WBCの大谷翔平を韓国人も称賛。新たな日韓関係を築くために必要なこと

3月16日、韓国の尹錫悦大統領が訪日し岸田文雄首相と会談。戦後最悪と言われた日韓関係に改善の兆しが見えています。ともすれば敵対感情の発露の場だったスポーツにおいても、大谷翔平選手の活躍が韓国で称賛されているように、純粋に「実力」を称える風潮の定着を期待するのは、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』著者で、記者時代に韓国に駐在していた経験がある引地達也さん。今はまだ「八方よし」と言える状態ではないものの、韓国における徴用工問題解決策に対するデモに日本批判の色がないことを伝え、新たな日韓関係を築くために必要なことは何か、考えを述べています。

日韓関係の改善で見えてくる新しい世界に向けて

韓国の尹錫悦大統領が来日し岸田文雄首相と会談したことを象徴として、確実に日韓関係が改善してきた。

日韓の両首脳が定期的に相互訪問するシャトル外交や韓国ドラマを代表とする韓流ブームによる蜜月時代から、小泉純一郎首相の靖国神社参拝や韓国側の竹島の領有権主張で一気に冷え込んだ境目に韓国に駐在していた経験から、「その前に戻れれば」と念じ続けて、長い歳月が過ぎた。

今回の改善は久々に本当の光が見える気がしている。とはいえ、韓国の保守と革新に二分された状況の中で、米国との協調を優先し北朝鮮を敵対する保守政権でもある尹大統領の背景を考えると、今もなお八方よしの状態には程遠い現実もある。

それでも今回、最も近い隣国との関係改善で、大きな役割を果たしているのがソフトパワーの力である。映画、ドラマ、音楽、スポーツ。自然な文化交流が前の世代が築いていた垣根を越えて、新しい価値観でそれを乗り越え、互いにポジティブに受け止めながら、新たな関係を築ける光が見える気がしてならない。

韓国のアーティストはもはや日本に広く浸透し、その「韓国性」のイメージはすでに刷新され、洗練された歌やダンス、それらのパフォーマンスの質は高く、その評価が人気の高さに結びついているから、それは実力派と言えるだろう。

「実力」への敬愛は国境を超える。絶対値の強さが出自への偏見を飛び越えていく。それは、ワールドベースボールクラシックで活躍した大谷翔平選手にも言える。

野球も根強い人気がある韓国からは、100マイルの速球とメジャーリーグで本塁打王を争う長打力を併せ持つ大谷選手の能力は、もはやアジア人が体力的に劣勢にあることを跳ね除け、「アジアの代表」としての誇りも見出しているようだ。

日韓が野球やサッカーでライバル関係にあることは重要だが、それは罵り合い争いではなく、今後はスポーツマンシップを基礎とした尊重のし合いも定着させたい。そのために大谷選手の存在は大きい。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

なぜ欧米銀行危機は「今からが本番」なのか?ダリオ氏が懸念する株暴落後のFRB再緩和シナリオと熟練投資家の狙い目

米シリコンバレー銀行(SVB)など3行の破綻をきっかけに、世界に金融不安が広がっている。懸念はクレディ・スイスやドイツ銀行にまで波及し欧米銀行株は急落、3月は主要株価指数も大幅に下げる場面が見られた。ただ当局による預金保…

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勤続20年で1200万超も。日本で働くのが馬鹿馬鹿しくなる米ファッション業界お給料事情

長引く不況から抜け出せない日本を尻目に、好景気を享受するアメリカ。当然ながら待遇面も我が国とは比べ物にならないほど恵まれた状況となっているようです。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』ではNY在住の人気ブロガー・りばてぃさんが、このほど発表された「米国ファッション業界の給料事情」を紹介。そこに並んでいたのは、思わずため息が漏れてしまうような数字でした。

これが今のファッション業界の「お給料」

興味深い調査資料があったので、新年度のタイミングにもちょうど良いのでご紹介します。

4月5日付の記事でファッション系メディアのファッショニスタが「THIS IS WHAT FASHION SALARIES LOOK LIKE RIGHT NOW」(これが今のファッション業界のお給料)と題して2022年の給与調査を発表しました。

アメリカは歴史的な高インフレだけでなくここ10年ほどでじわじわと給料の基準は上がっています。

アルバイトの時給ですら最低賃金を15ドルという設定になっているので、正社員の給料も上がっているわけです。

でも実際のところはどうなのか?自分は一般基準の金額をもらっているのか?ちょっとみてみましょうという企画です。

というわけで具体的にみていきます。

この調査はファッション業界の、小売、PR、デザイン、メディア、マーケティング、商品開発など550人以上にアンケートを実施。

匿名となってますが、対象企業は世界的に有名な企業も多数入っており例えば、アディダス、ナイキ、雑誌社のコンデナスト、高級デパートのバーグドルフ・グッドマン、ノードストローム、ブランドのグッチ、ルイ・ヴィトン、ヴィンス、マーラ・ホフマン、ブティック系PR会社など。自営業のフリーランサーも含むとのこと。

まずは属性から:

<最終学歴(端数四捨五入省略)>

  • 大卒:75%
  • 院卒:11%
  • 短大卒:6%
  • 高卒:6%

<勤務地>

  • ニューヨーク:42%
  • アメリカ国外:18%
  • カリフォルニア:12%
  • ニュージャージー:5%
  • その他:24%

<経験年数ごとの平均給与>

※グラフ読み取り数字のためおおよそ
 また円換算は単純に1ドル=100円

  • 0~2年:$58,000(580万円ほど)
  • 3~6年:$65,000(650万円ほど)
  • 7~10年:$83,000(830万円ほど)
  • 11~15年:$110,000(1,100万円ほど)
  • 16~20年:115,000(1,150万円ほど)
  • 20年以上:$123,620(1,230万円超)

この記事の著者・りばてぃさんのメルマガ

彼らは「考えて」いない。なぜChatGPTに知性が感じられないのか

日進月歩の進化を遂げているAI。中でもChatGPTの登場は私たちを大いに驚かせました。そんなチャットサービスについて、「優れているが知性はない」と言い切るのは、文筆家の倉下忠憲さん。倉下さんは自身のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』で今回、そう判断せざるを得ない理由を解説するとともに、「考える」という行為の重要性を指摘しています。

優れているが知性はない。「AIと思考」について考える

ChatGPTはすぐれた性能を持っていますが、そこに「知性」を感じることはありません。すごく使い勝手のよいUIがある、という感覚があるだけです。端的に言えば、彼らは「考えて」いないのです。

倉下は『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』で「思う」と「考える」を区分しました。「思う」は直感的な情報処理で、「考える」はそこから一歩引いた情報処理です。

この区分のポイントは、「直感的」は必ずしも「感情的」とイコールなわけではない、という点です。あくまで脳内の処理において意識を介在しないで発動されるという意味において「直感的」なものであり、その内実は問わないのです。

プロスポーツ選手を見ればわかるように、習熟した状態では相当に複雑な行為も「身体化」が可能です。あれらの行動を逐一意識して行っていたら、スピードがまったくついてこないでしょう。

同じことは認知的反応にも起こります。たとえば、「1+1=」という式を見たら「2」という答えがぱっと思い浮かぶでしょう。1という数字の1つ次は2だから答えは2である、という演算は行われていないと思います。それと同じように、コンピュータが好きな人なら、「16×16=」という式を見たら「256」という答えがぱっと思い浮かぶでしょう。これもかけ算を展開しているのではなく、直感的に答えが浮かんでいるのだと思います。

当初は意識的に計算が行われていたとしても、ある程度経験を積むことで、その中身をショートカットし、一気に「答え」にアクセスすること。それはつまり、何かしらの式・問題を目にしたときに、連想的に答えを思い浮かべることとイコールです。

そうした連想的解答は、決まり切った数式だけでなく、あらゆる反応に出てきます。人間関係に言及するときでも、時事問題に言及するときでも、提示された情報から連想される何かしらの「適切」な答えを口にしているのです。

ChatGPTがやっていることも基本的には同じでしょう。膨大な量の学習があり、その連想がきわめて適切に行えるから人間と同じように会話できる。その意味で、その連想関数はたしかに人間の知性と等しいと言えるかもしれません。これは、ChatGPTが高度な知性を獲得したというのではなく、人間の“知性”が予想されるよりも低レベルで展開できたというだけの話です。

しかし、だからといってChatGPTが「考えている」とは言えません。それはつまり、人間は一般的に「考えている」とは言えない、と言っていることに等しいわけですが、まさにそのような主張を今私はしています。

私たちの生活の大半は「思う」だけで構成されているのです。内面化・身体化された反応と習慣で日常は問題なく過ごせるのです。この世界が固定的・静的であり、新しいアイデアを求めないような環境ならば、きっとChatGPTでも過不足なく日常を過ごせるでしょう。

しかし、現実の環境は違います。さまざまな変化が予期せぬ形でやってきます。そこでは身体化された反応と習慣だけではうまくいきません。そんなとき、私たちの「考える」が起動します。直感的な反応を抑制して、そこから全体的な状況を俯瞰し、選択肢を確認し、必要であれば新たな選択肢が作れないかを検討します。

この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ

大谷翔平の担当記者を募集開始。適任は「ホラン千秋」一択か、鬼ヤバ弁当で胃袋も年収85億もゲット?

アメリカの情報サイト「MLBトレードルーモアーズ」が、エンゼルス・大谷翔平(28)の担当記者を募集している。求める人材・職務内容は「英語と日本語ともに流暢であること」「日本での報道を英語に翻訳して執筆できること」「登板日はライブ速報でブログの執筆をすること」「記事の執筆経験があること」などとあり、簡単なハードルではなさそうだ。一人の選手の担当記者を募集するのは異例中の異例で、大谷翔平という選手がどれだけ偉大なのかということがよく分かる。

世界の大谷翔平の専属記者は、誰が適任か?

ネットでは、「大谷ファンで英語ができる人はチャンスかも」といった声もあり、条件をクリアした人材ならばアタックしてみる価値はあると思う。しかし、今や世界の宝となった大谷翔平の専属記者に採用されるには、やはり“それなりの人材”でなければ、日本、いや世界が納得しないだろう。

誰か、適任はいないだろうか?

まぐまぐニュース編集部で長時間会議を行った結果、「この人しかいない!」という結論にたどり着いた。

ホラン千秋(34)である。

条件をクリアしまくりのホラン千秋

ホラン千秋は、学生時代にオレゴン州立大学に留学経験があり、青山学院大学文学部英米文学科を卒業している。「英米文学科」というくらいだから語学堪能に決まっていると言ってもいい。

しかも、2017年からは報道番組『Nスタ』(TBS系)のキャスターとして活躍。報道スキルも持っているのだ。

唯一の懸念点だった「記事の執筆経験」については、まぐまぐ編集部のライターに採用すれば良いと思っていたが、なんと彼女、産経新聞に書評を寄稿しているではないか! つまり、わが社で変な記事を書かせる必要もなく、既に条件はクリアしていたのだ。

巣ごもり終了でも売上アップが続くデリバリー企業が取り組んだこと

コロナ禍での巣ごもり需要で一気に伸びたフードデリバリー業界ですが、ライバルが増えたことに加えて、生活様式が以前のように戻りつつあることで苦戦する企業が増えています。そんな中でも売上を伸ばし続ける企業はあり、今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、この3月に過去最高の売上を達成した企業の取り組みを紹介。個人客相手では日頃コツコツと集め続けた「データベース」が大きな武器となっていること、企業案件では「領収書の範囲内」での品揃えなど、細かな戦略を明かしています。

苦戦するデリバリー業界の中、3月に過去最高の月7,000万円売った企業の取り組み

コロナ禍で伸びたデリバリー業界。2019年までは市場規模が4,000億円前後が、一気に7,000億円を突破してきました。しかしここに来て急ブレーキになっています。有名なところだとシカゴピザが15億円の負債を残して破産申請したところでしょうか。

東京商工リサーチの調査でも、
・宅配飲食サービス業
・持ち帰り飲食サービス業
この倒産件数は前年対比でも増えていました。正直、戦略なくブームに乗っただけのところも多く、しっかり事業化に成功されたところとは大きな差があるのも事実です。

そんな中で今回は継続して事業の拡大をし続けているご支援先の取り組みのポイントです。

■事業概要

二次商圏まで入れると商圏人口は80万人程度。事業体としては下記を複合的に実施しています。
・高単価の弁当宅配
・ケータリング
・寿司宅配
・葬儀会社との提携

その上で売上の伸びとしては前年比で、
・2021年度:110%
・2022年度:120%
・2023年度:139%(1月~3月)
このように伸びておられむしろ加速!

冒頭の市場環境で見れば伸び悩んだりマイナスがあってもという環境ですが、むしろまだまだ伸びていくような状況です。その要因を深掘りしていこうと思います。

■日常案件は「大切な日」を抑える!

コロナ禍で圧倒的に伸びたのは、「BtoCの日常用途」です。しかし一番落ちているのはこの領域。こちらのご支援先も直近は前年比微減です。とはいえ、これは予想通り!

コロナ禍で大変な時にも、
・配送時
・アンケートメール
などで徹底して「誕生日や記念日」「法事法要」のデータをマンパワーで集め続けられました。

そして今年に入りアプローチできる分母が大きく増えたことで売上増加に。
・法事:前年比140%以上
・慶事:前年比110%以上

デリバリーは「データベース」が大きな差になるのは明確です。しかし配送時に泥臭くアンケートなどで細かい情報を獲得する方が少数派。やるべき事は徹底してやり切りたいですね。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

「充実感を味わう日がほとんどない」人に教えたいモノの考え方

あなたの毎日は充実していますか? それとも、日々充実感を味わえずモンモンとしていますか? 今回、メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者で経営コンサルタントの菊原智明さんは、「潜在意識は“あるもの”しか認識できない」を利用したポジティブな思考法を伝えています。

日々「今日は充実したな」と実感する方法

1日を過ごして「今日は充実したいい日だった」と心から実感できる日が何日あるだろうか?

こう質問されて「毎日が充実している」と答えられる人はあまりいないと思う。

たいていは「まあ、月に5~10日程度かな」と答えるだろう。

中には「充実感を味わえる日などほとんどない」という人もいるかもしれない。

私自身もそうだった。ほとんどの日は「今日もイマイチだったな」という気持ちが残ってしまう。

これは気持ちがいいものではない。気持ちが晴れない。眠りも浅くなり翌日の目覚めも悪くなる。こうして翌日のパフォーマンスも下がっていく。

まさに悪循環。これでは何かで成功するのは難しい。

ここでもう1つ質問がある。あなたは日々の活動において“充実感を味わうための工夫”をしているだろうか?

私の知っている限りこの工夫をしている人は少ない。やっている人はごく限られた人だけ。そして、この工夫をしている人たちだけが結果を出している。

ある時、このヒントを教えてもらったことがある。脳科学に詳しい知人から「潜在意識は“あるもの”しか認識できない」という話を聞いた。

裏を返せば「ないもの、出来なかったことは認識できない」ということ。つまりはゼロ換算になってしまう。

例えば1日を過ごす。10の仕事を予定していたが3はできなかった。こんな日もある。

しかし、考え方を変えれば“7は達成した”ということになる。そんなに悲観することではない。

しかし、「これができなかった」と考えてしまうと、潜在意識は「この仕事に関して成果はゼロ」と判断する。

このように考えてしまうと、「あぁ、なんか充実感がない」と感じてしまう。こうして悪い方向に向かってしまう。

これは私もよくやっていた。原稿を書いていて「思ったよりも進まなかったな」と思う日もある。

とはいえ“10のうち5~6”は書けている。

できない割合にフォーカスしてしまい「あぁ、今日もダメだった」と思ってしまっていだ。

ある時から、同じ状況でも「5割は書けたぞ」と思うようにした。

するとどうだろう。気分が全然違う。これだけでも随分と気持ちは前向きになったものだ。

 

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

ロジカルシンキングには罠がある。変化の時代に必要な考え方とは

ビジネスに欠かせない思考と言われる「ロジカルシンキング」。しかし、そこには「罠がある」と 話すのは、Google、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されているメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』の著者・尾原和啓さんです。今回は、変化の時代に対応するための術を解説しています。

変化の時代のロジカルシンキングの罠

4月に入って、みなさんいろいろなことを学び始めていると思います。特に4月は、「ロジカルシンキング」などをするのが多いのではないでしょうか?

今日は、「ロジカルシンキングは間違えると犬の道になっちゃうよ」という話をしたいと思います。

“犬の道”って何かと言うと、ワンコって「どこに餌があるかなー」ってウロウロして、最終的に実は自分の近くにあった餌場に気づく。こういう、元気で体力があるがゆえに、いろんなところをウロウロしてしまって疲れてしまうことを“犬の道”って呼ぶんですね。

ロジカルシンキングの2つの罠 

「尾原さん、一見すると『ロジカルシンキング』は論理的に物事を分けることによって、効率的に物事を分析する手法なんじゃないですか?」ってみなさん思うかもしれないんですけど、これには2つ罠があります。

1つ目の罠

「ロジカルシンキング」の基本的な概念を“MECE(ミッシー)”と言います。

物事を区分けしていくときに、「この部分、探すの忘れてたよ」みたいな漏れがあったり、AとBのやり方をしていて結果的にAとBで重なりがあったら、「同じこと2回やってるよ」みたいなことが起こる。こういうのを「漏れやダブり」がないように、

・物事を量と質に分ける
・物事を分析するときに、3C(Consumer=ユーザー、Company=自社、Competitor=競合)のかたちで見る

というのがMECEの考え方ですが、本当に漏れなくダブりなく、全部を見なければならないのでしょうか?

変化の時代は、今のお客さまじゃないお客さまや、今の自分の強みじゃないところにいかなければなりません。今、西野(亮廣)さんが言っているような「意味変」の話です。

例えば、アロマキャンドルは、もともと光を提供するところで電気より圧倒的にボロ負けしてしまう。でも、「ロウソクの光の揺らぎはロマンティックな気持ちにさせる」という意味を抽出することで、

・ロウソクは小さくて揺らいだほうが、よりロマンティックさが求められる
・アロマという匂いを付けたことで、ロマンティックさを増幅させる

という話に変わりました。もし、「灯りとしてのロウソクの3C」を“犬の道”でウロウロしていたら、こんな正解には至らなかったでしょう。

つまり、昨日までの正解が今日正解じゃなくなる時代において新しい意味を見つける時には、自分の内側にあるものを大事にしたり(インサイド・アウト)、「クリティカルシンキング」として前提を疑って新しく作り直すことが大事です。

2つ目の罠

新しい意味が見つかったあと、それをどうやって一番効率よく実施していくかという時に「ロジカルシンキング」を持ってくる。

この順番を間違えると、今の前提条件の中でウロウロしてへとへとになってしまうんですよね。

4月になって、「ロジカルシンキング」や「ピラミッドストラクチャー」を身につけるのは武器としては大事です。

でも、それを過信しすぎて今すでに正解ではなくなっているエリアの中で「ロジカルシンキング」を展開したら、疲れるだけの“犬の道”になってしまいます。

そうではなくて、新しい意味を見つける。みんなが「そっちになんて行かないでしょ?」って言っている雲の上の星を見つける。それをやってから、次に「ロジカルシンキング」という順番で考えていくことも大事です。

まとめ

新しい意味だったり、みんなが「そっちじゃないでしょ?」って言ってるバイアスを超える(雲の上の星を見つける)力は冒険を紡いでいくところで、いろんな人とつながっていくことでみえてくる。そこで、オンラインサロンが有効になってくると思うんですよね。

というわけで、今日は「ロジカルシンキングは使い方を間違えると、むしろヘトヘトの犬の道に至るよ。そうならないための2つのヒント」というお話をさせていただきました。

・ヒント1 新しい意味を見つけてから、ロジカルシンキングという順番で考えていく
・ヒント2 新しい意味を見つけるときには、自分の内側を大事にしたり、クリティカルシンキングで前提を疑って新しく作り直す

4月、新しい学びが広がるシーズンなので、みなさんも変化の時代を楽しんでいければと思います。じゃあね~

この記事の著者・尾原和啓さんのメルマガ

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仕事ができる人は断らない。「飲み会が苦手」とか言ってる場合じゃない理由

仕事ができる人の共通点はなんだと思いますか? それは「他の人をよく助けること」だと、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは語ります。今回のメルマガでは、仕事をする上で忘れがちだけど、一番重要かもしれない「人とのつながり」について解説しています。

会社って最後は人との繋がりで作られているから

現場のマネージャ、つまりラインマネージャが人事権を持っていて、その人が新しい組織やプロジェクトを立ち上げる時にどうするか?というと、そのマネージャは自分の上司プラス、その人から見て、最も信頼に足る人に相談をするわけです。そんな内輪の会話で、誰が適任かとか、誰が必要なスキルや経験を持っているのかという値踏みが行われて、なんとなく組織の骨格が決まっていくんですよ。

そんな時に、現場に近いところにいて、たくさんの人と繋がりを持っている人の方が、ピックアップされやすいのは当然ですよね。

だから社内ではある程度社交的に振る舞う、飲み会で場を盛り上げる、こいつと一緒に仕事をしたら楽しいなと思わせる、あの人は良い人だなと思ってもらえる、こういう要素は非常に重要なんです。だから私はサラリーマン時代に、飲みに誘われたら原則として断りませんでした。だってそこに誰がやってくるか分からないんですから。

ある時、誰かが企画した飲み会に参加したら、なぜかそこに事業部長が参加していて、たまたま席が私の目の前で、いつものように座持ちの良い話をしていたらやたら気に入られたことがあります。そういうのって、後で地味に効いてくるんですよ。

当然ですが、情けは人の為ならず、という格言の通り、頻繁に人の仕事を手伝ったり助けたりしていたら、自分が困った時にも助けてもらいやすくなるわけですよ。そういうネットワークは、自分が能動的に動かないと構築できないんです。

だから仕事ができる人は、アクティビティーの参加率も高いですし、他の人の仕事をヘルプすることに積極的なものです。そうやって人脈をメンテナンスしているから、社内で気持ち良く仕事ができるんです。

衝撃の事実。お金持ちになるためにはこの3つの方法しかない

お金はないよりも、もちろんあったほうがいいですよね。では、お金持ちになるためには何をすればいいのでしょうか? 今回の無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』で本のソムリエさんが紹介するのは、お金持ちの特性とそこに至るための方法をまとめた一冊です。

【一日一冊】大金持ちの教科書

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大金持ちの教科書

加谷珪一 著/CCCメディアハウス

投資ファンド運用会社からコンサルタントとして独立した加谷さんからお金持ちの特性を教えてもらいましょう。ここでいうお金持ちとは、年収3,000万円もしくは金融資産1億円くらいと定義しています。

お金持ちになる方法は、主に3つに集約されます。働いて高額の給料をもらうか、事業を行うか、投資をするかです。お金持ちになるためには、企業の中でのし上がるか、自分で事業を立ち上げるか、成功する人に投資するしかないのです。

いずれにしろ、自分自身の特性や判断によって左右されるわけで確率は低いということになります。

ただ、見方を変えてみると、大富豪に比べれば庶民は失うものが小さいという利点があります。つまり、10億円持っている人は今の資産を失いたくないと強く感じるはずですが、200万円しか持っていない人は、お金を失う心配は比較的小さいのです。

失うものがないということは、挑戦して失敗してもショックは小さいのですから、あるいみチャンスであるともいえるのです。

失うものがないことはある意味で強力な武器といえる。失うものがないのにチャレンジしないのは、非常にもったいない行為である(p143)

この本で一番興味深かったのは、なぜ成功している事業家が、「運」を大切にするのかという理由です。

事業が成功する確率は、起業して10年存続している企業が1割程度ということを考えれば、10分の1かそれ以下でしょう。

しかし、死ぬほど事業に取り組めば、その確率を2分の1か4分の1くらいにまでに高めることができるというのです。

成功している事業家は、死ぬほど頑張っても、そこから成功するかどうかは、「運」しだいということなのです。それだけ努力しているからこそ、「運」の大切さを感じ取れるということなのです。

これはオリンピックに挑戦する人とも似ているのでしょう。死ぬほど頑張っても結局コントロールできないところがあるわけで、やりきった後に見える世界があるわけです。

死ぬほどがんばれば成功する確率を4分の1にできると聞いて、これを高い確率と考えるか、バカバカしいと考えるかは、人それぞれだろう。(p91)