思い通りにならない人生でも、人が逞しく美しく生きていける理由

一般人はもちろん、どんな成功者も大金持ちも、自分の欲するものや一番好きなものだけに囲まれ、したいことだけして生きていくことはできません。すべての人間が、なんらかの妥協やら、経済的均衡を図るために「代用品」を利用していると、メルマガ『8人ばなし』の著者・山崎勝義さんは言います。そしてその「代用品」こそが、その人間を雄弁に物語ると、人生についての考察を深めています。

代用品のこと

ままならぬ世の中である。生き方もまるっきり自由という訳にはいかない。それでも、どうだろうか、人間はそれなりに逞しく美しく生きていると言っていいのではないか。

そうそう思い通りにいく筈などないと分かっている人生において、そんな生き方が可能なのは我々が「代用品」というものを知るからである。

実際、例えば新橋辺りで働くサラリーマンにこんな質問をぶつけてみたらどうだろうか。「今の仕事は自分が一番やりたかったことですか?」おそらくほとんどの人が「いいえ」と答えるのではないだろうか。

しかし逆に「今の仕事は嫌いですか?」「一刻も早く今の仕事をやめたいですか?」などと聞き直すと、これにもおそらく大半の人が「いいえ」と答えるであろう。彼らは(勿論、我々も)、一番ではない「代用品」の仕事で生きているのである。

とは言え、仕事に関してはやむを得ないところである。誰もがひたすらに一番だけを求めたら、そこら中失業者だらけになってしまい社会自体が成り立たない。

その意味において「代用品」とは、内面的な妥協点というよりは、経済学的な均衡点と言った方が相応しいのかもしれない。

この、一番ばかりを求めないという態度は、社会を成り立たせる上で重要なだけではない。個人においては精神的安定をもたらすのである。「代用品」とは、言い換えれば自分に許容された範囲内で自由意志に基づき選択した何かのことなのである。

完全ではなくてもそこに自由意志がある以上、この「代用品」は「substitute」というよりも寧ろ「alternative」といった方がいいのかもしれない。唐突過ぎて幾分極端に聞こえるかもしれないが、この「代用品(=alternative)」なしには人は寸時も生きられないのである。これは世に言うところの成功者・失敗者の別なく必要不可欠なものである。

医者でもかかりつけ医が見つからない。医師が嘆く米国医療事情

アメリカ在住の医学博士・しんコロさんが発行するメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』では、メルマガ読者からの質問を随時募集しています。今回は、アメリカでの定期検診についての質問が寄せられました。そこで、しんコロさんが教えてくれたアメリカの健康保険や定期検診の実態は、日本とはあまりに違うものでした。

アメリカ企業にも定期検診や人間ドックの助成はあるの?

Q. 私は気になった時から自分で定期的に検診を受けているのですが、保険の種類がたくさんあるアメリカでは会社などでの定期検診や人間ドックの助成はありますか?

しんコロさんの回答

おっしゃる通り、アメリカには保険の種類がたくさんあります。たくさんあって複雑すぎて、何をどう選んだら良いのか混乱することもよくあります。

そのため、こちらでは保険会社が保険の種類を説明するために講義をしたりすることがあります。ただ保険を選ぶためにそんな講義を受けるという時間を使わなければいけないのは大変ですが、健康保険は安い買い物ではないので、自分のライフスタイルや自分の家族構成などに適した保険を選ぶことが非常に重要なのです。

アメリカの健康保険制度は本当に酷いもので、まず就労していないと「まともに」保険が買えません。どういうことかというと、就労していない場合勤務先からの助成が全くないので、全て自腹で保険を買わなければならないのです。

「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、健康保険代だけでも家族がいる場合は月に日本円にして20万円くらいかかることもあります。勤務先がどれだけ助成してくれるかにもよりますが、健康保険にかかるコストは非常に負担です。

さて、前置きが長くなりましたが、アメリカでも健康診断は年に一度受けることができます。しかし、健康診断を受けるのにも病院に行って待てば受けられるというものではありません。まず、「かかりつけの医師」を探すところからはじめて、みつけた医師が新規患者を受け付けていなければいけないのです。

MSKCCで仕事していた時は周りに医者だらけでしたが、一方で医者に会うのにこんなに面倒くさい国は他にありません。ということで、定期診断はすべきだと思っているのですが、ボストンに来てからまだかかりつけの医師を見つけていません

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中国が黒幕。豪州の慰安婦像設置計画を日本人はどう阻止したか?

人は耳を疑うような誤解をされると、撤回せねばという焦りから感情露わで攻撃的な態度をとる場合もありますが、政治活動においては国の関係を揺るがす致命傷になりかねません。今回、AJCN Inc.代表で公益財団法人モラロジー研究所研究員の山岡鉄秀さんは無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』で、2014年、「豪州慰安婦像設置計画」に遭遇した実体験を例に、淡々とした理詰め反論こそが情報戦に有利であると論じています。

「情報戦」では感情に流されず、淡々と理を説くべし

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

オーストラリア最大の都市シドニー郊外にある人口約四万人の町、ストラスフィールド。その駅前の公有地に「慰安婦像」が建てられようとしていた。2014年のことである。

ストラスフィールドは、中国韓国系移民が人口の約3割1万人を超える対する日本人は子供を含めても70人ほどだった。

慰安婦像設置をたくらんだ仕掛け人は、毎度のことながら韓国人かと思いきや、実は中国人だった。在豪韓国人をけしかけて、「日本の戦争犯罪を糾弾する中韓連合」(Austral China Korea Alliance against Japanese War Crime)という反日団体が結成された。

韓国人の反日感情が異様なほど強いことは、みなさんもご存じだろう。しかし普通に、平和に暮らしていれば反日運動が自発的に起こることはあまりない。各人が自分の生活を第一に考えているため、騒ぎを起こそうとはしないのだ。こうした反日運動が自然発生的に起こるとは非常に考えにくく、実際には工作員が関わっているケースがほとんどである。

ストラスフィールドの慰安婦像設置の動きも、中国共産党からの指令により、中国人主導で韓国人の反日感情を利用した運動であることは、疑う余地がなかった。

当時、オーストラリアに永住して企業で働いていた私は、日本人やオーストラリア人の仲間たちとともに「反日」勢力と戦い続け、市議会での慰安婦像設置議案を全面否決にまで持ち込んだ。

この「事件」で、初めて政治的シチュエーションの中に身を置くことになったのだが、その動機は、「日本を貶めるようなことは許せない」という気持ちはもとより、やはり現地で困って怯えている日本人のお母さんたちの存在だった。「彼女たちを見て見ぬふりをしたら、その後、自分はもう何も言えない」というのが正直な気持ちだった。

どういう戦いをしていったのか、詳しくは『日本よ、もう謝るな!』(飛鳥新社)にも書いたが、ここでその経緯をざっと述べておこうと思う。

【堀江貴文×MB】「情弱」だらけの美容業界が陥る、クーポンの甘い罠

『堀江貴文のブログでは言えない話』の著者である堀江貴文さんが、自身の人気YouTubeコンテンツ『ホリエモンチャンネル』に、『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者・MBさんをゲストに迎えてのガチンコトーク。気になるその内容を一部公開する企画の最終回は、“美容業界って意外とブルーオーシャンじゃね?”という話題。……ちなみに、今回公開した部分の後半でちらっと出ている“MBタウン”や“美容室や飲み屋と洋服屋を一緒に……”というワードですが、これに関しては現在かなり壮大な計画が進行中とのこと。今回の対談でも大いに触れていますので、気になる方はお二人のメルマガに登録して、対談のフルバージョンをチェック!

第1回:【堀江貴文×MB】ここが変だよZOZOTOWN。ユニクロと差はなぜ付いた?

第2回:【堀江貴文×MB】飲食業界は経営センスの無いスライム同士が戦ってる

 

寺田 じゃぁ、あとお時間10分ぐらいなんで、さっき言ってたヘアサロンの話でも。

堀江 そうそう、サロンの話も。……さっきも話した、飲食とかアパレルの人たちはスライムばっかりっていう話はなんでかっていうと、みんなが参入できるからなんだよね。でも美容業界っていうのは、さらにスライムなんですよ。なぜかというと、資格商売だから。美容師しかできないし、美容師しか経営してないわけ。

MB なるほど。ホントだ。

堀江 だから、実は資格商売って弱いんですよ。規制に守られてるし、まず美容師以外は美容室を作ろうと思わないから。だから、実は……。

MB アホ……ばっかということですか。

寺田 ついに言っちゃいました(笑)

堀江 だから、美容室で1%以上のシェアを持ってるところってないわけ。でも美容室って、全国津々浦々にあるわけじゃないですか。それでいて誰もが行くし、必ずリピートもする。誰もが1か月や2か月に一回は必ず行くじゃないですか。だから、ちょっと頭がいい人がいると、それがバーッとうまくいくわけよ。

僕の行ってる銀座の美容室は、通販が上手いんですよ。その人は名古屋巻きっていうのを開発した人で、それ専用のカーラーみたいなのを作って、それが通販で一万個とか売れたんですよ。

寺田 あれ作ったんだ。勝手にくるくるくるってなるやつ。

堀江 そうそう、それ作った人。それで最近「堀江さん、こういうの作ったんですよ」って、ワンタッチ白髪染めみたいなのを作ってて。泡みたいのでシュッシュッとやるだけで染められるみたいな。それもバカ売れしてるみたいで。ショップチャンネルでも一番売ってるらしいんですよ。

MB へー。

堀江 そう。そういう感じで、ちょっと頭がいい人がいると、そうやって大ヒットが生み出せるぐらいの、弱い業界なんですよ。

MB なるほど。プレーヤーが経営してるわけですもんね。

堀江 そう。そしてみんな、リクルートに重税を取られてるわけ。リクルートが狙ってる市場って、バカばっかりの市場なんですよ。ホットペッパーなんてそう。「お前ら、ホットペッパーに儲けさせるために、一生懸命働いてるんじゃないの?」っていうぐらい、ホットペッパー、ホットペッパーって言うんですよ、あいつらは。

MB スライムもスライムで、レベルゼロぐらいのスライムじゃないですか(笑)

堀江 そうなんですよ。だからリクルートって、そういう情弱ビジネスなんですよ、ある意味。情弱から金を巻き上げるっていう。逆に言うと、リクルートが狙ってる業界っておいしいんですよ。

MB そうですよね。

堀江 就活とかも全部リクルートじゃん? 俺はライブドアを経営してた時、絶対リクルートに発注するなよって言ってたの。なんでリクルートに金払わないといけないんだよ。お前らちゃんと頭使って集客方法考えろって。

MB 確かに美容室は、プレーヤーがマネージャーになってるっていうのがマズいですよね。

堀江 そうそう。だからそこで、当たり前のことができてないわけ。まずホットペッパーに金を払い続けている限り、絶対に儲からないんですよ。

MB ホント、そんなこと気が付きそうなものですけどね。

堀江 そう。絶対に儲からないから。それを我慢して、自分たちで集客できるようにしなきゃいけないんです。どういう仕組みにするのかはまだいろいろ考えてるんだけど、まずはオシャレなサロンを作って、専用アプリを作って、専用アプリでリピートさせるようなやり方をして、さっき話した盛った写真を撮ってくれるカメラマンとフォトブースを作ったり……。

MB それだけでもうイケちゃいそうな、逆に。

堀江 それだけでもイケちゃうぐらいかなって。しかも、あそこって美容師さんがコンサルできるんですよ。「これ買ったらいいですよ」みたいな感じで。そもそも美容室って、30分から1時間は必ずいるわけじゃないですか。そのうえ、お客さんは何もすることない。だからネイルサロンもそうだけど、いくらでもクロスセルできるのに、どこもやってないんです。そう考えると、実は服とかとの親和性が高いかもしれない。

MB 高いですね。それ、一緒にやったほうがいいかもしれない。

堀江 そう。だからサロンの話をしてたの。だから、例えばMBタウンに、そういうサロンがあって連携するとか、あるいはどこかの某有名百貨店の地下にサロンがあったり。

MB それいいかもしれないですね。

堀江 で、はぐれスライムを雇って……。

MB そうですね(笑)。スライムですから雇い賃は安いし。

堀江 そう。それで俺がそういう人たちに、経営を教えていくんですよ。頭がいい人は、それを覚えていくと思うんで、フランチャイズでどんどん独立してもらってっていう、そういう人たちが稼いでいけるようなモデルを作っていければと。独立した人も、ホットペッパービューティーに頼まなければ、その分が絶対に儲けになるんで。

寺田 掲載料が高いっていいますもんね。

MB お米を納めている農家とJAの関係みたいな感じですね。コメ農家もちゃんと自分で営業すれば利益が取れるのに。

堀江 でもJAの場合はさ、ホントに村八分にされちゃうからさ。

MB そう。大変なんですよ。僕は新潟生まれだからよく知ってるんだけど。

堀江 俺もJAと戦ってる人とかいっぱい知ってるけど、みんな疲弊してますよね。最初にすごい嫌がらせをされるらしいから。

MB あぁ、そうなんですね。

寺田 ドラマの下町ロケットでも、そういう描写がありましたよね。

堀江 だからサロンビジネスでも、他にもやるべきなのにやってないことが山のようにあると。だから、そういう風に経営的な視点で入っていくだけで、相当穴があるなって思いました。『アルバム』っていうお店を見てるだけで、「やべっ、これめちゃくちゃブルーオーシャンだ」って。

MB とりあえず、その美容師さんの服を作ってもいいかもしれない。美容師さんって、だいたい憧れられる対象じゃないですか。だから、その人が着てるものは、買いたがるというか。

寺田 確かに

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MB それに髪を切った後の写真を撮るときにも、たいがい映ってるわけだから。だから服とか結構いけるかもしれない。

堀江 そう。いけるでしょ?

MB なんで美容師って服やらないのかな。

堀江 だから、経営的な視点がないんですよ。

寺田 確かに美容師さんってカッコよくないといけないじゃないですか。

MB そうそう。美容師さんってブサイクな人でもオシャレじゃないですか。

堀江 確かに雰囲気イケメンが多いね。しかも、実際にモテるしね。

MB そうそう。

寺田 それでリピート客を取ってるところがあるし。その人のファンになって……。

MB それに遊ぶところも知ってる人が多いから、お店とかもいっぱい知ってるし、そのお店から紹介料をとってもいいかもしれないし。

堀江 だから、別にスナックが併設されてて、そこに美容師さんとかがいてもいいんだよね。

MB 美容師さんの人柄にひかれる人は結構多いから、その人がスナックにいて、じっくり話せるっていうのは、結構需要があるのかもしれない。……えー、なんでみんなこれをやらないんだろう?

寺田 確かにヘアセットしてもらった後に、それでどこかに遊びに行きたいっていうのがあるじゃないですか。だから、その日にスナックとかで飲めたらめっちゃいい。

MB じゃぁ、美容室とスナックとかの飲み屋さんと洋服屋さんを一緒にすればいいのか。これは、すげーいいかも。

堀江 だから、実はいっぱいやれることがあるんですよ。資格商売の業界っていうのは、かなり進化が止まってます。

MB なるほどなぁ。今度、美容室に営業しに行こうかな(笑)

堀江 そうそう。「服を売ってみませんか」って持ちかけるのはアリだと思うよ。

寺田 ……というわけで、めちゃくちゃ楽しい話の途中なんですけど、お時間が来てしまいました。最後に告知等がございましたら、カメラに向かってどうぞ。

MB 『服を着るならこんなふうに』私が監修している漫画ですね、第8巻が3月に発売となります。もうひとつ、3月26日に『スーツのコーディネート100』っていう、僕が100コーディネート、秋夏秋冬シーン別で着ています。これを買えば、もうスーツのことで悩まないで済みます。ポプラ社さんから出ますので、ぜひそちらも買ってください。

堀江 出してんな、おい(笑)

寺田 あと3月24日の大阪ホリエモン祭りでもスナックをやってくれるそうなんで。

MB そうなんです。スナックMB出張編を。

寺田 そちらもお楽しみということで、本日は以上とさせていただきます。ありがとうございました。


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堀江貴文のブログでは言えない話
堀江 貴文
(SNS株式会社ファウンダー)
経済情報から芸能界の裏話までブログに書きたいことは山ほどあるんだけど、タダで公開するのはもったいない、とっておきの情報を書いていこうと思っています。私に質問のある人はメルマガに記載されているメールアドレスに返信ください

 

【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断
KnowerMag MB
現役メンズファッションバイヤーであり、月間100万PV以上を誇る人気サイトKnowerMag運営者。読んで実践すれば必ずオシャレになれるメルマガは読者急増中!

災害大国・日本に住む我々が最低限「備蓄すべきもの」は何か?

日本に住んでいる限り、怠ることが許されない災害への備え。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、各家庭が行なうべき「備蓄」についてアドバイスを記してくださっています。

備蓄食料

さて、本日は防災のお話。

3月11日は、あの悪夢のような東日本大震災の日です。しかし、日本が世界にマレに見る災害大国であることからすれば、あのような悪夢は

  • 必ず再び

巡ってくるのです。それが地球の生理現象で避けようがないのだとしたらせめてその上に暮らすものとして、備えだけはしておきたいですよね。

各家庭で最も重要な防災といえば

  • 水・食料を備蓄する

ことでしょう。あ、念のあめ書いておきますが

  • 防災は家事のひとつ

ですからね。日本人には「お上がなんとかしてくれる」的な心情があると言われますが、大規模災害のときにはそんなこと言っている場合じゃありません。お上だって、手が足りないわけですし、助けを待っていてもオナカはイッパイになりませんから。

  • ある程度の自助は必須

なんです。つまり家族が何日か食べる分くらいは、

  • 各家庭で

備えておきましょうということです。繰り返しますが、助けが来ない場合空腹に苦しむのは自分自身の家族なんですから。

さて、食料と水の備蓄については、災害時に「使えなくなってしまうものはナニか」によって大きく異なります。

すなわち、日常の料理で使っている

  • 熱源(電気・ガス)
  • 生鮮食品

のうち

  • 使えなくなるものはどれか?

です。過去の災害の例からすると

  • 直後はライフラインの全てが止まる
  • 復旧が比較的早いのは電気
  • 復旧に時間がかかるのは

だそうです。

そうだとすると、まず第一に備蓄すべきなのは

だということになりますよね。1人1日2リットルは飲む計算とすると、4人家族の3日分は

  • 2リットル×4人×3日=24リットル

2リットル入りのペットボトルで8本分です。箱買いし、保管場所も考えなくてはならない分量ですよね。

なぜ、卒業式目前の小学6年生女児2名は飛び降りてしまったのか?

今年も桜の開花が伝えられる季節になりましたが、悲しいいじめでの自殺の報道が跡を絶ちません。今回の無料メルマガ『いじめから子どもを守ろう!ネットワーク』では、昨今大きな問題となっている「ネットいじめ」に大人はどう対処すべきかについて考察しています。

ネットいじめも対処できる

3月を迎え、卒業式シーズンに入りました。新たな希望を胸に、新しい世界に旅立っていく子供たちの姿に心が温まります。

その半面、残念なニュースが続いています。2月1日に、前橋市の県立高校2年生の女子生徒が踏切ではねられ死亡しています。本人が書いた26枚の小さなメモが残されており、「先生は私の言葉を信じてくれなかったネットで悪口を言われているのは本当なのに」と、いじめを訴えたのに先生に信用してもらえなかったことやネットいじめも受けていたことが報道されています。このいじめに関しては、フジテレビから取材が入り、プライムニュースイブニングにコメントが紹介されました。

さらに3月12日には、豊田市で小学6年の女子児童2人が、マンションから飛び降りて亡くなっています。報道によると、遺書のような書き置きがあり、そこにはいじめられているという記述もあるとのことです。あと1週間もすれば卒業し、中学生にならんとするこの時期、本当に残念でなりません。

昨日もテレビ局からの取材があり、そこでも話したのですが、中学生に比べると小学生の自殺は格段に少なくなります。しかし、いじめによって受けるショックや心の傷はなんら変わらないと言えます。大人から見ると「なんでそんなことで」と思うことであっても大人よりも感受性の高い子供たちの心にとっては大きな問題です。しかも、年齢が低いほど、どのように対処すればよいかということがわかりません。知識も経験も少ないのです。

辛酸なめ子が体験した、陰謀と恐怖と笑いの溢れるディープな夜

世界の未来をあらゆる枠組みを使って占う人気ブログ『ヤスの備忘録』でおなじみヤスこと高島康司さんの発行する『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』が創刊10周年を迎えたことを記念して、去る3月7日、東京・日比谷のイベントホールで講演&トークショーが開催されました。当日のハイライトは『In Deep メルマガ』を発行する岡 靖洋さんとヤスさんのトークショー。そんな超ディープなイベントの様子を、漫画家・コラムニストとして活躍し、かねてからお二人の大ファンだったという辛酸なめ子さんが詳しくレポートしてくれました。

辛酸なめ子が体験した、陰謀と恐怖と笑いの夜…

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ディープでスリリングな情報満載メルマガブログを運営している二人のカリスマが、日比谷でトークショー。雨の夜、薄暗い公園を抜けて会場に向かう時から、ディープな演出が始まっているようです。

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 創刊10周年記念特別イベント」と題された講演会で、開演前まで、メルマガ十周年を祝う読者やファンのメッセージがモニターに流れていました。そして登場されたお二人は、旧知の間柄らしく和やかな雰囲気。

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In Deep メルマガ』の岡 靖洋氏はパープル系のジャケットを、高島康司氏(以下、ヤス氏)はブルーのニットを着用。ヤス氏のニットの菱形の模様に何か意味があるように見えてきます……。

二人はライバル同士という感じではなく、もともと岡さんがヤス氏のことをリスペクトしていたそうです。トーク中、何度も「尊敬申し上げてます」というセリフが出ていました。ブログやメルマガの内容は世紀末的な要素もありますが、二人のトークはときどき笑いがおこって楽しい感じでした。

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「我々がなんでこんなことをやっているのか、まず赤裸々な個人史をお話ししたいと思います」と、ヤス氏。二人とも帰国子女で日本語ができずいじめられたり、体が弱かったり、不遇な少年時代を過ごされたそうです。リア充で何も考えていない同級生をよそに、思索にふけり、知識を吸収していったのでしょう。

ヤス氏は親御さんの仕事の関係で小学校の時アメリカに行き、現地の学校で早熟なクラスメイト反戦について真剣に考えている姿に刺激されます。しかし帰国して北海道の中学校に入ったら社会意識ゼロで何も考えていない中学の同級生にショックを受け、日本語ができないことでいじめられてしまいます。

岡さん中学の時に突然幻聴が聞こえだし、「もう俺は気がおかしくなって死ぬだけだ」と絶望。図書館にこもって精神医学や宗教関係の本を読みあさり、知識の基礎ができたそうです。

「宗教の本を読んでいたら、突然何か降りてきて話しだす教祖とかが結構いて、俺はまだ大丈夫だと思った」と、岡さん。

ちなみにお二人ともブログなどをはじめる前に何か降りてきたような神秘体験があるとのことで、スピ好きとしては前のめりになってしまいました。

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ヤス氏は、真夜中に窓を閉めているのに突然風が吹いてきて、その風が背中から入って胸からポンと抜けた時に、強烈な多幸感に襲われたそうです。

「その時、マヤカレンダーについての解釈コルマンインデックスのことを書かなければならないと思いました。一週間で記事をまとめたらすごいアクセス数になりました」

見えない存在にプロデュースされて成功に導かれたのでしょうか。うらやましいです。

岡さんは、不思議な存在がたびたび夢に出てきたそうです。

「夢にじいさんが出てきてこれを調べろとかいうわけですよ。例えば、微生物についてとか細菌についてとか。でもここ何年も出ないから、もう死んだんじゃないですか。そのじいさんにはとくに感謝してないですよ。架空のものですから(笑)」

もしかしたらそのおじいさん、完全に岡さんと一体化したのかもしれません……。

前半で心に残ったのは、以下の言葉です。

「僕にしろ岡ちゃんにしろ、社会の規範から外れてもよく生きてきた。外れることではじめて個人的な視点ができてくる。独自の視点で世界を切り取ることができる」

と言うヤス氏に岡さんも、

「僕もそれが言いたかったんですよ」と、同意していました。

岡さんの「自分の考えなんか誰にも通じないって思ってる人がいたとしても、全力でやるとちょっとはわかってくれる人がいる。100に一人、1000に一人、10000人に一人とかでも結構大きい」という言葉にも励まされます。世の中からはみ出しても、こうやって成功している二人は希望の星……。

しかし、日本の未来はそう希望を感じてはいられないようです。後半、これからどうなるかについての予測で「明るい未来を感じることはあまりないです。停滞した状態でどうやって幸福に生きるかですよ」とヤス氏。宇宙関係にも造詣が深く、ビリー・マイヤー氏がプレジャリアン(高次元の異星人)にコンタクトすることで得た予言についても研究しているそうです。

日本は海中に没すると書かれています。いつ起こるかわからない。それから第三次世界大戦も起きるそうです。ローマ法王がバチカンから退去する時が、戦争の予兆です」とのことで、法王の動向をチェックしていきたいです。

全部崩壊しちゃえばいいんじゃないですか」と、投げやりな岡さん。たしかに『In Deep』を見ているといつ人類滅亡してもおかしくない気がしてきます。

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恐怖心のイメージを外在化してみたほうがいい。そうすると恐怖のエネルギーが抜けるんです」とヤス氏はおっしゃいましたが、お二人のブログやメルマガで恐怖心を解放することはガス抜きになっているのかもしれません。世の中の役に立っていてすばらしいです。

ヤス氏の最後のメッセージは読者を十分に刺激してくれるスリリングな内容でした。

「一言で言いますが、これから悲惨な現状に向かっていくんじゃないかと思います。どうやって乗り越えたらいいか、そういうレベルの問題じゃない。日本経済は2022年までに終わるでしょって言われてます」

海中に没するし経済は破綻するしどうしたら良いのでしょう……。ボートを買うことくらいしか思い付きません。高次元の異星人・プレジャリアンはなんと瞑想をお薦めしているそうです。

「瞑想によって心の内側のレイヤーにアクセスすることで、自分の作りたい未来が見えます。ただ、願望や思い、全ての感情から自由にならないとなりません。私もいずれやってみたいと思います」

どんな未来が来ても、心を無にすることで切り抜けられそうです。でも、お二人がこれからもブログやメルマガを更新し続ける限り、世界は平和だと思うので、時々拝読して恐怖のエネルギーを解放していきたいです。

文/辛酸なめ子

 

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガヤス 高島 康司(たかしま・やすし)
いま私たちは先の見えない世界に生きています。これからどうなるのか、世界の未来を、政治経済のみならず予言やスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い見通しを立ててゆきます。ブログ『ヤスの備忘録』で紹介しきれない重要な情報や分析をこのメルマガで配信します。『ヤスの備忘録』とともにお読みください。

 

In Deep メルマガIn Deep 岡 靖洋
この世界に関しての真実、そして私たちが本当に知るべきと思われる智恵や情報を発信させていただければと思っております。

驚きの豹変ぶり。朝日新聞が「消費税推進派」に転向した深い闇

以前掲載の「元国税が暴露。『消費税は社会保障のため不可欠』が大ウソな理由」で、消費税がいかに欠陥だらけなものかを白日の下に晒した、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。そんな大村さんは今回、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、「庶民の味方」を標榜する朝日新聞が突如、消費増税推進派に転向した信じがたい理由を暴露しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年3月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

消費税の罠

昨年(2018年)の19月、安倍首相は、2019年からの消費税の増税をついに表明しました。消費税というのは、財務省や財界、大手新聞社などの「消費税を導入したい人々」によって、これまでけたたましい喧伝をされてきました。だから「消費税は公平で良い税金」「少子高齢化対策のため消費税増税はやむを得ない」と思っている人も多いようです。

しかし「消費税を導入したい人々」の喧伝というのは、自分たちの都合のいい情報だけをかき集めたものです。消費税について、ちゃんと多角的に分析すれば、これほど不公平で欠陥だらけの税金はないのです。

日本国民の「消費」は、バブル崩壊以降ずっと下がり続けてきました。総務省の「家計調査」によると2002年には一世帯あたりの家計消費は320万円をこえていましたが、現在は290万円ちょっとしかありません。近年、先進国で家計消費が減っている国というのは日本くらいしかないのです。これでは景気が低迷するのは当たり前です。この細っていくばかりの「国民の消費」に税金をかければどうなるでしょうか?国民の生活はさらに苦しくなり景気は低迷するのは火を見るより明らかです。実際、消費税が導入され、税率が上げられるたびに、日本の景気は急激に悪化しました。

そして、このメルマガでも何度か触れましたが、消費税は社会保障費などには使われていません。消費税が導入されたのは1989年のことですが、その直後に法人税と高額所得者の所得税が下げられました。その後も、消費税が増税されるたび、セットのようにして、高額所得者の所得税と法人税が下げられ続けました。所得税の税収は、1991年には26.7兆円以上ありましたが、2018年には19兆円に減っています。法人税は1989年には19兆円ありましたが、2018年には12兆円に減っています。つまり、所得税と法人税の税収は、この30年の間に、14.7兆円も減っているのです。一方、現在の消費税の税収は17.6兆円です。つまり、消費税の税収の大半は所得税と法人税の減税分の穴埋めで使われているのです。

その結果、現在、日本の大企業や高額所得者たちは世界一と言っていいほどの資産を保有しています。日本企業はバブル崩壊以降に内部留保金を倍増させ446兆円にも達しています。これはアメリカよりも大きい額なのです。もちろん断トツの世界一です。また近年、日本は億万長者の数が激増し、彼らの資産の額もめちゃくちゃに膨張しています。2017年の世界的金融グループのクレディ・スイスの発表によると、日本で100万ドル以上の資産をもっている人は282万6,000人でした。前の年よりも74万人近く増加しており増加率は世界一なのです。そして日本は「国民純資産額」では、断トツの世界一なのですが、その大半は一部の富裕層が握っているのです。

この現状を見たとき、誰に税金を課すべきかは一目瞭然なはずです。細っているばかりの国民の消費に税金をかけるべきか、世界でも稀に見るほど資産を膨張させている企業や富裕層に税金をかけるべきか。小学生程度の算数の知識があれば、絶対に間違わないはずです。

にもかかわらず、なぜ財務省、財界やマスコミはこぞって消費税を推奨するのでしょうか?中でも、朝日新聞は常日頃は庶民の味方を標榜し、国のやることには文句ばかりを言っているはずなのに、こと消費税に限っては強硬な推進派となっています。なぜ朝日新聞が消費税を推奨しているのかというと、そこにはとんでもない闇があるのです。

温暖化も貧困国の飢餓も過度な肉食が招く?畜産の不都合な真実

「加工肉は確実な発がん物質」、「健康を害しないフライドポテトの数は6個」など、最新の医学研究を元に、さまざまな警鐘や提言を行うメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田先生です。今回は、フライドチキンなどの揚げものに関する気になる研究を紹介。そして、肉食の危険性について言及し、肉食を維持するために隠されている「畜産の不都合な真実」を明らかにしています。

明らかになった揚げものの危険性

最近発表された研究結果によると、フライドチキンをよく食べる人はがんにかかりやすく、若くして死亡しやすいことがわかりました。揚げものの衣にはさまざまな物質が混入しますので、衣が原因かもしれません。フライドチキンを食べるときには、できれば衣を食べるのは避けることをお勧めします。

しかし、チキンも食べすぎはよくありません。糖分が少ないためにダイエットには向いていますが、動物性脂肪を多く含んでいます。動物性脂肪は飽和脂肪ですので、摂りすぎると動脈硬化を加速させます。

食事でお肉を摂りたい方には魚介類の肉をお勧めします。魚の油は特別なオメガ3脂肪酸です。しかし、オメガ3脂肪酸をサプリとして服用しても健康的な効果はほとんど得られないことが判明しています。魚のまま食べると効果が得られるのですが、ここでもやはりフライは禁物です。揚げた魚ではなく、お刺身がよいでしょう。

魚介類を摂れないときには、大豆などの豆類がオススメです。健康的なタンパク源として大豆はベストです。沖縄でのランチタイム外食でオススメは豆腐チャンプルーです。ご飯は小盛り一膳までとしましょう。あるいは、ご飯は抜きでも良いと思います。また、豚肉などの赤身の肉は入れないようにオーダーしましょう。特にスパムは厳禁です。豆腐と野菜が豊富なチャンプルーはとても健康的なのです。

飲酒後のステーキは危ない

鶏の肉より健康に悪影響を及ぼすのは赤身の肉です。赤身の肉とは哺乳類の肉です。代表的なのは牛肉と豚肉です。赤身の肉をよく食べているといる人は、がんにかかりやすくなります。特に大腸がん、膵臓がん、胆嚢がん、胆管がん、乳がん、前立腺がんなどです。

欧米型食生活が世界に広がっているために赤身の肉の消費が急速に増えています。日本でもステーキの摂取がブームです。いきなりステーキや、やっぱりステーキなどのフランチャイズのお店が人気を博しています。いきなりステーキはニューヨークなどにも進出しています。また、沖縄の外国人観光客にもステーキは人気です。世界中の人々がステーキを食べるようになりました。

沖縄ではお酒を飲んだ後にステーキで閉めるスタイルが最近人気です。ラーメンよりは糖質が少ないため体重を気にする人には良いかもしれませんが、アルコールと牛肉は両方とも発がん物質なのでがんになりやすくなります。特に、タバコを吸いながらお酒を飲み、その後ステーキを食べるのはがんになる生活習慣なのです。

呆れた読売の無関心。強制不妊救済法案を各紙はどう伝えたか?

3月14日、与党ワーキングチームと超党派議連により「強制不妊救済法」が合意に達しました。著しい人権侵害に対する救済措置の決定であり、読売を除く新聞各紙は、それぞれ大きく紙幅を割いて報じています。ジャーナリストの内田誠さんは、自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で、各紙の言説を紹介し、決定した提案内容が「被害の甚大性に向き合っていない」と問題点を指摘。さらに、この重大問題にベタ記事1つという読売の「無関心ぶり」も伝えています。

強制不妊救済法成立を新聞各紙はどう報じたか

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「強制不妊救済法 成立へ」
《読売》…「海洋プラごみ排出源分析」
《毎日》…「強制不妊 一時金320万円に」
《東京》…「大手休めば中小激務」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「強制不妊 真の救済遠く」
《読売》…「脱プラ 日本も本格化」
《毎日》…「『早期救済』心癒えず」
《東京》…「『早期救済』被害者と隔たり」

ハドル

《読売》以外の各紙は「強制不妊救済」で決まりですが、《読売》は「プラスチック」にご執心のようです。法律によって著しい人権侵害が続いていた、その被害者を少しでも救済するためには何をしなければならないのかという大問題なので、「強制不妊」で。少し変則的になるかもしれません。

基本的な報道内容

旧優生保護法下で障害のある人らに不妊手術が強制された問題で、与党ワーキングチームと超党派議連は、被害者救済法案の一本化に合意。前文に反省と「おわび」の言葉を明記し、被害者に支払う一時金は1人320万円とする。しかし各地で続く国家賠償請求訴訟への影響を避けるため、旧法の違憲性に触れず、謝罪の主体も「我々」と曖昧に。 厚労省によれば、被害を受けた人はおよそ2万5千人。存命者数は不明という。

障害者を見下す「一時金」の額

【朝日】は1面トップに2面の解説記事「時時刻刻」、14面社説に35面社会面まで。見出しから。

1面

  • 強制不妊救済法 成立へ
  • 一時金320万円 「おわび」明記
  • 被害者側 訴訟継続

2面

  • 強制不妊 真の救済遠く
  • 「おわび」主語あいまい
  • 一時金 被害者要求と溝
  • 「違憲性認め謝罪を」

14面

  • 優生手術救済 被害者は納得できない(社説)

35面

  • 苦しみ70年「国は謝って」
  • 強制不妊救済法 成立へ

uttiiの眼

《朝日》はこの問題に4紙中、最も大きな紙幅を割いている。 2面の「時時刻刻」は、この問題への対応で国会議員たちを動かす出発点となったのが、昨年1月、宮城県の60代女性による国家賠償請求訴訟で、旧優生保護法を「基本的人権を踏みにじるもので違憲」とし、救済制度を作ってこなかった国に責任があると訴えたことだったとする。超党派議連と与党ワーキングチームが作られ、救済法案が検討されることになったが、議員たちが気に掛けていたのは、各地に広がる訴訟への影響回避で、だからこそ、「おわび」では旧優生保護法の違憲性を認めず、主語も「国」や「国会」ではなく、「我々」と暈かしたものになったという。

《朝日》はハッキリとは書いていないが、もともと、障害者とその子孫を社会から“排除”するために作られた旧優生保護法。被害者たちが求める「救済」に対して、国会が取った行動は、やはり人々の違憲主張を排除するためであって、至極真っ当な要求、違憲性を認め、国あるいは国会の名によって謝罪せよとの求めを拒絶するためだったとしたらどうだろうか。障害者たちは、今度こそ、社会に受け入れられることを望んでいるのに、また再び、排除されることになる。耐え難いことであるに違いない。

思うに、事の本質は叙上の点にあり、一時金320万円というところに集中的に現れている。今回の金額は90年代にスウェーデンでの同様のケースで支払われた一時金を基準にしたというが、議員立法のハンセン病補償法では裁判所が命じた賠償額をベースに1人800万円から1400万円、全国7つの地裁で進行中の訴訟では最大3千万円余の請求額となっている。議員らは「早期救済」を錦の御旗に、金額については参考となる額が他にないとするが、320万円が既成事実となれば、逆に訴訟への悪影響があるかもしれない。それが「狙い」だとすれば、国会のやっていることは悪質極まりない

35面記事には、記者会見の様子と被害者たちの声が収められている。被害弁護団の新里宏二弁護士は「子どもを生み、育てるという決定権を侵害されているのに、一時金320万円という額は被害回復とならない」、「被害の重大性に向き合った補償額にすべきで、真の被害回復を強く求めたい」としている。

以下、一時金などに対する被害者の声として《朝日》が掲載しているものを並べてみよう。

  • 「臭いものにふたをするためか」
  • 「障害者を見下しているとしか思えない」
  • 「この金額で納得する人はいない。私のように裁判を起こす人は増えるかもしれない。」
  • 「私は60年間苦しめられてきた。国は悪かったことを認め、謝ってほしい」
  • 「(たとえ)問題が解決しても、死ぬまで心は傷ついている」
  • 「(強制不妊問題が)誰の責任か、ぼやかされている。取り返しの付かないことをしたのは政府や国会だとはっきりさせた上で謝ってもらいたい」