えっ、靴下に永久交換保証?消耗品のイメージを覆した話題の商品

消耗品である靴下。ワンシーズンで買い換えたり買い足したりすることもありますよね。しかし、今回、MBAホルダーで無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者である青山烈士さんが紹介する企業が開発した靴下はなんと「永久交換保証」付きなのだとか。話題となっているその商品と戦略を分析しています。

常識を覆した靴下グレン・クライドの「LIFE LONG」シリーズを分析

靴下一筋のソックスファクトリー「グレン・クライド(GLEN CLYDE)」の「LIFE LONG」シリーズにフォーカスをあてます。

丈夫な靴下を求めている方をターゲットに、「製品への絶対的な自信」に支えられた『永久交換保証』『履き心地が良い』等の強みで差別化しています。

靴下は消耗品という常識を覆し、日本初の取り組みである靴下の永久交換保証で注目を集めています。

■分析のポイント

視野を広げる商品

靴下を履いていれ、消耗して、擦れたり、穴が開いたりすれば新しいものを買うはずです。

私も、靴下を買って、消耗して、また新しい靴下を買う。というサイクルが回り続けていますし、それが当たり前だと思っていました。

ですが、今回、紹介する「グレン・クライド(GLEN CLYDE)の「LIFE LONG」シリーズの靴下は、この常識には当てはまりません。

なぜなら、「永久交換保証」の靴下ですからね。

靴下は消耗品だと思って、ついつい安いモノ(3足セットで千円など)を買ってしまいがちですが、生涯に靴下に費やすコストを考えれば、「LIFE LONG」シリーズの靴下は、むしろ安いと言えます。

というもの、一人の人が、生涯でどのくらいの靴下を買い替えるのかを考えてみると、仮に年間5足だとしても、80年間で400足になります。

一足はそれほど高くないとしても、積み上がると結構な金額になりますし、とんでもないボロ布の量になりそうです。

その金額と量が、国内だけでも相当な量が消費されていることが予想できますので、ちょっと考えさせられますね。

「グレン・クライド(GLEN CLYDE)の「LIFE LONG」シリーズの靴下であれば、そういったムダな費用、無駄なゴミを減らすことに役立ちますし、良いものを長く使いたいという価値感を持った方にとっても魅力的な商品だと思います。

生涯にわたって履けるということはもちろん嬉しいですが少し視野を広げて、地球のためにも何か役立っていると思うとまた、別の嬉しさがありそうです。

そういった様々な嬉しさを提供できる商品が増えていってほしいですし、「グレン・クライド(GLEN CLYDE)の「LIFE LONG」シリーズが今後、どのように拡がっていくのか、注目していこうと思います。

慰安婦追慕公園を作った画家、まさかのセクハラ事件で論争勃発

韓国・ソウルに2016年に造成された慰安婦追慕公園はその当時も物議を醸しましたが、7年経った現在では、違ったかたちで論争を巻き起こしています。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、 その造成に関わった画家が起こしたセクハラ事件の流れについて詳しく語っています。

慰安婦追慕公園を作ったセクハラ画家

2016年、ソウル南山(ナムサン)の旧統監官邸跡に「記憶の場」が造成された。李完用(イ・ワンヨン)と寺内統監が韓日併合条約を締結し、1939年まで日帝の朝鮮総督官邸だったところに、日本軍慰安婦被害者を記憶する追慕公園を作ってメッセージを継承しようという趣旨だ。当時、パク・ウォンスン(ソウル市長)と日本軍慰安婦記憶の場造成推進委員会が中心になり、市民1万9,755人の寄付金が集まり同年8月29日除幕式が開かれた。

ところが、ここが造成されてから7年経った最近、存廃論議が巻き起こっている。「記憶の場」を設計し作品まで作った人間が最近MeToo犯罪で法廷に立った被告人イム・オクサン(73)という画家というのが論争を巻き起こしたわけだ。

「民衆美術界の巨木」として活動してきたイム・オクサン氏は2013年8月、自身が運営する美術研究所職員A氏を強制わいせつした疑惑で先月起訴された。イム氏は7月6日、初公判で「瞬間の衝動と誤った判断で被害を与えた」として疑惑を認め、検察は懲役1年を求刑した。

「記憶の場」にはイム氏が残した設計意図が銅板に刻まれている。「初めて日本軍慰安婦記憶の場を朝鮮侵略の橋頭堡である統監官邸に建てるということは侮辱で拒否感まであった。しかし同時に、これは全く異なる意表を突く卓越した逆発想であることに気づいた」として「それで新しい地形を構想した」と書いた。「根本から変えること、土地の形状を全く新しくしようということだった」とし、銅版にはイム氏の署名とサインが残っている。

イム・オクサンはここに「大地の目」と「世の中のへそ」という作品2つを作った。「大地の目」には慰安婦被害者おばあさん247人の名前と証言が刻まれており、「世の中のへそ」には「記憶しない歴史は繰り返される」という文句をハングルと英語・中国語・日本語で書いた。

美術界では「自分の研究所職員を威力でセクハラした犯罪者が慰安婦被害おばあさんたちを賛える公共造形物を造成するなど話にもならない」として「一日も早く撤去しなければならない」という声が巻き上がっている。美術史家ファン・ジョンス氏は「親日画家と烙印を押された画家たちの標準遺影も全て取り外されているのに、セクハラ犯が作った作品を残す理由がどこにあるのか。歴史的空間に造成されたイム・オクサンの作品はすべて撤去しなければならない」と話した。

 

ビッグモーター事件で再び露呈した「団塊ジュニア企業」に不正が絶えない理由

保険金の不正請求や不適切な除草剤使用問題に揺れるビッグモーター。なぜ現場の社員たちは、このような「悪事」に手を染めるに至ったのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、同社の「団塊ジュニア企業的体質」を問題視。さらに日本からブラック企業が駆逐されない理由を探るとともに、タレントがCMに出演するリスクについて考察しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

ビッグモーターにセブンイレブン。なぜ「団塊ジュニア企業」は相次いで不正を起こすか

中古車販売大手ビッグモーター(東京)の兼重宏行社長は25日、東京都内で記者会見を開き、26日付で辞任をすると発表した、自動車保険の保険金不正請求問題をめぐり、責任を取った形だ。

【関連】ビッグモーター緊急会見はコント状態。息子の副社長は欠席、兼重社長「不正は板金塗装部の単独」「ゴルフ愛する人への冒涜」「不正は知らなかった」でネット大炎上

兼重社長は記者会見で、同社の不正を初めて認識したのは6月下旬に特別調査委員会がまとめた報告書であるとしている(*1)。

報告書では、2018年ごろ、板金部門の担当本部長(当時)が車両部門の工賃や部品交換で得られる利益の合計額を「@(アット)」と呼び、工場の現場にそのノルマの達成を厳しく迫った様子が記されている。

1台当たりのアットの平均目標は約14万円とされ(*2)、報告書では、

「修理工場は車両の損傷状況で決まるので工場の営業努力で大きく上下しない」(*3)

と指摘、不合理なノルマ設定であったと厳しく断じている。

また従業員らへのアンケート結果によると、382人のうち104人(27.2%)が自ら不正な作業に関与したと回答。不正な作業が行われた原因(複数回答)としては、

「会社が売り上げ向上を最優先としていた」(68.3%)
「上司からの不正な指示に逆らえない雰囲気があった」(43.7%)(*4)

などとする項目がつづく。

工場内での不正について、毎日新聞が取材したところ、2019年ごろに関西地方の店舗に勤務した50歳に男性は、

「日常的に修理費が水増しされた」(*5)

と証言。

男性によると、店舗に併設された整備工場の廃棄物置き場には、壊れたヘッドライトやバンパーなどの部品が山積みになっていた。

そして事故車が持ち込まれると、工場の整備士が車両の破損していない部品を廃棄物置き場の破損部品と付け替えたうえで写真を撮影し、「修理が必要」と報告した様子を目撃したという(*6)。

目次

  • ビッグモーターのみならず。不正が相次ぐ「団塊ジュニア企業」
  • 駆逐されない日本のブラック企業
  • 「広告塔」佐藤隆太も同罪。CM出演がタレントにもたらすリスク

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

プーチン勝利に追い風。欧米で高まる「ウクライナ支援過多」への不満

昨年2月の開戦からこれまでの間、長きにわたりウクライナへの全面支援を続けてきた西側諸国。しかし各々の国の状況は、国民の不満がいつ爆発しても不思議ではない地点にまで達しているようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、最新の戦況と「ウクライナ支援疲れ」がますます高まりを見せている欧米各国の現状を解説。さらにロシア国防相が北朝鮮を訪問し成立させた取引の内容を紹介しています。

緊迫の一進一退。カウンター反転攻勢に出るロシアを全面支援する北朝鮮

ウ軍は、バフムト、ザポリージャ州、ヘルソン州で前進速度は遅いが、徐々に成果を出し始めている。

ロ軍は、スバトバからクレミンナ一帯でカウンター反転攻勢に出てきたが、ウ軍は、クラスター弾を砲撃し、かつ高地などの有利な位置まで撤退して、防備を固めている。

スバトバ方面

ロ軍は、カジマジニフカでゼレバッツ川を渡河に成功した後、低地帯を占領した。ウ軍はこの低地帯から高地に撤退して、そこで守備を固めた。27日からウ軍は反撃に転じて、ロ軍を押し戻し始めた。

数日前に占領されたナディーヤを奪い返したようである。ウ軍はそのまま前進して、ライホロトカ方向に進撃している。

ウ軍砲兵隊は、高台から直接観測してロ軍を砲撃している。ロ軍に大きな損害を与えたようである。

しかし、ロ軍は、増援部隊をゼレベッツ川を渡河させて送り込んでいる。

クレミンナ方面

ロ軍は、ディプロバの南からセレブリャンスキーの森方向に攻撃したが、ウ軍に撃退されている。ここでのロ軍大攻勢は止まったようであるが、まだ油断はできない。

バフムト方面

市内北西側では、ウ軍はザリジネンスク、高速道路M03号線付近、ベルキウカ、ヤヒドネで攻撃を継続している。露軍は防御に専念している。

市内南側では、ウ軍は、アンドリウカ街とクリシチウカほとんどを奪還した。クデュミウカも市街戦になっている。ウ軍はアンドリウカとクリシチウカを結ぶ鉄道線路沿いに領土を奪還している。

ロ軍は、このアンドリウカとクリシチウカを結ぶ線の東側に新たな防衛線を構築して、撤退を開始している。

ロ軍がクリシチウカ北の一角で粘っているのは、急造の陣地を構築する時間稼をしているとウ軍は評価している。

ウ軍は、この地域でもクラスター弾を使用したことで、ロ軍の陣地戦では厳しい状況になっている。

ドネツク市周辺

ロ軍は、アウディーイウカ要塞を攻撃したが撃退されている。ロ軍は、マリンカに攻撃したが、ウ軍に撃退されている。まだ、マリンカではロ軍が街を包囲しているが、マリンカのウ軍は撤退しないで抵抗している。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

もはやイーロン・マスク頼み。ウクライナ戦争の鍵を握る「スターリンク」の力

イーロン・マスク氏率いるスペースXが展開するスターリンクシステム。同サービスによりマスク氏は、世界のさまざまな国の命運を握る存在になったと言っても過言ではないようです。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、マスク氏が「宇宙で最も支配的なプレーヤーとなった」とするアメリカ有力紙の記事を紹介。その上でスターリンクを所有する同氏の影響力ついて、個人が原子力爆弾を持っているに等しいとしています。

イーロン・マスクとウクライナ戦争

スペースX、テスラ、ツイッターを経営するイーロン・マスク氏、国家を超えるような影響力を持ち始めています。

彼がウクライナ戦争に及ぼしている影響について7月28日のNYタイムズが面白い記事を出していたので紹介しましょう。

スペースXを率いるイーロン・マスク氏は、戦略的に重要な衛星インターネットの分野で着実に力を蓄え、宇宙で最も支配的なプレーヤーとなった。

 

マスク氏はほぼ毎週スペースX社のロケットを宇宙に送り、ソファぐらいの大きさの衛星を何十基も軌道に送り出している。

 

衛星は地球上の端末と通信するため、地球上のほぼ隅々にまで高速インターネットを送ることができる。現在、4,500機以上のスターリンク衛星が上空にあり、全活動衛星の50%以上を占めている。

 

ウクライナ戦争ほど、スターリンクの力、そしてマスク氏の影響力を示した出来事はない。

 

ウクライナでは現在、4万2,000台以上のスターリンク端末が軍や病院、企業、援助団体によって利用されている。

 

ウクライナのデジタル担当大臣はインタビューで、「スターリンクはまさに今、私たちの通信インフラ全体の血液なのです」と語った。

解説

戦争になれば地上の基地局は破壊されて機能しなくなります。頼れるのは衛星通信だけです。つまりイーロン・マスクに頼らざるを得ないのです。

さらに記事は続きます。

マスク氏は一人で顧客や国のスターリンクインターネットアクセスの停止を決定することができる。そしてサービスが収集する機密情報を活用する能力を持っている。

 

彼に匹敵する企業や政府は存在しない。そのため懸念が高まっている。彼の不規則で個性的なスタイルは、世界中の軍や政治指導者をますます不安にさせているのである。

 

ウクライナでは、いくつかの懸念が現実のものとなった。マスク氏は戦争中、何度もスターリンクへのアクセスを制限した、と事情に詳しい関係者は語る。

 

ある時は、ロシアが支配するクリミア付近でスターリンクをオンにしたいというウクライナ軍の要求を拒否し、戦場の戦略に影響を与えた。

 

「スターリンクがなければ、我々は飛ぶことも通信することもできない」と、ウクライナのある副司令官は語った。

 

戦線の変化に伴い、マスク氏はジオフェンシングと呼ばれるプロセスを使って、前線でスターリンクが利用できる場所を制限した。

 

スペースX社は、自社のサービスによって収集された位置情報を利用して、ジオフェンシングの制限を実施している。

 

スターリンクはウクライナのロシア支配地域ではサービスを提供していない。ウクライナ軍は秋にロシアが支配する地域を奪還したため、サービスを受けられないことがあった。

 

ウクライナの地図を見ると、スターリンクが機能していた地域はウクライナの支配地域に限られており、ウクライナ軍がロシアから奪還していた地域ではスターリンクは停止していた。

 

マスク氏は昨年、黒海に停泊するロシア船に爆発物を満載した海上ドローンを送り込むことができるというウクライナの要求を拒否した。

マスク氏は後に、スターリンクは長距離無人機攻撃には使えないと述べた。

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

問題は不発弾。それでも非難できぬウクライナの「クラスター弾」使用

ウクライナに対し、アメリカから供与されたクラスター弾を使用すべきではないとの声が一部で上がっています。このような非難を疑問視するのは、ジャーナリストの内田誠さん。内田さんはメルマガ『uttiiジャーナル』で今回、自身が強くそう思う理由を記すとともに、ウクライナ批判を展開する人々が認識すべき「事実」を綴っています。

アメリカがウクライナに「クラスター弾」を供与、使われ始めている現状について:「デモくらジオ」(7月28日)から

クラスター弾の話、ありましたね。アメリカがウクライナに対してクラスター弾という種類の砲弾を供与して、それがすでに使われ始めていると。これは、アメリカや中国などは、ウクライナももちろんロシアも加盟していません、加入していないですけれど「クラスター禁止条約」というのがあって、製造・保有・使用を全て禁止すると。

もちろん、何がクラスターなのかということについて、いろんな定義がありますので、その何でしょう…一般にクラスターなんて言われているものだけを考えればいいということではないのかもしれないのですが、それ、ちょっと置いとくとしまして。そういう、まあ2016年でしたかね、ちょうど7年前ぐらいに発効した条約です。

で、どういうことかというと、クラスター弾というのは、まあ親子の爆弾で、大きな砲弾なんですけれども、その中に小さな子爆弾が数百個入っていて、砲弾は途中で分解、破裂して、その小さな砲弾をばらまくというものですね。榴弾、今度届いたアメリカが供与したものは、榴弾砲という砲弾のクラスター弾。よく飛行機から落とす爆弾で、そういう親子の構造になっているものはもちろん幾種類もあるわけですけれども。この問題はどこにあるかというと、「不発弾の多さ」だということなんですね。

この不発弾に関してはいろいろあって、だいぶ以前ですけれども、日本人の新聞記者がイラク取材の記念に持ち帰ろうとした子爆弾、これがヨルダンの空港で爆発して空港職員が一人亡くなるっていう大変な事故が起こったことがありました。その人はいい大人だったわけですが、例えば子供がおもちゃと勘違いして触っていて爆発するとか、まあ30%から40%ぐらいの子爆弾が実は爆発しないで、その辺に転がってしまうということがあり得るといいます。アメリカ軍の場合にはその不発弾率はもっとグッと少なくできるというふうに言っているんですけれども、それは本当かどうか、よくわからない。

これあの、なんていうか、軍事関係の人に言わせると、普通、榴弾砲というのは「点」で勝負するわけですね。相手の兵隊がたくさんいるところに榴弾砲を一発ぶち込むと、そのすぐ近くにいる兵隊の体に榴弾砲の破片が突き刺さって、命を奪うと。あるいは戦闘力を奪うということなわけですけれども、これ、まあ、ボカスカ撃っているわけですけど、なんて言うんですか被害のエリアっていうのはそう広いわけではない。

ところが、クラスター爆弾というのは、相手が散開してる時でも、その上空で子爆弾をばらまいてやれば、かなり広い範囲の中に、子爆弾から飛び出した破片やあるいは鉄球ということもあり得ますけれど、そういうものが四方八方に飛びまくるわけですね。いっぺんに。これで軍事用語で言うところの、「面の制圧」を実現するということのようです。ですので、クラスターの基本的な構造が持つ「非人道性」っていうことではなく、むしろ、不発弾ということが問題になるんだと思いますけれども、それをまあ、ウクライナ軍が使うことに関してイギリスなんか、かなり批判したようですけれども。

この記事の著者・内田誠さんのメルマガ

大谷翔平と「世界の歌姫」が熱愛?ロサンゼルスのパパラッチに聞くと”意外な返答”が…

女性誌が、歌姫・テイラー・スウィフトの恋人候補にあの大谷翔平が浮上したと報じました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは記事を読んだ上で思ったこと、そして、実際にロサンゼルス在住のパパラッチにコンタクトを取り、今回の報道について話を聞いたと言います。報道は本当なの!?

“大谷翔平、テイラー・スウィフトの恋人候補に浮上”

いや~…こんな愉快なタイトルの『女性セブン』が毎日の酷暑の疲れを倍増、腰が砕けそうになってしまいました。

“えぇ~まさか…どこでいつ接点が…”と真剣に考えた私が情けないです…。

テイラーは来年2月、約5年3ヶ月ぶりに来日、海外女性アーティストとしては初めて東京ドーム4日連続公演を行う予定で、特に今のところ最終日になる土曜日のチケットの倍率は26倍!とも言われています。

最初は私、このライブのプロモーションに大谷の名前が担ぎ出されたのかと思いましたが、記事をよく読んでみると大谷との接点はこじつけ程度で、ライブに関しても何のプロモーションにもならない、全く別の内容だったことがわかりました。

記事には、なんでもアメリカのブックメーカーの間で、今年4月に6年の交際に終止符を打った“恋多き”テイラーの新恋人候補…相手探しが話題になっているとありました。

そしてブラッド・ピットや『Twitter』社の買収等で知られる起業家、イーロン・マスクといったビッグ・ネームの候補者の中に“Shohei Ohtani”の名前があった、と。

今の大谷の活躍ぶりを見れば世界の歌姫の食指が動くのも無きにしも非ずでしょうね。

『女性セブン』には、経営破綻した暗号資産の大手交換会社『FTXトレーディング』のアンバサダーを2人が務めていたという共通点があると書いてあり、エージェントやクライアント経由で知り合うパターンも十分あると含みを持たせてありました。

この記事を読み、私は早速ロサンゼルス在住のパパラッチのひとりにコンタクトを取ってみました。

すると…

「今の恋人は『The 1975』のマット・ヒーリーだョ。ジョー・アルウィンと4月に別れた時は“まだ次の恋愛に進む準備が出来ていない”とか言ってたけど、ボクたちの“あのテイラーだもん、すぐに現れるサ”という読みの通り、5月に入ってすぐに彼女のナッシュビルにあるコンドミニアムでパパラッチされたんだ」と返ってきました。

6年交際した彼と別れたの心の傷も癒えないうちに、もう新恋人とラブラブというのです。

しかし…

「テイラーのジョーとの6年は長かった。とうとう年貢を納めるのかと思っていた程だよ。これまでの『ワン・ダイレクション』ハリー・スタイルズやエディ・レッドメイン、コナー・ケネディとの恋愛はどれも長続きしなかったからね。マットとは10年前にやっぱり短い間交際して今回は焼け木杭に火が付いた感じ。でもいつまで続くかな…」とも。

テイラーの今までの恋愛事情を調べていて私が気になったのは、彼女の相手は“カラード”はひとりもいず、全て“イケメン白人”だということでした。

パパラッチにこの疑問をぶつけてみると、「ショーヘイは背が高く、スポーティーな女性がタイプなんだろ? テイラーの身長は180㎝前後だし、あのパフォーマンスは運動神経が無ければ絶対に出来ないもの。行儀のいいショーヘイはテイラーが好む紳士的なエスコートをしてくれそうだし、何より日本が大好きな彼女がショーヘイに興味を持っても全然不思議じゃないと思うョ」と答えてくれました。

同じ竹中でも平蔵とはずいぶん違う。竹中彰元という立派な僧侶がいた

戦争へと突き進んだ昭和初期の日本では、多くの宗教団体が軍部に追随し、戦争を肯定しました。真宗大谷派も宗祖である親鸞の天皇批判をなかったことにするなど、軍国主義に呑み込まれていきました。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、著者で評論家の佐高さんが、そんな時代にあっても「戦争は罪悪である」と説き続けて逮捕され、東本願寺本山からも厳しい処分を受けた真宗大谷派の竹中彰元僧侶を紹介。逮捕から70年経ってようやく本山による処分が撤回されるまでの経緯を記しています。

「戦争は罪悪である」と説いた僧侶

『丸出だめ夫』等のギャグ漫画で知られる森田拳次が描いた『がんこな坊さん』(クリエイティブ21)という本がある。「竹中彰元に学ぶ会」が文を書き、森田が漫画を描いた。副題が「戦争は罪悪である」。大日本帝国が戦争をしている最中に竹中彰元はこう説きつづけた。

竹中は岐阜県不破郡岩手村(現垂井町)の明泉寺の住職だった。明泉寺は豊臣秀吉の参謀として活躍した竹中半兵衛ゆかりの浄土真宗大谷派の名刹で、400年以上の歴史をもつ。勉強熱心な僧侶だった竹中は、宗祖・親鸞の「不殺生」や「兵戈無用」(兵隊も武器もいらない)という教えを学び、それに共鳴して、戦争に協力的な本山の姿勢に疑問を抱くようになる。

真宗大谷派だけでなく宗教界全体が勇ましい軍部に追随していたのだが、竹中の疑問は大谷派が親鸞の伝記である『御伝鈔』の中の天皇批判文を削除したことで頂点に達した。親鸞が、浄土宗の宗祖の法然や親鸞を弾圧した天皇やその部下を「教えに背く人たちだ」と厳しく批判した箇所は「天皇陛下万歳」の軍国主義の世の中では都合が悪かったのである。

1937(昭和12)年の日中戦争に、竹中がかわいがっていた門徒総代の息子が召集されるのを見て、遂に竹中は「戦争は罪悪である」と断言する。正義の「聖戦」だと教え込まれていた村人たちは驚き、警察にも知られるところとなって、竹中は造語飛語罪で逮捕されてしまった。

岐阜地裁は禁固4月の有罪判決を下す。自分は間違っていないと確信する竹中は控訴し、名古屋控訴院では禁固4カ月は変わらなかったが、執行猶予3年となった。当時70歳になっていた竹中に更に真宗大谷派が処分を下す。「軽停班3年」に「免布教師」である。前者は僧侶の位を3年間最下位に落とす処分で、後者は布教師の免許を取り上げることによって収入の道を断つものだった。

そして7年、竹中は病床で敗戦の日を迎える。孫の照子に、おじいちゃんは戦争に反対していたから今に表彰されるよ、と言われながら、2カ月後の1945年10月21日に亡くなった。享年77。

それから、新興仏教青年同盟に属し、やはり戦争に反対して投獄されたこともある林霊法という浄土宗養林寺の住職が訪ねてきたり、のちに大谷派の寺の住職となる大学生が卒業論文のために調べに来たりして、大谷派でも竹中を復権させなければという動きが強くなっていく。

そして、2005年に「岐阜県宗教者平和の会」が大谷派の本山の東本願寺に竹中への処分を取り消すように求める署名活動を始め、2007年9月25日にそれは正式に撤回された。

竹中の曽孫の第7代住職、竹中真明は「立派な人がいるな」で終わらせるのではなく、「戦争は罪悪である」という言葉は私たちに何を語りかけているかを考えなければならないのではないか、と訴えている。竹中平蔵とはずいぶん違う竹中彰元である。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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作家のような天賦の才がなくてもつかめる「うまい文章」を書くコツ

文章を読むのは好きでも、書くのは苦手という人は多くいます。中には、「うますぎる文章」に触れたために、自分には無理だと書くことを諦めてしまう人もいるかもしれません。しかし、諦めなければ自分なりの文章を書ける日はくるようです。今回のメルマガ『前田安正の「マジ文アカデミー」』では、朝日新聞の校閲センター長を長く務め、ライティングセミナーを主宰する前田さんが、コンプレックスを抱くほど衝撃を受けた「うますぎる」作家と作品を紹介。新聞コラムを担当するにあたって、才能がないなりに気をつけていた書くコツを伝えています。

下手は下手なりに、文章の感覚をつかめた瞬間

文章がうまくなりたい。これは、僕がいつも思っていることです。でも「うまい文章」って何だろうと自問すると、それこそ、うまい答えが出てきません。でも、あるとき文章を書く時にまとっていた殻がスルッと取れた感覚を味わったことがあります。きょうは、その時のことを書こうと思います。

中一のときに、三島由紀夫の『仮面の告白』を読みました。三島作品はそれが初めてでした。ところが、数ページ読んで息苦しくなって本を閉じたのです。血管の中に得体の知れない「毒」が入り込んだように、神経がぞわぞわして読み進めることができませんでした。それでいて、妙に引き込まれる。本の世界に引きずり込まれてしまいそうな恐怖と興味が表裏一体となったような感覚にもなったのです。それからしばらくは、三島作品を読むことができませんでした。再度手に取ったのは、二十歳のときだったと思います。

「うまい」と思いました。裏付けされた教養の厚みと言えばいいのか、ことばの一つ一つに圧倒された感がありました。同時に、これは絶対真似できない、いや、真似をしてはいけないと思いました。「触れてはならない」と言った方が、正確かもしれません。

「行間」を読ませる『枕草子』

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

高校の時に『枕草子』を読んだときの衝撃は、忘れられません。「春はあけぼの」しか書いていない。「いとをかし」が省略されているだろうことはわかる。それにしても、あっさりし過ぎている。難しいことばもない。にもかかわらず、情景が広がる。古典なのに、僕にもわかる。これは、どういうことなんだろう。

この行間だらけの文章に、意表を突かれたのです。

劇作家で詩人の寺山修司にも、惹かれました。それまで僕が持っていた(とおぼしき)常識を片っ端からひっくり返されました。終盤まで優勢だったのに、最終版で一気に裏返されるオセロのような感覚です。あれよあれよという間に、価値観が崩れていく。それを寺山は、ことばで表現しました。大ぼらを吹いている方が、実は真実を物語っているという感覚を、自虐的にたたみかけるつかこうへいの芝居にも引き込まれました。

これらの作家が紡ぐ文章には、ことがば粒だって躍っていたように感じました。まさしく作家としての文章だったのだと思うのです。

この記事の著者・前田安正さんのメルマガ

ススキノ“首切断”事件に思う警察の怠慢。「レイプの捜査は面倒くさい」

ススキノで62歳の男性が殺害され、首が切断された事件。この事件では、容疑者家族についてさまざまな報道がされています。これに、メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』の著者で精神科医の和田秀樹さんは、容疑者一家が「マスコミの餌食になっている」とし、一部報道にある被害者の「レイプ疑惑」について、警察の本音に言及をしています。

警察が市民を守らない国の悲劇

札幌の首無し遺体殺人事件で、若い娘とその一家(父親と母親)が逮捕されて、マスコミの餌食になっている。

恨みをどんどんエスカレートさせてコントロールできなかったと、心の病やパーソナリティに問題を持つ人をいつものようにコテンパンに叩く本を出し売れ続けている、精神科医がコメントする。

私はこんな冷たい人の治療を受けたいと思わないことだけは確かだ

その後の報道によると、被害者の男性は、この若い娘に性加害を加えていたようだし、また、加害者宅に押し掛けるようなこともかなりあって、毎日玄関の前で父親が見張りをしているという証言もある。

ちゃんと警察に訴えたらいいのにという声が強い。

「甘すぎる」

というのが、精神科医としての私の率直な感情だ。そして、おそらくこの医師も精神科医であったから、日本の警察が何もやってくれないこと、性犯罪を軽くあしらうことを痛いほどわかっていることが、今回の悲劇の元凶だと私は考えている。

この事件は精神科医なのに起こした事件というより、精神科医だから起こした事件だと精神科医の私は考える。

このメルマガでも何度も書いたが、警察は、性犯罪をひどく軽く見ている。

法務省の検察統計によると2018年のレイプ事件の起訴率はわずか34.3%。97年は7割を超えていたことを思うと、それが半減している。

とある法律事務所の広告には、刑事事件化しなかったものも含めると25%とされる。

警察に訴えたらよかったのになんて能天気なことを言っているのは、この事実を知らない人なのだろう。

そして、金持ちが加害者だった場合は、示談を警察のほうから示唆され、100万円も出せば恩の口のように言われる。

警察にとってはレイプは高級売春なのだ。

それを拒むと証拠不十分で起訴はできませんと脅されたりもするという。

レイプの捜査は面倒くさい。そんなのに人を割くくらいなら、一時停止のところに警官を3人立たせておいて金儲けをするほうがよほどおいしい。これが日本の警察だ。

ところが、レイプのPTSD患者は一生苦しむ。

精神科医をやっていると患者になぜ被害届を出さなかったのかを聞くこともあれば、こういう警察のひどい扱いを聞かされることもある。

自分の娘が被害届を出したところでどういう結果になるのがよくわかっていたから、この父親は警察に頼らない断罪を行おうとしたのだろう。

私は、この父親の気持ちはよくわかる。

そして、娘にジュースに溶かしても味がしないで、眠らせたり、抵抗できなくなるような薬をもたせて、その男をホテルに誘って、眠っているか、ぐだぐだになったところで気が済むまでの復讐をさせたところ、結局殺してしまって、それなら首を切ってしまえという話になったと私は想像するが、これはわからない。

私だって、自分の娘がレイプされたら、日本の警察のことをよく知っているので、同じことをしたかもしれないと思うと背筋が寒くなった。私の場合は、多少、警察にまじめにやらせるすべを知っているから(というか、多少のコネがあるから)、そちらのほうを選ぶとは思うが、冷静を保つ自信はない。

※本記事は有料メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』2023年7月29日号の一部抜粋です。 

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