読み手が抱くワクワク感。なぜ文筆家は個人サイトの情報発信は“ランダム”の方がいいと考えるか

SNSによる発信よりも深くそしてより正確に自身の考えや意見、各種作品に対する感想等を伝えることが可能なブログなどの個人サイト。そんなサイトの情報発信においては、「ランダム」であることがいいと文筆家の倉下忠憲さんは断言します。倉下さんは自身のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』で今回、そう判断する理由を詳しく解説。さらになぜランダムな情報発信が、2020年までのWebでは存在感を消していたのかについて考察しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ブログはランダムがいい

ブログはランダムがいい

うちあわせCast第百五十三回でブログのランダムさについて語りました。

第百五十三回:Tak.さんとハイパーテキストについて 作成者:うちあわせCast

「ブログ」というと、少し幅が狭くなるので、ここでは「個人サイト」(Personal Web Site)という呼び方にしておきましょう。

個人サイトはランダムでいい。あるいは、ランダムがいい。

この点について考えていきましょう。

■乱雑さ

まず考えたいのは「ランダム」です。ここでのランダムは何を意味しているのか。

一つは、「系統立てられていない」という意味でしょう。

たとえばすべての記事が料理のレシピの記事だったとしたら、おそらく次の記事も料理のレシピだと想定されるでしょう。精度の高い予想ができます。これはランダムではありません。

一方で、ランダムであれば料理のレシピの次に日記の記事があり、その次に詩が出てくるかもしれません。そうしたサイトは次どんな記事が更新されるのかを高い精度で予想するのは難しいでしょう。

これがランダムさの一つ目です。

■ある範囲内

もう一つは、「カオスではない」という意味があります。

フライパンのお勧め記事があり、その次に美容器具のお勧めがあり、その次に政治的に過激な主張の本のお勧めがあって、さらに大ヒット映画のDVDのお勧めがある。

すべて「お勧め」という点では共通していますが、受け手としては「自分は何を受け取っているのだろうか」という混乱が生じるでしょう。コンテキストが統一されていないからです。

舞台裏を明かせば、こういうサイトはそのときもっともアフィリエイト効率が良い商品を紹介しているだけなので、その事情を知っていれば「精度の高い予想」はできるでしょうが、普通の読者には関係ない事情であり、カオスになっていると判断されるでしょう。

こうなってしまうと、読み物として好ましいものとは言えなくなります。だから、系統立ってはいないけど、カオスまでには至っていない、というところが「ランダム」ということの二つ目の意味です。

この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ

aiko洗脳で記者が思い出す、吹石一恵の情報戦と福山雅治の冷徹な一面…結婚はポシャる寸前だった!? 緊迫の舞台裏

人気歌手・aikoさん(48)の事務所に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われている元取締役の裁判。証人として出廷したaikoさんの「すべてにおいて洗脳されていました」との証言が注目を集めています。この騒動を見た芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんの胸に去来するのは、今から13年前のあの洗脳事件。女性占い師、中島知子さん、吹石一恵さん、そして福山雅治さんの当時を振り返ります。

aiko「洗脳騒動」で、吹石一恵と福山雅治を連想してしまうワケ

SNSで芸能ニュースを目的もなく見ていたら、元人気お笑いコンビ『オセロ』中島知子の近況を伝える記事に目が止まりました。

松嶋尚美と中島知子の人気コンビが絶好調の頃は“オセロの黒い方”と呼ばれ、2005年度の大河ドラマ『義経』にも出演、2008年には蜷川実花が撮影したヌード写真も話題になった中島、現在は大分県別府市に移住し、ローカル局でのレギュラー番組も多数持ち、ここ数年は全国放送にも出演するようになっているようです。

私の脳裏に蘇る中島は、今から13年程前のザワついた冬の日々です。

テレビのワイドショーでは連日、女性占い師に洗脳されたと言われていた中島の動向が面白おかしく取り上げられていました。

これに思わぬとばっちりを受けてしまったのが福山雅治と吹石一恵の熱愛発覚報道でした。

当時を少し振り返ってみましょう。

2011年、中島と連絡が取れなくなった所属事務所が突然無期限の活動休止を発表し、心配した母親が自宅に様子を見に行くも反応が無かったため、警察沙汰になったのです。

これで判明したのが、同じマンション内に部屋を借りていた福山雅治の大ファンでもあり、“私は福山の内縁の妻”と主張する女性占い師と中島の同居生活でした。

同年7月、『週刊文春』がこの占い師であり霊能師の女性に中島が洗脳されている旨の記事を掲載しました。

この騒動で芸能マスコミは、24時間体制で中島の自宅マンションを張り込んでいたのですが、そこに突如現れたのが吹石一恵だったのです。

「叱らない、怒らない」に傾きすぎた子どもの“弊害”が身に染みる。現役小学校教師かく語りき

叱る、怒る、ほめる。子どもの教育をするうえで、きちんと大人が考えなければいけない問題です。メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教師の松尾英明さんは、今回オンラインでの話し合いで気づいた、この3つの要素の使い方について語っています。

ほめる時、叱る時、怒る時

先の日曜日早朝にあった「学級づくり修養会HOPE」オンラインでの気付き。

叱るとほめるを分析する、というのが今回のテーマだった。みんなで話し合っている中で、様々な気付きがあったのでシェアする。

まず前提として、叱るとほめるは、表現こそ違うが同根である。相手が「良くなる」ことを願い、ねらって行われるべきものである。

これらがないと、社会的な経験のない子どもたちは何が良くて何が悪いのか判断がつかない。だから、両方必要ということになる。つまりこれらの行為は、そのまま価値観の形成につながる。

叱るだけでなく、怒ることがある。しかしこれは、多くの先人が「怒ったら負け」「怒らないことが人格向上」と言っているし、医学の面からも「怒ると脳内から興奮物質が出て、有毒」という話もある。

つまり、何があっても怒らない方がいいのだ、というのが早合点な結論であった。ここが、今回の話合いで、根本的に間違っていた点だと気付いた。

個人の人生として見た時は、断然怒らない方がいい。悠々自適に暮らしていく中で、怒ることは害悪でしかない。聖人君子や仙人のような、澄み切った気持ちで暮らすのが幸せだろう。周りの人にとっても、そのような人は有難い存在である。全くその通りである。

しかし、これがこと教える立場となれば、話が違う。先の述べたように「学校の先生」は、子どもにとって、外の社会の入り口、大人のロールモデルである。その大人を見て、社会を学ぶ。特に、自分が直接関わる、立場や年齢がずっと上の人との接し方を学ぶ。

(ちなみに、横の関係はクラスメイトや友人から学ぶ。ちょっとした上下のある人間関係は先輩後輩から学ぶ。)

あなたが店員で「お似合いですよ」と言った後、お客から「本当に?」と言われたらどうする?

販売員からの「お似合いですよ」をあなたは信じますか? 売らせる常套句として知られているこの言葉ですが、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは店員時代、その言葉の重さに気づいた出来事に遭遇したといいます。一体どんな場面だったのでしょう?

似合うものを売りたくなった理由

昔僕がアパレル店員だった頃の話です。

まだアパレル販売をはじめてたいして時間も経っていなかった頃に、ある男性のお客様を接客しました。

言ってしまえばちょっとコワモテなお客様です。

僕は超ビビリなので、「ちょっと怖いな~」と思いながら接客をしはじめたのですが、話してみると案外楽しく会話ができていました。

そうして試着をしてもらい試着室で接客をしていたところで、僕は「これいいですよ、似合いますよ」という言葉を発しました。

するとお客様は突然顔が真剣になり、「にいちゃん、本気で似合うって言ってる?本気で言ってるなら買うよ」と凄まれたんですね(笑)。

僕が似合うと言っているのがあまり信用ならなかったのだと思います。

めっちゃ怖かったのですが、僕は「本気で言ってます」と自分の思いをぶつけました。

するとお客様はまた笑顔になり、「じゃあ買う」と買ってくれたのです。

もしあの時、本当は似合わないと思いながら接客をしていたのだとしたら、多分僕は戸惑ってしまって言葉につまり、買ってはもらえなかっただろうと思います。

それ以来、お客様に”似合う”という言葉を使うのは、自分がそう思った時にすることにしました。

でないと、お客様から「本気?」と尋ねられて目を見て答えられないような気がしてしまうからです。

人は“わざわざ”行くのが好き。山や田んぼの中のお店にビジネスチャンスがある理由

東京や大阪などの都会では埋もれてしまうお店でも、山や田んぼの中で開業することで、逆に注目されることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、人を惹きつける“わざわざ感”というビジネスチャンスを詳しく解説しています。

“わざわざ感”で人が集まる!?美味しさ求めて、山の中へ、田の中へ!

コロナ後の日本人は、以前にも増して、活動的になっています。

コロナで我慢していたので、その反動だと言えます。

また、人生観が変わったのか、モノへの執着は一層薄れ、体験や食に興味を持つ人が増えているようです。

特に食に関しては、SNSの普及もあり、日本全国の情報が入るため、食目当てに遠くまで足を運ぶ人も多くなっています。

知らない食を知るためなら、労力をいとわず。

そんな人が多くなり、どれだけ不便なところにも行列ができています。

食への執着の凄さでもありますが、私は別の力が働いているのではないかと考えます。

コロナで命の危険を感じ、いまを、自分を大切にすることに目覚めたのではないでしょうか。

やりたいことはすぐにやるべき、であることに気づいたのです。

そんな想いの中から、まず浮かんだのが、三代欲求のひとつである「食」なのです。

従来なら「機会があれば」で済ませていましたが、人生観の変わったいまでは、「後悔しないように」という想いから、すぐに行動するようになったのではないでしょうか。

そんな積極性のある人びとは、常にSNSをチェックし、美味しいお店を探し続けています。

そのアンテナは感度抜群で、小さな話題も見逃しません。

どんな僻地にあるお店でも探し当て、遠くからでも足を運び、自身の好奇心を満足させるのです。

そして、写真を撮り、SNSにアップするのです。

すると、その情報は瞬く間に拡散され、どんな不便な場所であっても、行列ができるようになるのです。

なぜ、ある韓国のホームレスは自分を捕まえた警察官と毎日朝食を摂るのか?

他人のクレジットカードを食事や買い物に使っていたホームレスを逮捕した警察官。その二人の間にドラマが生まれました。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、韓国で起きた珍しい「ホームレスからの再起」のお話を紹介しています。

ホームレスの恩返し

20日午前8時、ソウル瑞草(ソッチョ)警察署の構内食堂に黒い野球帽をかぶったある男性が入ってきた。朝食を食べる他の職員たちとは違って、Tシャツにジーンズをはいて運動靴を履いている。彼は慣れたようにトレーを取ってご飯とおかずを盛って席に座った。警察署から車で5分の距離にあるソウル高速バスターミナル一帯で2年間ホームレス生活をしているパク・ギョンスさん(仮名・55)だ。

彼の向かい側には27年目の警察官である瑞草署強力係刑事の金ヨンマン警部補(54)が座った。キム警部補はセルフコーナーで直接作った卵焼きをパクさんのジャージャー飯の上にのせた。二人は1980年代の人気グループ歌手「船乗り」の映像をユーチューブで見ながら話を交わしつつご飯を食べた。

2人は今年2月、警察と被疑者として初めて出会ったもの。キム警部補は紛失申告されたクレジットカード使用事件を捜査し、高速バスターミナルでパク氏を捕まえた。パクさんは5000ウォン、1万ウォンなど小額を食事や食べ物を買うのに使っていた。調査過程でパク氏が一日に一食だけ食べているという話を聞いたキム警部補は「こんなことをしてないで警察署に朝ご飯を食べに来い」と話した。

翌朝8時、パク氏が警察署に訪ねてきて、2人は朝ごはんの友達になった。1人当たり5000ウォンの食事費用はキム警部補が払っている。キム警部補は、パクさんが警察署までバスに乗ってきたり、休みの日に食事を取ることができるように、たびたび交通カードにお金をチャージしてやっている。見知らぬ人物と毎日朝ごはんを食べるキム警部補を不審に思っていた同僚たちの間では、すぐにその善行がうわさになった。

パクさんも金警部補の好意に応えた。彼はターミナルを利用する市民が落としたクレジットカードや財布などを拾って警察署に持ってきてあげるようになった。朴さんが4か月間に拾ってきたクレジットカードは90枚に上る。パク氏はこの日の朝にもカードを拾った日時と場所などが書かれたメモと共にカード一枚をキム警部補に渡した。ターミナル一帯のホームレスたちの健康状態など近況を知らせてくれたりもしている。

大手メディアは一切無視。小池百合子都知事と三井不動産の「癒着」関係と都庁元幹部14人の天下り

7月7日の投開票に向け、熱い選挙戦が繰り広げられている東京都知事選。現在小池百合子氏のリードが伝えられていますが、「しんぶん赤旗」の現職知事を巡るスクープを報じる大手メディアはほとんどないのが現状です。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、そんな記事内容を要約し紹介。その上で、現在大問題となっている神宮外苑再開発を始めとする「政官業のべたつきの構造」を白日の元に晒すとともに、その打破の必要性を訴えています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:東京を食い物にしてきた小池知事と三井不動産の癒着/なぜ大手マスコミは6/16「赤旗」報道をフォローしないのか?

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

小池百合子氏と手を組み“再開発利権”で東京を食い物に。三井不動産へ天下りした14人の都庁元幹部

6月16日付「赤旗」の「都幹部14人、三井不動産天下り」は時宜を得たスクープだが、これをフォローしたのは「アサ芸プラス」(17日付)や「日刊スポーツ《政界地獄耳》」(18日付)など一部のネットメディアだけで、大手マスコミは今に至るも無視したままである。もちろん、20日の告示を目前にして、自分らで取材を重ねて固めてきた訳でもない事柄を他紙が軽々に追っかけて取り上げることなど出来るはずもないのだが、それにしてもマスコミが、小池百合子知事の8年間に日本の首都で一体何が起きてきたのか、その構造的な問題性をほとんど何一つ掘り下げようとしてこなかったことを改めて浮き彫りにしたのがこの一件である。

このままでは、「赤旗」報道の事実さえ多くの人々に知られずに都知事選が進んで行くことにもなりかねないので、以下でまず同報道の要点を紹介し、さらにそれに関連するいくつかの問題点について他の資料をも適宜、私の古いファイルボックスから引っ張り出して参考に供することとする。

この記事の著者・高野孟さんのメルマガ

極めて“不適切”な2つの点。文科省「重大事態いじめのガイドライン」改定案を“いじめ探偵”が厳しく指摘

「いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」とされる「重大事態いじめ」の定義。文部科学省は先日、このいじめ重大事態の調査に関するガイドラインの改定素案を公表し各メディアが大きく報じましたが、識者はこれをどう見たのでしょうか。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、「不適切と断定できる点がある」としてその部分を指摘。さらにこのままでの「改悪」を許さないために、いじめの被害当事者サイドが取るべき行動を提示しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:文科省、命にかかわる重大事態いじめのガイドライン改悪か?

黙っていればこのまま改悪?文科省が公表した「重大事態いじめのガイドライン」改定素案

6月19日、いじめ防止対策推進法に基づく「いじめ重大事態の調査に関するガイドライン」の改訂素案が公開されニュースとなった。

日常的に「重大事態いじめ」に対応している私にとっては、常に触れるガイドラインであり、不正や隠ぺいが頻発する環境下においては、被害者の拠り所ともなる重要なガイドラインである。

ちなみに「重大事態いじめ」とは、生命や財産などの被害といったまさにニュースになるような酷い被害が生じた疑いがある「いじめ」のことを指し、多くの場合は犯罪行為が確認されたり、著しい人権侵害行為が発生しているもののことだ。

当初のものは、平成29年3月版のもので、表紙を含めて18ページであった。簡素にまとめられており、読んだ印象としては、国がちゃんとやろうぜと言っているのに、なぜ隠蔽をするのだ、いい加減にしろというものであった。例えば、いじめの調査をしていないのに「いじめではない」と言ってはならないという内容が記載されていたりする。一方で、年間1,000件を超える相談や100件近い重大事態いじめの対応をする私からすれば、ガイドラインではやってはダメと具体例で示されている行為を学校が行っている率はかなり高い。

当然、自らの仕事に直結する僅か18ページのガイドラインに目を通していない教職員は存在しないであろうし、管理職ともなる校長副校長、指導や監督をする教委の職員が知らぬはずもないという前提から、率直に「日本語読めますか?」と質問してしまうのだが、浮き彫りとなるのは、読んでいない、知らないという率が圧倒的に高いのだ。

だから、はじめて重大事態いじめに関するガイドラインを見た教育側の職員は、自らの言動を事前に予見していたマジックショーを見るように、唖然として押し黙ってしまう。

一方で、知っていますという者は、わかっていながらダメだと書かれている行動をしているのだが、「ガイドラインはガイドライン、破っても罰はないし、法律ではない」と開き直るのだ。

「3.6倍のちゃんとやれ!」というメッセージか

さて、改定素案はといえば、そのページは表紙目次を含めると66枚もある。内容もかなり細かく分類されており、当初の18ページのものと比べれば、「3.6倍のちゃんとやれ!」というメッセージではないかと思われるほどだ。

ただし、文科省のホームページで公開されているとはいえ、探しづらい。ホームページ内の検索機能を使ってやっと多辿り着けたという印象だ。

念のため、リンクを貼っておく。

いじめ防止対策協議会(令和6年度)(第1回) 配付資料

特に被害当事者やその関係者の方は、本記事を読んだら、すぐに読んで、これはダメだというところをチェックし、以降予定されているパブリックコメントで指摘をしなければならない。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

「ニコニコ」サイバー攻撃は「自民党潰し」の総仕上げなのか?とんこれ事件関係者が次々失脚の怪、黒幕めぐりネット憶測

「ニコニコ」を突如襲った大規模サイバー攻撃。犯人の狙いは金銭目的と見られているが、一部では「自民党安倍派潰し」の一環ではないかとの憶測も飛んでいる。仮にそうだとして黒幕は一体何者なのか?

ニコニコ潰しは自民党潰し? 一部で憶測

株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコ」のサービス全般が、大規模なサイバー攻撃によって6月8日早朝から利用できない状態になっている問題で、今回の騒動を「自民党潰し」の一環と解釈する見方が一部ネットで注目されている。

今回のサイバー攻撃では、「ニコニコ」のみならず親会社のKADOKAWAグループ全体で障害が発生。重要データに管理者がアクセスできないように細工したうえで“身代金”を要求する「ランサムウェア」も使われたと発表されており、金銭目的のネットワーク犯罪という見方が一般的だ。

それが「自民党潰し」とは穏やかではない。そもそも「ニコニコ」には、一体どのような「政治性」があったのだろうか。ネットメディア編集デスクが説明する。

「あくまでネットの仮説ですが、今回のニコニコ停止によって誰が最も損をするのか?それは自民党にほかならない、という考察が一部で有力視されています。自民党とニコニコの“癒着”を疑う声は相当以前から存在し、ニコニコ動画は政権与党によるネット世論工作の“拠点”になっているとの批判がありました。当時は陰謀論の類とみられていたのですが、安倍さん暗殺をキッカケに“状況証拠”が次々に明るみに出た格好です。中でも『とんこれ事件』は、ニコニコの『政治性』を人々に強く印象づけるものだったのではないでしょうか?」(ネットメディア編集デスク)

「とんこれ事件」で露呈、自民・ニコニコ・統一教会のいびつな政治性とは?

2022年7月8日、安倍晋三元首相が山上徹也容疑者に自作の銃で撃たれ死亡した。2日後にせまる第26回参院選の応援演説のため、奈良市を訪れた最中の悲劇だった。

この暗殺事件について、直後の新聞は「民主主義に対するテロは決して許されない」という論調で各社足並みを揃えた。山上容疑者が主張する「安倍元首相と旧統一教会の関係」が団体名入りで報じられることは国内ではほぼなく、ある種の報道管制が敷かれていた。

そんな異常とも言える空気の中、ニコニコを舞台に決定的な「事件」が発生する。

「ニコニコは参院選当日の2022年7月10日に『【参院選2022】開票特番|三浦瑠麗、東浩紀、石戸諭、夏野剛と見守ろう』を放送しました。その番組内で、社民党の福島瑞穂党首が安倍さんと旧統一教会の関係に言及したところ、批評家の東浩紀さんをはじめ出演者らが一斉に『問題発言』として謎の福島氏批判にまわり、旧統一教会を擁護しはじめたんですよ。これによってニコニコの『自民びいき、カルトびいき』な一面が世間に知れ渡ることになりました」(前同)

同番組内で東氏が発した「これとんでもねぇ話だなぁこれぇ!?」というセリフは、「常識レベルの話に無理矢理イチャモンをつける滑稽さ」や「発言者の余裕のなさをどんな場面においても表現できる汎用性の高さ」から大いに注目され、またたく間にネットミーム化。そこから本事件は「とんこれ事件」と呼ばれるようになった。

【関連】岸、児玉、笹川にCIA。統一教会と自民を繋いだ「黒幕」たちの魂胆

さらに現在は、出演者らによる福島氏への難癖に飽き足らず、それに同調していた多数のユーザーコメントにも、あらためて注目が集まっている状況だという。

「一部報道によると、今回のサイバー攻撃を仕掛けたハッカーはドワンゴ社に対して、ニコニコユーザーの個人情報やコメント履歴を晒すと脅迫しているようです。世間の反応は『エロ動画の閲覧履歴を晒されたら恥ずかしい』など素朴なものが主ですが、一部では、政治関連のコメント履歴のほうがよほど怖いとの指摘があがっています」(前同)

昔から、政治と宗教と野球の話は人前でするな、とよく言われる。ただ、たとえ自分の政治思想がハッカーに暴露されたとしても、言論の自由が保障されている日本では何ら恥じる必要はないはず。エロ動画の嗜好やクレジットカード情報のほうが何倍もつらい気がするが――

「ユーザーおのおのが、本当に個人の考えを投稿していただけなら、それが誹謗中傷などに該当しなかぎり、どんな政治思想を持っていたとしても、何党を支持していたとしても、何ら恥じることはありませんよね。でも、いま巷で心配されているのは、『もし万一、政治関連のコメント履歴で、一部ユーザーや内部による“自民党擁護”の自作自演などが暴露されてしまったら…』ということなんですよ」(前同)

なぜ、ほとんどの人は話が「脱線」するとスピーチに失敗してしまうのか?話し方のプロが解説

スピーチやプレゼンの最中に話題が本筋からずれてしまい、そのまま本題に戻れず失敗の憂き目を見てしまうというエピソード、よく耳にするものです。そのような状況に陥るのを避けるために、話し手として「脱線」は厳に慎むべきものなのでしょうか。今回のメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』ではスピーチのプロである森さんが、多くの人が脱線により失敗してしまう理由を紹介。さらに森さんが「横道にそれることをむしろ推奨する」とする訳を解説しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:話の脱線のススメ <横道に逸れることの効果>

話の脱線のススメ <横道に逸れることの効果>

小中学校の授業中に教科書から脱線して先生がエピソードを話してくれた経験、ありませんか。

先生の経験談や過去の教え子のエピソードは成績には関係がない?だからかもしれませんがひたすら楽しんで聞けました。

でもそれは教科書に書いてあること以上にリアルな人生勉強だったように思います。

教科書の内容は誰でも教えても同じような効果を生まないといけません。

でも、先生の個性が出る脱線話には共感が持てますよね。

脱線エピソードがあったからこそ、数学の方程式が覚えられた、なんて人もいるでしょう。

結果的に横道に逸れたことで、その瞬間の「記憶」を強いものにしたわけです。

そんな学校の先生なら問題ありませんが、ビジネスマンの方からは「話が横道にそれてスピーチに失敗した」とよく聞きます。

ふとした瞬間に本題からずれてそのまま話が流れていってまとまらないまま、ぐずぐずで終わる…当の本人、そんなつもりじゃなかったのに、どうしてなんでしょうね?

言葉はアドリブである

スピーチやプレゼンの観点からすると、書くにせよ話すにせよ、言葉というのは相手や環境の影響を受け、反射的に出てくるものだからです。

つまり、言葉はアドリブ。

今、会議内容を音声で録音し、それを文字に自動的にしてくれるシステムがあります。

会議での録音音声を文字で見ると、

え、なにこれ?

と首を傾げるほどに、かなりめちゃめちゃで、そのまま議事録としては活用できません。

実際に聞いていたときは違和感がなくても、改めて文字で見ると、文法や「てにをは」、語順や言葉選びも、びっくりするくらいです。

これ、会議参加者の言語力レベルの問題ではなく、ほとんど全員が、そうなのです。

すなわち、話し言葉は、相当にテキトーなんです。我ら人間。そんなにカッチリ、キッチリ、ちゃんと話していない。

なのに、相手に伝わってるんですから、人間てやっぱりAIよりもず~っと、奥深く、かしこく、寛容ですよね??!

おっと、AIネタに話が逸れそうになりましたが、戻します。

話し言葉は、みんな相当にテキトー。これが人間のリアルな言語コミュニケーションにおける現実です。

なぜテキトーなのか?

そんなにカッチリ、キッチリ、いちいち文法を正しくなんて、話していないから。習慣で、瞬間的に、即興のアドリブで言葉を繰り出して生きているからです。

だから、うっかり横道にだって、逸れる!

今日はこの筋道1本に沿って話すんだ!

と決めていても目の前の聞き手を見るとつい別の考えがふと浮かんできてつい横道に逸れたくなる。

だから横道に逸れるのはダメでもないし、やってはいけないことでもない。

スピーチコーチとしても横道に逸れることを禁止しません。

むしろ、私は、横道は推奨したい!

なぜなら先ほど書いたように、共感力が強い内容になりやすいから。

しかし!脱線すると、多くの人が失敗する。

それはなぜか。

この記事の著者・森裕喜子さんのメルマガ