田原総一朗氏「卒寿を祝う会」で思い出すテレビ朝日「サンプロ」出演拒否騒動

4月15日に90歳、卒寿を迎えたジャーナリストの田原総一朗氏が集英社新書から『全身ジャーナリスト』を刊行。この著書に寄稿し、「卒寿を祝う出版記念会」ではスピーチもした評論家の佐高信氏は、過去に田原氏とモメた経験があるようです。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、2005年9月、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」から出演取り止めを打診された経緯を紹介。司会者の田原氏の意向を丸呑みするテレビ局側の姿勢を「思い上がりを増長させた」と、厳しく批判しています。

田原総一朗の卒寿の祝いの会で

森喜朗や二階俊博も来ると田原自身から聞かされて驚いた田原総一朗の卒寿を祝う出版記念会が終わった。さすがに2人は途中で出席をやめたらしいが、元首相では小泉純一郎と菅直人が来た。その田原の『全身ジャーナリスト』(集英社新書)に「サンデープロジェクト」への私の出演の件でモメたことが書いてある。

2005年9月4日放送の「サンプロ」に社民党の応援団として出てほしいという要請が社民党からあり、その直前に『サンデー毎日』に田原批判を書いたばかりだったので、「ウーン」と唸った。やはり、顔を合わせたくはなかったからである。しかし、私情を抑えて承諾したが、9月3日の夜に長野から帰って来たら、翌朝に迫った「サンプロ」への私の出演に田原が難色を示しているという。

特にコラムの最後の3行の「夫人が死んだら自分も死ぬと言っていた田原に、夫人の友だちは、いつ後を追うのかと囁いているらしい」は名誉毀損になりかねず、サタカの顔も見たくないと怒っている旨を、テレビ朝日のディレクターから社民党に伝えられた。

ディレクターは、局の方から降りてくれとは言えないので党の方から言ってほしい、と信じられないことを付け加えたとか。局の主体性などまったくない。

田原は、絶交した人が絶交された人に会いに来るのはおかしいとも言ったらしいが、私は田原に会いに行くのではない。それがわからないほどに田原はエラくなっていた。その思い上がりをテレ朝は増長している。

田原に「それはおかしい」と伝えるのではなく、逆に、番組でトラブルが起こったら私を選んだ社民党にも責任があると口走ったというのだから、何をか言わんや。暴君の鼻息をうかがうディレクターの伝言を聞いて、私は激高した。

30年余のつきあいの田原が護憲から改憲に変わったと知って斬り捨てたが、いささか過激だったかなと思っていたら揺らめきも消えて、私は社民党の人間にこう電話した。すでに時計は4日の午前1時をまわっている。「ディレクターに『私を降ろしたら田原とテレビ朝日のいのち取りになるんだよ。それがわかっているのか』と伝えてくれ。もちろん、この経緯は『サンデー毎日』に書くつもりだ」。

『全身ジャーナリスト』によれば、この時、田原の娘が必死に田原を諫めたらしい。そして4日の朝の私の出演となったのだが、番組で田原と私は目を合わせなかった。あるいは、社民党だけ応援団欠席とならずに、結果的に田原とテレ朝を私が救ってしまったのかもしれない。

卒寿祝いの会には創価学会の副会長も来ていた。彼らを前に私は「田原さんはタブーを破ると言いながら学会には甘すぎる」とスピーチした。現在の政治の閉塞状況を破るには公明党を野党にするしかないからである。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

image by: Osugi / shutterstock.com

思春期の子どもの精神疾患「有病率」は10人に1人という研究結果

現在の世界中の子どもたちの精神有病率は、私たちが思うよりもはるかに高いようです。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、その有病率を調べた研究結果を紹介しています。

世界的にみた子どもの精神疾患有病率

◎要約:『若年世代の10人に1人以上が、精神疾患に罹患しており、疾病負担も2割を超えている可能性がある』

近年、子どもや思春期における精神疾患(物質障害を含む)の有病率が上昇していると言われています。

今回は、世界的に見た子どもや思春期(以後、若年世代と表記)における精神疾患の有病率を調べた研究をご紹介します。

Worldwide Prevalence and Disability From Mental Disorders Across Childhood and Adolescence

Evidence From the Global Burden of Disease Study
子どもと思春期における精神疾患による障害の有病率

世界的な疾患による負担を調べた研究 the 2019 Global Burden of Disease studyを元にしています。5~24歳の約25億人が対象となりました。

結果として、以下のような内容が示されました。

・少なくとも1つ以上の精神疾患を持っている人の割合は11.63%で、1.22%は物質障害でした。

・年齢別では、5~9歳で6.80%、10~14歳では12.40%、15~19歳では13.96%、20~24歳では13.63%となっていました。

・この年代の疾病負担の計算(障害のある期間の計算 years lived with disability )のうち20.27%が精神疾患、2.80%が物質障害によるものでした。

世界の若年世代における疾病負担のうち、精神疾患や物質障害により比重が大きくなっている印象を受ける内容でした。

image by: Shutterstock.com

リズムを変えて接客している人はなぜストレスがたまらないのか?

毎日同じパターンで接客していると、知らず知らずの間にストレスがたまっている…そんな経験はありませんか?無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが今回語るのは、リズムを変えた接客のススメです。

リズムを変えた方が良いわけ

人は同じ行動を繰り返すと鈍化すると言います。

同じ行動を同じパターンで繰り返していると、疲労が溜まりやすいのです。

筋トレで同じ部位を何度も繰り返しやり続けると、あっという間に乳酸が溜まって動けなくなるように、思考や行動そのものも同じように疲労してしまうわけですね。

『マネジメントでお馴染みのP.F.ドラッカーはこれを労働における『生理的次元』とも呼んでいます。

実際にはその通りだと思います。

販売という仕事もいろんな業務がありますが、同じ作業を繰り返すこともありますよね。

しかし、検品や納品作業を延々と1日続ければ、どうしたって疲労が溜まり生産性も落ちます。

だからリズムを変えた方が良いわけです。

販売業はこの点においていうと、リズムが変わりやすい仕事かもしれません。

接客という業務が主ではありますが、納品検品、ディスプレイ作業、商品出し、各種発注、事務作業などなどあらゆる業務が存在しています。

まったく同じ作業をやり続けることはあまり多くなくて、業務という点においては比較的リズムの変化がある仕事です。

ですが、変化がないこともあります。

それは同じ場所に同じように出勤して仕事をするということに関してです。

毎日同じ店に出勤して、業務内容は日々変わったとしても基本的にやるべきことはあまり変わらない。

ほぼ国民への宣戦布告。岸田自民が導入図る「インチキ連座制」のふざけた正体 日本を欺く集団に #政権交代 の裁き下るか

裏金・脱税三昧の自民国会議員らに国民は心底うんざりしている。28日の衆院補欠選挙は東京15区・酒井菜摘氏を始め3選挙区すべてで立民候補がゼロ打ち圧勝。「当然の結果だ」「政権交代しかない」の声が多く上がっているが、そんな中で自民党がゴリ押しする政治資金規正法改正に向けた独自案は、さらに有権者の怒りを加速させそうだ。今回の法改正の焦点は、会計責任者が処罰された際に国会議員本人もセットで処罰する「連座制」導入の是非。ところが自民党の「いわゆる連座制」案は、「これからも裏金を作り、税を逃れます」と宣言するに等しい、とんでもない骨抜き案になっているのだ。しかもこのことを正確に伝えない報道機関も。毎日新聞で政治部副部長などを務めたジャーナリストの尾中 香尚里氏が詳しく解説する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:自民党の“および腰”を浮き彫りにした「いわゆる連座制」発言の無責任

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

政治資金規正法改正 自民党案は「連座制」とは似て非なるもの

裏金事件に揺れる自民党が23日、政治資金規正法の改正に向けた独自案をまとめた。

野党各党や公明党までが早々に案を公表したにもかかわらず、事件の「震源地」でありながら独自案の策定をさぼり続けた自民党。

22日の衆院予算委員会で公明党の赤羽一嘉氏に厳しく責め立てられた岸田文雄首相(自民党総裁)が「今週中の取りまとめ」を約束させられたことを受け、翌日付け焼き刃的に渋々出してきた案は「実効性なし」「踏み込み不足」と、見事に酷評されている。

これだけ論調が批判一色でそろっていれば、あえて上書きして何か書く必要もないだろうと思っていたが、この言葉だけは耳に引っかかった。

いわゆる連座制」。

自民党案をまとめた党政治刷新本部作業チームの鈴木馨祐座長が、23日の記者会見で述べた言葉である。

「いわゆる」とは何か。なぜ他党のように「連座制を導入する」と断言しないのか。「いわゆる」というひと言は、自民党がいかに「本来の連座制」導入を嫌がっているのかを、むしろ浮き彫りにしたと言える。

怒れる国民にケンカを売る、自民党謹製「いわゆる連座制」案

「いわゆる連座制」とはこういうことだ。政治資金収支報告書を提出する時、議員は報告書が適正に作成されたことを示す「確認書」なる書類を添付する。虚偽記載などで会計責任者が処罰された場合、議員が十分な確認をせず確認書を出したことが認められれば、議員自身にも刑罰が科され、その身分を失うことになる。

裏金事件では多くの自民党議員が「(会計責任者に任せていたため)知らなかった」と言い逃れをしたが、それを封じることができる、と言いたいわけだ。

岸田首相は24日の参院予算委員会で「会計責任者が適切に収支報告書を出しているかどうか、議員本人がしっかり確認することを怠った場合には、本人の責任が問われる」と強調してみせた。

全く分からない。なぜ確認書が必要なのか。

政治資金収支報告書は、提出された段階で「議員も内容が正しいことを確認している」ことが大前提だ。

報告書の内容を議員が確認していなくても「だから議員に責任はない」ということは、現時点でもあり得ない

だからこそ今回の裏金事件で「知らなかった」を連発する自民党議員に対し、国民の怒りが沸騰したのである。

それなのにわざわざ屋上屋のような確認書を設けるのは、収支報告書の虚偽記載や不記載が明らかになった時、一足飛びに政治家の責任になるのを避けるためだろう。そして、このクッションが結構ぶ厚いのだ。

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太…『Number_i』海外初ライブに記者が感じた“底上げされた空気感”と43年前の記憶

元『King & Prince』の平野紫耀(27)神宮寺勇太(26)岸優太(28)が、滝沢秀明(42)の新会社「TOBE(トゥービー)」に移籍して結成し、今年元旦にデビューしたばかりの新グループ『Number_i(ナンバーアイ)』が、コーチェラ2024で早くも初の海外ライブに出演。一部メディアでは「盛り上がっているのは日本人ファンだけ」など厳しい見方も紹介されていますが、キンプリ脱退組3人の今後やいかに?『Number_i』がまとう、この“底上げされた空気感”は、43年前(!)のあのグループに似ている――と指摘するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。

【関連】あの中森明菜の「全財産」と「銀行通帳」暴露本仕掛け人が回想する「なぜ明菜は全財産を常に持ち歩いていたか」…消えた歌姫 昭和秘話

平野紫耀らキンプリ脱退組3人の世界進出、メディアでは辛口採点も

『週刊女性PRIME』『FRIDAYデジタル』が、初の海外ライブに出演の『Number_i』を、観客の感想を交えて酷評するような記事を掲載していました。

日本時間4月15日、過去に宇多田ヒカルPerfumeも出演した世界最高峰の野外フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』に、YOASOBI新しい学校のリーダーズAwichとともに出演したNumber_iを、ほぼほぼ日本のメディアでは好意的に報道していました。

しかしこれに対し『週刊女性~』は、配信YouTubeを見た人からでしょうか、「盛り上がっているのは日本人だけ」という感想を紹介し“飴と鞭”のような記事を掲載しています。

更に『FRIDAY』では“海外セレブライター”という方の「うちわやタオルを掲げた日本人ファンが散見されましたが、現地参加者のリアクションはほぼなし」というコメントを紹介し、サプライズで登場した韓国の『GOT7』ジャクソン・ワンに助けられたステージだったと報道していました。

海外進出を目標にしていた平野紫耀が『King & Prince』とジャニーズ事務所から飛び出したのは昨年の5月22日、Number_iのデビューは今年の1月1日…2誌は“グローバルなグループになるには多少時間がかかる”と記事を締めくくります。

【関連】嵐・松本潤「13年ぶり舞台出演!」で記者が推測する「なぜ松潤は演劇から遠のいていたのか?」蘇る伝説の名演出家、あの日の言葉

今回の『Number_i』は、『シャネルズ(ラッツ&スター)』に似ている!?

この記事を読みながら私の記憶に鮮やかに蘇ったのは、1981年5月、ウエストハリウッドにある老舗ライブハウス『ウイスキー・ア・ゴーゴー(WHISKY A GOGO)』で行われた『シャネルズ』…のちの『ラッツ&スター』の初ライブの舞台裏の様子でした。

サンセットst.とノース・クラークst.の交差したロケーションにある威風堂々とした赤と黒の建物は今でも変わっていないのでしょうか…私がロサンゼルスにいた頃に、マリブやサンタモニカに遊びに行く度に目にしていたものです。

ヴァン・ヘイレンブロンディエルヴィス・コステロ…何人もの人気アーティストが踏みしめた舞台、“ロックンロールの聖地”に“日本の新しいドゥーワップ(Doo-wop)グループ”シャネルズが出演したことは、現地の音楽ファンたちを大騒ぎさせたと報道されました。

43年前!のこの騒ぎと、今回のNumber_iの“底上げされた空気感”が私の中でシンクロしてしまうのです。

シャネルズはこのステージでDoo-wopの本家本元『コースターズ』や『ドリフターズ』のメンバーと『チャーリー ブラウン』という曲をコラボして歓声も上がったステージにはなったのですが、残念ながらオーディエンスにはシャネルズの追っかけと、レコード会社から招待されたと思われる日本人の音楽関係者が目立っていたのです。

“ロサンゼルスの名門老舗ライブハウスで初の海外ライブ!”は、レコード会社の計らいで開催された、壮大なプロモーションだったというわけなのです。

“新しいJapanese Doo-wop グループ誕生!”に興味と好奇心を持った律儀な現地の音楽ライターも少なからず来ていましたが、オープニングの『I CAN’T TURN YOU LOOSE』からの『LET’S TWIST AGAIN』が終わらないうちに、影も形も無くなっていました。

“黒塗りメイク”と派手なスーツ、何処かで見たステップを踏む日本人に称賛の声は集まったのですが…日本での人気アーティストの海外ライブは所詮この程度なんだと私も改めて思い知らされたことを憶えています。

初音ミクAdoONE OK ROCKBABYMETALには当てはまらないかもしれませんけれど、やはりどこか無理がある…何かの、誰かの真似では辛いものがあるのは否めません。

【関連】嵐・二宮和也にどんな「心境の変化」を与える?芸能記者がニノの兄貴分、西島秀俊「2度目の退所・独立」に注目するワケ

『Number_i』がブルーノ・マーズやアッシャーのマネと捉えられなくなるように、BTSの後追いをしている日本人グループと思われないように…。

3人が描いた夢が叶えられる日がいつかは来ることを切望して止みません。

【関連】水上恒司を若手トップ俳優に引き上げた「超目利き社長」が記者に語ったこと。退所・独立相次ぐ芸能界で光る「スター発掘の嗅覚」

【関連】来たぞ1ドル160円…からの155円。円安&相場乱高下の「真犯人」は?「日本通貨危機っぽい雰囲気」はあくまでも雰囲気だけ(馬渕治好氏)

【関連】毎熊克哉さん大チャンスですよ!『光る君へ』直秀ロスに隠された“世にも奇妙な偶然の一致”36歳大躍進説を芸能記者が解説

【関連】武豊が窃盗被害!で再注目、四条河原町「不倫キス」裏事情。スペシャルでディープな女性関係…佐野量子夫人の神対応に「逆に申し訳ない」記者が狼狽したワケ

プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Number_i – TOP – TOBE(Number_iオフィシャルサイト)

来たぞ1ドル160円…からの155円。円安&相場乱高下の「真犯人」は?「日本通貨危機っぽい雰囲気」はあくまでも雰囲気だけ(馬渕治好氏)

29日午前の外国為替市場では円安がさらに進み、円相場は一時1ドル160円台まで急落。ただ午後に入ると一転、155円台前半まで一気に戻す場面も。現時点でこれが為替介入かどうかは判明していないが、なぜ足元でこれほど急速な円安が進行したのか。金利差や国際収支だけが主要因とは考えにくい、とするのは米国CFA協会認定証券アナリストの馬渕治好氏だ。馬渕氏は、口先ばかりで為替介入に踏み切らない本邦金融当局の曖昧な態度が、投機的な円売りの呼び水になったと分析。その一方で「日本でアジア通貨危機と同様のことが起こるとは全く予想していない」とした上で、仮に今後さらに円安が進み、株安・債券安・通貨安のいわゆる「トリプル安」商状となった場合も、その「日本通貨危機っぽい」雰囲気は「あくまでも雰囲気」にすぎないだろうと見ている。(メルマガ『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』2024年4月28日号より)
※本記事のタイトル・図版等はMAG2NEWS編集部によるものです

足元の急速な円安は、今後何を引き起こしそうか

「盛りの花~世界経済・市場の注目点」より
まず、円安がなぜ進んでいるか、という点については、長い流れでは説明可能だと考えます。

たとえば、国際収支面では、このところ日本からの輸出が(特に数量ベースで)伸び悩んでいる、という点が挙げられます。あるいは経常収支は黒字だが、経常収支の受取分(黒字要因)となっている、日本の投資家などが海外への証券投資等で得られる配当、利子は、収支の計算上日本の企業や個人が受け取っている形だが、そうした外貨での受け取り分は円に換えられずに、海外で再投資している分が多い、などが指摘されています。

あるいは、今話題になっているように、日米の金利差が(米国の方が高い形で)依然として大きいので、それが円安を引き起こしている、という指摘も妥当でしょう。

しかし、そうした諸要因が、足元の極めて急速な円安を引き起こしている主要因だ、とは解釈しづらいです。というのは、別に先々週や先週などに、国際収支や金利差に顕著な変化が生じたわけではないからです。

現時点で急速に進行している円安は、投機的な円売りによるものだと判断できます。円が諸要因からじわじわと円安になるなか、これまで財務省(具体的な人物としては、財務相や財務官)が、円安をけん制する発言を多々繰り返してきました。投機筋としては、では、どの程度円安になったら介入が生じるのか(円の水準)、あるいはその程度の速度で円安となれば介入が出るのか、出るまで試してやろう(介入が出たらそこで円売りを手仕舞おう)、といった「介入試し」を進めてきました。

しかし財務省は、1ドル155円を超えても156円を超えても、先週末のような急激な円安になっても、日銀総裁が円安でも特に物価に大きな変化がないと突き放しても、まったく実弾介入に踏み切っていません。

以前に「口先介入」をしていなければ、どうということもなかったのかもしれませんが、あれほど「断固たる措置をとる」と繰り返し繰り返し言っておきながら何もしない、という体たらくでは、投機筋に「日本の財務省は口先だけだ、どこまでも円安に持って行ける」となめられてしまっているのでしょう。

さすがに今週は介入が行われるのかもしれませんが、既に大幅な円安になっていることから、力ずくで円高方向に戻しても、限界があるかもしれません。「介入しても、こんなもんか」と投機筋が見くびれば、介入後にまた大幅な円安になる恐れがあります。

この記事の著者・馬渕治好さんのメルマガ

日本国民に対する裏切り行為。アメリカの意向に沿い国の形を変えてきたポチぶりを米国議会でアピールした岸田演説の“狂気の沙汰”

4月11日、日本の首相としては9年前の安倍晋三氏以来2人目となる「米議会上下両院合同会議」での演説を行った岸田文雄氏。国内大手メディアでも大きく取り上げられましたが、その内容を改めて精査すると数々の問題点が浮かび上がってくるのが事実のようです。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野さんが、首相官邸のHP等に掲載されている岸田氏の演説の全文を引きつつ、何が問題であるかを詳細に解説。その上で、「非常に屈辱的で強烈な違和感が残る最低の演説」と結論付けています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:岸田首相の米議会での演説について

プロフィール辻野晃一郎つじの・こういちろう
福岡県生まれ新潟県育ち。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了しソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社しアレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長。また、2022年6月よりSMBC日興証券社外取締役。

歴史に残る売国演説。Google日本元社長が岸田首相「米議会演説」に猛ツッコミ

先日、岸田首相が訪米して現地時間の4月11日に米連邦議会上下両院合同会議で「未来に向けて -我々のグローバル・パートナーシップ-」と題したスピーチを行いました。

今回の岸田首相の訪米について、日本の大手メディア各社は、「国賓待遇」ということを強調して、「両国の絆がかつてなく深まった」などと概ね好意的な報道に終始しました。上記の演説についても、「英語が流暢だった」とか「15回もスタンディングオベーションがあった」などと概ね高評価のようでした。

岸田首相自身も、バイデン大統領に大統領専用車「ビースト」に乗せてもらって、その時のツーショット写真を公開するなど、裕子夫人共々大はしゃぎで、終始ご満悦の様子でした。

もちろん、我が国にとって、日米同盟は外交や安全保障の基軸であり、経済面からも両国の関係を良好かつ緊密に保つことは極めて重要です。しかしながら、大きく変わりゆく世界情勢の中で、現在の米国には、覇権国家としてのかつての一極集中的な勢いはもはやありません。

中国が台頭し、ロシアが戦争を始め、中東情勢が再び不安定になり、グローバル・サウスと呼ばれる国々の米国離れも進む中、今の岸田政権の度を越したとも言える対米追従一辺倒のスタンスは、逆に我が国の国際的な立ち位置を危うくするものではないかと危惧しています。

今回は、岸田首相訪米のハイライトであった上記の米議会での演説について、私なりに突っ込んでみたいと思います。

なお、同演説は、首相官邸ホームページに日本語訳が掲載されていますので、その全文を以下に引用しました。なお、外務省ホームページにも同様の内容がPDFで掲載されており、こちらには英文の原稿も同じくPDFで掲載されています。

首相官邸ホームページ演説原稿(日本語訳)
外務省ホームページ演説原稿(英語)
同上(日本語訳)

誰が原稿を書いたのかはわかりませんが、外務省が書いて、それを岸田氏側近の木原誠二氏あたりが添削したか、または逆に木原氏が原文を書いてそれを外務省が添削したか、そんなところでしょう。

報道によると、1980年代にレーガン米大統領のスピーチ原稿を書いた経験があるベテランの米国人スピーチライターを起用し、岸田氏はそのライターが録音した発音を何度も聞き返しながら練習したともあります。万が一、その人物に原稿の内容にまで介入させていたとすれば、とんでもない話です。

(岸田首相演説始まり)

議長、副大統領、連邦議会議員の皆様、御来賓の方々、皆様、ありがとうございます。日本の国会では、これほど素敵な拍手を受けることはまずありません。そして、ギャラリーにいる妻の裕子を御紹介します。私が裕子と結婚したという一事をもって、私の決断全てが正しいものであると、皆様に信用いただけるのではないでしょうか。

辻野突っ込み:いきなりですが、失礼ながら、裕子夫人についても私はかなり疑問符を付けています。岸田家は翔太郎氏の問題や、首相公邸でのファミリー忘年会などのスキャンダルもありました。夫人が本当にしっかりした人なのであれば、旦那も息子ももう少しまともなのではないのかと思ってしまいます。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

第3次世界大戦の勃発、異常気象と大規模な自然災害の発生、著名な指導者の相次ぐ死。ノストラダムスが予言した“2024年の大異変”

「1999年7月の人類の滅亡」を予言したとされるフランスの占星術師・ノストラダムス。彼の遺した「予言集」にはさまざまな解釈が存在しますが、そこでは2024年に起こる出来事にも触れられていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田さんが、そんな中から「3つの極めて凄まじい出来事」を紹介。現代の国際情勢を見越していたとしか思えぬとある予言に関しては、「驚かざるを得ない」との率直な感情を記しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ノストラダムスの大予言:驚愕の2024年!異常気象と大規模な自然災害、著名な指導者が相次いで死亡…

ノストラダムスの大予言:驚愕の2024年!異常気象と大規模な自然災害、著名な指導者が相次いで死亡…

ぶっちゃけ、「ノストラダムスの大予言」と言えば、かつて日本でも大ベストセラーになりましたが、このところはあまり引用されることも少なくなっていました。

しかし、どっこい、このフランス生まれの占星術師の予言は今でも異彩を放っているのです。

1555年に出版された「大予言」は942の詩篇で構成されています。

その中にはナポレオンやヒトラーの台頭や第一次、第二次世界大戦の勃発、はたまた広島、長崎への原爆の投下など、後に実現する予言が数多く含まれていました。

とはいえ、彼の書き残した詩をどう読み解き、どのように解釈するかは、大いに議論の分かれるところです。

アメリカの宇宙飛行士が月面着陸に成功するとか、イギリスのダイアナ妃が事故死を遂げるとか、後付けでの解釈で、そうした予言が的中したと主張する伝記作家も数多くいました。

ところで、ノストラダムスは年代ごとに未来を紐解く詩編を残してくれています。

では彼の予言する2024年はどんな年になるというのでしょうか?

実は、極めて凄まじい出来事が連続して起きるというのです。

第一の予言は「第三次世界大戦の勃発」でしょう。

第二次世界大戦が終わって79年が経つわけですが、ノストラダムスによれば、「2024年が第三次世界大戦の始まりの年になる」と言うのです。

しかも、その主役は中国との見立てを書き残しているわけで、驚かざるを得ません。

ウクライナ戦争やパレスチナでの対立に加えて、台湾有事がまことしやかに話題となっていますが、きな臭い限りの予言です。

第二の予言は「異常気象と大規模な自然災害」に他なりません。

元旦に能登半島を襲った大地震ですが、その後も日本各地から台湾、中国、インドネシアなど、世界各地で火山噴火や大洪水が発生しています。

ノストラダムスによれば、「2024年を皮切りに極端な気象変動や気温の上昇が地球を覆う」とのこと。

単に地球が生きていることの証なのか、人類による資源開発という名の自然破壊の影響なのか、異常な事態が巻き起こっていることは否定の仕様がありません。

ノストラダムスの予知能力には頭が下がります。

そして三つ目の大予言は「イギリスのチャールズ国王をはじめとする世界の著名な指導者が相次いで死亡する」というのです。

確かにチャールズ国王の健康不安説や高齢化が懸念されるローマ法王のフランシスコ教皇など、世界のリーダーがいつあの世に旅立っても不思議ではないでしょう。

バイデン大統領やプーチン大統領、習近平国家主席、モディ首相など、70代から80代の国家指導者の行方も気になるところです。

ぶっちゃけ、改めて大予言を読み返してみると、人知を超えた何かを感じさせられます。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

中国、ロシア、北、イラン。戦時協力を高める“戦争の枢軸”が狙う「国際秩序の破壊」と新しい統治の形成

ウクライナ戦争や中東地域の混乱など、緊張と混迷が深まる国際社会。そんな中にあって、欧米主導の世界秩序を破壊し新たな統治の形を生み出そうとする「試み」が確実に存在するようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、ロシア・中国・イラン・北朝鮮をメインとする「戦争の枢軸」の動きを詳細に解説。我が国を含む自由主義陣営に、果たして打つ手はあるのでしょうか。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:戦争の枢軸は世界を恐怖に陥れることになるのか?‐中東、ユーラシア、アジア情勢の混迷

「戦争の枢軸」が敢えて作り出す混乱と恐怖。中ロが世界にもたらす負の連鎖

皆さん【XXの枢軸(Axis of XX)】と聞かれて何を想像されるでしょうか?

1930年後半に構築された日独伊の枢軸同盟でしょうか?

それとも9-11の同時多発テロ事件を受けて、当時のアメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ氏が用いたAxis of Evil(イラン、北朝鮮、イラク)でしょうか?

または、イスラエルとハマスの戦いを機に、再度、注目されたイラン主導の抵抗の枢軸(Axis of Resistance)でしょうか?

そのどれであったとしても共通するのは、【非民主主義体制であり、米英と対抗する国々・組織】を枢軸と欧米諸国とその仲間たちが呼んでいることです。

ここで気をつけないといけないのは、【誰の目から見て邪悪で抵抗する存在なのか】という見解・アングルの見極めです。

欧米諸国とその仲間たちから枢軸と呼ばれている国々や組織の側から見ると、枢軸という名称を使うかどうかは別として、欧米諸国とその仲間たちこそが邪悪であるという見方をします。

今回、このコーナーでお話ししたいのは“どちらが正しいか・悪いか”ではなく、現在、いくつもの大きな戦争が世界で起きている最中、欧米主導の国際秩序に対して楔を打ち込もうとしている新しい枢軸と言われている【戦争の枢軸(Axis of Wars)】が引き起こしかねない混乱についてです。

この戦争の枢軸の構成国は、【ロシア、中国、イラン、北朝鮮の4か国】がメインと言われていますが、現在、中東危機に世界の目が向けられている事態に乗じて、ロシアと中国が核となり、他地域でも強気な行動に走り、それが欧米主導のこれまでの国際秩序の在り方を激しく揺さぶり、混乱と恐怖を通じて、新しい統治の形を作ろうとしているのではないかという懸念が生まれています。

これは私もご招待いただいたイスラエルのシグナル・グループが先週に開催したオンライン会議で多くの参加者から寄せられた懸念を整理したものですが、実際の状況を分析してみると、確かにこれら戦争の枢軸の国々の間での戦時協力が高まっている姿が浮かび上がってきます。

例えば、ウクライナに侵攻し、その後もウクライナの東南部を一方的に編入し、クリミアを死守しつつ、ウクライナ全土への影響力拡大を狙うロシアに対して、イランは大量のドローン兵器を提供していることが分かっていますし、北朝鮮も、金正恩氏のロシア訪問後、100万発を超える砲弾と“弾道ミサイル”をロシアに提供して、ロシアによるウクライナ侵攻に加担しています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

あの中森明菜の「全財産」と「銀行通帳」暴露本仕掛け人が回想する「なぜ明菜は全財産を常に持ち歩いていたか」…消えた歌姫 昭和秘話

『週刊文春』5/2・9号に踊った「中森明菜(58)『歌いたい。でも、もう声が出ないの』《金屏風会見から34年、歌姫の現在地》」の見出し。昭和の歌姫の近況を伝えるこの記事に、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんの胸がざわつきました。実は芋澤さんは、1994年に発刊された暴露本『中森明菜 哀しい性』の仕掛け人だったのです。「文春が言うところの“得体の知れない人間”のひとり…明菜を人間不信に陥れたのが私」という芋澤さんが、当時の知られざる裏事情を回想します。

実は私、“暴露本”の仕掛け人でした

『週刊文春』が“昭和の歌姫”“消えた歌姫”中森明菜の現在地を報じていました。

アーティスト生活42年目を迎える明菜…彼女の1曲1曲に、その当時の自分を思い出します。

私の芸能記者としてのキャリアは、まさに明菜の衝撃的な半生とリンクしているのです。

私が記事中で目を止めたのは、彼女がお母さんと慕った人物が暴露本を出版…の件でした。

明菜が大手芸能事務所を、決して円満ではない状態で退所したばかりの、“得体の知れない人間しか近寄らなく”なった頃の話です。

実は私、この“暴露本”の仕掛け人でした。

『週刊文春』が言うところの、“得体の知れない人間”のひとり…近藤真彦や故・メリー喜多川代表取締役会長と同列に、明菜を人間不信に陥れたのが私というわけです。

「明菜の私生活を本にしたい」その時、何が起きていたのか

この“暴露本”で私の頭にすぐ思い浮かんでくる景色は、台東区千駄木の坂下にある古ぼけたコーヒーショップです。

私はこのコーヒーショップで、明菜が“お母さん”と慕っていた実業家と、私が可愛がっていた後輩記者の2人から、「中森明菜の私生活を本にしたい…」と相談を受けたのです。

詳しくは述べませんけれど、この実業家も、当時傍にいたスタッフ同様、仕事や私生活で明菜に散々振り回されていたひとりで、度重なる仕事のドタキャンで訴訟の準備もしていたぐらいです。

裏切られた…」「失望した…」そんな言葉が度々聞かれる話をよくしていたのを憶えています。

絡んだ糸のなれの果てが暴露本出版となってしまったわけです。

【関連】新宿タワマン刺殺「どっちもどっち説」のド正論。20代女性に同情できぬ理由、50代おぢが差別される訳…警視庁に忖度も?

中森明菜は「全財産」を常に必ず持ち歩いていた

この実業家との話の中で、私が今でも印象に強く残っているのが、明菜はいつも複数の通帳と印鑑を肌身離さず持ち歩いている…というものでした。

例えば、普通にただ食事に行こうという時でも、明菜は全財産を常に必ず持ち歩いている…というのです。

私が「自宅に置いておいたらマッチ(近藤真彦)に使われてしまうから…とか?」と、冗談半分で言うと「たぶん…ね」と大笑いしていました。

近藤との交際のトラウマが、こんなところにも顔を覗かせていたというわけです。

続けて「何冊くらいの通帳を持っていたのですか?」と聞くと、しばらく考えてから「7~8冊はあったかな…」と答え「1冊の残高は数千万円単位だったと思う」と、聞いてもいないことまで教えてくれたのです。

明菜が少しでも動く度に億単位のお金が動いていた当時、細かい契約内容までは知り得ませんが、数々のヒット曲の歌唱印税が積もり積もっていたというわけです。

時代もちょうど“バブル”が儚く泡と消える前の頃ですから、明菜の芸能活動を振り返ってみれば当然と言えば当然の報酬でしょうけれど…凄いですよね。

【関連】「そこはダメよ…」小池都知事が弱い部分を責められ「ギャー」

歌姫の、これからの人生に祝福を

私は結局、この記事からは“現在地”はよくわからないままという感想を持ちましたが、このところYouTubeで続けて配信された明菜のレコーディングスタジオ風景には“危なっかしいけど元気は元気そうだな…”という印象を持ちました。

囁くように歌う歌声にはかつての“歌姫”が蘇りましたが、声を張るメロディラインの歌唱には“かすれ”も聞き取れ“やっぱり寄る年波には勝てないか…”と現実を感じました。

『週刊文春』の記事には“ジャズは声を張り上げなくてもよい”というレコード会社関係者のコメントも載っていましたが、私はこれは違うような気がします。

まるで“声が出なくなったからジャズ風アレンジに逃げた”ようで…これには『SEIKO JAZZ』なる3作のアルバムを出している松田聖子も同意見ではないでしょうか…。

中森明菜も松田聖子も、デビューしたての頃から、昨今のアーティストとは絶対に比べものにならないほど歌が上手いのは誰もが認めるところでしょう。

時代がそうさせていたのかもしれませんが、楽曲にしても、名曲ばかりだと私は思います。

そんなお金とは違った財産を持ち得たのは、やはり中森明菜というアーティストが存在しているからで、誰も真似のできない“性”…運命です。

代償は十分に払ったはず…もう後は、自分の思うままに生きていっても誰も非難しないし、誰も非難できない…個人的にはそんな気がしています。

【関連】水原一平元通訳「TVドラマ化」に大コケの予感。「大谷役は東出昌大で」「猟銃持たされそう…」26億円借金完済が難しい訳

【関連】大谷を騙した水原一平容疑者の「12年計画」に記者が震えた訳。手際が良すぎる“大麻所持”歴抹消…すべては詐欺の為に?

【関連】松本人志と決別?スピードワゴン小沢一敬に「活動復帰説」急浮上のワケ。芸能記者が読み解く「ひきこもり近況写真」慈悲のメッセージ

【関連】JALも圧力隔壁説を信じず?日本航空123便墜落事故の謎と闇 いまだ根強い撃墜説、「なんか爆発したぞ」から39年

プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Tsuyoshi Inagaki, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons