条約はあてにならない。ウクライナが辿った道と日本への危険信号

ロシアのウクライナ侵攻に、日本国内にも衝撃が走っていますが、どこかこの「戦争」は自国には関係ないことだと思ってはいないでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、 ウクライナ人のアンドリー・ナザレンコ氏がウクライナがたどってきた道と日本を比較し、他国に防衛を委ねている日本にメッセージを送っています。

ウクライナの衝撃──国の防衛を他国に委ねる危険性

ロシアがウクライナに侵攻し、国際社会に衝撃が走っています。この危機は決して日本に関係ないことではありません。

2013年から14年にかけ、親ロ派政権の成立に反発するウクライナ人の学生デモが国中を巻き込む危機に発展、ロシアによる国土侵攻を招いた際に18歳だったアンドリー・ナザレンコさん。祖国を惇倫された経験を持つナザレンコさんが語る日本社会へのメッセージとは。

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侵略という恐ろしい体験をしてきた私は、日本の方が次のような発言をするのを聞いて非常に驚きました。

「軍隊をなくして隣国の脅威にならなければ攻められない」
「どんな争いも、平和を訴え、話し合いさえすれば解決できる」
「集団的自衛権を認めたら、他国の争いに巻き込まれるから危険だ」

こうした主張をする方々には、ぜひウクライナの辿った道を学んでいただきたいと私は思います。

ウクライナは核兵器を放棄し、100万人の軍隊を5分の1の20万人に縮小し、大国の対立に巻き込まれないよう軍事同盟にも一切加盟しませんでした。

さらに、兵器をロシアに譲る代わりにブダペスト協定書という国際条約を結び、ロシア、アメリカ、イギリス、フランスがウクライナを守るという約束を交わしました。ところが、その当事者であるロシアによって侵略されたのです。

他国との条約がいかに当てにならないものであるか、そして国の防衛を他国に委ねることがいかに危険であるか。ウクライナの失敗が、このことをハッキリと物語っています。

条約が破られたら国際社会が何とかしてくれる、と期待している日本の方は多いようです。しかし、ウクライナが侵略を受けた時に、一緒に戦い、守ってくれる国は一切ありませんでした。当時のアメリカはオバマ政権でしたが、ロシアの侵略を口先で批判するばかりで、具体的な行動は何も起こしませんでした。

ウクライナばかりではありません。チベットもウイグルも香港も、侵略や弾圧によって人々の自由が理不尽に奪われていることに対して、国連は批判こそしますが、行動は起こしません。

尖閣諸島はアメリカが守ってくれるから大丈夫、というのも危険な考え方です。アメリカが追求しているのはあくまでも自国の国益であり、いくら同盟国の領土であっても、自国の国益に合致しない限り行動を起こすことはありません。

以前出会ったある日本の方は、自分の息子が戦争で亡くなるのは嫌だから、アメリカ人が戦えばいいとおっしゃっていました。しかし、戦いもしない日本人の代わりに、アメリカ人が血を流して戦わなければならない道理がどこにあるのでしょうか。

(※ 本記事は月刊『致知』2021年5月号 連載「意見・判断」より一部を抜粋・編集したものです)

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アベノミクスが推し進めた“円安の成長シナリオ”、現状ではどうなっている?

原油の値上がりは続き、家計にも大きな打撃を与えているなか、安倍元首相が提唱したアベノミクスは、今現在どういう影響を日本に与えているのでしょうか?その疑問に答えてくれるのは、メルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』著者で小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さん。石川さんはアベノミクスの転換点は今であるとして、現状を語っています。

 

アベノミクスの転換点/円安誘導とは異なる発想転換を提案する

ロシアのウクライナ侵攻が現実となった。 首都キエフにも戦火は及び、ロシア軍の侵攻は続いている。 今後、制圧地域を拡大しある程度のところで、東部の2つの地域の独立共和国の正式承認をウクライナに認めさせて撤退となるのではないだろうか。 この問題は独立を希望している地域住民のことも考慮しなければいけないので単純に正邪を決められない。 だが、現状を変えないというミンスク合意を破棄した形となったため、欧米は経済制裁を発表した。

今後、日本にとって心配なのは原油価格や小麦などの食糧価格の高騰である。 以前も書いたように、原油価格の高騰は全ての家計に影響する。 ガソリンが1リットル200円を超えてしまうのではという予想も出始めており、先物価格は急騰した。

アベノミクスは円安を誘導して輸出企業を潤わせ、株価を上げることによって、経済を上向かせるという政策だった。 株価が上がったことに伴って企業業績は順調になり、金融で稼いでいる人は潤った。

しかしながら、アベノミクスで給与は上がったかというと平均給与は下がり続けている。 格差の広がりを止めることはできていない。 そうなると、果たして円安政策が日本にとってプラスかどうか今一度考えなければいけない。

20世紀の終わりから、日本の製造業は生産拠点を海外に移転し、為替に左右されにくい産業構造づくりを進めてきた。 その結果、円安が進行しても輸出は増えにくくなっている。 円安の輸出波及効果は以前に比べ小さくなっているのだ。

一方、円安に伴うデメリットは顕在化しやすくなっている。 原油高になるとわが国の貿易収支は著しく悪化してきた。 悪化の主因は原油価格で、円安によって原油高を増幅させている。 また、輸入資材に頼る産業は円安によるコスト上昇が顕著になっている。

アベノミクスは、

円安→輸出増→企業収益増→賃金増→経済活性化

という成長シナリオであったが、実現はしていない。 賃金は上がらず、円安により輸入コストが庶民に跳ね返っているのが現状だ。 最たるものは先ほども指摘したようにエネルギー価格だ。

日本経済を立て直すには、「賃金=コスト」と見るのではなく、「賃金=投資」と判断する経営手法を浸透させ、賃上げを進めることだろう。

 

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既存イメージを壊した「袖あり寝袋」はなぜこんなにも売れたのか

コロナ禍でキャンプなどのアウトドアに興味を持つ人も増えているなか、従来の寝袋の概念を壊し、しかも高品質の商品が話題となっています。今回は、MBAホルダーで無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者である青山烈士さんが「ありそうでなかった」を実現した商品を紹介しています。

既存のイメージを壊す発想

今号は、注目の寝袋を分析します。

● シャツなどの衣類品の製造・販売を手掛ける株式会社オギタヘムトが展開している「袖付き寝袋『クーリオ』

アウトドアを快適に過ごしたい方をターゲットに「企業ポリシーやノウハウ」に支えられた『寝袋をより快適な空間にしてくれる』等の強みで差別化しています。

寝袋のイメージを覆す、ありそうで無かったアイデアだけでなく、そのアイデアを高品質な形で実現したことにより、期待と注目を集めています。

■分析のポイント

世の中に登場した多くの新しいアイデアは、既存の要素の組み合わせと言われていますが、袖付き寝袋は、まさにそれに当てはまります。

寝袋も袖も、既存のモノですからね。

今回のポイントは、既存のイメージを壊すということです。

寝袋は、その名の通り、袋状の携帯用寝具です。当たり前ですが、袋状のものだからこそ、寝袋なのです。

寝袋が製品として登場したのが1890年とのことですので、100年以上にわたり、袋状であることは変わっていなかったわけです。もちろん、素材などの進化はしています。

100年以上にわたり、寝袋が使われていたわけですからユーザーの中には、手を自由に使いたいと思う方もいたと思われますが、寝袋ですから、袋なのは当たり前であると受け入れている方も多かったのでしょう。

ですので、オギタヘムトのアイデアの素晴らしいところは、既存のイメージに囚われていないというところにあると思います。

多くの方が寝袋は袋状のモノと受け入れている。そこに疑問を持つというのは難しいことです。

昔の話ではありますが、地球の周りを太陽などが動いていると信じられていた16世紀前後の世の中で、太陽の周りを地球が動いているのではないかと疑問を持ったコペルニクスやガリレオの偉大さはそこにあると思います。

少し大きな話になってしまいましたが、多くの人が受け入れているモノゴトに疑問を持てるかと言うのは、新たなアイデアを生み出す上で非常に大切なことです。

そして、多くの方が受け入れているイメージを打ち壊すことができるアイデアや製品は、ユーザーの関心を得る事に成功する確率が高いです。自分の持っているイメージが覆される経験は大きな印象として心に残りますからね。

今後、オギタヘムトからどのようなアイデアが出てくるのか注目していきます。

橋下徹氏「ウクライナに行って戦え」ツイートに批判殺到。志願兵あおる暴走ぶりに「お前が行け」総ツッコミ

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が自身のツイッターで発した過激ツイートが炎上している。橋下氏は27日、「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ! と言っていた者はウクライナに行って戦え」とツイート。ネット上では「言い過ぎ」「その発言はさすがにやばい」など物議をかもしている。

橋下徹氏「威勢のいい奴はウクライナで戦え」

この発言はウクライナ大統領ゼレンスキーが海外から志願者を募り、外国人部隊を編成すると表明したというロイター通信の報道を受けたもの。橋下氏は記事を引用し、「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ! と言っていた者はウクライナに行って戦え」と綴った。

さらに、「威勢のいいことを言う資格がある者は志願兵になる者だけだ。志願兵になれないのならNATOの指導者に政治的妥結を促せ。日本の国会議員は何人が志願兵になるのだろうか」とツイート。

これに対し、「私から見たらあなたの言うことはとても威勢がいいのですがどんな資格があるのですか?」「随分と威勢がいいですね。どーぞ、志願兵としてお手本を見せて下さい」などと批判が殺到した。

「自分がウクライナへ行け」と指摘された橋下氏は、「俺はウクライナに行く勇気はない。だからロシアに譲歩することになろうがNATOの指導者に政治的妥結を求める。もちろん今後のロシアの暴挙には国連憲章51条の集団的自衛権の行使が前提。ウクライナを支援する日本政府はウクライナに行く日本人の渡航費用を予算化せよ 」と綴り、自分のことは棚に上げ、NATOのロシアとの政治的妥結を要求した。

また27日に渋谷、新宿にロシアのウクライナ侵攻に抗議して、ロシア人、ウクライナ人をはじめ多くの人が「戦争反対」訴えた記事を受け、「日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない」とツイート。戦争秩序ではきれいごとではなく現実的な対応が必要だと主張した。

橋下氏が安倍元首相と共に「核シェアリング」発言

橋本氏は27日に放送された『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。安倍晋三元首相と共に日本でも「核共有(核シェアリング)」の議論が必要であると訴えた。

橋本氏はウクライナの情勢を見て自分たちで国を守る力が絶対に必要だと実感したといい、打撃力と反撃力、中距離ミサイルをアメリカと共同で日本に配備し、将来的には、非核三原則を超えてアメリカと共有という形でも核を保有すべきで、政府は及び腰だと訴えた。

ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアは自国領土にアメリカの核兵器を配備し、各国が運用する協定を結んでいる。

安倍氏は「世界の安全がどのように守られているかという現実をタブー視せず、さまざまな選択肢の視野に入れて、国や国民の命をどうすれば守れるか議論すべき」だと述べた。

1994年ウクライナは「ブタペスト覚書」で核を放棄した。アメリカ、ロシア、イギリスが安全保障するという条件だったが、その協定は今回反故になった。ウクライナのような状況にならないためにも、核シェアリングを真剣に議論すべきだと2人の結論は一致したとみられる。

しかし、この報道にもまた賛否両論が巻き起こった。

「核シェアリング」が話題になって称賛する声もあれば、ウクライナ情勢を利用して、自説を押し進める強引に押し進めるのを危険視する声もある。

核シェアリングに関しては意見が一致した2人。自分の落ち度は棚に上げて、自分の政治的成果と思想だけは声高々に主張するという、似た者同士なのかもしれない。

日本の核武装の話にまで発展しているロシアによるウクライナ侵攻。しかし、なぜ「NO WAR」の声が「ウクライナで志願兵になれ」ということになるのだろうか。違和感を覚える人は多いに違いない。

不気味な中国の動き。ロシア「ウクライナ侵攻」に沈黙を貫く隣国の思惑

ウクライナに対し、多くの専門家たちの予想を遥かに超える大規模な軍事行動に出たロシアのプーチン大統領。国際法に照らしても決して許されない行為であることは明らかですが、この先事態はどのような推移を辿るのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者で元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、欧米諸国と同盟国が取るべき対応を考察。さらにこの事案に対して不気味な動きを取る中国の思惑を推測するとともに、ウクライナ危機は日本にとって決して「対岸の火事」ではないとの警告を発しています。

【関連】プーチン方式を踏襲か?中国は「ウクライナ危機」のどさくさで尖閣を侵略する

 

大ロシア帝国再興への大博打? ウクライナ紛争

北京冬季五輪が閉会した次の日、2月21日にロシアはウクライナおよび国際社会に対して攻勢をかけてきました。

予てよりウクライナ東部でロシアと国境線を接するドネツク州とルガンスク州のロシア系勢力支配地域を共和国として国家承認し、リーダーたちの依頼に基づいて、ウクライナからの軍事的な圧力に対抗するためにロシアに軍事支援を依頼させるという“芝居”をうって、ウクライナ侵攻に向けた大きな一手を打ちました。

2014年のクリミア半島併合事案の際にも用いられたレトリックですが、「ウクライナによって迫害されている同胞ロシア人の生命と利益を守るため」との理由から、ドンバス地方(ドネツク州とルガンスク州が位置するウクライナ東南部)へのロシア軍の“派遣”を決め、平和維持活動に当たらせるという形式をとりました。

当初、この発表がなされた際、私は「ロシア人支配地域(共和国化したところ)が対象であって、両州全域の併合までは考えていないだろう」と高を括っていたのですが、24日未明に行われたロシア軍による攻撃は、ドンバス地方に対するSpecial Military Operationと位置付けられてスタートしました。その後の展開はご存じの通り、ベラルーシで合同軍事演習を行っていた部隊はウクライナ北部から、そしてウクライナ南部の街オデッセイにはロシア海軍と陸軍の行動作戦として、ロシアが上陸し、どう見ても「ロシアによる対ウクライナ全面侵攻(Full scale military invasion)」という形式になりました。

首都キエフ、ハリコフ、オデッサなど数多くの街で爆音が何度も響き、キエフではサイレンが鳴り響き、ロシア軍によるミサイル攻撃・空爆への警戒が叫ばれました。

このタイミングと同じころ、NYの国連では安全保障理事会が緊急招集され、ウクライナの国連大使がロシアによる侵攻を非難し、安保理理事国すべてがすぐにこの侵攻を止めるべく動くべきと訴えていました。

残念ながら、皆さんご存じの通り、真っ向から対立するロシアの反対(そしてロシアが今月の安保理議長国ゆえに、議事進行の権限を持っている)と、態度を明確にしない中国によるブロックで、国連安保理は何も効果的な動きが出来ないという状況に陥りました。常任理事国が直接的に絡む案件ですから、もちろん同意されるようなことはないのは明白なのですが、国際世論形成に最後の望みをつなぐ動きも、無残に終わりました。

そして「ロシアによる侵攻はない」と言い続けてきた私の予想も、見事に外れました。申し訳ございません。

どうしてこんなことになったのでしょうか?

いろいろな方たちが解説されていますので、あまり詳しくは論じませんが、一言でいえば、ロシア・プーチン大統領に経済制裁の厳格化でプレッシャーをかけていた欧米諸国がプーチン露大統領の意図を読み違えた、または理解できなかったから、と言えるのではないかと考えます。

 

羽生結弦だけじゃない。中国で大人気を誇った歴代の日本人たち

中国でも数年前から熱心なファンがその姿をひと目見ようと競技会場に殺到し、北京五輪では圧倒的な人気を見せつけた男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。今や中国においてアイドル的な存在とも言える羽生選手ですが、これまでも多くの日本の著名人が中国の人々から愛されてきたことは、我が国ではあまり語られません。今回のメルマガ『黄文葦の日中楽話』では、2000年に来日し現在は日本に帰化されている中国出身の作家・黄文葦さんが、そんな日本人たちの名を挙げつつ、彼らの人気ぶりを紹介しています。

 

日本と中国の間、ずっと共通のアイドルが存在している

フィギュアスケート日本代表の羽生結弦選手は北京冬季オリンピックで最も人気のあるスターとなり、すべての中国人のアイドルであることは間違いないだろう。中国マスコミが毎日随時、「羽生結弦ニュース」を発している。

「羽生現象」から、日本と中国の間には、ずっと共通のアイドルが存在していることを思い出した。彼らは日中理解と日中友好を築いてきた。

昔、俳優の高倉健さんが中国で大変人気を博した。中国女性のパートナーを求めることに影響を及ぼしていた。「高倉健さんのような性格の男性は理想な男だ」という認識が普遍的になっていた。もう一人の大スターである山口百恵さんの生きざまは、今もなお大きな興味の対象である。

現在、日本であまり芸能活動をしていない栗原小巻さん、中野良子さん、荒木由美子さん、紺野美沙子さんは中国の人々に長く美しい印象を残した。80年代中国で荒木由美子さんが主演のドラマ『燃えろアタック』が放送された。健康、清純な少女の役が中国人を魅了した。現在の中国でも、荒木由美子さんが演ずる「小鹿ジュン」は40代以上の中国人にとっては、青春時代の褪せない記憶である。

2年前、当方は一度、荒木由美子さんの介護内容の講演会を申し込んだ。しかし、思わぬコロナのせいで講演会がキャンセルされてしまった。昔のアイドルに会えなくてとても残念でたまらなかった。

紺野美沙子さんが、80年代日中合作映画、日中国交正常化10周年記念作品の『未完の対局』に出演され、かつて中国の映画雑誌の表紙に飾られたことを当方は未だに克明に覚えている。その時、紺野美沙子さんの佇まいは美しくて優雅で、理想的な女性だと子供頃の当方は思っていた。現在国連開発計画親善大使である紺野美沙子さんがよく開発途上国を訪問しているらしい。

栗原小巻さんは中国で「女神」と見なされている。1979年日本映画代表団のメンバーとして初めて中国を訪れた後も80年代に入ると頻繁に中国を訪れるようになり、中国を訪れた回数は実に36回にのぼったという。2002年には中国中央テレビの『芸術人生』という番組のインタビューで登場した。

21世紀に入って、日本のアイドルたちが自らSNSを通して、中国のファンに向けて発信しているわけである。中国人が身近に日本アイドルの芸能活動と日常を知る。時には双方向コミュニケーションができる。

現在、多くの日本の俳優・タレントが中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)のアカウントを持っている。木村拓哉さん、福山雅治さん、浜崎あゆみさんなど大物芸能人も中国で広報を行い、中国語圏の発信力を目指している。「微博」にアカウントを持っている芸能関係の日本人が段々増えて、現在100人近くになっている。

 

養育費の“相場”は?揉めた時に役立つ裁判所公表の養育費算定表

子を持つ夫婦が離婚する際、避けて通ることができないのが養育費の取り決め。その未払いなどが社会問題ともなっていますが、そもそも養育費に「相場」のようなものは存在するのでしょうか。今回のメルマガ『探偵の視点』では現役探偵の後藤啓佑さんが、顧客からもよく質問を受けるという養育費についてのあれこれをレクチャー。金額算定の参考にされる裁判所公表の資料も紹介しています。

【関連】離婚を決めたら何をすればよい?意外と知らない“夫婦生活の終え方”を解説

 

養育費

前回、意外と知られていない離婚のステップや方法をお伝えしました。

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本日は、「養育費」についてご紹介していきます。

まず養育費とは、子どもの監護や教育のために必要な費用のことをいい、子どもが自立するまでに要する費用を意味します。

法務省によると、衣食住に必要な経費や教育費、医療費などがこれに当たります。子どもを育てている親は、他方の親から養育費を受け取ることができます。

尚、離婚によって親権者でなくなった親でも、親として養育費の支払義務を負います。

上記が、養育費についてです。今回はさらに、よくお客さんから質問がくることもお伝えします。

1.過去の養育費って請求できるの??

これは、養育費の取り決めをしていない状態と推察されますので、できないという答えになります。

ですので必要であれば今からでも取り決めを行い、将来の養育費をもらうようにしていきましょう。

2.養育費の相場ってあるの?

養育費については、基本的には両者の話し合いで決めていくものですが、なかなか折り合いがつかないことが多いです。そんなときに参照するのが、「養育費算定表」です。

平成30年度司法研究(養育費、婚姻費用の算定に関する実証的研究)の報告について

子供の数と、相手と自分の年収でだいたいこれぐらいというのがあります。

これは絶対的な基準ではありませんが、参考にされる場合が多いです。逆に言うと、この基準から逸脱した金額で決まることはなかなかないでしょう。

そして、話し合いができない場合は前回記載したことと同様、調停にて手続きすることになります。

いかがでしたか?

養育費という名称はなんとなく聞くけれども、算定表があることはあまり知られていませんよね。必要になるタイミングはないほうがいいですが、雑学として知っておくのはいいかもしれません。

 

 

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雪中で1時間半も辻立ち。国政目指す「もりした千里」が綴る宮城の日常

2021年の衆議院議員総選挙に出馬するも惜しくも涙をのんだ、元タレントの「もりした千里」さん。そんなもりしたさんが2月1日、SNSやブログでは書けない芸能界や政財界の話題を赤裸々に綴るメルマガ『もりした千里の『辻立ちクイーンは、今日もいく!』』を創刊し話題となっています。今回は創刊記念として、最新号を特別公開。そこには、選挙区で住民の皆さんとともに汗を流すもりしたさんの熱い思いが記されていました。

 

スポーツ選手に憧れた理由

正直、オリンピックを楽しみにはしていませんでした。

予想はあながち間違いなく、数々の問題をやっぱりと思うところもありました。

最終的には、選手たちの美しさ、強さ、たくましさにオリンピックは救われたと思います。

やっぱり素晴らしいものは素晴らしい!

移動中、車を止めて、小さなモニターに食い入るように見てしまいました。

きっと、同じように胸を熱くされた方ばかりだと思います。

だからと言って、今回起こった様々な出来事を流すことはできないし、してはいけないと思います。

わたしは以前より芸能とスポーツ界と少し似ていて、とっても違うところがあると思って、いつもうらやましく思っていました。

努力は当たり前だけど、何が評価されるかわからない芸能より、評価がはっきり出るスポーツが好き。

スポーツの潔白さに憧れ、生まれ変わるならこう言う世界がいいとすら思っていましたが、でも、こうして見ると、そう一概には言えない状況でもあります。

むしろ、一瞬で世界が変わるスポーツ界だからこそ、競技に対する思いとクリーンな姿勢、運営側の配慮が必要だと言えます。

あらためて、スポーツの素晴らしさと厳しさを感じた北京オリンピックでした。

今年は本当に雪が降りますね。

東京あたりでも降るとニュースで見ると、こちらの方が凄いから!と少し先輩になった気分です。

先日は、突然、あられが降ってきました。

あられと言うより、雹だと言えるほど大きく落下のスピードも早かったのです。

当たったら痛そうだと車から眺めていました。

地震もありました。変な天気です。

さて、わたしといえば、いわゆる「後援会」としっかりとした組織として作りたく、お願いした方へおひとりずつ回っていました。

後援会なかったの?と思われる方もいらっしゃいますが、ふんわりはありました。

後援会入会の紙に入ってくださった方の情報をいただいております。

こちらからご挨拶させていただくのです。

ですが、組織として動いたことがなく、会合を開いたことはもちろん、会長や役職などもなく。

いわゆる“強い先生”には、必ず強い後援会があるそうです。

気持ちを共にする後援会の皆さんがしっかりとサポートしているわけですね。

そして、何かあれば相談し、支えてくれる存在です。

自民党の皆さんには、ありったけの気持ちで応援していただけておりますが、党を超えて、わたし自身を応援してくれる方をもっと増やして行かなければいきません。

そのためには時間も必要です。

じっくりと話して、これからどうしていくのか、そんな話をしています。

もちろん、今、読んでくださっているあなたにも、少しずつ相談も挟んで行きますからね。

 

カーリング女子日本代表が真剣勝負の場で見せた「笑顔の力」とは

北京オリンピックで銀メダルに輝いたカーリング女子日本代表のロコ・ソラーレは、笑顔が印象に残るチームでした。その笑顔は外国人には理解不能とされる日本人特有の“作り笑い”や“愛想笑い”をポジティブに昇華させたものと言えるのかもしれません。今回のメルマガ『j-fashion journal』では、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、日本人の笑顔について考察。ロコ・ソラーレがコミュニケーションやリラックス、さらには集中力を高めることにも「笑顔の力」を使えたのは、日本の社会で育ったからではないかと綴っています。

 

笑顔の力

1.日本人は意味なく笑う

日本人は、嬉しい時は勿論だけど、困った時や嫌なことがあった時でも笑うことがある。また、何もなくても、何となく笑ったりもする。そんな日本人を見て不気味だと思う外国人は少なくない。

欧米人にとって、表情は感情と直結している。というか、直結すべきものだ。嬉しければ笑い、悲しければ泣く。内面にある感情は外面に表現してこそ意味がある。言いたいことがあったら言う。そうしないと、他人の気持ちなんて分からない。何を考えているか分からない人間は不気味な存在なのだ。

この論理でいけば、真面目に勝負している時は真面目な顔をしなければならない。そこで笑うことは、真面目に勝負に取り組んでいないという意味であり、対戦相手を侮辱しているということになる。

日本人は、自分の気持ちを隠す本能がある。気持ちを読まれることは、危険なことだ。なぜなら、日本人は西欧人のように個人として神に対峙しているのではなく、世間という相対的な集合体に対峙しているからだ。個人の感情が世間に筒抜けでは、個人を失ってしまう。個の部分を守護するためには、世間と個人を分離しておかなければならないのだ。

日本人にとって、表情とは世間という荒波に対する防波堤であり、個人を守る鎧なのだ。日本人にとって、感情を露わにする行為は大人げなく子供じみていると考えるのだ。

2.カワイイが隠していること

気持ちを隠すという点では、アイドルにも共通している。その意味でアイドルを演じている子供は子供っぽくても、アイドルの本質であるイメージは人をも超える存在だ。アイドルは、完全な受け身だ。どんな人のどんな感情も拒否することはない。全ての感情を受け入れるブラックホールのような存在だ。だから安心して感情をぶつけられる。

アイドルの笑顔やカワイイは完全無欠の鎧であり、どんな感情もアイドル個人を傷つけることはできない。たまに、勘違いする人が出てきて、ストーカーになったりするが、それは掟破りの行為であり、罰当たりな行為である。神は決して侵してはならない。

そう考えると、アイドルは巫女や稚児に似ている。生身の人間であるが、神の依代(よりしろ)であり、神が宿る存在だ。つまり、人を超越している。アイドルとはそういう存在である、という共通認識が存在するから、人が虚像になれるのだ。

そう考えると、アイドルの笑顔は、人の内面や感情を表現しているものではないことがわかる。笑顔は人に向けられるものではない。笑顔そのものに意味があるのだ。