トランプ落選は確実か。アメリカの理念を崩壊させた大統領の功罪

警察官による黒人男性殺傷事件に抗議する大規模デモに対し、人権無視とも言える軍による鎮圧を示唆したトランプ大統領に、国内外から非難の声が上がっています。この動きを受け「トランプ氏の再選は極めて困難になった」と持論を展開するのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』に今回、そう判断せざるを得ない理由を記すとともに、「トランプ後」に日本が取るべき外交政策を考察しています。

トランプ「再選不可」なら日本は?

米国内の抗議デモを、トランプ大統領が軍で制圧しようとしたため、マティス元国防長官にまで「国を分断させる」と非難された。これでトランプ再選は、ほとんど不可能になったようだ。その時の日本はどうするかの検討。

米国および世界の状況

NYダウは、2月12日29,568ドルまで上昇して史上最高株価になった。3月23日18,591ドルまで下げて、先々週5月29日は25,383ドルで、6月1日は91ドル高の25,475ドル、2日は267ドル高の25,742ドル、3日は527ドル高の26,269ドル、4日は11ドル高の26,281ドル、5日は829ドル高の27,110ドル。

黒人暴動やコロナなどの問題点があるが、経済活動再開期待で連日の大幅高になっている。自宅でのリモートワークで、株を個人投資家が盛んに取引して、株価を上げている。実体経済とは関係ないような雰囲気になっている。

給付金で米国の個人所得は10%も増えているが、消費支出は14%も減っている。結果、貯蓄が33%も増えた。この貯蓄で株投資をしているようである。

その上に、5月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数は250万人増で、失業率は13.3%と大幅な改善となり、大幅高になった。

ナスダックは、2月19日の最高値9,838ポイントに迫る9,814ポイントになった。場中に9,845ポイントになり、史上最高値を抜ける場面もあった。

欧州では、欧州復興基金をドイツのメルケル首相が賛成して、かつECBは1兆3,000ユーロの金融緩和策を実施するなどで、欧州経済の落ち込みが限定的になったと、ユーロが上昇している。

メルケル首相は、EUの一体感を保持して、次の世界秩序の中心になることを目指しているように感じる。米国の衰退がハッキリしてきたので、次に世界を支えるのはドイツであると見ているようだ。

しかし、「倹約4カ国」と呼ばれるオーストリア、オランダ、スウェーデン、デンマークは、欧州復興基金に反対している。

日本の状況

日経平均株価は、2018年10月02日に24,448円でバブル崩壊後高値になり、3月23日18,591ドルまで下げて、先々週の5月29日は21,877円、6月1日は184円高の22,062円、2日は263円高の22,325円、3日は288円高の22,613円、4日は81円高の22,695円、5日は167円高の22,863円。

15週売り越していた海外投資家が、大量な買いに回り、日経平均株価が連騰に沸いている。その上に、日本も自宅でのリモートワークで、個人投資家が増えて、株価を押し上げている。2万3000円台に乗せると、コロナ下落前の水準になる。実体経済は悪いが、株価は高い状態になっている。

それと同時に、1ドル109円台と円安に向かっている。米国長期金利の上昇で金利差が拡大したことで、円安株高のリスクオン相場の形になってきた。

1次と2次補正予算で60兆円と大幅な財政出動をするが、年間予算は100兆円であり、大幅な増額になっている。3次補正予算の可能性もある。しかし、この補正の税収はないので、すべて国債であり、その国債を日銀が無限大に買うという。政府と日銀が一体で資金を作るということは、実質的に財政ファイナンスである。市中の通貨量が増えることになる。この面からも円安になる。

FRBの無限大の金融緩和で、日銀が何もしないと円高になるが、財政ファイナンスを行うことで、円高を止めて円安にしている。日米が協調的な金融緩和を行っているとも見える。

しかし、現在、このコラムで提案した大幅な財政出動を実行することで、大恐慌を止めるしかない。

というように、想定した円安である。ハイインフレになる可能性もあるので、国民の皆さまは、株投資や海外投資をして、円で持たない方が良いことになる。このためがどうか、日経平均株価も上がり、2万3,000円台直前となったのでしょうね。

家事を頼んだ時にイヤそうな態度を取る人は、何を考えているのか

家事をちっとも手伝ってくれないどころか、頼んでみても嫌そうな態度を取る連れ合いに辟易するという話、よく耳にするものです。そんなタイプの人を家事に向かわせるには、どうするのが「正解」なのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、家事に対して非協力的なメンバーがそのような状況に陥っている理由を考察しつつ、解決法をレクチャーしています。

他はどうなんだろう?

さて、本日は症状だけ見ないようにしようねというお話。

新型コロナでお家にいる時間が増えて、家族内で家事も分担

  • されていないらしい( ̄∇ ̄)

んですよね。

こういうメルマガを発行しているためか、よく質問…というか相談されるのが、家族(特に、夫・父親など男性)が

  • 家事を手伝ってくれない…

というもの。うん、まあね。ある世代から上の世代では、男女の役割分担的な固定観念があるから、家事はオンナのするもんだと思っているからね。

  • お茶は女性が淹れた方が美味しい
  • 箸が出ていないと食べ始めない
  • 自分のパンツがどの引き出しにあるのか知らない
  • ゴミ捨てはゴミ置き場に持って行けばオシマイだと思っている

ような人もいるんですよね。うん、なので、オジさんやオジイさんが非協力なのは、まあ分かるんですよね。

で、私が驚くのは、若い世代にもこういう人がいるらしいことです。

家族観や家庭に関する意識は、なかなか変化しないものですがそれでもこの数十年で家事分担に対する意識は、大きく変化しました。若い世代では、分担するのが当たり前であり、むしろ家庭内でも積極的に役割を果たそうとする男性の方が

  • イケてる

評価だと思います。こういう世代的な認識が広まっているにも関わらず、

  • 家事を手伝ってくれない…

人とは、どういう人なんでしょうか。

きっとここで女性側は、なんとか家事をしてもらおうとして、簡単な家事をフッてみたり、ホメたりナダメたり(?)するんだろうと思うんです。

そして、それは素晴らしい努力だと思います。っていうか、菩薩か女神のようなこころの広さですよ( ̄∇ ̄) オトナ相手なのにさ。

思うんですが、多分、家事をやらないということは

  • 症状にすぎない

んですよ。目に見えている現象にすぎなくて、

  • 原因じゃない

んです。言い換えると、家事をやらないという症状だけ解決しようとしても、難しいしあまり意味もないということです。

なにかもっと根本的な原因があって、そこから症状が生み出されているんです。家事をしないということには、そうすることが

  • 当たり前だと思える思考

があるはずなんです。

この思考の話、ちょっと続けます。

コロナで露わになる家庭の問題。その中でも家事に非協力的なメンバーへの悩みは大きいものです。少しでも協力を引き出そうとするも、当の本人が

  • しぶしぶ
  • イヤイヤ
  • ノロノロ

みたいな態度を取ることもあるようです。

で、ここから今回のお話です。こうした非協力メンバーの言動、イヤイヤそうな態度とか生返事とかの裏には、そういう言動を生み出す思考があるはずです。言動自体は、むしろ個別の症状に過ぎないので、これだけ直そうとしてもモグラ叩きになるだけなんじゃないかと思うんですよ。

言動を生み出す背後にある思考。これこそが

  • 自分は家事をする必要なんかない

と判断させているんです。

どうしてこんなふうに判断するんでしょうか?ちょっと考えただけだと分からないですよね。

なので、ここでつい

  • 自分の方がエラいと思っているからだ
  • メンドクサイことはやりたくないからだ
  • 家族に対する思いやりが薄いヒトなんだ

…とか想像してしまいがちですよね。でも、こういう性格や人格のせいだと考えてしまうと

  • 絶望的な気持ちに

なってしまいます。だって、性格とか人格ってフツー簡単に直らないし直せないからね。そうすると、ガマンし続けるか離れていくかみたいな究極の選択に自分で自分を追い詰めちゃうことになりますよね。

だから、こういう性格や人格のせいにするのは止めましょう。とにかくなにより、不毛だから( ̄∇ ̄)

現役弁護士はなぜ「ズルを正当化すること」が恐ろしいと言うのか

対峙している仕事があまりに辛かったりノルマがこなせなかったりした際、ついつい「ズルをしてしまえば楽になれるかも…」などという誘惑に駆られた経験をお持ちの方、少なくないかと思われます。しかしながら、「ズルの代償」は思った以上に大きくつくようです。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では現役弁護士の谷原誠さんが、ズルをしてしまうことの恐ろしさを冷静な筆致で記しています。

ズルは恐ろしい

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

もし、自己向上を目指すなら、決してやってはいけないことがあります。それは、「ズルをする」ということです。

「当たり前じゃないか」

こう思う方が多いでしょう。しかし、ズルをすることの恐ろしさを意識しているでしょうか。

ここでのズルをする、というのは、要領よくやる、とか、効率化する、という意味ではありません。ごまかして、本来やるべきことをやらない、という意味です。

自己向上で、最も大切なことは、「自己コントロール」です。自分の怠け心を管理し、自分で決めたことをきっちりやりきる力です。

私たちがズルをする時、多くの場合には、上司や監督者、取引先等の他人の目をごまかす、という心理が働いていることでしょう。しかし、その前提には、「自分をごまかす」という心理の存在が必要です。ズルをする自分を許せなければ、他人に対してズルをすることはできないからです。

そして、ズルをする自分を許すためには、「ズルを正当化する」ことが必要となってきます。「今回、ズルをするのは、仕方ないのだ」「ズルをするのが正しいのだ」などと自分を納得させなければならないのです。

恐ろしいのは、この「ズルを正当化する」という部分です。正当化してしまったわけですから、今後も辛かったり、苦しかったり、怠けたかったり、する場合には、正当化されたズルが出てきます。1度だけでは済まないのです。

だから、ズルをしない人は決してズルをしないし、ズルをする人は頻繁にズルをする、ということになります。ズルの習慣化です。これは、自己向上を目指す人にとって、とても恐ろしいことです。

自己向上を図るためには、昨日の自分を乗り越えていかなければならず、それは、とても苦しいプロセスです。そんな苦しい思いをしている時に、正当化されたズルの誘惑が迫ってきたら、どうでしょうか。人間、なかなかその誘惑に抗しきれるものではありません。

もし、あなたが自分のことを意志が弱い人間だ、と思っていて、それでも自己向上をしたい、と願っているなら、より一層、小さなズルをしないよう注意しないといけません。ズルは自分を騙す行為であり、自分の決意に対する裏切りである、という認識でいることが大切だと思います。

人生において何よりもむずかしいことは、嘘をつかずに生きることだ。そして自分自身の嘘を信じないことだ。
(ドストエフスキー)

今日は、ここまで。

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翻訳者が解説、『Back to the Future』のタイトルに秘められた謎

シリーズ第1作の公開から35年を経た現在も、多くの人を惹きつけて止まない映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。しかしながら「未来へ戻る」というそのタイトル、大いなる矛盾を抱えていますよね。そんな人気映画のタイトルを、「オキシモロン」という修辞法の観点から考察しているのは、無料メルマガ『日刊タイトル英語』の著者で現役翻訳者の福光潤さん。さらに福光さんは、「a future」ではなく「the future」でなければならない理由も解説しています。

バック・トゥ・ザ・フューチャー 未来がふりだし!?~“オキシモロン”

【邦題】

バック・トゥ・ザ・フューチャー

【英題】

Back to the Future

【発音】

発音+例文を、音声でどうぞ!
Back to the Future

【意味】

特定の未来へ戻って

自分の元いた未来の世界へ戻ろうとする(SF物語)

【作品】

  • 1985年/アメリカ/映画/SF、時間モノ
  • 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ他
  • 監督・脚本:ロバート・ゼメキス
  • 主演:マイケル・J・フォックス
  • 音楽:アラン・シルヴェストリ
  • 主題歌:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
  • アカデミー賞4部門ノミネート、1部門受賞!

★ 予告編動画を見る?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の予告編動画(YouTube)
※17秒目等で英題が発音されます。

【コラム】フューチャーにバックするってことは、未来がふりだし!?

いきなりですが「back」の説明のために、ビートルズ楽曲『ゲット・バック(Get Back)』の歌詞を引用します。

Get back to where you once belonged

 

戻っておいでよ 君の元いた場所(故郷)へ

この1行の中に、フレーズ「back to ◆」の基本事項が含まれています。

「back to ◆」の◆は:

  • 空間的に「後」の地点(ex.背後、後方)
  • 時間的に「前」の時点(ex.3年前、食前)

といったイメージです。なのに、タイトル英語『Back to the Future』は、

◆=「the future」=「時間的に後」の時点

となるので、通常のパターンとは逆の発想です。映画の内容を知らずに当該タイトル『バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)』をはじめて見聞きする人は、一瞬「へ?」と意外な印象を抱くことでしょう。

「back」と「the future」が、矛盾…。オキシモロン!

本日のツッコミ:過去に戻るんちごて、未来に戻るん!?

このヒネリ&ツッコミが、「オキシモロン」効果!

英語で考えても、日本語で考えても、矛盾している表現。そして、むちゃくちゃツッコミ甲斐のある表現。実は、それを狙って、わざと互いに矛盾する言葉を組み合わせている表現。日常それと気づかずに使ってしまっている矛盾表現。などなど、このような表現を、

oxymoron(オキシモロン or オクシモロン)

と言います。「retro future(レトロフューチャー)」なんてのも似たようなオキシモロンですね。

  • 『火星年代記』…「1999年の未来」を舞台にした1950年のSF小説
  • 『宇宙家族ロビンソン』…「1997年の未来」を舞台にした1965年~1968年のSFドラマ

など古い時代の作品中に描かれた未来像のことです。これらを21世紀の現時点で鑑賞していると、今は昔、レトロなフューチャー描写やなぁ…となります。

ちなみに、「the future」は、変わらない決まった未来。「a future」なら、選択肢がいくつかある中のひとつの未来。

ここでは、映画冒頭の現在点である1985年が、タイムスリップ先の1955年から見て「未来=the future」なんです。主人公のマーティは、もともと自分が存在していた「未来=the future=1985年」へ帰らなきゃいけないんです。

Marty had to go back to his own future.

 

マーティは、彼が元いた未来へ戻らなきゃいけなかった。

「go to a future」は、タイムマシンが正常ならば可能でしょう。しかし「go back to the future」は、さらに何も変えられていない元通りの世界に戻らなきゃ意味がないんですね!

はたして無事に戻れるのでしょうか?

未見の方はぜひご覧になって、映像面でもタイトル英語面でも「Back to the Future」な感覚を存分に体験してみてください!

…詳しくは専用ページ↓をお読みください♪

タイトル英語 バック・トゥ・ザ・フューチャー

まるで「火事場泥棒」な政府・与党。予備費10兆円が意味するもの

明けて今週中にも成立する見通しと伝えられる第2次補正予算案。政府が示した使途が決まっていない10兆円もの予備費や巨額委託費の問題を、4日の新聞各紙は読売を除き1面で伝えました。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』の著者でジャーナリストの内田誠さんは、朝日新聞の紙面から論点を3点抽出。金額が「兆円」単位で感覚が麻痺するなかで、使途自由な予備費や巨額委託費を通そうとする政府・与党の振る舞いは「火事場泥棒的」との見方を示しています。

人種差別デモを巡る指導者の発言も。新聞各紙が報じた「コロナ禍」の出来事

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。
《朝日》…消費喚起策 委託費3000億円
《読売》…五輪 簡素化を検討
《毎日》…巨額委託費 異例認識
《東京》…850億円 追加委託へ

◆解説面の見出しから……。
《朝日》…「最大級」補正 やまぬ批判
《読売》…医療 感染隣り合わせ
《毎日》…コロナ予算執行に疑義
《東京》…「束ね法案」議論深まらず

プロフィール

■問題だらけの補正予算■《朝日》
■急浮上の「交差免疫説」■《読売》
■政治的リーダーの演説■《毎日》
■バイデンは「あおらない」■《東京》

問題だらけの補正予算

【朝日】は1面トップと2面の解説記事「時時刻刻」で、補正予算に対する批判を展開している。見出しから。

(1面)
消費喚起策 委託費3000億円
総額の2割 巨額、国会で批判

(2面)
「最大級」補正 やまぬ批判
総額の2割 やりすぎ
与党側要望 跳ね上がる
再委託額 国「認識なし」

2度の補正予算への批判が噴き出している。論点は3つ。1つ目は、1次補正の「Go Toキャンペーン事業」の総事業費1.7兆円のうち、事務局費用が3095億円で18%もの高さになっていること。あり得ない高い比率だということ。

2つ目は2次補正の予備費が10兆円にも上っていること。臨時的緊急的に出費が必要なケースで、いわば政府が勝手に使える金がそれだけあるということになり、憲法の大原則である「財政民主主義」に明らかに反している。

3つ目は、1次と2次に跨がる「持続化給付金制度」。《東京》がスクープした受託団体の「デザイン推進協議会」が設立に関与した電通などにほとんどの事業を再委託していた件で、協議会が法律で定められている決算公告をしていなかったことが判明。2次補正でも850億円で業務を発注する見込みで、発注先は同じ「デザイン推進協議会」となる可能性が高いことを経産省は認めているという。

●uttiiの眼

これもある種の「火事場泥棒」的な政府・与党の振る舞いということだろう。この種の話は金額が「兆円」単位になったりするので、当方も感覚が麻痺しているが、それにしても10兆円の予備費というのは、政府・与党のやることに文句は言わせないということと同義ではなかろうか。

NYで新聞社を成功させた日本人社長が語る「ホントに必要な情報」

ニューヨーク在住20年、邦字紙『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さんのもとには、成功者のノウハウを知りたいさまざまな人から相談が寄せられます。よくある質問に「情報収集法」があるようですが、ごく一般的なチェックしかしていないと高橋さん。今回のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』では、金融、経済、ビジネス系のトレンドを追うよりも、まず押さえておくべき大切な情報があると伝えます。

本当に必要な情報について

先日、立て続けに違う人からTwitterとメルマガ両方に「どこで情報を収集していますか」「価値ある情報のゲットの仕方を教えてください」といった類の質問を頂きました。実はこの質問、日本で講演会やセミナーをする際にも、ちょくちょく頂きます。

そのつど、答えに困ってしまいます。ニューヨークで日々、最前線で取材するマスコミ業に就いているので、情報に囲まれ、さも有意義なリソースを日々追いかけていると思ってくださる人も多いみたいなのですが、実のところ、僕は完全に“情報オンチ”です。オンチってほどではないにしても、普通の人以上に、たとえば、常にネット上の日米のリソースを追いかけているなんてことはありません。

政治、社会ネタは好きで追いかけることもありますが、特別なサイトからでなく、一般の方が見ているニュースサイトと変わりません。多少、現地のアメリカのニュースサイトも、さらっと目を通すので幅は広いかもしれませんが、もともとそんなに英語が得意ではないので、わからないところは、スッ飛ばします。よほど興味のあるニュースでない限り、翻訳アプリを使うこともない。興味のない、金融、芸能ネタは、むしろ疎いくらいです。

あとは「dマガジン」という、日本の雑誌数百冊が読み放題のサービスに登録しているくらいです。月400円の誰でも購入できるベタなヤツです。そのデジタル上で、新刊の雑誌をさらっと読むくらい。しかも、自分の興味があるスポーツ、ファッション、旅系のエンターテインメント中心です。娯楽としての利用がほとんど。小難しいビジネス誌はほとんどクリックしません。そう、マスコミ業のくせに、必死で情報を追いかけることはしていません。日々のニュースの大半はYahoo!ニュースで見る感じです。大前提として、そこまで時代のトレンドを追っかけなくていい、と思っているからです。

マスコミ業に就いている僕がこんなこと言うのは大問題なので、ブログでは書けませんが(笑)、でも、本音で思っています。炎上覚悟で言うなら(そんな有名人じゃないから、炎上もどうせしてくれないけど)特に、金融、経済、ビジネス系のトレンド、最新情報はわざわざこちらから一切追いかけなくていいモノと思っています。

追いかけるな、と言っているわけではありません。どっちかって言うと、そりゃ追っかける方がいいに決まっている。時間がある人、それらが自身の仕事に直結している人、好きな人、は追いかけてもいいんじゃないかなとは思います。もちろん、現代を生きていく上で時代のトレンドを知ることで得することだってあるはずです。でもその程度くらいに思っています。

その人の職業、趣向、立場によるけれど、一般のビジネスマン、主婦、学生さんに向かって「時代の最先端を常に意識するべきだよ」とか、「世界の今のトレンドを理解していないと話にならないよ」とか、「経済の動向を知ることがビジネスのファーストステップだよ」と言うつもりは、僕自身は1ミリもないんです。

新型コロナ対策は独裁者や独裁政権を強化することに繋がるのか?

新型コロナウイルス感染症を封じ込めるために、各国が都市封鎖や国家封鎖に近い状態となり、国民の自由をある程度制限するような措置を取りました。この流れが独裁者や一党独裁体制を強化するという説がありますが、そうとばかりは言えないようです。メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんは、封じ込めに失敗した場合の恐れは独裁者の方が大きいとする説も紹介。感染症を非常に恐れていたという過去の独裁者の姿と現在の北朝鮮の金正恩委員長とを重ねています。

コロナと独裁者

新型コロナウイルス感染症について、「独裁」や「独裁的指導者」に注目し、その功罪に関する論考などが目につきます。3月30日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、「新型コロナ、世界の独裁勢力強めるか──パンデミックの緊急事態は民主主義を弱体化させる機会となる」として、次の記事を掲載しました。

「世界の多くの国々が封鎖状態となる中、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、あらゆる場所で個人の自由を徐々に削り取っている。このパンデミックはまた、民主的な機構と管理手法を弱める言い訳としても使われており、こうした独裁主義化の流れは、現在の公衆衛生上の危機が後退した後も継続する可能性がある」

これに対して、5月21日付のWEDGE Infinityは岡崎研究所の次の論評を掲載しています。

「COVID-19危機が長期的に独裁政権の強化になるか否かについては、若干疑問に思う。独裁政権は、COVID-19危機で権力強化を図り、それが国民にも受け入れられることはあろうが、より大きな権力には国民もより大きな期待を寄せる。独裁政権がCOVID-19を良く抑え込められれば、国民の期待にも応えることになるが、この感染症はなかなか抑え込みにくい。独裁政権は強さを標榜するが、COVID-19の抑え込みに成果を上げないと、国民は政権の無能を言い立て、政権批判に回る恐れも大きい」

しかし、以上はあくまでも一般論であることを理解しておくべきでしょう。それぞれの国の内情だけでなく、国際環境にも大きく左右されるからです。

結論的に申し上げますと、感染症を早期に収束させ、経済活動の停滞を避けるためには、指導者は「独裁的」との批判を怖れず、きわめて短期間に感染拡大を遮断し、その後、可及的速やかに民主的で健全な国家・社会の在り方に戻さなければならないということに尽きると思います。むろん、遮断期間中も「人と人との接触」を制限する以外は、国民の自由を保障しなければなりません。

上記のような論考は、感染症に対する果断な取り組みが、一歩間違えると「独裁者」の世界に足を踏み入れる恐れがあるといった点から、参考にすべきでしょう。

ここで一つ、独裁者がどれほど自分への感染を恐れ、防止措置をとったかのエピソードを、独裁者を身近に知る人物の著作から紹介しておきます。

「◯◯は細菌を極度に恐れ、偏執狂的といえるほど過敏で神経質だ。◯◯のオフィスの外にはつねに医師が控えていて、訪問客をチェックする。きわめて緊密な側近でも、咳は出ないか、鼻水が垂れるような症状はないか、などの質問をクリアしなければならないし、病気の兆候がないかどうか目・鼻・口の検査を受けなければ入室が許されない。テレビで放映される演出のとき以外は、だれも◯◯に触ることはできない」

◯◯とは、イラクのサダム・フセイン大統領。イラクの核兵器開発の責任者だったハディル・ハムザ博士の著書『私はサダム・フセインの原爆を作っていた!』(廣済堂出版)に詳しく述べられています。

ちょっと姿を現しては雲隠れする動きが続いている北朝鮮の金正恩委員長も、同じような措置をとっているのでしょうか。コロナについても、北朝鮮の独裁体制は本当に有効に機能しているのでしょうか。(小川和久)

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「拝見させていただく」「お戻りになられる」が誤った敬語な訳

とにかく先方に失礼がないようにと気を遣うあまり敬語がおかしなことになってしまい、さらにその何が「おかしい」のかもわからなくなってしまう、などというご経験、ないでしょうか。今回の無料メルマガ『仕事のメール心得帖(無料版)』では著者の神垣あゆみさんが、「気になる敬語」と題して、よく目にする敬語の誤った使い方と正しい使用法を紹介しています。

気になる敬語 「拝見させていただきました」

XXXさんのサイトを改めて拝見させていただきました。

上記は、自分が所属する団体のWebサイトについての意見を述べる一文です。

「~を見ました」というときの敬語の間違いでよく目にするのが、「拝見させていただきました」という言い回しです。

「見る」の謙譲語は「拝見する」。これだけで完結するのですが、その後に謙譲語「~させていただく」を重ねているケースをよく目にします。

同様に、下記のような文例もよく見ます。

御社のメールマガジンを拝読させていただきご連絡差し上げました。

この文例の「拝読する」は「読む」の謙譲語。その後に謙譲語「~させていただく」は必要ありません。

上記に挙げた2つの文例は、下記のように書き換えることができます。

XXXのサイトを改めて拝見しました。

自分が所属する団体名に「さん」は不要なので、取っています。

御社のメールマガジンを拝読し、ご連絡いたしました。

「差し上げる」に代わり、「~いたしました」としました。

当メールマガジンでも何度となく取り上げているのですが、「見る」の謙譲語「拝見する」、「読む」の謙譲語「拝読する」なので、その後の「する」を謙譲語「~させていただく」に変換する必要はありません。

しかし、敬語を使う際、「拝見する」「拝読する」だけでは物足りなく感じるのか、「拝見させていただきました」「拝読させていただき」としている文を多く目にしたり、聞いたりします。

気になる敬語 「お戻りになられる」

山田部長が出張からお戻りになられるのは、いつでしょうか?

相手が出張先から戻る日を尋ねる際、「お戻りになられる」を使っていませんか?一見、敬語らしく見えますが、敬語が重ねて使われている二重敬語です。

「戻る」の尊敬語は「お戻りになる」でよく、さらに尊敬の「~られる」を付け加える必要はありません。したがって上記の文例を正しく書き換えると……

山田部長が出張からお戻りになるのは、いつでしょうか?

です。

似たような二重敬語の間違いの例として、次のようなケースがあります。

× 広島へお越しになられたことはありますか?
 ↓
○ 広島へお越しになったことはありますか?

× 十分お休みになられましたか?
 ↓
○ 十分お休みになりましたか?

× 明日、社長がお見えになられます。
 ↓
○ 明日、社長がお見えになります。

二重敬語についてはこれまで何度も紹介していますが、うっかり間違えて使いやすいので、折に触れ取り上げています。

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逆ギレの慰安婦支援団体前代表「私が死ぬ姿撮るのか」疑惑で窮地

旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前理事長で、寄付金流用などの疑惑が取りざたされている尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員(与党・共に民主党)が8日、「私が死ぬ姿を撮ろうとして待っているのか」と取材陣に不満をぶつけたと朝鮮日報が伝えている。

声を荒げる尹美香氏

正義連を巡っては、同団体が被害者のための施設として運営する「平和のわが家」のソン・ヨンミ所長が、6日に自宅で亡くなっているのが発見された。警察関係者は「他殺の疑いはないもようだ」と述べており、自ら命を絶った可能性があると時事通信は伝えている。

不正会計疑惑などが浮上し、疑惑の捜査を続ける検察当局は5月、正義連事務所とともに同施設も家宅捜索していた。

この日、黒の服を着て左襟には蝶の形のバッジを着用して出勤したという尹氏は、国会議員会館の自身の事務室から出てくるところを待っている取材陣を見かけると激高。「何を撮るつもりで待っているのか。私が死ぬところでも撮ろうと思って待っているのか」とし「喪中であることが分からないのか」と話したと中央日報が伝えている。

尹氏は7日、正義連のソウル麻浦区にある「平和のわが家」を訪れ弔問した後、自身のフェイスブックに「記者が門の外にカメラを立てて生中継し、まるで憩いの場が犯罪者の巣窟のように報道した」と書き込んでいたという。

出生率1.36の衝撃数字。前川喜平氏「安倍首相の公約は嘘だった」

元文部科学省事務次官の前川喜平氏が6日に自身のツイッターを更新。低下し続ける日本の出生率に対して、「アベ首相は本気で出生率を上げる気はなかった。公約は嘘だった」と痛烈に批判した。

安倍首相が掲げた公約とは程遠い数字

5日発表された、1人の女性が産む子どもの数の指標となる去年の出生率は、1.36となり、前の年から0.06ポイントの下落となり、4年連続で前の年を下回ったことがわかった。

都道府県別で見ると、最も高かったのは沖縄で1.82、以下宮崎が1.73、島根が1.68となっている。一方、最も低かったのは1.15の東京で、宮城の1.23、北海道の1.24と続いている。

死亡数は138万1098人と前の年より1万8628人増加して戦後最多となり、死亡した人の数から産まれた子どもの数を差し引いた減少幅は12年連続で過去最大を更新し、人口減少が加速しているとNHKは伝えている。

これに対し、前川氏は「出生率1.36。アベ首相が『新3本の矢』で『希望出生率1.8の実現』を公約した年の出生率は1.45。以来毎年出生率は下がり続けた。アベ首相は出生率を下げる政策しかしてこなかった」として、「アベ首相は本気で出生率を上げる気はなかった。公約は嘘だった」と痛烈に非難した。(原文のまま)