あまりに切ない、マラソン元日本代表を襲った「窃盗症」の深刻度

12月3日午後の記者会見の席で、自身の「クレプトマニア(窃盗症)」罹患を明らかにし、涙ながらに万引きについて謝罪した元マラソン選手の原裕美子さん。元日本代表ランナーという注目度もありメディアで大々的に報じられましたが、「クレプトマニア」とは一体どのような病なのでしょうか。健康社会学者の河合薫さんが自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で詳しく紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年12月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

盗まずにはいられない病

万引きをしたとして12月3日に有罪判決を受けた、マラソン元日本代表の原裕美子さんが会見を開き、涙ながらに謝罪しました。

原さんは2005年の名古屋国際女子マラソンで初マラソン、初優勝という快挙を成し遂げ、世界選手権でも6位入賞というキャリアを持つアスリートです。

ところが、2018年2月、群馬県のスーパーでキャンディなど約380円相当を万引きした罪に問われ、逮捕・起訴。実はその約3か月前の2017年11月に、原さんはコンビニで万引きをしたとして、執行猶予つきの有罪判決を受けていたのです。

「(監督から)食べないで痩せるという指導もありました。日に日に私は食べ物に対する執着心が強くなり、食べては吐く、を繰り返す摂食障害に悩まされました。(モノを)盗ったら捕まる。捕まったらこの苦しみから解放される。苦しい生活から離れたい。それしか考えられなくて…」

当時の心境をこう振り返った原さんは、「クレプトマニア窃盗症)」。

摂食障害をきっかけに「クレプトマニア」を発症し、2度に渡って万引きをしたと告白したのです。

クレプトマニアはギリシア語の「kleptein」(盗む)に、狂気を意味する「mania」をつなげた用語で、何らかのストレスの回避あるいは発散の方策として、衝動的になされる精神疾患のひとつです。

つまり、「モノが欲しいから盗む」のではなく「モノを盗むときの興奮により不安を消すのを目的とする、いわば「窃盗のための窃盗」です。

窃盗をする直前の緊張の高まり、窃盗に成功したときの快感、満足、または解放感が味わいたい――。精神的な葛藤に直面する度に、「あのとき」の感覚を求め、万引きを無意識に繰り返してしまうのです。

窃盗は決して許されるものではありませんが、原さんのように摂食障害をきっかけに発症するケースが度々報告されており、男女比で言う1:3で女性に多いことがわかっています。

…切ない、というか、なんと言いましょうか。窃盗にあったお店にすれば「病気だろうとなんだろうと盗みは盗みだ!」と、憤るでしょうが、窃盗症がWHOも定義する精神疾患である以上専門家による治療が不可欠です。

そのためにも「窃盗症」「クレプトマニア」という病の存在を、世の中に広めるのは大切なこと。今回の原さんの会見を機に一人でも多くの人が知ってくれればいいなぁ、と心から願ってやみません。

安倍首相最大の外交成果「インド太平洋構想」の甚だしい時代錯誤

先日のG20首脳会議の場で初めて行われた日米印の首脳会談でもその重要性が確認された、インド太平洋構想。総理に近い専門家によれば、「安倍首相の最大の外交的成果」とのことなのですが、これを識者はどう見るのでしょうか。ジャーナリストの高野孟さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、「時代錯誤も甚だしい前世紀の遺物」とバッサリ切り捨てた上でその理由を記しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2018年12月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

「戦略」を「構想」に置き換えても中国包囲網の本質は不変──安倍首相の「インド太平洋」安全保障ダイヤモンド

アルゼンチンで開催されたG20首脳会議の舞台を利用した“廊下鳶外交”の一環として、安倍晋三首相は米トランプ大統領、インドのモディ首相との初の日米印3カ国首脳会談を実現し、その場で「自由民主主義法の支配などの基本的価値観を共有する3国が協力して開かれたインド太平洋を作り上げていく」ことの重要性を強調した。

安倍首相に近い外交・安保専門家によると、この「インド太平洋」というコンセプトを生み出し、それを米国が学んで自国の安保戦略に取り入れ、そしていまインドやオーストラリアも受け入れつつあることこそ、安倍首相の最大の外交的成果だそうである。しかしそれにしてはこれを持ち出す安倍首相の姿勢は鮮やかではなく、以前は「インド太平洋戦略」と呼んでいたものを、この秋からは「インド太平洋構想」と呼ぶようにした。「戦略」というと軍事的なとげとげしいニュアンスになるので、それを和らげて中国を刺激しないようにするには構想のほうがいいということになったというのである。

これはいかにも安倍首相流の“言葉遊び”で、北方領土外交に当たって「2島+α」と言って2島だけでなく他の島もいずれ返って来そうな幻想を与えて国民を欺こうとしているのと同じ。口先だけで言い繕ってその場を切り抜けようという詐欺師の手法である。

構想と呼び変えようとどうしようと、「インド太平洋」戦略とは米国を盟主と仰ぎ日本が副官となって反共諸国を糾合し中国に軍事的に立ち向かおうという冷戦型の中国包囲網」の提唱以外の何物でもなく、時代錯誤も甚だしい前世紀の遺物である。

安倍首相の詐欺に引っかからないために、そもそも彼が最初にこれを言い出した原点にまで遡って、きちんと読み直す必要がある。

安倍首相は2012年12月27日に、国際的な情報・論説ウェブサイト「プロジェクト・シンジケート」上に「アジアの民主主義国の安全保障ダイヤモンド」と題した英文の論文を寄稿した。英文ウェブサイトにのみ載って、なぜか和文が発表されることがなかったため、多くの人はしばらくの間、この存在に気がつかなかったのだが、ややもしてIWJの岩上安見などが発見して騒ぎ立て、ようやく知らるようになった。

●【岩上安身のニュースのトリセツ】
「対中国脅威論」の荒唐無稽――AIIBにより国際的孤立を深める日本~安倍総理による論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文翻訳掲載 2015.7.4

それでよく見てみると、その12月27日という日付は第2次安倍内閣が発足した翌日であり、つまりこれは安倍首相が再び政権を担うについての外交政策の基調演説である。それを、なぜ、余り目立たない英文サイトでのみ発表して日本国民に向かって正々堂々と披露しなかったのかは謎だが、ともかくも全文を読んで頂きたい。

世界的戦略家が猛批判。「極端な保守派」が日本を滅ぼす理由

日本がこれまで放置してきたと言っても過言ではない「少子化問題」ですが、解決策は未だに模索中です。有効な手立ては見つかるのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の中で、世界的戦略家の著作を引きながら、少子化への「政策」が日本衰退を食い止める為の最重要課題である根拠をわかりやすく解説しています。

大戦略家ルトワックは【少子化問題】をどう考える?

北野の新刊発売になりました!

この本は、90%ぐらい国内問題を扱っています。そして、「少子化問題」についても、たくさん書いている。日本の人口は2050年には1億人を切る。2100年には5,000万人を切るこれから80年で、なんと7,000万人減少する(!)という予測です。そして、約900(!)の自治体が消滅する可能性がある。

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日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う
発行・育鵬社 発売・扶桑社

「少子化問題」については、いろいろ立場があります。

1.少子化問題なんて全然問題じゃない」という立場

「人口が減っても、生産性を向上させることで、経済は成長する」とか「日本より人口が少ない国は山ほどある。一人当たりGDPを高めれば問題ない」といった主張。

2.少子化は不可避だから対応しなければならない」という立場

「高齢者にもっと働いてもらいましょう!」「女性にもっと活躍してもらいましょう!」「移民を大量に入れましょう!」「AIを活用して、人が減っても経済がまわるようにしましょう!」など。これらの「対策」はいずれも「少子化は不可避」という大前提をもとに構築されています。

3.少子化問題は解決できる政策で出生率は増やせる!」という立場

これが私の立場です。というのも、世界を見渡せばそういう例がたくさんありますから。今回の本では、出生率を1.16から1.75まで上げたロシアの秘策について書いています。

さて、皆さんは1.から3.までどの立場?実をいうと、それぞれ一理あるんですね。確かに、人口が減っていても経済成長は可能です(例、2000年~08年のロシアとか)。あるいは、日本の65歳はまだまだ若いので、どんどん活躍していただきたい。それに、女性だって、どんどん活躍していただきたい。AIだって普及が必要。「AI」とまでいかなくても、スーパーにいけば「無人レジ」が登場していますね。たくさん無人レジがあり、「指導員」が一人いるだけでまわっている。

そして、「出生率を増やすことができるのもまた事実。今日は、「世界最高の戦略家ルトワックさんは、「少子化問題」をどう考えているか、ご紹介します。

逢田梨香子の生足にドキッ! 部屋着姿でおねだりも!?

亀田製菓株式会社は4日、人気声優の逢田梨香子が出演するタネザック新CM「あなたのお供に篇」を公開した。

本CMでは、Tシャツにショートパンツの部屋着姿の逢田が部屋で「亀田の柿の種 タネザック」をつまみながら、マンガを読んで笑ったり、映画を観て涙したり、リラックスタイムを満喫するという内容。逢田のコロコロと変わる可愛らしい表情や、シーンごとに変化する部屋着の着こなし、プライベート感満載のメガネ姿を楽しむことができる。

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カメラ目線で「あなたのお供にしてください」とほほ笑むラストシーンはファンならずとも必見!

また、今回のCM公開を記念し、撮影の感想やクリスマス、年末年始の過ごし方などを聞いたインタビューが到着。

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――前回の「ザクザクッ」篇と比較して、撮影で工夫したことや難しかったことはありましたか?

逢田:場面に合わせて表情を変えるのが難しかったです。

――逢田さんは何の“お供”にタネザックを楽しみたいですか?

逢田:大好きな映画のお供にしたいです!

――CMでは自宅でリラックスした時間を過ごしていますが、普段自宅でどのようなことをして過ごしていますか?

逢田:自宅では基本テレビを観ながらダラダラしているか、お風呂で半身浴をしています。

――CMではシーンごとに変わる可愛らしい部屋着が印象的ですが、普段自宅ではどのような格好で過ごしていますか?

逢田:シンプルなスウェットだったり、たまにキャラクターTシャツなどを着ています。

――クリスマス当日は、どのように過ごす予定ですか?

逢田:おそらくお仕事です…。

――年末年始はどのように過ごす予定ですか?

逢田:今年は紅白歌合戦に出演させて頂くので、ありがたいことにお仕事です。

――2018年を振り返って、いかがでしたか?

逢田:夏の海外単独ライブや、個人の写真集を出させて頂いた事が印象深いです。

――2019年の抱負を教えてください。

逢田:いつも夜更かしをしてしまいがちなので、早寝早起きを心がけたいです。

<関連サイト>
亀田製菓「タネザック」
https://www.e-kakinotane.com/tanezack/

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】超ドアップで撮影した日用品たちの映像が美しすぎる

こちらの動画は、我々の身の回りにあるものたちをマクロ撮影したもの。

「これは一体なんだろうか?」と考えながら見ていくと面白い。

 

 

はじめは近すぎてよくわからないが、ちょっとずつ遠ざかっていくと・・・

金だわしがついているタイプのスポンジだったり、インスタントコーヒーだったり、デニムパンツだったり。

身近にあるはずのものだが、超ドアップで見てみるとまた違った見え方がして面白い!

「これは〜だ!」「これはわかる!」といったものから「なんじゃこりゃ!?」というものまで様々。

不思議でキレイな景色は意外と我々の身近に隠れているのだ。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Macro Room)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

寄り添い共感。温かさが緩和する、いじめ・虐待被害者の痛み

ほんの小さな行き違いから、コミュニケーションに齟齬が生じてしまうことは少なくありません。そして齟齬解消への努力を怠っていると、やがて虐待やイジメといった悲劇に発展して行くこともあります。今回の無料メルマガ『いじめから子どもを守ろう!ネットワーク』では、著者が見舞いに訪れた病院で目撃した看護師と高齢患者のやり取りから、高齢者虐待と子どものいじめの相関性を指摘し、その対応を訴えています。

高齢者虐待と子どものイジメの相関性

入院した知人を見舞いに、夕方、総合病院に行った。友人はカーテンで仕切られた6人部屋にいる。カーテン越しに、隣の86歳のおばあさんと若い看護師さんの会話のやり取りが耳に入ってきた。おばあさんは必死だった。

「点滴の針が痛いので取ってほしい。昼間からそう言っているのに。どうして私の言うことに耳を貸してくれないの?

周囲の患者さん達から、ひそひそと「困ったもんだわね」という声やため息が聞こえてくる。看護師さんに迷惑をかけるおばあさん、というコンセンサスで満ちていた。

周囲を気にしながら、若い看護師さんはこう言った。

「ドクターが決めることなので、私ではできません

「痛くてしょうがないから、眠れないから。夜だけでも外してほしい。なぜ私を苦しめて平気なのですか?」

看護師さんの説明では、一度抜いたらまた別の腕や足に点滴の針をつけないといけないだから抜けない、というものだ。しかし、お婆さんは、それでいいから自己責任だから抜いてくれというもので堂々巡りをしている。

とうとう看護師さんは強めの口調で言った。

「24時間、点滴をうたなくてはならないという指示が医師から出ているのです」

「なぜ、今になってそういうことを言うの?なぜ医者から直接説明をうけることができないの?私は患者でしょ」

「どうしても外せません。看護師である私の言うことに従ってください。痛み止めの薬ならあります」

おばあさんは、

「もういいです。あなたとは話をしません。夕飯もたべません。痛くとも痛み止めの薬も飲みません。すべて拒否します死にます

と、毅然と言い放った。若い看護師さんは途方にくれてしまい、むしろ若い看護師さんのほうが泣き出しそうであった。

小さな失敗をうやむやにすると、いずれ致命的な失敗に拡大する

どんな人でも仕事に関わっている以上、大小問わず失敗することはままありますが、「小さな失敗だからといって隠してしまうことにより、それが大きな失敗の伏線になっていることに気が付かなければ、致命的なミスになる可能性もある」とするのは、人気コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんは自身の無料メルマガ『ビジネス真実践』で、そのような環境はなぜ作られてしまうのか、そしてそれを防ぐためにはどのような対策を取るべきなのかを考察しています。

大きな失敗を防ぐには?

大小関わらず、ビジネス、商売、仕事の成功や失敗には必ず要因がありますよね。しかし、その要因に対して正確に向き合えていなければ次のステップへ踏み出すことが出来ません。それどころか致命的となる大きな失敗を引き起こすなんてことにもなりかねません。

以前、こんなことがありました。その会社は清掃代行業をしていました。商圏でのシェアはほぼ独占状態です。評判もよく、業績も右肩上がりで地域のみなさんから愛されていました。しかしここからです。勢い任せで次から次へと本業とは全く関連性の無い商品をお客様に提供していったのです。

最初のうちは「あの○○会社が売っているのであれば」ということでお客さんも購入下さり、売れ行きも順調だったのですが、次から次へ新しい商品を売ってくるものですから次第にお客さんからは「何でも売りつける会社」というレッテルを貼られてしまい、瞬く間にお客さんは離れていきました。そして、このことが本業の方にも大きく影響することになったのです。

大きく失敗した要因は、利益尊攘主義にあるのですが、それ以前に1つ1つの小さな要因に向き合っていなかったり、それらの要因が絡み合って大きな失敗への伏線となっていたことに誰も気がつかなった。あるいは気がついていても議論できる環境を作っていなかった、ということです。また、本業で成功している要因がどこにあったのか?という所にもしっかりと向き合い、理解していなかったから、というのもあります。

日々、仕事の中では失敗やミスをすることは多々あります。でも、どんな些細な失敗やミスも人は隠したがります。

「こんなこと知れたら上司に怒られる」
「給料に響くかもしれない」
「こんな失敗、お客様に知れてしまえば信頼を失うかも」
「こんなミス同僚に知れると、笑われてしまうよな」

などを気にするあまり真実を100%伝えきれないままウヤムヤにしたり失敗やミスを正当化しようと尾びれ背びれを付けて報告してしまうのです。

これはコンサルティングをしていて、クライアントから受ける報告でもたまにあります。

冬の京都も、また愉し。幽玄の美を求めて「嵐山花灯路」を歩む

師走の京都を彩る、優しい光──。今年も「嵐山花灯路」の季節がやってきました。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』では著者の英 学(はなぶさ がく)さんが、嵐山の冬の風物詩とその時期限定で夜間特別拝観が行われている名所を紹介しています。

嵐山花灯路

京都の師走の風物詩のひとつ「嵐山花灯路」の時期が近づいて来ました。今年は12/8~17の予定です。

京都嵐山花灯路(公式ホームページ)

渡月橋、嵯峨嵐山の寺社仏閣、竹林の小径(こみち)が温かい光に包まれます。幻想的で荘厳な光景はライトアップとは趣きの違う世界でとても印象的です。きっと一生心に残る光景となることでしょう。

沢山のやさしい温もりのある行灯(あんどん)の灯りは約5kmに渡って嵐山の闇を照らします。そこはまさに幽玄の美の世界です。独特な雰囲気の光のページェントは特別な人と行くイチオシのイベントです。

この期間限定で夜間特別拝観をしている場所がありますのでいくつかご案内します。

■二尊院

本尊に釈迦・阿弥陀の二如来を祀ることから二尊院という呼び名がついています。天台宗のお寺で円仁が開基し応仁の乱の後、法然の弟子・湛空が再興しました。坂東妻三郎やそのご子息である田村家の菩提寺でもあります。参道は数年前のJR東海のCMでもおなじみ「紅葉の馬場」で有名です。

■落柿舎(らくししゃ)

蕉門十哲の一人として名高い江戸時代の俳人・向井去来きょらいの閑居跡です。庭にあった40本の柿の実が一夜のうちに落ちてしまったのが寺名の由来です。芭蕉が晩年「嵯峨日記」を著した場所としても有名です。

■常寂光寺(じょうじゃっこうじ)

小倉山中腹の静寂な場所は極楽浄土のひとつ常寂光土のようであることから名前が付けられたと伝わります。山門から仁王門、本堂、多宝塔へと続く参道は紅葉のトンネルになることでも有名なお寺です。そして山腹からの市内一円の夜景はまさに絶景です。

会社から受けた「退職勧奨」が違法か否かを見極める「ポイント」

前回の記事「大きなトラブルの種。普通解雇と懲戒解雇の違いを知ってますか?」では、懲戒解雇と普通解雇の違いについて紹介してくださった無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』の著者・飯田弘和さん。今回は、解雇の前に従業員自らの意思で辞めてもらうよう働きかける「退職勧奨」について詳しく解説しています。

その退職勧奨の進め方、大丈夫?

前回の「大きなトラブルの種。普通解雇と懲役解雇の違いを知ってますか?」では懲戒解雇と普通解雇についてお話ししました。ただ、実際には、解雇を行う前に退職勧奨を行うことが多いのではないでしょうか?今回は、退職勧奨を行う際に気を付けるべき点についてお話していきます。

退職勧奨とは、会社が従業員に辞めてもらうために退職を勧めることです。会社が「辞めてもらえませんか?」と退職を促し、従業員自らの意思で辞めてもらおうと働きかけることです。自発的な退職を促す説得活動ともいえます。

退職勧奨は、会社がいつでも自由に行うことができますし勧奨理由も必要ありません。前ぶれもなく突然に、退職勧奨が行われたからといって、違法になったりはしません

ただし、退職勧奨の面談時に会社側が威圧的な態度をとったり相手を侮辱するような発言には気を付けるべきです。大声を出したり机をたたいたりするのもダメです。心理的な圧迫を与えたとして、違法となる場合があるからです。

また、面談の回数があまりにも多い場合や、面談が長時間にわたって行われた場合も違法となる場合があります。退職勧奨を行う場合、1回の面談時間は1時間程度面談回数も3回程度に抑えておくべきでしょう。それで応じてもらえないなら、解雇を考えるべきでしょう。ただし、懲戒解雇の可能性を示唆しての退職勧奨は、強迫の要素と評価され、違法と判断される場合があるので注意が必要です。