者の佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは「モチベーション」と「やるべきこと」には関係がないとし、「習慣化する」ことの大切さを説いています。

モチベーションに頼るのが間違い

日本人って、根性論が好きな国民性がありまして、最後は根性論、精神論でどうにかしようとするんですね。その最たる例が、

 ■ どうやってモチベーションを維持して(高めて)いますか?

という質問なんです。この質問をする人は、モチベーションが維持されないと、モチベーションが高まらないと物事はできない、続けられないと考えているから、この手の質問をするんです。

そして、どの領域であれ、それなりに功成り名を遂げている人はみなさん、

 ● イヤイヤ、モチベーションなんて関係ないですよ

と答えるんですね。

モチベーションとは動機付けであり、やる気であり、それは気分です。気分が高まるからやる、気分が低くなったらやらないということで、やるかやらないかを決めているのは「気分だ」と言っているわけですね。

これが間違い。

自分の気分に関係なく、やるべきことはやるのです。そのための仕組みとルールを作るのです。

私は自宅にいる時には毎朝、2時間くらいは怪しい系の修行をしています。元々は30分くらいだったんですけど、あれこれとメニューが増えまして、いつの間にかそれくらいはやるようになってしまいました。

ここにモチベーションは存在しません。ただ、自分との約束があるだけです。それは、

 ● 8時30分になったら修行を開始する

という簡単なモノです。ツイッターやFBを見ていても、メールに返信をしていても、8時30分になったら、

 ● はい、おしまい!今からは修行の時間だよ!!

と、修行のツールを机から取り出すのです。そうしたら二日酔いだろうが、夫婦喧嘩をした後であろうが、やる気があろうが無かろうが、修行が始まるでしょ。

ズルくもないし臆病でもない。「笑ってごまかす」ことが人生に重要な訳

とても同意できる話ではないけれど、否定すれば角が立つと考え、その場はなんとなく笑ってごまかしてしまったという経験、ほとんどの方がお持ちではないでしょうか。今回のメルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』に読者から寄せられたのは、そのような姿勢は改めるべきなのか否かという質問。著者でiU情報経営イノベーション専門職大学教授の久米さんの返答は、武道家と著名な経済評論家からの学びを交えた、ユニークかつ大変有用なものでした。

 

オトナの放課後相談室「笑ってごまかすクセはありなのか?」

Question

shitumon

行きつけの飲み屋さんで、気の合わない常連さんに絡まれると、私は明確な返事をせずに笑ってやり過ごすクセがあります。

場の空気を壊したくない、もめ事を起こしたくないという気持ちが働き、「それは違うだろ」と思うことを言われても、ニコニコしてごまかしちゃいます。

でも内心では、「守ってるなぁ」「ズルいな」「臆病だなぁ」と思っていて、少し自己嫌悪しています。

一方で、それにより大きなトラブルにはあっていないので、飲みの席では及第点の対応なのかとも思っています。

元から気の合わない人と無理して仲良くなろうとも思っていないので。

こういう姿勢は、改めるべきなのか、それともアリなのか、客観的なご意見を頂ければ幸いです。(東京都・43歳、男性)

久米さんからの回答

「あり」だと思います。笑顔こそ最大の防御なり。そして逃げるが勝ち。

今から25年ほども前になるでしょうか?ふとしたことから武道家の青木宏之先生から教えを受けることがありました。

青木先生は、気を使った「遠当て=体に触れずして相手を飛ばす」で知られる方で、いわゆる力でねじ伏せる武闘家ではなく、瞑想家に近い人格者でした。

ですから、青木先生からは瞑想やリラクゼーションを学んだのですが、ある時、バカな質問をしたことがありました。

「私は武道の心得がないのですが、どうしたら強くなれますか?」

正直言えば、青木先生の道場に通って強くなりたかったのです。

すると、青木先生の答えは意外なものでした。

「笑顔を浮かべていればいい」

???

曰く、笑顔を浮かべていれば、余計な争いに巻き込まれないとのこと。

それに、強がってにらみを利かせている人よりも、笑顔を浮かべている人の方が実は強くて怖いのだそうです。そう青木先生のように…。

以来、私は、いつも笑顔を浮かべるようにしているのです。

即ち、「笑ってごまかすクセ」は、私が敬愛する武道家から教わり、日々心掛けている「強くなる心得」と同じなのです。

さらに大切なのは、アブナイところに近づかないことだそうで、危険を感じたら逃げることが大切だと教わりました。「君子危うきに近寄らず」ですね。

ここで言うなら、行きつけのお店であっても、気の合わない常連さんがいたら、お店に入らないし、入ってきたらさりげなく店を出るということでしょう。

行動パターンがわかるなら、その人がいそうな日には、別のお気に入りの店を見つけて楽しむというのはいかがでしょう。

これはズルいことでもなんでもないですし、わざわざ大切な時間とお金を使ってまで、イヤな思いをする必要はないのです。

世界初。エーザイが共同開発のアルツハイマー治療薬で見えた光明

製薬大手のエーザイが米国企業と共同開発したアルツハイマー病の治療薬が7日、アメリカで承認されました。同薬は、アルツハイマーの根本治療における「切り札」となり得るのでしょうか。今回のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』では著者でジャーナリストの内田誠さんが、「非常に明るいニュース」としながらも、この薬に対する評価が割れているであろうことが毎日新聞の記事から読み取れると指摘。さらに今後のアルツハイマーの治療法研究において重要と思われる記事を、東京新聞のデータベースの中からセレクトし、その内容を簡潔に解説しています。

 

日本のエーザイが共同開発「アルツハイマー治療薬」米国承認の衝撃

きょうは《毎日》から。

1面にアルツハイマー薬の承認についての記事。「アデュカヌマブ」という舌を噛みそうな名前ですが、米製薬会社と日本のエーザイが共同で開発したものだそうです。

アルツハイマーの薬について、どんな記事が出てきたのか、《東京》のデータベースで「アルツハイマー」と「薬」を掛けて検索すると、38件ほどヒットしました。アルツハイマーの治療法研究上重要と思われる記事を選んで、ポイントをご紹介したいと思います。

【フォーカス・イン】

まずは1面記事の見出しと【セブンNEWS】第5項目の再掲から。

アルツハイマー薬 米承認
「アデュカヌマブ」根本治療に光

米食品医薬品局は米バイオジェンと日本のエーザイが共同開発するアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を承認。同病の進行抑制を図る薬の承認は世界初。初期段階の患者に対し、原因物質とされるアミロイドベータを取り除き、認知症の進行抑制を狙う。

以下、記事概要の補足。米バイオジェンと日本のエーザイ両社は、「高齢化で患者が増えている日本での使用に向け薬事申請しており、審査の行方が注目される」という。アルツハイマー病は、発症の約20年前から「アミロイドベータ」と呼ばれるタンパク質の「ごみ」が脳内にたまって神経細胞が死滅し、思考や記憶の機能が損なわれるもので、世界に数千万人の患者がいるという。

これまでの薬はエーザイの「アリセプト」のように進行を遅らせるものが中心で、根本治療には手が届いていなかった。

●uttiiの眼

非常に明るいニュースだと思うが、この薬の開発については、評価が割れているのかもしれない。FDAの「承認」にも留保条件が付けられているし、専門家の捉え方も様々で、「発症抑制の働き」に重きを置いたものから、根本治療につながる期待を読み取るものまで微妙な温度差があるようだ。

 

他人を幸せにできる人ってどんな人?子育てで意識すべき3つのこと

幸せの価値観は人それぞれですが、幸せと感じられるかどうかは身近な人の言動が大きく影響しているのではないでしょうか。子どもにとっては家族がどう接するかが大きな比重を占めるのは間違いないこと。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』では、著者の柳川由紀さんが、どんな言動が人に幸せを感じさせられるのか、意識したい3つの秘訣をレクチャーしています。

 

自分は人を幸せにしている?

1.ありのままを受け入れる人

相手のありのままを、そのまま受け入れることができる人は、周りの人を幸せにすることができる人です。例えば、集中することが苦手で、よく失敗してしまう人がいたとします。すると、周りからは、
「もっと集中しないと…」
「失敗するのは身が入っていないから」
「気持ちを入れ替えなきゃ」
などと、「本人のためを考えて」本人が変わるように求めるられることがあります。

これは、本人にはとても辛いことです。自分は変わりたいのに変われなくて困っている、という気持ちを抱いているのですから…。「…それでいいよ」と認めてくれる人がいたら、どんなに救われることか!「集中することが苦手」とは、言い換えればあらゆることに興味を持てるという強みになります。

本人が抱える辛さを理解し、それを受け入れられる人は、人を幸せにできるのです。子供の目、子供の耳は、何のバイアスもかかっていません。親の入れ知恵で、「ありのまま」が見えなくなるのです。バイアスを掛けずに、ありのままを見られるよう子供を受容し、ありのままを受け入れる子供を育てましょう。

2.繋がりを意識できる人

例えば、あなたがお茶を飲むとしましょう。(静岡茶は日本一美味しいですよ!:余談)その場合、お茶を淹れた人、お茶の葉を宅配した人、お茶を加工した人、お茶を育てた農家の人…などたくさんの人の結びつきがあります。

誰か一人欠けたら、お茶を飲むことはできません。一人一人がきちんと仕事をすることが、巡り巡って、人を幸せにするのです。あなたと繋がっている人は誰ですか?あなたは繋がっている人を幸せにしていますか?

3.相手の話を一生懸命聴く人

人を幸せにできる人は、自分中心ではなく、自分も相手も尊重できる人です。人が好意を示すのは、自分を尊重してくれた人だからです。一緒にいて心地良いと感じる人は、大抵「聴き上手」と言われる人です。自分の気持ちに寄り添ってくれて、共感してくれると不平や不満、不安に思っていることが、軽減される場合があります。

相手の話をシッカリ傾聴することは相手を幸せにすることに繋がります。人の話は、よーく聴きましょう、と教わりませんでしたか?是非、人を幸せにするためにも相手の話をよーく聴きましょう。

 

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意識か無意識か。イチローと藤井聡太という天才2人のルーティンとは?

史上最年少でプロに昇格するや公式戦最多連勝記録を打ち立て、現在も王位と棋聖の2つのタイトルを保持する棋士・藤井聡太二冠。同じ愛知県出身で、もっとも成功した日本人メジャーリーガー・イチロー氏。この稀代の天才には、意識・無意識の差こそあれ決まったルーティーンがあると言います。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、そんな両者をよく知る人物2人が、対談形式で彼らの素顔を語っています。

【関連】人の言うことに負けるなよ。イチローを奮い立たせた父からの言葉

イチローと藤井聡太の(秘)ルーティーン

各界の超一流たちを追い求め、鋭い評論を展開してきた山本益博さん。厳しい将棋の世界で鎬(しのぎ)を削りつつ、藤井聡太二冠を筆頭に優れた弟子の育成でも注目を集める杉本昌隆さん。

ご自身の体験を交えつつ、超一流人であるイチロー氏と藤井聡太氏のルーティンについて教えていただきました。


山本 「僕はイチローさんに3度お目にかかってお話を伺っているんですが、あの人は全打席ヒットを打ちたいと思って打席に立つんですって。

野球って3割打てば一流でしょう。でも彼の理想は10割なんだと。だから、1打席でも打てなかったら悔しくてしょうがないし、ヒットが1本も出なかった日は夜中に宿舎で何時間も素振りをするので、仲間から迷惑がられたそうです。悔しさの度合いが尋常じゃないんです」

杉本 「それは、やらなければならないと思ってする素振りとは、全く意味合いが違いますね」

山本 「おっしゃる通りです。

僕がイチローさんにどうしても直接お話を伺いたいと思ったのは、テレビの特番を見たことがきっかけでした。彼は、アメリカのメジャーリーグに移った最初の年から大活躍して、夏のオールスターゲームにも出場することが決まりました。その時に企画された特番のインタビューの一番最後に、すっくと立って言ったんです。『僕のやってることにはすべて意味がありますから、よく見ていてください』と。

それを聞いて、彼の行動を丁寧に見ていくと、確かにいろんな法則が見て取れる。1回の表にライトの守備位置に着く時に、どこからグラウンドへ出て行って、何歩で白線を越えてっていうところから全部決まっていて規則性がある。

その中でちょっと面白いなと思ったのが、ヒットで出塁した時に、彼は1塁のベース上で人差し指をヘルメットの右の耳穴に入れるんですよ。なんでかなと思ってお目にかかった時に聞いたら、イチローさんはしばらく考えて、『リセット』っておっしゃったんです。

クリーンヒットで出塁するのも嬉しいけど、ボテボテのゴロで間一髪セーフになった時も笑っちゃいたいほど嬉しいと。でもそれを相手に覚られると戦いに影響するから、気持ちを切り替えるためにやり出したそうです。それが人から尋ねられてもすぐ答えられないくらいに無意識のルーティンになったんだと思うと。その話を伺った時から、イチローさんを追いかけるのは面白いと思ったんです。

杉本さん独自の席を外されるタイミングってありますか」

JOC経理部長「自殺ではなく他殺」説のウソと本当。東京五輪の疑惑と虚構、真相は永遠の闇に?

今月7日、東京・品川区の都営地下鉄浅草線の中延駅で、JOC(日本オリンピック委員会)の幹部が電車に伸び込み死亡した。自殺とみられている。東京五輪開催を目前に控えた時期ということもあり、日本中にその衝撃が広がった。しかし、このニュースがあまり報道されないことなどから、他殺を疑う声もあがるなど、この一件を巡りさまざまな憶測が広がっている。

なぜメディアは「JOC経理部長自殺」を報じないのか?

死亡したのはJOCで経理を担当する50代の幹部職員。遺書などは見つかっておらず、現場の状況から飛び込み自殺とみられている。男性がホームから1人で線路に飛び込む姿を駅員が目撃したという。

東京五輪の開催については以前から招致をめぐる贈収賄疑惑が取り沙汰されていた。亡くなった男性は経理部の部長という重要なポジションについており、そのキーマンと目される人物が五輪直前に自死したことになる。

新聞やテレビなどの大手メディアは一報こそ報じたものの、その後大きく取り上げるようなことはしていない。国民が関心を寄せるニュース性からすれば、もっと報じられても良いはずだが、なぜ報道しないのか。

さまざまな憶測が広がってしまうにはいくつかの理由がある。

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憶測①詳細を明かさない「JOCの不可解な対応」

JOCの山下泰裕会長は8日、都内で取材に応じ、経理部長の男性が死亡した件について詳細を把握していないとしたうえで、亡くなった原因の調査については「細かいところが分かっていない。これ以上の質問にはお答えできません」と言及しなかった。

また、「役員でもないのに実名で報道されていた」と一部メディアが実名報道に踏み切ったことに関して苦言を呈した。JOC職員の中には「実名報道は絶対に許されない」と激怒する職員もいたという。

たしかに自殺報道に関して厚生労働省から、「自殺の報道記事を目立つように配置しない」「過度に繰り返さない」などのガイドラインが発表されている。

しかし、自殺報道に関してはその公益性も考慮されるべきで、すでに米紙「ニューヨーク・デイリー・ニュース」や英紙「デイリー・メール」などでも報じられている。

海外メディアでも大きく取り上げられるようなニュースが日本国内で報道されないようなことがあってはならないだろう。

そもそも今回の事件が報道されなければ、事件ごと闇に葬られていた可能性は否定できず、報道しない自由と揶揄されても仕方ない。

こうしたことからも、「実名報道は絶対に許されない」といったJOCの主張は間違っているといわざるをえない。

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憶測②生放送の番組で突然の「ニュース差し替え」

福岡県を放送対象地域としているKBC九州朝日放送では、急遽ニュースを差し替えるという不自然な対応が行われた。

平日の朝6時20分から8時まで放送している『アサデス』の中で7日、女性アナウンサーが「東京オリンピックの直前に一体何があったのでしょうか?JOCの幹部が……」と原稿を読んでいたところ、突然「……失礼致しました。続いてのニュース、改めましてお伝えします」と語り、ゾウが車に猛突進するニュースに差し替えられた。

もともと現場ではJOC幹部が亡くなったニュースを予定していたものの、急遽テレビ局の上層部から差し替えを命じられたとみられ、圧力や忖度があったのではないかとの批判が起きている。

テレビでのニュース差し替えは過去にも起きている。

東日本大震災における原発事故のニュースを報じていたNHKのニュース番組で、「いまの原稿使っちゃいけないんだって」とスタッフの声が入り、アナウンサーが別のニュース原稿を読み上げたのだ。

【関連】なぜ自民党と争わない?『枝野ビジョン』外交・安全保障の危険性

こうした前例があることからも、不自然なニュース差し替えは何かしらの圧力があったと思われてしまうのは仕方ないだろう。

加藤官房長官が“露骨な差別”。日本のワクチン職域接種で露呈する3つの大問題

現場を支える方々の多大なる努力で、スピード感をもって進められている新型コロナワクチンの接種。しかし、6月21日から開始される予定の企業や大学での「職域接種」に関しては、少なからぬ疑問の声も聞かれます。米国在住作家の冷泉彰彦さんも「筋が悪い」と見る一人。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、そう判断する根拠として3つの問題点を挙げ、日本で進められようとしている職域接種に対して大きな疑問と懸念を呈しています。

 

新型コロナワクチンの「職域接種」3つの問題

新型コロナワクチンの接種については、とにかくワクチンは確保できたので、どんどん打つ、そのためには可能なグループ、可能な場所からどんどん接種を実施してゆく、という方針については、一定程度は理解できます。少なくとも、全国一斉という杓子定規よりは「まし」だからです。

そんなわけで、ここへきて急浮上しているのが「職域接種」ですが、これは筋が悪いと思います。今回は3点、問題点を指摘したいと思います。

1点目は、徹底的に差別的だということです。中小企業は単位が小さすぎるので、グループ化を進めて実施するにしても、時間がかかりそうなので事実上大企業優先というのが、まず差別的です。

更に対象範囲としては、加藤勝信官房長官は「企業での接種で従業員の家族を対象とすることは十分あり得る」と明言した一方で、「非正規で働く人やアルバイトを接種対象とするかどうかはそれぞれの主体で判断してもらいたい」と露骨な差別を行なっています。

大蔵官僚だった加藤氏らしい、露骨な発想です。露骨というのは意識として差別的というのではなく、制度に即しているからです。正社員の家族は、通常の場合、その企業の健康保険など社会保険の「被扶養者」としてメンバーシップ内という扱いを受けます。ですから、その人たちのために、コストをかけるのは「福利厚生費」として無税になるのです。

ですが、バイトや派遣というのは、そのメンバーシップ制度の「外側」になります。こうした人々に対する社員食堂の扱いなどで、差別はいけないという声に応えて、厚労省は「差別するな」的な通達を出していますが、旧大蔵省的な発想からは、「外部の人に対する福利厚生は接待費であり税金をかける」という思想があります。

仮に、今回の職域接種について、非正規を対象とするか、ある企業が迷ったとします。そこで、ワクチンは無償であっても、場所を提供したり、直接間接にコストをかけるのは事実なので、どうしたらいいか、税理士に相談するとします。

そうすると、社会保険労務士などを兼ねていて、労政に詳しい税理士であれば、「今の風潮からすれば、非正規を差別してはダメですよ」という正しいアドバイスをしてくれるでしょう。ですが保守的な税理士で、税金のことしか知らない人に当たると、「外部の人間への福利厚生はダメ」の一点張りになると思います。つまり、交際費なのに福利厚生で落とそうとして国税に指摘されたら、スキャンダルだという発想法です。

そんなことは加藤氏は分かっているはずですが、そこで「非正規のコストも福利厚生で」などと指示すると、財務省がヘソを曲げてはいけないので、企業に判断を投げるというあたりは、完全に大蔵官僚的であり、正に加藤氏的なノリということになります。ヒドい話です。差別的ということもありますが、少なくともクラスター発生を防ぐ意味での感染対策にもなっていないわけです。

 

なぜ自民党と争わない?『枝野ビジョン』外交・安全保障の危険性

先日掲載の「ツッコミどころばかり。立憲・枝野幸男代表『枝野ビジョン』に抱く違和感」での、枝野幸男氏が上梓した『枝野ビジョン 支え合う日本』の中の一部についての辛口とも言える評論が一部で話題となった、ジャーナリストの高野孟さん。今回高野さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、枝野氏が同書で展開した「外交・安全保障論」にも「基本的な概念のレベル」で混濁があると指摘、とりわけ枝野氏の日米関係を巡る認識を強く批判しています。

【関連】ツッコミどころばかり。立憲・枝野幸男代表『枝野ビジョン』に抱く違和感

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年6月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

外交・安保政策では自民党と争わない?――立憲・枝野幸男氏『枝野ビジョン』への違和感

枝野幸男=立憲民主党代表の新著『枝野ビジョン 支え合う日本』の第1章『「リベラル」な日本を「保守」する』について、前々号で論評した。「ずいぶん手厳しいですね」といった感想もいくつか寄せられたが、それに対しては、「厳しいとか厳しくないとかいうことではなくて、基本的な概念のレベルで混濁があるのが我慢できなかったのです」と答えてきた。

【関連】ツッコミどころばかり。立憲・枝野幸男代表『枝野ビジョン』に抱く違和感

同書第11章「地に足の着いた外交・安全保障」についても、私の視点は同じで、「基本的な概念のレベル」で混濁があることが問題であると思う。

外交・安保は中心的対立軸ではない?

この章の冒頭の1行はこうである。

「私は、短期的な外交・安全保障政策について、政権を競い合う主要政党間における中心的な対立軸にすべきではないと考える」

え~っ、何これ?どうして「外交・安保では自民党政権と争わない」と最初から決め込んでしまうのか。というか、逆に、ここでこそ保守に対するリベラルの対抗軸を突き出さなくて、一体何のための野党第一党なのか。

なぜそう考えるのかについての枝野の説明は、こうである。

▼外交・安全保障政策はわが国の独自の判断や意思とは関わりのない、他の主権国家の意思や行動によって決定的な制約を受けるという特殊性を持つ点で、他の政策分野と根本的に異なる(P.238)。

▼それを踏まえれば、外交・安全保障の分野において大切なことは、国家としての揺るぎない基本方針を踏まえつつ、わが国が「何を目指すのか」「何ができるか」を強く意識することである(P.239)。

▼外交・安全保障政策を真摯に考えれば、短期的に示し得る選択肢は、一見すると大きな違いにはならない。新しい立憲民主党の綱領も「健全な日米同盟を軸に」とその基本方針を明記しており、私はそれを進展させたいと考えている。

▼それでも、中長期的には「何を目指していくのか」によって、将来大きな違いとなり、国民生活を大きく左右する。私は、日米同盟を基軸としながらも、米国に対し地位協定の改定を粘り強く働きかけていく。……辺野古基地の建設を中止し、普天間基地の危険除去に向けた新たな協議を、米国に丁寧に求めていく。核兵器禁止条約について、……まずはオブサーバー参加などの余地がないか、米国等との調整を始める(P.240)。

デタラメと言っていいほどの論理的大混乱である。

 

今しかない。人間が“個数制限ギリギリ”の数まで商品を買ってしまう心理

人間の購買意欲は、思わぬことに刺激されてしまうようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、アメリカのスーパーマーケットで行われたユニークな心理学的実験の結果を紹介。そこで判明したのは、「賢くなっている」はずの消費者の、意外な判断基準でした。

「いま、買わなければ」

アメリカのスーパーマーケットで、「ショッピングの心理学」に関する実験をしました。

缶入りスープを1缶79セントで販売するのですが、2つのセールパターンでお客さまの行動を見ます。1つは、1缶79セントで個数制限を設定していない場合。もう1つは、同じ1缶79セントで、1人12缶までの個数制限つきです。

結果は、制限つきの方がよく売れたのです。制限無しでは、ほとんど売れなかったのです。不思議です。制限の無い方がお得なのに。

消費者はどんどん賢くなっているはずなのに、価格を冷静に判断していないのです。個数制限があることで、心理的に“あせり”が出てくるようです。“いま、買わなければ”と。

さらに、もっと面白い現象が起こったのです。

この缶スープを買ったお客さまの中には、大安売りの時でさえ、4~5缶しか買わないのに、この制限つきだと、買えるだけ、つまり12缶買っていく人が多かったことです。

これは、非常に興味深いことです。売れるか売れないかは、価格だけではない、ということをハッキリとわからせてくれています。

だからといって、汚い手を使っていいというわけではありません。大切なのは、お客さまに満足・納得して買っていただくということです。

お客さまに喜んでいただき、お店も喜べる方法を見つけてください。

動物の「力」

ドッグカフェや猫カフェが流行っていますが、ペットを飼えない都会の動物好きが、たくさん集まっているようです。犬や猫には、それだけの集客力があるということです。

お店の店頭に、犬や猫を繋いでおくだけでも、集客効果はあります。犬猫好きのお客さまなら、お店に用が無くても、犬や猫を見るために立ち寄ってくれます。お店に入らなくても、それが会話のキッカケになって、親しくなれるかもしれません。

少し前、猫の駅長が話題になりましたが、あの駅の周辺には何も無く、観光客が来るようなところではありません。しかし、いまだに連日たくさんの人が、猫の駅長を見るためだけにやって来ます。

動物の「力」は絶大です。

※ この集客法は、本当に犬猫の好きな方だけ、実践してください。