それやってた! 七夕に試したい、懐かしの胸キュンおまじない七つ

7月7日の七夕は、織姫ひこぼし(牽牛)が巡り合えるといわれる年に一度の“巡り合いの日”。この起源は中国の昔話や、琴座のベガ(織姫星)と鷲座のアルタイル(牽牛星)が、天の川をはさんで最も輝いているように見える、という伝承が元になっているそうです。想いを寄せあう2つの星が結ばれる…だなんて超ロマンチック☆そんな恋と願いのエピソードにときめきたい本日は、子どもの頃にこっそり試した懐かしの恋のおまじないを紹介します!

消しゴムに彼の名前を書いて消す

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まず、新しい消しゴムを用意。ケースで隠れる部分の右下に、緑色のペンで好きな人のフルネームを書きます。その消しゴムを誰にも触られないように使い切ると、両思いになれるとか。

「消しゴムは大きい方が効果がある」や「消しゴムのケースの内側に書く」など、地域によって諸説あるようです。

小指の爪を7ミリ伸ばす

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伸びたら好きな人と両想いになれる」というおまじない。右と左、どちらの手の爪を伸ばすかは厳密には決まってないとのこと。

余裕じゃん♪と思いきや、「爪が伸びるのが遅かった…」、「シャンプー中や体育の授業中に折れてしまう」などの声も多数。“簡単に恋は実らない”という現実も噛みしめさせてくれるおまじないですね。

好きな人の名前を100回書く

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ボールペンでお気に入りのノートに、好きな人の名前を書き取りするというおまじない。「名前を書くだけなのに、ラブレターを書いているみたいでキュンとした」というのも甘酸っぱい思い出ですね。

書き取りの宿題と同じ効果で、名前に使われている漢字を覚えられるという嬉しいオマケもアリ。

枕の下に好きな人の写真を入れる

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夢の中で好きな人と一緒に過ごせる、というドリーミングなおまじない。このおまじないを実践するため、遠足や修学旅行などのイベント写真販売で、好きな人が写っているものを買ってる女子がたくさんいたのを覚えています。

わくわくしながら試したものの、いろんな男子が写っている写真を使ったため、本命以外の男子が夢に出てきちゃった…という失敗エピソードも。願い事もおまじないも、本命一本に絞った方がよいということなのでしょうね。

シャープペンの芯でハートを塗りつぶす

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自分の名前と好きな人の名前をひらがなにし、その文字の数と同じ本数のシャープペンの芯を用意。芯を出したままで紙にハートを書き、1本も折らないように内側を黒く塗りつぶすことができればOK。残った芯を持ち歩くと両想いになるという方法でした。

内側を塗りつぶす以外に、ハートの中に自分と好きな相手のフルネームを書くというやり方も有名。あなたはどっち派でしたか?

好きな人のイニシャルを腕に書いて絆創膏で隠す

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想いを告白する前に試したいおまじない。手首にイニシャルを書き、その上に絆創膏を貼ります。3日ごとに絆創膏を交換しながら待つこと11日間。その間、書かれたイニシャルを誰にも気づかれなければおまじないは成功。告白した相手にOKをもらえるといわれていました。

ただ、当時は自分から告白する女の子が少なかったんですよね。“草食系”なんて言われている、奥手な男の子に教えてあげたい…と思うのは私だけでしょうか?

電卓で好きな人と自分の名前を足す

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自分の名前と両思いになりたい相手の名前を数字に変えて、電卓を使って計算するというのもはやりましたね。

まずは自分の名前と相手の名前の母音を数字にします。

あ「1」、い「2」、う「3」、え「4」、お「5」、ん「6」。「の」なら「の」の母音の「お」で「5」ですね。

自分の名前が「のなかみゆき」なら「511232」になります。相手の名前が「たなかだいすけ」なら「1111234」になります。

そして2人の数字を足します。

511232+1111234=1622466

次に、足した数字が50~100になるまで2で割り続けます。

そして、100を切ったときの数字がこの2人の相性。なんとこの2人の相性は99%! 2で割るというのがなんともロマンチック。100に近づいていくときのドキドキ感が忘れられませんね。

好きな人の家に向けて告白

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おやすみ前に好きな人の家の方向(分からなけい場合は学校がある方向)に向けて「○○君好きです。好きになってもいいですか?この想いがあなたに届きますように」と心をこめて唱えるだけ。毎日続ければ好きな人に告白されるとか!

しかし、中には「声が大き過ぎて近所の同級生にバレた!」という気まずい経験を持つ人も…。元気や勢いも大切ですが、声のボリュームはほどほどに抑えた方がよさそうです。

いかがでしたか?7つと言ってましたが、書いてるうちにいろいろ思い出して8つになってしまいました。でも改めて思い返してみると、大人になった現在でも試してみたいと思う方法が意外と多いという印象を受けました。何より「好きな人のことを一生懸命考える」という、この姿勢が恋を叶える一番の近道なのかもしれませんね。「最近、恋にゴブサタで…」という方は短冊への願い事と一緒にぜひ試してみてください☆

image by: Shutterstock

文/まぐまぐ編集部

 

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好きな男子だけに内緒の話をする。彼だけの「オンリーワン」になれる方法

どうしたら好きな相手の本命になれるのか――。そんな恋愛の永遠のテーマに答えを出してくださっているのが今回の『メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾』。著者のヒロNさんが、彼氏のオンリーワンになる方法をレクチャーしています。

女の子は、外見にばかりこだわるけど

今日のテーマ、「男子は、なぜ女の子を好きになるのか?」。考えたこと、ありますか?

え? 男子は、可愛い女の子が好きだから?
え? 男子は、女の子とエッチがしたいから?

いろいろ思い当たること、ありますよねえ。可愛いきれいセクシー。男子が、女の子を好きになる理由って、それだけかなあ、と思うのですよ。

もちろん、たいていの男子は、「可愛い子が好き」なんていうし、セクシーグラビアなんか、一生懸命見てるし、やっぱ、それしかないでしょ。と思うヒトも沢山いるとは思いますよ。

でもね、ここから、一歩踏み込んで、男子の特性について理解を深めるっていうのも、恋愛上手、モテ女になるひとつの方法だと思いますよ。

たとえば、可愛い子、スタイルのいい子、セクシーな子だったら、世の中に、いっぱいいますよね。テレビでも、雑誌でも、そんな子は、世の中にあふれています。

それで、男子っていうのは、女の子の感覚から見たら、非常に浮気者ですから「可愛い子なら誰でもいいや!」ってな感じで、きっと、そういう子に、「好きよん!」なんて言われれば、ほいほいついて行っちゃうだろうと、思われます。

まあ、それは、多分、事実ですね。

だから簡単。

可愛いとか、スタイルがいいとか、セクシーとかで、男の子は、好きになるんでしょ? もし、あたしのことを好きじゃないんだったら、それは、あたしの「可愛さが足りないのか」「スタイルがいまいちなのか」「セクシーさがないのか」そんなところだわ。

とにかく、男子は、女の子の外見だけに惚れると思い込んじゃってる。たしかに外見に惚れることは多いけど、外見だけに惚れると思っていたら、それは間違い

>>次ページ 男子と女子の恋愛観の違いとは?

東大タレント・木村美紀が語る、親に「やる気」を引き出されたある行動

最近、薬剤師の免許を取得したという、東大大学院修了のタレント・木村美紀さん。自身のメルマガ『木村美紀が明かす家庭教育の秘策』では、自分の進路を決めるうえで大いに影響を受けた“親とのおでかけ先”について、語ってらしゃいます。

私が影響を受けた“おでかけ”ベスト3

おでかけの時間。

土日や長期休暇のときに、どこに行くか。これは、とても貴重

私が思うに、おでかけの時間こそ、親からのメッセージがぎゅっと込められていた時間でした。

学校や塾みたく決まったことをやるのではなくて、おでかけの時間は、家族で好きなようにアレンジできるから。

今から振り返ってみると、自分の道を決める上で、おでかけの時間が果たす役割は意外と大きかったなと感じます。

昔に家族でおでかけした場所は、今でも自分の中で、心の核になるような大切な原点になっているからです。

私が影響を受けた、おでかけベスト3について、今回はお話させて頂きたいと思います。

第3位 親の同窓会

父親の大学時代の同窓会に連れていった記憶が今も残っていて、たった1回でもその場に自分がいたことが、自分にとっては大きな影響をもたらしています。

ふだん家での姿ばかり見ている父親が、大勢の人と挨拶して交流している様子が、とても新鮮にうつったのです。

「おとうさん、かっこいい!」

昼間に会社で働いている姿はなかなか見られないので、外でふるまっている姿が立派に頼もしくみえました。尊敬の念がわいてくる感じでした。

そして、大人への憧れ。学校を卒業した後も、ずっとずっと関係は続き、社会にでて離れ離れになっても戻る場所があるんだと、なんだかいいなぁ~と感じました。

大きくなったらそういう場所に自分も行きたいなって、子供心に漠然と憧れのような気持ちを抱いたのでしょう。

誰でも行ける場所じゃない。だから、行きたくなる

自分の進みたい道を決めて、そのために努力をして、受験に合格して、その環境に身をおくことができて、卒業してからも、そこに居場所がある。なんて素敵なことなんだ!

受験をするという道を選んだ場合の、何十年か後のリアルな結果を目の当たりにすることができた。それは、受験を志す子供心にとっては、何よりも説得力のある時間であり、受験という道を選ぶことが魅力的にうつりました。

志望校の文化祭や説明会にいくことは簡単にできて、数年後のリアルな姿をイメージすることはできるけど、30年後のリアルな姿をイメージする機会は滅多にない

10年後も分からないし、30年後なんてもっと分からない。将来は分からないからこそ冒険的で面白いのだけれど、目指す場所が明確化することで、モチベーションが上がることもあります。

父親の同窓会をみて、30年後のイメージが具現化されて、この大学に私も身をおきたいという意志が、願望から確信に変わったのです。

30年後の姿がイメージできたことは、この道をまっすぐ突き進んでいいんだという強い安心感になり、受験を志す上では、非常に大きな意義をもつ出来事でした。

そして、感慨深いことに、まさに今月それが現実となったのです。

>>次ページ 子供に将来の姿をイメージさせる絶好の場

先方「またこちらから連絡しますから」…お客様の断り文句のウラにある本音

お客さんが口にする断り文句……これって実は反射的なもの? 戦略コンサルタントとして活躍する中久保浩平さんは、営業マンが陥りやすい“断り文句に関する誤解”と、それを乗り越え成果を上げるための秘訣を、自身のメルマガで大いに語っています。

お客さんの断り文句

営業活動をしていても、なんら成約には至らず断れるケースがほとんど……というような営業マン、少なくないかと思います。特に新規営業では多いのではないでしょうか。

商品やサービスをお客様に勧めたところ、
「また機会があったら……」
「もう付き合っている会社があるから……」
「今、忙しいから、話聞いている暇がないんだよね。」
「またこちらから連絡しますから……」
などの断り文句を何度も聞いた経験があると思います。

実際、私自身も耳にタコができるくらい耳にしてきました。

では、自信があり顧客からも喜ばれている商品(あるいはサービス)なのにお客様は断り文句を並び立てるのか?

答えはとっても簡単です。

それは、お客様は営業マンがやってきたら、いつでも追い払えるように「断り文句」を常に用意しているからです。

「あっ、営業をかける気だな。」と分かれば反射的に準備していた断り文句を、口に出すのです。まさに売り言葉に買い言葉、です。

これは、みなさんもそうだと思います。

たとえば、忙しい時、あるいは何かに集中している時に突然、営業マンが目の前に現れて、
「○○に興味がありますか?」
「○○にお困りじゃありませんか?」
なんていわれたら、うっとうしいだけですよね。「別に興味ねぇし、困ってねぇよ。」ってなりますよね。

で、反射的に「間に合ってる。」とか「また何かあれば」なんてことをいって、営業マンを追い払いますよね。

しかし、不思議な事に自分が営業マンの立場になったら一瞬にして、お客様の迷惑を省みず営業してしまうのです。

お客様は普段、みなさんの商品やサービスのことなんて、全くといっていいほど頭の中にありません。また、日々、営業電話がかかってきたり、メールやFAXが来たり、飛び込まれたりで、営業が来たらどうやって断るかってことを用意しているのです。

ですから、営業、売り込み、って分かったら、反射的にNOと断るのです。

では、どうやってこうした場面に対処していけばいいのでしょうか?

>>次ページ お客様の話をひたすら聞くことに徹する

安倍内閣、支持率低下。総理のジレンマを解決するのはあの女性?

報道各社が行った世論調査で支持率の低下が見られる安倍内閣。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係アナリストの北野幸伯さんはこの原因を「安倍総理が安保関連法案を強引に成立させようとしているところにある」と分析した上で、その解決方法を記しています。

安倍内閣の危機

まず、安倍内閣の現状について知っておきましょう。

支持率が落ちています。

安倍晋三内閣の支持率は46.1%で、前回調査(5月23、24両日実施)より7.6ポイント低下。

 

集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更を閣議決定した平成26年7月(45.6%)に次いで24年12月の第2次安倍内閣発足後、2番目に低い支持率となった。

(2015.6.30 産経新聞)

1か月ちょっとで7.6%低下。わからないものですね。つい最近、アメリカで「歴史的演説」を成功させたばかりですが…。

支持率が下がっている理由は、なんでしょうか?

安保関連法案に関し、衆院憲法審査会で参考人の憲法学者3人が「憲法違反」と表明したことや、自民党若手議員の勉強会で法案に批判的な報道機関に圧力をかけるような発言が相次いだことが影響したようだ。

(同上)

なるほど。「安保関連法がらみ」

国民は、安倍総理が「安保関連法案を今国会で成立させようとしている」ことについて、「必要性がよくわからない」と考えているのでしょう。

成立させるためには、「報道機関に圧力をかけてでも」など、手法が「強引」「独裁的」と警戒されている(安倍総理は、「報道機関への圧力」を否定しています)。

調査では、安保関連法案を今国会で成立させることについて、賛成が31.7%だったのに対し、反対は58.9%だった。

(同上)

民意は、「早急な成立」「強引な成立」反対している。しかし、もっと長期で見れば、話は変わってきます。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が27、28両日に実施した合同世論調査によると、今国会で審議中の安全保障関連法案に関し、「必要」とする回答は49.0%で「必要ない」の43.8%を上回った。

(同上)

長期的視点で見ると、約半数(49%)が、「安保関連法」は「必要」と考えている。要するに、国民が反対しているのは、「急いで」「強引」に成立させること。つまり、安倍内閣の「手法に問題がある」と考えられている。

ところで、安倍総理は、なぜそんなに「今国会での成立」にこだわっているのでしょうか?

>>次ページ 安倍総理が焦る理由とは?

トヨタとシャープの明暗を分けた、「夢の」商品作り

その事業が大歓迎されるとかどうか簡単に見分ける方法があります。それは、その事業の前に「夢の」を付けてみること。たとえば「夢のディズニーランド」「夢のトヨペット・クラウン」のようにーー。無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』の最新号では、ビジネスの成功に不可欠な、ビジョンの中の「夢」について説いています。

ビジネスの成功とビジョン

ビジョンの権化のような経営者が多くいます。経営者ばかりでなく、歴史も人の持つビジョンが大きくその潮流をつくりあげていると言えます。

数え上げれば限がありません。大きくは、お釈迦様もそうです。

お釈迦様は、菩提樹の下で悟りを開いて解脱されました。そして、その悟りを世間の人々に語り伝えて救済するというビジョンのもとに生涯をかけて説法を続けました。お釈迦様のビジョンは生きとし生けるものの「苦からの救済」です。

時にして時代のビジョンは、大きくぶつかり合ってきました。

日本の戦国時代での織田信長と石山本願寺顕如の戦いを考えてみます。石山本願寺は浄土真宗ですが、そのビジョンのもとは親鸞上人が持ったもので「阿弥陀如来の本願」つまり悪人をも救い上げるというビジョンです。一方の信長のビジョンは、商業主義と武をもって戦国の世を統一するという「天下布武」です。

この2つのビジョンの根本精神は異なっています。天下統一のためにはぶつかることが避けれない戦いでした。どちらも時代の欲求から生まれたもので、時代の欲求に応えるビジョンが大きな力を持ち、より強く支持されるビジョンが有利に展開します。

おおきく成長するためには、時代の訴えに応えることが基本になります。それも、やっと適えられる欲求に今まさに一番の最高レベルで応えることが求められます。ここがエッセンスで、このエッセンスを悟り必死でやり通す経営者が名経営者となります。

世界最大の小売業者であるウォルマートの創業者サム・ウォルトンは、アメリカ気質の典型的な経営者です。「一番」がもっとも好きで、自分が贅沢することよりも何よりもこのゲームが大好きでした。同じような気質の経営者にGEジャック・ウェルチがいます。

サム・ウォルトンは第2次世界大戦後から事業を始めています。時代は「モノの大量生産・大量消費」とういう豊かさへの欲求が高まってきていました。そんな時代の欲求をサム・ウォルトンだけでなく多くの意欲ある経営者が嗅ぎ取り、大型量販店チェーン事業に進出しました。

そんな中には、多くの高学歴の人材を抱え大都市の中心に進出した優良企業が少なからずありました。

サム・ウォルトンのチャレンジは地方の小都市から始まっています。決して有利な創業ではありません。その中でサム・ウォルトンが生き残ったのは何故かを考えてみます。

サム・ウォルトンは完璧な「合理的なケチ」です。世界的大富豪になっても、その趣味はテニスと鶉(うずら)猟でした。同時代の、量販店チェーンで成功したほとんどの経営者が儲かったら高級車やヨットを購入して優雅にエンジョイしたのとは好対照です。

ウォルトンのビジョンは、一番になることです。他の競合者のビジョンは、大成功し豊かに贅沢することです。ウォルマートは、中規模の時から絶えず一番であったことがあります。それは、売上高に対する経費率です。つまり、お金は「お客に関わるもの」のみに投入されました。

一番になるためには、一番になることを思い、顧客のためになることのみ集中することです。

GEのジャック・ウェルチ「シェアが1位か2位」戦略はよく知られています。「シェアが1位か2位」以外の強みを活かせない事業はすべて売却するか、閉鎖するかしてなくして行きました。反対に、一番になれる企業についてはM&Aを積極的に進めて行きました。

>>次ページ なぜ倒産寸前だったホンダはバイクレースに挑んだのか

まずは「点」から。読めば思わず絵を描きたくなる名作絵本たち

せっかくのお休みというのに外は梅雨空で出かけるのもおっくう…。そんな日はお家で絵を描いてみる、というのはいかがでしょうか。無料メルマガ『大人のための絵本ガイド』では、読めば思わず筆を取りたくなってしまう素敵な絵本が紹介されていますよ。

読めば思わず絵が描きたくなってしまう絵本たち

梅雨ですね。週末、雨で出かけられないときも多いと思います。そんなときにお勧めなのが、「絵」です。

言われなくても、外で遊べないときは美術館とかで絵画鑑賞を楽しんでます!──という声が聞こえてきそうですが、実際に絵を描いている方は少ないのではないでしょうか。今回は、つい絵を描きたくなる絵本をご紹介します。

てん
(ピーター・レイノルズ・作/谷川俊太郎・訳)

絵を描くのが苦手な女の子、ワシテが主人公です。学校のお絵描きの時間が終わっても、紙に何も描いていないワシテ。そんな彼女に先生が言いました。「なにか しるしを つけてみて」。

ワシテはマーカーのペン先を紙に押し付けました。「点」が紙に記されました。先生はそれをじっくりと見て「さあ サインして」と言いました。ワシテのその絵は額縁に入れられ、先生の机の後ろの壁に飾られました。

「もっと いい てんだって わたし かけるわ!」と思ったワシテは、絵の具セットを開けて、いろいろな点を描きまくり……。

読んだ後、色や形で何かを表現したくてたまらなくなる絵本です。まずは「点」から始めます?

絵のえほん
(早坂優子・作/視覚デザイン研究所・編)

『てん』に刺激されて「点」を描きまくり、それだけでは物足りなくなったら、こちらをどうぞ。

色がきれいなので見ているだけで楽しい本ですが、実用的なガイドブックでもあります。「はじめはなんにも描けなくたっていいんです」という導入部のタイトルに励まされます。

読み進めながら、自分で絵を描いているうちに、かげの付け方やアングル、遠近法など絵の基本的な描き方が身につくような構成になっています。

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おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)
(赤羽末吉・作)

最後の1冊は、絵を描くことの楽しさがテーマの1つになっている絵本です。登場するのは「あおぞらようちえん」の園児と先生。イモ掘り遠足の日に雨が降ってしまったので、代わりに、大きなサツマイモの絵を描くことになりました。

まず、子どもたちは紙を何枚もつないで、1枚の大きな紙にします。そこへ紫色のサツマイモを描きました。そのサツマイモの絵があまりにも大きくなりすぎて……。

作者の赤羽末吉さんは昔話の挿絵で有名ですが、『おおきなおおきなおいも』は現代もの。色数も少なく、素朴なタッチなのに、勢いや躍動感を感じさせてくれる挿絵が見事です。

 

image by: Shutterstock

大人のための絵本ガイド
絵本は子どもの読むものというイメージが強いですが、実は、大人も楽しめる傑作がたくさんあります。このメルマガでは、絵本選びに困ったときに役立つヒントをご提供していきます。
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てん

 まずは「点」から

 

絵のえほん

 基本的な描き方はこちらで

 

おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)

 子どもに学ぶところは多いですよね

 

ターレンス 固形水彩絵具 初心者向け固形水彩セット TSCW1

 描きたくなったらこちらのセットで

そういえばオバマは何してる? 米国がギリシア問題そっちのけで向かう先

金融市場を騒がせているギリシア問題ですが、5日の国民投票後まで金融支援交渉は行われないということで、今は事実上の棚上げ状態。そんな中、米国はキューバに大使館を設置すると発表しました。もはやギリシャ問題に対し、米国は関心がないのでしょうか。MAG2 NEWSの兄弟メディアMONEY VOICEでは直近のオバマ大統領の動きを詳しく追っています。

>>詳しくはMONEY VOICEで

 

直木賞作家・石田衣良がメルマガを創刊。動機は出版界の「断末魔」

「池袋ウエストゲートパーク」などの著作で知られる石田衣良さんのメルマガ『石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」』が7月10日にいよいよ創刊されます。出版界でご活躍されている方がメルマガを出されるのは今や珍しいことではありませんが、石田さんがメルマガを創刊しようと思われたきっかけは、ほかの作家さん方とはちょっぴり違ったものでした。

メルマガで出版界の生態系を守りたい

まずは、石田さんがメルマガを創刊しようと思われたきっかけを教えてください。

「出版の世界をなんとか延命させたい」という思いが、動機としてやはり大きいですね。

テレビや新聞などいろいろなメディアがありますが、そのなかでも最近はインターネット、とりわけスマートフォンが、王様の位置に就いて久しいですよね。でも、僕のいる出版の世界って体質がまだ古くて、そういったものへの対応が全然できていないし、正直ネットに関しては、何もわかっていない状態なんです。「紙と同じように、小説を集めて売ればいいんじゃないか」と思っているフシもあるので。

出版の世界って、この15年ぐらい下り坂じゃないですか? そのなかで「電子書籍」は生まれたんですが、それって今までの紙の本と競合するので、結局はゼロサムなんですよね。だから、そうではない新しい形で、出版とネットの世界がうまく連携できる方法はないかということで、ここはひとつ自分でネットの世界を探ってみようかな、と思ったんです。

出版業界も、厳しい状況がずっと続いていますね。

だって、衝撃的ですよ。近くの駅ビルの本屋さんに久しぶりに行ったら、いつの間にか売り場の半分が雑貨屋になってるという……。「え? カバンも売ってるの?」みたいな。そういう光景を目の当たりにするのは、やはりキツイですよ。

個人的には、あと3年ぐらい後、消費税が2度目のアップをするぐらいのタイミングで、大手出版社の一角が倒産してしまうんじゃないかって、それぐらいの強い危機感を持っています。でも、出版の世界の人たちは、みんな「ネットで何ができるんだろうねぇ」と、まだのんびり構えている感じなので……。

とはいえ、出版の世界ってすごく心地いいんですよね。編集者たちは当然みんな優秀なんですけど、いい加減だったり面白かったりと個性があって。そんな人間たちが集まって、あの小説は面白い、いやつまらないなんて言いながら、それで暮らしていける。そんな生態系を少しでも長持ちさせるための、ひとつの手になればなぁと思っています。

今回創刊されるメルマガですが、具体的にどんな内容になるのか、教えていただけますか。

photo01昔よくあった個人責任編集の個人誌、パーソナルマガジンみたいな雰囲気になると、楽しいかなと。

他のメルマガも参考のためにいくつか読みましたが、自分としてはやはり小説家でないとできないようなことを、やっていきたいんですね。1回1回読み切りの短編小説はもちろん、エッセイに関しても、今まで書いてきたものとは形を変えてみようかな、と考えています。

例えば、僕の視点でひとつエッセイを書き、それに対するリアクションのようなものを、また別の視点でも書いてみたり……。「池袋ウエストゲートパーク」のマコトの声で書いてみるとか。そんな「両A面のダブルエッセイ」みたいなものも、面白いんじゃないかって。

メルマガは即時性もあるので、ニュースとかの話題も取り上げやすいですしね。

テレビの報道番組などに、たまに呼ばれて行くんですが、コメントをさせてもらえるのは、せいぜい60秒から90秒なんですよね。だから、たとえば「これに関してはたっぷりと話をしたいし、伝えるべきだな」っていうネタを揃えて、「ひとりワイドショー」のようなこともやろうと思っています。

読者とのやり取りは、どんなことを考えていらっしゃいますか?

もちろん、人生相談のコーナーも考えていますよ。ただ、読者の方とのやり取りということでは、他の形のものもできればいいなと思っています。たとえば、都内でも地方でもいいですが、カフェとかに読者の方を集めて、ファンミーティングだったり、ブックトークのイベントを開いたりとか、そういうことをちゃんとやれればいいなと思います。

ブックトークといえば、以前からテレビ局の人間に、本を紹介する番組ができないかって、持ちかけたりしていたんですが、出版業界に勢いがないっていうことで、なかなか企画が立たなかったんです。ただ今回メルマガという形で、自分のメディアを作れるようになったので、そういうこともどんどんやっていきたいですね。もちろん紹介するのは、自分の本だけでなくて、他の作家の本を……。本の世界を救うために、いろいろなことを仕掛けていきたいです。

あとは、自分の趣味であったりとか音楽の話といった、日々の暮らしのあれこれも、話せれば良いかなと。『石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」』というメルマガのタイトル通り、隔週金曜日に配信することになると思うので、週末にのんびり読んでいただくことで、ちょっとした小旅行というか、そういう気分を楽しんでもらえればと思っています。

>>次ページ 始めたばかりのTwitter、炎上してもかまわないワケ

なんて残酷な進化論。鳥のうんちに擬態するイモムシ

National Geographic newsが、鳥の糞になりすますイモムシに関する研究を報告しています。敵から身を守るための擬態とはいえ、長い年月を経てわざわざ「うんち」に近づくのも進化論といえるのでしょうか?人気メルマガ『週刊 サイエンスジャーナル』では、「進化論」と「創造論」の違いを踏まえながら、昆虫の擬態について解説しています。

今、進化論より創造論が面白い!うんちのふりをするイモムシ 効果のほどは?

アメリカ合衆国、特に南部では公立学校で進化論を教えるべきかどうかについて対立があることをご存知だろうか。ダーウィンの進化論に反対して、キリスト教の聖書には全生物は創造主が個別に創った、ノアの洪水は実際にあった、地球の年齢は一万年以下…という主張がある。

日本の社会において創造論にはふれることはほとんどない。一般的な日本人の感覚から見ると異様な感じがする。私もその一人であった。しかし、もし日本の社会を意図的に操作している組織があれば、それは可能だと思う。そう考えるに至ったのはやはり、宗教に出会ってからだった。

例えば、日本は今年戦後70年になるが、先の太平洋戦争における責任は、日本の軍の行った植民主義が100%悪だとされて、欧米の行った植民地政策や広島・長崎に落ちた原子爆弾、東京大空襲については、はほとんど批判されていない。それが、東京裁判の判決であり、その延長線上に日本の政府や社会が存在している。

自分の親兄弟が犯罪に巻き込まれて殺害されたら、到底犯人を許せない。それがふつうの感覚であり、国のレベルではわからないという、今の状態は異常だと思う。70年間の洗脳を受けるとそれが、当たり前の感覚になっているのだろうか? 未だに根拠のハッキリしない、南京大虐殺や従軍慰安婦について日本政府は謝り続けている。

イラク戦争を見てみよう。米国はイラクの所有している大量破壊兵器を理由に戦争を始めたことになっているが、結局、大量破壊兵器は発見されなかった。一時、これは話題になったが、今、このことを話題にすることはほとんどない。「歴史は勝者によって造られる」というが、まさに勝者によって社会はコントロールされているのがおわかり頂けたかと思う。

さて、創造論であるが、真実は何かという観点で見ると興味深い重要な考え方である。というのは人類自体がすでに生命を創造しているからである。

2010年3月末、人工的に合成された遺伝情報だけで生きている初の微生物がクレイグ・ベンター研究所(メリーランド州)の試験管内で増殖し始めた。ベンター(J. Craig Venter)らはマイコプラズマ・ミコイデス(Mycoplasma mycoides)という細菌のゲノムを人工的に合成した。この成果は人工生命創出への大きな一歩として大々的に報じられた。

昆虫の擬態なども、よく創造論の証拠としてあげられる。コノハチョウ、コノハムシなど、これは、とても昆虫自ら考えて造ったものとは思えない。ましてや偶然にできるわけがない。創造主がいたと考える方が理にかなっている。ただし、創造主といっても神ではない。人でさえ、創造主になれるのだ。何者かが夏休みの自由研究で造ったとしてもおかしくない。

しかし、今回、取り上げる擬態は少し趣味が悪い。何と「鳥の糞」に擬態した昆虫がいる。これは、自由研究でも造る気にはなれない。これは進化論の「適者生存」でよいのではないだろうか?

source: National Geographic news

『週刊 サイエンスジャーナル』

著者/なみ たかし
大学でライフサイエンスを学ぶ。現在/理科教員/サイエンスコミュニケーター/サイエンスライター。メルマガでは毎日の科学ニュースをもとに、最新科学やテクノロジー、環境問題や健康情報など、役に立つ科学情報をわかりやすく解説。
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理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ
進化論に関する対立の論争がまとめられています。