避難計画は絵に描いた餅。能登半島地震「震度7」で露呈した原発の無理筋

1月1日に発生し、最大震度7を観測した能登半島地震。200名以上の命が奪われ、多くの方が避難生活を余儀なくされています。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、Windows95を設計した日本人として知られる中島聡さんが、地震の「震度」について詳しく解説。さらに「震度7」は決して想定外の地震ではないとした上で、その揺れが計測された際に即時に取るべき3つの動きを提案しています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

地震の震度について

先週、地震の三つの尺度(マグニチュード、震度、最大加速度)について書きましたが、震度について、深掘りをして勉強したので、ここで解説します。

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震度は、正式名は気象庁震度階級で、日本だけで使用されている、独自の「地震の激しさ」を表す階級です。マグニチュードが地震の総エネルギー、最大加速度が地震計で測定される加速度を表すのに対して、震度は人や建物への影響を考慮した数字になっている点が特徴です。

以前は、人の体験や被害状況による判定を(人が)行っていましたが、それだと主観が入ってしまうし、迅速な救助活動の必要性の判断が出来ないため、1996年4月からは、計測震度計という自動計測器により自動測定されています。

計測震度は、資料1に詳しく書いてありますが、基本的には加速度計に記録された波に地震波の周期による補正を加えた上で、(東西、南北・上下の)3成分の波形をベクトル的に合成した上で、ベクトル波形の絶対値がある値 a 以上となる時間の合計を計算した時、これがちょうど0.3秒となるような a を求めた上で、

I = 2 log a + 0.94

の計算で求めます。

建物などにかかる力は、加速度と時間の積で決まるため、0.3秒という時間の要素を加えているのです。

そして、気象庁が発表する際には、この計測震度を以下のように震度階級として発表することになっています。

  • 震度5弱: 4.5 <= I < 5.0
  • 震度5強: 5.0 <= I < 5.5
  • 震度6弱: 5.5 <= I < 6.0
  • 震度6強: 6.0 <= I < 6.5
  • 震度7:  6.5 <= I

例えば、a が125ガル(ガルは加速度の単位)だった場合、Iは5.13になり、震度は5強として発表されます。

計算式に log が出てくる点がとても重要で、これは震度が対数表示であり、震度が1上がるたびに、加速度は10の2分の1乗、約3.16倍になります。

つまり、震度6弱と震度7の間には、建物などにかかる力で3倍以上の差があることになります。

先週、原発の耐震基準は、福島原発事故以前は600ガルだったと書きましたが、上の式に a=600 を代入すると、I=6.49となり、震度6強まで耐える設計になっていたことが分かります。

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事故後は、この値が1,000に修正されましたが、同じく計測震度を計算すると I=6.94となり、震度7のことを意識した基準になっていることが分かります。

1ガルは、0.01メートル毎秒毎秒ですが、重力加速度をガルで表すと980ガルになります。つまり、震度7の地震においては、1Gに近い力が建物などにかかることを意味しており、原発や発電機の配管などが壊れても当然です。

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現役教師が能登半島地震で改めて気づく。現代に「忍耐」が必要な理由とは何か?

すぐに返事が返ってくる、すぐに注文したものが届く…それが当たり前になってしまった時代だからこそ、育てなければいけない能力が存在します。メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教師の松尾英明さんは今回、「ネガティブ・ケイパビリティ」と呼ばれるその能力について語っています。

「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」を発揮する

能登半島地震の影響で、ずっと不安定な情勢が続いている。こういう時、何をどうしていいかわからない。現地に行っても邪魔になるだけと報道されている以上、我々一般人にとっては義援金ぐらいしかできることがない。東日本大震災の時もそうだったが、記事を一つ書くにも、妙に気後れしたり余計なことを考えてしまったりする。

どうにもできない状況に対し、耐え忍ぶ力がある。「ネガティブ・ケイパビリティ」という。

以前から聞いたことはあったが、次の書籍に詳しく書いてあったので読んでみた。

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』帚木蓬生 著 朝日新聞出版

「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉は、イギリスの詩人ジョン・キーツの造語だという。(このキーツという詩人の人生自体、生涯を通してなかなか厳しいものだったようである。)日本語訳は確定していないが、この本には次のような言葉で説明がある。

「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」

あるいは

「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」

この定義に沿って考えれば、非常事態に限らず、人生そのものに必要な能力である。

松本人志に加え「もしも経営陣が“関与”なら…」吉本興業に囁かれる「解散」の可能性

弊サイトでも連日お伝えしている、松本人志(60)の「性加害」疑惑。週刊文春が第一報を伝えた当初はだんまりを決め込んでいた各テレビ局だが、世間の関心度の高さにこれ以上の「無視」は得策ではないとばかりに、ワイドショーやバラエティ番組を中心に疑惑を取り上げる流れとなっている。

【関連】松本人志を斬り捨てた上沼恵美子の“お叱り”は事実上の「引退勧告」か?女帝の“合図”で大阪の全おばちゃんが敵に回る日

現在までのところキーパーソンとして名が上がっているのは、松本と女衒の役割を果たしたとされる「スピードワゴン」の小沢一敬(50)、たむらけんじ(50)、「パンクブーブー」の黒瀬純(48)、そして「クロスバー直撃」の渡邊センス(39)の5名。このうち小沢を除いては全員が吉本興業(以下 吉本)所属だが、吉本にとってみれば「この時点」で注目されているのはあくまでタレントレベルの話に過ぎない。

そんな吉本の新旧経営陣に目をやると、昨年会長を退任した大﨑洋氏(70)、現社長の岡本昭彦氏(57)、副社長の藤原寛氏(55)、元吉本音楽出版社長だった中井秀範氏(65)、福岡吉本支社長の新田敦生氏(58)等々、ダウンタウンの歴代マネージャーがズラリと顔を揃える(編集部註:大崎氏は厳密には元マネージャーではなく東京進出を後押しした兄貴的存在)。各種報道によれば、実質的な立場は松本のほうが「上」だったともされている。そのため一部には今回の騒動を、歴代マネージャーのいずれかによるリーク説など、彼らの松本に対するクーデターという見方をする人もいるという。

※編集部註:上記の元大王製紙会長の井川意高氏のポスト内「大橋会長」は「大崎会長」とことと思われる

マスコミ関係者の関心を集めている「あること」

だがしかし、である。実は現在マスコミ関係者の関心は「もしも吉本の新旧経営陣たちの中から、自ら“関与”していたなどというような証拠が出てきてしまった場合はどうするのか?」という一点に集まっているというから驚きだ。

万が一、新旧経営陣がマネージャー時代に「松本への女性アテンド」もしくは「自身が“参加”していた」というような醜聞が飛び出すようなことが今後あるとするならば、吉本は会社としてもたないのではないか、とマスコミ関係者たちは危惧しているのだ。旧ジャニーズ事務所の例を挙げるまでもなく、そんなことになれば「解散」の恐れが一気に高まるのは間違いないだろう。

ただ、多方面に与える影響が大きすぎるためか、積極的にその可能性を取材したり報じたりするメディアは今のところ「皆無」だ。

マネージャーなら、松本の「女遊び」を“把握”していたと見るのが自然では?

上述の通り、ダウンタウンの元マネージャーたちが吉本社内で出世を果たし、要職についている(た)のは紛れもない事実。そしてやはり上に記したが、吉本総合芸能学院(NSC)に入学してきたダウンタウンの才能を見抜き、松本が「兄貴」と慕う大﨑氏以外は、立場としては松本のほうが「上」だったという報道が出ているのもまた事実だ。

そんな松本と言えば、250万部を売り上げた単行本『遺書』(朝日新聞出版)でも確認できる通り、以前から「女好き」であることを公言している。となると、歴代のマネージャーたちが担当タレントである松本の女遊びを把握していないはずはないだろう、と推測するのが「自然」ではないだろうか。

最近のコンプライアンス基準では、「知らなかった」というエクスキューズが通じない傾向が強い。このこと自体、吉本にとっては相当不利な状況と言えるだろう。しかしながら、まだ「それだけ」ならば弁明の余地は残されている。だが……。

発覚してしまえば「一発アウト」の醜聞

事情通のある記者はこう語る。

「前置きしますけど、万が一、ですよ。もしも歴代マネージャーが直接女性を松本にアテンドした、あるいはアテンドを他の後輩芸人にアドバイスした、さらに自身が“加わって”いた…等の事実があったと仮定した場合、それがもし“発覚”でもしてしまえば吉本自体が完全に終わってしまいます」

かような懸念を持っているという、現場で取材を重ねる記者たち。同様の意見はSNS上でも散見される。

歴代マネージャーたちが「やらかしていた」可能性はあるのか?

では、彼らが「そのような行為」に及んでいた可能性はいかほどか。

現在社長を務める岡本氏はマネージャー時代、ブリーフ一枚のみを身に着け猫を抱きつつ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)に「岡本さん」として頻繁に登場していたことで知られている。副社長の藤原氏はと言えば、大人気を誇った『絶対に笑ってはいけないシリーズ』のレギュラーとも言うべき存在で、出演者が笑った際に流される「●●、アウトー」の声であまりにも有名だ。

そんな半ば「タレント」のように扱われ、テレビ画面にもたびたび写りこんでいた元マネージャーの経営陣たち。その他の元マネージャーたちの中には、業界で顔や名前が知られている者もいる。先の事情通はこうも語る。

「彼らは、合コンなどの場でも女子ウケしやすかったのではないでしょうか。そんな背景もあり、今月中もしくは来月早々とも言われる文春砲の続報や、新たな告発者の登場などの追加報道を待つ私たち芸能記者は気が気でないんです」

吉本や芸能界、そしてテレビは今後どのような道を辿るのであろうか。「全員アウトー」だけは避けたいところである。

「やり遂げた!」と自分を毎日のように褒めまくると実はつらくなるって本当?

日常的にやっていることをやり終えた時「やった!」と感じるのは間違いなんだそうです。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、ご自身も驚いたその理由について明かしています。

「やり遂げた!」と喜んではいけない!?プロから学ぶ行動の秘訣

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気で過ごされていますでしょうか?

さて、皆さんは日常生活の中で行動するとき、どのような心境でやっていますか?

「自分はがんばってる!」と感じながらやっていますか?

はたしてその思考は正しいのか、今回お話していきましょう。

■ 「やり遂げた」で人はツラくなる!

僕は瞑想や悟りについての本も、勉強のために読んでいます。

その中で見つけた、ある面白い内容についてご紹介します。

瞑想は一般的に、座って静かに深呼吸をしながら行います。

自分の心境について、まったりゆったりと思いを巡らせていく。

これが瞑想であり、マインドフルネスという行動です。

その瞑想のプロである先生に、あるとき瞑想初心者が次のような質問をしました。

「自分は瞑想が終わったときに『やった、瞑想をやり遂げたぞ』と毎回言っていますが、これは大丈夫でしょうか」

するとその瞑想の先生は、「それは良くない」と答えました。

なぜなら「やった、やり遂げた」というのは、それだけ大変でツラいことをやり遂げた、という意味になります。

そしてそれは、瞑想を「ツラいこと、大変なことだ」と思っていることに他なりません。

「やり遂げた、やった」と言い続ければ、「ツラい」という思いもセットで感じ続けてしまいます。

すると瞑想そのものに対してイヤな気持ちを引きずってしまい、いつまでたってもそこから抜け出せません。

そしてツラいという気持ちが続いていると、いつか瞑想を辞めてしまうかもしれません。

そうではなく

「終わったということを何ら誇らず、『やり遂げた』という感情を持たずに単純に『終わった』、もしくは終わったとすら思わなくても良い」

と先生は回答しました。

これは、非常に面白いストーリーではないでしょうか。

「やった、やり遂げた」というのは一見前向きに聞こえます。

しかしそれは、やり遂げるまでがツラく、大変だったという証明になってしまうのです。

約1万人を調査して判明、「エクササイズの継続」が脳の体積を大きくする可能性

定期的な運動は認知機能に好影響を与えるとする説がありますが、その根拠と言えるかもしれない調査結果が公表されたようです。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、約1万人を対象にしたエクササイズの習慣と脳体積の関連を調べた研究を紹介。エクササイズを習慣化することで脳体積が大きくなる傾向にあると伝えています。

運動を継続的に行うと脳体積が増えるかもしれない

エクササイズとしての運動は認知能力低下を予防する効果があるのではないかと指摘されてきました(以前のブログでもお伝えしたように、仕事としての身体活動はそうではないようです)。

今回は、大きな規模でエクササイズの習慣と脳体積との関連を調べた研究をご紹介します。

エクササイズとしての身体活動は脳体積と関連する
Exercise-Related Physical Activity Relates to Brain Volumes in 10,125 Individuals

健常者10,125人(平均52.98歳、52.3%が男性)が対象となりました。エクササイズを「10分以上通常よりも呼吸と脈拍数を増加させる身体活動」と定義して、エクササイズの習慣とMRI画像で調べた脳体積との関連を調べました。

結果として、以下の内容が示されました。

  • 7,606人(75.1%)の人が週4日程度のエクササイズを行っていました。
  • 年齢、性別、BMIについて調整を行った後、エクササイズの日数が増加することは、全体的な脳体積の増加(全灰白質、全白質、海馬、前頭葉、頭頂葉、後頭葉を含む)と関連していました。

要約:『習慣的なエクササイズの回数が多い人ほど、脳の体積が大きいかもしれない』

ここでは純粋に脳体積に着目しており、機能的な面は不明ですが、客観的な指標として「運動→脳が大きくなる」という関係が分かりやすい内容でした。

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「株価急騰」後に年金生活者と氷河期世代を襲う「最悪の貧困」1ドル=500円の悪夢…反日自民アベノミクスの連帯責任で全滅へ

年初から急騰が続く日経平均株価が、一時3万6000円の大台を回復。1990年2月以来およそ34年ぶりとなる高値水準に、投資家たちの期待が高まっています。ただ、日本円の価値低下やインフレと引き換えの株高は、年金受給者や氷河期世代にとってはさらなる貧困化の原因にも。その明快な理由と、知っておきたい資産防衛術を、投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹兵輔さんが詳しく解説します。(メルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』より)

アベノミクス大失敗の後遺症が日本を襲う!「1ドル=500円」のインフレ到来で年金世代も現役世代も老後は強烈な貧困地獄に!

2024年は、これまでと違って円高になるぞ――と予測する識者も多いのですが、そんな状況は一時的にすぎないでしょう。

せいぜい 1ドル140円台が130円台 に乗る程度でしょう。

120円台に乗るのは、かなり難しいのではないでしょうか。

米ドルの政策金利が下がり始め、日米の金利差が縮小したとしても、それほどの円高にはならないと思われます。

なぜなら、国際決済銀行(BIS)が発表した2023年8月の円の 実質実効為替レート(2020年=100)は73.19 と過去最低となっており、「1ドル=360円」の固定相場だった1970年8月よりも円の価値が相対的に安くなっているからです(2023年9月21日付・日本経済新聞)。

「1ドル=360円」の時代といえば、「一生のうち一度ぐらいは海外旅行にいってみたい」といわれた時代です。

すでに現在、各種の海外旅行の広告やパンフレットを見ても、コロナ禍以前と比べて、ツアー料金の価格は2倍近くなっているものが散見されるほど、値上がりしています。

むしろ、かつてはそこそこ散見された「格安海外ツアー」そのものがまったく消えてしまった――といってよい状態なのです。

それほど、ニッポンの国力の衰退は進み、すでに円の価値はもはや強くはない状況なのです。

悲惨なのは、それだけではありません。

円レートを高めに修正する術は、もはや、すべてアベノミクスによって完全に打ち砕かれてしまっているからです。

日本は、輸入インフレで国民が苦しもうが、短期金利1%、長期金利2%以上にはアップさせられないのです。

たとえ、物価上昇率が欧米のように5%、7%となっても、政策金利(短期金利)は、1%以上には上げられないのです。

これは、すでに昨2023年の時に私たち日本人が体験・実感した事実でしょう。

日銀は、金利を上げられないので、「いまだ安定的な物価上昇率が2%に達しているとは言い難い」とかなんとか、ゴニョゴニョ言い訳をして金融緩和を相変わらず続けています。

しかし、本当のところは違います。

日本は、政策金利を上げられないのです。

日銀保有の国債が巨大な含み損を抱えてしまい、政策金利が1%、長期金利が2%になれば、「債務超過」で日銀資産の12兆円をすっ飛ばしてしまうからなのです。

日銀は「簿価会計」 だから、「含みの損失」は表面化しない――といっても、世界は「時価会計」が主流です。

「簿価会計」だから損失は表面化しない――と標榜しても、世界の金融マーケットはどう評価するのでしょうか。

つまり、円はもっと安くなってもおかしくない現実が目前に控えているのです。

日本は、アベノミクスによる無責任な日銀の大規模異次元緩和によって、もはやニッチもサッチも行かなくなっているからです。

金利の正常化――などは夢のまた夢でしょう。

これが無責任にも10年も継続したアベノミクスの大災禍であり、それがこれからの日本を直撃するのです。

冗談のように聞こえるかもしれませんが、「1ドル=500円」という驚異的な時代に備えた「資産防衛術」も考えておかねばならない状況なのです。

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「中国との距離」に振り回された台湾人の国民感情。総統選の“得票率”が物語る台湾の厳しい現実

13日に投開票が行われた台湾総統選で、見事勝利を収めた蔡英文総統の後継者である頼清徳氏。独立思考が高い民進党候補の勝利に、中国はどのような反応を見せたのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、ワシントン・ポストの記事を引きつつ、嫌悪感を隠さない中国当局の姿勢を紹介。さらに、台湾を巡り中国共産党に対してかねがね抱いていたという疑問を記しています。

「危険な選択」。民進党が勝利した台湾総統選に中国が示した反応

台湾の総統選が行われました。

独立派の与党・民進党の頼清徳氏が次期総統となりました。

これについてワシントン・ポストが勝利直後に記事を配信しているのでご紹介しましょう。

台湾、頼清徳氏を総統に選出。中国は危険な選択と呼ぶ

 

台湾は、かつて台湾独立を主張し、現在は北京の侵略を撃退しながら北京との平和を維持する民進党の重要な支持者である頼清徳氏を総統に選出した。

 

拮抗した選挙戦の中で、頼氏は、北京、台北、ワシントンの信頼関係が崩れ、中国の軍事的嫌がらせがエスカレートして紛争に発展しかねない時期に、米国と緊密に協力して台湾の防衛力を強化することを約束した。

 

台湾の選挙は、「民主主義と権威主義の間で、我々は民主主義の側に立つ」ことを世界に示した。「民主主義に新たな一章を刻んでくれた台湾の人々に感謝したい」と述べた。

 

彼は40%の得票率を獲得し、最大野党・国民党の侯友宜(こう・ゆうぎ)の33%を上回った。第3の候補者である民衆党の柯文哲(か・ぶんてつ)氏が26%の票を獲得し異例の接戦となった。(記事時点の数字)

 

頼清徳氏、このハーバード大学を卒業した64歳の元医師はウィリアムという名でも知られている。

 

2017年に首相に就任した際、彼は自らを「台湾独立のための現実的な働き手」であり、その目標を常に持ち続けると述べた。

 

中国は新総裁に選ばれた頼清徳氏に対する嫌悪感を露わにしている。

 

中国当局は台湾の主権に関する彼の見解を「分離主義者」とみなしており、両岸関係に「深刻な危険」をもたらすだろうと述べている。

解説

ここで注目していただきたいのは2つの野党の得票率です。

国民党は親中国ですし、民衆党も融和的な路線です。この2つの野党の候補者調整ができて統一候補がいればその候補が勝ったでしょう。

つまり台湾人も中国への距離についてゆれ動いているのです。中国と仲良くする事で得られる経済的利益は大事ですから理解できます。

次回の総裁選では勢力がひっくり返ってもおかしくないでしょう。

ウクライナ、中東に米国内戦?2024年の世界を左右する「3つ戦争」

1日に能登半島地震、2日にはJAL機炎上事故と、波乱の幕開けとなった2024年。海外に目を移せば、ウクライナや中東で上がる戦火は収まる気配もありません。かような2024年の「リスク」を考察しているのは、ジャーナリストの高野孟さん。高野さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、米国の国際情勢分析家が発表した「2024年10大リスク」を引きつつ、今年の世界を大きく左右するであろう「3つの戦争」を解説しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2024年1月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

2024年の世界を左右する「3つの戦争」の深刻

米国の国際情勢分析家イアン・ブレマー=ユーラシアグループ代表が毎年初に発表する「今年の10大リスク」は正月の楽しみの1つで、もちろん本誌の見方とは一致するところもあればしないところもあるが、その両方を含め大いに知的な刺激を与えてくれる。近年は英語版本文の発表と同時にユーラシアグループ日本オフィスから邦訳が公開されているので、全文を読むことをお勧めする。

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人生いろいろ、お肉だっていろいろ味わえるのよ。カロリーオーバーを気にせず食べるには?

肉といっても種類は豊富、どれを食べたら良いのか迷うこともありますよね。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、「いろいろなお肉」の効用についてご紹介しています。栄養があるのはどのお肉?

人生いろいろ、お肉も色々!!

カロリーが高いと思っているお肉でも、部位を選んで食べれば、カロリーコントロールをすることが出来るのだそう。

例えば、牛肉や豚肉のバラ肉は、脂身が多いため高カロリーになりがちですが、脂身の少ない赤肉などを選べば、脂質が少ないうえに、脂肪の燃焼をサポートするカルニチンが豊富に含まれており、お腹周りの脂肪が気になる方でも、カロリーオーバーを気にせず食べることが出来るそうです。

また、烏骨鶏は、東洋医学的に、胃腸を強くし下痢を止める働きや、虚弱体質の人の微熱や寝汗を止めるなどの働きがあり、ビタミンEが豊富なので、更年期障害にも効果があるといわれ、烏骨鶏は古くから”婦人科のクスリ”としても知られているらしいです。

精肉ではあまり売られていないそうなので、卵や卵油、サプリメントなどで摂ってはいかがでしょうか。

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神田正輝“激ヤセ”に関係者も動揺。番組8連続欠席、沙也加さん急逝で強烈なストレス…松田聖子はいま何を思う?

体調が心配されている俳優の神田正輝さん(72)が、MCを務める旅番組『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)を8週連続で欠席。愛娘の故・神田沙也加さんが2021年末に急逝して以来、日に日に痩せていく姿に視聴者から不安の声が上がっていましたが、復帰のメドすらわからない状況となり芸能関係者にまで動揺が広がっているようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

神田正輝の“激ヤセ”めぐり芸能界に動揺広がる

昨年11月11日の放送を最後に『朝だ!生です旅サラダ』を欠席している神田正輝の近況が心配されています。

昨年春ぐらいから、徐々に…少しづつ様変わりした神田の容姿に、視聴者からも心配の声がテレビ朝日に多く寄せられていたといいます。

本人は「ファスティング(断食)を始めた」とか、番組MCの勝俣州和や松下奈緒からは「体のメンテナンス」というアナウンスはあるものの、具体的な理由を聞かされない私たち視聴者は想像するしかないのが現状です。

この神田の異変については芸能関係者の間でも諸説囁かれていますが、やはり2021年12月18日に亡くなった愛娘・神田沙也加さんと無関係ではないように思います。

沙也加さんが亡くなって3日後、札幌の斎場に詰めかけたマスコミ取材陣の前で、元妻で沙也加さんの母である松田聖子を庇いながら気丈に振る舞う神田の痛々しい姿は今でも鮮やかに蘇ってきます。

ライブだったかVTRだったかは忘れましたが、一緒に映像を見ながら「無理をしなくてもいいのになぁ…」と呟いたベテラン芸能マネージャーの声とともに…。

たとえ“仮面夫婦”でも、愛娘の沙也加さんを守りたかった…

38年前、聖子が生まれたばかりの沙也加さんを抱っこし、神田と病院を退院した時の3ショットから知っている私としては、愛娘を亡くした心労が心身を蝕んでいったのでは…と強く思います。

もちろん愛娘を亡くしたことなど無い者にとっては、想像さえもつかない痛みだと思いますけれど。

神田正輝といって私が真っ先に思い出すのは、沙也加さんが誕生した数年後に騒がれた聖子の裏切りです。

私がニューヨークで接触した聖子の英会話の先生と称されていた白人男性は、聖子は2人っきりになると「神田との結婚生活は既に破綻している」「離婚が成立したら貴方と再婚したい」と、まるで映画のワンシーンのように囁いてくれた…と証言していました。

沙也加さんが誕生してからわずか数年後のこの告白は、芸能記者としてはまだまだキャリアの浅かった私にはとても衝撃的でした。

当時は理想のカップルとして名前が挙がっていた神田と聖子が、既に破綻状態にあるとは…。

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この告白は記事として記載されたわけですが、当時の神田は頑なにこれを認めませんでした。

これでもか…と不倫の証拠であるプライベート写真もグラビアで2ページを割いて掲載したのですが、神田はとうとう最後まで、聖子の不倫にノーコメントを貫きました。

私はそこまでされても一切黙秘する神田に、ハートの強さを感じました。

「神田正輝という役者は柔和で優しそうに見えるけど手ごわいヤツだ…」と。