市民目線の不在。終戦記念日の「NHKスペシャル」に抱いた違和感

終戦76年を迎え、戦争の風化が一段と進む日本。だからこそマスメディアには、「歴史の伝承者」としての役割がより一層期待されているわけですが、コロナ禍と自国開催五輪が重なった今夏、彼らはその重責を果たすことができたのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では毎日新聞や共同通信に勤務経験のある引地達也さんが、終戦記念日に放送された「NHKスペシャル」を取り上げ、メディアが十分に機能したか否かを検証。さらに戦争の記憶が薄れつつある現在の日本にあって、アフガニスタンの事態を自分事として捉えるため考えるべきことについて考察しています。

 

「終戦記念日」を伝えるメディアは市民の視点で

アフガニスタンで次々と地方都市を制圧したタリバンが首都カブールに迫ったというニュースが流れた8月15日、日本では今年も終戦の日を迎えた。

過去の戦争と向き合う日に新しい戦争が起こっている事実に雑然とした思いで、記憶を受け継ぐのが課題になっている戦争に思いをはせた。

私の親戚や周囲からも戦争を伝える人は亡くなり、国家単位で「何を受け取り」「何を伝えるのか」の伝承は大きな課題だ。

広島と長崎の原爆投下と終戦の日の8月15日までの8月前半は第二次世界大戦に関する回顧や、大戦による被害や影響が今も続く心に寄り添うとする報道が集中的に発出され、それは日本特有の「8月ジャーナリズム」とも呼ばれる。

戦争を二度と繰り返さないという国家と民衆の決意とともに、8月ジャーナリズムは市民のコンセンサスを得ながら(時には反発も受けながら)、各メディアが新しい事実や現状を正確に伝えようというエネルギーにつながっている。

そのエネルギーは毎年、テレビのドキュメンタリーや新聞の特集記事で熱を帯びた調査報道の結果として、新事実が発掘されたり、新しい証言にたどり着いたりし、メディアはその「伝承」の役割を担う気概を見せてきた。

しかしながら、今年はコロナ禍も影響しているのだろうか、そのエネルギーはやや停滞気味で元気がない印象だ。

特に終戦の日のNHKスペシャルはここ数年注目してきたが、今年は「開戦 太平洋戦争~日中米英 知られざる攻防~」と題したもので、蒋介石の公開された日記を写し書きした研究者の研究を中心に構成されたものだった。

公式ホームページ上の説明は以下である。

中国国民政府を率いた蒋介石の膨大な日記の全貌が明らかになった。近年公開された蒋の外交史料と合わせて浮かび上がるのは日中戦争の国際化をもくろんだ戦略である。そしてアメリカ・イギリスの思惑も交錯しながら太平洋戦争開戦へとつながっていたのである。一方で、日本は多くの選択肢がありながら「引き返し可能地点」を何度も失っていたことも明らかになった。太平洋戦争開戦秘録から浮かび上がる現代への教訓とは。

● 「開戦 太平洋戦争~日中米英 知られざる攻防~

盧溝橋事件を発端として日本が日中戦争を遂行する中で、蒋介石がどのように考え、ふるまってきたかはこれまで多く語られてきた。

終戦後に台湾に追われる形になった蒋介石の物語は日本では同情心を持って受け入れられ、特に親台湾派からは様々な情報が出てきている。

今回のドキュメンタリーは、中国の正統性の問題等でまだまだ語ってよい内容ではあるが、終戦の日のテーマとは「遠く」、そしてこの日に放映するには違和感を覚えた。

蒋介石は日中戦争の国際化をもくろみながら、結果的に日本は窮地に追い込まれた形で真珠湾攻撃で米国に宣戦布告することになったが、このテーマは太平洋戦争の開戦に関するものであり、真珠湾攻撃のあった12月に取り上げるべきではないかとも思う。

そして、それは政治や軍人の物語であり、庶民の物語ではない。

8月ジャーナリズムの主役は一般の国民であるべきだろう。

 

残暑も油断大敵。愛犬の熱中症予防に役立つ「ペットボトル保冷剤」

暦の上で夏が終わっても、ペットたちにとって危険な暑さはまだまだ続きます。散歩や遠出のときには熱中症対策が欠かせません。今回のメルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』では、著者で獣医師の佐藤先生が、簡単に用意でき便利な「ペットボトル保冷剤」の作り方に加え、濡らすと冷たくなるタオルとセットでの効果的な使い方を教えてくれます。

簡単・便利「ペットボトル保冷剤」の作り方

犬は、体温調節ができません。その為、この夏の時期はお部屋でも、わんちゃん用のバックの中でも「熱中症」になってしまう事があります。お出かけして、病気になるのは嫌ですよね。「どんなもので冷やせばいいのか?」と良く飼い主さんから聞かれます。保冷剤は1日持たないので皆さん工夫が入りますよね。今回は、簡単便利な方法をお伝えしましょう。

1)ペットボトルを使用しよう

ペットボトル500リットルのお水の半分を凍らせておきます。出かける時にお水を足します。

2)濡らすと冷たくなるタオルを使おう

凍らせて、お水を入れたペットボトルの周りに濡らすと冷たくなるタオルを巻きます。これを、大きめのジップロックに入れて、犬用のキャリーバックに入れて下さい。少しずつ、お水が溶けてきます。そのお水は愛犬の飲水にもなります。

濡らすと冷たくなるタオルも冷えたままで、長持ちします。熱中症防止に役に立つと思います。愛犬を暑さから守ってあげて下さいね。

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「ワクチン」の一点張りで1年も時間をムダにした日本政府の準備不足

政府は20日から新たに7府県に緊急事態宣言を発出し、10県にまん延防止等重点措置を適用すると発表しました。既に発出されている地域も含め期限は9月12日までとのこと。首都圏の住民にとってはもはや「あ、またね」くらいの受け止めになってはいないでしょうか。メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さんは、この半年ほど「ワクチン」頼みで、デルタ株への準備をしなかった菅首相と日本政府が現在の惨状を招いたと指摘。このままでは一点張りのギャンブラーと同じく「負け」への道を歩むと警告しています。

デルタのこと

「過去最多」という言葉に驚かなくなってしまった自分がいる。これがほんの半年前だったら震え上がるほどの感染者数なのに「慣れ」というものは本当に恐ろしい。

いやこれはきっと「慣れ」ではない。皆、無理矢理にでも無視しようとしているのだ。自分の行動の心理的根幹を守るためなら、これくらいのことはやってのけられるのが人間である。宣言ばかり(つまりは口ばかり)の国にあって己の正気を保とうとすればこれもまたやむを得ぬことのようにも思える。何もしないということは、これほどまでに罪深いのである。

そもそも今あるガイドライン等は、せいぜいアルファ株(英国型)、ベータ株(南ア型)、ガンマ株(ブラジル型)くらいまでを念頭に置いて策定されたものである。現下のデルタ株(インド型)に通用する筈もない。当然このまま何もしなければ、減少も横ばいもあり得ず、ただただ増えるばかりである。

一方、肝心の政府は、と言うと「ワクチン、ワクチン」の一点張りである。こうなると結構ヤバい。他に策なし、ということだからである。大体において、一点に張るギャンブルは負けるのが相場である。

その頼みのワクチンも接種先進国では、既に当初ほどの万全性は期待できないといった見方もちらほら出て来ている。確かに2回目接種後6ヶ月までの発症予防効果は実に9割超えとのデータまでは確認したが、それ以降に関してはあまり聞かない。その代わりに耳にするようになったのが、ブースター接種である。以上のことを総合すれば、今あるワクチンの効果は大体半年程度ということが想像できる。

とすれば、今のワクチン接種がおおよそ一回りした頃には二回り目を開始しなければならない計算になる。問題なのは、その時の優先順位である。ワクチンには発症予防効果だけでなく重症化予防効果もある。実際、高齢者の重症化率は下がっている。本来だったら、これで一息というところであった筈だ。

ところがデルタ株が拡がるや重症化の中心は40代、50代にシフトした。今までだったら何とか持ち堪えることができていた世代がバタバタと倒れているのである。どう見ても、ウィルスの毒性が強くなったとしか考えられない。接種二回り目からは働き盛りの(言い換えれば、先の長い)中年層を優先すべきかもしれない。

1枚のピザが呼んだ感動。困窮する親子に青年店主が届けた最高の贈り物

日本同様のコロナ禍にあって社会的弱者が苦しい生活を強いられている韓国で、とあるピザ店店主の「善行」が感動を呼んでいます。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、そんな心温まる実話を紹介。さらに報道で当エピソードを知った韓国市民の反応を取り上げ、「まだまだこの世は生きる価値あり」と記しています。

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ピザ屋さんには善人がおおい?

今年3月2日号で「鉄人7号」マッポ店を紹介した。同じような話がまた韓国で話題だ。

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8月12日、SBSの報道によると、7歳の娘を独りで育てているAさんは、コロナ禍で職場を失った後、経済的な困難を経験してきた。幼い娘の面倒を見てくれる人がおらず、仕事を見つけるのも容易ではなかった。弱り目に祟り目で娘が皮膚病を患い、大きな支出が続いた。

娘の7回目の誕生日。「何が食べたいか」と聞くと、娘は「ケーキ、ピザ、チキン」と答えた。しかし、Aさんの手元にある金は571ウォン(5円くらい)だけだった。Aさんはそれまで数回注文したことのあるピザ・チキン店に「7歳の娘を一人で育ててるんですが、今はお金がないのでツケでお願いできますか。20日の基礎生活費(生活保護費)をもらった日にお支払いします。必ず」と頼んだ。

少しして届いたピザの箱には、「お気軽に!また、娘さんがピザを食べたいと言ったらご連絡下さい」と大きな字が書かれていた。ピザと共に暖かい文句を残した店主は、32歳の青年ファン・ジンソンさんだった。

ファンさんは、「(Aさんの)負担を減らすため、伝票に“決済完了”と書いておいたんです。私はこんなに大きなことになるとは思っていなかった」とし、Aさん親子に向かっては「いつも元気でいてほしい。厳しい時期にみんなで頑張っていきたい。娘さんが食べたいならいつでも連絡してほしい」と語る。

一方、ファンさんの善行に、ポータルサイトの地図には、すでに該当地点の星印が殺到している。ネットユーザーは「まだ世の中は生きるに値する」「ファンさんの店にカンパに行こう」と該当支店の住所を皆で共有し、ファンさんにエールを送る動きが活発になっている。

3月2日の鉄人7号店と内容的にはほぼ同じだけれど、また全然別のところでこういった善行が行われていると思うと、こっちも心があったかくなってくるというもの。

基礎生活費としていくら出るのかわからないけど、なんとか一日も早く仕事が見つかるよう祈るばかりだ。20日までにはまだまだ日数があるのに571ウォンしかない。どうやって20日まで乗り切るのだろうか。そんなことも頭をかすめるが、神様は越えられない試練は与えられないというではないか。なんとか持ちこたえるはずだ。

8月16日現在、この一人親を助けるためにどうすればいいかという問い合わせも殺到しているという。まさにこの世は、まだまだ生きるに値する。ヴィクトール・フランクルでなくとも、人生にイエスと言いたい気持ちだ。

(無料メルマガ『キムチパワー』2021年8月17日号)

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木村拓哉がジャニーズ退所を決意か。メリー氏死去で事務所は大荒れ、独裁“タッキー王国”邁進で始まる「J神話の崩壊」

ジャニーズ事務所名誉会長の藤島メリー泰子氏が14日午前7時35分、肺炎のため都内の病院で死去した。93歳だった。同事務所が17日に発表した。ジャニーズ事務所創始者・ジャニー喜多川氏の実姉で、ジャニー氏と二人三脚で男性アイドルという文化を確立。2019年7月に亡くなったジャニー氏に続き、大切な柱を失うことになったジャニーズ事務所はこれから大きな変革期を迎えそうだ。

メリー氏が死去したのはくしくもSMAP解散発表と同じ日 

「ジャニーズの母」として日本の芸能界発展に貢献したメリー氏。同事務所が死去を公表して一夜明けた18日、所属タレントたちが感謝の言葉を発表した。

嵐の松本潤(37)は「激動の時代の中を生き、ジャニーズという存在を支え続けてきたメリーさん。ありがとうございました。天国でジャニーさんに会えたらいいね!」とコメント。

また、櫻井翔(39)は「やっと会えたのは亡くなった後でした。悔しいです。枕元には嵐からプレゼントしたマグカップが置いてありました」と無念さをにじませた。

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メリー氏が死去した日は8月14日。くしくもこの日はSMAPが解散を発表した日でもある。ジャニーズ事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「SMAPの解散発表を知らせるFAXが報道各社に届いたのは、2016年8月14日の深夜1時という異例の時間でした。そのSMAPの解散のきっかけとなったのは、メリー氏による元マネージャー飯島三智氏への恫喝問題です。いわばSMAPを解散に追い込んだ張本人が、その発表日に亡くなったわけで、何とも皮肉な感じがしますね」

2019年には独立したSMAPの元メンバー3名を番組に出演させないようテレビ局に求めていた疑いが独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意をしたが、メリー氏はその中心人物とみられていた。

「実際に圧力をかけていたのは娘で社長のジュリー氏だとの話もあり、真偽は不明です。飯島氏とは絶縁状態にありましたが、退所した3人に対してはその後を心配していたといいます」(前出・芸能記者)

ジャニー氏に続き、メリー氏までこの世を去ってしまったジャニーズ事務所。本格的な「ジュリー&タッキー体制」となり、これから大きな“激変”が起ころうとしている。

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退所候補の一番手は木村拓哉?鍵を握るのは妻・静香の存在

特に動向が注目されているのは、メリー氏と親交が深かったジャニーズたちだ。

その筆頭が木村拓哉(48)である。

というのも、2000年に工藤静香(51)とできちゃった結婚をするとの報告を受けたメリー氏は激怒。「妊娠4か月なんて聞いてないわよ!」と大声を張り上げ、相当な権幕だったという。

そもそも2人の交際には当初から大反対していたことから、結婚を強行した静香に対し、怒り心頭だったとされている。

「静香さんが凄いのはそこからですね。盆暮れの贈り物はもちろん、季節の挨拶など、何かにつけてメリー氏への連絡を欠かさず、気に入られようと努力しました。そうすることで徐々にメリーさんの懐へ入っていき、信頼を勝ち得たといわれています」(前出・芸能記者)

結婚を認めてくれたメリー氏に静香は大感謝をしていて、以来メリー氏とは昵懇の仲。

木村がジャニーズ事務所から独立を画策した際には、メリー氏への恩返しとばかりに木村を説得。翻意した木村はジャニーズに残る決断をした。この一件があったことで、静香に対するメリー氏の信頼は揺ぎ無いものへとなったという。

「それだけ木村夫妻とメリーさんの関係は深いということ。それゆえ、ジャニー氏もメリー氏も他界した今、木村さんがジャニーズ事務所にいる義理がもうありません。ジュリー社長とは表面上仲良くしているものの、特別な感情はないようです。木村さんが事務所を抜けるのも時間の問題だといわれています」(前出・芸能記者)

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鍵を握るのは妻であり、今や敏腕プロデューサーとなった工藤静香の存在。夫のために何を最優先に選択するのか?木村夫妻の今後が注目されている。

「ちゃんと政治家の仕事しろ!」危機感なしの菅首相に国民の不満爆発、立民・石川議員に“コロナ搬送強要”疑惑、医療崩壊の責任は国会議員にあり

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、立憲民主党の石川大我参院議員(47)が知人の陽性者の救急搬送を救急隊員に強く迫った疑いがあることがわかった。週刊文春が報じた。国会議員としての権力を利用した行為だと批判が出る中、医療崩壊を目の当たりにしても後手後手の対応を取る菅政権に不満の声が上がっている。

立憲民主党・石川議員が知人のコロナ搬送を強要か

記事によると、8日の夜、コロナ陽性となっていた30代男性の緊急搬送を求める119番通報が入り、救急隊員が駆け付け、男性の体温や血中酸素濃度を測ったが、保健所が『直ちに病院に搬送する状態ではない』と判断したという。

そこへ石川氏が現れ、通報者の知人である秘書とともに「搬送しろ」と猛抗議をはじめ、「搬送しなければ、この動画をSNSでさらすぞ」と言い、救急搬送を強く迫ってきたとしている。

こうした一連の行動に対し、週刊文春から質問を受けた石川氏は自身のホームページに回答の全文を掲載した。

それによると、石川氏は119番通報したのは秘書だと訂正した上で、「この画像をSNSで晒す」などといった脅しのような発⾔をしたことは⼀切ありません」と否定。「脅しをして進展するような現場ではなく、皆で協⼒して搬送先を探しましょう、という状態でした」と回答した。

これに対しネットからは批判が殺到。「国会議員が偉いと勘違いしてる」「救急隊員の方は何も悪くない」「報道が事実だとすれば今すぐ議員辞職するべき」などの声が聞こえてくる。

一方、「目の前で知人が同じ状況だったら混乱するのもわかる」「暴言はダメだが取り乱してしまうのは仕方がない」など擁護する声もあるようだ。

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危機感なしの菅首相、後手後手の対応に国民激怒

週刊文春の報道通りであれば、石川氏の脅し発言はあってはならないことだが、同時に救急搬送されるべき人がされないという現実も垣間見ることができる。

コロナの陽性判定が出ても自宅療養せざるをえず、⾼熱が続き、酸素飽和度が危険な状況になり苦しんでいる人はたくさんいる。今まさに起きている医療崩壊に多くの人が危機感を抱いているのだ。

そんな中、東京都は来週中にも、約130人に酸素投与などが行える大規模な「酸素ステーション」を旧国立総合児童センター「こどもの城」(渋谷区)に開設することを発表した。

これは自宅療養中の新型コロナウイルス感染者の容体悪化に対応しようとするもので、さらに2か所を増設し、計3か所400人程度を受け入れる体制整備を急ぐとしている。読売新聞などが報じた。

一方、最後の砦ともいわれる野戦病院の設立について、菅義偉首相は17日の記者会見で見解を示した。与党の一部などから出ている、東京オリンピックで選手村として活用された大型マンションを臨時に病院として活用する案について、「分譲マンションのうち相当数は販売済みだと聞いている」と述べ、否定的な考えを述べた。

医療が逼迫する中、国や都には緊急時の政策が求められている。危機感が感じられない対応やコメントに国民の不満は爆発寸前となっている。

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二階幹事長は国民ガン無視で“ランチ会食”

新型コロナウイルスに感染しても入院することすらできず、自宅療養しなければならない現状。そこから家族感染が起き、さらに感染者数が増えているにもかかわらず、国会議員たちは危機的状況にあるということを理解していないようだ。

自民党の二階俊博幹事長や公明党の石井啓一幹事長ら両党幹部5人が17日に都内で「新型コロナウイルス対策の意見交換」と称したランチ会食を行ったことがわかった。朝日新聞などが報じた。

記事によると、自民党の森山裕国会対策委員長は「食べながら喋ることは、まったくなかった」とし、公明党の高木陽介国対委員長も「会食ではない。打ち合わせの前に、それぞれ昼食を『黙食』でとった」と語ったという。

「苦し紛れの言い訳にさすがに党内でも呆れる声が出ています。国民から批判されても仕方がない。これでは政治家の言うことを誰も聞いてくれなくなる。この時期になんてことをしてくれたんだと怒りをあらわにする議員もいます」(自民党関係者)

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まったく現状を理解していない国会議員たち。これで国民の生活を守っていると言えるのだろうか。少しは与党も野党も真面目に仕事をしてほしい。

デルタ株が奪う日本人の優位性。ファクターXの正体とコロナ安全神話の終焉

なぜ日本の感染者・死亡者数は欧米より極端に少ないのか?コロナ禍の初期から議論を呼んでいた謎の「ファクターX」について、重要な論文が発表されていたことをご存知でしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、「Windows95を設計した日本人」として知られる米シアトル在住の世界的エンジニア・中島聡さんが、東京大学などの感染症の専門家らが今年6月に発表した論文と、ファクターXがデルタ株には無力であるという説を紹介。さらに現在の状況を考えれば、日本中にデルタ株が広がることは避けようがないとの見方を示しています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

 

ファクターXとデルタ株

去年の春、世界中で新型コロナの大流行が始まった時、なぜか日本を含むいくつかのアジアの国では感染者がそれほど増えず、欧米で起こったような医療崩壊を免れることが出来ました。その理由に関しては、「握手をしない文化」「マスクをするのに抵抗がない」「過去の似たようなウィルスが流行したことがある」など諸説ありましたが、日本人を新型コロナから守る何らかの要素(ファクター)があることが確実なため、それを「ファクターX」と呼ぶようになりました。

インドもそんなファクターXに守られていた国の一つでしたが、デルタ株がインドで大流行をした時に、「ひょっとするとデルタ株にはファクターXは有効ではないのかも知れない」と危機感を覚えたのは私だけではないと思います。

心配した通り、日本ではデルタ株が過去にない勢いで広まっていますが、

  • ファクターXとは何なのか?
  • ファクターXはデルタ株に有効なのか?

の二つの疑問に同時に答えてくれる論文「ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見」が、米国の科学雑誌「Cell Host & Microbe」に6月14日に発表されていたことを今になって知りました。

論文を執筆したのは、東京大学、熊本大学、東海大学、宮崎大学などの感染症の専門家たちで、日本語のプレスリリースも日本医療研究開発機構から出ているので、かなり信頼できる研究と見て良いと思います。

これによると、日本人の6割が去年流行した新型コロナウィルスのスパイクタンパクに反応するHLA(人白血球抗原)の一種「HLA-A24」を元々持っており、それがファクターXの正体だったそうです。

これだけでも、素晴らしい価値のある論文だと思いますが、さらにこの論文は、デルタ株と呼ばれるB.1.617系統が持つスパイクタンパクには「L452R変異」と呼ばれる変異があり、これが「HLA-A24」による免疫効果を無効にする働きを持っていることが分かったそうです。つまり、ファクターXはデルタ株から日本人を守ってくれないのです。

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消えた“小池総理”と「与野党大連立」の急浮上。政局の山場は8月22日か

先日掲載の「小池知事“二階派乗っ取り”で自民総裁就任か。盆明け政局の有力シナリオ」では、小池百合子氏が首相の座を奪う可能性について言及した米国在住作家の冷泉彰彦さんですが、事態は刻一刻と変化しているようです。冷泉さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、今後の日本の政局について考えうる2つのシナリオを挙げ、詳細に解説。さらに8月22日に行われる横浜市長選の結果如何では、日本にとって最悪となる「第3のシナリオ」もありうると記しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2021年8月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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【関連】菅首相を待つのは地獄のみ。支持率30%切りで始まる自民“菅おろし”

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テーマ:未定
日時:2021/8/20(金)20:30~ ※90分程度を予定
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日本の政局、秋の陣にシナリオはあるのか?

実務型内閣と見られていた菅政権ですが、ここへ来て各種調査の支持率は30%ラインを割り込み既に危険水域に入ったと言えます。かなり厳しい状況ですが、衆議院の任期切れが10月21日に迫る中で、菅総理は9月の自民党総裁選に勝利して選挙に打って出る構えを崩していません。ですが、盆明けの政局は不透明であり、何が起きるか分からないのが実情です。

コロナ対策、自然災害への対処など日本社会は喫緊の課題に直面しており、本来であれば永田町の政局談義などをしている暇は全くないはずです。私も強くそう思う一方で、既に現政権が求心力を失いつつある中では、政局を回すことがかえって社会の前進に資することになる、そんな感覚もあります。既にその臨界点は過ぎたのかもしれません。ですから、ここは、可能性のある選択肢を広げながら検討をしてみることにします。

まず、具体的な政治家の名前を取り上げる前に、前提となるファクターを検討してみたいと思います。菅総理の人気急落の背景には、新型コロナ感染拡大に関する疲労感と先行きの不透明感があるわけです。何はともあれ、これが大きな前提です。

更に、西村康稔大臣の「銀行に告げ口するぞ」とか、丸川珠代大臣の「観光は自己責任」などの度重なる失言が自民党への不信感をかき立てているわけです。極め付けは、菅総理の対話力欠如です。まるで「私には有権者に対して本当のことを言う権利も義務も能力もありません」と言う顔で喋る、そして、いつどんな時も同じように喋るというのは問題だと思います。誰だって怒るのは当たり前です。

私は加藤勝信氏のような「組織防衛の大喜利」が嫌いで、菅さんはもう少し「まし」に喋れると思っていました。東京新聞の望月記者との「ボケとツッコミ」を見ていた頃は、アドリブも行けると思っていたのですが、総理になってみると全くダメでした。とにかく、あのトークではダメです。それに対する有権者のここまでの怒りというのは歴史上珍しく、このトレンドは簡単には逆転しないでしょう。

こうした有権者の反発感情は、実は菅総理と自民党に向かっているだけではないようです。例えば国政に転じて総理総裁にという待望論のある小池百合子東京都知事は、ここへ来て東京の感染爆発と医療崩壊の中で支持を下げつつあると思います。数字で出ているのではないのですが、かなり厳しい状況だと思います。コロナ禍に関するトークということでは、小池氏の切れ味も鈍くなってきました。

小池知事にはコロナ禍に加えて、五輪チケット代金の返金問題を含む五輪の負債も重くのしかかっています。これは行くも地獄、帰るも地獄という感じです。つまり、コロナと五輪で傷んだ都の財政を更に悪化させるような格好で返金しても、また返金を断念しても、国に負担を押し付けても批判は免れないでしょう。とにかく、900億円(推定)というキャッシュをどこかから引っ張って来なくてはならない、しかも後ろ向きの債務というのはキツい話です。

そんな中で、野党第一党の立憲民主党の人気も低迷しているようです。ワクチン接種に積極的でなく、行動変容で「ゼロコロナ」をなどと抽象論を掲げていたツケは余りにも大きいと言えます。また、共産との接近も意味不明です。一方で、今春大阪で医療崩壊を起こして批判を浴びた維新は、東京がより深刻な事態に陥ったことで政治的にやや息を吹き返したとも言えます。ただ、大阪も今度の波で再び厳しくなっているので、ドッコイドッコイでしょうか。

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関西一円から出店依頼が殺到、大阪・十三のシュークリーム屋は何が違うか

大阪の繁華街・十三にあるユニーク極まりない「シュークリームBar」なるお店が話題となっています。ウリは肉じゃがやポテトサラダが入った「惣菜シュークリーム」とのことなのですが、なぜそのような一風変わった商品を売るお店が人気を集めているのでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、同店への商業施設からの出店依頼が引きも切らない理由を紹介しています。

シュークリームおじさんの行くところに、子供たちの笑顔がある!

大阪・十三(じゅうそう)に、「シュークリームbar」というお店があります。

新しいカタチのシュークリーム専門店なのか。それとも、シュークリームを肴にお酒を飲む、若干変態的酒場なのか。

答えは、後者。

オープンのきっかけは、ひとりのおじさんが趣味で作り始めたシュークリームを売るため。しかし、普通のシュークリームではありませんでした。スイーツとしてのシュークリームに限定せず、惣菜として食べられるシュークリームを考えたのです。

発想が柔軟と言うべきか、無謀なチャレンジと言うべきか。

惣菜シュークリームとしては、「肉じゃがシュー」「ブタシュー」「ポテトサラダシュー」「エビアボカドシュー」など、お酒に合うシュークリームを考案し、夜だけ営業のberで提供しました。惣菜シューのインパクトは強烈で、たちまち話題となり、何度かテレビで取り上げられるように。

スイーツであるはずのシュークリームを惣菜にしてしまったことは、非常にユニークで面白いアイデアです。しかし、注目されたのはそれだけではありません。このシュークリームは、グルテンフリーなのです。つまり、小麦粉を使っていません。しかも、バターや牛乳などの乳製品も一切使わず。生地は米粉を使い、中のクリームは豆乳を使用。すなわち、ベジタリアンやヴィーガンでも食べられるのです。

さらに、お店には小麦粉を持ち込まないようにしているので、小麦粉アレルギーの人にも食べてもらえます。Berの料理もグルテンフリー。ビールやワインなどのお酒もグルテンフリーのものを。グルテンフリーを徹底しているのです。

しかし、話題性はあったものの、Berとしての営業だけでは収益確保は難しいようで、近隣のイベント出店を行うように。以後、百貨店や駅ビルなどの商業施設からの出店依頼が来るようになり、いまではそちらがメインとなっています。グルテンフリーのシュークリームは、注目度が高く、集客効果が見込めるからです。シュークリームを食べたくても、食べられない人。小麦粉や乳製品アレルギーの人に人気が出たのです。

特に子どもたちを喜ばせる商品となりました。食べたくて仕方がなかったシュークリームが食べられるのです。これほど、子どもたちを笑顔にする出来事が、他にあるでしょうか。また、グルテンフリーの米粉パンも作っているので、やはり大人気となっています。いろんな場所に出店することで、子どもたちの近くに行くことができます。いま流行っている「マリトッツォ」にもチャレンジし、笑顔の数を増やしています。

シュークリームが好きだ、という理由で作り始めたひとりのおじさんが、アレルギーの子どもたちを笑顔にする“活動”を続けているのです。シュークリームのカタチをした帽子を被り、さまざまな場所で、今日もシュークリームを販売しています。

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コロナ患者たらい回しに危機管理のプロ激怒。生かされぬ15年前の提案

東京都では自宅療養者が2万人を超え、自宅で亡くなる事例が報告され始めるなど、すでに医療崩壊の様相を呈しています。救急搬送先を探すのに救急隊員が100件以上電話をしているとの報道もあり、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストで危機管理の専門家でもある小川和久さんは呆れ返っています。小川さんは、15年も前に痛ましい事件を受けて提案した「たらい回し」回避の自動化が未だにできていないことを嘆き、菅首相がいますぐに官邸スタッフを動かし解決すべきと訴えています。

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入院先の決定くらい自動化しろ!

コロナ感染者の病院収容が難航し、通常診療はもとより救急救命にも支障が出ていると報じられて、国家の体をなしていない日本の現状にただ呆れるばかりです。

「新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、救急搬送を要請したコロナ疑い患者のうち、医療機関に受け入れられず現場に30分以上滞在した「搬送困難事案」が、2~8日の1週間に全国で1387件に上り、前週より40%増加していたことが総務省消防庁のまとめでわかった。東京都内では29%増の689件だった。新型コロナ患者の病床逼迫(ひっぱく)で救急患者を受け入れる医療機関の体制が整っていないことが原因とみられる」(8月11日付 毎日新聞)

なかには100件以上に電話をして、ようやく入院できたケースもあります。この問題を解決するには、コロナ専用病棟と医療スタッフの確保などを同時進行で進めなければなりません。

これまで申し上げてきたように、コロナ専用病棟は電通総研で研究主幹を務めた西山邦彦さんが提案されているようなクルーズ客船の活用や、中国が昨年、武漢でやったような突貫工事による専用病院の建設という考え方があります。

スタッフの確保も、政府と日本医師会が協力して全国の医療スタッフの人的資源を配分していけば不可能ではないと、日本医師会の枢要な立場のドクターからも聞きました。現場でコロナと戦っているドクターも、人的資源を適正配分し、優先順位を決めて対応すれば、重症化しない限り、コロナの治療そのものは専門性の高いものではないと指摘がありました。

そこで病院収容の件ですが、私はたらい回しの挙げ句、妊婦さんと胎児が死亡した事件を受けて、周産期医療対策について一つの提案をしました。119番通報が入ると、その地域の病院の空きベッドと対応できる医療スタッフ、そして収容すると決まった病院への搬送手段がリアルタイムで表示されるシステムの構築です。

病院のベッドには、ベッドごとに担当医師と看護師の名札がついていますが、それがかかっていれば使用中、外れていれば空きベッドということで、これをネットでつなぎます。医療スタッフは出勤時のタイムレコーダーで専門科目を含めて投入可能人員を把握し、これもネットでつなぎます。搬送手段は、救急車、ドクターヘリ、消防防災ヘリなどを適切に投入できるよう、こちらもネットでつなぎます。これを自動化するのです。

きわめて原始的な発想ではありますが、これを提案した15年前に比べてITの発達はめざましいですし、AI化も進んでいます。救急車の中からいちいち電話で病院を探すといった救急隊員を消耗させるような現状は克服できるはずです。

これを首相官邸主導でやってみれば良いのです。金のかかる話でもありませんし、東京、大阪などの大都市圏から実行したらいかがでしょうか。私が総務省消防庁に提案したとき、経済産業省からIT担当のキャリア官僚が出てきましたが、やたらと小難しく使えないシステムを頭の中で書いてきて、私はダメを出したことがあります。そういったことも、首相官邸が司令塔の役割を果たす中では解決できると思います。

酸素ステーションもいいですが、菅首相は官邸のスタッフに国家の司令塔らしい仕事をさせてもらいたいと思います。(小川和久)

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