安倍政権「影の総理」が原発推進論で垣間見せた“国民見下し”の何サマ

気候変動対策として「脱炭素」が叫ばれ、わが国も2050年までにカーボンニュートラルを目指すと宣言。目標達成には原発の稼働が欠かせないとの言説が聞こえてきます。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、著者で「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんが、安倍政権の「影の総理」と言われた今井尚哉氏のエネルギー政策に関する考察を紹介。ポーランドの実情を語る形で「原発推進派」のロジックを巧みに展開していて、「経験」として「原発に対する不安」を抱く国民を見下し愚民扱いしていることがよくわかると訴えています。

※本記事はメルマガ『週刊 Life is beautiful』2021年11月30日号より一部抜粋したものです。全文をお読みになりたい方は、この機会にぜひご登録ください。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

 

私の目に止まった記事

「脱炭素と脱原発」~ 二兎は追えない | キヤノングローバル戦略研究所

日本の原発中心のエネルギー政策を作り、安倍政権時代は、「おぼっちゃん」である安倍総理を意のままにあやつる「影の総理」として君臨したことが知られている今井尚哉が、キャノングローバル戦略研究所の研究主幹として執筆した、小論文です。

「原発推進派」の人たちが、どんなロジックで「日本は原発に力を入れるしかない」と言っているかが良く分かる文章なので、是非ともお読みください。要約すれば、「再生可能エネルギーだけで化石燃料を置き換えることは所詮出来ないのだから、国民が嫌がろうが原発をやるしかない」となります。

理路整然とした文章なので、これだけを読むと説得されそうになりますが、「国民が嫌がろうが原発をやるしかない」という部分に、「選民思想」が明確に表れており、なぜ安倍政権が国民を愚民としてしか捉えて来なかったかが良く分かります。

今井氏が見過ごしているもっとも重要な点は、日本国民の間に広がる「原発に対する不安」そのものです。その不安は、いわゆる「風評」と呼ばれるような誤解に基づくものではなく、福島第一での事故という経験に基づいた「人間にミスはつきもの」という経験であり、「エリート官僚に対する不信感」なのです。

事故調査委員会が報告した通り、事故の原因は「想定外の津波」ではなく、「官僚と電力会社の癒着」と「勤勉な日本人なら原発を安全に運転できる」という驕り(おごり)にあったわけで、それらの払拭なしに原発など危なくて運転出来なくて当然なのです。

にも関わらず、その事故を起こした原因を作った張本人が、「脱炭素と脱原発は両立しないんだよ」と原発を怖がる国民を見下して書いているのがこの文章なのです。

 

対中国でベトナムと強める軍事的関係を日本のメディアが伝えぬ理由

11月24日、総理大臣官邸にてベトナムのチン首相との首脳会談に臨んだ岸田首相。共同声明では中国を念頭に置いた懸念が表明されましたが、日本国内において、ベトナムを始めとしたアジア各国と我が国の軍事的結びつきが大きく報じられることはありません。そんな状況に危機感を募らすのは、海外マーケティング会社の代表を務める大澤裕さん。大澤さんは自身のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』で今回、香港のサウスチャイナモーニングポスト紙が伝えた日越首脳会談の内容を翻訳し紹介するとともに、国際関係をタブーなく議論する重要性を訴えています。

 

軍事的な結びつきが強まる日本・ベトナム関係

しばしば、日本の戦略について、海外の報道の方が分かりやすく説明していると感じることがあります。

先週の岸田首相とベトナム首相の会談を報じた香港サウスチャイナモーニングポスト紙の記事(11月25日)もそうです。以下、記事を抜粋します。

日本とベトナム、南シナ海をめぐる「深刻な懸念」の中で安全保障協力を強化

 

岸田文雄首相とベトナムのファム・ミン・チン首相は22日、両国間の安全保障協力を強化することで合意した。

 

両首脳は、中国とは明示しないものの「南シナ海の状況と、現状を変更して緊張を高めようとする一方的な試みに深刻な懸念を表明」し、いかなる紛争も国際法に沿って解決されることを求めた。

 

チン首相は、岸田氏が先月首相に就任して以来、初めて受け入れた海外リーダーである。

 

この会談は、9月に日本製の防衛装備品や技術のベトナムへの輸出を可能にする二国間協定が締結されたことを受けたものである。

 

日本の歴代政権は、ベトナムをインド太平洋地域における外交政策の重要な要素としており、2006年には日越経済連携協定を締結し、その後、より広範な戦略的同盟にアップグレードしている。

 

2014年から2018年の間に、日本はベトナムのインフラ整備、人材管理、環境・ガバナンス対策のために300億円以上の開発援助を行っており、日本はベトナムに対する最大の援助国となっている。

 

ベトナムは、昨年10月に菅義偉元首相が初めて海外訪問した国の一つでもある。日本がベトナムの沿岸警備隊向けに約400億円を投じて沿岸警備艇6隻を新たに建造すると発表してから数ヶ月後のことだった。この動きは、南シナ海をめぐる北京との領有権争いにおけるベトナムの立場を暗黙のうちに支持したものと見られている。

 

今年11月初旬には、日本の軍艦「かが」と「むらさめ」の2隻がベトナムのカムラン海軍基地に寄港し、ベトナムのフリゲート艦と「親善演習」を行った。また、日本はインドネシアに巡視船を、フィリピンとインドネシアに練習機を提供している。

 

国士舘大学のジンバーグ教授は、岸田首相とチン首相による緊密な協力関係の約束は、米国のジョー・バイデン大統領が今後数週間のうちにワシントンで岸田首相を迎える前の「贈り物」になるだろうと述べた。

 

「安全保障は、貿易や援助の延長線上で利用されており、それはアメリカの対中戦略にも合致しています。日本とベトナムの関係は、特に軍事的な分野で成長し、重要で永続的な関係になると期待しています」。

 

習近平に忖度か。WHOがコロナ変異株命名で「クサイ」を避けた理由

豊富な資金力を背景に自国の影響力を高めてきた中国ですが、各所でそのほころびが生じてきているようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、11月下旬にソロモン諸島で起きた、反中感情を背景とした暴動を伝えるニュースを紹介。さらに団体トップが中国のカネに転んだWHOやIOCに対して、世界から厳しい目が向けられているという事実を取り上げるとともに、中国に弱腰とも思える岸田首相の姿勢を批判的に記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年11月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

 

ソロモン、WHO、IOC…中国に忖度するほど世界の反中が強まる理由

ソロモン諸島で暴動、親中政権に反発 豪は治安要員派遣

ソロモン諸島の首都ホニアラで、ソガバレ首相の親中政策に反発した暴動が発生し、安全保障条約を結んでいるオーストラリアに治安維持のための要員派遣を要請する事態となっています。ソロモン諸島は2019年9月、台湾と断交して中国との国交を結びました。しかし、ソロモン国内ではこのことに対する不満が高まっていました。

もともと同国の中国人居住者は裕福である一方、何世代にもわたって暮らしてきたものの現地に溶け込まず、ソロモンの人々の怨嗟の対象となってきました。一方で、台湾からは農業支援を含めて、非常に良好な関係が続いてきました。総じてソロモン諸島では対台湾感情は良かったのです。そのため、2019年に36年間続いた台湾との関係を断ったときには、中国系の商店の多くが現地住民の反発を恐れて休業したほどです。

台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒

しかも、2019年9月の中国との国交樹立時、中国は経済支援を餌に台湾との断交を迫ったものの、例によってその経済支援は中国から中国企業や中国人を招き入れるだけで、現地の雇用をほとんど生まず、むしろ現地住民の職を奪っていました。

こうした事例はソロモン諸島に限らず、アフリカなどでも見られる光景です。そのため、アフリカ諸国では、中国企業を狙ったテロや暴動が頻発しているのです。中国人の自己中心的な中華思想が根本にあります。

中国人の工場幹部3人、従業員に惨殺される 「反中」広がるザンビア

加えて、ソガバレ首相が中国から賄賂をもらって私服を肥やしているという疑惑も、ソロモン諸島市民の怒りに火を注いだようです。

今回の暴動では、台湾との関係が深かった東部のマライタ州の住民が中心となっているとされています。マライタ州では、2019年の台湾との断交に反発し、2020年9月には、同州の独立の是非を問う住民投票を実施するという意向も示していました。それほど中国に対する反感が強かったのです。

現地警察によれば、チャイナタウンの中国人街の商店が襲われ、放火や略奪が行われ、11月27日時点で3人の遺体が見つかり、100人以上が逮捕されたそうです。

ソロモン暴動、3人死亡 親中国の首相に退陣要求

その一方で、中華民国の国旗(青天白日満地紅旗)を掲げた商店や建物は襲撃されなかったという話もあります。これは2014年5月、南シナ海で中国企業が石油を掘削したことに反発し、ベトナムで大規模な反中デモが発生した際にも見られた光景です。当時、中国企業が襲撃されるなか、間違って襲撃されたくない企業は、自国の国旗を掲揚しました。とくに台湾企業は、中国企業と間違えられやすいので、青天白日満地紅旗をこぞって掲揚したのです。

本来、ベトナムは中国との外交関係上、台湾国旗の掲揚を認めてきませんでしたが、現在では反中デモの被害対策として、台湾企業に国旗掲揚を容認するようになっています。

ベトナム 台湾企業の国旗掲揚を容認、反中デモ被害の対策で

 

中国が台湾本島を封鎖し兵糧攻め?そんな作戦は不可能と断言できる訳

「台湾有事」を煽るさまざまな言説に対し、中国の軍事力や台湾の地理的特徴を踏まえ、現実的に可能か否かを専門的な見地から検証する軍事アナリストの小川和久さん。先日掲載の「中国による「台湾の軍事的制圧」などほぼ不可能なワケ」で、「上陸作戦」が成功することなどあり得ない理由を述べたのに続き、今回のメルマガ『NEWSを疑え!』では、「台湾本島封鎖」が可能かを検証します。導き出されたのは、封鎖が可能かどうかどころか「封鎖作戦」自体が実行しようとも思わないほど荒唐無稽という結論でした。

※本記事は有料メルマガ『NEWSを疑え!』2021年12月2日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:小川和久(おがわ・かずひさ)
1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。著書は『フテンマ戦記』『アメリカ式 銃撃テロ対策ハンドブック』『日米同盟のリアリズム』『戦争が大嫌いな人のための正しく学ぶ安保法制』『危機管理の死角 狙われる企業、安全な企業』『日本人が知らない集団的自衛権』『中国の戦争力』『日本の「戦争力」』『日本は「国境」を守れるか』『危機と戦うテロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』ほか多数。

 

中国は台湾本島を封鎖できるか?

今週も台湾有事の話があちこちで話題になっていますが、これまでお話しした中国軍による台湾本土への上陸作戦がリアリティを欠いていたのと同じように、しばしば囁かれている台湾封鎖についても実現可能性について考えてみたいと思います。

語られてきた台湾封鎖のシナリオは、台湾への海上輸送路(シーレーン)について、中国海軍の艦艇が攻撃可能な態勢をとり、場合によっては機雷を敷設する。そして、台湾を出入りする貨物船やタンカーを中国の空母艦載機と中国空軍の戦闘機が威嚇し、台湾への補給路を断つ、つまり台湾を兵糧攻めにするというものです。

確かに中国は、約70隻の駆逐艦とフリゲートなどを保有していますし、「遼寧」「山東」などの空母の艦載機J-15約60機や空軍の近代的戦闘機(第4、第5世代)約900機もあります。稼働率の低さを差し引いても、台湾を孤立させるには十分な戦力のように思えます。

しかし、封鎖作戦は台湾と中国の間でのみ成り立つ訳ではありません。国境を接する日本との関係、そして日本と同盟関係にあり、日本列島に本国と同水準の軍事機能を置く米国との関係を視野に入れなければ、語ることはできないのです。

台湾のシーレーンを遮断しようとするとき、中国側は米国からの軍事的圧力にさらされながら封鎖戦力を展開しなければなりません。さらに、台湾本島北部には中国が艦艇や航空機など封鎖戦力を展開しにくい日本との国境が広がっています。

中国が台湾を封鎖しようとするとき、国境を接する日本としては「隣の家の火事」の火の粉が飛んでこないように、国境周辺に自衛隊を緊急展開することになります。日本を拠点とする米軍も共同行動をとるでしょう。

その場合、中国の水上艦艇は海上自衛隊と航空自衛隊、そして米軍の対艦戦闘能力の射程内に置かれますし、水上艦艇と潜水艦は世界有数の水準にある海上自衛隊の対潜水艦戦(ASW)のターゲットにされることになります。潜水艦などから機雷を敷設し始めたら、ただちに日米の潜水艦の攻撃にさらされるでしょうし、世界トップレベルの海上自衛隊の機雷掃海能力もあります。中国の空母艦載機と空軍機も戦闘空中哨戒(CAP)する航空自衛隊機の前に、海上封鎖を支援する行動をとることはできません。

かくして、台湾への補給は日本側の海域から続けられることになるのは自然の流れでしょう。中国が日米との全面戦争を覚悟しない限り、台湾への海上封鎖という無謀な作戦は成り立たないのです。

中国が艦艇と航空機で台湾を取り囲み、台湾を兵糧攻めにすることができるなんて、当の中国の軍部も不可能だとわかっているのですが、台湾本島への上陸作戦同様に封鎖も可能なように見せ、日米台を牽制しておくために、そのそぶりを見せていることは知っておくべきでしょう。(小川和久)

 

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美味しい香りも“悪臭”に。匂いの害はどう防ぐのが正解なのか?

食品を扱う店舗や工場のみならず、すべての事業者が近隣住民の皆さんに対して細心の注意を払うべき事柄のひとつが、匂い対策。どんなに美味しそうな香りであっても毎日嗅がされてしまえば、それは悪臭でしかないと言っても過言ではありません。今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では、著者で衛生管理のプロでもある川岸宏和さんが、そんな「臭いの害」を防止する方法をレクチャー。「3つのポイント」がカギとなるようです。

近所に匂いをばらまいていないか

唐揚げの美味しい匂いも、毎日、毎朝匂っていると、悪臭になってしまいます。外の洗濯物に匂いがついてしまうと、苦情になります。最先端の技術で、匂いを防ぐ事を考えていますか。

美味しい匂いが、いやになる

「この家の晩ご飯はカレーだな」と散歩していると匂いを感じる事があります。台所の換気扇から、料理の匂いを感じます。散歩中の一軒ならいいのですが、毎日、窓を開けると、唐揚げの油の匂いを感じ、窓を閉めても匂う日も出てきて、洗濯物を外に干すと、唐揚げの匂いがついてしまうと、近隣の方は、「唐揚げの匂いが迷惑なんだけど」とクレームになってしまいます。

お店の壁から換気扇を出していると、屋根と壁の間に匂いがこもってしまう場合があります。換気扇側に隣の窓、ベランダなどがあると、苦情の原因になってしまいます。排気を屋根の上に取り付けることで、風にのり、匂いが薄まり、苦情を防ぐ事が出来ます。苦情になりやすい、加熱時の匂いの排気装置は、なるべく高く設置することが必要です。

最新の技術を考えているか

加熱時の匂い以外にも、排水の匂い、ゴミの匂い等があります。匂いは、ある一定時間、経ってしまうと、匂いになれてしまいます。厨房に入る前に、近隣の方の気持ちで、店の周りを歩き、匂い等の問題が無いか、確認することが必要です。

毎日、店の周りを掃除し、確認していると、近隣の方が声をかけてくれます。「ちょっとゴミ箱から匂いがするけど」等と言った声は、素直に聞き、記録することが大切です。

記録し、直ぐに対策出来ることを実施し、ちょっとお金をかけて出来る事を行い、常に、最新の技術はどうなっているかの技術情報を集める事も大切です。

同業者の情報、専門家の情報などの中には、必ず匂いを無くする最先端の技術情報があるはずです。

教育のポイント

  1. 近隣の方の立場で、匂いを点検しているか
  2. 近隣の方の話を、素直に聞き、記録しているか
  3. 匂いに関する最新の技術情報を学んでいるか

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人を集めるにはコツがある。仲間を増やすために必要な“募集要項”とは

映画制作団体「映画工房カルフのように」を主宰するオリカワシュウイチさんが、超初心者に向け映画の作り方をレクチャーする『映画が作れるようになるメールマガジン』。今回は映画製作にもプライベートにも使える仲間を呼ぶためのコツを伝授しています。

仲間集めのツボについて

もう25年くらい前の話になりますが、知り合いからある集まりに誘われました。その集まりには、全く興味がなかったんですが、僕は喜び勇んで出かけることにしました。

なぜか。

知り合いは僕に耳打ちしたのです。「○○ちゃんが来るよ」と。

○○ちゃんとは、僕が当時、好きだった女の子。で、結局、行ってみたら○○ちゃんはいませんでした。知り合いは、「あれ?声かけたんだけどなあ・・」とすっとぼけていましたね。

今回は「仲間の集め方」についてのお話です。メルマガでもよく話す内容ですが、ちょっと方向性を変えてお話しします。

冒頭の僕のくだらないエピソードからは、2つの学びがあると考えています。

1.相手のツボをつけば呼べる
2.1回だけなら騙してでも呼べるが…

それぞれ解説します。

相手のツボをつけば呼べる

仲間の集め方に悩んでる方にはいくつかの共通点があります。その一つは、<自分のことしか考えてない>ということではないでしょうか。

「こんな作品が作りたいんです!」と声を張り上げても、他人には響かない。「こんなストーリーなんです!」と詳しく語られても、ひとは振り向かない。

冒頭の知り合い(友人とは言いたくない)は、集まりそのものの説明はほとんどしませんでした。集まりの意義についても触れませんでした。ただ、僕が関心を持つツボをついたわけです。

…ものすごく低俗な事例ですけどね ^^;

相手が確実に興味を持つツボが分かれば、人を口説くのは簡単、ということになります。映画を作りたい人のツボ。これ、簡単に想像がつくんです。

監督をやりたい人なら「多くのスタッフや役者との出会い」がツボでしょう。

カメラに興味がある人なら「撮影計画を練るところから協力してもらいたい」という言葉にグラっとくる。

役者をやりたい人なら「完成作品を数多くの人の目に見てもらえる」ことがうれしい。

こういう相手に刺さるツボを押さえて、募集の文言を作っていく必要があります。

役者を集めたいなら、

・いつくらいに完成予定か
・完成後、どのくらい上映するのか
・映画祭にはいくつ応募するのか

こういったことを書くわけです。「30歳くらいに見える髪の長い女性募集!」じゃ刺さらないんです。

「大事なのは、相手のツボをつくこと」と書きましたが、言い換えると、ツボ以外のことはサラッとでいい。ところが一般的には、<ツボ以外のこと>ばかり書き立てている募集をよく見かけます。例えば「ストーリーの詳細」とか「自分がいかに映画を作りたいか」といったことですね。

ただこれも、状況によっては異なりますよ。昨今流行ってきたクラウドファンディング。これは、作品や制作そのものに関心を持ってもらい、お金を出してもらうもの。メッセージ性の強い作品など、そのテーマに惹かれて人が集まる(出資する)ということはあります。

今回書いているのは主に、「撮影にスタッフとして加わりたい」というパターンですので。

【書評】ほぼ残業なしで定時退社。羨ましすぎるフィンランドの日常に迫る

幸福度世界1位のフィンランドでは、残業はほぼなしで定時退社が当然、4週間連続の夏季休暇を取得できるそうです。何とも羨ましい限りですが、今回ご紹介する無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、日本とは大違いなフィンランドの現状を伝えています。

【一日一冊】フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

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フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

堀内都喜子 著/ポプラ社

北欧フィンランドの社会人の75%は、4週間連続の夏季休暇を取っている!! 残業もほとんどなく、在宅勤務も3割。6~8月の夏季休暇のシーズンには、10人の社員のうち4、5人は職場にないというのが、通常の風景なのです。

さらに定時退社は当然であり、「18時過ぎに帰ってくる父は、家庭を大事にしない父親失格の人」と言われているという。

それでいてフィンランドの一人当たりGDPは5万ドルで日本が4万ドルなので円高の余地があるとすればほぼ同じ。日本と同じ収入を確保しているのです。いわゆるワークライフバランスが現実社会の中で実現しているのがフィンランドなのでしょう。

調査によると、30歳以下の社会人のうち、約半分が4週間連続の夏季休暇をとれていない。全ての社会人では、4週間連続でとれていないのは27%である。(p140)

そもそもフィンランドでは新卒採用がなく、業務の決まった職種別採用なので、年齢、性別、全く関係なしの実力主義であることがわかります。

子どもが3歳までの育休を多くの人が取るので、その代理として3年未満の期間限定雇用という形でカバーします。こうした期間限定雇用や学生インターンを活用しながら、休暇を取っても代わりに仕事を進める人がいる体制を取っているようです。

日本のように誰もが休みを取らないと休みにくいですが、フィンランドのように誰もが休みを取るのであれば、非常に休みやすいのではないでしょうか。

上下関係は、肩書だけでなく勤務年数や年齢、学歴、性別にも左右されない…。年功序列はないし、実力や成果が重視される。(p91)

これまで2回、3週間の休みを取り、3回目を計画している本のソムリエも、フィンランドでは社会人失格なのでしょう。

みんなが夢見る一攫千金。でも宝くじにあたると不幸になるワケ

年末の風物詩として毎年多くの人が夢を求めて買う“年末ジャンボ宝くじ”。お金持ちになりたい〜という思いで買う人も多いですよね。しかし、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは「宝くじにあたっても幸せにはなれない」と語ります。その上で、お金持ちになりたい人が本当に目指すべきものについて考察します。

欲しいのは状態ではなく能力

おカネ持ちになりたいは、状態のこと。状態とはこの場合、おカネがたくさんあるということです。でもおカネは使ったら無くなってしまうわけですよ。

宝くじに中っても幸せになれない、というか当選したことでほとんどの人は不幸になるんです。当選金を受け取った直後はみなさん幸せなんですが、3年も経ったらほとんどの人は元の木阿弥というか、それ以下の状態になってしまうんですね。なぜかというと彼らはおカネを稼ぐ能力は持っていなかったからです。

みなさんの多くは、「おカネ持ちになりたい」というんですが、一回こっきりどこかからおカネが回ってきたからといって、あなたが幸せになれるわけじゃないんです。

本当は目指すべきは、願うべきことは、

 ● おカネ持ちになれる能力が欲しい

じゃないんですかね。

おカネを稼げる能力があれば、手持ちのおカネを使い切ってしまっても全然怖くないんですよ。また稼げば良いんですから。ここが宝くじに中る人とは違うんです。

宝くじに中った人の典型的なパターンは、当選直後に今まで欲しいと思っていたモノを買いまくるところから始まります。外車だったり、服や時計、宝石、マンション、そういうモノを見境なく買うわけです。

で、ある程度物欲が満たされると、ふと我に返るわけですよ。あれ、3億円もあったのに、もう半分くらいしか残っていないぞとなるわけ。

こういう人たちはおカネを稼ぐ能力はありませんから、残ったおカネを元手にビジネスを始めるなんてことはしません。ではどうするのか?というと、聞き心地の良い投資話に引っかかるわけです。株だ、FXだ、暗号通貨だ、と美味しい話に飛びついて、あっという間に有り金を失うんですね。ただ全部使っちゃうだけなら良いんですけど、アホな人は持ち金にレバレッジを掛けちゃったりするんですね。1億の預金を担保に3億円分の売買をしちゃうわけ。

それで買ったモノが下がったら追い証が必要で、最後には借金だけが残るなんてこともあるわけです。

【震度5弱】富士五湖に続き和歌山でも地震発生。現実味を帯びてきた南海トラフと富士山噴火、首都直下地震

12月3日午前6時37分に発生した、山梨県東部・富士五湖を震源とするM4.9(最大震度5弱)、震源の深さ20kmの地震。実は同震源地で3日午前2時18分ごろに震度4、さらに午前2時23分ごろにも震度3の地震が発生していた。わずか数時間のうちに3回も、震度3から5弱の地震が発生していたのだ。

これだけではない。富士五湖の震度5弱からわずか3時間後の同3日午前9時28分ごろ、今度は和歌山県紀伊水道を震源とする、M5.4(最大震度5弱)、深さ20kmの地震が発生したのだ。これには日本中の国民が朝から驚いたに違いない。全く異なる地域で数時間後に同規模の大きめな地震が発生することは稀だからだ。

ここで懸念されるのが、富士山噴火の兆候、そして南海トラフ地震発生の兆候だ。気象庁は3日朝、富士五湖の地震について次のような発表を出した。

過去の事例では、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が発生した事例は1~2割程度あることから、揺れの強かった地域では、地震発生後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。特に、地震発生後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。(中略)

なお、富士山の観測データには特段の変化は認められていません。

今のところ、富士山噴火の兆候については特段の変化はないという。しかし2020年10月、静岡で3.11が発生した2011年以来の異常な湧き水が報道されたことを覚えているだろうか。東日本大震災の4日後の3月15日、富士宮市ではM6.4震度6強(深さ14km)という巨大地震が発生している。3.11の影に隠れてあまり大きく報じられなかったが、この地震は後に「静岡県東部地震」と名付けられた。

静岡で「2011年以来」の異常な湧き水。首都圏大地震の発生は近いのか?

そして長年懸念されているのが「南海トラフ」地震だ。和歌山の震源で大きな地震が発生したと聞いて、この地震を思い起こした人も多いことだろう。南海トラフでスロースリップが観測されたことは昨年1月に大きく報じられたが、このタイミングでTBS日曜劇場にて放送中のドラマ『日本沈没』を見ていると、その恐ろしさは現実味を帯びてくる。

【関連】南海トラフで「スロースリップ」観測。巨大地震との関連は?
【関連】関東周辺で相次ぐ地震の発生。ネット上で「南海トラフ」が上位に

そして、一連の地震を受けて関東周辺の住民を震え上がらせているのが、首都直下地震発生の兆候だ。

なぜ小川淳也は立憲代表になれなかったか。“排除”に動いた「黒幕」の名前

4名の候補者による代表戦を制し、立憲民主党の新たな顔となった泉健太氏。選出後の挨拶で自らを「船長」と例えた新代表ですが、しかしその船出は前途多難であることに間違いはないようです。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、社会全体に「野党嫌い」の風潮が深く根を張っている事実を指摘するとともに、このような状況を招いた原因を考察。その上で、立憲民主党に今後もっとも求められる重要な要素を提示しています。

【関連】立憲民主党の代表選投開票、新代表は泉健太氏(47)に決定。ネット上の反応は?

 

立憲新代表は野党嫌いの社会風潮に対処できるか

迫力がない、政策の違いが判らない、盛り上がらないとメディアに散々こきおろされた立憲民主党の代表選は、泉健太氏を新代表に選出して幕を下ろした。

「地盤がなくても、資産がなくても、学歴がなくても、思いと正義感、世の中を変えたいという思いがあれば、この立憲民主党に集ってもらい、ともに世の中を変えることができる」

ハリのある明瞭な声。よどみない泉氏の語り口。政調会長をつとめ、党務の実績もある。無難な選択といえるのだろう。若いのに堂々としていて、見た目、これといった欠点は見つからない。

しかし、泉氏が代表になったからといって、たやすく立憲民主党に新風が吹き込まれるとは、とうてい思えない。

代表選をめぐり、この党に残る古色蒼然とした体質が露呈した。

枝野前代表をはじめ党内最多の27人が所属するグループ「サンクチュアリ」は旧社会党出身の赤松広隆氏が、いわば“創設者”であり、引退した今も影響力を保っているといわれる。

枝野氏が代表辞任を表明した直後、メディアの質問に答えるかたちで代表選出馬の意思をいち早く明らかにしたのは、サンクチュアリのメンバー、小川淳也氏だった。

当然、小川氏はこのグループから20人の推薦人を得るべく奔走したが、ほとんど誰からも色よい返事はもらえない。その背後で、赤松氏が小川排除に動いていたのである。

そんなわけで、サンクチュアリは枝野体制を支えてきた逢坂誠二氏を擁立することになった。

ほかに、菅直人元首相のグループ「国のかたち研究会」(16人)は西村智奈美氏を推し、旧国民民主党の議員による「新政権研究会」(22人)や小沢一郎グループが泉氏を擁立した。

小川氏は大島新監督のドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』のおかげで一定の知名度を有するが、党内人気はいまひとつだった。とりわけベテラン議員には受けがよくない。希望の党への合流で民進党が分裂したさい、民進党代表だった前原誠司氏(現・国民民主党代表代行)の最側近だったことも影響しているのだろう。

推薦人20人に遠く手の届かない小川氏は出馬を一度はあきらめかけた。その窮地を救ったのは蓮舫代表代行だ。大串博志氏の推薦人集めをしていた手塚仁雄議員に電話して、こう言ったという。

「小川さんが代表選に出られないのは立憲民主党にとってまずいよ。実直で熱意を持った議員が認められないという悪いメッセージになる」(11月22日デイリー新潮)

これをきっかけに、大串氏の陣営が小川氏を担いで一本化することを決めたため、小川氏はかろうじて出馬することができたが、大串支持の野田元首相、岡田克也氏あたりは、当初、小川氏への乗り換えを渋っていたようだ。