筋トレのプロに聞く「私が今年新たに始めようとしていること」

ストイックに体作りに励む人たちは、年が改まるタイミングで新たなチャレンジを始めるという人が多いようです。そんな中、あまり大きな目標や変化を掲げないようにしていると語るのは、メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』の桑原弘樹塾長です。桑原さんは、新年の高揚感のままに立てた目標は継続に不安があるとという考えから、無理なくできるチャレンジや変化をオススメ。自身の「小さなチャレンジ」として、グルテン半減や積極的休養に取り組むことなどをあげています。

桑原塾長が新しい年に始めること

Question

shitumon

新年を迎えるにあたって、心機一転何か新しい事をやってみようと思うのですが、何かお勧めなものってありますか?トレーニングやサプリメント関連など、なんでも構いません。桑原さんが新年から始めようとするものがあれば、教えてもらえたらと思います。(36歳、男性)

桑原塾長からの回答

新年は自然と気持ちが引き締まりますし、新しい事にチャレンジする意欲も湧いてきますよね。この気持ちを利用しない手はありません。ただ、私の場合はあまり大きなチャレンジやガラッと変えてしまうような事は新年からはやらないようにしています。

例えば、コンテストに出ると決めたとして、食事の内容やトレーニングの強度などもガラッと変える場合にも、新年から始める事は避けています。1月後半くらい、もしくは2月に入ってからでしょうか。新年独特の雰囲気の中で始める事が、その雰囲気が無くなった時に継続出来るか自信がないからです。

私が新年から始めようとすることは、比較的ハードルが低くて、その後、通年続けられるようなチャレンジが多いのです。トレーニングで言えば、すべての種目の日の最後にチンニングを入れようとか、ネックマシンの負荷を1プレート重くするとか、腹筋はプローンローリングに変えるとかでしょうか。サプリメントでしたら、クレアチンローディングを始めるとか、新しいサプリメントを取り入れてみるとかといった具合です。

2020年に関してはとりあえず3月までくらいのイメージで、いったんクレアチンを止めようと思っています。いわゆるエルゴジェニック的なものを少しお休みする期間を作ってみようかと考えています。

トレーニング中のBCAAはさすがに外せませんが、とりあえずアミノ酸漬けみたいな状態はやめて、極力一般の食材を上手に活用することで血中アミノ酸濃度を維持出来たらなと思います。ナチュラス思考に少し近付けるイメージかもしれません。

そして積極的にやってみたいのは、前号でも少し触れましたグルテンフリーです。ただし、完全なグルテンフリーはストレスを伴いそうなので、グルテン半減くらいの感じで捉えています。自然とお米の活用が増えていきます。

そして、個人的に注目している「ソルガムキビ」の採用です。目下、この原料調達に動いているところですが、癖のない味だけに3ヶ月間様々なシーンで活用してみたいと思っています。具体的なメーカーなどが決まりましたら、またご参考までにお知らせしますね。

そして、グルテンフリーと合わせて少し意識を高めたいのが、食物繊維です。ソルガムキビはとりわけ食物繊維が豊富で、翌日の体調を快適に感じるのは、グルテンフリーもさることながら食物繊維のせいだと思っているからです。

血税1億5千万のカネまみれ。河井案里氏「違法性ない」に怒りの声

自民党の河井案里参議院議員は、初当選した2019年の参議院選挙の前、案里氏と夫の克行前法相の政党支部に、合わせて1億5000万円が振り込まれていたと報じられた件について、事実を認めた上で「違法性はない」と記者団の取材に答えたと産経新聞NHKなどが報じている。ネット上には、この事実と態度に不満と怒りの声が挙がっている。


1億5000万円「いただきました」

案里氏は23日、疑惑となっていた1億5000万円について「いただきました」と認めた。短期間で莫大な資金を受け取ったことについては、自身の選挙活動のスタートが遅く、2ヶ月半の間に党勢を拡大しなければいけなかったという。しかし、政治資金収支報告書に記載していることから「違法性はない」と述べた。もらうことが違法ではなかったら、何をしても良いというのだろうか。金額が大きいだけに、使い道などの詳細を明らかにしていただきたいところだ。

安倍首相はダンマリ

安倍首相は衆参両院の本会議で23日に行なわれた代表質問でこの件が取り上げられた際、週刊誌報道については触れず「国民に大変申し訳なく、責任を痛感している」と述べた。説明責任を果たしていないとの指摘には、「一人ひとりの政治家が自ら襟を正すべき」とし、説明を尽くす考えを示した。

日本で感染者2人目。新型肺炎、中国人女性フランス出国に批判も

日本国内で2人目となる新型コロナウイルスによる肺炎患者が確認されたとNHK朝日新聞などが24日に報じた。感染していたのは、武漢から旅行で東京を訪れていた40代の中国人男性。来日する前の1月14日から発熱があり、15日と17日に医療機関を受診したが肺炎とは診断されず、19日に来日したという。新型肺炎は24日午後3時半現在までに中国国内で感染者883人、死者26人となっている。

観光地には出歩いていない

関係者によると、男性は今月19日、家族2人とともに成田空港から日本に入国し、東京都内のホテルに滞在していたという。20日に都内の医療機関を受診し、再び発熱した22日に別の医療機関に入院している。入院前、家族はそれぞれ別の部屋に宿泊しており、東京に来てからは観光地などに出歩いていないとしている。厚生労働省は、男性と接触した家族や医療関係者およそ20人の健康状態を経過観察しているが、今のところ発熱などの症状は出ていないという。また、北海道のテレビ局HTBによると、千歳市で中国人旅行者の女性が新型コロナウイルス 感染による肺炎の疑いがあるため確認中だとしている。

「熱が下がって出入国うまくいった」女性に批判殺到

またテレビ朝日によると、国際的に警戒が強まっているなか、とある中国人女性のSNSに批判が集まっている。新型コロナウイルスによる肺炎の疑いがあり、発熱してせきの症状があった中国・武漢の女性は、薬で熱を下げた状態でフランスに入国し、自身のSNSに「出発する前に発熱し、せきも出た。死ぬほど驚いた。急いで薬を飲んで何度も体温を測った。幸い熱が下がって出入国もうまくいった」と投稿。

その後、フランス国内のミシュランの星付きレストランで食事をする様子をアップしたという(上記画像)。フランスの中国大使館の関係者がこの女性と連絡を取り、医療機関を受診するよう指示したという。中国国内では、この女性の投稿に対して批判の声が多く挙がっているようだ。

日本の大マスコミは報道できない、高城剛から返ってきた衝撃回答

Q&Aコーナーも大人気のメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者で、世界を股にかけ様々なメディアで活躍しているクリエーターの高城剛さん。いつも世界の裏側や最先端の情報をイチ早く伝えてくれている高城さんですが、この度、まぐまぐでは年末年始の特別企画として、皆さまから高城さんへの質問を2019年末に大募集しました。そして、皆さまから寄せられたご質問に、高城さんが回答してくれました。その回答の一部を今回特別に、本記事でご紹介させていただきます。

※全ての質問と回答は、高城さんのメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』内で公開します(2020年1月中に配信予定)。初月無料のお試し期間中でも質問と回答の全文配信号を受け取れます。メルマガにご登録のうえ配信をお待ちください。

教えて、高城さん。皆さまから寄せられたQ&Aの一部を特別に「ちょい見せ」

Q:もう何年も前からこれで終わりだ、いやいや終わりの始まりだなどなど言われてきた中国共産党の政治体制は終わりつつあるように見られます。アメリカ、欧州は本気で共産党をつぶすでしょうか。その際に香港はどういった状況になると予想されますか。今まで香港に住んでいたのですが、家族とともに日本に引っ越します。高城さんのご意見あればお伺いしたいです。

高城さんからの回答:
中国と西側経済圏のデカップリング(分離)は、さらに進むでしょう。

中国(共産党)は、ビッグデータや機械学習で個々人の動きを逐一監視し、全体主義をさらに押し進めると思われます。
人民に富がまわっている間は粛々と進行するのでしょうが、問題は富が停滞したあとに異変が起きるだろうと僕は考えます(と、米国も睨んでいます)。

日本を鑑みれば、戦後、事実上一党独裁だった自民党が政権奪取されたのは、バブル崩壊後です。

今後、中国が金融危機に直面するのは2020年代前半で、そこで大きな動きがあると予測しますが、日本の自民党と大きな違いが中国共産党にあります。それは、軍部を有していることなんです。

このようなことから、中国で起こりうることは、軍部によるクーデターになるだろうと予測しています。軍制服組トップ経験者2人を投獄して押し進めた「中央軍民融合発展委員会」の内部崩壊からはじまるでしょうね。

Q:富裕層が長寿を買い求める時代がくる(来はじめている)ということですが、具体的に、お金と何が交換されるようになっていくのでしょうか。最新の予想を教えていただきたいです。

高城さんからの回答:
お金を銀行に預ければ利子が返ってくるように、自分の細胞をバイオバンクに預ければ、若返った細胞が返ってくる時代になりました。

また、巨額マネーをプライベート・バンクに長期的に預けて安全に運用すれば、いつまでも見返りが望める可能性が高まるように、自分の細胞をプライベート・バイオバンクに長期的に預けて預けて安全に運用すれば、いつまでも若返りが望める可能性が高まるようになりました。

しかし、なかには高リスクの「培養細胞」もございます。

東南アジアの富裕層に人気のロシアから輸入した骨髄幹細胞は、他家の骨髄細胞を点滴で入れる高額なビジネスとして知られています。

現時点では他家の骨髄幹細胞を使用した治療の長期的安全性はまだ保証されておらず、幼若な細胞が混ざっているリスクや抗原抗体反応が起こる可能性も否めませんので、いわばロシアンルーレット同然です。

また、香港には「人生銀行」もあります。

抗がん剤で白血球が減った人のために、骨髄に働きかけて末梢血液に白血球を増やす注射をする施術がありますが、これを健康な人に打つと、末梢血の中に幼若な白血球がいっぱい出てきます。その中から幹細胞を取り出し、培養して戻すというのが「人生銀行」のビジネスです。

費用は、およそ400万円。

どこも中長期的リスクは不明ですので、ご質問にあります「具体的に、お金と何が交換される」かは、「リスク」と「一時的な気分」、そして周囲に大声で言える「自慢代金」なのかもしれませんね。

ちなみに、一般的な幹細胞点滴のピークは、三週間だけです。

Q:ここ数十年を見ても自動車、ネット、携帯電話、電子決済、AI、ヒトゲノム解析など新しい技術が新しいニーズ・生活を作ってきたように思われますが、ヒトが次に直面し、乗り越え(または発見し)、生活の在り方が変わるような大きな壁はどの分野のどんなものになるとお考えでしょうか。

高城さんからの回答:
人間社会は、死ぬことを前提に設計されていますが、このフレームワークが大きく崩れてしまうのが、21世紀です。
つまり、「生活の在り方が変わるような大きな壁」は、ライフサイエンスとも「生への挑戦」、いや「神への挑戦」とも言えるかもしれません。

宗教から税制まで、数千年以上続いたヒト社会の崩壊が、もう徐々にはじまっているのです。

人々は、あたらしい宗教と哲学を求めるでしょう。

 

歴史も証明。中国という国を滅ぼしかねぬ新型肺炎という「疫病」

中国の武漢市を中心に猛威を振るう新型肺炎。1月25日の春節を含む大型連休には億単位の中国人が移動するとも言われ、パンデミックの可能性も囁かれていますが、過去にも中国から多くの疫病が世界に広がったとするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、中国の「疫病史」を紹介するとともに、現在も複数存在する「中国発の疫病」が世界に広がる要因を記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年1月22日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】「中国発パンデミック」はなぜ厄介なのか

新型肺炎、発症者540人超に拡大 死者は17人

中国湖北省武漢市を中心として広がる新型肺炎の感染が止まりません。ついに死者は17人、発症者540人超にも拡大しました。ついにアメリカでも武漢を訪れていた男性1人の感染者が確認されました。中国以外では、アメリカ、日本、韓国、タイで発症者が出ています。WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言を出す可能性も出てきました。

死亡率は現在のところ2%でまだ低いですが、これから上昇していく可能性もあります。ちなみに、SARS(重症急性呼吸器症候群)も中国の広東省を発端として各国に広がりましたが、このときは発症者8,096人のうち774人が死亡しています(致死率9.6%)。

Summary of probable SARS cases with onset of illness from 1 November 2002 to 31 July 2003

また、2012年から中東やヨーロッパで発症例が報告され、2015年には韓国でも流行したMERS(中東呼吸器症候群)は、2,494人が発症し、そのうち死者は858人(致死率34.4%)でした。

Middle East respiratory syndrome coronavirus (MERS-CoV)

これに比べれば、まだまだ致死率は低いものの、前回のメルマガでも書いたように、これから旧正月によって一気に拡大する可能性があります。

また、かつてユーラシア大陸で流行った疫病は、必ずといっていいほど日本に入ってきています。江戸時代には天然痘(疫病)、麻疹(はしか)、赤痢が見られ、このうち天然痘は18世紀前期に大流行。麻疹も同時期に2~3回大流行し、赤痢は18世紀から19世紀にかけて大流行しました。いうまでもなく、中国からの伝染です。

中国では、1880年に広東と寧波でコレラが大流行。翌81年には北京でも大流行しました。この感染経路は、発源地を広東とする2003年のSARS流行とそっくりです。そして、中国でのコレラ大流行直後の1882年10月~11月の中旬、日本でもコレラが大流行することになります。北里柴三郎や初代内務省衛生局長であった長与専斉によれば、その日本侵入経路の起点は中国で、これがまず長崎に入り、そうして日本全国へ広がったといいます。

日本では、これに対処するため、1885年に函館、新潟、横浜、神戸、下関、長崎の港に常設の消毒所を設置。その後、1899年に「海港検疫法」が公布されるなどして、検疫制度が確立していきます。こうした取り組みが中国からの疫病侵入を防ぐ力となったのは言うまでもありません。しかし、一方の中国は、現在に至るまで根本的な対策は取られないままできているのです。

この日本と中国の衛生観念や防疫意識の違いは、台湾にも如実に見て取れます。日本植民地時代の台湾には、疫病の大々的な流行がほとんど見られませんでした。というのも、総督府は1900年代に入ってすぐに、都市計画に始まって衛生教育に至るまでを徹底して実施。北里柴三郎に依頼して、その一番弟子を台湾に呼んでまで、防疫をはじめとする公衆衛生に取り組んできたからです。

それが終戦で一変しました。日本が台湾から引き上げ、かわりに中国軍が台湾に進駐したとたん、すでに絶滅していたはずのコレラ、天然痘、ペスト、チフス、マラリアといった疫病の大流行が台湾全島を急襲したのです。1946年にはペストとコレラの、翌47年には天然痘の大流行に見舞われています。台湾から見た中国人とは、まさに疫病神以外の何者でもありませんでした。

中国でも日本軍が進出した際、地方の農民が大歓迎するケースも少なくありませんでした。それは、日本軍が通過した地方は、かならず伝染病が消えていき、衛生の問題と課題が消えるからでした。

情報筒抜けか。河井案里氏ウグイス嬢の報酬疑惑がバレた裏事情

先日掲載の「雲隠れ3議員にボーナス数百万。憲法より先に議員報酬を改正せよ」等でもお伝えしている通り、公職選挙法違反疑惑が報じられるや夫妻で姿を消した、河井克行・案里両議員。ウグイス嬢に対して案里氏陣営が法定上限を超える報酬を支払った疑惑が持たれているのですが、それがもし真実ならば、なぜ明らかな違法行為に走ってしまったのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんが自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、その真相に迫っています。

高給ウグイス嬢を独占して墓穴を掘った河井克行、案里夫妻

選挙期間に入ると、うっとうしくてならないのは、選挙カーから流れる連呼である。世界中を調べて回ったわけではないが、ものの本によると、そんな選挙運動をする国はほかにないそうだ。

たとえば、議会制民主主義のお手本、英国。宣伝カーはあっても拡声器で声を張り上げたりはしない。もちろん候補者名の連呼などありえない。先進国で一般的な戸別訪問が日本では禁止されており、その分、選挙カー頼みになるというが、だからといって騒音をむやみにばらまいていいというものではないだろう。

公職選挙法には「何人も、選挙運動のため、連呼行為をすることができない」と書かれている。これだけでいいのに、なぜか以下のように「但し書き」が加わっている。

ただし、演説会場及び街頭演説(演説を含む。)の場所並びに午前8時から午後8時までの間に限り、選挙運動のために使用される自動車の上においてはすることができる。(第140条の2第1項)

連呼はできないと言いながら、できるようにしているのがこの定めだ。「ただし」以降、すなわち例外規定を削除すれば、日本の選挙は変わる。街頭演説や集会、討論会、あるいはインターネットなどでまめに政策を訴えていく選挙運動のスタイルに変えていかざるを得ないからだ。

今の選挙運動、連呼をするウグイス嬢の力量にいかに頼っているかが浮き彫りになったのが、公職選挙法違反の疑いで広島地検から家宅捜索を受けた自民党・河井案里参院議員のケースである。

河井案里氏の夫は、総理補佐官をつとめたこともある河井克行前法務大臣だ。菅官房長官にくっついていたら、いつの間にか政権中枢の仲間入りし、安倍首相のお気に入りの一人にもなっていたというのが、克行氏の大ざっぱな歩みだ。総理外交の事前交渉に辣腕をふるったかのごとき評価は、いささか買いかぶりすぎだろう。

河井案里氏は昨年夏の参院選で初当選した。その選挙運動で、ウグイス嬢と呼ばれる車上運動員たちに法定1万5,000円の2倍、つまり3万円を支払っていた疑いがかけられている。選挙事務所を取り仕切っていたのは克行氏だ。世話になっている安倍首相と菅官房長官の期待を担った妻の出馬に、よほど燃えるものがあったのだろう。

法がどうであれ、高いパフォーマンスができるウグイス嬢を確保したい。他陣営にさらわれたら、浮沈にかかわる。そんな強迫観念に駆られるほど、参院広島選挙区(改選数2)は、かつてない激戦だった。

自民党岸田派の重鎮、溝手顕正氏の金城湯池とされてきたところに、同じ自民党公認で河井案里氏が乗り込んできたのである。党本部は表向き、参院広島選挙区の議席を自民党が独占するためと大風呂敷を広げたが、どだい、そこには無理があった。

前回の2013年参院選で当選したのは溝手氏と民主党の森本真治氏だ。溝手氏は得票率46.28%で2位の森本氏に圧倒的な差をつけはした。だからといって、自民党公認候補が二人も出たら、まさに党組織のまとまりを砕く分裂選挙。溝手氏を支持する地元の県連が猛反対したのは当然のことだ。

ところが、今の自民党には官邸の意向に逆らうエネギーが枯れてしまっている。溝手氏の派閥領袖である岸田文雄政調会長に、せめて、あくどいほどの迫力があれば、安倍首相や菅官房長官が手をつけられない選挙区であっただろう。

とにかく官邸は参院広島選挙区の議席を、齢77歳の溝手氏よりも、河井克行という忠臣の妻に与えたほうが、なにかと都合がいいと考えたのだろう。誰から持ち出した話なのかはわからないが、幸か不幸か、広島県議だった河井案里氏は、党参院議員会長までつとめた老練議員に国政選挙で挑むことになった。

不祥事は実質ゼロ回答。安倍首相「カジノと改憲進めたい」の何様

安倍首相は22日、立憲民主党の福山幹事長から「少なくとも捜査の状況がはっきりするまで立ち止まって白紙にするべき」とカジノ整備の撤回を求められたが、引き続ける方針を強く示した。カジノ整備のための基本方針について「独立性を有するカジノ管理委員会や国会での議論も十分に踏まえ、丁寧に進めていきたい」と述べたとテレ東ニュース時事通信などが報じている。これに対して、ネット上では疑問視する声が多く挙がっている。

IR担当大臣の逮捕も関係なし

統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で逮捕された秋元氏については、「誠に遺憾だ。副大臣に任命した者として事態を重く受け止めている」と語った。逮捕者が出て、世間から反対の声が強まる中、これほどまでに強く押し進める理由は一体何なのか。

疑惑が残る「桜」

福山氏は「桜を見る会」の名簿の扱いが公文書管理法に違反していた件で、安倍首相と菅官房長官の責任についても問うた。これに対して安倍首相は事務的なミスだったとし、担当課長を処分したと述べた。

また、立憲民主党の枝野代表から昨年4月に東京都内のホテルで開催された「前夜祭」の明細書を開示しない理由を質問されると、自身の事務所がホテル側に問い合わせたが「営業の秘密に関わることから、公開を前提としての資料提供には応じかねる」との回答があったと説明したという。

髪食べても増毛せぬと同じ。コンドロイチンとヒアルロン酸の真実

多くの方を悩ませている、膝の痛み。本当に治せるものなら、多少高くても薬やサプリに頼りたい…と考えるのも無理はありません。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で現役科学者のくられさんが、サプリの成分でよく耳にする「グルコサミン」「コンドロイチン」について、その有効性を検証しています。

コンドロイチンとグルコサミンと軟骨

この間、ポータルの再掲記事で、コンドロイチンの話をしました。初出はだいぶ前のメルマガですが、しかし、今改めて考えても、そろそろ医薬品扱いは見直した方がいいんじゃないかと思う次第。

そういった承前の話は、ポータルの該当記事「信用できない医薬品もある:コンドロイチンって効果あるの?」を見ていただくとして。

今回はこのコンドロイチンと、同様に取り上げられることの多いグルコサミン、そして軟骨の仕組みなんかについて、もう少しクローズアップしていこうと思います。

そもそもコンドロイチンは軟骨の構成成分の1つです。

軟骨はコラーゲン線維と水をヒアルロン酸で束ねて、それをコンドロイチン硫酸によって柔軟性と弾力性を持った…みたいな感じで構造体になっています。

そしてコンドロイチンは栄養学的にはムコ多糖でしかないわけで、ムコ多糖類を摂取してもそれが体内に吸収されることはなく、当然口から入れるわけですから消化されます。

ちなみにコンドロイチンと同列で紹介されていることが多いグルコサミンはヒアルロン酸の構成部品なので、ぶっちゃけ同系列で考えても大差ないと言えます。

…ようするに、コンドロイチンやグルコサミンに効果があるなら、ブタの軟骨や鳥軟骨を食べても同様に関節痛に効く…ということになり(実際に消化される工程では同じと言える)、軟骨を食べれば軟骨が増える理論になります。

つまり、毛の薄い人が毛髪を食べれば毛が生える理論とは基本的に考え方は同じなわけです。怪しくなってきましたね(笑)。

関節中のコンドロイチンはそもそも生合成される(体内で生み出される)もので、しかも複合的な成分なのでその成分だけを足すだけでは解決しない難物です。

実際に関節内にヒアルロン酸を注射するという治療もありますが、あくまで一時的に症状を緩和するなどで根本的治療にはなり得ていません。

こうした現状を考えても、1、2gのコンドロイチンを飲んで、それが分解されて、それがわざわざ関節の再生に働くと考えるのはかなり無理があります。

放射性物質で体の外からマーキングしたコンドロイチンを飲んで、それが関節にちゃんと移動しているかという調査も行われましたが、移動していない、という結果が出ています。

こうしたものを含め、多くの新しい研究を評価していくと、コンドロイチンが医薬品として扱われるのはそろそろ再評価の時代にきていると判断すべきです。

多くのまともな臨床試験で効果が出ておらず、生化学の試験でも有用性が疑問視されているモノを高いお金を払って買う必要はないと言えるでしょう。そのお金でちゃんとした病院でちゃんと診てもらうほうがコスパが良いといえます(笑)。

コンドロイチンが医薬品に指定された具体的な経緯は調べきれませんでしたが、最近の科学知見においては、お祈り程度の効果もない…と言っても良いでしょう。

さらに言うなら、効果があるなら、軟骨を食べた方が良い…というのも、コンドロイチンどころかムコ多糖類一式が全部入ってるし大量に摂取できて安いわけでして、そう考えるに至るのが「科学的判断」ではないでしょうか。

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定年世代こそ目指せユーチューバー。ファッションコンサルの挑戦

あなたはYouTubeを自分でもやったことがありますか?あげたことはあっても、定期的にアップしているという人はなかなか少数派だと思います。以前の記事で「5年放置のYouTubeを再開した訳」を語り、教育動画コンテンツに活路を見い出していたファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さん。自身のメルマガ『j-fashion journal』で、動画コンテンツと向き合い試行錯誤する日々が続いていると報告しています。坂口さんは、小学生の憧れの職業である「ユーチューバー」は、シルバー世代こそ手が届く夢の仕事ではないかと挑戦を誓います。

真面目なだけじゃ駄目なんだ

1.YouTubeのセミナーに行ってみた

「これからは動画の時代だ」「YouTubeって凄いよね」という声をよく聞く。そこで、良く分からないながらも、とりあえず10本くらい動画を上げてみた。それをツイッター、facebookでシェアし、知り合いの何人かは見てくれたようだ。しかし、それ以上の伸びは期待できない。そこで、無料のセミナーに出てみた。印象に残ったのは以下のこと。

YouTubeで儲けるには、2つの方法がある。1つは、直接的な広告収入。2つ目は、別の商品やサービスを紹介してそちらで売上を上げる方法。どちらにしても、半年で50万人の登録者数を集めることを目標にして欲しい。不可能ではなく、必ずできる。本来ならば、他の仕事を辞めて、YouTubeに集中した方がいい。

YouTubeでは30~120本の動画を上げた頃に突然伸びる。それまでは、毎日動画を上げる。少なくとも、月に12本は上げる。これができなければ、辞めた方がいい。

最も重要なのは、企画。自分の業界に関係ない人が面白いと思う企画を立てる。オジサンが出てきて、真面目に話すだけの動画を観たい人はいない。真面目な動画も良いが、それだけでは伸びない。面白い動画から真面目な動画に引っ張る。最終的に、YouTubeは資産になる。ある所まで行けば、自動的に成長する。

2.顔を出す場合、出さない場合

私のYouTubeチャンネルは顔を出しているが、しゃべっているだけのつまらない映像だ。顔を出すから、ふざけられない。ふざけられないから面白くない。面白くないことしか話さないから、顔も仏頂面になるという悪循環にはまっているわけだ。

これはこれで継続するとして、もう1つ、顔を出さないチャンネルを企画したいと思う。こちらは、顔を出さないで、キャラクターを設定する。キャラクターが話すならば、面白い内容でもいい。時事ネタでも、芸能ネタでもいい。

できれば、子供に受けるようなものがいい。下ネタでもいいけど、池上さんの路線もいいかもしれない。本当は、一度に3つくらいのチャンネルを運営するのが良いのだが、それをするには、本当に集中しなければならないだろう。

1本2~3分にして、1週間分を1日で収録する。最低でも1カ月に20本。それを6カ月継続する。飽きっぽい性格なので、できるかどうか不安だが、とりあえず取りかかってみたい。最初の2カ月が勝負だ。そこで反応が出れば、やる気も出る。